説明

メディア用パッケージ

メディアトレイ組立体と、保護カバーとを含むメディア用パッケージが開示される。メディアトレイ組立体は、少なくとも1つのメディア担持構成部品、及び第1のラッチ要素を含む。保護カバーは、メディアトレイ組立体を受容するように構成され、第1のラッチ要素を係合する第2のラッチ要素を有し、それによってメディアトレイ組立体を保護カバーに固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、「メディア用パッケージ(Media Package)」という名称で、2006年5月9日に出願された米国特許仮出願第60/799072号明細書の優先権を主張し、当該出願の開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、コンパクトディスクやDVDディスクなどのメディアを収納するパッケージに関する。本発明は、とりわけ少なくとも1つのメディア担持構成部品を有する組立体と、少なくとも1つのメディア担持構成部品を受容するように構成され適合された保護カバーとを備え、それぞれが、他を係合するためのラッチ要素を含む、メディアを担持するパッケージに関する。
【背景技術】
【0003】
本技術分野において、コンパクトディスク(「CD」)、デジタルビデオディスク(「DVD」)などのメディアの保存、輸送、及び/又は販売のために、様々なメディア収納装置が知られている。それらの装置の多くは、ディスクがその内部に挿入される、単純なヒンジ留めされたケースを含んでいる。複数のディスクパッケージは、ケースと、ケース内に形成されるか、ケースに取り付けられた複数のディスクトレイとを含むことが多い。通常、そのようなトレイは外側の収納装置から容易に取り出せない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第10/259341号明細書
【特許文献2】米国特許第7070048号明細書
【特許文献3】米国特許出願公開第2007/0000803号明細書
【特許文献4】国際公開第2004/102573号パンフレット
【特許文献5】米国特許出願公開第11/027938号明細書
【特許文献6】国際公開第2005/106885号パンフレット
【特許文献7】米国特許仮出願第60/781445号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、経済的に製造でき、使用者が容易に取り外すことができる複数の保存用トレイを収納可能な、CD及びDVDなどのメディアを保存するための収納装置に対する必要性がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的と利点は、以下の記述で説明され、明らかにされるであろう。本発明は、例えば1つ又は複数のメディアディスクの輸送、表示、及び/又は保存のための、メディア収納装置を提供する。本メディア収納装置は、使用者が1つ又は複数のディスクを保護カバーから取り外せる機能を含むとともに、1つ又は複数のディスクを保護カバー内にしっかり保持することができるラッチ機能も含む。
【0007】
これらとその他の利点を達成し、且つ本発明の目的に合致して具体化されるように、本発明は組立体と保護カバーとを含む。組立体は、保持したメディアを係合するように構成され適合された複数のメディア担持構成部品と、第1のラッチ要素とを有する。保護カバーは、組立体の少なくとも一部をカバーすることができ、第2のラッチ要素を有する。組立体は、保護カバー内に挿入されるように適合され且つ構成されており、第1のラッチ要素が第2のラッチ要素に係合して、組立体が保護カバーから外れることを防止する。
【0008】
本発明の他の態様によれば、メディア用パッケージは組立体及び保護スリーブを含む。組立体は、複数のメディア担持構成部品を含み、それらのメディア担持構成部品は、メディアを担持できる1つ又は複数のトレイを含む。組立体はさらに第1のラッチ要素を含む。保護スリーブは、組立体を受容するように適合され且つ構成され、組立体が挿入されたとき第1のラッチ要素を係合する第2のラッチ要素を含む。
【0009】
本発明によれば、メディアは、記録された又は印刷された媒体であり、例えば、ディスクであってもよい。メディア担持構成部品はトレイであってよく、隣接するメディア担持構成部品と連結することができる。メディア担持構成部品は、その共通の縁部に沿って取り付けることができ、また可撓性の取付具を用いて相互に取り付けることができる。あるいはメディア担持構成部品は、ヒンジ要素を有する中間要素を用いて相互に取り付けることができ、又は一体化されたヒンジ要素を用いて隣接するメディア担持構成部品に相互に取り付けることもできる。
【0010】
本発明によれば、第1のラッチ要素は、例えば爪又はボタンであってよく、第2のラッチ要素は、保護カバーの壁に画成された例えば開口部又は凹部であってよい。第1のラッチ要素は保護カバーに取り付けられ、第2のラッチ要素はメディア担持構成部品の組立体に取り付けられることに留意すべきである。第1のラッチ要素は、1つ又は複数のメディア担持構成部品によって担持されてよく、その中に形成されてもよく、又はその上に形成されてもよい。さらに第1のラッチ要素は、複数の配向で組立体を保護カバー内に挿入及びラッチすることができるように、組立体の複数の側面付近に形成されてよい。
【0011】
さらに、組立体又はカバーは、組立体が所定の点を越えてカバーに入ることを防止するための止め具を備えてよい。止め具は、組立体のヒンジ近くで、組立体の上に設けることができる。
【0012】
本発明によれば、保護カバーはスリーブであってよく、スリーブの一端に固定されたエンドキャップをさらに備え、それによって組立体を受容するための内部の凹みを画成することができる。ラッチ要素はエンドキャップ内に設けることができる。
【0013】
本発明によれば、保護カバーはまた、パッケージ内に収納されたメディアに関連するテーマに基づく対象物に似た形状にすることができ、輪郭面を含むことができる。
【0014】
前述の全般的な説明及び後述の詳細な説明は、両方とも例示的なものであり、特許請求された本発明についてさらに説明することを意図していることについて理解すべきである。
【0015】
本明細書に組み込まれ且つその部分を構成する添付の図面は、本発明の方法及びシステムを例示し、且つさらによく理解させるために含まれる。図面は、記述文と共に本発明の原理を説明することに役立つ。
【0016】
したがって、開示された発明に関連する当業者は、図面を参照して、同様のものの製作法と使用法をより容易に理解するであろう。
【0017】
本発明の収納装置のこれらの特徴及び他の特徴は、下記の好ましい実施形態の詳細な説明により、当業者にとってより容易に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明によるメディア収納装置の第1の代表的な実施形態の前面斜視図である。
【図2】図1の収納装置の端面図である。
【図3a】メディアトレイ組立体を部分的に取り出した、図1の収納装置の端面斜視図である。
【図3b】図3aの収納装置の分解図である。
【図3c】図3a及び図3cのトレイ組立体の図である。
【図4】本発明によるメディア収納装置の第2の代表的な実施形態の端面斜視図である。
【図5】メディアトレイ組立体が保護カバーから取り出された、図4のメディア収納装置の端面斜視図である。
【図6a】本発明によるメディア収納装置の第3の代表的な実施形態を例示し、保護カバーから取り出され、個別のトレイがヒンジ軸に沿って扇形に広げられたメディアトレイ組立体を例示する図である。
【図6b】本発明によるメディア収納装置の第3の代表的な実施形態を例示する図である。
【図7】メディアトレイ組立体が保護カバーから部分的に取り出された、図6a及び図6bのメディア収納装置を例示する図である。
【図8】本発明によるメディア収納装置挿入体の別の実施形態の斜視図である。
【図9】隣接トレイ間で選択可能なヒンジ結合された構成を例示する、図8のメディアトレイ組立体の斜視図である。
【図10】本発明によるメディア収納装置のトレイの2つの代替実施形態を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
ここで、本開示の、詳細で、好ましく、且つ例示的な実施形態を説明することを目的として、添付する図面を参照する。添付の図面及び付随する詳細な説明は、開示された対象が製作されてよく、使用され得るものである例示的な態様を、その範囲を限定することを意図せずに、説明し例示するために提供される。
【0020】
本明細書で提示されるメディア用パッケージは、記録された及び/又は印刷されたメディアなどの、メディアの輸送、表示、及び/又は保存のために使用されてよい。本発明は、オーディオCD、ビデオDVDなどのディスクフォーマットに記録されたメディアへの使用に特に適している。本メディア用パッケージは、有利には小冊子などの印刷物の運送に対して、追加案として、又は代替案としても適している。
【0021】
説明及び例示、ならびに限定しないことを目的として、図1〜2、及び3a〜3cは、全体として参照符号100で示される、本発明に係るメディア用パッケージの第1の代表的な実施形態を例示する。本発明によるメディア用パッケージの他の実施形態及びその態様は、図4〜10で与えられ、本明細書に下記で説明される。
【0022】
本発明によれば、複数のメディア担持構成部品331a〜331d、及び第1のラッチ要素を有するメディアトレイスタック230を含む、メディア用パッケージ100が提供される。メディア用パッケージ100は、メディアトレイスタックの少なくとも一部をカバーすることができる保護カバーも含み、保護カバーに取り付けられた第2のラッチ要素を有する。メディアトレイスタックは保護カバー内に挿入されてよく、メディアトレイスタックが保護カバーから外れることを防止するために、第1のラッチ要素は第2のラッチ要素と係合されてよい。
【0023】
使用するとき、メディアはメディアトレイスタック230内に収納され、次いで保護カバー110又はケースに収納される。保護カバーは、印刷物を含むことが可能であり、それはスリーブ115の形で提供され得る。スリーブ115は、図1〜2及び3a〜3cに具体化されているように、保護カバー110を滑り、一端がカバー110の幅広部分120に、他端がエンドキャップ125に定置され、それによってカバー110の本体部分と係合する。スリーブ115は、接着手段又は他の固定手段によってカバー110に固定されてもよい。さらに代替として、印刷物はカバー110上に直接印刷可能であり、若しくは例えば平らな接着性ステッカとして提供されてもよい。
【0024】
カバー110は、端部壁215、頂部及び底部壁216a、216b、及び2つの縁部壁217a、217bの5つの壁を含む。カバーの6番目の側面は、具体化されているように、メディアトレイスタック230を挿入するための開口部332を含む。カバーは、この構成から変更され得ることを理解すべきである。例えば、カバーは頂部壁及び端部壁のみを有する「部分的」カバーであってよい。カバー110は、頂部壁及び端部壁の少なくとも1つに形成された剛性強化用リブ313を有し、カバー110を強化してパッケージ内に保存されたメディアを保護する。カバー110内の収納物を見ることができるように、自由選択として、窓117を設けることも可能である。例示されているように、スリーブ115の透明な領域、及びカバー110の側壁に形成された開口部117があるという利点によって、使用者は、スリーブ115及びカバー110の両方を通して、メディアトレイ230を見ることができる。図1〜2、及び3a〜3cの実施形態において、止め具312は段形状でカバー110に設けられる。
【0025】
メディアトレイスタック230は、メディアを直接保持する複数の当接且つ/若しくは連結されたトレイ331a〜331dを含み、保護カバーの一端に形成された開口部332を通して保護カバーによって受容される。例示されているように、最上部のメディアトレイ331dはディスクトレイであり、ディスクを直接係合するために、ディスク保持止め具338と中心スピンドル339(又は、ロゼット)とを含む。他の実施形態に関連して下記でより詳細に説明するように、組立体230の個別のメディアトレイ331a〜331dは、例示するように可撓性の取付具333によって、又は他のヒンジ手段によって、共通の縁部に沿って接合され得る。取付具333は任意の適切な材料であってよいが、メディアトレイに接着材で取り付けられたプラスチックフィルム、布、紙、又は複合材料であることが好ましい。このような構成は、2002年9月27日に特許文献1として出願され、2006年7月4日に発行された特許文献2に記述されており、全体として参照することによって、本明細書に明確に組み込まれるものとする。さらメディアトレイスタック230は、前述の参照文献に記述されているように、折り畳まれたジャケット内に収納され得るものであり、本発明によれば、組立体全体がカバー110内に挿入可能である。
【0026】
また、開かれたスタックによりよく適合するようにカバーの背部に追加の折り目を含む、カバーを有する書籍状のトレイのスタックは、2007年1月4日付けの特許文献3、及び特許文献4に記載されているように、メディアトレイスタック230の代替とすることができる。上述の特許出願は、全体として参照することにより、明確に本明細書に組み込まれるものとする。
【0027】
さらに代替として、トレイ331a〜331dは互いの上面に単純に積み重ねできるが、積み重ねたときそれらの間の相対運動を阻止するために、互いに係合されていることが好ましい。例えば、使用者がトレイの収納物を取り出すのに役立つように、組立体230の各トレイ331a〜331dに圧痕335が含まれるように形成されるとき、結果としてトレイ下面に相補的な輪郭が生じるように、圧痕335が形成されてよい。例えば、積み重ねられたとき、トレイ331dの下面は、圧痕335において、すぐ下のトレイ331cの上面に隣接して入れ子状に重なる。このようにかみ合う輪郭は、各メディアトレイ331a〜331dの他の特徴と関連して、別の位置に設けられてもよい。さらに代替として、一連のトレイを互いに固定するという明確な目的のために、かみ合う要素が提供され得る。カバー110は、トレイ331a〜331dの面に垂直な、互いの相対運動を防止するので、トレイ331a〜331dの横方向の、互いの相対運動も追加して防止することが理想的である。
【0028】
エンドキャップ125は、カバー110の一端を包み込むように設けられる。エンドキャップ125は、任意の適切な様式でカバー110に取り付けることができる。しかし、エンドキャップ125は、好ましくは1回でスナップ固定されるスナップ機構319などによって、カバー110に機械的に固定され、キャップがカバー110から容易には外れないことが好ましい。
【0029】
本発明に基づいて、カバー110を相互係合するためのラッチ機構320及びメディアトレイ組立体230が提供される。図1〜2、及び3a〜3cに示される実施形態において、ラッチ機構320は、カバー110に(この場合、カバーのキャップ125に)連結する連結部321と、使用者が押すことによりタブ部325を可動するリリースボタン323とを含む。タブ部325は、ボタン323から延在して爪327を支持し、メディアトレイ組立体230と係合する。爪327は、メディアトレイ組立体230上で対応する要素(図示せず)と係合する。
【0030】
カバー110から外されたメディアトレイ組立体230及びラッチ機構320を示す図3cに最もよく示されるように、タブ部325は隣接するメディアトレイの間にある点へ延在する。爪327は、それぞれのメディアトレイの下側の対応する凹部と係合する。また、メディアトレイの全厚さを通して、開口部が形成されてもよい。当然ながら、ラッチ要素が係合する的確な態様は、必要もしくは所望に応じて変更してよい。本明細書に明示的には記載されていないが、当業者に明らかなように、他の解放可能なラッチ機構も可能である。
【0031】
さらに、使用者がトレイ組立体230をカバー110から外すために両方のボタン(例えば、323)をつまむ必要があるとき、メディア用パッケージ100の対向する壁に沿って第2のラッチ機構320を備えることができる。そのような構成では、第2のボタン(例えば、323)、タブ部(例えば、325)、及び爪(例えば、327)が設けられるであろう。所望があれば、同じ連結部321が使用できる。さらに2つのラッチ機構は、互いに整列して、若しくは収納容器の幅に沿ってずれて配列できる。さらに代替として、所望されるならば、2つのラッチ機構が並んで提供されてもよい。さらに2つ以上のラッチ機構も同様に提供されてよい。
【0032】
331a〜331dの各トレイには、組立体230が任意の配向で挿入できるように、それぞれの側面に、又は複数の側面にラッチ部を設けることが可能である。トレイ組立体230が連結する要素を含むように形成され、取付具333、又はヒンジは含まないように形成された場合、各トレイのそれぞれの側面にはラッチ部が設けられ、組立体230は、その4つの側面371〜374のうちの任意の側面を最初にカバー110内に挿入できる。このようにして、トレイ331a〜331dが積み重ねられた順番、及びそれらがハウジング内に挿入された方向は重要でなくなる。図3a〜3cの実施形態において、本発明のこの態様を達成するために、各トレイ33la〜331dの底面には、その4つの側面のそれぞれに沿って1つずつ、4つの凹部が設けられる。凹部が、トレイ33la〜331dのそれぞれの頂部と底部との両方に設けられるか、トレイを貫通する開口の形で設けられると、トレイ組立体はさらに、例示された配向の上側を下にして挿入することができる。
【0033】
図4、5、6a、6b、及び7〜10は、本発明によるメディア用パッケージの第2の実施形態、及びその変形を例示するものである。図4及び5は、本発明によるメディア用パッケージ500の第2の代表的な実施形態の等角端面図であり、図5は、保護カバー410から取り外したメディアトレイ挿入体430を示す。この実施形態は、前述の図1〜2及び3a〜3cの実施形態とは主に、ラッチ機構437の設計及び配置、メディアトレイ組立体430のメディアトレイが結合される態様、及びカバー410自体の構造について異なる。
【0034】
カバー410は、図示されているように、一体化した端部415、頂部及び底部壁416a、416b、及び側壁417a、417bを含む5つの壁を有する。しかし、図1〜2、及び3a〜3cの実施形態に示されているような、エンドキャップを有するスリーブ構造も使用可能である。上述の実施形態のように、メディアトレイ組立体430は、カバー410内に挿入され、且つそこに解放可能にラッチする。
【0035】
ラッチ機構437はボタン438を含み、使用者はボタンを押してメディアトレイ組立体430をカバー410から解放する。ボタンは一体形成され(この実施形態において)、爪439を有するタブ536をその遠位端に有する。タブ536及びボタン438は、トレイのうちの1つの一部分と、この場合は最上部トレイ431aと、一体に形成することが好ましい。タブ536はトレイ431aに対して可撓性であり、ボタン438を押下するとタブが撓むようになる。これにより爪439は、対応するカバー410のラッチ要素、この場合は開口部411、から付勢されて離される。あるいは、ラッチ機構437はヒンジ及びばねなどの戻り機構を含んでよい。そのようなばねは、例えば金属板ばねであってよい。ヒンジは、2つの相互に係合する構成部品を含んでよく、ピンを含んでもよく、若しくはメディアトレイの材料内に厚さを減らした直線部を創出することによって形成された、いわゆるリビングヒンジであってもよい。
【0036】
メディア用パッケージの収納物の盗難を防止する防犯機能をパッケージに組み込むことは可能である。ラッチ機構は取外し可能な構成部品を含むように構成することが可能であり、それによってパッケージが開かれることを防止し、消費者がメディア用パッケージ及びその収納物をレジで購入するまでは取り外せないようにする。当然ながら、他の型式の防犯機能を本パッケージに組み込むことも可能である。例えば、本発明によるパッケージは、AGI−AMARAYから入手可能なRed Tag(登録商標)システムなどの機能を含むことができる。このようなシステムは、ディスクトレイに保持されたディスクの取外しを防止する、取外し可能なロック要素を含有する。このようなロック要素は、本発明による複数のトレイのうちの個々のトレイに使用することが可能であり、或いはロック要素で複数のディスクトレイを係合するために、複数の突起を含むように修正することが可能である。2005年1月4日に出願された特許文献5はこの特徴をより詳細に記載しており、これは参照により本明細書に組み込まれる。
【0037】
使用者がメディアトレイ組立体430をカバー410内に挿入するとき、タブ536の静置される位置及び爪439の高さは、爪がカバー410のラッチ部分412の下を通るときに、タブ536が始めに下方に曲がるような高さであることが好ましい。爪439が開口部411に到達すると、上述したように、タブ536の材料の弾性、及び/又はばねによって、タブと爪439が上方に動き、爪439は開口部411に係合することになる。
【0038】
本実施形態において、メディアトレイ組立体430のトレイ431a〜431cは、隣接するトレイにヒンジ状に取り付けられている。このような実施形態において、1つのトレイの要素は、隣接する1つ又は複数のトレイの要素と係合し、それによって連結される。このような特徴は、特許文献6に記述されており、全体として参照することにより、明確に組み込まれるものとする。前述の特許文献は、一部に、トレイのスタックに使用できる取付クリップを説明しており、各トレイは取付け用の付属品を含んでいる。取付クリップは、可撓性のリンクで連結された部分を含み、各部分は結合用の付属品を受容するための取付部を有する。
【0039】
図4及び5の実施形態において、特異なトレイが提供される。頂部メディアトレイ431aはラッチ機構437を含む。底部メディアトレイ431cもラッチ機構を含むことが可能であり、それはカバー410に対応する開口部を有する場合と、有さない場合とがある。あるいは、ラッチ機構437を有さない底部メディアトレイ431cが提供され得る。ラッチ要素の位置決めを所望するように構成することにより、使用者はメディアトレイ組立体430を一方向のみに、又はメディアトレイ組立体430を反転させて二方向に、挿入することができる。輪郭を有するボタン438に対して切り欠き414を位置決めすることは、使用者が組立体430を指定された態様のみで挿入する案内として役立つ。しかし、メディア用パッケージ500は、そのような切り欠き414が不必要であるように構成することもできる。
【0040】
図6a及び図8〜10に具体的に示すように、本発明によるメディアトレイは様々な形状と機能とを有することができる。図6aを参照すると、頂部メディアトレイ631、中央部メディアトレイ632、及び底部メディアトレイ633を有するメディアトレイ組立体630が提供される。この実施形態においては、頂部631及び底部633のメディアトレイは、ディスク保持用戻り止め638を含み、互いに同じものである。それらは、参照符号639aで指示されるようなアーチ状の輪郭面を含み、それはカバー610の輪郭639bに対応する。ラッチ機構は図8〜10に示されていないが、図4及び5に示された機構は、その設計に容易に組み込むことができる。図4及び5に関して説明されたようなラッチ機構は、頂部631及び底部633のメディアトレイのうちの1つ又は両方に設けることができる。
【0041】
本発明によるメディアトレイは、トレイの頂面及び底面のそれぞれにスピンドルを有するトレイを含むことができる。それらのスピンドルは、厚さを減じるために及び/又は両方のディスクを容易に見ることができるように、同軸であってよく、若しくは芯違いであってもよい。このような構成は、2006年3月10日に出願された特許文献7に記載されており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0042】
中央部メディアトレイ632は、メディアディスクを保持するように構成できるが、例示されているように、実質的に長方形の凹部637を有する構成とすることもできる。図10によってよく示されているように、トレイ1033は、印刷された小冊子などの長方形のアイテムを受容するための凹部1034を含む。タブ1037はトレイ1033の収納物を保持するために設けられる。開口部1035は、例えば使用者の指が収納物に容易に接近できるようにして、トレイの収納物を容易に取り外しできるように設けられる。
【0043】
図10に示すように、メディアトレイ組立体の底部、及び/又は頂部に使用される端部トレイ1031は、メディアディスクや小冊子などの特定の対象物を保持するように構成されておらず、本明細書に説明されるメディアトレイ組立体のどれにも組み込むことができる。
【0044】
ヒンジ部分435は任意の適切な形式でよい。ヒンジは、前述したような可撓性の取付式でもよく、各メディアトレイがヒンジ状に結合されるような共通のヒンジ要素を含んでもよく、又は隣接するトレイとのヒンジ留めした相互接続を通して形成されてもよい。各メディアトレイの部分を含むヒンジ部分435は、パッケージの外縁に延在して、メディアトレイ組立体430をカバー410内に挿入するとき止め具の機能を果たす。
【0045】
図6bは、カバー610に挿入されたメディアトレイ組立体435を含むメディア用パッケージ600全体を例示する。カバーは、印刷物615を含み、スリーブの形もしくは他の別途貼り付けられた印刷部材の形でよく、又はカバー610上に直接印刷されてもよい。
【0046】
図7は、メディアトレイ組立体630がカバー610から部分的に外されたメディア用パッケージ600を例示する。
【0047】
図8及び9は、上述のメディアトレイの変形物を例示する図であり、複数の中央部メディアトレイ834を含有するメディアトレイスタック830を含んでいる。中央部メディアトレイ834は、例えば図10に示すように、メディアディスク又は小冊子を保持するように構成することができる。例示されているように、頂部トレイ831a及び底部トレイ831bはディスク保持用戻り止め838を含む。図9に示すように、最上部の中央部トレイ834aもそのような戻り止めを含んでいる。図8に最もよく示されるように、トレイをカバー内に挿入することを支援するために、外側トレイ831a、831bは、内部トレイ834よりも大きな縁部半径836を有することができる。図に示されるように、面817の輪郭は、ヒンジ部835の反対側の端部に沿って平らな壁へと変化する。この変化が、角張った隅のように険しい場合は、使用者がメディアトレイスタック830をカバー内に挿入することが難しくなる。したがって、外側トレイ831a、831bの端部半径を増やすことは、メディアトレイスタック830をカバー内に案内することに役立つ。
【0048】
本発明によれば、中央部と外側トレイとの任意の組合せが可能である。外側トレイは(メディアを保持用ではなく)平らに構成することが可能であり、中央部トレイが可能なように、それらは印刷されたメディアを保持できるように構成されてよく、若しくは記録されたメディアを保持できるように構成されてよい。
【0049】
さらに、トレイの総数は任意にすることが可能である。本発明によれば、任意の数の中央部トレイ834が使用できる。これらのトレイは、積み重ねられたときに互いが相互に係合することができ、可撓性取付部を有してお互いにヒンジ接続されることが可能であり、又は隣接する1つのメディアトレイにヒンジ状に連結されることが可能である。さらに、所望すれば、トレイは、ピボット部品によって隣接するトレイに相互に連結することが可能であり、したがってそれらはトレイの平面内で回転して「扇状」に開くことができる。それらのピボット部品はトレイの隅近くに設けられることが好ましい。
【0050】
当然ながら、中央部トレイは所望された任意の順に構成することができる。さらに、最初に説明した実施形態から明らかなように、トレイ831a、831bのような特別な外側トレイは、全ての実施形態に必ずしも必要ではない。
【0051】
前述の実施形態のカバー(例えば、110)はどれも、その中に挿入されるメディアトレイ組立体(例えば、230)の形状に合った形状にすることが可能であり、若しくはその中に収納されたメディアに記録された映画のテーマに合った形状のような、任意の形状を取るように構成することが可能である。例えばメディア用パッケージ内に収納されたメディアが自動車レースの映画に関するものならば、カバーはその中にメディアトレイ組立体が嵌合するようなレースカーの形であってよい。
【0052】
例としてのみ示すことを目的とし、本メディア収納装置の材料としては以下が挙げられる。メディアトレイ自体は、例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリプロピレン、あるいはポリエチレンテレフタレートなどのプラスチック材料、板紙材、アルミニウムなどの金属、又は複合材料で作ることができる。保護カバーは、プラスチック、金属、板紙、又は複合材料で作ることができる。印刷物を含むスリーブ(例えば、115)は、例えば前述の材料のどれであってもよく、窓117などには1つ又は複数の透明な領域を含むことができる。
【0053】
特定の機能が具体的な実施形態と関連して示され、説明されたが、これらの機能は、
他の実施形態と統合されることが可能であり、それらの実施形態に同様の機能を置き換え、又は追加することが可能であることが、理解されるべきである。本発明の装置と方法において、本発明の趣旨や範囲から離れることなく、様々な修正と変形がなされ得ることも、当業者には明らかであろう。したがって、本発明は、添付した特許請求の範囲の諸項とそれらの均等物の範囲内にある、修正と変形とを含むことが意図される。
【符号の説明】
【0054】
100 メディア用パッケージ
110 保護カバー
115 スリーブ
117 開口部、窓
120 幅広部分
125 エンドキャップ
215 端部壁
216a 頂部壁
216b 底部壁
217a 縁部壁
217b 縁部壁
230 メディアトレイ組立体、メディアトレイスタック
313 剛性強化用リブ
312 止め具
319 スナップ機構
320 ラッチ機構
321 連結部
323 リリースボタン
325 タブ部
327 爪
331a トレイ
331b トレイ
331c トレイ
331d トレイ
332 開口部
333 取付具
335 圧痕
338 ディスク保持止め具
339 中心スピンドル
371 組立体の側面
372 組立体の側面
373 組立体の側面
374 組立体の側面
410 保護カバー
411 開口部
412 ラッチ部分
414 切り欠き
415 端部
416a 頂部
416b 底部壁
417a 側壁
417b 側壁
430 メディアトレイ組立体
431a メディアトレイ
431b メディアトレイ
431c メディアトレイ
435 ヒンジ部分
437 ラッチ機構
438 ボタン
439 爪
500 メディア用パッケージ
536 タブ
600 メディア用パッケージ
610 カバー
615 印刷物
630 メディアトレイ組立体
631 頂部メディアトレイ
632 中央部メディアトレイ
633 底部メディアトレイ
637 凹部
638 ディスク保持戻り止め
639a 輪郭面
639b 輪郭
817 面
830 メディアトレイスタック
831a 頂部トレイ
831b 底部トレイ
834 中央部メディアトレイ
834a 中央部トレイの最上部
835 ヒンジ部
836 縁部半径
838 ディスク保持戻り止め
1031 端部トレイ
1033 トレイ
1034 凹部
1035 開口部
1037 タブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)メディア担持構成部品の組立体であって、前記メディア担持構成部品のそれぞれが、メディアを係合するように適合され構成され、前記組立体が、それに取り付けられた第1のラッチ要素を有する組立体と、
b)前記メディア担持構成部品の組立体の少なくとも一部を受容しカバーするように適合され構成された保護カバーであって、それに取り付けられた第2のラッチ要素を有する保護カバーと、
を備えたメディアを担持するためのパッケージであって、
c)前記メディア担持構成部品の組立体が前記保護カバー内に挿入されると、前記第1のラッチ要素が前記第2のラッチ要素と係合して、前記組立体が前記保護カバーから外れることを防止することを特徴とするメディアを担持するためのパッケージ。
【請求項2】
前記メディアが記録されたディスクメディアであることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記メディアが印刷されたメディアであることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項4】
前記メディア担持構成部品がトレイであることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項5】
前記メディア担持構成部品のそれぞれが、隣接するディア担持構成部品と連結するように適合され且つ構成されることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項6】
前記組立体の前記メディア担持構成部品が、その共通の縁部に沿って取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項7】
前記メディア担持構成部品が、可撓性の取付具を用いて相互に取り付けられることを特徴とする請求項6に記載のパッケージ。
【請求項8】
前記メディア担持構成部品が、ヒンジ要素を有する中間要素を用いて相互に取り付けられることを特徴とする請求項6に記載のパッケージ。
【請求項9】
前記メディア担持構成部品のそれぞれが、その構成部品内に一体化されたヒンジ要素によって、少なくとも1つの別の隣接するメディア担持構成部品に相互に取り付けられる事を特徴とする請求項6に記載のパッケージ。
【請求項10】
前記第1のラッチ要素が爪又はボタンであり、前記第2のラッチ要素が前記保護カバーに画成された開口部又は凹部であることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項11】
前記第1のラッチ要素が前記メディア担持構成部品の壁で画成された開口部又は凹部であり、前記第2のラッチ要素が爪又はボタンであることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項12】
前記第1のラッチ要素が、1つの前記メディア担持構成部品によって担持されるか、その中に形成されるか、若しくはその上に形成されることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項13】
前記第1のラッチ要素が、複数の前記メディア担持構成部品によって担持されるか、その中に形成されるか、又はその上に形成されることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項14】
前記組立体を前記保護カバー内に複数の配向で挿入し、ラッチすることができるように、前記第1のラッチ要素が、前記組立体の複数の側面付近に形成されることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項15】
前記組立体又は前記保護カバーのどちら一方が、前記組立体が所定の点を越えて前記保護カバーに入ることを防止するための止め具をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項16】
前記保護カバーが前記止め具を備えることを特徴とする請求項15に記載のパッケージ。
【請求項17】
前記止め具が前記組立体のヒンジ近くで前記組立体の上に設けられることを特徴とする請求項15に記載のパッケージ。
【請求項18】
前記保護カバーがスリーブであることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項19】
前記保護カバーが、前記スリーブの一端に固定されたエンドキャップをさらに備え、それによって前記組立体を受容するための内部の凹部を画成することを特徴とする請求項18に記載のパッケージ。
【請求項20】
前記第2のラッチ要素が前記エンドキャップ内に位置付けられることを特徴とする請求項19に記載のパッケージ。
【請求項21】
前記保護カバーが、前記パッケージ内に収納された前記メディアに関連するテーマに基づく対象物に似た形状にされることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項22】
前記保護カバーが輪郭面を含むように形成されることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
【請求項23】
a)複数のメディア担持構成部品を含む組立体であって、前記メディア担持構成部品が、メディアを担持するように構成された1つ又は複数のトレイを含み、前記組立体が第1のラッチ要素をさらに含む組立体と、
b)前記組立体を受容するように構成された保護スリーブであって、前記第1のラッチ要素を係合すること、及び前記組立体が前記保護スリーブから外れるのを防止することができる第2のラッチ要素を有するスリーブと
を備えることを特徴とするメディアを担持するためのパッケージ。
【請求項24】
a) i)少なくとも1つのメディア担持構成部品、及び
ii)第1のラッチ要素
を有する組立体と、
b)前記第1のラッチ要素と係合可能な第2のラッチ要素を有し、前記組立体を受容するように構成された保護カバーと、
を備えることを特徴とするメディアを担持するためのパッケージ。
【請求項25】
前記組立体が、ヒンジ状に取り付けられた少なくとも1つのカバー要素をさらに備えることを特徴とする請求項24に記載のパッケージ。
【請求項26】
メディアをパッケージするための方法であって、
a)メディア担持構成部品の組立体を提供するステップであって、前記メディア担持構成部品のそれぞれが、メディアを係合するように適合され構成され、前記組立体が、それに取り付けられた第1のラッチ要素を有するステップと、
b)前記組立体の少なくとも一部を受容しカバーするように適合され構成された保護カバーを提供するステップであって、前記保護カバーが、それに取り付けられた第2のラッチ要素を有するステップと、
c)メディアを前記メディア担持構成部品の少なくとも1つの中に挿入するステップと、
d)前記組立体を前記保護カバー内に挿入するステップであって、前記第1のラッチ要素が前記第2のラッチ要素と係合して、前記組立体が前記保護カバーから外れることを防止するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項27】
メディアをパッケージするための方法であって、
a)複数のメディア担持構成部品を含む組立体を提供するステップであって、前記メディア担持構成部品が、メディアを担持するように構成された1つ又は複数のトレイを含み、前記組立体が第1のラッチ要素をさらに含むステップと、
b)メディアを前記メディア担持構成部品の少なくとも1つの中に挿入するステップと、
c)前記組立体を受容するように構成された保護スリーブを提供するステップであって、前記スリーブが、前記第1のラッチ要素を係合できる第2のラッチ要素を有するステップと、
d)前記組立体を前記保護スリーブ内に挿入し、前記第1及び第2のラッチ要素が互いに係合することを可能にするステップと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項28】
メディアをパッケージするための方法であって、
a) i)少なくとも1つのメディア担持構成部品、及び
ii)第1のラッチ要素、
を有する組立体を提供するステップと、
b)メディアを前記少なくとも1つのメディア担持構成部品内に挿入するステップと、
c)前記組立体を受容するように構成された保護カバーを提供するステップであって、
前記保護カバーが、前記第1のラッチ要素を係合できる第2のラッチ要素を有するステップと、
d)前記組立体を前記保護カバー内に挿入し、前記第1及び第2のラッチ要素が互いに係合することを可能にするステップと、
を含むことを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図4】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10a】
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【図10b】
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【公表番号】特表2009−536599(P2009−536599A)
【公表日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−509837(P2009−509837)
【出願日】平成19年5月9日(2007.5.9)
【国際出願番号】PCT/US2007/011217
【国際公開番号】WO2007/133591
【国際公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【出願人】(504376810)ミードウエストベコ・コーポレーション (55)
【Fターム(参考)】