説明

ラップフィルム等収納箱等における切断補助具

【課題】ラップフィルム等を引き出すなど収納箱を開ける時の、露出した刃によるケガを防止する。また、紙材質等で作成されており軟弱化した収納箱の破損によるラップフィルム等の切断困難を防止する。
【解決手段】ラップフィルム等収納箱に付属し露出している切断刃1を切断補助具により覆い隠すとともに、切断補助具の内側に付属している切り刃3を使用してラップフィルム等の切断を行う。切断補助具は、硬質・耐水性を有するプラスチック・金属等を用いて製作し、薄くても耐久強度を高めるための側面を有することにより、切断時の刃の変形を抑え切断作業を容易にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラップフィルム等収納箱に備えられて収納箱より飛び出している切断刃1の危険性の回避及び納箱の形状を保護に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的にラップフィルム等収納箱は、紙材質で作成されておりその蓋13の部分に切断刃1が露出し備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−136744
【特許文献2】特開2011−31986
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
切断刃1はラップフィルム等を切断するために箱より硬質な素材で鋭角な形状で突き出している必要がある。
【0005】
であるがラップフィルム等を箱から引き出す時、収納箱の蓋13を開ける時など手などに傷を付けケガの危険性を有している。
【0006】
日常の切断法図3 上部10・中部11・下部12)方法により既成の切断は切断刃1とラップフィルム等との切断角度2を鋭角にするためラップフィルム等収納箱を大きく内側に傾ける必要がある。ラップフィルム等収納箱の内側に傾ける切断角度4が浅く力まかせに切断する事により蓋13が変形し強度が乏しくなり蓋13前部の端(切断刃1の端)の部分が折れる・破けるなどの破損をおこしラップフィルム等の残量を有しながらラップフィルム等の切断が困難になることが多く発生している。
【0007】
既成の切断は切断刃1をラップフィルム等と鋭角接触させ突き刺す形で切断するため突き刺すために綺麗に切断するためには技術を有する。
【0008】
また、ラップフィルム等収納箱が紙材質等で作成されていることが多く湿度が高い環境及び濡れた手など水回りでの作業環境及びラップフィルム等日常の切断法図3(上部11・中部12・下部13)方法でラップフィルム等収納箱の蓋13前部(切断刃1)の部分が強度不足になり、折れる・破けるなどの破損がおきる。
【0009】
紙材質等で作成されているラップフィルム等収納箱の蓋13を覆いカバーする形で切断補助具をセットする。
【0010】
蓋13の開閉回数及び蓋13の損傷により蓋13(開閉部)のストッパー機能が損傷し安易に蓋13の開放が起こる。
【0011】
ラップフィルム等収納箱のデザインには、製造メーカに依存しカバー等によりアレンジする事が構造上困難である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、ラップフィルム等を切断するために箱より硬質な素材で鋭角な形状で突き出している切断刃1を保護ポケット7に差し込み切断補助具で覆いぶせることにより無くし、
【0013】
ラップフィルム等収納箱の蓋13を開ける等の作業のときに触れる可能性のある切り刃3を切断補助具の内側に配置し
【0014】
切断補助具の内側に切り刃3の向きを収納箱方向に向け設置する。
【0015】
収納箱方向に切り刃3を向け設置する事によりラップフィルム等収納箱に切り刃3を押しつけることで切断することが可能になる。
【0016】
切断補助具を薄く・硬質・耐水性を有する材質を使用し、切断補助具の耐久強度を高めるために側面を有し、収納箱の蓋13・4面(図1)を覆い収納箱の蓋13の変形を押さえる。
【0017】
切断補助具を紙材質等で作成されているラップフィルム等収納箱の蓋13を覆いカバーするために保護ポケット7に切断刃1を差し込み蓋13の全面に固定し
【0018】
切断補助具の上部に突起止め6を設置し紙材質等で作成されているラップフィルム等収納箱の蓋13に穴を開け固定する。
【0019】
既存のラップフィルム等収納箱の側面に存在しているロール飛び出しストッパーを使用し切断補助具の側面に蓋13(開閉部)のストッパー8を引っかける事により安易な蓋13の開放を防止。
【0020】
収納箱の蓋13部分4面を覆う事によりデザイン14の変更を容易にした。
【発明の効果】
【0021】
本発明により既存の切断刃1を保護ポケット7にて覆いラップフィルム等収納箱の蓋13を大きく開けなければ切り刃3に触れ手などに傷を付けケガの危険性を無くし
【0022】
切り刃3を箱側に向け内側に配置5することにより切断補助具の縁部を使用しての開閉動作に置いても切り刃3に触れることなく行う事が可能になる。
【0023】
切り刃3を箱側に向け配置することで引き出し切断するラップフィルム等と切り刃3との切断角度4を90°近く改善することができラップフィルム等収納箱の内側に傾ける切断角度4が少なく切断する事ができ
【0024】
切り刃3を箱側に向けることによりラップフィルム等収納箱に刃先を接する事が可能になりラップフィルム等を切り刃3とラップフィルム等収納箱の間に挟む9ことにより切断が可能になる。
【0025】
収納箱の蓋13を切断補助具で覆うことにより湿度が高い環境及び濡れた手など水回りでの作業環境に置いても蓋13の変形を押さえることが可能になり、強度不足で起きる、折れる・破けるなどの破損を防止する。
【0026】
ラップフィルム等収納箱の切断刃1を切断補助具の保護ポケット7に差し込む事により切断補助具の分離を防ぎ固定され
【0027】
切断補助具の上部にある突起止め6をラップフィルム等収納箱の蓋13に差し込む事により切断補助具の分離を防ぎ固定される。
【0028】
切断補助具の側面にある蓋13(開閉部)のストッパー8を既存のラップフィルム等収納箱の側面に存在しているロール飛び出しストッパーを使用し蓋13の自然開放を防止する。
【0029】
切断補助具の材質等変更により透明・半透明・カラーリング等が自由に行う事ができまた、ペイント・シール等で個人オリジナルデザイン14に変更することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明による切断補助具を示す図
【図2】本発明による切断補助具を収納箱に設置した断面を示す図
【図3】本発明によるラップフィルム等の切り方を示す図
【図4】本発明による切断補助具の取り付け方を示す図
【図5】既存の蓋開放防止装置(例)を示す図
【図6】本発明による切断補助具の個人オリジナルデザイン14(例)を示す図
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明の実地例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の切断補助具は、図1,2,4,6に示すように既成のラップフィルム等収納箱の蓋13をカバーし突起止め6・保護ポケット7を備え、内側に切り刃3を配置しペイント・シール等で個人オリジナルデザイン14に変更することができる。
【0032】
切断補助具は、薄く・硬質・耐水性を有する材質にて成り大きさは、ラップフィルム等収納箱の蓋13よりやや大きく、L型に側面を有した収納箱の蓋13・4面(図1)を覆う形状をしている。
【0033】
切断補助具の装着は、切断補助具内側の保護ポケット7に既成の蓋13に付属している切断刃1を差し込みセットすることで切断刃1に触れ手などに傷を付けケガの危険性を無くし
【0034】
切断補助具の装着固定装置とかねて使用、次に切断補助具内側上部にある突起止め6を既成のラップフィルム等収納箱の蓋13に差し込み穴を開け突起止め6のあごにより抜けることを押さえラップフィルム等収納箱の蓋13に切断補助具を固定する。
【0035】
切断補助具の前面部中央部付近に親指を添えラップフィルム等収納箱の蓋13を開けるのが通常だが謝って縁の部分に触れても切り刃3が突出せず箱側に向け内側に配置5されているために手などに傷を付けケガの危険性がなくなっている。
【0036】
切断補助具の内側に付属している切り刃3はラップフィルム等収納箱に向いているためラップフィルム等を切断するためにラップフィルム等収納箱をラップフィルム等に対して通常180°近く内側に傾ける角度(図3)動作を半分の内側に傾ける角度(図3)90°近くと少なく押さえることができる。
【0037】
また、切り刃3がラップフィルム等収納箱に向いているためラップフィルム等を切り刃3と収納箱の間に挟み込み切断する事が可能になり切断力を高める。
【0038】
切断補助具は、薄く・硬質・耐水性を有する材質に成っているため水に対し耐久性が有り湿度が高い環境及び濡れた手など水回りでの作業環境においての折れる・破けるなどの強度不足による破損を防ぐ事が可能になり快適性が広がり
【0039】
それに加え硬質で耐久強度のある材質で成っているため日常の切断法図3(上部10・中部11・下部12)での作業環境においてラップフィルム等収納箱の蓋13の端の部分が折れる・破けるなどの強度不足による破損を防ぐ事が可能になりロールの延長を行ってもラップフィルム等終了まで快適に切断作業を行う事ができ切断補助具を再利用することが可能である。
【0040】
ラップフィルム等収納箱の蓋13の突起物と本体の突起物を引っかけ蓋13の開閉ストッパーを行っているがラップフィルム等収納箱は紙材質等で作成されているため強度が不足しており開閉回数が多く機能しなくとも切断補助具の側面に付いている突起部が蓋13(開閉部)のストッパー8を補い蓋13の開閉ストッパーになる。
【0041】
蓋13を覆い隠すことで切断補助具の加工により透明・半透明に作成・無地・カラーリングの自由度が広がり個人でのペイント・シール等で収納箱のデザイン14をアレンジする事を行える。
【符号の説明】
【0042】
1 切断刃
2 切断刃の切断角度
3 切り刃
4 切り刃の切断角度
5 切り刃配置
6 突起止め
7 保護ポケット
8 ストッパー
9 挟む
10 切断法上部
11 切断法中部
12 切断法下部
13 蓋
14 デザイン



【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラップフィルム等収納箱に固定されている切断刃1は、箱より露出しており手などに傷を付けケガの危険性を有しており、これを保護ポケット7により切断刃1を覆うことにより保護する。
【請求項2】
切り刃3を切断補助具内側に配列することにより刃が露出することがなくなり手などに傷を付けケガの危険性を回避する。
【請求項3】
ラップフィルム等を切断補助具の収納箱に向けた切り刃3により、切断作業によるラップフィルム等収納箱を内側に傾ける角度(図3)を少なくするラップフィルム
【請求項4】
ラップフィルム等を切断補助具の切断部である切り刃3と収納箱の間に挟む9ことにより切断を容易にする。
【請求項5】
ラップフィルム等収納箱の蓋13の部分を切断補助具(薄く・硬質・耐水性を有する材質)で覆うことにより蓋13の強度不足により起きていた、折れる・破けるなどの破損を防止する。
【請求項6】
ラップフィルム等収納箱に切断補助具を固定するため、前面部内側にある保護ポケット7を使用し既存の切断刃1を差し込む事により切断補助具の分離を防ぎ固定する。
【請求項7】
ラップフィルム等収納箱に切断補助具を固定するため上部の突起止め6を設け収納箱に差し込む事により切断補助具の分離を防ぎ固定する。
【請求項8】
ラップフィルム等収納箱にある蓋13開放防止ストッパーにかわりストッパー8により蓋13の自然開放を防止する。
【請求項9】
切断補助具により覆うことで透明・半透明の材質使用により既存のデザインを生かしたり、着色等によりデザイン14等のデザインをアレンジする。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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