説明

メラノトロピンを増強する因子の治療剤としての使用

本発明は、癌、自己免疫疾患、線維性疾患、炎症性疾患、神経変性疾患、感染症、肺疾患、心臓および脈管の疾患ならびに代謝性疾患を予防および/または治療するための治療剤としての、Lys-Lys-Gly-Glu-OHのペプチド化合物の使用に関する。さらに、本発明は、Lys-Lys-Gly-Glu-OHのペプチドと、必要に応じて少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリア、少なくとも1つの凍結保護剤、少なくとも1つの分散保護剤、少なくとも1つの賦形剤および/または少なくとも1つの希釈剤とを含んでいる、好ましくは凍結乾燥物、緩衝液、人工母乳製剤、または母乳代替物の形態である薬学的組成物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
医薬に使用するための、式Lys-Lys-Gly-Glu-OHを有する、ペプチド。
【請求項2】
癌、自己免疫疾患、線維性疾患、炎症性疾患、神経変性疾患、感染症、肺疾患、心臓および脈管の疾患ならびに代謝性疾患を予防および/または治療するための薬学的組成物を製造するための、Lys-Lys-Gly-Glu-OHのペプチドの、使用。
【請求項3】
上記癌、上記自己免疫疾患、上記線維性疾患、上記炎症性疾患、上記神経変性疾患、上記感染症、上記肺疾患、上記心臓および脈管の疾患または上記代謝性疾患が、ショックおよび組織の損傷、血管漏出症候群、急性呼吸窮迫症候群、胃腸の壊死、腎尿細管の急性壊死、副腎の出血、拒食症、肝脾腫、心内膜下炎症、インスリン抵抗性、肺高血圧症、サルコイドーシス、肺線維症、ならびに/またはCOPDから選択される、請求項2に記載の使用。
【請求項4】
新生児、幼児および/または乳児へ経口投与するための製剤を調製するための、請求項1に記載のペプチドの、使用。
【請求項5】
凍結乾燥された製剤または緩衝化された液剤を調製するための、請求項1に記載のペプチドの、使用。
【請求項6】
Lys-Lys-Gly-Glu-OHのペプチド、ならびに少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリア、少なくとも1つの凍結保護剤、少なくとも1つの分散保護剤、少なくとも1つの賦形剤および/または少なくとも1つの希釈剤を含んでいる、薬学的組成物。
【請求項7】
凍結乾燥物または緩衝液の形態である、請求項6に記載の薬学的組成物。
【請求項8】
静脈内投与、経口投与または吸入による投与に適している、請求項6または7に記載の薬学的組成物。
【請求項9】
新生児、幼児および乳児に対する経口送達に適した人工母乳製剤の形態または母乳代替物の形態である、請求項6、7または8に記載の薬学的組成物。

【公表番号】特表2010−539044(P2010−539044A)
【公表日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−523417(P2010−523417)
【出願日】平成20年9月9日(2008.9.9)
【国際出願番号】PCT/EP2008/007853
【国際公開番号】WO2009/049742
【国際公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【出願人】(310003186)モンドバイオテック ラボラトリーズ アクチエンゲゼルシャフト (98)
【Fターム(参考)】