説明

ランニングマネージャー

【課題】走行中のランニングデーターの分析は困難を極めた。また分析で得られたピッチを維持しながら走るのは難しかった。
【解決手段】歩数計、ストップウォッチ、メトロノームを併せ持つ本発明品を使うことにより、走行中にランニングの技術評価に必要な、スピード、タイム、ストライド長、ピッチが分析表示可能となり、さらに実測値をそのままメトロノームの設定にコピーする事により、一定のリズムを維持したランニングが可能となった。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ランニングの記録とランニング技術の分析に関する。
【特許文献1】特開号公報2001−141852
【特許文献2】特開号公報2002−022852
【特許文献3】特開号公報2003−185467
【特許文献4】特開号公報2004−118410
【背景技術】
【0002】
従来の方法では歩数計、ストップウォッチ、メトロノームの全てを操作しながら、ランニングする必要があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、以上の技術によれば、走者が走りながらランニングデーターを分析し、ランニングのピッチを修正することが困難であった。
そこで、この発明は、走者が走行中に自身のランニングデータを得、分析しランニングピッチを修正する事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するために、第一発明は、歩数計、ストップウォッチ、メトロノームを併せ持ち走行中に自身のランニングデーターを記録、分析する装置である。
また、第二発明は、実測値によるピッチデータをメトロノームに複写設定する機能をもつ装置である。
【発明の効果】
【0005】
第一発明、第二発明により、走行中にランニングの技術評価に必要な、スピード、タイム、ストライド長、ピッチが分析表示可能となり、さらに実測値をそのままメトロノームの設定にコピーする事により、一定のリズムを維持したランニングが可能となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
この発明の選択図を、図1に示す。走る距離をあらかじめ入力して、スタートボタンを押して走り始め、1周ごとにラップボタンを押し終了時にはストップボタンを押す。
走行中も表示の切替が可能であり、実測に基づくピッチの表示が可能である。このデーターはコピーボタンを押すと、メトロノームにコピーされる。
【0007】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、ランニングピッチを走りながら知ることが出来る。ラップボタンを押したときにはランニングの技術評価に必要な、スピード、タイム、ストライド長、ピッチが分析表示可能となり、ランニングデーターは走行中も表示切替可能であり、表示されているピッチデーターは、コピーボタンでメトロノームの設定値にする事が出来た。
【0008】
「他の実施形態」
図1の選択図では、メトロノームはスタート/ストップボタンに連動する事になっているが、他の実施形態では、別のボタンで操作してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の選択図である。
【符号の説明】
【0010】
1 メトロノーム部 2 歩数カウンター部 3 時計表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランニングの歩数と時間を同時に記録する事によりランニングデーターを分析し表示することを特徴とする装置。
【請求項2】
前記装置はメトロノーム機能も持ち、ランニングの実測データーを元にメトロノームのテンポ設定を変更可能にすることを特徴とする装置。

【図1】
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【公開番号】特開2007−232703(P2007−232703A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−92242(P2006−92242)
【出願日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(399089301)
【Fターム(参考)】