リアルタイム・セグメンテーション・ワークベンチを有するウェブ解析のためのアプリケーション・サービス・プロバイダ
本発明のシステムは、ウェブ解析データを検索および表示するためのアプリケーションサービスプロバイダシステム、または、セグメンテーションワークベンチを提供し、サーバおよび複数のクライアント計算機を備える。サーバはウェブ解析ツールを含む。各クライアントは好ましくはサーバと通信するウェブ解析クライアント含む。アプリケーションサービスプロバイダシステムはユーザにウェブ解析サービスを提供することができるアーキテクチャであり、このアーキテクチャは、異なったユーザ企業の異なったクライアントと通信した状態で、異なるユーザのウェブトラフィック情報が単一のサーバで分離および共有できるアプリケーションサービスプロバイダでユーザにウェブ解析サービスを提供する。本発明はまたウェブ解析データを検索および提示する多くの方法を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はウェブ解析のためのシステムおよび方法に広く関する。特に、本発明はウェブトラフィックデータをリアルタイムで操作および表示するための、アプリケーションサービスプロバイダシステムおよびセグメンテーションワークベンチを提供するための方法に関する。
【0002】
関連出願
本出願は、ブレット M. エラー(Brett M. Error)による2005年6月6日付け出願の米国仮出願番号60/688,167号、名称「リアルタイムセグメンテーションワークベンチを含んだウェブ解析用ASP」、および、ブレット M. エラーによる2006年6月5日付け出願の米国出願番号11/422,129号、名称「リアルタイムセグメンテーションワークベンチを含んだウェブ解析用ASP」の利益を享受し、これらは明細書全で参照されて盛り込まれる。
【背景技術】
【0003】
ウェブ解析は、ウェブサイトを使用することで作成されるデータの解析結果を参照する。例えば、ウェブ解析はビジタートラフィックデータを探り当てるために使用することができる。ビジタートラフィックデータの多様性は測定される、例えば、どんなブラウザが使用されているのか、所定ウェブページのどんなリンクが選択されたか、製品が購入されたか否かなど。現在、例えばユタ州オレムのOmniture社の提供するサイトカタリスト(SiteCatlyst)v.11などの多くのウェブ解析ツールが利用可能である。これらのツールはウェブサイト使用上のデータを取り込むことができ、ユーザの要求に応じて、例えば、フォールアウト/コンバージョン、A/Bテストなどのウェブ使用上の異なった測定基準の多様性を表示することができる。
【0004】
ウェブ解析データを提示する一従来方法はオンラインレポーティングである。オンラインレポーティングは比較的高速でデータを供給することがき、HTMLフォーマットを使用して多少の表示自由度を有する一方、ユーザに利用可能なデータを著しく制限する。多くの場合、あらかじめ定義されたレポートのセット数で、データベースからデータを抽出することでデータは供給される。データを隔離すること、異なったレポートを生成すること、および、測定基準の異なった組み合わせでデータをみることといったユーザの能力は極端に制限される。そのため、ユーザはウェブトラフィック上のデータを閲覧することができる一方で、それがユーザにとって最も有用なデータはないことがしばしばある。従って、こういったオンラインシステムに伴う問題は、ユーザが、測定基準の異なった切り口に基づいてユーザが所望するデータを得るための自由度を有していないことである。
【0005】
ユーザにウェブトラフィックデータを提示するための他の方法は、データウェアハウスまたはデータベースにアクセスすることで提供される。こういったアプローチは、ユーザが彼らにとって最も有用なレポートの提供を望む場合に、データの切り取りおよび操作をする能力をユーザに与える。こういったダイレクトアクセスはまた、提示されたデータに関するあらゆる質問に答える適応性をユーザに提供するが、そのシステムは一般的に非常に複雑で使用することが困難である。多くの場合、汎用データベースツールおよびユーザインターフェイスの利用可能性にもかかわらず、非技術的なユーザは必要なレポートのやり取り、問い合わせおよび生成をすることができない。通常、ビジネスユーザはデータベースプログラマを使用して作業し、データウェアハウスからの必要に応じてデータを抽出およびフォーマットする。さらに、このようなシステムは、多くのユーザが同じデータウェアハウスにアクセスしようとした場合に遅い。
【0006】
従って、例えばリアルタイムデータ送出などの従来技術の前述の欠点を解決する、ウェブトラフィックデータの操作および表示のためのセグメンテーションワークベンチを提供するアプリケーションサービスプロバイダモデルが必要とされている。
【発明の開示】
【0007】
本発明のシステムは、ウェブ解析データを検索および表示するためのアプリケーションサービスプロバイダシステム、または、セグメンテーションワークベンチを提供する。本発明は好ましくはサーバおよび複数のクライアント計算機を備える。サーバはウェブ解析ツールを含む。各クライアントは好ましくはサーバと通信するウェブ解析クライアント含む。ユーザがセグメンテーションワークベンチを含むウェブ解析ツールの豊富な機能性を有することができ、リアルタイムでデータにアクセスすることができるため、このアーキテクチャは特に有利である。アプリケーションサービスプロバイダシステムはユーザにウェブ解析サービスを提供することができるアーキテクチャであり、このアーキテクチャは、異なったユーザ企業の異なったクライアントと通信した状態で、異なるユーザのウェブトラフィック情報が単一のサーバで分離および共有できるアプリケーションサービスプロバイダでユーザにウェブ解析サービスを提供する。本発明はまたウェブ解析データを検索および提示する多くの方法を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
この発明は、リアルタイムでウェブトラフィックデータの操作および表示のためのセグメンテーションワークベンチを提供するためのアプリケーションサービスプロバイダモデルを提供する。この発明は、オンラインレポートシステムおよびデータウェアハウスへのダイレクトアクセスの最良の特徴と、1)リアルタイムのデータへの迅速アクセスを提供し、2)ユーザによるデータの操作および選別を容易にし、3)柔軟であって、非常に多い好ましいフォーマットでユーザがデータを提示することができる、アプリサービスプロバイダセグメンテーションワークベンチとを、有利に組み合わせる。
【0009】
基本システム
第1計算機102および第2計算106を使用するウェブ解析用解析機能を提供する本発明のセグメンテーションワークベンチシステム100は図1に示される。システム100は好ましくは、第1計算機102、ネットワーク104および第2計算機106を含む。本発明は、理解の容易さおよび利便性のため、単一の第2計算機106と通信する単一の第1計算機102という関連で説明されるが、より典型的な応用例では、多くの第2計算機106と通信する第1計算機102であってもよい。全体として、本発明はネットワーク104、第1計算機102および第2計算機106を使用して操作する自由度および速度を有するウェブ解析ツールを提供する。
【0010】
第1計算機102は、例えばサーバなどの通常の計算機であって、回線110を介してネットワークと接続されており、本発明としての各種プログラムを実行することができる。第1計算機102は、例えばメモリやハードディスク装置アレイなどの一時的および恒久的な記憶のための記憶装置を好ましくは含む。第1計算機102は、アプリケーション、プログラムおよび第1計算機102で実行可能な他のコードを好ましくは含む。第1計算機102は、例えばユタ州オレムのOmniture社の提供するサイトカタリスト(SiteCatlyst)v.11などのウェブ解析ツール112を好ましくは含み、ウェブページ相互関係を示すデータセットからデータを提供するためのウェブ解析およびレポーティングのためのウェブサーバとして機能する。ウェブ解析ツール112はまたセグメンテーションワークベンチを含み、それにより提供さえる機能性、生成されるユーザインターフェイスおよびその操作は以下に詳述される。題意計算機102の稼働時、これらのツールはユーザへの提示のために第2計算機106にデータを供給する。第2計算機106によるこういった情報の表示例は図5以降を参照して示される。
【0011】
ネットワーク104は、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ネットワークまたは広域ネットワーク(WAN)等の通常のタイプのいずれかである。このネットワークは、ネットワーク104に接続されている装置間でデータのパケットを送出するためのあらかじめ定義されたプロトコルを有する。ネットワーク104は通常のタイプのいずれでもよく、種々の接続形態のいずれであってもよい。
【0012】
第2計算機106は、例えばパーソナルコンピュータなどの通常の計算機であって、なお、本願発明のセグメンテーションワークベンチ機能を提供するプログラムまたはコードを含む。この第2計算機106は、第1計算機102のウェブ解析ツール112と、ユーザの解析およびレポーティング要求を満足するユーザ入力とに応答するウェブ解析クライアント114を含む。
クライアント/サーバアーキテクチャ
【0013】
ここで、図2を参照して、この発明の第2実施形態を示す。図2は、いかにして本発明がクライアント/サーバアーキテクチャで使用され、サーバ202と複数のクライアント計算機1−n 206a−206nとの間で通信を最適するかを示す。本発明は好ましくは、ウェブ解析機能を提供すアプリケーションサービスプロバイダシステム204を使用する。単一のサーバ202のみが示されているが、アプリケーションサービスプロバイダシステム204は複数のウェブサーバ、各種他のサーバおよびバックエンドアーキテクチャを含むことができ、アプリケーションサービスプロバイダモデルに従ったウェブ解析機能を提供する。サーバ202は好ましくは、図1に示されるものと同様のウェブ解析ツール212を備える。複数のクライアント計算機206a−206nを備えるため、ネットワーク接続のそれぞれでは送信されるべきデータ量が大幅に増大する。クライアント206a−206nのそれぞれは好ましくは、サーバ202と通信するためのウェブ解析クライアント214を含む。ユーザはウェブ解析ツールの豊富な機能を使用することができてリアルタイムでデータにアクセスすることができるので、こういったアーキテクチャは特に有用である。さらに、こういったアーキテクチャによって、ユーザに提供されるウェブ解析サービスにアプリケーションサービスプロバイダを付加することができ、このアプリケーションサービスプロバイダでは、異なったユーザ会社の異なったクライアントと通信する一方で、異なったユーザに対するウェブトラフィック情報を分離したり一つのサーバで共有したりすることができる。このモデルを支えるアーキテクチャは以下でより詳細に説明される。
【0014】
アプリケーションサービスプロバイダアーキテクチャ
ここで図3を参照して、第3実施形態に係る本願発明の実施のための具体例アーキテクチャ300を示す。当業者であれば、図示された具体例と異なった他の実施形態で本発明を実施することができることは認識できるはずである。
【0015】
ワークベンチジャバクライアント301は、ウェブサイト使用レポートを閲覧および連動するためのパーソナルコンピュータ106/206上で実行される。クライアント301は、ユーザに出力するため表示装置307(もしくは他の出力装置)にレポートを送出する。ワークベンチネットワーク302は、ウェブサイト使用上のデータのクライアント要求を取り扱いおよび応答するためネットワークに集約化されている。
【0016】
一実施形態では、ユーザインターフェイスは、例えばMacromedia Flex、ジャバ(Java)、DHTML、もしくはこれらの組み合わせのいずれかなどの周知の環境を用いて実現される。
【0017】
一実施形態では、図3に示される構成要素は以下のように動作する。レポートが表示されたとき、ワークベンチジャバクライアント301はクエリ303をネットワーク302に送出し、クエリ303はいずれのクエリが要求されているかを特定し、レポートのための一つまたはそれ以上のフィルタを必要に応じて特定する。一実施形態では、クエリ303はXMLフォーマットである。
【0018】
クエリ303に応じて、ワークベンチネットワーク302は、レポートデータの符号化された表記を含むハッシュドデータ304を送り返す。例えば、ハッシュドデータ304は、特定のブラウザを使用して、特定の期間内にウェブサイトを訪れたビジターの数をハッシュ法用語で指定する。このハッシュドデータ304はクライアント301に受け取られる。
【0019】
クライアント301はあらかじめ受け取り符号化されたハッシュコードをローカルキャッシュ309に格納し、これにより先に直面したハッシュコードを正確に翻訳することができる。一実施形態では、ローカルキャッシュ309はセッションの終わりにクリアされ、同じセッションであらかじめ受け取られたそれらのコードのみがキャッシュ309に格納される。一実施形態では、ローカルキャッシュ309は、ユーザの必要に応じて、より永続的なまたは永続性に欠ける形態で実現される。
【0020】
ハッシュドデータ304の受け取りに応じて、クライアント301はキャッシュ309を調べて、キャッシュ309がデータ304のハッシュコードを含んでいる場合(言い換えれば、同じハッシュコードを含んだデータをあらかじめ受け取っている場合)、クライアント301は、これ以上ネットワーク302と通信することなくハッシュコード化されたデータの意味を翻訳することができる。もし、データ304からのハッシュコードがキャッシュ309に存在しない場合、クライアント301はハッシュクエリ305をネットワーク302に送出して、これにより、ネットワーク302はクライアント301にハッシュ変換306の送出で応じる。ハッシュ変換306は、クライアント301にハッシュ用語の意味(例えば、ハッシュ用語#299はインターネットエクスプローラ6.0を使用するユーザを意味することの規定)を提供する。一実施形態では、クライアント301は、今後の使用のためにこの意味をキャッシュ309に格納する。
【0021】
クライアント301がレポートを生成するための十分なデータを一旦受け取ると、ユーザに出力するために表示装置307にレポート308を送出する。一実施形態では、ハッシュ意味のいくつかが未だに受け取られていない場合、クライアント301はそれでもレポート308を送出し、レポート308は何らかのハッシュ用語が不明であることを提示する。他の実施形態では、クライアント301はエラーメッセージを表示すること、および、より完全なハッシュ意味データが使用可能となるまで待機すること、の少なくとも一方を行う。
【0022】
ユーザは、例えばマウス、キーボードまたはその他のユーザ入力装置330を介して表示されたレポート308と対話することができる。ユーザはレポート308内の領域をクリックすることができるので、フィルタとして解釈される領域をユーザがクリックすると、クライアント301は新たなレポートフィルタ基準を含んだ新たなクエリ303を生成および送出する。以上の工程が繰り返される結果、更新されたレポート308が表示装置307に送られる。
【0023】
図4を参照して、一実施形態に基づくワークベンチネットワーク302のアーキテクチャの一例を示す。ネットワーク302は、クライアント301からクエリ303、305を受け取るフロントエンドウェブサーバ401を任意の数だけ含み、記憶装置からデータを取得し、取得したデータを解析し、クライアント301にレポートデータを返送するバックエンドサーバ402を任意の数だけ含む。バックエンドサーバ402はフィルタ要求に基づいて適切なデータセットをクライアント301に送出する。例えば、フィルタ要求が、ユーザが特定のウェブブラウザを使用する訪問者にのみ関心があることを特定する場合、バックエンドサーバ402はこの特定された基準に一致しないデータは取り除き、一致するデータのみをクライアント301に送る。概念上、バックエンドサーバ402は可動フィルタバーをデータセットに適用しており、フィルタ要求に従ってデータセットのサイズを変更する一方で、
見た目の整合性をデータ内で維持する。
【0024】
データベース403はウェブサイト巡回データを含み、一実施形態では例えばハードディスク装置などのいくつかの記憶媒体にバイナリフォーマットで格納される。一実施形態では、ウェブサイト巡回データはファイル、言い換えれば「ブリック(bricks)」に分割され、データの部分の抽出を容易にする。サーバ402がデータベース403のデータを抽出するとき、これらは基準にマッチする特定のブリックで提供される。
【0025】
一実施形態では、特定期間のウェブサイト巡回データを示すレポートをユーザが要求する場合、バックエンドサーバ402は、ウェブ巡回ログおよび統計データの少なくとも一方を含んでいるデータベース403からデータを抽出する。一実施形態では、サーバ402は、特定期間を越えたウェブサイト巡回のスナップショットを示すデータベース403からデータを得る。そしてサーバ402は、例えばハッシュアルゴリズムに従って符号化されたバイナリフォーマットを用いて使用バンド幅を最小化し、このウェブサイト巡回データを一時的ローカル記憶装置(例えばランダムアクセスメモリ)に格納する。一実施形態では、このバイナリフォーマットはデータベース403で使用されるフォーマットと同一であり、サーバ402がデータベース403からデータを抽出する際にファイルフォーマット変換の実行の必要が無い。サーバ402はまた要求されたフィルタを適用し、フィルタされたデータをクライアント301に送出する。
【0026】
一実施形態では、ユーザがウェブサイト巡回データのための広大なデータ範囲を要求するたびに、バックエンドサーバ402はデータベース403からの新たなデータ抽出を実行する。しかしながら、ユーザが先に特定された範囲からデータ範囲を狭めた場合、新たなデータ抽出は実行されず、バックエンドサーバ402はむしろ、新たなフィルタパラメータに従って先に抽出されたデータをフィルタする。
【0027】
セグメンテーションワークベンチ機能性
セグメンテーションワークベンチクライアント301およびワークベンチネットワーク302(以下、ひとまとめにしてセグメンテーションワークベンチと称する)により、ユーザはリアルタイムで収集データウェアハウス(Data Warehouse)データを探り当てることができる。このセグメンテーションワークベンチは、ユーザに高速応答方法を提供し、グラフィックユーザインターフェイスを介してデータウェアハウス形式データ上に高度解析を実行する。ユーザは、各種プリパッケージされたレポートを単一のワークスペースで実行することができ、さらに、いずれのデータ項目をクリックすることができて、その項目で全体結果をフィルタできる。これによりユーザは、例えば「ユーザが品目Xまたは品目Yを購入する、および、在庫一掃の販売ページを閲覧するための訪問を駆り立てた最上の注目点は何であったのか」といった質問に即座に回答することができる。この結果はほとんど瞬時に返送され、ユーザは要因の組み合わせの効果を解析することができる。
【0028】
セグメンテーションワークベンチにより提供される基本機能性は、ユーザが各種レポートを選択でき、これらレポート内からのフィルタに項目を追加することができ、この仮想「where」節に基づいた結果変動を即座にみることができる、ということである。このウェブ解析ツールは、この仮想「where」節を支援するためのページビュウ(Page View)、訪問(Visit)、ビジター分類(Visitor groupings)を提供する。全てのディメンション(ブラウザ、製品など)(dimensions: 特性)は、商業的測定基準(metrics)と同様に、訪問、ビジター(一時間単位、一日単位、一週間単位、一ヶ月単位、四半期単位、一年単位)およびページビュウ測定基準を提供する。ワークベンチは、例えば、付録AおよびBで提供される例で、それぞれ各種ディメンションおよび測定基準を支援する。
【0029】
セグメンテーションワークベンチの特段の利点は、クエリに対する応答を返送する、もしくは、データウェアハウスからの取得されたデータを用いてリアルタイムでレポートを変更する、ということである。リアルタイムなので、ほとんどのフィルタで数秒、より具体的には2、3秒内に結果を収集および表示するセグメンテーションワークベンチの機能をここで参照することができる。
【0030】
セグメンテーションワークベンチの他の利点は、ダウンロード可能とすることと同じようなデータの提示である。ワークベンチにより、ユーザは、ウィンドウレベルで、セグメンテーションワークベンチ(Segmentation Workbench)結果を標準ダウンロードフォーマット(現在のHTML、PDF、RTF、Excel、CSV)でダウンロードすることができる。一実施形態では、全ての標準ダウンロードフォーマットでレポートレット(reportlet)をダウンロードすることができる。ダウンロードされたレポートは、フィルタおよびデータセット情報を示す。ワークベンチはまた、ワークベンチキャンバス(WYSIWYG)のPDFダウンロード、または、各レポートウィンドウが異なったワークシートであるスプレッドシートでのワークベンチキャンバスのダウンロードを提供する。
【0031】
ワークベンチユーザインターフェイス機能性
図5はデータ関係のハイレベル概要とセグメンテーションワークベンチによるこれらの提示である。
【0032】
ユーザはレポートメニューから利用可能なレポートのいずれをも選択することができ、レポートメニューはワークベンチ「キャンバス」にレポートウィンドウを開く。ユーザはまたレポートメニューを実行するためにキャンバス上でいつでも右クリックすることができる。レポートが実行されると、そのレポートのミニ版が直ちに表示される。レポートウィンドウは、デフォルト測定基準を表示し、その測定基準によりデータが格納されて、システム300はデフォルトで訪問となる。ユーザは、キャンバス表示オプション(canvas Display Options)でデフォルト測定基準(Default metric)をカスタマイズすることができ、プリレポートベースでこれらを設定することもできる。ユーザは測定基準を変更および追加の測定基準(10まで)を加えることができる。図示されるようにデータ列のデフォルト数は10であるが、ユーザはキャンバス表示オプションでこれを調整することができる。
【0033】
レポートはウィンドウ内に提供されるか、もしくは、共通ウィンドウと同様の機能性を持つコンテナ内に提供される。例えば、レポートは端をドラッグして高さおよび幅を変更する機能、最小化、削除および最大化する機能、および、ウィンドウタイトルバーをドラッグしてキャンバス上のウィンドウの位置を移動または再配置する機能を含む。さらに、レポートは、ユーザがコラムマージンをドラッグしてコラム幅を変更できるようにする機能性と、レポート内に表示されるデータは常に現在のフィルタを反映しており、もしユーザがブラウザ上でハードリフレッシュを行う場合、キャンバスも同様に見えるようにセーブ状態のサイズ変更および移動と、を含む。各種レポートの表示(標準オンラインレポートでユーザに熟知された概念の採用)は、ビュウ(View)、順位付け(Ranked)、経時(Over Time)、傾向(Trended)、フォールアウトレポート(Fall-out report)、C&A、図表(Graphical)、最多利用(Most Improved)、ガント(Gantt)、表形式(Tabular)、生データ(Raw Date)、および、適応性(Flexible)を利用可能に含むことができる。ワークベンチは、ユーザが日付(Date)、測定基準(Metric)およびディメンション軸(Dimension axis)を使ってカスタムレポートを構築できるようにする(データ抽出(Data Extract)またはエクセルクライアントデータブロック(Excel Client Data Blocks)と同じように)「カスタム」レポートを作成する。さらに、図面に示されるように、あらゆるビュウを切り替えるための一連のアイコンが供給されているので、ワークベンチによりユーザはこれらレポートまたはビュウを切り替えることができる。
【0034】
ワークベンチキャンバスの概念に加えて、本発明はまた該当プロジェクトを保守する。ユーザはワークベンチプロジェクトを保存および再開することができる。ユーザが保存されたプロジェクトを開くとき、ユーザが終了したときのように全ては正確に見えなければならない。例えば、ユーザが2005年1月にデータをロードして、そのプロジェクトを1月15日に保存し、そのプロジェクトを1月18日に開いた…とすると、この場合、このデータセットは技術的には異なっている。ユーザは、これから先の時間を含んだデータセット日付範囲を特定することができないことを警告されるか、もしくは、ワークベンチが1月18日までのデータをロードしていることが警告され、データセットに多くのデータが加えられているため示されているデータは変更されていることがユーザに警告される。ユーザは他のユーザとの間でワークベンチプロジェクトを共有することができる。オーナーはオリジナルの共有されたプロジェクトに渡って保存することができる(アプリケーションはユーザに警告し、「ネットワーク(networked)」版を保存していることを思い出させる)。非オーナーは共有されたプロジェクトを開くことができるが、それらのコピーにはあらゆるオートセーブが実際には適用されなければならない。彼らが「プロジェクトの保存(Save project)」をはっきりとクリックした場合、彼らは、共有されたプロジェクトを使用していることが促されて、そのコピーを自身のフォルダに保存することができる。ユーザが変更されたプロジェクトを保存しないまま終了しようとしたときにはいつでも、ワークベンチは「あなたの行った全ての変更は失われてしまいます。このまま処理を実行してもよろしいですか。」といったことがユーザに確認される。例えば、ユーザが「新たなプロジェクト(New Project)」アイコンまたは「プロジェクトを開く(Open Project)」アイコンをクリックした場合、アプリケーションはユーザに入力を適切に要求する。ワークベンチは開かれているプロジェクトの「自動保存」を周期的に実行する。デフォルトとして、ワークベンチはプロジェクトを5分毎に自動保存する。ユーザはこの自動保存の頻度をカスタマイズすることができる。また、これは制限されたバージョンシステム(limited versioning system)と組み合わせることができ、ユーザは理論上、最終版の変更を「取り消し」することがありうる。ワークベンチが(不活動によって)ユーザのセッションを終了する場合、先ず、全てを保存してユーザが次回に終了まえの状態で開始できるようにする。ユーザが15分間ワークベンチを使用しない場合、アプリケーションはユーザに促して、ワークベンチの使用を継続するのか問い合わせる。問い合わせに対してユーザが5分の間に応答しない場合、アプリケーションは後のユーザのアクセスのためにプロジェクトを保存し、ワークベンチスロットを解放する。アプリケーションは、ユーザへの問い合わせとそれの応答を受けとらなかった旨が示されるように表示を更新し、プロジェクトを保存してワークベンチを閉じる。
【0035】
キャンバスによって、ワークベンチキャンバスはユーザに定義可能なデータフィルタを提供する。ワークベンチにより、ユーザは、データとセグメントとの2種類のキャンバスフィルタを利用することができる。ユーザはデータを日時でフィルタすることができ、ワークベンチによって好ましくは、ユーザは複数の異なった経時または傾向レポートを選択することができる。デフォルトは全てのレポートの粒状性を同じレベルに強制する。本願においても参照される、出願中の米国特許出願番号11/313,445号、2005年12月20日付け出願、タイトル「セグメンテーション定義の作成」、に開示されるように、例えばセグメントビルダインターフェイスのようなツールを使用して、ユーザはデータの分類およびフィルタのためのセグメント定義を作成することができる。ワークベンチによって、ユーザは、例えばエレメントに続くファンネルアイコンをクリックでき、フィルタリングに使用されるセグメントを選択することができて、そのエレメントはフィルタに自動的に追加される。一実施形態では、ファンネルアイコンはフィルタの追加またはフィルタからの取り外しのトグルスイッチである。ファンネルアイコンの右クリックにより、例えば、「アンド」変更、「オア」変更、または、「フィルタからの取り外し」などの機能オプションをユーザが選択できるオプションメニューが表示される。
【0036】
最終的に、ワークベンチによる追加の特徴がある。例えば、ワークベンチによって、ワークベンチで使用されるデータウェアハウスまたはセットの生成で使用される生データのためのサンプリングレートをユーザは設定することができる。ワークベンチインターフェイスは、例えば、データウェアハウスインターフェイス(Data Warehouse interface)などの、ウェブ解析ツール112/212によって提供される他のユーザインターフェイスと組み合わせることができる。ユーザに「取り消し」行為またはバージョンを可能とするワークベンチは先に簡単に述べられている。ワークベンチによって、ユーザはまた使用環境を格納することができる。ユーザは、ワークベンチビュウ、例えば、レポートスーツ、日付範囲、サンプルレートなど、に関連する全てを保存することができる。
【0037】
図6は、他のユーザインターフェイスに加えることができるワークベンチツールバーのための一例を示す図を表し、ワークベンチツールバー内のボタンの選択に基づいてユーザ移行する画面またはインターフェイスを示す。
【0038】
ここで図7A〜図7Vを参照して、本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例を示しおよび説明する。
【0039】
図7Aは、データウェアハウスタブに応じて表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。
【0040】
図7Bは、ユーザが使用許諾を受けておらず、且つ、管理者でもない場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。
【0041】
図7Cは、ユーザが使用許諾を受けている場合に表示されたグラフィックユーザインターフェイスである。このページの目的はワークベンチとは何かを初めてのユーザに説明することであり、ユーザはその使用に移行することができる。
【0042】
図7Dは、ユーザが使用許諾を受けている場合に表示されているグラフィックユーザインターフェイスであるが、いずれのサーバも使用することができない(コンカレントライセンスモデルのみ)。ウェブ解析ツール112/212は、ユーザがこのページに居続ける限りユーザの位置をキューに保留する。もし、ユーザがこのページから立ち去ることを求めた場合、ウェブ解析ツール112/212はユーザの位置を保留し、ワークベンチがユーザに使用可能となったときに単にユーザに通知を行う。これにより、ユーザはこのページを終了することができ、または、ウェブ解析ツール112/212をログアウトすることができる。ウェブ解析ツール112/212は、例えば図7Eに示されるように利用可能通知を送り、ワークベンチは15分の間ログオンを保留する。この15分の間にユーザがワークベンにアクセスしなかった場合、ワークベンチは他のユーザに使用可能となる。
【0043】
図7Fはユーザがワークベンチの使用許諾を受けている場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスであるが、いずれのサーバも使用することができない(専用ユーザライセンスモデルのみ)。ユーザが管理者であれば、そのユーザは現在のワークベンチユーザそれぞれのセッション長をみることができる。ユーザが管理者であれば、ユーザ名の上に彼がカーソルを移動させると、彼が現在ログオンした企業とユーザのそれとが異なっている場合ツールチップはユーザの企業を表示する。ステータスバーは所定時間で充填される動画化されたgifであってもよい。所定時間毎にページはリフレッシュされ、ステータスバーは充填され続ける。
【0044】
図7Gはいずれの使用許諾モデルにも実質的にアクセス可能であるがいずれのサーバもいずれのグループで使用できない場合(もっともありそうもないケース)に表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。
【0045】
図7Hは、ユーザがワークベンチ使用許諾を受けており、サーバが使用可能である場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスであり、ユーザはいかなる現存するプロジェクトも持っていない(完全な初回ユーザ)。ユーザインターフェイスはこの画面にロード時間見積もり/推奨を提供する。
【0046】
図7Iは、ユーザがワークベンチユーザライセンスを有し、サーバが使用可能であり、ユーザが現存のプロジェクトを有する場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。ユーザが現存のプロジェクトを有する場合、ユーザは終了後からの継続を望むことが大変可能性が高いので、ワークベンチは「最終のプロジェクトのロード」オプションをデフォルトで設定する。ユーザが最終的な変更を保存しないで前回終了したことをワークベンチが検出した場合、「自動保存された最終のプロジェクトの展開」オプションが表示される。ユーザが最終的な変更を保存している場合、「自動保存された最終の…展開」オプションは「最新のプロジェクトの展開:[プロジェクト名]」に置き換えられる。
【0047】
図7Jはワークベンチデータがロードされたときに表示されグラフィックユーザインターフェイスである。
【0048】
図7Kは、空白のワークベンチキャンバスのためのグラフィックユーザインターフェイスである。少なくとも一つのレポートと少なくとも一つのフィルタが適用されるまで、「…開始のために」テキストがユーザインターフェイスにより表示される。レポートおよびフィルタが適用されると、「…開始のために」テキストは消えるかもしくは暗色に変更される。ワークベンチの使用を開始するため、ユーザはレポートパレット(Reports palette)を推進するためのレポートボタン(Reports button)をクリックするか、このキャンバス上のどこかを右クリックすることでレポートを選択する。そして、ユーザは、レポートデータに日付およびセグメントフィルタを適用するためのフィルタボタン(Filter button)をクリックする。
【0049】
図7Lは、部分的にラベル付けされたワークベンチキャンバスと部分的に異なる空白のワークベンチキャンバスのためのグラフィックユーザインターフェイスである。この図はワークベンチの主要の機能的要素を示している。ワークベンチツールバー(Workbench toolbar)により、新プロジェクトの作成(Create new project)、現存のプロジェクトを開く(Open existing project)、プロジェクトの保存(Save project)、キャンバスの印刷(Print canvas)、キャンバスのダウンロード(Download canvas、例えば、PDFやエクセル)、オプションの表示(Display Options、列および測定基準のデフォルト数で)、ヘルプ(Help)、キャンバスのクリア(Clear canvas)、キャンバスの更新(Update canvas)を含む多くのオプションが利用できる。自動更新(Auto-update)オプションは、即座に実行されるフィルタアイコン(「ファンネル」)のクリックする手段を有効にする。自動更新オプションが無効の場合、ユーザは複数のボタンをクリックすることができ、一度に全ての変更をするための「更新(Update)」ボタンをヒットすることができる。デフォルトは「自動更新(Auto-update)」である。自動更新機能性のためのユーザインターフェイスの例は図7Mに示される。
【0050】
図7Nはレポートのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。レポートウィンドウは、ビュウ選択のためのタブ、ツールバー、オプションセクション(オンラインレポート内の黄色のサブヘッダ)、グラフおよびテーブルを含んだ一般的な要素を表示する。ユーザは、グラフやテーブルなどを示したり隠したりするダッシュボード(Dashboard)機能性でレポートウィンドウをカスタマイズすることができる。ユーザは「x」をクリックすることができ、これにより利用可能な全てのセクションを取り除くことができる。セクションを戻すため、ユーザはウィンドウ内で右クリックをして「グラフの表示(Show Graph)」、「詳細テーブルの表示(Show Details Table)」等を選択することができる。もしくは、ユーザはレポートウィンドウツールバーの「オプションの表示(Display Options)」をクリックすることができる。ユーザは全てのセクションを取り除き「空の」レポートウィンドウを得ることができる。レポートウィンドウが空の場合、ユーザにどのようにセクションを表示するかを指示する(スタートアップ時のキャンバス動作に類似する)テキストが現れる。アクティブなウィンドウは視覚的に明瞭な方法で、例えば、異なったウィンドウ色内で、明るいアイコンや制限を用いて、またはヘッダ内のレポートリストの太字などで、表示される。レポートウィンドウのファンネルアイコンをクリックすることで、フィルタアイコン(ファンネル)はあらゆるフィルタの適用に利用され、「OR Visits where [dimension] = [selected item]」が意味される。もしユーザが複製のレポート(この例ではブラウザ(Browsers))を展開した場合、それらを識別するため、複製ウィンドウの名前の後ろに番号が付加される。ユーザがレポートまたはフィルタ記述セクションのリンクのいずれかをクリックした場合、適用可能なウィンドウが着目される(または必要に応じて展開される)。ユーザがセグメントフィルタ要素をクリックした場合、セグメントビルダが展開または着目される。ユーザが日付フィルタテキストをクリックした場合、カレンダーパレットが展開または着目される。ユーザがレポートリストのいずれかをクリックした場合、そのレポートが着目される。ユーザが特にサイズ変更しない限り、ウィンドウのサイズは変更されない。必要とされるところにスクロールバーは表示される。
【0051】
図7Oは、ポートメニューが開かれた状態でのレポートのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。ユーザは希望のレポートを選択するためにキャンバス上のどこでも右クリックすることができる。
【0052】
図7Pは、日付フィルタのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。「レポートの実施(Run Report)」ボタンテキストが「日付の適用(Apply Date)」を表示することを除き、範囲タブは基準カレンダーに類似する。
【0053】
図7Qは、セグメンテーションフィルタのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。「セグメントの適用(Apply Segment)」ボタンは、選択されたときのここのパレット内に表示される全てを利用する。従って、例えば、ビルダのキャンバスをクリアして「セグメントの適用」をクリックすることで、実際にいずれのアクティブセグメントフィルタをクリアすることができる。
【0054】
図7Rは、測定基準選択子ポップアップウィンドウのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。適用可能なオプション選択子のいずれもワークベンチ内で利用できる。例えば、順位付け測定基準選択子(Ranked metric selector)が示される。傾向ビュウが支援されている場合、「傾向のためのアイテムの選択」ポップアップなどが利用可能となることが必要となる。
【0055】
図7Sおよび図7Tは、保存および展開ダイアログウィンドウ(Save and Open dialogs windows)のためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。
【0056】
図7Uは、レポートウィンドウ(Report window)詳細のためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。
【0057】
図7Vは、グループの許可または定義を設定するためのポップアップウィンドウのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。管理者は、セグメンテーションワークベンチにアクセスするグループを作成することができる。この場合、管理者はワークベンチのレポートスーツにアクセスする人間を制御することができる。管理者は、確かな人間を「コンカレントライセンス」グループに組み入れることができ、他の人間を「共有クラスター」グループに組み入れることができる(企業が両グループのいくつかを購入していると仮定して)。企業がライセンス持っていない場合、情報ページオプション(Information Page option)が列記される。
【0058】
本発明は確かな好ましい実施形態を参照して説明された一方、当業者は各種変形例が提供できることを認識するであろう。例えば、バックエンドサーバ402は接続形態や配置の多様性を持つことができる。好ましい実施形態に基づく多種および変形例は本発明で提供される。
【0059】
【表1】
【表2】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【0062】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】本発明に基づく、リアルタイムでウェブトラフィックデータを操作および表示するセグメンテーションワークベンを提供するシステムの第1実施形態のブロック図。
【図2】クライアント/サーバアーキテクチャにおける、リアルタイムのセグメンテーションワークベンチを供給するシステムの例の第2実施形態のブロック図。
【図3】本発明に基づくウェブ解析のためのセグメンテーションワークベンチを提供するシステムの第3実施形態のブロック図。
【図4】本発明に基づくワークベンチネットワークの好ましい実施例のブロック図。
【図5】セグメンテーションワークベンチによるデータ関係およびその提示を示す図。
【図6】ワークベンチツールバーの実施例を示す図。
【図7A】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7B】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7C】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7D】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7E】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7F】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7G】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7H】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7I】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7J】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7K】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7L】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7M】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7N】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7O】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7P】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7Q】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7R】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7S】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7T】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7U】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7V】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【技術分野】
【0001】
本発明はウェブ解析のためのシステムおよび方法に広く関する。特に、本発明はウェブトラフィックデータをリアルタイムで操作および表示するための、アプリケーションサービスプロバイダシステムおよびセグメンテーションワークベンチを提供するための方法に関する。
【0002】
関連出願
本出願は、ブレット M. エラー(Brett M. Error)による2005年6月6日付け出願の米国仮出願番号60/688,167号、名称「リアルタイムセグメンテーションワークベンチを含んだウェブ解析用ASP」、および、ブレット M. エラーによる2006年6月5日付け出願の米国出願番号11/422,129号、名称「リアルタイムセグメンテーションワークベンチを含んだウェブ解析用ASP」の利益を享受し、これらは明細書全で参照されて盛り込まれる。
【背景技術】
【0003】
ウェブ解析は、ウェブサイトを使用することで作成されるデータの解析結果を参照する。例えば、ウェブ解析はビジタートラフィックデータを探り当てるために使用することができる。ビジタートラフィックデータの多様性は測定される、例えば、どんなブラウザが使用されているのか、所定ウェブページのどんなリンクが選択されたか、製品が購入されたか否かなど。現在、例えばユタ州オレムのOmniture社の提供するサイトカタリスト(SiteCatlyst)v.11などの多くのウェブ解析ツールが利用可能である。これらのツールはウェブサイト使用上のデータを取り込むことができ、ユーザの要求に応じて、例えば、フォールアウト/コンバージョン、A/Bテストなどのウェブ使用上の異なった測定基準の多様性を表示することができる。
【0004】
ウェブ解析データを提示する一従来方法はオンラインレポーティングである。オンラインレポーティングは比較的高速でデータを供給することがき、HTMLフォーマットを使用して多少の表示自由度を有する一方、ユーザに利用可能なデータを著しく制限する。多くの場合、あらかじめ定義されたレポートのセット数で、データベースからデータを抽出することでデータは供給される。データを隔離すること、異なったレポートを生成すること、および、測定基準の異なった組み合わせでデータをみることといったユーザの能力は極端に制限される。そのため、ユーザはウェブトラフィック上のデータを閲覧することができる一方で、それがユーザにとって最も有用なデータはないことがしばしばある。従って、こういったオンラインシステムに伴う問題は、ユーザが、測定基準の異なった切り口に基づいてユーザが所望するデータを得るための自由度を有していないことである。
【0005】
ユーザにウェブトラフィックデータを提示するための他の方法は、データウェアハウスまたはデータベースにアクセスすることで提供される。こういったアプローチは、ユーザが彼らにとって最も有用なレポートの提供を望む場合に、データの切り取りおよび操作をする能力をユーザに与える。こういったダイレクトアクセスはまた、提示されたデータに関するあらゆる質問に答える適応性をユーザに提供するが、そのシステムは一般的に非常に複雑で使用することが困難である。多くの場合、汎用データベースツールおよびユーザインターフェイスの利用可能性にもかかわらず、非技術的なユーザは必要なレポートのやり取り、問い合わせおよび生成をすることができない。通常、ビジネスユーザはデータベースプログラマを使用して作業し、データウェアハウスからの必要に応じてデータを抽出およびフォーマットする。さらに、このようなシステムは、多くのユーザが同じデータウェアハウスにアクセスしようとした場合に遅い。
【0006】
従って、例えばリアルタイムデータ送出などの従来技術の前述の欠点を解決する、ウェブトラフィックデータの操作および表示のためのセグメンテーションワークベンチを提供するアプリケーションサービスプロバイダモデルが必要とされている。
【発明の開示】
【0007】
本発明のシステムは、ウェブ解析データを検索および表示するためのアプリケーションサービスプロバイダシステム、または、セグメンテーションワークベンチを提供する。本発明は好ましくはサーバおよび複数のクライアント計算機を備える。サーバはウェブ解析ツールを含む。各クライアントは好ましくはサーバと通信するウェブ解析クライアント含む。ユーザがセグメンテーションワークベンチを含むウェブ解析ツールの豊富な機能性を有することができ、リアルタイムでデータにアクセスすることができるため、このアーキテクチャは特に有利である。アプリケーションサービスプロバイダシステムはユーザにウェブ解析サービスを提供することができるアーキテクチャであり、このアーキテクチャは、異なったユーザ企業の異なったクライアントと通信した状態で、異なるユーザのウェブトラフィック情報が単一のサーバで分離および共有できるアプリケーションサービスプロバイダでユーザにウェブ解析サービスを提供する。本発明はまたウェブ解析データを検索および提示する多くの方法を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
この発明は、リアルタイムでウェブトラフィックデータの操作および表示のためのセグメンテーションワークベンチを提供するためのアプリケーションサービスプロバイダモデルを提供する。この発明は、オンラインレポートシステムおよびデータウェアハウスへのダイレクトアクセスの最良の特徴と、1)リアルタイムのデータへの迅速アクセスを提供し、2)ユーザによるデータの操作および選別を容易にし、3)柔軟であって、非常に多い好ましいフォーマットでユーザがデータを提示することができる、アプリサービスプロバイダセグメンテーションワークベンチとを、有利に組み合わせる。
【0009】
基本システム
第1計算機102および第2計算106を使用するウェブ解析用解析機能を提供する本発明のセグメンテーションワークベンチシステム100は図1に示される。システム100は好ましくは、第1計算機102、ネットワーク104および第2計算機106を含む。本発明は、理解の容易さおよび利便性のため、単一の第2計算機106と通信する単一の第1計算機102という関連で説明されるが、より典型的な応用例では、多くの第2計算機106と通信する第1計算機102であってもよい。全体として、本発明はネットワーク104、第1計算機102および第2計算機106を使用して操作する自由度および速度を有するウェブ解析ツールを提供する。
【0010】
第1計算機102は、例えばサーバなどの通常の計算機であって、回線110を介してネットワークと接続されており、本発明としての各種プログラムを実行することができる。第1計算機102は、例えばメモリやハードディスク装置アレイなどの一時的および恒久的な記憶のための記憶装置を好ましくは含む。第1計算機102は、アプリケーション、プログラムおよび第1計算機102で実行可能な他のコードを好ましくは含む。第1計算機102は、例えばユタ州オレムのOmniture社の提供するサイトカタリスト(SiteCatlyst)v.11などのウェブ解析ツール112を好ましくは含み、ウェブページ相互関係を示すデータセットからデータを提供するためのウェブ解析およびレポーティングのためのウェブサーバとして機能する。ウェブ解析ツール112はまたセグメンテーションワークベンチを含み、それにより提供さえる機能性、生成されるユーザインターフェイスおよびその操作は以下に詳述される。題意計算機102の稼働時、これらのツールはユーザへの提示のために第2計算機106にデータを供給する。第2計算機106によるこういった情報の表示例は図5以降を参照して示される。
【0011】
ネットワーク104は、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ネットワークまたは広域ネットワーク(WAN)等の通常のタイプのいずれかである。このネットワークは、ネットワーク104に接続されている装置間でデータのパケットを送出するためのあらかじめ定義されたプロトコルを有する。ネットワーク104は通常のタイプのいずれでもよく、種々の接続形態のいずれであってもよい。
【0012】
第2計算機106は、例えばパーソナルコンピュータなどの通常の計算機であって、なお、本願発明のセグメンテーションワークベンチ機能を提供するプログラムまたはコードを含む。この第2計算機106は、第1計算機102のウェブ解析ツール112と、ユーザの解析およびレポーティング要求を満足するユーザ入力とに応答するウェブ解析クライアント114を含む。
クライアント/サーバアーキテクチャ
【0013】
ここで、図2を参照して、この発明の第2実施形態を示す。図2は、いかにして本発明がクライアント/サーバアーキテクチャで使用され、サーバ202と複数のクライアント計算機1−n 206a−206nとの間で通信を最適するかを示す。本発明は好ましくは、ウェブ解析機能を提供すアプリケーションサービスプロバイダシステム204を使用する。単一のサーバ202のみが示されているが、アプリケーションサービスプロバイダシステム204は複数のウェブサーバ、各種他のサーバおよびバックエンドアーキテクチャを含むことができ、アプリケーションサービスプロバイダモデルに従ったウェブ解析機能を提供する。サーバ202は好ましくは、図1に示されるものと同様のウェブ解析ツール212を備える。複数のクライアント計算機206a−206nを備えるため、ネットワーク接続のそれぞれでは送信されるべきデータ量が大幅に増大する。クライアント206a−206nのそれぞれは好ましくは、サーバ202と通信するためのウェブ解析クライアント214を含む。ユーザはウェブ解析ツールの豊富な機能を使用することができてリアルタイムでデータにアクセスすることができるので、こういったアーキテクチャは特に有用である。さらに、こういったアーキテクチャによって、ユーザに提供されるウェブ解析サービスにアプリケーションサービスプロバイダを付加することができ、このアプリケーションサービスプロバイダでは、異なったユーザ会社の異なったクライアントと通信する一方で、異なったユーザに対するウェブトラフィック情報を分離したり一つのサーバで共有したりすることができる。このモデルを支えるアーキテクチャは以下でより詳細に説明される。
【0014】
アプリケーションサービスプロバイダアーキテクチャ
ここで図3を参照して、第3実施形態に係る本願発明の実施のための具体例アーキテクチャ300を示す。当業者であれば、図示された具体例と異なった他の実施形態で本発明を実施することができることは認識できるはずである。
【0015】
ワークベンチジャバクライアント301は、ウェブサイト使用レポートを閲覧および連動するためのパーソナルコンピュータ106/206上で実行される。クライアント301は、ユーザに出力するため表示装置307(もしくは他の出力装置)にレポートを送出する。ワークベンチネットワーク302は、ウェブサイト使用上のデータのクライアント要求を取り扱いおよび応答するためネットワークに集約化されている。
【0016】
一実施形態では、ユーザインターフェイスは、例えばMacromedia Flex、ジャバ(Java)、DHTML、もしくはこれらの組み合わせのいずれかなどの周知の環境を用いて実現される。
【0017】
一実施形態では、図3に示される構成要素は以下のように動作する。レポートが表示されたとき、ワークベンチジャバクライアント301はクエリ303をネットワーク302に送出し、クエリ303はいずれのクエリが要求されているかを特定し、レポートのための一つまたはそれ以上のフィルタを必要に応じて特定する。一実施形態では、クエリ303はXMLフォーマットである。
【0018】
クエリ303に応じて、ワークベンチネットワーク302は、レポートデータの符号化された表記を含むハッシュドデータ304を送り返す。例えば、ハッシュドデータ304は、特定のブラウザを使用して、特定の期間内にウェブサイトを訪れたビジターの数をハッシュ法用語で指定する。このハッシュドデータ304はクライアント301に受け取られる。
【0019】
クライアント301はあらかじめ受け取り符号化されたハッシュコードをローカルキャッシュ309に格納し、これにより先に直面したハッシュコードを正確に翻訳することができる。一実施形態では、ローカルキャッシュ309はセッションの終わりにクリアされ、同じセッションであらかじめ受け取られたそれらのコードのみがキャッシュ309に格納される。一実施形態では、ローカルキャッシュ309は、ユーザの必要に応じて、より永続的なまたは永続性に欠ける形態で実現される。
【0020】
ハッシュドデータ304の受け取りに応じて、クライアント301はキャッシュ309を調べて、キャッシュ309がデータ304のハッシュコードを含んでいる場合(言い換えれば、同じハッシュコードを含んだデータをあらかじめ受け取っている場合)、クライアント301は、これ以上ネットワーク302と通信することなくハッシュコード化されたデータの意味を翻訳することができる。もし、データ304からのハッシュコードがキャッシュ309に存在しない場合、クライアント301はハッシュクエリ305をネットワーク302に送出して、これにより、ネットワーク302はクライアント301にハッシュ変換306の送出で応じる。ハッシュ変換306は、クライアント301にハッシュ用語の意味(例えば、ハッシュ用語#299はインターネットエクスプローラ6.0を使用するユーザを意味することの規定)を提供する。一実施形態では、クライアント301は、今後の使用のためにこの意味をキャッシュ309に格納する。
【0021】
クライアント301がレポートを生成するための十分なデータを一旦受け取ると、ユーザに出力するために表示装置307にレポート308を送出する。一実施形態では、ハッシュ意味のいくつかが未だに受け取られていない場合、クライアント301はそれでもレポート308を送出し、レポート308は何らかのハッシュ用語が不明であることを提示する。他の実施形態では、クライアント301はエラーメッセージを表示すること、および、より完全なハッシュ意味データが使用可能となるまで待機すること、の少なくとも一方を行う。
【0022】
ユーザは、例えばマウス、キーボードまたはその他のユーザ入力装置330を介して表示されたレポート308と対話することができる。ユーザはレポート308内の領域をクリックすることができるので、フィルタとして解釈される領域をユーザがクリックすると、クライアント301は新たなレポートフィルタ基準を含んだ新たなクエリ303を生成および送出する。以上の工程が繰り返される結果、更新されたレポート308が表示装置307に送られる。
【0023】
図4を参照して、一実施形態に基づくワークベンチネットワーク302のアーキテクチャの一例を示す。ネットワーク302は、クライアント301からクエリ303、305を受け取るフロントエンドウェブサーバ401を任意の数だけ含み、記憶装置からデータを取得し、取得したデータを解析し、クライアント301にレポートデータを返送するバックエンドサーバ402を任意の数だけ含む。バックエンドサーバ402はフィルタ要求に基づいて適切なデータセットをクライアント301に送出する。例えば、フィルタ要求が、ユーザが特定のウェブブラウザを使用する訪問者にのみ関心があることを特定する場合、バックエンドサーバ402はこの特定された基準に一致しないデータは取り除き、一致するデータのみをクライアント301に送る。概念上、バックエンドサーバ402は可動フィルタバーをデータセットに適用しており、フィルタ要求に従ってデータセットのサイズを変更する一方で、
見た目の整合性をデータ内で維持する。
【0024】
データベース403はウェブサイト巡回データを含み、一実施形態では例えばハードディスク装置などのいくつかの記憶媒体にバイナリフォーマットで格納される。一実施形態では、ウェブサイト巡回データはファイル、言い換えれば「ブリック(bricks)」に分割され、データの部分の抽出を容易にする。サーバ402がデータベース403のデータを抽出するとき、これらは基準にマッチする特定のブリックで提供される。
【0025】
一実施形態では、特定期間のウェブサイト巡回データを示すレポートをユーザが要求する場合、バックエンドサーバ402は、ウェブ巡回ログおよび統計データの少なくとも一方を含んでいるデータベース403からデータを抽出する。一実施形態では、サーバ402は、特定期間を越えたウェブサイト巡回のスナップショットを示すデータベース403からデータを得る。そしてサーバ402は、例えばハッシュアルゴリズムに従って符号化されたバイナリフォーマットを用いて使用バンド幅を最小化し、このウェブサイト巡回データを一時的ローカル記憶装置(例えばランダムアクセスメモリ)に格納する。一実施形態では、このバイナリフォーマットはデータベース403で使用されるフォーマットと同一であり、サーバ402がデータベース403からデータを抽出する際にファイルフォーマット変換の実行の必要が無い。サーバ402はまた要求されたフィルタを適用し、フィルタされたデータをクライアント301に送出する。
【0026】
一実施形態では、ユーザがウェブサイト巡回データのための広大なデータ範囲を要求するたびに、バックエンドサーバ402はデータベース403からの新たなデータ抽出を実行する。しかしながら、ユーザが先に特定された範囲からデータ範囲を狭めた場合、新たなデータ抽出は実行されず、バックエンドサーバ402はむしろ、新たなフィルタパラメータに従って先に抽出されたデータをフィルタする。
【0027】
セグメンテーションワークベンチ機能性
セグメンテーションワークベンチクライアント301およびワークベンチネットワーク302(以下、ひとまとめにしてセグメンテーションワークベンチと称する)により、ユーザはリアルタイムで収集データウェアハウス(Data Warehouse)データを探り当てることができる。このセグメンテーションワークベンチは、ユーザに高速応答方法を提供し、グラフィックユーザインターフェイスを介してデータウェアハウス形式データ上に高度解析を実行する。ユーザは、各種プリパッケージされたレポートを単一のワークスペースで実行することができ、さらに、いずれのデータ項目をクリックすることができて、その項目で全体結果をフィルタできる。これによりユーザは、例えば「ユーザが品目Xまたは品目Yを購入する、および、在庫一掃の販売ページを閲覧するための訪問を駆り立てた最上の注目点は何であったのか」といった質問に即座に回答することができる。この結果はほとんど瞬時に返送され、ユーザは要因の組み合わせの効果を解析することができる。
【0028】
セグメンテーションワークベンチにより提供される基本機能性は、ユーザが各種レポートを選択でき、これらレポート内からのフィルタに項目を追加することができ、この仮想「where」節に基づいた結果変動を即座にみることができる、ということである。このウェブ解析ツールは、この仮想「where」節を支援するためのページビュウ(Page View)、訪問(Visit)、ビジター分類(Visitor groupings)を提供する。全てのディメンション(ブラウザ、製品など)(dimensions: 特性)は、商業的測定基準(metrics)と同様に、訪問、ビジター(一時間単位、一日単位、一週間単位、一ヶ月単位、四半期単位、一年単位)およびページビュウ測定基準を提供する。ワークベンチは、例えば、付録AおよびBで提供される例で、それぞれ各種ディメンションおよび測定基準を支援する。
【0029】
セグメンテーションワークベンチの特段の利点は、クエリに対する応答を返送する、もしくは、データウェアハウスからの取得されたデータを用いてリアルタイムでレポートを変更する、ということである。リアルタイムなので、ほとんどのフィルタで数秒、より具体的には2、3秒内に結果を収集および表示するセグメンテーションワークベンチの機能をここで参照することができる。
【0030】
セグメンテーションワークベンチの他の利点は、ダウンロード可能とすることと同じようなデータの提示である。ワークベンチにより、ユーザは、ウィンドウレベルで、セグメンテーションワークベンチ(Segmentation Workbench)結果を標準ダウンロードフォーマット(現在のHTML、PDF、RTF、Excel、CSV)でダウンロードすることができる。一実施形態では、全ての標準ダウンロードフォーマットでレポートレット(reportlet)をダウンロードすることができる。ダウンロードされたレポートは、フィルタおよびデータセット情報を示す。ワークベンチはまた、ワークベンチキャンバス(WYSIWYG)のPDFダウンロード、または、各レポートウィンドウが異なったワークシートであるスプレッドシートでのワークベンチキャンバスのダウンロードを提供する。
【0031】
ワークベンチユーザインターフェイス機能性
図5はデータ関係のハイレベル概要とセグメンテーションワークベンチによるこれらの提示である。
【0032】
ユーザはレポートメニューから利用可能なレポートのいずれをも選択することができ、レポートメニューはワークベンチ「キャンバス」にレポートウィンドウを開く。ユーザはまたレポートメニューを実行するためにキャンバス上でいつでも右クリックすることができる。レポートが実行されると、そのレポートのミニ版が直ちに表示される。レポートウィンドウは、デフォルト測定基準を表示し、その測定基準によりデータが格納されて、システム300はデフォルトで訪問となる。ユーザは、キャンバス表示オプション(canvas Display Options)でデフォルト測定基準(Default metric)をカスタマイズすることができ、プリレポートベースでこれらを設定することもできる。ユーザは測定基準を変更および追加の測定基準(10まで)を加えることができる。図示されるようにデータ列のデフォルト数は10であるが、ユーザはキャンバス表示オプションでこれを調整することができる。
【0033】
レポートはウィンドウ内に提供されるか、もしくは、共通ウィンドウと同様の機能性を持つコンテナ内に提供される。例えば、レポートは端をドラッグして高さおよび幅を変更する機能、最小化、削除および最大化する機能、および、ウィンドウタイトルバーをドラッグしてキャンバス上のウィンドウの位置を移動または再配置する機能を含む。さらに、レポートは、ユーザがコラムマージンをドラッグしてコラム幅を変更できるようにする機能性と、レポート内に表示されるデータは常に現在のフィルタを反映しており、もしユーザがブラウザ上でハードリフレッシュを行う場合、キャンバスも同様に見えるようにセーブ状態のサイズ変更および移動と、を含む。各種レポートの表示(標準オンラインレポートでユーザに熟知された概念の採用)は、ビュウ(View)、順位付け(Ranked)、経時(Over Time)、傾向(Trended)、フォールアウトレポート(Fall-out report)、C&A、図表(Graphical)、最多利用(Most Improved)、ガント(Gantt)、表形式(Tabular)、生データ(Raw Date)、および、適応性(Flexible)を利用可能に含むことができる。ワークベンチは、ユーザが日付(Date)、測定基準(Metric)およびディメンション軸(Dimension axis)を使ってカスタムレポートを構築できるようにする(データ抽出(Data Extract)またはエクセルクライアントデータブロック(Excel Client Data Blocks)と同じように)「カスタム」レポートを作成する。さらに、図面に示されるように、あらゆるビュウを切り替えるための一連のアイコンが供給されているので、ワークベンチによりユーザはこれらレポートまたはビュウを切り替えることができる。
【0034】
ワークベンチキャンバスの概念に加えて、本発明はまた該当プロジェクトを保守する。ユーザはワークベンチプロジェクトを保存および再開することができる。ユーザが保存されたプロジェクトを開くとき、ユーザが終了したときのように全ては正確に見えなければならない。例えば、ユーザが2005年1月にデータをロードして、そのプロジェクトを1月15日に保存し、そのプロジェクトを1月18日に開いた…とすると、この場合、このデータセットは技術的には異なっている。ユーザは、これから先の時間を含んだデータセット日付範囲を特定することができないことを警告されるか、もしくは、ワークベンチが1月18日までのデータをロードしていることが警告され、データセットに多くのデータが加えられているため示されているデータは変更されていることがユーザに警告される。ユーザは他のユーザとの間でワークベンチプロジェクトを共有することができる。オーナーはオリジナルの共有されたプロジェクトに渡って保存することができる(アプリケーションはユーザに警告し、「ネットワーク(networked)」版を保存していることを思い出させる)。非オーナーは共有されたプロジェクトを開くことができるが、それらのコピーにはあらゆるオートセーブが実際には適用されなければならない。彼らが「プロジェクトの保存(Save project)」をはっきりとクリックした場合、彼らは、共有されたプロジェクトを使用していることが促されて、そのコピーを自身のフォルダに保存することができる。ユーザが変更されたプロジェクトを保存しないまま終了しようとしたときにはいつでも、ワークベンチは「あなたの行った全ての変更は失われてしまいます。このまま処理を実行してもよろしいですか。」といったことがユーザに確認される。例えば、ユーザが「新たなプロジェクト(New Project)」アイコンまたは「プロジェクトを開く(Open Project)」アイコンをクリックした場合、アプリケーションはユーザに入力を適切に要求する。ワークベンチは開かれているプロジェクトの「自動保存」を周期的に実行する。デフォルトとして、ワークベンチはプロジェクトを5分毎に自動保存する。ユーザはこの自動保存の頻度をカスタマイズすることができる。また、これは制限されたバージョンシステム(limited versioning system)と組み合わせることができ、ユーザは理論上、最終版の変更を「取り消し」することがありうる。ワークベンチが(不活動によって)ユーザのセッションを終了する場合、先ず、全てを保存してユーザが次回に終了まえの状態で開始できるようにする。ユーザが15分間ワークベンチを使用しない場合、アプリケーションはユーザに促して、ワークベンチの使用を継続するのか問い合わせる。問い合わせに対してユーザが5分の間に応答しない場合、アプリケーションは後のユーザのアクセスのためにプロジェクトを保存し、ワークベンチスロットを解放する。アプリケーションは、ユーザへの問い合わせとそれの応答を受けとらなかった旨が示されるように表示を更新し、プロジェクトを保存してワークベンチを閉じる。
【0035】
キャンバスによって、ワークベンチキャンバスはユーザに定義可能なデータフィルタを提供する。ワークベンチにより、ユーザは、データとセグメントとの2種類のキャンバスフィルタを利用することができる。ユーザはデータを日時でフィルタすることができ、ワークベンチによって好ましくは、ユーザは複数の異なった経時または傾向レポートを選択することができる。デフォルトは全てのレポートの粒状性を同じレベルに強制する。本願においても参照される、出願中の米国特許出願番号11/313,445号、2005年12月20日付け出願、タイトル「セグメンテーション定義の作成」、に開示されるように、例えばセグメントビルダインターフェイスのようなツールを使用して、ユーザはデータの分類およびフィルタのためのセグメント定義を作成することができる。ワークベンチによって、ユーザは、例えばエレメントに続くファンネルアイコンをクリックでき、フィルタリングに使用されるセグメントを選択することができて、そのエレメントはフィルタに自動的に追加される。一実施形態では、ファンネルアイコンはフィルタの追加またはフィルタからの取り外しのトグルスイッチである。ファンネルアイコンの右クリックにより、例えば、「アンド」変更、「オア」変更、または、「フィルタからの取り外し」などの機能オプションをユーザが選択できるオプションメニューが表示される。
【0036】
最終的に、ワークベンチによる追加の特徴がある。例えば、ワークベンチによって、ワークベンチで使用されるデータウェアハウスまたはセットの生成で使用される生データのためのサンプリングレートをユーザは設定することができる。ワークベンチインターフェイスは、例えば、データウェアハウスインターフェイス(Data Warehouse interface)などの、ウェブ解析ツール112/212によって提供される他のユーザインターフェイスと組み合わせることができる。ユーザに「取り消し」行為またはバージョンを可能とするワークベンチは先に簡単に述べられている。ワークベンチによって、ユーザはまた使用環境を格納することができる。ユーザは、ワークベンチビュウ、例えば、レポートスーツ、日付範囲、サンプルレートなど、に関連する全てを保存することができる。
【0037】
図6は、他のユーザインターフェイスに加えることができるワークベンチツールバーのための一例を示す図を表し、ワークベンチツールバー内のボタンの選択に基づいてユーザ移行する画面またはインターフェイスを示す。
【0038】
ここで図7A〜図7Vを参照して、本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例を示しおよび説明する。
【0039】
図7Aは、データウェアハウスタブに応じて表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。
【0040】
図7Bは、ユーザが使用許諾を受けておらず、且つ、管理者でもない場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。
【0041】
図7Cは、ユーザが使用許諾を受けている場合に表示されたグラフィックユーザインターフェイスである。このページの目的はワークベンチとは何かを初めてのユーザに説明することであり、ユーザはその使用に移行することができる。
【0042】
図7Dは、ユーザが使用許諾を受けている場合に表示されているグラフィックユーザインターフェイスであるが、いずれのサーバも使用することができない(コンカレントライセンスモデルのみ)。ウェブ解析ツール112/212は、ユーザがこのページに居続ける限りユーザの位置をキューに保留する。もし、ユーザがこのページから立ち去ることを求めた場合、ウェブ解析ツール112/212はユーザの位置を保留し、ワークベンチがユーザに使用可能となったときに単にユーザに通知を行う。これにより、ユーザはこのページを終了することができ、または、ウェブ解析ツール112/212をログアウトすることができる。ウェブ解析ツール112/212は、例えば図7Eに示されるように利用可能通知を送り、ワークベンチは15分の間ログオンを保留する。この15分の間にユーザがワークベンにアクセスしなかった場合、ワークベンチは他のユーザに使用可能となる。
【0043】
図7Fはユーザがワークベンチの使用許諾を受けている場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスであるが、いずれのサーバも使用することができない(専用ユーザライセンスモデルのみ)。ユーザが管理者であれば、そのユーザは現在のワークベンチユーザそれぞれのセッション長をみることができる。ユーザが管理者であれば、ユーザ名の上に彼がカーソルを移動させると、彼が現在ログオンした企業とユーザのそれとが異なっている場合ツールチップはユーザの企業を表示する。ステータスバーは所定時間で充填される動画化されたgifであってもよい。所定時間毎にページはリフレッシュされ、ステータスバーは充填され続ける。
【0044】
図7Gはいずれの使用許諾モデルにも実質的にアクセス可能であるがいずれのサーバもいずれのグループで使用できない場合(もっともありそうもないケース)に表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。
【0045】
図7Hは、ユーザがワークベンチ使用許諾を受けており、サーバが使用可能である場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスであり、ユーザはいかなる現存するプロジェクトも持っていない(完全な初回ユーザ)。ユーザインターフェイスはこの画面にロード時間見積もり/推奨を提供する。
【0046】
図7Iは、ユーザがワークベンチユーザライセンスを有し、サーバが使用可能であり、ユーザが現存のプロジェクトを有する場合に表示されるグラフィックユーザインターフェイスである。ユーザが現存のプロジェクトを有する場合、ユーザは終了後からの継続を望むことが大変可能性が高いので、ワークベンチは「最終のプロジェクトのロード」オプションをデフォルトで設定する。ユーザが最終的な変更を保存しないで前回終了したことをワークベンチが検出した場合、「自動保存された最終のプロジェクトの展開」オプションが表示される。ユーザが最終的な変更を保存している場合、「自動保存された最終の…展開」オプションは「最新のプロジェクトの展開:[プロジェクト名]」に置き換えられる。
【0047】
図7Jはワークベンチデータがロードされたときに表示されグラフィックユーザインターフェイスである。
【0048】
図7Kは、空白のワークベンチキャンバスのためのグラフィックユーザインターフェイスである。少なくとも一つのレポートと少なくとも一つのフィルタが適用されるまで、「…開始のために」テキストがユーザインターフェイスにより表示される。レポートおよびフィルタが適用されると、「…開始のために」テキストは消えるかもしくは暗色に変更される。ワークベンチの使用を開始するため、ユーザはレポートパレット(Reports palette)を推進するためのレポートボタン(Reports button)をクリックするか、このキャンバス上のどこかを右クリックすることでレポートを選択する。そして、ユーザは、レポートデータに日付およびセグメントフィルタを適用するためのフィルタボタン(Filter button)をクリックする。
【0049】
図7Lは、部分的にラベル付けされたワークベンチキャンバスと部分的に異なる空白のワークベンチキャンバスのためのグラフィックユーザインターフェイスである。この図はワークベンチの主要の機能的要素を示している。ワークベンチツールバー(Workbench toolbar)により、新プロジェクトの作成(Create new project)、現存のプロジェクトを開く(Open existing project)、プロジェクトの保存(Save project)、キャンバスの印刷(Print canvas)、キャンバスのダウンロード(Download canvas、例えば、PDFやエクセル)、オプションの表示(Display Options、列および測定基準のデフォルト数で)、ヘルプ(Help)、キャンバスのクリア(Clear canvas)、キャンバスの更新(Update canvas)を含む多くのオプションが利用できる。自動更新(Auto-update)オプションは、即座に実行されるフィルタアイコン(「ファンネル」)のクリックする手段を有効にする。自動更新オプションが無効の場合、ユーザは複数のボタンをクリックすることができ、一度に全ての変更をするための「更新(Update)」ボタンをヒットすることができる。デフォルトは「自動更新(Auto-update)」である。自動更新機能性のためのユーザインターフェイスの例は図7Mに示される。
【0050】
図7Nはレポートのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。レポートウィンドウは、ビュウ選択のためのタブ、ツールバー、オプションセクション(オンラインレポート内の黄色のサブヘッダ)、グラフおよびテーブルを含んだ一般的な要素を表示する。ユーザは、グラフやテーブルなどを示したり隠したりするダッシュボード(Dashboard)機能性でレポートウィンドウをカスタマイズすることができる。ユーザは「x」をクリックすることができ、これにより利用可能な全てのセクションを取り除くことができる。セクションを戻すため、ユーザはウィンドウ内で右クリックをして「グラフの表示(Show Graph)」、「詳細テーブルの表示(Show Details Table)」等を選択することができる。もしくは、ユーザはレポートウィンドウツールバーの「オプションの表示(Display Options)」をクリックすることができる。ユーザは全てのセクションを取り除き「空の」レポートウィンドウを得ることができる。レポートウィンドウが空の場合、ユーザにどのようにセクションを表示するかを指示する(スタートアップ時のキャンバス動作に類似する)テキストが現れる。アクティブなウィンドウは視覚的に明瞭な方法で、例えば、異なったウィンドウ色内で、明るいアイコンや制限を用いて、またはヘッダ内のレポートリストの太字などで、表示される。レポートウィンドウのファンネルアイコンをクリックすることで、フィルタアイコン(ファンネル)はあらゆるフィルタの適用に利用され、「OR Visits where [dimension] = [selected item]」が意味される。もしユーザが複製のレポート(この例ではブラウザ(Browsers))を展開した場合、それらを識別するため、複製ウィンドウの名前の後ろに番号が付加される。ユーザがレポートまたはフィルタ記述セクションのリンクのいずれかをクリックした場合、適用可能なウィンドウが着目される(または必要に応じて展開される)。ユーザがセグメントフィルタ要素をクリックした場合、セグメントビルダが展開または着目される。ユーザが日付フィルタテキストをクリックした場合、カレンダーパレットが展開または着目される。ユーザがレポートリストのいずれかをクリックした場合、そのレポートが着目される。ユーザが特にサイズ変更しない限り、ウィンドウのサイズは変更されない。必要とされるところにスクロールバーは表示される。
【0051】
図7Oは、ポートメニューが開かれた状態でのレポートのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。ユーザは希望のレポートを選択するためにキャンバス上のどこでも右クリックすることができる。
【0052】
図7Pは、日付フィルタのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。「レポートの実施(Run Report)」ボタンテキストが「日付の適用(Apply Date)」を表示することを除き、範囲タブは基準カレンダーに類似する。
【0053】
図7Qは、セグメンテーションフィルタのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。「セグメントの適用(Apply Segment)」ボタンは、選択されたときのここのパレット内に表示される全てを利用する。従って、例えば、ビルダのキャンバスをクリアして「セグメントの適用」をクリックすることで、実際にいずれのアクティブセグメントフィルタをクリアすることができる。
【0054】
図7Rは、測定基準選択子ポップアップウィンドウのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。適用可能なオプション選択子のいずれもワークベンチ内で利用できる。例えば、順位付け測定基準選択子(Ranked metric selector)が示される。傾向ビュウが支援されている場合、「傾向のためのアイテムの選択」ポップアップなどが利用可能となることが必要となる。
【0055】
図7Sおよび図7Tは、保存および展開ダイアログウィンドウ(Save and Open dialogs windows)のためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。
【0056】
図7Uは、レポートウィンドウ(Report window)詳細のためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。
【0057】
図7Vは、グループの許可または定義を設定するためのポップアップウィンドウのためのユーザインターフェイス例のグラフィック表示である。管理者は、セグメンテーションワークベンチにアクセスするグループを作成することができる。この場合、管理者はワークベンチのレポートスーツにアクセスする人間を制御することができる。管理者は、確かな人間を「コンカレントライセンス」グループに組み入れることができ、他の人間を「共有クラスター」グループに組み入れることができる(企業が両グループのいくつかを購入していると仮定して)。企業がライセンス持っていない場合、情報ページオプション(Information Page option)が列記される。
【0058】
本発明は確かな好ましい実施形態を参照して説明された一方、当業者は各種変形例が提供できることを認識するであろう。例えば、バックエンドサーバ402は接続形態や配置の多様性を持つことができる。好ましい実施形態に基づく多種および変形例は本発明で提供される。
【0059】
【表1】
【表2】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【0062】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】本発明に基づく、リアルタイムでウェブトラフィックデータを操作および表示するセグメンテーションワークベンを提供するシステムの第1実施形態のブロック図。
【図2】クライアント/サーバアーキテクチャにおける、リアルタイムのセグメンテーションワークベンチを供給するシステムの例の第2実施形態のブロック図。
【図3】本発明に基づくウェブ解析のためのセグメンテーションワークベンチを提供するシステムの第3実施形態のブロック図。
【図4】本発明に基づくワークベンチネットワークの好ましい実施例のブロック図。
【図5】セグメンテーションワークベンチによるデータ関係およびその提示を示す図。
【図6】ワークベンチツールバーの実施例を示す図。
【図7A】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7B】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7C】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7D】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7E】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7F】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7G】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7H】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7I】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7J】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7K】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7L】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7M】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7N】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7O】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7P】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7Q】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7R】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7S】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7T】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7U】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【図7V】本発明のセグメンテーションワークベンチにより提供されるグラフィックユーザインターフェイスの例。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カスタマイズ可能なウェブ解析データをユーザに提供するシステムであって、
クエリを受け取り、リアルタイムでウェブ解析データを送出するウェブ解析ツールを有するアプリケーションサービスプロバイダであって、入力部と出力部とを有する前記アプリケーションサービスプロバイダと、
入力と出力とを有し、計算機上で動作して、ウェブ解析データを提示し、ユーザからの入力を受け取り、前記アプリケーションサービスプロバイダと通信する前記ウェブ解析クライアントであって、前記アプリケーションサービスプロバイダの前記入力部および前記出力部に接続される入力および出力を有する前記ウェブ解析クライアントと、
を備えることを特徴とするシステム。
【請求項2】
入力と出力とを有し、ウェブ解析データを提示し、ユーザからの入力を受け取り、前記アプリケーションサービスプロバイダと通信するように構成されている前記第2ウェブ解析クライアントであって、前記アプリケーションサービスプロバイダの前記入力部および前記出力部に接続されている入力および出力を有する前記第2ウェブ解析クライアント
をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項3】
前記ウェブ解析クライアントおよび前記アプリケーションサービスプロバイダはネットワークに接続されている、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項4】
前記アプリケーションサービスプロバイダはウェブ解析データを格納および提供するワークベンチネットワークを含み、このワークベンチネットワークは前記ウェブ解析クライアントからのクエリに応答する、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項5】
ウェブ解析データを格納するデータベースを更に備え、該データベースは、前記ワークベンチネットワークに接続されてウェブ解析データを供給し、前記ワークベンチネットワークは、該データベースに格納されたウェブ解析データの抽出されたサブセットを格納する、ことを特徴とする請求項4記載のシステム。
【請求項6】
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のフロントエンドサーバであって、各フロントエンドサーバは前記ウェブ解析クライアントと通信可能であって、前記ウェブ解析クライアントからのクエリを受け取って応える前記複数のフロントエンドサーバと、
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のバックエンドサーバであって、各バックエンドサーバは前記データベースおよび少なくとも2つの前記複数のフロントエンドサーバと通信可能であって、記憶装置からデータを得て、得られたデータを解析し、レポートデータを送出する前記複数のバックエンドサーバと、
をさらに備えることを特徴とする請求項4記載のシステム。
【請求項7】
前記複数のバックエンドサーバは、前記ウェブ解析クライアントから受け取った要求に基づいてデータをフィルタする、ことを特徴とする請求項6記載のシステム。
【請求項8】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより短い、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項9】
前記ウェブ解析クライアントは、キャンバスおよび選択可能なフィルタを含むレポートユーザインターフェイスを生成するモジュールを含む、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項10】
前記フィルタは、データフィルタおよびセグメンテーションフィルタのグループから選んだいずれか1つである、ことを特徴とする請求項9記載のシステム。
【請求項11】
前記フィルタはユーザによりカスタマイズ可能である、ことを特徴とする請求項9記載のシステム。
【請求項12】
カスタマイズ可能なウェブ解析データをユーザに提供する装置であって、
クエリを受け取り、リアルタイムでウェブ解析データを送出するウェブ解析ツールを有するアプリケーションサービスプロバイダであって、前記アプリケーションサービスプロバイダは入力部と出力部とを有し、ウェブ解析データを含んだユーザカスタマイズ可能なレポートを生成および送出する前記アプリケーションサービスプロバイダ、
を備えることを特徴とする装置。
【請求項13】
前記アプリケーションサービスプロバイダは計算機上で動作し、前記アプリケーションサービスプロバイダの入力部および出力部はネットワーク上でクライアント装置と通信するように構成されている、ことを特徴とする請求項12記載の装置。
【請求項14】
前記アプリケーションサービスプロバイダはウェブ解析データを格納および提供するワークベンチネットワークを含み、このワークベンチネットワークはクライアント装置からのクエリに応じる、ことを特徴とする請求項12記載の装置。
【請求項15】
ウェブ解析データを格納するデータベースをさらに備え、このデータベースは前記ワークベンチネットワークに接続されてウェブ解析データを供給し、前記ワークベンチネットワークは前記データベースに格納されている前記ウェブ解析データの抽出されたサブセットを格納する、ことを特徴とする請求項14記載の装置。
【請求項16】
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のフロントエンドサーバであって、各フロントエンドサーバは前記クライアント装置と通信可能であって、前記クライアント装置からのクエリを受け取って応える前記複数のフロントエンドサーバと、
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のバックエンドサーバであって、各バックエンドサーバはデータベースおよび少なくとも2つの前記複数のフロントエンドサーバと通信可能であって、記憶装置からデータを得て、得られたデータを解析し、レポートデータを送出する前記複数のバックエンドサーバと、
をさらに備えることを特徴とする請求項14記載の装置。
【請求項17】
前記複数のバックエンドサーバは前記クライアント装置から受け取った要求に基づいてデータをフィルタする、ことを特徴とする請求項16記載の装置。
【請求項18】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより短い、ことを特徴とする請求項14記載の装置。
【請求項19】
ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダによりユーザカスタマイズ可能なウェブ解析データをクライアント装置に提供するための方法であって、
前記クライアント装置と前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダとの間の通信接続を確立するステップと、
ウェブ解析データのセットを識別するステップと、
前記識別されたウェブ解析データを前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダにロードするステップと、
前記ロードされたウェブ解析データにフィルタを適用するステップと、
フィルタされたウェブ解析データのセットを生成するステップと、
前記フィルタされたウェブ解析データのセットを前記クライアント装置に提供するステップと、
を備えることを特徴とする方法。
【請求項20】
前記クライアント装置と前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダとの間の前記通信接続を確立するステップは、前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダへのユーザのログオンと、前記クライアント装置に関連するライセンスの確認とを含む、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項21】
前記ウェブ解析データのセットを識別するステップは、前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダにより格納された先のウェブ解析データのセットをロードすることを含む、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項22】
前記識別されたウェブ解析データを前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダにロードするステップは、データベースからウェブ解析データを抽出することと、前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダが動作するサーバ上に前記抽出されたデータを保存することを含むことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項23】
前記適用するステップと前記生成するステップはリアルタイムで実行される、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項24】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより短い、ことを特徴とする請求項23記載の方法。
【請求項25】
前記クライアント装置に前記フィルタされたウェブ解析データのセットを提供するステップは、フィルタされたデータを表示するレポートを提供することを含む、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項26】
前記レポートは複数のフィルタされたデータセットを表示することができるキャンバスである、ことを特徴とする請求項26記載の方法。
【請求項27】
前記フィルタされたウェブ解析データのセットに第2のフィルタを適用するステップと、
ウェブ解析データの更新されたセットを生成するステップと、
前記クライアント装置に前記更新されたウェブ解析データのセットを提供するステップと、
ことをさらに備える請求項19記載の方法。
【請求項28】
前記適用するステップ、生成するステップ、および、提供するステップはリアルタイムで実行されることを特徴とする、請求項27記載の方法。
【請求項29】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより少ない短い、ことを特徴とする請求項28記載の方法。
【請求項1】
カスタマイズ可能なウェブ解析データをユーザに提供するシステムであって、
クエリを受け取り、リアルタイムでウェブ解析データを送出するウェブ解析ツールを有するアプリケーションサービスプロバイダであって、入力部と出力部とを有する前記アプリケーションサービスプロバイダと、
入力と出力とを有し、計算機上で動作して、ウェブ解析データを提示し、ユーザからの入力を受け取り、前記アプリケーションサービスプロバイダと通信する前記ウェブ解析クライアントであって、前記アプリケーションサービスプロバイダの前記入力部および前記出力部に接続される入力および出力を有する前記ウェブ解析クライアントと、
を備えることを特徴とするシステム。
【請求項2】
入力と出力とを有し、ウェブ解析データを提示し、ユーザからの入力を受け取り、前記アプリケーションサービスプロバイダと通信するように構成されている前記第2ウェブ解析クライアントであって、前記アプリケーションサービスプロバイダの前記入力部および前記出力部に接続されている入力および出力を有する前記第2ウェブ解析クライアント
をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項3】
前記ウェブ解析クライアントおよび前記アプリケーションサービスプロバイダはネットワークに接続されている、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項4】
前記アプリケーションサービスプロバイダはウェブ解析データを格納および提供するワークベンチネットワークを含み、このワークベンチネットワークは前記ウェブ解析クライアントからのクエリに応答する、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項5】
ウェブ解析データを格納するデータベースを更に備え、該データベースは、前記ワークベンチネットワークに接続されてウェブ解析データを供給し、前記ワークベンチネットワークは、該データベースに格納されたウェブ解析データの抽出されたサブセットを格納する、ことを特徴とする請求項4記載のシステム。
【請求項6】
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のフロントエンドサーバであって、各フロントエンドサーバは前記ウェブ解析クライアントと通信可能であって、前記ウェブ解析クライアントからのクエリを受け取って応える前記複数のフロントエンドサーバと、
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のバックエンドサーバであって、各バックエンドサーバは前記データベースおよび少なくとも2つの前記複数のフロントエンドサーバと通信可能であって、記憶装置からデータを得て、得られたデータを解析し、レポートデータを送出する前記複数のバックエンドサーバと、
をさらに備えることを特徴とする請求項4記載のシステム。
【請求項7】
前記複数のバックエンドサーバは、前記ウェブ解析クライアントから受け取った要求に基づいてデータをフィルタする、ことを特徴とする請求項6記載のシステム。
【請求項8】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより短い、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項9】
前記ウェブ解析クライアントは、キャンバスおよび選択可能なフィルタを含むレポートユーザインターフェイスを生成するモジュールを含む、ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
【請求項10】
前記フィルタは、データフィルタおよびセグメンテーションフィルタのグループから選んだいずれか1つである、ことを特徴とする請求項9記載のシステム。
【請求項11】
前記フィルタはユーザによりカスタマイズ可能である、ことを特徴とする請求項9記載のシステム。
【請求項12】
カスタマイズ可能なウェブ解析データをユーザに提供する装置であって、
クエリを受け取り、リアルタイムでウェブ解析データを送出するウェブ解析ツールを有するアプリケーションサービスプロバイダであって、前記アプリケーションサービスプロバイダは入力部と出力部とを有し、ウェブ解析データを含んだユーザカスタマイズ可能なレポートを生成および送出する前記アプリケーションサービスプロバイダ、
を備えることを特徴とする装置。
【請求項13】
前記アプリケーションサービスプロバイダは計算機上で動作し、前記アプリケーションサービスプロバイダの入力部および出力部はネットワーク上でクライアント装置と通信するように構成されている、ことを特徴とする請求項12記載の装置。
【請求項14】
前記アプリケーションサービスプロバイダはウェブ解析データを格納および提供するワークベンチネットワークを含み、このワークベンチネットワークはクライアント装置からのクエリに応じる、ことを特徴とする請求項12記載の装置。
【請求項15】
ウェブ解析データを格納するデータベースをさらに備え、このデータベースは前記ワークベンチネットワークに接続されてウェブ解析データを供給し、前記ワークベンチネットワークは前記データベースに格納されている前記ウェブ解析データの抽出されたサブセットを格納する、ことを特徴とする請求項14記載の装置。
【請求項16】
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のフロントエンドサーバであって、各フロントエンドサーバは前記クライアント装置と通信可能であって、前記クライアント装置からのクエリを受け取って応える前記複数のフロントエンドサーバと、
複数の入力部と複数の出力部とを有する複数のバックエンドサーバであって、各バックエンドサーバはデータベースおよび少なくとも2つの前記複数のフロントエンドサーバと通信可能であって、記憶装置からデータを得て、得られたデータを解析し、レポートデータを送出する前記複数のバックエンドサーバと、
をさらに備えることを特徴とする請求項14記載の装置。
【請求項17】
前記複数のバックエンドサーバは前記クライアント装置から受け取った要求に基づいてデータをフィルタする、ことを特徴とする請求項16記載の装置。
【請求項18】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより短い、ことを特徴とする請求項14記載の装置。
【請求項19】
ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダによりユーザカスタマイズ可能なウェブ解析データをクライアント装置に提供するための方法であって、
前記クライアント装置と前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダとの間の通信接続を確立するステップと、
ウェブ解析データのセットを識別するステップと、
前記識別されたウェブ解析データを前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダにロードするステップと、
前記ロードされたウェブ解析データにフィルタを適用するステップと、
フィルタされたウェブ解析データのセットを生成するステップと、
前記フィルタされたウェブ解析データのセットを前記クライアント装置に提供するステップと、
を備えることを特徴とする方法。
【請求項20】
前記クライアント装置と前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダとの間の前記通信接続を確立するステップは、前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダへのユーザのログオンと、前記クライアント装置に関連するライセンスの確認とを含む、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項21】
前記ウェブ解析データのセットを識別するステップは、前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダにより格納された先のウェブ解析データのセットをロードすることを含む、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項22】
前記識別されたウェブ解析データを前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダにロードするステップは、データベースからウェブ解析データを抽出することと、前記ウェブ解析アプリケーションサービスプロバイダが動作するサーバ上に前記抽出されたデータを保存することを含むことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項23】
前記適用するステップと前記生成するステップはリアルタイムで実行される、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項24】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより短い、ことを特徴とする請求項23記載の方法。
【請求項25】
前記クライアント装置に前記フィルタされたウェブ解析データのセットを提供するステップは、フィルタされたデータを表示するレポートを提供することを含む、ことを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項26】
前記レポートは複数のフィルタされたデータセットを表示することができるキャンバスである、ことを特徴とする請求項26記載の方法。
【請求項27】
前記フィルタされたウェブ解析データのセットに第2のフィルタを適用するステップと、
ウェブ解析データの更新されたセットを生成するステップと、
前記クライアント装置に前記更新されたウェブ解析データのセットを提供するステップと、
ことをさらに備える請求項19記載の方法。
【請求項28】
前記適用するステップ、生成するステップ、および、提供するステップはリアルタイムで実行されることを特徴とする、請求項27記載の方法。
【請求項29】
前記リアルタイムとは、5秒もしくはそれより少ない短い、ことを特徴とする請求項28記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図7H】
【図7I】
【図7J】
【図7K】
【図7L】
【図7M】
【図7N】
【図7O】
【図7P】
【図7Q】
【図7R】
【図7S】
【図7T】
【図7U】
【図7V】
【図2】
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【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
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【図7I】
【図7J】
【図7K】
【図7L】
【図7M】
【図7N】
【図7O】
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【図7R】
【図7S】
【図7T】
【図7U】
【図7V】
【公表番号】特表2008−546105(P2008−546105A)
【公表日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−514974(P2008−514974)
【出願日】平成18年6月6日(2006.6.6)
【国際出願番号】PCT/US2006/021977
【国際公開番号】WO2006/133218
【国際公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
【出願人】(505000664)オムニチャー, インク. (14)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年6月6日(2006.6.6)
【国際出願番号】PCT/US2006/021977
【国際公開番号】WO2006/133218
【国際公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
【出願人】(505000664)オムニチャー, インク. (14)
【Fターム(参考)】
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