説明

リストバンド

【課題】所定の柔軟性および強靭性を有し、付着した水分の発散、および人体からの熱の放散を可能とし、長期間の使用によっても人体との間に蒸れなどが発生することを防止ないし抑制可能であるとともに、その表面側に印字する各種情報を読み取ることができるリストバンドを提供すること。
【解決手段】孔径が30〜500μmの貫通孔19をその全面にわたって複数個形成することに着目したもので、人体の四肢の少なくともいずれかひとつに巻き付けるとともに、その人体の個人情報を印字可能なリストバンドであって、孔径が30〜500μmの貫通孔19をその全面にわたって複数個形成したことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はリストバンドにかかるもので、とくに病院などにおいて患者の四肢たとえば手首あるいは足首に環状にゆるく巻き付けて個人情報を表示するためのリストバンドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
最近、病院などにおいて患者の診療科、氏名、年齢、血液型などその個人固有の識別データをリストバンドに印字して表示した上で、患者の四肢たとえば手首あるいは足首に環状にゆるく巻き付けて、患者の特定を確実にすることが行われている。
【0003】
このリストバンドは、患者の肌に直接接触するものであるため、入院期間が長期にわたる場合には、その接触部位に蒸れやかぶれ、ないしは接触性皮膚炎(皮膚アレルギー)などの症状が出るおそれがあるという問題がある。
リストバンドとしては、所定の柔軟性および強靭性が要請されるため、その素材としてポリエチレンなどの合成樹脂が採用されているが、とくにリストバンドに付着して患者の皮膚との間に滞留する患者の汗その他の水分が患者の体温とあいまって蒸れとなり、種々の皮膚炎の遠因となっている可能性も指摘されている。
しかしながら、現状の合成樹脂材料では、透湿性の素材を確保することが困難で、上記汗や水分に起因する蒸れに対する対策が要請されている。
【0004】
【特許文献1】特開2005−283992号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、所定の柔軟性および強靭性を有するリストバンドを提供することを課題とする。
【0006】
また本発明は、長期間の使用によっても人体との間に蒸れなどが発生することを防止ないし抑制可能なリストバンドを提供することを課題とする。
【0007】
また本発明は、付着した水分の発散、および人体からの熱の放散を可能としたリストバンドを提供することを課題とする。
【0008】
また本発明は、水分や汗などによる蒸れを防止可能であるとともに、その表面側に印字する各種情報を読み取ることができるリストバンドを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち本発明は、孔径が30〜500μmの貫通孔をその全面にわたって複数個形成することに着目したもので、人体の四肢の少なくともいずれかひとつに巻き付けるとともに、その人体の個人情報を印字可能なリストバンドであって、孔径が30〜500μmの貫通孔をその全面にわたって複数個形成したことを特徴とするリストバンドである。
【0010】
上記孔径は、好ましくはこれを30〜100μmとすることができる。
【0011】
上記孔径は、好ましくはこれを40〜60μmとすることができる。
【0012】
当該リストバンドは、その複数枚を連続して帯状のリストバンド連続体としてあるとともに、これを移送して上記個人情報を印字可能としてあり、上記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの移送方向に対して、これを最小で10mmとすることができる。
【0013】
上記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの上記移送方向と直交する方向に対して、これを最小で2mmとすることができる。
【0014】
当該リストバンドは、その複数枚を連続して帯状のリストバンド連続体としてあるとともに、これを移送して上記個人情報を印字可能としてあり、上記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの移送方向に対して、これを最小で2mmとすることができる。
【0015】
上記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの上記移送方向と直交する方向に対して、これを最小で10mmとすることができる。
【0016】
上記個人情報を印字可能な印字領域に形成する上記貫通孔は、その上記孔径をより小さくすることができる。
【0017】
上記個人情報を印字可能な印字領域以外の非印字領域に形成する上記貫通孔は、その孔径をより大きくすることができる。
【0018】
上記個人情報を印字可能な印字領域に形成する上記貫通孔は、その密度をより粗くすることができる。
【0019】
上記個人情報を印字可能な印字領域以外の非印字領域に形成する上記貫通孔は、その密度をより細かくすることができる。
【0020】
上記貫通孔は、上記人体に接触する接触面層側から、上記個人情報を印字可能な情報表示層側に向かってこれを加工形成することができる。
【0021】
上記貫通孔は、上記人体に接触する接触面層に施したエンボス加工のエンボス凹部の領域に一致させてこれを形成することができる。
【0022】
上記貫通孔は、上記個人情報を印字可能な情報表示層側から、上記人体に接触する接触面層側に向かってこれを加工形成することができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によるリストバンドにおいては、孔径が30〜500μmの貫通孔をその全面にわたって複数個形成したので、これらの貫通孔を通して汗その他の水分および熱の散逸が可能となり、人体の皮膚との間に滞留する汗その他の水分が体温とあいまって蒸れとなり、種々の皮膚炎の遠因となることを防止可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明は、孔径が30〜500μmの貫通孔をその全面にわたって複数個形成したので、人体の皮膚との間の蒸れを防止可能なリストバンドを実現した。
【実施例】
【0025】
つぎに本発明の第1の実施例によるリストバンドを図1および図2にもとづき説明する。
図1は、リストバンド連続体1の平面図であって、リストバンド連続体1は、細長い矩形状のリストバンド形成片2を破断線などによる接断線3において長手方向に切り取り分離可能に接続した帯状の構成で、ロール状に巻き取った状態で任意の方式のプリンター(図示せず)に装填可能としてある。
それぞれの単一のリストバンド形成片2は、リストバンド4およびそのカス取り部5からなり、リストバンド4の外形線に沿った破断線などによる分離線6においてリストバンド4をカス取り部5から分離することにより、患者の手首などに巻き付ける使用形態とすることができる。
リストバンド連続体1は、これを上記任意のプリンターに装填し、リストバンド4の表面側に患者の個人情報を印字することができる。
【0026】
すなわち、リストバンド4は、他の部分に対して比較的幅広の表示部7と、比較的短い幅狭のバンド固定部8と、比較的長い幅狭の長さ調節部9と、からなる。
表示部7は、印字領域10と、印字領域10以外の非印字領域11と、を有しており、印字領域10には、各種の、たとえば一次元バーコードあるいは二次元コードによるコード印字領域12、および人間の目で視認可能なヒューマン文字や記号により、患者の診療科名、氏名や年齢その他を表示するヒューマン文字印字領域13を設けてある。
【0027】
バンド固定部8には、バンド固定用係止孔14(たとえば1個)を形成し、長さ調節部9には同じ大きさの長さ調節用係止孔15(たとえば8個)を形成し、リストバンド4を患者の手首に巻いたときにその環状の径を調節して任意のバンド固定用係止孔14および長さ調節用係止孔15どうしを固定用クリップ(図示せず)により固定して患者の手首に巻き付け固定可能とする。
【0028】
図2は、リストバンド4(リストバンド連続体1、リストバンド形成片2)の拡大縦断面図であって、上層側から、情報表示層16と、中間層17と、接触面層18と、を有し、それぞれの層をたとえば押出しラミネーション技術により積層する。
【0029】
情報表示層16は、上述した印字領域10および非印字領域11などをその表面に有する個人情報を印字可能な層であって、印字層として必要ならば所定の表面処理を施した合成紙その他の材料を採用する。
【0030】
中間層17は、リストバンド4としての強度(強靭性および曲げおよび引っ張り強度など)を確保するために、たとえばナイロン樹脂その他の材料を採用する。
【0031】
接触面層18は、患者の皮膚に直接接触する層であって、皮膚との接触親和性を保持しておく必要があり、その素材として、たとえばエチレンメタクリル酸共重合樹脂を採用する。
この接触面層18にエンボス加工を施してあり、多数のエンボス凹部18Aおよびエンボス凸部18Bが交互に形成された表面形態を有し、接触面層18の横方向に水分や汗などの蒸気が拡散しやすいようにしている。
この接触面層18におけるエンボス加工面側が人体の皮膚との間の接触面18Cであり、人体の皮膚の動きに応じてエンボス凹部18Aあるいはエンボス凸部18Bがその皮膚に接触することになる。
【0032】
なお、この接触面層18にはエンボス加工を施すことなく、この接触面18の開放側を人体の皮膚との接触面18Cとすることもできる。
【0033】
とくに図2に示すように、情報表示層16、中間層17および接触面層18を貫通して、リストバンド4の全面にわたって複数個の貫通孔19を形成してある。
この貫通孔19の孔径は、たとえば30〜500μmとすることができ、好ましくはこれを30〜100μm、さらに好ましくはこれを40〜60μm、たとえば50μmとすることができる。
ただし、この貫通孔19の形成によって、表示部7の印字領域10における各種の印字内容が機械的にも人間の目によっても読み取りが可能であることが必要であり、たとえば、以下のように形成条件を選択することができる。
【0034】
すなわち図1に示すように、リストバンド連続体1の長手方向にこれを移送するとともにその移送方向に沿ってコード印字領域12にバーコードを印字するような場合、バーコードは通常その長さが10mm程度のものが最小であるので、リストバンド連続体1の移送方向に対して貫通孔19のピッチを最小で10mmとすれば、貫通孔19が万一バーコードの位置に合致した場合であっても、バーコードの機械読取り操作に支障を生ずることはない。
また、リストバンド4への貫通孔19の加工にあたっては、たとえば円形の加工ロール20の円周上に所定のピッチで多数突出植設した極細の加工針21を用いることができるが、針21の植設の機械的限度から、リストバンド連続体1(リストバンド4)の幅方向すなわち、上記移送方向と直交する方向に対して、最小で2mmとすることができる。
【0035】
あるいは、コード印字領域12にバーコードをリストバンド4の幅方向(図1に図示の場合から90度回転した状態)に印字するような場合には、リストバンド連続体1の移送方向に対して、貫通孔19のピッチを最小で2mmとするとともに、リストバンド連続体1(リストバンド4)の幅方向に対して、同ピッチを最小で10mmとすることができる。
【0036】
図1に示したリストバンド4においては、貫通孔19をリストバンド連続体1(リストバンド形成片2)全体で均一なピッチで形成してあり、リストバンド4をリストバンド連続体1として加工する際に、事前にリストバンド連続体1の全面にわたって貫通孔19を均一に加工形成したものを使用することができる。
【0037】
なお、人体に接触する接触面層18に施したエンボス加工のエンボス凹部18Aの領域に貫通孔19を一致させるとともに、表面側の情報表示層16側から、人体に接触する接触面層18側に向かって加工針21を突き刺すようにすることによって貫通孔19を加工形成することができる。
この加工方法によれば、加工針21による加工時に貫通孔19の先端開口部(図中下方部)に発生する加工バリ22をエンボス凹部18A内(エンボス凹部18Aの深さ内)に限定することが可能となり、人体の皮膚に無用の不快な接触感を与えることがない。
もちろん、図2に仮想線で示すように、貫通孔19を人体に接触する接触面層18側から情報表示層16側に向かってこれを加工形成すれば、加工バリ22がリストバンド4の表面側に位置するので、人体への影響をなくすことができる。
貫通孔19の加工方法としては、レーザー光によるスポット加工方法その他任意の方法を採用することができる。
【0038】
なお、図示の例では、接触面層18の上層に、中間層17および情報表示層16を設けているが、情報表示層16、中間層17および接触面層18の材料は任意であり、積層構造自体についても単層あるいは複層の任意の形態を採用可能である。
【0039】
こうした構成のリストバンド4(リストバンド連続体1、リストバンド形成片2)を用いることにより、リストバンドとしての必要な諸特性を確保することができるとともに、とくに病院などにおいても長期にわたって安心して使用することができる。
すなわち、リストバンド4にはその厚さ方向に貫通して貫通孔19を多数形成してあるので、リストバンド4と人体との間に滞留する可能性がある汗その他の水分は、接触面層18のエンボス加工によるエンボス凹部18Aおよびエンボス凸部18Bから横方向に拡散しやすいとともに、貫通孔19を通して直接リストバンド4の表面側に透過し、かつ拡散して、この間隙部分における蒸れを確実に防止することができる。
【0040】
本発明においては、リストバンドの領域に応じて、その孔径および密度を適宜選択することができる。
たとえば、図3は、本発明の第2の実施例によるリストバンド30の平面図であって、リストバンド30においては、個人情報を印字可能な印字領域10に形成する貫通孔19は、その孔径を非印字領域11に形成する貫通孔19のものより小さくしたり、あるいは同径であってもその密度をより粗くしている。
印字領域10以外の非印字領域11に形成する貫通孔19は、その孔径をより大きくしたり、あるいは同径であってもその密度をより細かくすることができる(図示の例では、密度を変化させるように描いてある)。
したがって、図3に示すリストバンド30においては、その印字領域10の部分において、貫通孔19の孔径がより小さく、あるいは粗い密度であって、非印字領域11の部分およびカス取り部5の部分についてその孔径をより大きくしたり、あるいはその密度をより細かくしてある。
【0041】
こうした構成のリストバンド30によれば、印字領域10のコード印字領域12やヒューマン文字印字領域13の部分の読み取りに支障がないようにするとともに、非印字領域11やバンド固定部8および長さ調節部9の部分においては、貫通孔19の孔径をより大きくしたり、その密度をより細かくしてあるため、蒸気および体温の放散をより推進させることができ、リストバンド30全体において放散機能をより高めることが可能となる。
【0042】
図4は、本発明の第3の実施例によるリストバンド40の平面図であって、リストバンド40においては、リストバンド連続体1として形成したのち、リストバンド40の部分に限って貫通孔19を形成してあるもので、貫通孔19を均一に形成することもできるし、上述の第3の実施例によるリストバンド30のように、印字領域10および非印字領域11に応じてその孔径や密度を変化させることもできる。
さらには、印字領域10自体を避けて貫通孔19を形成することもできる。
【0043】
なお本発明によるリストバンドは、上述の説明では、病院における患者への使用に供されるリストバンド4、30、40として説明したが、入場チケットをはじめ、任意の個人の識別を可能とする識別用のリストバンドとして応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の第1の実施例によるリストバンド4が連続した構成のリストバンド連続体1の平面図である。
【図2】同、リストバンド4(リストバンド連続体1、リストバンド形成片2)の拡大縦断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例によるリストバンド30の平面図である。
【図4】本発明の第3の実施例によるリストバンド40の平面図である。
【符号の説明】
【0045】
1 リストバンド連続体(図1)
2 リストバンド形成片
3 切断線
4 リストバンド(第1の実施例、図1、図2)
5 カス取り部
6 分離線
7 リストバンド4の表示部
8 リストバンド4のバンド固定部
9 リストバンド4の長さ調節部
10 表示部7における印字領域
11 表示部7における非印字領域
12 印字領域10におけるコード印字領域
13 印字領域10におけるヒューマン文字印字領域
14 バンド固定部8におけるバンド固定用係止孔
15 長さ調節部長さ9における調節用係止孔
16 情報表示層(図2)
17 中間層
18 接触面層
18A 接触面層18のエンボス凹部(図2)
18B 接触面層18のエンボス凸部(図2)
18C 接触面層18における人体の皮膚との接触面(図2)
19 貫通孔
20 加工ロール(図2)
21 加工針
22 加工バリ
30 リストバンド(第2の実施例、図3)
40 リストバンド(第3の実施例、図4)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体の四肢の少なくともいずれかひとつに巻き付けるとともに、その人体の個人情報を印字可能なリストバンドであって、
孔径が30〜500μmの貫通孔をその全面にわたって複数個形成したことを特徴とするリストバンド。
【請求項2】
前記孔径は、好ましくはこれを30〜100μmとしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項3】
前記孔径は、好ましくはこれを40〜60μmとしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項4】
当該リストバンドは、その複数枚を連続して帯状のリストバンド連続体としてあるとともに、これを移送して前記個人情報を印字可能としてあり、
前記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの移送方向に対して、これを最小で10mmとしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項5】
前記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの前記移送方向と直交する方向に対して、これを最小で2mmとしたことを特徴とする請求項4記載のリストバンド。
【請求項6】
当該リストバンドは、その複数枚を連続して帯状のリストバンド連続体としてあるとともに、これを移送して前記個人情報を印字可能としてあり、
前記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの移送方向に対して、これを最小で2mmとしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項7】
前記貫通孔のピッチは、当該リストバンドの前記移送方向と直交する方向に対して、これを最小で10mmとしたことを特徴とする請求項6記載のリストバンド。
【請求項8】
前記個人情報を印字可能な印字領域に形成する前記貫通孔は、その前記孔径をより小さくしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項9】
前記個人情報を印字可能な印字領域以外の非印字領域に形成する前記貫通孔は、その孔径をより大きくしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項10】
前記個人情報を印字可能な印字領域に形成する前記貫通孔は、その密度をより粗くしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項11】
前記個人情報を印字可能な印字領域以外の非印字領域に形成する前記貫通孔は、その密度をより細かくしたことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項12】
前記貫通孔は、前記人体に接触する接触面層側から、前記個人情報を印字可能な情報表示層側に向かってこれを加工形成したことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項13】
前記貫通孔は、前記人体に接触する接触面層に施したエンボス加工のエンボス凹部の領域に一致させてこれを形成したことを特徴とする請求項1記載のリストバンド。
【請求項14】
前記貫通孔は、前記個人情報を印字可能な情報表示層側から、前記人体に接触する接触面層側に向かってこれを加工形成したことを特徴とする請求項13記載のリストバンド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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