説明

ローラを支持するスナップ式突起を備えたコンベヤモジュール

【課題】ローラを隣接するヒンジ部材の間に支持するモジュールを備えたコンベヤアセンブリであって、モジュール式コンベヤの組み立てと分解を単純化する。
【解決手段】モジュールはコンベヤの進行方向に延出する隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材を有し、該ヒンジ部材間に空間を形成する。隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材は、該ヒンジ部材にヒンジピンが貫通する前記ヒンジピンと同軸の開口部を有する。第1スナップ式突起は隣接する少なくとも一方の第1ヒンジ部材から隣接する他方の第1ヒンジ部材に向けて突出し、隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材の開口部とほぼ同軸の空間にローラを保持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はモジュール式のコンベヤベルトもしくはコンベヤチェーンに関し、より詳細にはローラを支持するコンベヤモジュール及び少なくとも1つの前記コンベヤモジュールを備えたモジュール式コンベヤアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
モジュール式のベルトもしくはチェーンは、フレームで支持された相互接続しているモジュールで構成され、製品を搬送するのに使用する。各モジュールはベルトやチェーンがフレームに沿って駆動する際に製品を支持する支持面を有する。隣接するモジュールは互いにヒンジピンで接続され、該ヒンジピンは隣接するモジュールからベルトの進行方向に伸びるヒンジ部材に挿入される。ローラはモジュール式ベルトに組み込まれることが多く、ベルトとフレーム間の摩擦を低減したり、搬送物の後方からのラインプレッシャを低減したりする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
後方からのラインプレッシャを低減する1つの周知の解決方法は、Arscott(アースコット)に付与された米国特許第4,231,469号に開示されている。アースコットによれば、ローラはモジュール間のローラクレードルによって支持され、ヒンジピンの位置に関係なく搬送物と回転しながら接触するように、クレードルの上方に突出している。前記ローラはベルトと搬送物の間の摩擦を低減する。しかしながら、残念なことに、前記ローラをクレードルに組み込むには面倒な操作を必要とし、組み込みのためにはローラをクレードルに嵌め、次に1つの軸又は2つの短軸をクレードル壁とローラに形成された貫通孔に滑り込ませることが必要である。更に、前記軸はクレードル壁に形成された孔の1つから外れないよう固定する必要もある。上記の解決方法は、多くの部品を要し、組み立てるのが難しい。
【0004】
上記の問題に対する従来の他の解決方法は、ヒンジピンがローラを隣接するヒンジ部材間で支持するように、モジュールを相互に接続しているヒンジピンに、直接ローラを回転自在に取り付けることである。このローラは、ヒンジピンの軸とほぼ同軸の回転軸を中心に回転する。隣接するヒンジ部材間でピンに支持されたローラを有するモジュールより成るモジュール式コンベヤを組み立てるのは労力のかかる作業である。ヒンジピンはヒンジ部材とローラの同軸の開口部を貫装するので、各ローラは隣接するヒンジ部材間で保持されることになる。更に、モジュール式コンベヤを分解する際、ヒンジピンを取り外すと、ローラが落下しやすく、ローラの紛失、時間の浪費、機械へのダメージ又は製品の汚染も起こりうる。したがって、ヒンジピンを使用せずに隣接するヒンジ部材間でローラを支持することができ、モジュール式コンベヤの組み立て及び分解を単純化できるコンベヤモジュールが求められている。
【0005】
【特許文献1】米国特許第4,231,469号
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、隣接するヒンジ部材間でローラを支持することができ、モジュール式コンベヤの組み立て及び分解を単純化することのできるコンベヤモジュールを備えたコンベヤアセンブリを提供する。前記モジュールはコンベヤの進行方向に延出する隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材を有し、該2つの部材間に空間を形成している。隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材は、ヒンジピンを貫通させるための同軸の開口部を有する。第1スナップ式突起が隣接する少なくとも一方の第1ヒンジ部材から隣接する他方の第1ヒンジ部材の方向に突出し、隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材の開口部とほぼ同軸の前記空間にローラを保持する。
【0007】
本発明の一般的な目的は、ヒンジピンを使用せずに隣接するヒンジ部材間でローラを支持することができるベルトモジュール及び該ベルトモジュールから成るモジュール式コンベヤアセンブリを提供することである。前記の目的は、少なくとも一方のヒンジ部材から同じモジュールの隣接するヒンジ部材の方向に突出する傾斜角をつけた突起を設けることにより達成される。
【0008】
本発明の上記及び他の目的及び効果は以下の説明より明らかとなるであろう。以下の詳細な説明では、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。これらの実施形態は本発明の全ての範囲を表すものではない。本発明が他の実施形態に利用できるのは当然である。従って、本発明の範囲を解釈するには添付の特許請求の範囲を参照すべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1に示した本発明に係るコンベヤアセンブリ又はベルト10は、複数のベルトモジュール12を有する。該ベルトモジュール12は端と端を連結して連続するベルト10を形成する。ヒンジピン40は横方向に隣接するモジュール12を連結するとともに他の隣接するモジュール12をコンベヤの進行方向に枢動可能に接続する。ヒンジピン40に環装したインラインローラ28は、ベルト10とコンベヤ支持フレームの搬送台又は滑り表面との間の摩擦を低減する。モジュール12の特徴を明らかにするため「前」及び「後」の用語を使用するが、本明細書に記載したモジュール12は本発明の範囲を逸脱することなく、いずれの方向又は方位にも使用できる。
【0010】
モジュール12は、射出成形など当該技術分野で周知の方法を用いて、アセタール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンなど当該技術分野で周知の材料で形成するのが好ましい。図1−図4に示すとおり、各モジュール12は本体14を備え、該本体は第1側端20及び第2側端22に連なる前縁16及び後縁18で区画された上面24を有する。上面24は搬送物がベルト10から落下するのを防止するのに有用である。勿論、上面24は貫通孔を設け、冷却、通気、及び/又は排水のため空気又は液体を流通させるようにしても良い。モジュール本体14は両側端20、22間の距離で決まる幅と、前縁16と後縁18間の距離で決まる長さを有する。
【0011】
前縁ヒンジ部材30はモジュール本体14の前縁16から前方に延出している。モジュール12の各々の前縁ヒンジ部材30はヒンジピン40が挿入される同軸の前縁ヒンジピン開口部38を有し、前記ヒンジピン40でもってモジュール12の前縁ヒンジ部材30を前列のモジュール12の後縁ヒンジ部材32と枢動可能に連結する。
【0012】
後縁18から後方に延出した後縁ヒンジ部材32も、同軸の後縁ヒンジピン開口部42を備えている。後縁ヒンジピン開口部42にはヒンジピン40が挿入され、前記ヒンジピン40はモジュール12の後縁ヒンジ部材32を後列のモジュール12の前縁ヒンジ部材30と枢動可能に連結する。ここで開示した実施例では、モジュール12の隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の間に空間46を形成し、該空間にインラインローラ28を1個嵌装する。1個のインラインローラ28を嵌装する1組の隣接する後縁ヒンジ部材32の対44についてしか説明していないが、本発明の範囲を逸脱することなく、モジュール12は隣接する後縁ヒンジ部材を2組以上の対44とし、該対の間にローラを嵌装することもできる。
【0013】
隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の一方の後縁ヒンジ部材32の内面52から突出するスナップ式突起48は、隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の他方の後縁ヒンジ部材32の対向する内面54に向けて突出している。図1−図4に示す実施例では、三日月形のスナップ式突起48が、内面52の近接端56から遠隔端58に向かって軸方向に突出しており、該突起は後縁ヒンジ部材開口部42と同軸である。スナップ式突起48の遠隔端58は、隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の他方の後縁ヒンジ部材32の対向する内面54と一定の距離を持つ。図1に示したスナップ式突起48の遠隔端58はヒンジピン軸64とほぼ垂直であるが、遠隔端58は、本発明の範囲を逸脱することなく、ローラ28を空間46に挿入しやすくするためにヒンジピン軸64との間に角度を形成することもできる。例えば、遠隔端58の上部を下部よりも内面52から余分に突出させて、モジュール12の下側からローラ28を空間46に挿入しやすくする角度のついた遠隔端58を形成することもできる。
【0014】
隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の間の空間46に嵌装するローラ28は、中心孔62を有するほぼ円筒型であり、ヒンジピン40を前記中心孔62に貫通させる。スナップ式突起48は前記中心孔62の中に延出してローラ28を空間46に保持する。前記中心孔62はヒンジピン40を貫通させるための後縁ヒンジピン開口部42とほぼ同軸となっている。中心孔62が後縁ヒンジピン開口部42とほぼ一列に並んだ時点でスナップ式突起48が中心孔62に嵌るように、ローラ28の幅はスナップ式突起48の遠隔端58と、隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の片方の後縁ヒンジ部材32と対面する内面54との間の幅より広くするのが好ましい。
【0015】
ローラ28はモジュールの下方に突出し、モジュール12とコンベヤ支持フレームの搬送台又は滑り表面との間の摩擦を低減する。ローラ28はプラスチック成形し、ヒンジピン40とスナップ式突起48が嵌る中心孔62をローラ28を貫通して形成するのが好ましい。ローラ28はヒンジピン40の回りで回転し、ベルト10とコンベヤ支持フレームの搬送台又は滑り表面との間の摩擦を最小限に抑える効果がある。プラスチック製のローラ28を開示したが、ローラ28は、本発明の範囲を逸脱することなく個々の応用例に適するよう、エラストマーや金属など任意の材料で形成することができる。更に、モジュール12の下方に突出したローラ28を開示したが、後縁ヒンジピン開口部42又はスナップ式突起48をモジュール上面24との相対関係で位置させることもできる。例えば、ローラ28はモジュール12の上方に突出し、ベルト10で搬送物を支持して搬送物をコンベヤの進行方向に移動させ、本発明の範囲を逸脱することなく後方からのラインプレッシャを低減することもできる。
【0016】
モジュール12を組み立てるには、ローラ28を隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の間に入れ、ローラ28をスナップ式突起48に嵌め込む。スナップ式突起48は隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の間に位置し、該スナップ式突起48がローラ28の中心孔62に嵌り、前記開口部42と同軸の隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の間でローラ28が保持される。ローラ28を隣接する後縁ヒンジ部材32の対44の間に入れ、ローラ28をスナップ式突起48に嵌め込むと、少なくとも一方の後縁ヒンジ部材32とローラ28が変形し、ローラの中心孔62がスナップ式突起48及び後縁ヒンジピン開口部42とほぼ一列に並んだ時点で、スナップ式突起48はローラの中心孔62に嵌る。
【0017】
複数のモジュール12の所定の位置にローラ28が収まると、モジュール12の後縁ヒンジ部材32と隣接するモジュール12の前縁ヒンジ部材30を互いにかみ合わせることによりベルト10が組み立てられる。すなわち、モジュール12の後縁ヒンジ部材32の対44とローラ28は、別のモジュール12の前縁ヒンジ部材30の対の間に組み込み、モジュール12の後縁ヒンジ部材開口部42を別のモジュール12の前縁ヒンジ部材開口部38と一致させる。次に、ヒンジピン40を連通したヒンジ部材開口部38、42及びローラの中心孔62を通して挿入し、隣接するモジュール12を枢動可能に連結する。
【0018】
図5−図7に示すとおり、本発明に係る別のモジュール112は上記のモジュール12とほぼ同じであり、モジュール112の後縁118から延出している隣接する後縁ヒンジ部材132の対144を備えている。この実施例では、隣接する後縁ヒンジ部材132の対向する各内面152と154に、軸方向に突出するスナップ式突起148を有する。スナップ式突起148は互いに向かって延出し、遠隔端158間に一定の距離を設ける。スナップ式突起の遠隔端158はそれぞれ面取りして、該突起の間にモジュール112の上方からローラ128を挿入しやすくしてある。
【0019】
上記実施例では、2つ以上のローラ128を隣接する後縁ヒンジ部材132の対144の間に嵌装することができる。上記実施例では、ローラ128が後縁ヒンジピン開口部150とほぼ一致した時点で少なくとも1つのスナップ式突起148がローラ128の中心孔162に嵌るように、隣接する後縁ヒンジ部材132の間に嵌る各ローラ128の幅は、スナップ式突起148の遠隔端158間の距離より広くするのが好ましい。
【0020】
現時点における本発明の好ましい実施の形態を説明したが、添付の請求項により定まる本発明の範囲を逸脱することなく様々な変化や改良を加えうることは当業者にとって自明である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明に係るモジュール式コンベヤベルトの斜視図である。
【図2】図1に示したモジュール式コンベヤベルトのモジュールの斜視図である。
【図3】図2のモジュールの分解斜視図である。
【図4】図2の4−4線による断面図である。
【図5】本発明に係る他のモジュール式コンベヤベルトのモジュールの斜視図である。
【図6】図5のモジュールの分解斜視図である。
【図7】図5の7−7線による側面図である。
【符号の説明】
【0022】
10 ベルト
12 モジュール
14 本体
16 前縁
18 後縁
28 インラインローラ
30 前縁ヒンジ部材
32 後縁ヒンジ部材
38 前縁ヒンジピン開口部
40 ヒンジピン
42 後縁ヒンジピン開口部
48 スナップ式突起
62 中心孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モジュール式コンベヤアセンブリに使用するコンベヤベルトモジュールであって、
該モジュールはコンベヤの進行方向に延出する隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材を備え、該第1ヒンジ部材の間には空間が形成されるとともにヒンジピンが貫通する同軸の開口部が設けられており、前記隣接する第1ヒンジ部材の少なくとも一方には、該ヒンジ部材より他方のヒンジ部材の方向に突出し、前記隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材に設けた開口部とほぼ同軸にローラを前記空間に保持する第1スナップ式突起とを備えて成ることを特徴とするコンベヤベルトモジュール。
【請求項2】
コンベヤベルトモジュールであって、該モジュールにはローラが設けられており、該ローラは中心孔を有し、該ローラの幅は前記スナップ式突起の遠隔端と前記隣接する他方の第1ヒンジ部材との間隔より広く、前記スナップ式突起が前記ローラの中心孔に嵌ることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項3】
前記ローラがモジュールの上方に突出していることを特徴とする請求項2に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項4】
前記ローラがモジュールの下方に突出していることを特徴とする請求項2に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項5】
前記コンベヤモジュールは側端に連なる前縁と後縁により区画される上面を有し、前記第1ヒンジ部材が前記後縁から後方に延出していることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項6】
コンベヤベルトモジュールであって、該モジュールには前記第1ヒンジ部材と反対方向に延出する第2ヒンジ部材が設けられており、該第2ヒンジ部材にはコンベヤの進行方向と交差する軸方向に沿って第2の空間を形成し第2のヒンジピンが貫通する第2開口部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項7】
前記隣接する他方の第1ヒンジ部材から前記第1スナップ式突起に向けて突出する第2スナップ式突起を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項8】
コンベヤベルトモジュールであって、該モジュールにはローラが設けられており、該ローラは中心孔を有し、該ローラの幅は前記第1スナップ式突起の遠隔端と第2スナップ式突起の遠隔端との間隔より広く、前記第1及び第2スナップ式突起の少なくともいずれかが前記ローラの中心孔に嵌ることを特徴とする請求項7に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項9】
前記第1スナップ式突起は前記第1ヒンジ部材を基端とし、遠隔端が面取りされていることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項10】
コンベヤの進行方向に延出する隣接する少なくとも2つの第1ヒンジ部材を備え、該第1ヒンジ部材の間には空間が形成されるとともにヒンジピンが貫通する同軸の開口部が設けられており、前記隣接する第1ヒンジ部材の少なくとも一方には該ヒンジ部材より他方のヒンジ部材の方向に突出する第1スナップ式突起と、前記同軸の開口部とほぼ連通し前記第1スナップ式突起が嵌る中心孔を有するローラとを備える第1コンベヤモジュールと、
前記第1ヒンジ部材が間に嵌る隣接する一対の第2ヒンジ部材を有し、該ヒンジ部材には前記ヒンジピンが貫通する同軸の開口部が設けられた第2コンベヤモジュールと、
前記第1及び第2ヒンジ部材の前記同軸の開口部と前記中心孔とを貫通するヒンジピンと、
を備えて成るモジュール式コンベヤアセンブリ。
【請求項11】
前記ローラの幅は、前記スナップ式突起の遠隔端と前記隣接する他方の第1ヒンジ部材との間隔より広く、前記スナップ式突起が前記中心孔に嵌ることを特徴とする請求項10に記載のコンベヤアセンブリ。
【請求項12】
前記ローラが第1コンベヤモジュールの上方に突出していることを特徴とする請求項10に記載のコンベヤアセンブリ。
【請求項13】
前記ローラが第1コンベヤモジュールの下方に突出していることを特徴とする請求項10に記載のコンベヤアセンブリ。
【請求項14】
前記第1コンベヤモジュールは側端に連なる前縁と後縁により区画される上面を有し、第2ヒンジ部材が前記前縁から前方に延出しており、前記第1ヒンジ部材が前記後縁から後方に延出していることを特徴とする請求項10に記載のコンベヤアセンブリ。
【請求項15】
第2スナップ式突起が前記隣接する他方の第1ヒンジ部材から前記第1スナップ式突起に向けて突出していることを特徴とする請求項10に記載のコンベヤアセンブリ。
【請求項16】
前記ローラの幅は、前記第1スナップ式突起の遠隔端と前記第2スナップ式突起の遠隔端との間隔より広く、前記第1及び第2スナップ式突起のうちの少なくとも1つが前記中心孔に嵌ることを特徴とする請求項15に記載のコンベヤアセンブリ。
【請求項17】
前記第1スナップ式突起は前記第1ヒンジ部材を基端とし、遠隔端が面取りされていることを特徴とする請求項10に記載のコンベヤアセンブリ。
【請求項18】
請求項1に記載のコンベヤベルトモジュールを備えたコンベヤアセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−277009(P2007−277009A)
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2007−96214(P2007−96214)
【出願日】平成19年4月2日(2007.4.2)
【出願人】(506224746)レックスノード インダストリーズ, エルエルシー (14)
【氏名又は名称原語表記】Rexnord Industries, LLC
【住所又は居所原語表記】4701 West Greenfield Avenue, Milwaukee, WI 53214−1498, U.S.A.
【Fターム(参考)】