説明

ロータリーシートカッター

【課題】極めて簡単な構造でシートを精度良く枚葉状に裁断することができ、且つ低コストに装置を構成可能なロータリーシートカッターを提供する。
【解決手段】ロータリーシートカッター1は、アンビルロール23と刃物3を設けたダイカットロール24とを対向配置してこれらの間に連続的にシートWを送り込んでダイカットロール24の刃物3により枚葉W1に切断するように構成する。メジャリングロール21と従動ロール22とアンビルロール23とをサーボモータM1の駆動で同期回転させ、ダイカットロール24を別のサーボモータM2の駆動で回転させる。各サーボモータM1,M2を駆動制御する制御手段は、刃物3がアンビルロール23に対向する一定領域(同期帯R)ではダイカットロール24をアンビルロール23と同期回転させ、他の領域では枚葉W1の長さを自由に変更できるようにダイカットロール24の回転スピードを変化可能に制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル状のシートを連続的に枚葉に切断するロータリーシートカッターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の装置として、2つの回転するカッターによりシートを裁断するフライングシャーと呼ばれる装置が広く普及している。このフライングシャー100は、図7に示すように、コイル101から繰り出されたシートWを一対のロール201,202間より連続的に送り出しながら、刃物303,304を外周に設けた一対のカッターロール301,302を回転させ刃物303,304を刃合わせさせることでシートWを枚葉W1に切断するものである。これにより、コイル状のシートWを連続的に枚葉W1にカットすることができる。
【特許文献1】特開平5−92392号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記フライングシャー100では、一対のカッターロール301,302の互いの刃物303,304の刃合わせが難しく、また、枚葉W1を設定寸法どおりに高精度にカットするのが困難であった。しかも、刃物303,304を設けたカッターロール301,302を一対必要とするから装置コストも高く付いていた。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、極めて簡単な構造でシートを精度良く枚葉状に切断することができ、且つ低コストに装置を構成可能なロータリーシートカッターを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るロータリーシートカッターは、
コイル状のシートを連続的に枚葉にカットするロータリーシートカッターであって、
メジャリングロールと従動ロールとを対向配置してこれらの間からシートを連続的に送り出し、その下流位置にアンビルロールと刃物を設けたダイカットロールとを対向配置してこれらの間に連続的に送り込まれるシートをダイカットロールの刃物により枚葉に切断するように構成し、
メジャリングロールと従動ロールとアンビルロールとをサーボモータの駆動で同期回転させ、ダイカットロールを別のサーボモータの駆動で回転させるように構成し、
各サーボモータを駆動制御する制御手段は、刃物がアンビルロールに対向する一定領域ではダイカットロールをアンビルロールと同期回転させ、他の領域では枚葉の長さを自由に変更できるようにダイカットロールの回転スピードを変化可能に制御する構成としたものである。
【0006】
これによれば、刃物がアンビルロールに対向する一定領域ではダイカットロールをアンビルロールと同期回転させるので、シートを設定寸法どおりの枚葉に連続的に且つ高精度に切断することができる。しかも、刃物がアンビルロールに対向しない他の領域ではダイカットロールの回転スピードを変化させることで枚葉の長さを自由に且つ容易に変更することができる。
また、アンビルロールと刃物を設けたダイカットロールとの間にシートを通過させて切断するので、従来の一対のカッターロールでシートを切断する場合に比べて極めて簡単な構造でシートを精度良く枚葉に切断することができる。
しかも、刃物はダイカットロールに設けるだけなので、従来の一対のカッターロールのように刃合わせを必要としないし、また、装置コストを低減することができる。
【0007】
上記ダイカットロールをシートの出口側に傾斜して配設し、シートの入口側にてダイカットロールに対するシートの進入間隙を広くする構成としてもよい。
これにより、シートを切断しはじめから切断し終えるまでの刃物とシートの接触時間を短くすることができ、刃物によりシート表面を傷付けることが防止される。しかも、シートの切断を短時間で行えるので、連続送りでも寸法精度良くシートを枚葉にカットすることができる。
【0008】
上記ダイカットロールの外周面に設けた刃物固定溝を一方の内側面がダイカットロールの半径方向に一致する直角面となった片テーパ形状とし、この直角面側に刃物をセットし押し付けるように、この刃物固定溝と同様に片テーパ形状となった楔部材を嵌め込んで刃物を固定する構成としてもよい。
これにより、刃物をダイカットロールの外周面の法線方向に向けて簡単に取り付けることができる。従って、ダイカットロールを簡単に構成でき、装置コストを低減することができる。
【0009】
上記メジャリングロールとアンビルロールの間にコンベアベルトを装着して、このコンベアベルト上でシートを送ると共に、アンビルロールに装着するコンベアベルト上でダイカットロールの刃物によりシートを切断する構成としてもよい。
これにより、長年の使用でコンベアベルトは、ダイカットロールの刃物で損傷されるが、アンビルロールが刃物で損傷されることがない。従って、コンベアベルトを交換することで、長期に且つ低コストに装置の運転を行うことができる。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、極めて簡単な構造でシートを精度良く枚葉状に切断することができ、また、装置のコストを低くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に、本発明の実施形態を説明する。
図1に示すように、実施の形態によるロータリーシートカッター1は、メジャリングロール21と従動ロール22とを対向配置してこれらの間からシートWを連続的に送り出すようにし、その下流位置にアンビルロール23と刃物3を設けたダイカットロール24とを対向配置して、アンビルロール23とダイカットロール24との間に連続的に送り込まれるシートWをダイカットロール24の刃物3により枚葉W1に切断するように配設している。なお、切断するシートWは、樹脂シート、クラフト紙、特殊フィルムなどの各種シートやフィルムが該当する。
【0012】
また、このロータリーシートカッター1は、上流位置にシート繰り出し機構4が設けられ、このシート繰り出し機構4に保持したコイル41から繰り出した長尺のシートWをガイドロール42、段差ロール43、幅決めロール44に順に架け渡してメジャリングロール21へ送り込ませている。シート繰り出し機構4は、段差ロール43をアーム45により揺動可能に連結し、メジャリングロール21と従動ロール22とによりシートWが連続送りされて段差ロール43がシートWにより一定位置まで持上げられると、図示しないセンサが検知してシート繰り出し機構4が一定量だけ回転してコイル41からシートWが一定量だけ繰り出される。
【0013】
また、このロータリーシートカッター1は、下流位置に枚葉W1を整列状態に回収する整列機構5が設けられており、ダイカットロール24により切断された枚葉W1は、エアブローAで整列機構5に送り込まれ、整列機構5に堆積される。この整列機構5は、リフト51に支持されており、枚葉W1の堆積量が増すにつれてリフト51が下げられてダイカットロール24から排出される枚葉W1の受け面の高さがほぼ一定に制御される。
【0014】
図2に示すように、メジャリングロール21と従動ロール22とは、従動ロール22に設けた高さ調整機構6で従動ロール22を高さ調整することでメジャリングロール21と従動ロール22との間の間隔が設定される。
【0015】
メジャリングロール21とアンビルロール23の上端面は、ほぼ同じ高さレベルに設定されており、その間に複数個の小径ロール25が配設されている。これら小径ロール25によってメジャリングロール21からアンビルロール23へ送られるシートWが案内支持される。
【0016】
また、アンビルロール23は、ダイカットロール24の外周面に設けた刃物3の刃先が当接されて、これによってアンビルロール23とダイカットロール24の間に送り込まれたシートWを切断する。従って、アンビルロール23は、その外周面が耐摩耗性に優れ、刃物3の刃先を損傷しない弾力性に優れることが好ましく、例えば、鋼製ロールにウレタンゴム等を外装するウレタンロールが用いられる。但し、シートWの切断性能が確保される限り鋼製等の金属ロールを用いてもよい。
【0017】
ダイカットロール24には、鋼製等の金属ロールが用いられる。ダイカットロール24の外周面には、軸方向に延びた刃物3が取り付けられているが、この刃物3の取付構造は、次のようになっている。図3、図4に示すように、ダイカットロール24の外周面に軸方向に延びた刃物固定溝30が設けられ、この刃物固定溝30は、一方の内側面がダイカットロール24の半径方向に一致した直角面31に形成され、他方の内側面がダイカットロール24の半径方向に対して傾斜した傾斜面32に形成された片テーパ形状となっている。直角面31及び傾斜面32により形成される角度αは、楔部材33が取り外し易いように15〜22度の範囲であることが好ましい。これにより、楔部材33を取り付けるボルト34を緩めると、楔部材33の自己分解作用により刃物3を簡単に取り外すことができる。そして、この刃物固定溝30の直角面31側に刃物3をセットし押し付けるようにして、この刃物固定溝30と同様に片テーパ形状となった楔部材33を嵌め込む。楔部材33は、軸方向に適宜の間隔でボルト34が取り付けられており、また、刃物固定溝30の底面にはこれらボルト34の位置に対応してネジ孔が設けられているので、ボルト34を締付けることで、刃物3がダイカットロール24の外周面の法線方向に簡単に取り付けられる。従って、ボルト34を締め付けることで、ダイカットロール24への刃物3の取り付けや交換等を迅速に行うことができる。なお、刃物3は、両刃になっているので、ダイカットロール24を回転しながらでも、移動しているシートWを確実に切断することができる。
【0018】
ダイカットロール24は、外周に取り付けた刃物3の刃先がアンビルロール23の外周面とほぼ一致するか、アンビルロール23の外周面に少し食い込むように配置されている。
【0019】
そして、メジャリングロール21と従動ロール22とは、一端側に取り付けた互いのギヤG1,G2が噛み合わされており(図2参照)、また、メジャリングロール21とアンビルロール23とは他端側に取り付けた互いのプーリP1,P2に無端状のタイミングベルトDが架け渡されている(図1参照)。メジャリングロール21は、サーボモータM1に接続されており、このサーボモータM1により回転駆動される。従って、このサーボモータM1を駆動すると、メジャリングロール21と従動ロール22とアンビルロール23とが同期して回転駆動される。また、メジャリングロール21に設けたサーボモータM1のエンコーダ出力値よりシートWの送り量や送り位置が計測される。一方、ダイカットロール24は、別のサーボモータM2に接続されており、このサーボモータM2により独立に回転駆動される。
【0020】
そして、このロータリーシートカッター1に備える制御手段(図示せず)は、各サーボモータM1,M2を駆動制御する。このとき、メジャリングロール21に接続するサーボモータM1を一定回転速度で駆動制御して、メジャリングロール21、従動ロール22、アンビルロール23を同期して回転駆動し、コイル41から連続的にシートWを一定速度でダイカットロール24へ送り込む。一方、ダイカットロール24に接続するサーボモータM2を駆動制御して、ダイカットロール24の刃物3がアンビルロール23に対向する一定領域(同期帯R)ではダイカットロール24をアンビルロール23と同期回転させ、他の領域ではダイカットロール24の回転スピードを変化可能に制御する。
【0021】
また、ダイカットロール24は、シートWの面の直角方向(図1では鉛直線)に対してシートWの出口側にθ度傾けられており(図1、図3参照)、シートWの入口側にてダイカットロール24に対するシートWの進入間隔度Sが広くなるように配設されている。これにより、刃物3がシートWの上面に接してシートWを切断しはじめからシートWを切断し終えるまでのシートWの切断時間(刃物3とシートWの接触時間)が短くなって、刃物3によりシートWの表面を傷付けることが防止される。特にシート厚が厚くなる程にその傷付け防止効果が増す。なお、このダイカットロール24の傾斜角度θは、5〜15度の範囲が好ましく、この範囲内であれば、シート表面を傷付けたりカット性能を低下させることなく、良好にシートを切断することができる。
【0022】
次に、このロータリーシートカッター1の運転制御について説明する。
図5のフローチャートを参照して、サーボモータM1を駆動してメジャリングロール21を回転駆動すると、メジャリングロール21と同期して従動ロール22、アンビルロール23が回転駆動される(S1)。すると、コイル41から繰り出されたシートWは、段差ロール43により繰り出しスピード及び張力を調整して幅決めロール44により蛇行修正されて、メジャリングロール21に送られる。なお、シート繰り出し機構4は、段差ロール43のアーム45の揺動位置を検出し、コイル41からのシートWの供給、供給停止を繰り返している(S11〜S14)。そして、メジャリングロール21に送られたシートWは、メジャリングロール21と従動ロール22の間から送り出され、小径ロール25に案内支持されてアンビルロール23へ送られる。このとき、制御手段は、サーボモータM1を定速度で回転させてコイル41から連続的にシートWを一定速度で送る。
【0023】
制御手段は、メジャリングロール21を駆動するサーボモータM1のエンコーダ出力値を検出して(S2)、このエンコーダ出力値よりシートWの切断予定位置からダイカットロール24による切断位置(ダイカットロール24の刃物3がアンビルロール23と接する地点)までの距離を算出する(S3)。次いで、制御手段は、ダイカットロール24のサーボモータM2を駆動制御して、上記切断予定位置でシートWが切断されるようにダイカットロール24の回転スピードを制御するが、刃物3が同期帯Rを移動する間はアンビルロール23と同期回転するようにダイカットロール24が回転制御される(S4)。すると、シートWは、アンビルロール23とダイカットロール24の間を通過する時に、ダイカットロール24の刃物3がアンビルロール23と接する地点(切断位置)で上記切断予定位置より切断されて枚葉W1となる。そして、この枚葉W1が下流の整列機構5に排出され、集積される(S5,S6)。なお、制御手段は、ダイカットロール24の刃物3が同期帯Rの終わり位置を通過すると、ダイカットロール24の回転スピードを調整して、次にシートWの切断予定位置が上記切断位置で切断されるように、ダイカットロール24の刃物3が同期帯Rの始まり位置に到達するように回転制御される。以上の動作を運転終了まで繰り返す。
【0024】
以上のように、本実施形態によるロータリーシートカッター1によれば、刃物3がアンビルロール23に対向する一定領域(同期帯R)ではダイカットロール24をアンビルロール23と同期回転させるので、シートWを設定寸法どおりの枚葉W1に連続的に且つ高精度に切断することができる。しかも、刃物3がアンビルロール23に対向しない他の領域ではダイカットロール24の回転スピードを変化させることで枚葉W1の長さを自由に且つ容易に変更することができる。また、アンビルロール23と刃物3を設けたダイカットロール24との間にシートWを通させて切断するので、従来の一対のカッターロールでシートWを切断する場合に比べて極めて簡単な構造でシートを精度良く枚葉に切断することができる。しかも、刃物3はダイカットロール24に設けるだけなので、従来の一対のカッターロールのように刃合わせを必要としないし、また、装置コストを低減することができる。従って、極めて簡単な構造でシートWを精度良く枚葉W1状に裁断することができ、また、装置のコストを低くすることができる。
【0025】
(他の実施形態)
図6に示すように、メジャリングロール21とアンビルロール23の間にコンベアベルトVを装着して、このコンベアベルトV上でシートWを送ると共に、アンビルロール23に装着するコンベアベルトV上でダイカットロール24の刃物3によりシートWを切断する構成とする。メジャリングロール21とアンビルロール23とは、コンベアベルトVにより同期回転される。これによれば、長年の使用でコンベアベルトVは、ダイカットロール24の刃物3で損傷されるが、アンビルロール23が刃物3で損傷されることがない。従って、コンベアベルトVを交換することで、長期に且つ低コストに装置の運転を行うことができる。その他の構成、効果は上記実施形態と同様である。
【0026】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の範囲内で適宜に変更することができる。例えば、ダイカットロール24には、刃物3を複数設けてもよい。この場合、短寸の枚葉W1を多く生産するのに効果的である。
また、メジャリングロール21とアンビルロール23とは、タイミングベルトD(図1)又はコンベアベルトV(図6)により同期回転させているが、アンビルロール23に別のサーボモータを接続してアンビルロール23とメジャリングロール21とを同期回転させるようにモータ制御してもよい。
また、メジャリングロール21にサーボモータM1を接続するが、上述でいう従動ロール22側をサーボモータM1で接続し駆動側としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】実施形態によるロータリーシートカッターの全体構成を示す側面図である。
【図2】メジャリングロールと従動ロールを示す正面図である。
【図3】ダイカットロールとアンビルロールとを示す側面図である。
【図4】ダイカットロールの刃物取り付け部分を示す拡大図である。
【図5】実施形態によるロータリーシートカッターの運転を説明するためのフローチャートである。
【図6】他の実施形態によるロータリーシートカッターの構成を示す側面図である。
【図7】従来のフライングシャーの構成を示す模式図である。
【符号の説明】
【0028】
1 ロータリーシートカッター
3 刃物
21 メジャリングロール
22 従動ロール
23 アンビルロール
24 ダイカットロール
M1,M2 サーボモータ
R 同期帯(一定領域)
S 進入間隙
W シート
W1 枚葉
θ 傾斜角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コイル状のシートを連続的に枚葉にカットするロータリーシートカッターであって、
メジャリングロールと従動ロールとを対向配置してこれらの間からシートを連続的に送り出し、その下流位置にアンビルロールと刃物を設けたダイカットロールとを対向配置してこれらの間に連続的に送り込まれるシートをダイカットロールの刃物により枚葉に切断するように構成し、
メジャリングロールと従動ロールとアンビルロールとをサーボモータの駆動で同期回転させ、ダイカットロールを別のサーボモータの駆動で回転させるように構成し、
各サーボモータを駆動制御する制御手段は、刃物がアンビルロールに対向する一定領域ではダイカットロールをアンビルロールと同期回転させ、他の領域では枚葉の長さを自由に変更できるようにダイカットロールの回転スピードを変化可能に制御する構成としたロータリーシートカッター。
【請求項2】
請求項1に記載のロータリーシートカッターにおいて、
上記ダイカットロールをシートの出口側に傾斜して配設し、シートの入口側にてダイカットロールに対するシートの進入間隙を広くする構成としたロータリーシートカッター。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のロータリーシートカッターにおいて、
上記ダイカットロールの外周面に設けた刃物固定溝を一方の内側面がダイカットロールの半径方向に一致する直角面となった片テーパ形状とし、この直角面側に刃物をセットし押し付けるように、この刃物固定溝と同様に片テーパ形状となった楔部材を嵌め込んで刃物を固定する構成としたロータリーシートカッター。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載のロータリーシートカッターにおいて、
上記メジャリングロールとアンビルロールの間にコンベアベルトを装着して、このコンベアベルト上でシートを送ると共に、アンビルロールに装着するコンベアベルト上でダイカットロールの刃物によりシートを切断する構成としたロータリーシートカッター。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−23156(P2010−23156A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−185967(P2008−185967)
【出願日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【出願人】(000100838)アイセル株式会社 (62)