説明

ロータリ耕耘装置

【課題】ロータリ耕耘装置における爪軸の開口を簡便な操作で確実に塞ぐことができるようにすること。
【解決手段】複数の耕耘爪12を外周に装着してなる中空の爪軸15と、軸心周りに回転駆動するロータリ軸13とを備え、爪軸15の一端部の開口にロータリ軸13を挿入して固定しつつ、爪軸15の他端部の開口を栓部材24によって塞いでおり、栓部材24が、径方向に弾性変形可能な突起28を外周面に有しており、爪軸15に径方向に貫通する係止孔18が形成されており、栓部材24を爪軸15の他端部の開口に挿入すると、栓部材24の突起28が、弾性復元力によって係止孔18に進入して、係止孔18を塞ぎつつ栓部材24の抜け止めとなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の耕耘爪を外周に装着してなる中空の爪軸と、軸心周りに回転駆動するロータリ軸とを備え、前記爪軸の一端部の開口に前記ロータリ軸を挿入して固定しつつ、前記爪軸の他端部の開口を栓部材によって塞いであるロータリ耕耘装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のロータリ耕耘装置における爪軸の端部の開口を塞ぐ栓部材としては、例えば、特許文献1に示すものが知られている。ここでは、爪軸の開口に栓体を挿入した後、爪軸の軸孔と、栓体の装着孔とを重合させてこれにピンを挿入し、当該ピンの端部に穿設したピン孔に固定ピン(βピン)を装着することで、爪軸内に栓体を装着固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4516040号公報(図5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のロータリ耕耘装置では、栓体を爪軸内に装着固定するために、ピン及び固定ピンという2つの部材を使用しなければならない。そのため、作業者にしてみれば、これらの部材の装着操作が煩わしいだけでなく、これらの部材が紛失して栓体を装着できなくなる虞があり、改善する余地が残されていた。
【0005】
本発明の目的は、ロータリ耕耘装置における爪軸の開口を簡便な操作で確実に塞ぐことができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のロータリ耕耘装置の第1特徴構成は、複数の耕耘爪を外周に装着してなる中空の爪軸と、軸心周りに回転駆動するロータリ軸とを備え、前記爪軸の一端部の開口に前記ロータリ軸を挿入して固定しつつ、前記爪軸の他端部の開口を栓部材によって塞いでおり、前記栓部材が、径方向に弾性変形可能な突起を外周面に有しており、前記爪軸に径方向に貫通する係止孔が形成されており、前記栓部材を前記爪軸の他端部の開口に挿入すると、前記栓部材の突起が、弾性復元力によって前記係止孔に進入して、該係止孔を塞ぎつつ前記栓部材の抜け止めとなる点にある。
【0007】
〔作用及び効果〕
本構成によれば、栓部材という1部材を使用するだけで簡便に、爪軸の開口を塞ぐことができる。しかも、栓部材の突起が、弾性復元力によって爪軸の係止孔に進入して、該係止孔を塞ぎつつ栓部材の抜け止めとなるため、耕耘作業時等において振動や衝撃が爪軸に加えられたとしても、栓部材が外れることはなく確実に爪軸の開口を塞ぐことができる。
また、栓部材を爪軸の内側に入れるため、耕耘爪に邪魔されることなく栓部材の挿入長さを長く設定できるため、栓部材が外れ難い。
【0008】
第2特徴構成は、前記爪軸の一端部に径方向に貫通する挿入孔が形成されており、前記ロータリ軸に径方向に貫通する挿通孔が形成されており、前記爪軸の挿入孔及び前記ロータリ軸の挿通孔にわたるようにピンを挿入することによって、前記爪軸を前記ロータリ軸に固定することが可能であると共に、前記爪軸の他端部に前記ロータリ軸を挿入し、前記爪軸の係止孔及び前記ロータリ軸の挿通孔にわたるようにピンを挿入することによって、前記爪軸を前記ロータリ軸に固定することができ、前記爪軸の一端部の開口に前記栓部材を挿入すると、前記栓部材の突起が、弾性復元力によって前記爪軸の挿入孔に進入して、該挿入孔を塞ぎつつ前記栓部材の抜け止めとなる点にある。
【0009】
〔作用及び効果〕
本構成によれば、爪軸の左右の両端を入れ替えることで、それまで栓部材の抜け止めとなっていた係止孔が、新たに爪軸をロータリ軸に固定するための挿通孔として機能すると共に、それまで挿通孔として機能していたものが、係止孔として機能する。
そのため、爪軸の左右の両端を入れ替えてロータリ軸に装着することによって、それまでロータリ軸が挿入されていた爪軸の端部が外側に配置されて開口が形成された場合においても、栓部材によって、その爪軸の開口を簡便且つ確実に塞ぐことができると共に、それまで栓部材が挿入されていた爪軸の端部にロータリ軸を挿入しピンを係止孔に挿入することによって、爪軸をロータリ軸に対して確実に固定することができる。
【0010】
第3特徴構成は、前記爪軸の両端に、該爪軸の直径よりも大きい径を有する拡径部を設け、前記2つの拡径部のうちの一方が前記栓部材を保護するカバーとなり、他方が前記ロータリ軸と当該ロータリ軸を支持するケースとの間のシール部を保護するカバーとなる点にある。
【0011】
〔作用及び効果〕
本構成によれば、爪軸の左右の両端を入れ替えても、一方の拡径部によって栓部材が保護され、他方の拡径部によってシール部が保護される。そのため、耕耘作業時において圃場の土や石が耕耘爪によって撥ね上げられたとしても、その土や石がシール部や栓部材に直接当たることがなく、シール部や栓部材が破損したり、あるいは栓部材が抜け落ちることもない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】歩行型作業機の全体側面図である。
【図2】ロータリ耕耘装置の横断面図である。
【図3】ロータリ耕耘装置の要部を拡大した横断面図である。
【図4】栓部材の斜視図である。
【図5】爪軸の両端を入れ替えてロータリ軸に装着した状態のロータリ耕耘装置の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
〔実施形態〕
以下に、図1〜図5に基づいて、本発明に係るロータリ耕耘装置9を歩行型作業機1に適用した場合の実施形態について説明する。
(歩行型作業機)
図1に示すように、歩行型作業機1は、ミッションケース2、車軸3、車輪4、支持フレーム5、エンジン6、伝動ケース7、操縦ハンドル8、ロータリ耕耘装置9、及び抵抗棒11を備えて構成されている。車軸3がミッションケース2の下部において右側及び左側に亘るように設けられており、車軸3の両端部に走行用の車輪4が連結されている。エンジン6がミッションケース2の前部に連結された支持フレーム5によって支持されており、伝動ケース7がミッションケース2の上部から斜め後方下方に延出されている。操縦ハンドル8が伝動ケース7から斜め後方上方に延出されており、ロータリ耕耘装置9が伝動ケース7の後部に連結されている。抵抗棒11はロータリ耕耘装置9の上方を覆うカバー部9aの後端部に設けられている。
【0014】
(ロータリ耕耘装置)
図2に示すように、ロータリ耕耘装置9は、圃場を耕耘する耕耘爪12と、軸心周りに回転駆動可能に伝動ケース7に支持されるロータリ軸13と、複数の耕耘爪12を外周に装着してなる中空の爪軸15と、爪軸15の外側端部の開口を塞ぐ栓部材24とを備えて構成されている。
【0015】
伝動ケース7は、その外周がステンレス製の板金カバー10で覆われており、耕耘作業時において耕耘爪12によって撥ね上げられた圃場の土や石が伝動ケース7に当たって傷が付くのを防止する。
【0016】
ロータリ軸13は、伝動ケース7の右側及び左側に亘るように設けられており、その両端部の側面に固定ピン31を挿通させるための挿通孔14が貫通形成されている。
【0017】
爪軸15は、筒状の第1軸部16と、第1軸部16と同じ外径及び内径を有する筒状の第2軸部19と、第1軸部16と第2軸部19とを接続するための内筒21とを備える。
【0018】
第1軸部16の一端に、第1軸部16の直径よりも大きい径を有するお椀状の拡径部32を設けており、他端部に連結ピン23を挿通させるためのピン孔17が貫通形成されている。また、第1軸部16の中間部に、係止孔18が貫通形成されている。
【0019】
第2軸部19の一端に、第2軸部19の直径よりも大きい径を有するお椀状の拡径部33を設けており、他端に内筒21を設けている。また、第2軸部19の中間部に挿入孔20が貫通形成されている。
【0020】
尚、第1軸部16の拡径部32を備える側の端面から係止孔18までの距離と、第2軸部19の拡径部33を備える側の端面から挿入孔20までの距離は同じ長さに設定されている。
【0021】
内筒21は、第2軸部19から突出する状態で第2軸部19に溶接されており、その突出部に連結ピン23を挿通させるための貫通孔22が貫通形成されている。
【0022】
第2軸部19から突出する内筒21の外周に、第1軸部16のピン孔17を設けてある側の端部を外嵌させ、第2軸部19の端面に第1軸部16の端面を当接させると、内筒21の貫通孔22と第1軸部16のピン孔17との位置が合致する。そして、第1軸部16のピン孔17及び内筒21の貫通孔22にわたるように連結ピン23を挿入することによって、第1軸部16と第2軸部19とが連結される。
【0023】
第2軸部19の拡径部33を備える側の開口にロータリ軸13を内嵌挿入し、第2軸部19の挿入孔20及びロータリ軸13の挿通孔14の位置を合致させ、第2軸部19の挿入孔20及びロータリ軸13の挿通孔14にわたるように固定ピン31を挿入することによって、爪軸15がロータリ軸13に固定される。
【0024】
爪軸15の第1軸部16及び第2軸部19のそれぞれの外周には、長手方向に沿って複数のブラケット34が固着されており、各ブラケット34には、複数の耕耘爪12がボルト及びナットによって締結固定されている。尚、図2に示す状態では、耕耘爪12が、伝動ケース7側に湾曲するように設けられており、耕起土が、伝動ケース7側、即ちロータリ耕耘装置9の内側に集められるように構成されている。
【0025】
(栓部材)
図3及び図4に示すように、栓部材24は、中空の筒状部25と、筒状部25の外径よりも大きく且つ第1軸部16及び第2軸部19の外径と略同じ外径を有する円形のフランジ部29と、作業者が把持するツマミ部30とが一体に成形された部材であって、樹脂又は硬質ゴムで構成されている。
【0026】
筒状部25の基端部にフランジ部29が設けられており、板状のツマミ部30がフランジ部29の円の中心を通るようにフランジ部29から横外方に立設されている。尚、ツマミ部30の表面には波面が形成されており、作業者がツマミ部30を把持する際に滑り難くいように構成されている。
【0027】
また、筒状部25の先端側に、筒状部25の軸心周りに90度の等間隔又は略等間隔で4つのスリット26が設けられており、これにより、径方向に弾性変形可能な4つの弾性変形部27が形成されている。これらの4つの弾性変形部27のうち、対向する2つの弾性変形部27のそれぞれの外面に、外方に突き出る半円状の突起28が一体形成されている。また、弾性変形部27の円周方向の幅は、爪軸15の係止孔18及び挿入孔20のそれぞれの内径よりも大きく設定されている。
【0028】
筒状部25における突起28以外の部分の外径は、爪軸15の第1軸部16及び第2軸部19のそれぞれの内径と同じ又は略同じ大きさに設定されている。また、弾性変形部27が弾性変形していない状態にあるときの突起28における外径は、爪軸15の第1軸部16及び第2軸部19のそれぞれの内径よりもわずかに大きく設定されている。
【0029】
図3に示すように、爪軸15の第1軸部16の開口を栓部材24で塞ぐ際、栓部材24の筒状部25を第1軸部16の開口に挿入すると、弾性変形部27の2つ突起28が第1軸部16の開口の縁に当たることによって弾性変形部27が弾性変形して縮径する。次いで、2つの突起28を第1軸部16の内周面に摺接させた状態で栓部材24を押し込んでいき、栓部材24のフランジ部29が、第1軸部16の拡径部32を備える側の端面に当接したときに、弾性変形部27の2つの突起28が第1軸部16の係止孔18の位置に到達する。そして、弾性変形部27の2つの突起28が、弾性変形部27の弾性復元力によって係止孔18に進入して、弾性変形部27の円周方向の幅が係止孔18の内径よりも大きいため係止孔18を塞ぎつつ栓部材24を抜け止め保持する。
【0030】
また、栓部材24を取り外す際は、栓部材24のツマミ部30を掴んで横外方に引っ張ると、弾性変形部27の2つの突起28が第1軸部16の係止孔18の縁に当たることによって、弾性変形部27が弾性変形して縮径するため、2つの突起28を第1軸部16の内周面に摺接させた状態で栓部材24を引き抜くことができる。
【0031】
図2に示すように、第1軸部16に設けた拡径部32が、栓部材24を保護するカバーとなる。即ち、図3に示すように、栓部材24のフランジ部29とツマミ部30が、第1軸部16の拡径部32の中に収容される状態となる。また、第2軸部19に設けた拡径部33が、ロータリ軸13と伝動ケース7(ロータリ軸を支持するケース)との間をシールするシール部35の全体を覆い、シール部35を保護するカバーとなる。
【0032】
また、図5に示すように、本実施形態における爪軸15は、その左右両端を入れ替えて使用することができる。
【0033】
先ず図2及び図3において、栓部材24を第1軸部16より引き抜いて、さらに第2軸部19より固定ピン31を抜いた後、爪軸15を横外方に引っ張ってロータリ軸13から取り外す。
【0034】
そして図5に示すように、第1軸部16の開口にロータリ軸13を挿入し、第1軸部16の係止孔18及びロータリ軸13の挿通孔14にわたるように固定ピン31を挿入することによって、爪軸15をロータリ軸13に固定することができる。
【0035】
さらに、第2軸部19の開口に栓部材24を挿入すると、上述の第1軸部16に栓部材24を取り付ける場合と同様に、栓部材24の2つの突起28が、弾性復元力によって第2軸部19の挿入孔20に進入して、弾性変形部27の円周方向の幅が挿入孔20の内径よりも大きいため挿入孔20を塞ぎつつ栓部材24の抜け止めとなり、爪軸15の第2軸部19の開口が栓部材24によって塞がれる。
【0036】
このとき、第2軸部19に設けた拡径部33が、栓部材24を保護するカバーとなる。即ち、図5に示すように、栓部材24のフランジ部29とツマミ部30が、第2軸部19の拡径部33の中に収容されている状態となる。また、第1軸部16に設けた拡径部32が、ロータリ軸13と伝動ケース7(ロータリ軸を支持するケース)との間をシールするシール部35の全体を覆い、これを保護するカバーとなる。
【0037】
第1軸部16の拡径部32を備える側の端面から係止孔18までの距離と、第2軸部19の拡径部33を備える側の端面から挿入孔20までの距離とが同じ長さに設定されており、爪軸15における係止孔18と挿入孔20との位置関係が、爪軸15の長手方向の中心部を境に左右対称となっている。さらに、第1軸部16及び第2軸部19のそれぞれの内径が同じ大きさに設定されているため、爪軸15の左右両端を入れ替えて使用することができる。尚、図5に示すように、爪軸15の左右両端を入れ替えた場合、耕耘爪12が横外側に湾曲するように設けられることになるため、耕起土がロータリ耕耘装置9の外側に排出されるように構成される。
【0038】
〔別実施形態〕
〔1〕前述の実施形態における爪軸15の第1軸部16と第2軸部19とが一体に構成されていても良い。
〔2〕前述の実施形態においては、4つの弾性変形部27のうちの対向する2つの弾性変形部27にのみ突起28を形成した例を示したが、4つの弾性変形部27の全てに突起28を形成しても良い。この場合、第2軸部19の挿入孔20の数や第1軸部16の係止孔18の数を突起28の数に合わせて4つ形成しても良い。
〔3〕前述の実施形態においては、筒状部25の先端側に4つの弾性変形部27を設けた例を示したが、筒状部25の先端側に異なる数(例えば、2つ、3つ、5つ以上)の弾性変形部27を設けても良い。
〔4〕前述の実施形態においては、弾性変形部27に半円状の突起28を設けた例を示したが、弾性変形部27に円錐状、角錐状などの異なる形状の突起28を設けても良い。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、走行用の車輪とロータリ耕耘装置とを別々に備えた歩行型作業機ばかりではなく、走行用の車輪を廃止し、右及び左の車軸に耕耘爪を連結してロータリ耕耘装置を構成した歩行型作業機や、乗用型のトラクタに装備されるロータリ耕耘装置にも適している。
【符号の説明】
【0040】
9 ロータリ耕耘装置
12 耕耘爪
13 ロータリ軸
14 挿通孔
15 爪軸
18 係止孔
20 挿入孔
24 栓部材
28 突起
31 固定ピン(ピン)
32、33 拡径部
35 シール部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の耕耘爪を外周に装着してなる中空の爪軸と、軸心周りに回転駆動するロータリ軸とを備え、前記爪軸の一端部の開口に前記ロータリ軸を挿入して固定しつつ、前記爪軸の他端部の開口を栓部材によって塞いでおり、
前記栓部材が、径方向に弾性変形可能な突起を外周面に有しており、前記爪軸に径方向に貫通する係止孔が形成されており、前記栓部材を前記爪軸の他端部の開口に挿入すると、前記栓部材の突起が、弾性復元力によって前記係止孔に進入して、該係止孔を塞ぎつつ前記栓部材の抜け止めとなるロータリ耕耘装置。
【請求項2】
前記爪軸の一端部に径方向に貫通する挿入孔が形成されており、前記ロータリ軸に径方向に貫通する挿通孔が形成されており、前記爪軸の挿入孔及び前記ロータリ軸の挿通孔にわたるようにピンを挿入することによって、前記爪軸を前記ロータリ軸に固定することが可能であると共に、
前記爪軸の他端部に前記ロータリ軸を挿入し、前記爪軸の係止孔及び前記ロータリ軸の挿通孔にわたるようにピンを挿入することによって、前記爪軸を前記ロータリ軸に固定することができ、前記爪軸の一端部の開口に前記栓部材を挿入すると、前記栓部材の突起が、弾性復元力によって前記爪軸の挿入孔に進入して、該挿入孔を塞ぎつつ前記栓部材の抜け止めとなる請求項1に記載のロータリ耕耘装置。
【請求項3】
前記爪軸の両端に、該爪軸の直径よりも大きい径を有する拡径部を設け、前記2つの拡径部のうちの一方が前記栓部材を保護するカバーとなり、他方が前記ロータリ軸と当該ロータリ軸を支持するケースとの間のシール部を保護するカバーとなる請求項2に記載のロータリ耕耘装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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