説明

ミストサウナ装置

【課題】浴室などのサウナ室を絶えず清潔で乾燥状態に保つことができるとともに、カビの発生を防止できるミストサウナ装置を提供することを目的としている。
【解決手段】制御装置12は、サウナ運転もしくは暖房運転後に、温水弁7を所定時間駆動してミストノズル6から温水を噴射し、次いで冷水弁8を所定時間駆動してミストノズル6から冷水を噴射し、続いて循環ファン3および換気ファン11を駆動してサウナ室内を洗浄、乾燥することにより浴室などのサウナ室を絶えず清潔で乾燥状態に保つことができるとともに、カビの発生を防止できるミストサウナ装置を提供できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室内を自動的に清潔にすることができるとともに、浴室内でのカビの発生を防止するようにしたミストサウナ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、浴室の天井に取り付けて、浴室内の暖房や換気を行うとともに、浴室内に吊した洗濯後の衣類を乾燥できる浴室暖房乾燥装置が普及してきている。さらにはこれらの機能に付加してミスト発生装置を設け、浴室内をサウナ室として利用できる、いわゆるミストサウナ装置も現れている。
【0003】
これら、浴室暖房乾燥装置やミストサウナ装置を自動的に運転する方法についても、例えば特許文献1に示すようなものが提案されている。
【0004】
特許文献1に示すものは、入浴前の暖房から入浴後の浴室乾燥までを自動運転により行うもので、浴室の照明スイッチの点灯により入浴前の予備暖房を行い、人感センサにより浴室での人の存在を検知して本格暖房に切り替え、浴室の照明消灯により浴室の乾燥を実施することが紹介されており、これにより、スイッチやボタン操作が不要か極力少なくできて、煩わしさを解消できるとしている。
【特許文献1】特開2006−29752号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のように自動運転することについては、次のような課題があった。
【0006】
すなわち、入浴によって浴室内で飛散した洗剤や垢が浴室の壁面に付着し、この状態で浴室内を乾燥すると付着した洗剤や垢が壁面に固着し、不衛生である上に美観もわるく、掃除もしにくい状況になることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のミストサウナ装置は上記目的を達成するために、ミスト噴射手段もしくはミスト噴射手段とは別途に設けたシャワー噴射手段およびこれらを制御する制御装置を用いて、暖房運転もしくはサウナ運転の終了後に、まず温水を噴射してサウナ室の壁面と床面を洗浄し、続いて冷水を噴射して壁面と床面を冷却し、引き続いて循環ファンと換気ファンを駆動し浴室内を乾燥する自動運転により浴室内を清潔にするようにしたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば簡単な構成でサウナ室内を清潔で乾燥した状態に保つことができるとともに、カビの発生を防止できるミストサウナ装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の請求項1記載の発明のミストサウナ装置は、浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、室内の空気を排気する換気ファンと、温水および冷水を噴射するミスト噴射手段および前記の循環ファン、加熱手段、換気ファン、噴射手段を組み合わせて駆動し、暖房運転または/および乾燥運転または/および涼風運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行う制御手段とを備えたサウナ装置において、制御手段は、サウナ運転終了後もしくは暖房運転終了後にミスト噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射し、次いで冷水を所定時間噴射する動作を行うことを特徴とする。
【0010】
このことにより、浴室の壁面や床面が洗浄され浴室内が清潔に保たれるとともに、温度が低位に保たれるのでカビの発生を防止できる。
【0011】
本発明の請求項2記載の発明のミストサウナ装置は、浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、室内の空気を排気する換気ファンと、温水を噴射するミスト噴射手段および前記の循環ファン、加熱手段、換気ファン、噴射手段を組み合わせて駆動し、暖房運転または/および乾燥運転または/および涼風運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行う制御手段とを備えたサウナ装置において、ミスト噴射手段とは別にシャワー状の水滴を噴射するシャワー噴射手段を設け、制御手段は、サウナ運転終了後もしくは暖房運転終了後に前記シャワー噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射し、次いで冷水を所定時間噴射する動作を行うことを特徴とする。
【0012】
このことにより、より高い洗浄効果が得られるので、所室内が清潔に保たれると共にカビの発生を防止できる。
【0013】
本発明の請求項3記載の発明のミストサウナ装置は、請求項1もしくは請求項2記載のミストサウナ装置において、制御手段は、ミスト噴射手段もしくはシャワー噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射した後もしくは冷水を噴射した後に、換気ファンを運転するようにしたことを特徴とする。
【0014】
このことにより、浴室の壁面や床面の乾燥が促進される。
【0015】
本発明の請求項4記載の発明のミストサウナ装置は、請求項1もしくは請求項2記載のミストサウナ装置において、制御手段は、ミスト噴射手段もしくはシャワー噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射した後もしくは冷水を噴射した後に、循環ファンを所定時間運転するようにしたことを特徴とする。
【0016】
このことにより、浴室内の空気が攪拌され乾燥が促進する。
【0017】
本発明の請求項5記載の発明のミストサウナ装置は、請求項1もしくは請求項2記載のミストサウナ装置において、制御手段は、使用者が操作できる操作スイッチを備え、操作スイッチが操作されたときにミスト噴射の動作もしくはシャワー噴射の動作を行うようにしたことを特徴とする。
【0018】
このことにより、使用者が必要なときに浴室内を洗浄できる。
【0019】
本発明の請求項6記載の発明のミストサウナ装置は、請求項2記載のミストサウナ装置において、シャワー噴射手段は、水滴を下方向に向けて断面ドーナツ状に放射することを特徴とすることを特徴とする。
【0020】
このことにより、少量の水で浴室内を洗浄できる。
【0021】
本発明の請求項7記載の発明のミストサウナ装置は、請求項1記載のミストサウナ装置において、ミスト噴射手段の噴射は、断続的に行われるようにしたことを特徴とする。
【0022】
このことにより、より効果的な洗浄効果が得られる。
【0023】
本発明の請求項8記載の発明のミストサウナ装置は、請求項2記載のミストサウナ装置において、シャワー噴射手段の噴射は、断続的に行われるようにしたことを特徴とする。
【0024】
このことにより、より効果的な洗浄効果が得られる。
【0025】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0026】
(実施の形態1)
図1は本実施の形態のミストサウナ装置の全体構成を示す図である。
【0027】
図は、ミストサウナ装置を浴室などのサウナ空間の天井に取り付けた状態の側面から見た一部断面の図で、図の下方が浴室などのサウナ空間である。
【0028】
天井1に取り付けられたケーシング2の内部を仕切板2aで2分した一方の空間に循環ファン3を設け、この循環ファン3の駆動により下方のサウナ空間内の空気を矢示Aのように循環するための循環風路4内にヒータなどの加熱手段5とミストノズル6が設けられている。
【0029】
ミストノズル6は、温水弁7と冷水弁8を介して、それぞれ温水管9と冷水管10とに接続されている。温水管9は外部の給湯器(図示せず)などに接続され、冷水管10は水道の配管(図示せず)に連結されている。
【0030】
仕切板2aにより2分されたケーシング2内の他方の空間内には、換気ファン11が設けられており、この換気ファン11の駆動により、矢示Bのような排気流が発生し、サウナ室内の空気は排気ダクト(図示せず)を通じて屋外に排出される。
【0031】
制御装置12は、ケーシング2内もしくは外部の冷所に取り付けられている。
【0032】
吸込温度センサ13は、加熱手段5の駆動を制御するための目的で循環風路4の入り口付近に置かれ、制御装置12に接続されている。
【0033】
図2は、電気系の構成を示すブロック図である。
【0034】
制御装置12は、マイコン(マイクロコンピュータ)などのCPU14を中心に構成されている。
【0035】
CPU14の入力としては、吸込温度センサ13と設定操作部15が接続されている。
【0036】
この設定操作部15は、一般的なこの種のサウナ装置では、後述する運転モードを選択するためのスイッチや、タイマー運転のためのタイマー時限の設定スイッチ、運転のスタートやストップのスイッチなどある。
【0037】
さらにCPU14の入力として洗浄スイッチ16が接続されており、この説明は後述する。
【0038】
CPU14の出力として継電器17、18、19、20、21が接続されて、これらにより制御装置12が構成されている。
【0039】
継電器17〜21にはそれぞれ、図1で説明した循環ファン3、加熱手段5、換気ファン11、温水弁7および冷水弁8が接続されている。
【0040】
次に、図1と図2を参照しながら、図3を用いて、この種のサウナ装置の一般的な運転モードについて説明する。
【0041】
図3は、運転モードと電気な構成要素の動作を示す図で、○印がその構成要素が駆動(作動)することを示している。
【0042】
暖房運転は、冬期に浴室を温暖な温度にするための運転であり、循環ファン3と加熱手段5を駆動させて、浴室内の空気を加熱しながら循環させて浴室内の温度を適温にする。
【0043】
乾燥運転は、前記暖房運転に加えて換気ファン11を駆動して、浴室内に吊した衣類を加熱するとともに、衣類から蒸発した湿気を屋外に排出して衣類を乾燥する。
【0044】
涼風運転は、主として夏期に用い、循環ファン3と換気ファン11を駆動して、浴室内に風の流れを生成して入浴者に涼風感を与える。
【0045】
換気運転は、四季を通して用い、換気ファン11のみを駆動して浴室内の空気を排出する。新しい空気は浴室のドアに設けたガラリから供給される。
【0046】
サウナ運転は、浴室内を発汗に適した湿度、温度に制御されたサウナ空間にするための運転であり、温水弁7を駆動することによりミストノズル6から温水のミストが噴射され、浴室内の空気を加湿し、さらに循環ファン3と加熱手段5を駆動させて、浴室内の空気を加熱しながら循環させることで浴室内の湿度、温度を適切な状態に維持する。
【0047】
次に本実施の形態の動作を図1〜3を参照しながら図4を用いて説明する。
【0048】
図4は、本実施の形態の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0049】
制御装置12は、S(ステップ)1において、洗浄スイッチ16が押されているかをチェックし、続いてS2で暖房運転が終了したかどうかをチェックする。この暖房運転の終了の判定は、タイマー運転の場合はタイマー時限の終了もしくは、使用者が暖房停止のスイッチを操作した場合である。これは入浴が終了したことに相当する。
【0050】
次にこのS2と同様の判定基準によりS3において、サウナ運転が終了したかをチェックする。
【0051】
以上のS1からS3のいずれかがYESであれば、つぎにS4において、温水弁7を断続的に駆動する。これによりミストノズル6から温水のミストが噴射され、このミストが浴室の壁面に衝突して壁面に付着した洗剤や垢を洗い落とす。温水弁7を断続的に駆動する(例えば2秒ごとの断続)ために、ミストの衝突に強弱が生じ洗浄効果が高められる。
【0052】
以上の温水ミストの噴射は所定時間(例えば3分間)継続され(S5)、次のS6において、温水弁7を閉じて冷水弁8を駆動する。その結果、ミストノズル6からは冷水のミストが噴射され、このミストが壁面に衝突して壁面を冷却する。なお、この冷水ミストの噴射中にも壁面の洗浄は進行する。この冷水ミストの噴射は所定時間(例えば3分間)継続され(S7)、つぎのS8において、冷水弁8を閉じて、循環ファン3を駆動し、続いてS9で換気ファン11を駆動する。
【0053】
これにより浴室内には空気の流れが生じ、壁面の水分を蒸発させて加湿された浴室内の空気は屋外に排出され、浴室内の乾燥が進行する。
【0054】
この動作は所定時間(例えば20分間)継続し(S10)、次のS11で循環ファン3を停止し、次のS12で換気ファン11の運転を継続するがどうかをチェックする。
【0055】
この換気ファン11の動作を継続するかどうかは、使用者が24時間換気のスイッチを入れているかどうかで判断し、24時間換気に設定されていれば、そのまま運転を継続し、NOであれば、換気ファン11は停止して一連の動作は終了する。
【0056】
以上の制御装置12の動作は、CPU14内のRAM、ROM、カウンターなどが共働するCPUのプログラムの形態で実施される。
【0057】
以上説明したように、本実施の形態のミストサウナ装置は、暖房運転もしくはサウナ運転の終了後に、ミスト噴射手段(ミストノズル6)により温水ミストを噴射し、続いて冷水ミストを噴射することにより、入浴やサウナの使用で汚染された浴室の壁面を洗浄し浴室内を清潔に保つものである。また、冷水の噴射で壁面は急速に冷却されるので、タイルの目地などでのカビの発生も防止できる。
【0058】
また、引き続き換気ファンを運転するようにしたので、浴室内を乾燥させることができるとともにカビの発生防止にも効果がある。
【0059】
また、換気ファンに加えて循環ファンも所定時間駆動するようにしたので、浴室内の空気が攪拌され乾燥が効率的に行われる。
【0060】
また、使用者が操作できる操作スイッチ(洗浄スイッチ16)を設けて、使用者が随時に浴室内を洗浄できるようにしたので、暖房やサウナ運転をしない通常の入浴(例えば春秋の)で汚染された浴室内が洗浄できる。
【0061】
また、ミストの噴射を断続的に行うようにしたので壁面の洗浄効果が向上し、時間短縮と、節水がはかれる。
【0062】
なお、図1の全体構成の説明において、循環ファンと換気ファンとを有する構成で説明したが、循環ファンだけを用いて、排気用ダンパーにより排気風路を構成するようにしたミストサウナ装置であってもよく、この場合は、図4での換気ファンの駆動の説明が排気用のダンパー駆動となる。
【0063】
また、図4の動作の説明において、循環ファンと換気ファンの駆動(S8、S9)を冷水弁の停止後に行っているが、これは、冷水弁の駆動(S6)と同時に実施してもよい。
【0064】
また、図4でのS6において、冷水弁は連続的に冷水ミストの噴射を行うようにしているが、S4と同様に断続的に噴射させてもかまわない。
【0065】
また、図4でのS2とS3において、タイマー時限の終了もしくは使用者のスイッチ操作に基づいてS4に移行するようにしているが、図2に記載しているような浴室内の人を検知する人感センサを設けて、暖房運転中もしくはサウナ運転中に浴室内に人が検知されなくなったときは、S4以降のステップの浴室洗浄動作を行うようにしてもかまわない。
【0066】
(実施の形態2)
本実施の形態は、実施の形態1で説明した浴室の洗浄動作をミストサウナ装置が保有するミストノズルとは別に設けたシャワーノズル(シャワー噴射手段)により行うようにしたものであり、他の構成は図1に同じなので、このシャワーノズルに関わる部分についてのみ説明する。
【0067】
図5の全体構成を示す図において、シャワーノズル22は温水管9から温水弁23を経て温水の供給を受け、かつ、冷水管10から冷水弁24を経て冷水の供給を受ける構造である。
【0068】
図6はシャワーノズル22の構成を示す拡大図である。
【0069】
図(a)は側断面図、図(b)は図(a)を下方から見た平面図である。
【0070】
図(a)において、温水もしくは冷水は上方から供給され、多数の孔22aから噴射方向22bの方向に噴射される。
【0071】
多数の孔22aは、図(b)に示すように外縁部の円周上に設けられており、このためこの多数の孔22aからは、図(a)で立体角θ1から立体角θ2の範囲の水平断面が上から見てドーナツ状の噴射が行われる。
【0072】
このような噴射ノズルによれば、サウナ装置のミストノズルから噴射するミストの大きさが1ミリメートル以下であるのに対して、噴射水滴の大きさを数ミリメートルに設定することができ、かつ噴射の勢いも大きくできるので壁面の洗浄効果が大きい。
【0073】
また、洗浄効果に寄与しない直下方向の噴射が無く節水が計れる。
【産業上の利用可能性】
【0074】
以上のように本発明のサウナ装置は、簡単な構成でサウナ室内を清潔で乾燥状態に保つことができる。またこのためにカビの発生を防止できるので、住居用のサウナ装置はもとより、業務用などの他用途のサウナ装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】本発明の実施の形態1の全体構成を示す図
【図2】同電気系の構成を示すブロック図
【図3】ミストサウナ装置の一般的な運転モードを説明するための図
【図4】本発明の実施の形態1の動作を説明するためのフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2の全体構成を示す図
【図6】同、シャワーノズルの構成例を示す図((a)断面図、(b)正面図)
【符号の説明】
【0076】
3 循環ファン
5 加熱手段
6 ミストノズル
7 温水弁
8 冷水弁
9 温水管
11 換気ファン
12 制御装置
16 洗浄スイッチ
22 シャワーノズル
23 温水弁
24 冷水弁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、室内の空気を排気する換気ファンと、温水および冷水を噴射するミスト噴射手段および前記循環ファン、加熱手段、換気ファン、噴射手段を組み合わせて駆動し、乾燥運転または/および暖房運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行う制御手段とを備えたサウナ装置において、前記制御手段は、サウナ運転終了後もしくは暖房運転終了後に前記ミスト噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射し、次いで冷水を所定時間噴射する動作を行うことを特徴とするミストサウナ装置。
【請求項2】
浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、室内の空気を排気する換気ファンと、温水を噴射するミスト噴射手段および前記循環ファン、加熱手段、換気ファン、噴射手段を組み合わせて駆動し、乾燥運転または/および暖房運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行う制御手段とを備えたサウナ装置において、前記ミスト噴射手段とは別にシャワー状の水滴を噴射するシャワー噴射手段を設け、前記制御手段は、サウナ運転終了後もしくは暖房運転終了後に前記シャワー噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射し、次いで冷水を所定時間噴射する動作を行うことを特徴とするミストサウナ装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記ミスト噴射手段もしくはシャワー噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射した後もしくは冷水を噴射した後に、換気ファンを運転するようにした請求項1もしくは請求項2記載のミストサウナ装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記ミスト噴射手段もしくはシャワー噴射手段を駆動して温水を所定時間噴射した後もしくは冷水を噴射した後に、循環ファンを所定時間運転するようにした請求項1または2記載のミストサウナ装置。
【請求項5】
前記制御手段は、使用者が操作できる操作スイッチを備え、前記操作スイッチが操作されたときに請求項1記載のミスト噴射の動作もしくは請求項2記載のシャワー噴射の動作を行うようにした請求項1または2記載のミストサウナ装置。
【請求項6】
請求項2記載のシャワー噴射手段は、水滴を下方向に向けて断面ドーナツ状に放射することを特徴とする請求項2記載のミストサウナ装置。
【請求項7】
ミスト噴射手段の噴射は、断続的に行われるようにした請求項1記載のミストサウナ装置。
【請求項8】
シャワー噴射手段の噴射は、断続的に行われるようにした請求項2記載のミストサウナ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−86619(P2008−86619A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−272482(P2006−272482)
【出願日】平成18年10月4日(2006.10.4)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】