説明

ロープ緊張用ラチェットプーリー

【課題】ロープを確実に定点で固定でき滑り止め効果を備え、プーリーを自動車カバーやボートカバーに組み合わせてロープを緊張した状態に保ち、強風によりカバーが落ちるのを防ぐと共に、施錠が可能で実用的機能を備えた、ロープ緊張用ラチェットプーリーの提供。
【解決手段】主に、座体10及び蓋体20から成るプーリー1本体を備え、このプーリー1内に2つのローラー13、回転盤30、回転ホイール35、ネジ受40及びロック部材50を設け、このネジ受の二側面上に爪部41とバネ固定部42を設け、バネ固定部はバネ43に連動されてネジ受が回転された後弾性的に位置を回復し、爪部は回転ホイールの単方向ラチェット37に当接し、ネジ受と蓋体外の回転つまみ55を連結し、回転つまみによりラチェットの回転を制御し、ロープの一方向への移動と滑り止め固定機能を形成し、さらにロック部材に鍵を組み合わせ、施錠及び開錠が可能なプーリーとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボートカバーのロープ緊張用ラチェットプーリーの設計に関し、カバーに連結して使用すると強風に吹かれてもカバーが外れてしまうことがなく、且つ、プーリー内に設けたローラーがロープの滑動を円滑にし、さらに施錠機能を備え、袋や類似の物品の開口部をきつく保つのに適しており、自動車カバー、ボートカバーまたは水上バイクカバー等に応用することができる、ロープ緊張用ラチェットプーリーに関する。
【背景技術】
【0002】
日用品やオートバイ、自動車、ボート、水上バイク等の乗り物は、長い間使用せず置いておく場合、防塵布やカバーなどで覆う必要があることがよくあり、そうすることで埃を防いだり、屋外で太陽に晒されて日焼けしてしまい、製品の殼体に亀裂が入ったり、破損したりすることを防ぐことができる。乗り物についていえば、自動車に使用する付属品としての自動車防塵カバーや、ボート上に使用するボートカバーなどがあるが、これらは埃や犬、猫等の小動物が入り込んだりするのを防ぎ、乗り物をきれいに保つことができる。オートバイや水上バイクも特定の形状のカバーがあり、使用しないときには被せておくことができる。
【0003】
防塵カバーは一般的にオートバイや自動車、ボートの外側に被せて使用されるが、戸外では強風に吹かれてカバーが滑落してしまいやすいため、きつく縛る効果のある固定具が必要となる。また、従来のカバーは鍵付きの防護機能を備えていないため、防護効果が甘いと言わざるを得ず、容易に不法侵入されてしまうことが最も主要な欠点であると言える。
【0004】
米国特許第5368281号の案件において設計されたロープ用ラチェットプーリーは、上下底板間にラチェット、回転盤及び噛合爪が枢設され、ロープをラチェット及び回転盤に巻きつけた後、ラチェットと噛合爪のかみ合いにより一方向にロープを滑動させるプーリーであり、操作においては噛合爪をずらすと一方向に回転が制御されていた回転盤を逆方向に回転させることができ、ロープを戻して出すことができる。しかし、このプーリーの構造は、施錠による防犯機能は備えておらず、使用上窃盗を防止することは難しい。
【特許文献1】米国特許第5368281号
【0005】
上述の問題に鑑みて、本発明のロープ緊張用ラチェットプーリーは、自動車カバーやボートカバーが強風に吹かれて落ちないようにでき、且つ、施錠が可能で他人の不法侵入を防ぐ、自動車カバー、ボートカバーに用いるローププーリーを提供し、消費者に使用してもらうことを研究開発の動機としている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の主な目的は、確実にロープを定点で固定し、滑り止め・位置決め効果を形成し、プーリーを自動車カバーやボートカバーに組み合わせ、ロープを緊張した状態に保ち、強風によりカバーが落ちるのを防ぐ実用的機能を備えた、ロープ緊張用ラチェットプーリーを提供することにある。
【0007】
本発明の別の目的は、施錠でき、便利に使用できるロープ緊張用ラチェットプーリーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達するため、本発明のロープ緊張用ラチェットプーリーの構造は、主に、座体及び蓋体から成るプーリー本体を備え、このプーリー内に2つのローラー、回転盤、回転ホイール、ネジ受及びロック部材を設け、このネジ受の二側面上に爪部とバネ固定部を設け、バネ固定部はバネに連動されてネジ受が回転された後弾性的に位置を回復し、爪部は回転盤の単方向ラチェットに当接し、ネジ受と蓋体外の回転つまみを連結し、回転つまみによりラチェットの回転を制御し、ロープの一方向への移動と滑り止め固定機能を形成し、さらにロック部材に鍵を組み合わせ、施錠及び開錠が可能なプーリーとする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明のその他特徴及び具体的な実施例について、以下、図面に基づき詳細に説明する。
【実施例1】
【0010】
図1から図3に示すように、本発明のプーリー1は、主に座体10、蓋体20、回転盤30、回転ホイール35、ネジ受40及びロック部材50を含む。そのうち、座体10の後端部にロープの出入口11を設け、この出入口11の両側にネジ孔18をそれぞれ設け、ネジ19を下から上に穿設することができ、且つ、各ネジ19は座体内でローラー13を通り、蓋体20のネジ孔28に螺合される(図4参照)。ローラー13は、出入口11の左右両側にそれぞれ1つずつ軸支され、ロープ60の滑動時に摩擦による破損の発生を防止することができる。座体10内部中央に陥没部12を設け、同時に、この陥没部12中央に槽孔16を形成し、この槽孔16に中心軸棒17を嵌入して位置決めすると共に、座体10の前端部に突出片15を設け、且つ、この突出片15の根元位置両側に嵌合柱体14をそれぞれ設置する。
【0011】
図2、図4に示すように、蓋体20は座体10と輪郭を合わせて閉じ合わされ、この蓋体20上に穿通孔21を設け、さらに座体10同様に蓋体後端部には出入口22を形成し、前端部には突出片23を設ける。リベット24を蓋体20の突出片上に設けた穿通孔25から挿入し、座体10の突出片15の孔にその先端を穿出させて留める。鍵穴26及び位置決め柱体27(図4参照)を蓋体の特定の位置に設け、穿通孔21は蓋体上面に突出した管状柱体を備え、この穿通孔21上に回転つまみ55及びネジ56が設置され、このネジ56は回転つまみ55に穿通した後ネジ受40に螺合される。蓋体20の底面には座体10同様に陥没部を設け、この陥没部内に穿通孔21の下端部、鍵穴26、位置決め柱体26及び槽孔29が設置され、この鍵穴26は突出した管体を有し、この管体の末端部内側の辺縁部に環状凹み溝57を形成し、且つ、鍵穴26の管体上にさらに切欠部58を設ける。
【0012】
図2に示すように、回転盤30は中央に通孔32を備え、この通孔32の傍に位置決め孔31を設け、且つ、通孔32の周縁部に放射状突出部33を設ける。
【0013】
回転ホイール35は、上面に中空部36を備え、この中空部36の周縁部に単方向ラチェット37を設け、底面に穿通孔を備えた中心柱体39及び放射状突出部34(図3参照)を設置し、中心柱体39の根元付近に段状部38を設ける。
【0014】
ネジ受40は二つの側面上に爪部41及びバネ固定部42をそれぞれ設け、且つ、ネジ受40そのものは上端部にネジ孔を備え、同時に、バネ固定部42に孔を開設し、バネ43の一端を穿置すると共に、ネジ受40上端部外側壁面に嵌合平面44を形成し、ネジ孔45を上端部に設ける。
【0015】
ロック部材50は、六角内孔53を備え、且つ、このロック部材50外側壁面上に突起部51を設け、ロック部材の下端部外側に突起縁部54を突出させて設ける。
【0016】
組み立て時には、2つのローラー13をネジ19により座体10出入口11両側のネジ孔18上に固定し、さらに中心軸棒17を槽孔16内に挿入し、回転盤30、回転ホイール35に穿通させた後、蓋体20底面の槽孔29内に固定し、回転ホイール35の中心柱体39を回転盤30中央の通孔32に穿置し、同時に、回転ホイール35の段状部38を位置決め孔31に嵌合する。さらに、ネジ受40の上端部を蓋体20の穿通孔21に穿通し、穿通孔21の外側に回転つまみ55を設置し、ネジ56を回転つまみ55に穿通させた後ネジ受40上のネジ孔45に螺合して一体とする。ネジ受40の上端部に設けた嵌合平面44が回転つまみ55底面に設けた対応する非円形槽孔(図には未表示)に嵌入され、回転つまみ55を回転させると、同時にネジ受40が回転する。ネジ受40のバネ固定部42上に連結されたバネ43の別の一端は蓋体20底面の位置決め柱体27(図4参照)上に固定され、ロック部材50はその六角内孔53が蓋体20の鍵穴26に合い、ロック部材50下端部に設けた突起縁部54が鍵穴26に嵌合され、末端部の環状凹み溝57(図4参照)に固定される。蓋体20を座体10上に閉じ合わせ、リベット24を穿通孔25に穿通して蓋体20の突出片23と座体10の突出片15をリベット留めし、2つの殼体を一体として結合させ、プーリー1の組み立てが完了する。
【0017】
図5から図7に示すように、ロープ60をプーリー1の出入口11、22(図中上側)から穿入し、反時計回りの方向に回転盤30の突起体33及び回転ホイール35の突起体34に巻きつけた後、出入口11、22(図中下側)から穿出する
(図7参照)。回転つまみ55が回転しないとき(図5参照)、ネジ受40の爪部41が回転ホイール35の単方向ラチェット37に当接されるため、回転ホイール35は単一方向(反時計回り)のみに回動でき、爪部41が各単方向ラチェット37上で摺動し、ロープ60はA端のみから引き出すことができる(図5参照)。B端から引き出そうとしても、爪部41が単方向ラチェット37上に引っ掛かり、ロープが時計回り方向に回転して引き出されることはないため、プーリーの滑り止め効果が形成される。回転つまみ55を殼体の外側で手動で回転させると、爪部41が上方向へ持ち上がり単方向ラチェット37から離脱するため、ロープ60をB端から引き出すことができる(図6参照)。
【0018】
図1、図8に示すように、鍵52を鍵穴26に挿入すると、鍵52底部の六角棒体59が六角内孔53内に挿入され、鍵52の回転によりロック部材50を回転させ、突起部51を移動させてネジ受40の爪部41上に引っかかるようにすることができ、これにより爪部41が突起部51により押さえられ、噛合を解除することができなくなるため、回転つまみ55を回転させることができなくなり、施錠機能が形成され、このときロープ60の両側共に引き出すことはできなくなる。
【実施例2】
【0019】
図9、図10に本発明の別の実施例を示す。この実施例においては、座体10及び蓋体20の設計を変えており、座体10の前端部の突出片15上と蓋体20前端部の突出片23上共に2つの穿通孔を設け、2つのリベット24を穿通孔に穿通して座体及び蓋体を固定し、座体10と蓋体20を閉じ合わせた後内部空間61が形成され、牽引側のロープ62を座体10と蓋体20の前端部入口から進入させ、ロープ62の先端に固定部材63を設置し、牽引側のロープ62をプーリー1内に固定する。
【0020】
図11に示すように、本発明のプーリー1は、防塵カバー70に応用することができ、防塵カバーの裾部分にロープを通す挟み層を縫製して設け、応用時には、ロープ60aの一端を防塵カバー70の穿通孔71に通し、内部部品の回転盤30及び回転ホイール35に巻きつけた後、ロープを外部に延伸し、別のロープ60bを穿通孔72から穿出させてその先端に固定部材を設けてプーリー1の突出片内部空間内に固定し、ロープ60aを引っ張るとロープをきつくすることができる。別途防塵カバー70の裙部分外側に装飾片73を設け、防塵カバー70のカバー体上にメス面ファスナー74を設置し、装飾片73上にオス面ファスナー75を設けて装飾片を折り返すと面ファスナーを相互に粘着させプーリー1を隠すことができる。
【0021】
図12に示すように、防塵カバー70をボート80の上に被せるときは、プーリー1をボート後方の平らな部分に設置し、ロープ60を引っ張ると、防塵カバー70のカバー開口部76がボート80上で締め付けられ、強風に遭ってもロープにプーリー1を組み合わせてロープを緊張させているために防塵カバーの裙部分をきつく保つことができ、カバーが落ちてしまうことがない。
【0022】
さらに、鍵52でロック部材50を回転させると、ロック部材50の突起部51がネジ受40の爪部41を固定し動かなくするため、他人が隨意に防塵カバー70を開くことができなくなり、簡易な防犯機能が得られる。また、図13に示すように、本発明のプーリー1は、自動車用の防塵カバー70に組み合わせることもでき、自動車カバーの側面部分に装飾片73を設け、防塵カバー70を自動車81に被せると、裾部分がきつく閉じられるため強風でカバーが外れてしまうことがなく、強風でカバーの落下を防ぐと同時に、簡易な防犯機能を得ることができる。
【0023】
上述の説明は、本発明の最良の実施例を説明したものであり、本発明の実施の範囲を制限するものではなく、関連領域に熟知した人物によるあらゆる変化や修飾もすべて本発明の実質的内容を逸脱しないものとみなす。
【0024】
上述のように、本発明は確実に発明が意図する目的を達することができ、施錠が可能で、他人が隨意に防塵カバーを外すことができない防犯機能を備えたプーリーは、実用的価値があることは疑いがなく、ここに法に基づき特許を出願するものである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の立体外観図である。
【図2】本発明の立体分解図である。
【図3】本発明の側面図である。
【図4】本発明の蓋体内側の立体斜視図である。
【図5】本発明の回転ホイールが回転しロープを緊張させる動作を示す上面透視図である。
【図6】本発明の回転ホイールが回転しロープを緩める動作を示す上面透視図である。
【図7】本発明の実施例1にロープを巻きつけた状態を示す底面透視図である。
【図8】本発明の施錠した使用状態を示す上面透視図である。
【図9】本発明の実施例2の立体外観図である。
【図10】本発明の実施例2にロープを巻きつけた状態を示す底面透視図である。
【図11】本発明のカバー体への応用を示す立体図である。
【図12】本発明のボートカバーへの応用を示す側面図である。
【図13】本発明の自動車カバーへの応用を示す側面透視図である。
【符号の説明】
【0026】
1 プーリー
10 座体
11 出入口
12 陥没部
13 ローラー
14 嵌合柱体
15 突出片
16 槽孔
17 中心軸棒
18 ネジ孔
19 ネジ
20 蓋体
21 穿通孔
22 出入口
23 突出片
24 リベット
25 穿通孔
26 鍵穴
27 位置決め柱体
28 ネジ孔
29 槽孔
30 回転盤
31 位置決め孔
32 通孔
33 突起体
34 突起体
35 回転ホイール
36 中空部
37 単方向ラチェット
38 段状部
39 中心柱体
40 ネジ受
41 爪部
42 バネ固定部
43 バネ
44 嵌合平面
45 ネジ孔
50 ロック部材
51 突起部
52 鍵
53 六角内孔
54 突起縁部
55 回転つまみ
56 ネジ
57 環状凹み溝
58 切欠部
59 六角棒体
60 ロープ
61 内部空間
62 ロープ
63 固定部材
70 防塵カバー
71、72 穿通孔
73 装飾片
74 メス面ファスナー
75 オス面ファスナー
76 カバー開口部
80 ボート
81 自動車


【特許請求の範囲】
【請求項1】
主に座体及び蓋体から構成され、内部に2つのローラー、回転盤、回転ホイール、ネジ受、ロック部材を設けて成り、そのうち、該座体の後端部に出入口を設け、該出入口の両側に該ローラーが設置され、さらに該座体内部中央に陥没部を設け、該陥没部中央に槽孔を形成し、該槽孔に中心軸棒を嵌入して、さらに該座体の前端部に突出片を設けると共に、該蓋体後端部に出入口を設け、前端部には突出片を設けると共に、該蓋体内部中央に陥没部を形成し、該陥没部中央に槽孔を設け、さらに該蓋体上に穿通孔及び鍵穴を貫通させて設け、該鍵穴は該蓋体底面に突出した管体と位置決め柱体を備え、該鍵穴の管体上にさらに切欠部を形成し、該鍵穴の管体上にさらに該ロック部材が連結され、該ロック部材は対になった鍵を備え、該ロック部材内部に六角内孔を形成し、該ロック部材外側壁面上に突起部を設け、該突起部は該管体の切欠部内で回動し、該回転盤は中央に通孔を備え、該通孔の傍に位置決め孔を設け、且つ、該通孔の周縁部に放射状突出部を設置し、該回転ホイールは上面に中空部を備え、該中空部の周縁部に単方向ラチェットを形成し、底面に穿通孔を備えた中心柱体及び放射状突出部を設置し、該中心柱体の根元付近に段状部を設け、該ネジ受は二つの側面上に爪部及びバネ固定部をそれぞれ備え、且つ、該ネジ受上端部にネジ孔を開設し、該バネ固定部に孔を設け、バネの一端を該孔に穿置し、別の一端を該蓋体の位置決め柱体上に固定すると共に、該爪部は該回転ホイールの単方向ラチェット上に当接され、該ネジ受上端部の外側壁面に嵌合平面を形成し、該ネジ受に該回転つまみが連結され、該回転つまみによる制御を受けて該ネジ受が回転し、該蓋体を該座体上に閉じ合わせ、リベットにより該蓋体及び座体の突出片上を固定し、2つの殼体を一体としてプーリーを構成すると共に、ロープを該プーリー底部の出入口の片側から穿入し、該回転盤及び回転ホイールに巻き付け、該ロープを該出入口の別の片側から穿出した構成としたことを特徴とするロープ緊張用ラチェットプーリー。
【請求項2】
前記座体の出入口両側にネジ孔をそれぞれ設け、ネジを該ネジ孔に穿通して該ローラーを軸支し、該ネジを該蓋体に螺合し、該ローラーを該座体と該蓋体の間に位置決めて配した構成としたことを特徴とする請求項1に記載のロープ緊張用ラチェットプーリー。
【請求項3】
前記ネジ受が、該蓋体の穿通孔から外部に向かって穿出され、ネジを該回転つまみに穿通して螺合し、該ネジ受と該回転つまみが連結されると共に、該ネジ受の上端部外側壁面に嵌合平面を形成し、該嵌合平面に該回転つまみが嵌置される構成としたことを特徴とする請求項1に記載のロープ緊張用ラチェットプーリー。
【請求項4】
前記鍵穴の管体の末端部内側辺縁部に環状凹み溝を形成し、該ロック部材の下端部に突起縁部を設け、該突起縁部を該環状凹み溝に嵌置し、該ロック部材と該鍵穴が相互に合わされ、該鍵穴と該ロック部材が連結された構成としたことを特徴とする請求項1に記載のロープ緊張用ラチェットプーリー。
【請求項5】
前記鍵の底部に六角棒体を設け、該ロック部材の六角内孔に挿入でき、該鍵の回動により該ロック部材を回動させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のロープ緊張用ラチェットプーリー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2007−9589(P2007−9589A)
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−193535(P2005−193535)
【出願日】平成17年7月1日(2005.7.1)
【出願人】(505241452)聖州企業股▲分▼有限公司 (8)