説明

不陸調整部材とそれを用いたキャビネットおよびシステムキッチン

【課題】システムキッチンの意匠性を向上させ、また不陸調整機能に優れた不陸調整部材とそれを用いたキャビネットおよびシステムキッチンを提供する。
【解決手段】システムキッチンのキャビネットと据付け面との接地部分の間隙部分のキャビネット前面に取り付けられ、構成材とこの構成材の側面に取り付けられた軟質部材とからなることを特徴とする不陸調整部材。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャビネットを備えたシステムキッチンの、キャビネット前面に取り付けられる不陸調整部材とそれを用いたキャビネットおよびシステムキッチンに関する。
【背景技術】
【0002】
天板を構成するカウンター下面側に収納用のスペースであるキャビネットを備えたシステムキッチンにおいて、キャビネットと据付け面との接地部分には、け込み部が設けられている。け込み部とは、使用者のつま先をけ込み部に入れることにより、使用者とカウンターとがより近接し、システムキッチンの使用感が向上されるように設けられた構成である。け込み部は、け込み板と呼ばれるパネル材がキャビネットの前面縁より奥まった位置に設置されて構成された空間部である。従来、け込み板は、固定式構造とするシステムキッチンが主流であった。
【0003】
キッチン機器のけ込み部の構造および機能についての従来技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】実開平5−28884号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、システムキッチンのさらなる収納性の向上を目的として、キャビネット内の収納スペースをさらに確保するような構成を持つシステムキッチンが開発されている。そのため、従来のシステムキッチンにおいて固定部分であったけ込み板の高さ分についても収納スペースとして利用する構成が実用化されている。
【0005】
け込み部を収納スペースとして利用するシステムキッチンの場合、従来固定式であったけ込み部のけ込み板をキャビネットの収納部分(引出し)と接合させ、スライド可能に構成している。すなわち、スライド可能に設けた収納部分にけ込み板を接合してあり、収納部分をスライドさせると、け込み板も前方に一体的にスライドする。け込み部収納タイプのキャビネットの収納部分には、け込み部固定タイプのキャビネットの収納部分に比較してけ込み板の高さ分深い収納スペースが確保されている。
【0006】
け込み部収納タイプのキャビネットの場合、け込み板もスライド可能とするために、け込み板と床面との間に18mm〜25mm程度の間隙を設けるように構成されている。また、システムキッチンの前にキッチンマット等を敷いて使用する場合も考慮して、収納部分のスライド動作が阻害されないように上記の間隙が設けられている。また、キャビネットの底板は、据付け面との不陸を避けるために、5mm程度据付け面との間隙が設けられている。底板と据付け面との間隙には、通常防虫パッキンが設置されている。
【0007】
このように、け込み部収納タイプのキャビネットを有するシステムキッチンは、け込み板と据付け面との間に間隙が生じる構造であり、また、構造上け込み板よりもキャビネットの底板が低いために、底板や防虫パッキンが見えるので、外観上好ましくなく、見映えの点で劣るという欠点があった。
【0008】
また、システムキッチンにおいては、け込み部固定タイプのキャビネットと、け込み部収納タイプのキャビネットとが混在することが多い。この場合、け込み部の構造の差異によりキャビネットと据付け面との接地部分に統一感がなく、意匠的な観点から改善すべき点とされていた。
【0009】
一方、据付け面の撓み等によりキッチン底面と据付け面との不陸が生じた場合には、楔等を用いて不陸を調整する施工が行われる。このようなケースは、リフォームによるシステムキッチンの更新時に多いが、楔や間隙が見えることは、外観上好ましくないため、美観を考慮して楔を見えなくするような施工をする必要があった。
【0010】
上述したようなキャビネットの構造や不陸による接地部分の意匠性の低下を低減し、システムキッチンの見た目を向上させるために、不陸調整部材が用いられる。例えば、上述のような場合、システムキッチンの底板と床面との隙間に不陸調整部材を設置して隙間埋めをして床面との不陸を調整しつつ、キャビネットのけ込み部に統一感を持たせて見映えを向上させる。
【0011】
しかしながら、従来の不陸調整部材は、主にけ込み部固定タイプのシステムキッチンを対象としており、け込み部収納タイプのキャビネットに対応する構造を有する不陸調整部材は、提案されていなかった。また、上記文献に示されたような据付け面に固定するタイプのものも従来開示されているが、不陸への対応が困難であった。
【0012】
そのため、キャビネットごとの接地部分に統一感を持たせてシステムキッチンの意匠性を向上させて、さらに防水や防虫等の機能性や施工性にも優れた不陸調整部材が求められていた。
【0013】
本発明は、上述したような事情を考慮してなされたものであり、キャビネットの前面に取り付けられてシステムキッチンの意匠性を向上させ、また不陸調整機能に優れた不陸調整部材とそれを用いたキャビネットおよびシステムキッチンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の不陸調整部材は、上述した課題を解決するために、キャビネットを備えたシステムキッチンの、前記キャビネットと据付け面との接地部分の前記キャビネットの前面に取り付けられることを特徴とするものである。
【0015】
また、本発明の不陸調整部材は、上述した課題を解決するために、前記不陸調整部材が、前記キャビネットと据付け面との接地部分の間隙に取り付けられ、この不陸調整部材が構成材とこの構成材の側面に取り付けられた軟質部材とからなることを特徴とするものである。
【0016】
さらに、本発明の不陸調整部材は、上述した課題を解決するために、前記構成材が略長方形の断面形状を有する方材であることを特徴とするものである。
【0017】
また、本発明の不陸調整部材は、上述した課題を解決するために、前記軟質部材が前記据付け面と密着することを特徴とするものである。
【0018】
一方、本発明のキャビネットは、上述した課題を解決するために、システムキッチンの天板であるカウンターの下面側に設けられる収納スペースとしてのキャビネットにおいて、け込み板の据付け面に対向する端面と前記据付け面との間隙に不陸調整部材を設けたことを特徴とするものである。
【0019】
また、本発明のキャビネットは、上述した課題を解決するために、前記不陸調整部材が、構成材とこの構成材の側面に取り付けられた軟質部材とからなり、前記軟質部材が前記据付け面に対向するように前記不陸調整部材を設置し、前記軟質部材を前記据付け面に接地させたことを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明のキャビネットは、上述した課題を解決するために、前記キャビネットが、け込み部を収納スペースとしたけ込み部収納タイプのキャビネットであることを特徴とするものである。
【0021】
さらに、本発明のキャビネットは、上述した課題を解決するために、前記キャビネットが、け込み部固定タイプのキャビネットであることを特徴とするものである。
【0022】
また、本発明のキャビネットは、上述した課題を解決するために、前記不陸調整部材が、前記キャビネットの側板に固定手段により固定されたことを特徴とするものである。
【0023】
また、本発明のキャビネットは、上述した課題を解決するために、前記固定手段が接着剤またはねじであることを特徴とするものである。
【0024】
さらに、本発明のシステムキッチンは、上述した課題を解決するために、天板であるカウンターの下面側に設けられた収納スペースとしてのキャビネットを備えたシステムキッチンにおいて、前記キャビネットとシステムキッチン据付け面との接地部分の前面側の間隙に、構成材とこの構成材の側面に取り付けられた軟質部材とからなる不陸調整部材を設けたことを特徴とするものである。
【0025】
また、本発明のシステムキッチンは、上述した課題を解決するために、前記システムキッチンが、け込み部固定タイプのキャビネットと、け込み部収納タイプのキャビネットとを備え、それぞれの前記キャビネットと前記据付け面との接地部分の前面側に前記不陸調整部材を共有したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0026】
本発明の不陸調整部材とそれを用いたキャビネットおよびシステムキッチンによれば、キャビネットと据付け面との接地部分の間隙を効果的に補填するので、美観に優れたシステムキッチンとすることが可能となる。
【0027】
また、撓み量の大きい据付け面や凹凸の多い据付け面による不陸に対しても追従して効果的に間隙を補填するので、意匠性に優れたシステムキッチンが実現する。
【0028】
さらに、軟質部材が据付け面に密着することにより、水や虫の侵入が防止されるので、衛生的にも優れたシステムキッチンを提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
本発明の不陸調整部材は、方材等の長尺の構成材で本体が構成され、構成材の側面(設置面方向の側面)に軟質部材が貼付されて構成される。この軟質部材の有する弾力により、床面との接地性が向上し、床面との間隙が密閉されるので、見映え的にも優れたシステムキッチンが実現する。
【0030】
また本発明の不陸調整部材は、け込み部収納タイプのキャビネットのみに用途を限定されない。例えば、不陸調整の際に使用される楔を覆い隠すことにも利用することができる。さらに、け込み部固定タイプのキャビネットについても、据付け面との接地部分に本発明の不陸調整部材を用いることが可能であり、このような使用方法によれば、け込み部収納タイプおよびけ込み部固定タイプの双方のキャビネットについて、据付け部に統一された外観をもたらし、意匠性に優れたシステムキッチンとなる。
【0031】
本発明の不陸調整部材とそれを用いたキャビネットおよびシステムキッチンの具体的な実施例について、図を参照して以下に詳細に説明する。なお本発明において、キャビネットの前面とは、システムキッチンの使用時に使用者側から見た正面を示すものとする。
【実施例1】
【0032】
図1に本発明の不陸調整部材を用いたシステムキッチンの実施例1の斜視図を示す。また、図2に、システムキッチン1の正面図を示す。
【0033】
このシステムキッチン1は、天板であるカウンター2に加熱調理器3およびシンク4を備えて構成され、カウンター2下に収納スペースとしてのキャビネット類が設けられて構成される。加熱調理器3およびシンク4には、図示しない設備配管類が接続されている。キャビネットの種類としては、開き戸タイプのものや、スライドタイプのものがあり、システムキッチンの構成によって適宜選択される。本実施例のシステムキッチン1において、開き戸タイプのキャビネット13と、スライドタイプのキャビネット14の双方をカウンター2下に設ける構成とする。
【0034】
システムキッチン1において、スライドタイプのキャビネット14は、け込み部収納タイプのキャビネットであり、け込み板11がキャビネット14の収納部分と一体的に前方にスライドする。
【0035】
本実施例のシステムキッチン1において、け込み部収納タイプのキャビネット14は、不陸調整部材15がけ込み板11の下面側、すなわち、据付け面Eに対向する面に取り付けられており、け込み板11の下端面と据付け面Eとの間隙を補填するように構成される。
【0036】
図3(A)にキャビネット14の側面図を示す。また図3(B)に、キャビネット14の接地部分の部分的な詳細を示す側面図を示す。さらに、図3(C)に、キャビネット14を引き出した側面図を示す。
【0037】
不陸調整部材15は、図3(A)および図3(B)に示すようにキャビネット14の側板14aに、例えば固定手段としての接着剤15aにより固定される。一方図3(C)に示すように、キャビネット14の収納部分がスライド動作することにより前板14bおよびけ込み板11が前方にスライド動作するときにも、不陸調整部材15は、側板14a側に固定されている。
【0038】
一方、開き戸タイプであるけ込み部固定式のキャビネット13は、け込み板16が側板13aに対して固定されている。
【0039】
不陸調整部材15は、け込み板11と同材にて構成され、け込み板11と同等以下の厚さを有することが、け込み部の目的、すなわちキッチン使用者のつま先がけ込み部に入ることにより使用者とカウンターとの距離を小さくするという観点のため好ましい。不陸調整部材15の本体を構成する構成材は、例えば、15mm×20mm程度の断面形状を有する方材である。構成材である方材17の下端面すなわち据付け面Eに対向する面には、全長に渡って軟質部材18が貼付される。軟質部材18は、例えば、ゴム材等の弾力を有する部材であり、図3(A)、図3(B)および図3(C)に示すように、方材17と据付け面Eとの間隙に設置されて、据付け面Eに接地する。このとき、軟質部材18が有する弾力により、据付け面Eの撓みや凹凸等による間隙幅の変化にも追従するので、据付け面Eとの接地性が高く、効果的に隙間埋めが可能である。また、方材17および軟質部材18は、任意の幅に構成することが可能であり、方材17の幅や軟質部材18の厚さを変化させることにより、け込み板11と据付け面Eとの様々な幅の間隙や撓みおよび凹凸の状況に対応することが可能である。
【0040】
また、図3(D)に示すように、方材17とキャビネット14との接合を、固定手段としてのねじ15bによる締結としてもよい。
【0041】
この不陸調整部材15は、図4に示す斜視図のように、方材17の側面に軟質部材18を貼付した形状に製造される。この不陸調整部材15を、使用する長さに合わせて切断して使用する。
【実施例2】
【0042】
図5に、本発明の不陸調整部材を用いたシステムキッチンの実施例2の正面図を示す。
【0043】
このシステムキッチン20は、け込み部固定タイプである開き戸タイプのキャビネット13と、け込み部収納タイプであるスライドタイプのキャビネット14の据付け面Eとの接地部分に統一して不陸調整部材15を設けたものである。
【0044】
このような構成としたシステムキッチン20は、キャビネット13およびキャビネット14と据付け面Eとの接地部分が統一的な意匠となるため、美観に優れ、見映えのよいシステムキッチン20とすることができる。
【0045】
このとき、不陸調整部材15は、図5に示すようにキャビネット毎にそれぞれ貼付して設ける構成としてもよいが、図6に示すように、各キャビネットに跨って不陸調整部材15を共有の部材とすることにより、さらに統一感のとれた、意匠性に優れたシステムキッチン20を得ることも可能である。また、システムキッチン20への不陸調整部材15の取り付け作業も一度で完了するため、組立工程が簡素化する。
【実施例3】
【0046】
図7(A)に、不陸調整のために楔を用いた場合の隙間埋めに不陸調整部材15を用いたキャビネットの部分的な正面図を示す。また、図7(B)に、据付け面Eの撓みを側板14aの下に用いた楔31により不陸調整したキャビネット14を示す。
【0047】
本発明の不陸調整部材15によれば、図7(B)のような不陸調整による間隙に対しても、軟質部材の弾力により効果的に隙間埋めすることが可能である。
【0048】
図7(A)に示すように、け込み板11と据付け面Eとの間隙は、例えば、本図の右側のある部分においてL1、左側のある部分においてL2である。本実施例の不陸調整部材15によれば、軟質部材18が弾性変形して、このような間隙の差を解消する。すなわち、据付面Eの撓みによる傾斜に軟質部材18が追従することにより、本図における右側のある部分において厚さt1、左側のある部分において厚さt2となるように弾性変形し、効果的に間隙を補填する。この効果により、楔31により不陸調整したシステムキッチンの見映えを向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明に係る不陸調整部材を使用した実施例1のキャビネットを備えたシステムキッチンの構成を示す斜視図。
【図2】実施例1のキャビネットを備えたシステムキッチンの正面図。
【図3】(A)は、実施例1のキャビネットの側面図、(B)は、キャビネットと据付け面との接地部分を詳細に図示した部分的な側面図、(C)は、キャビネットを引き出した側面図、(D)は、固定手段をねじとした構成を示す側面図。
【図4】本発明の不陸調整部材の構成を示す斜視図。
【図5】本発明の不陸調整部材を用いた実施例2のキャビネットを備えたシステムキッチンの構成を示す正面図。
【図6】実施例2のキャビネットを備えたシステムキッチンの他の構成を示す正面図。
【図7】(A)は、実施例3のキャビネットの部分的な正面図、(B)は、楔を用いた不陸調整を示す構成図。
【符号の説明】
【0050】
1 システムキッチン
2 カウンター
3 加熱調理器
4 シンク
11 け込み板
13 キャビネット
14 キャビネット
14a 側板
14b 前板
14c 底板
15 不陸調整部材
15a 接着剤
15b ねじ
16 け込み板
17 方材
18 軟質部材
20 システムキッチン
31 楔
E 据付け面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャビネットを備えたシステムキッチンの、前記キャビネットと据付け面との接地部分の前記キャビネットの前面に取り付けられることを特徴とする不陸調整部材。
【請求項2】
前記不陸調整部材が、前記キャビネットと前記据付け面との接地部分の間隙に取り付けられ、この不陸調整部材が構成材とこの構成材の側面に取り付けられた軟質部材とからなることを特徴とする請求項1記載の不陸調整部材。
【請求項3】
前記構成材が略長方形の断面形状を有する方材であることを特徴とする請求項2記載の不陸調整部材。
【請求項4】
前記軟質部材が前記据付け面と密着することを特徴とする請求項2記載の不陸調整部材。
【請求項5】
システムキッチンの天板であるカウンターの下面側に設けられる収納スペースとしてのキャビネットにおいて、け込み板の据付け面に対向する端面と前記据付け面との間隙に不陸調整部材を設けたことを特徴とするキャビネット。
【請求項6】
前記不陸調整部材が、構成材とこの構成材の側面に取り付けられた軟質部材とからなり、前記軟質部材が前記据付け面に対向するように前記不陸調整部材を設置し、前記軟質部材を前記据付け面に接地させたことを特徴とする請求項5記載のキャビネット。
【請求項7】
前記キャビネットが、け込み部を収納スペースとしたけ込み部収納タイプのキャビネットであることを特徴とする請求項5または請求項6記載のキャビネット。
【請求項8】
前記キャビネットが、け込み部固定タイプのキャビネットであることを特徴とする請求項5または請求項6記載のキャビネット。
【請求項9】
前記不陸調整部材が、前記キャビネットの側板に固定手段により固定されたことを特徴とする請求項5〜請求項8のいずれかに記載のキャビネット。
【請求項10】
前記固定手段が接着剤またはねじであることを特徴とする請求項9記載のキャビネット。
【請求項11】
天板であるカウンターの下面側に設けられた収納スペースとしてのキャビネットを備えたシステムキッチンにおいて、前記キャビネットとシステムキッチン据付け面との接地部分の前面側の間隙に、構成材とこの構成材の側面に取り付けられた軟質部材とからなる不陸調整部材を設けたことを特徴とするシステムキッチン。
【請求項12】
前記システムキッチンが、け込み部固定タイプのキャビネットと、け込み部収納タイプのキャビネットとを備え、それぞれの前記キャビネットと前記据付け面との接地部分の前面側に前記不陸調整部材を共有したことを特徴とする請求項11記載のシステムキッチン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−101980(P2006−101980A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−290117(P2004−290117)
【出願日】平成16年10月1日(2004.10.1)
【出願人】(000010087)東陶機器株式会社 (3,889)
【Fターム(参考)】