説明

主軸、関連軸受け装置の転がり軸受けグリースの製造方法

【課題】実質長期間に耐久できる、主軸、関連軸受け装置の転がり軸受けグリースの有用な効果のもたらすことを目的とする。
【解決手段】転がり軸受けに外部からの汚水、汚泥等の侵入対応、高負荷による使用期間の短縮、軽負荷による滑りの損傷、摩擦発熱等の破損解決に有用な焼成珪藻土粒子含有グリースは、主軸、関連軸装置の転がり軸受けの装置に用いられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部環境からの汚水、汚泥等が転がり軸受けへの浸入、高負荷による使用期間の短縮、軽負荷による滑りの損傷、摩擦熱を生じる問題が起きている。
【背景技術】
【0002】
従来の軸受けグリースは、汚泥、汚水の環境に曝されている。また、高負荷により使用期間が短縮され、軽負荷は滑りが発生し装置の損傷、磨耗発熱等の発生により潤滑剤の劣化を招き、転がり軸受けの長期性能の維持困難から早期の破損を危惧している。潤滑剤の劣化からの回転トルクの大きさから車両燃費低下、二酸化炭素削減の課題を残している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明における課題は、各種機械のグリースを高性能化することにより、転がり軸受けの長期にわたる摩擦発熱による劣化防止と簡易で安価なグリースの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、既にある機械のグリースに無機質の焼成珪藻土粒子を化合した化合物である事を特徴とし、上記目的を達成する。
【発明の効果】
【0005】
本発明の主軸、関連軸装置の転がり軸受け潤滑剤は、汚泥に浸る悪条件な環境下に使用されても密封性を有し、長期間の耐久性に効率、効果機能を備える。
【0006】
また、熱分解を防止し耐熱性を向上する無機質焼成珪藻土粒状は、主軸、関連軸装置を含む機械類に汎用性を可能とし、機械の長期使用、機械駆動作業処理を容易にすることから経済効果を生む。
【0007】
無機質の焼成珪藻土粒状含有のグリースは、耐熱、耐摩耗性とともに耐久性に優れ、熱分解しにくいため極圧性効果を超時間の耐久ができ長寿命効果効率が発揮できる。
【0008】
本発明の転がり受軸の潤滑剤は、既存の主軸、関連軸受け装置機械の汎用装置に使用を可能とし、利用範囲が広い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の実施形態は適用できるグリースを主軸、関連軸装置の転がり軸受けに好ましい焼成珪藻土粒子を化合として用いることが挙げられ、効果、効率的に活用できることを特徴とする。
【0010】
上記は、既存の公知なビスマスがグリース全体の0,01〜15重量%含まれるグリース封入した転がり軸受け及び複列自動関連ころ軸受けは、荷重及び滑り運動の摩擦防止長期耐久性に優れていることの知見、周知に基づいて本発明に至った。
【0011】
上記添加剤のビスマス粉末は、水銀を除く全ての金属中最低の熱伝導度を有し、比重9、8融点271、3℃の銀白色硬質金属であり、極圧によっては膜状現象になることから、そのための対策として、グリース中に分散可能とする粒子状物質の焼成珪藻土粒子をグリースに好ましくは1〜10重量%使用することが好ましい。
15重量%を超えると回転時のトルクが大きくなり発熱が発生し、回転障害となる。
【0012】
本発明の焼成珪藻土粒子は、比重2、2、引火点℃は不燃性、発火点℃は無し、爆発限界%は無し、蒸気圧は無し、溶媒に対する溶解性は水に殆ど不溶、酸性、苛性アルカリに微溶の物理的及び化学的反応を示している。避けるべきは、酸性、苛性アルカリ水溶液物質を特徴とする。
【0013】
焼成珪藻土粒状の主成分は、珪酸質で平均粒径0,05mmの無数の孔があいている多孔質で0,1〜0,2マイクロメートルの超微細孔を有し流体圧縮構造は、形状、強度、素材等実態の状況把握によって対応策を考慮したことを特徴とする。
【産業上の利用可能性】
【0014】
本発明の主軸、関連軸装置の転がり軸受けの潤滑剤は、汎用装置に使用を可能とすることから利用範囲が広く長期間の耐久性に効果、効率が図られ、作業効率、能率向上が発揮される。
【0015】
さらに、安価で安心、安全な主軸、関連軸装置の転がり軸受けグリースを提供し、産業の育成に貢献できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
グリース全体に対して無機質焼成珪藻土粒子に1から10重量%含まれる転がり軸受けに配合を有せしめたことを特徴とする。
【請求項2】
上記グリース組成物成形体物質は、外部からの損傷、耐熱、耐磨耗性、熱分解の転がり軸受け対応効果を特徴とする。
【請求項3】
転がり軸受けグリースに焼成珪藻土粒子を含有とした組成物を成形体とし、グリース構造体又はそれらを複数の組み合わせ転がり軸受け構造体の向上を可能とする。
【請求項4】
上記の趣旨を逸脱しない範囲の変更は本発明に含まれる。

【公開番号】特開2011−112219(P2011−112219A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−283393(P2009−283393)
【出願日】平成21年11月24日(2009.11.24)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】