説明

乾燥剤収容体を有する防湿容器

【課題】乾燥剤及びその塵埃による内容物の汚損が極めて低減され、シェルライフの設定が容易かつ任意に可能な防湿容器を提供すること。
【解決手段】開口部を有する筒状の容器本体と、容器本体の開口部を密栓可能な蓋体と、乾燥剤収容体とを備える防湿容器であって、乾燥剤収容体は、開口部及びこれを取り囲むフランジを有するカップ状の乾燥剤容器と、乾燥剤容器内に収容された乾燥剤と、フランジにシールされて乾燥剤容器の開口を封止する透湿防塵シートとからなり、蓋体は、天板内面に設置され乾燥剤収容体のフランジを係止するための複数の爪と、天板内面の爪よりも中心側に設置された凸部とを有し、乾燥剤収容体が蓋体の、天板内面と透湿防塵シートとが間隙を介して対面する位置に固定された防湿容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥剤を収容した乾燥剤収容体を備えた、防湿容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、血液や尿の分析に用いるテストピース(検出センサ)の収容に適した、乾燥剤を備えた容器が多数提案されている(例えば、特許文献6〜10)。テストピースは湿気により容易に劣化する。このような劣化したテストピースを検査に使用した場合は、正確な分析結果が得られない。従って、テストピースの保存容器には、保存期間中は確実に内部を乾燥状態に保つことが要求される。さらに、乾燥剤及びその塵埃でテストピースを汚損しないこと、蓋の開閉等取り扱いが簡易であること、安価かつ簡易に製造できることなど、テストピース保存容器に対する要求は多岐に渡るが、これら全てを満足する防湿容器はいまだ提案されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実公昭31−8087号公報
【特許文献2】実公昭46−27674号公報
【特許文献3】実公昭53−39134号公報
【特許文献4】実公昭54−130974号公報
【特許文献5】特開2000−79973号公報
【特許文献6】特開2002−274576号公報
【特許文献7】特開2002−274577号公報
【特許文献8】特開2002−284249号公報
【特許文献9】特開2005−343502号公報
【特許文献10】特開2005−350112号公報
【特許文献11】特開2006−44772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、乾燥剤及びその塵埃による内容物(特に、血液や尿の分析に用いるテストピース)の汚損が極めて低減され、シェルライフの設定が容易かつ任意に可能な防湿容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは鋭意検討した結果、特定の乾燥剤収容体を採用し、該乾燥剤収容体を容器等に固定するための、新規固定手段を見出すことにより本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は、
開口部を有する筒状の容器本体と、容器本体の開口部を密栓可能な蓋体と、乾燥剤収容体とを備える防湿容器であって、
乾燥剤収容体は、開口部及びこれを取り囲むフランジを有するカップ状の乾燥剤容器と、乾燥剤容器内に収容された乾燥剤と、フランジにシールされて乾燥剤容器の開口を封止する透湿防塵シートとからなり、
蓋体は、天板内面に設置され乾燥剤収容体のフランジを係止するための複数の爪と、天板内面の爪よりも中心側に設置された凸部とを有し、
乾燥剤収容体が蓋体の、天板内面と透湿防塵シートとが間隙を介して対面する位置に固定された防湿容器を提供する。
【0007】
本発明はまた、
開口部を有する筒状の容器本体と、容器本体の開口部を密栓可能な蓋体と、乾燥剤収容体とを備える防湿容器であって、
乾燥剤収容体は、開口部及びこれを取り囲むフランジを有するカップ状の乾燥剤容器と、乾燥剤容器内に収容された乾燥剤と、フランジにシールされて乾燥剤容器の開口を封止する透湿防塵シートとからなり、
容器本体は、容器本体の内壁に設けられた台座と、台座の開口部側端面よりも開口部側に位置する突起とを有し、
フランジを台座の開口部側端面と突起との間に係止することにより、乾燥剤収容体が容器本体に固定された防湿容器を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の防湿容器では、乾燥剤及びその塵埃による内容物の汚損が極めて低減されている。また、乾燥剤収容体が蓋体に固定された形態の本発明の防湿容器では、防湿容器のシェルライフを容易に調整可能であり、予定された保存期間中、確実に内容物を任意の乾燥状態に保つことができる。さらに、本発明の防湿容器は簡易かつ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】乾燥剤収容体を示す断面図
【図2】乾燥剤収容体の製造工程を示す断面図
【図3】第1の実施形態に係る容器本体及び蓋体の上面図
【図4】図3に示した容器本体及び蓋体の断面図
【図5】第1の実施形態に係る防湿容器の断面図
【図6】第1の実施形態の変形例に係る防湿容器の断面図
【図7】第2の実施形態に係る容器本体及び蓋体の上面図
【図8】第2の実施形態に係る防湿容器の断面図
【図9】第2の実施形態の変形例に係る防湿容器の断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
[乾燥剤収容体]
本発明の防湿容器に固定される乾燥剤収容体1について図1を参照して説明する。図1は、乾燥剤収容体1の断面図を示す。乾燥剤収容体1は、カップ状の乾燥剤容器11と、乾燥剤容器11に収容された乾燥剤12と、乾燥剤容器11の開口を封止する透湿防塵シート13とからなる。本明細書において、カップ状の乾燥剤容器11には、浅い皿状の容器も含むものとする。
【0011】
乾燥剤容器11は、その開口部を取り囲むフランジ11aを有する。乾燥剤容器11の形状及び大きさは特に制限されないが、フランジ11aの形状及び大きさが、後述の蓋体2A又は容器本体3Bの形状及び大きさに対応するように設計される。例えば、蓋体2A又は容器本体3Bが円筒形である場合は、フランジ11aの外周11bの形状は通常円形であり、蓋体2A又は容器本体3Bが四角筒である場合には、フランジ11aの外周11bの形状は通常四角形である。
【0012】
乾燥剤容器11の開口部の形状(すなわち、フランジ11aの内周形状)と、フランジ11aの外周形状は通常、略相似形であるが、これに限定されない。
【0013】
乾燥剤容器11は、防湿性を有する熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレン)の真空形成により作製することができる。
【0014】
乾燥剤12としては、被収容物品を汚染侵食しない限りにおいて、公知乃至慣用の乾燥剤をいずれも使用することができ、特に制限されない。例えば、酸化カルシウム、塩化カルシウム等の化学系乾燥剤や、酸化アルミニウム、ゼオライト、モレキュラーシーブ、シリカゲル等の物理系乾燥剤を挙げることができる。本発明においては、吸湿による乾燥剤の凝集や、摩擦等による塵埃の発生を回避する観点から、物理系乾燥剤を使用することが好ましい。これらの中で、温度変化に伴う乾燥効率の変化や、水の再放出をおこしにくいことから、モレキュラーシーブ(例えば、モレキュラーシーブ3A)を使用する事が特に好ましい。
【0015】
乾燥剤12の充填量は、シェルライフを考慮して必要かつ十分な量を決定すればよい。乾燥剤12の充填量を最適に調整することにより、保存予定期間中は十分な防湿効果が得られ、廉価な防湿容器を提供することができる。
【0016】
透湿防塵シート13としては、透湿性及び防塵性を具備し、一定の強度を有するシートをいずれも使用することができる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂からなる、不織布、微多孔性フィルム、および微多孔性シートを例示できる。このようなシートの市販の例としては、米国デュポン社製;『Tyvek(登録商標)』、積水化成品工業株式会社製;『セルポア』、徳山曹達株式会社製;『NFシート』、日東電工株式会社製;『ニトフロン(登録商標)』を挙げることができる。
【0017】
乾燥剤容器11の開口は、フランジ11aに透湿防塵シート13をシールすることにより封止される。これにより、乾燥剤12又はその塵埃の乾燥剤収容体1の外へ飛散が極めて低減されている。
【0018】
乾燥剤収容体1において、透湿防塵シート13の端縁全周が、フランジ11aの外周11bの全周とシールされていることが好ましい。乾燥剤収容体11がこのような構成であると、透湿防塵シート13の端が毛羽立ちが低減され、該毛羽から塵埃(透湿防塵シート由来の塵埃)が発生することを防止できる。透湿防塵シート13の端縁にフランジ11aにシールされていない箇所(浮き)があると、該シールされていない箇所(浮き)から透湿防塵シート13が毛羽立つ場合があり好ましくない。
【0019】
乾燥剤収容体1の製造方法の一例を、図2を参照して説明する。乾燥剤容器11は、連結部を介して複数個が連結した状態に成形される。該連結部の一部が、完成した乾燥剤容器11のフランジ11aとなる。図2(a)に示すように、乾燥剤容器11が連結した状態のまま、充填ノズルを通して乾燥剤12を充填する。続いて、図2(b)に示すように、連結状態を維持したまま、透湿防塵シート13をシールする。次に、乾燥剤容器11が所望の形状及び大きさのフランジ11aを備えるように、透湿防塵シート13及び乾燥剤容器11の連結部を一時に裁断する。図2(c)に示すように、乾燥剤収容体1と端材とが分離して、乾燥剤収容体1が完成する。この打ち抜き時の裁断線を、透湿防塵シート13及び乾燥剤容器11とのシール部分に重ねることによって、フランジ11aの外周11bの全周と、透湿防塵シート13の端縁とがシールされた状態で乾燥剤収容体1が製造される。
【0020】
[第1の実施形態]
本発明の防湿容器の第1の実施形態について、図3〜図5を参照して詳細に説明する。図3及び図4は、乾燥剤収容体1を取り付けていない状態の容器本体3A及び蓋体2Aを示す。図3は上面図であり、図4は、図3のP−P´線断面図である。図5は、閉蓋状態の第1の実施形態に係る本発明の防湿容器の断面図である。
【0021】
容器本体3A及び蓋体2Aは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の防湿性を有する樹脂により形成される。
【0022】
本発明の第1の実施形態では、上述の乾燥剤収容体1が蓋体2Aに固定されている。
【0023】
蓋体2Aは、蓋体天板23の内面に、乾燥剤収容体1のフランジ11aを係止するための複数の爪21及び凸部22を有する。
【0024】
図3〜図5に示したヒンジ容器の例では、蓋体2Aは、天板23の内面に配置された内環24と、周壁25との間に、容器本体3Aの開口端を挟み込むことにより容器本体3Aの開口部を密栓することができる。
【0025】
爪21の数は、2以上から選択される。爪21の形状は、フランジ11aを係止可能であれば特に制限されない。爪21の数及び形状は、乾燥剤収容体1を固定する際の作業性や、固定性を考慮して適宜決定すればよい。
【0026】
凸部22は、天板23内面の、爪21よりも中心側に設置される。
【0027】
乾燥剤収容体1は、フランジ11aを爪21に係合させることにより、天板23内面と、透湿防塵シート13とが間隙を介して対面する位置に固定される。この際、凸部22の上端面は乾燥剤収容体1の透湿防塵シート13と当接し、凸部22は、天板23の内面と透湿防塵シート13との間に間隙26を確保する機能を有する。
【0028】
図5に示すように、閉蓋状態において、乾燥剤収容体1の容器本体3A側の面は、防湿性を有する乾燥剤容器11により構成されている。このため乾燥剤は天板23と透湿防塵シート13との間隙26から乾燥剤容器11内に侵入する湿気(水)を捕捉する。防湿容器内で気体が循環するため、防湿容器内の湿気は逐次間隙26内に移動し、乾燥剤に捕捉される。従って、間隙26の体積が大きいと乾燥速度は速く、間隙26の体積が小さいと乾燥速度は遅い。ところで、乾燥速度が速すぎると、開蓋時に防湿容器外の湿気を一気に捕捉したり、必要以上に防湿容器内を乾燥したりするなどして乾燥剤の乾燥能を無駄に消費することとなる。乾燥速度が遅いと、乾燥剤は長期間乾燥能を維持するが、防湿容器内の湿度が所望の値以下に保たれない場合がある。間隙26の体積は、乾燥速度とシェルライフとのバランスを考慮して決定される。間隙26の体積は、主として凸部22の高さ(天板23内面と、凸部23端面との距離)を調整することにより調節することができる。従って、凸部22の形状(特に高さ)及び数は、間隙26の体積が所望の範囲となるように適宜選択する。
【0029】
上述のように、本発明の第1の実施形態によれば、乾燥速度を容易にコントロールでき、乾燥剤の使用量を増大させることなく、防湿容器のシェルライフを長くすることができる。
【0030】
また、本発明の第1の実施形態に係る防湿容器は、閉蓋状態でも被収容物品と透湿防塵シートとが接しない構造となっており、被収容物品と乾燥剤とは、透湿防塵シートに比してさらに防塵性の高い乾燥剤容器11によって仕切られている。従って、乾燥剤及びその塵埃による被収容物品の汚損が極めて低減されている。
【0031】
図3〜図5には、容器本体3Aと、蓋体2Aとが、ヒンジ6を介して一体となっているヒンジ容器を示した。しかし、本発明の防湿容器は、蓋体2Aによって容器本体3Aの開口部が密栓可能である限り特に制限されず、図6に示すように、容器本体3Aと蓋体2Aとは別々に構成されていてもよい。容器本体3Aと蓋体2Aとが別体の場合、図6のように、両者が嵌合自在な構造の他に、螺合自在な構造であってもよい。
【0032】
[第2の実施形態]
本発明の防湿容器の第2の実施形態について、図7及び図8を参照して詳細に説明する。図7は、乾燥剤収容体1を取り付けていない状態の容器本体3Bと蓋体2Bとを示す上面図である。図8は、開蓋状態の本発明の第2の実施形態に係る防湿容器を示す断面図であり、図7に示したQ−Q´線位置の断面図である。
【0033】
容器本体3B及び蓋体2Bは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の防湿性を有する樹脂により形成される。蓋体2Bは、天板23の内面に配置された内環24と、周壁25との間に、容器本体3Bの開口端を挟み込むことにより容器本体3Bの開口部を密栓することができる。
【0034】
本発明の第2の実施形態では、上述の乾燥剤収容体1が容器本体3Bの底部に固定されている。
【0035】
容器本体3Bは、内壁に乾燥剤収容体1を固定するための、台座31及び突起32を有する。図8に示すように、突起32は、台座31の開口部側端面よりも容器本体3Bの開口部に近い位置に設置される。台座31は、内壁を途切れずに一周する1つの台座であってもよく、図7に示すような複数の台座であってもよい。突起32は、乾燥剤収容体1を固定する際の作業性を考慮して、複数個に分割されて設けられていることが好ましい。
【0036】
乾燥剤収容体1は、フランジ11aを台座31の開口部側端面31aと、突起32との間に係合させることにより容器本体3Bの底部に固定される。台座31が、乾燥剤収容体1の容器本体3B内での動き(特に、容器本体3Bの底部と水平方向の動き)を抑制しているため、乾燥剤収容体1は安定して容器本体3B底部に固定される。そして、フランジ11aが突起32と台座31とによってしっかりと固定されているため、輸送時又は使用時の振動等の外力を受けても、乾燥剤収容体1が容器本体3Bの底部から外れる懸念は極めてすくない。
【0037】
上述のように本発明の第2の実施形態に係る防湿容器は、乾燥剤収容体1を使用しているので、乾燥剤及びその塵埃による被収容物品の汚損が極めて低減されており、乾燥剤収容体1と被収容物品との物理的接触により被収容物品が破損する懸念もすくない。しかも、乾燥剤収容体1に充填する乾燥剤12の量を適宜調節することにより、容易に防湿容器のシェルライフを調整することができる。
【0038】
図7及び図8には、ヒンジ6を介して容器本体3Bと蓋体2Bとが一体となっているヒンジ容器を示した。しかし、本発明の防湿容器は、蓋体2Bによって容器本体3Bの開口部が密栓可能である限り特に制限されず、図9に示すように、容器本体3Bと蓋体2Bとは別々に構成されていてもよい。容器本体3Aと蓋体2Aとが別体の場合、図9のように、両者が嵌合自在な構造の他に、螺合自在な構造であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明の防湿容器は、湿気及び乾燥剤の塵埃により劣化しやすい物品を収容するための容器として広範に利用できる。特に、血糖値検査や尿検査に使用するためのテストピースや、薬剤(錠剤等)を収容するための容器として好適に使用することができる。
【符号の説明】
【0040】
1 乾燥剤収容体
11 乾燥剤容器
11a フランジ
11b フランジ外周
12 乾燥剤
13 透湿防塵シート
2A、2B 蓋体
21 爪
22 凸部
23 天板
24 内環
25 周壁
26 間隙
3A、3B 容器本体
31 台座
31a 開口部側端面
32 突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部を有する筒状の容器本体と、前記容器本体の開口部を密栓可能な蓋体と、乾燥剤収容体とを備える防湿容器であって、
前記乾燥剤収容体は、開口部及びこれを取り囲むフランジを有するカップ状の乾燥剤容器と、前記乾燥剤容器内に収容された乾燥剤と、前記フランジにシールされて前記乾燥剤容器の開口を封止する透湿防塵シートとからなり、
前記蓋体は、天板内面設置にされ上記乾燥剤収容体のフランジを係止するための複数の爪と、前記天板内面の前記爪よりも中心側に設置された凸部とを有し、
前記乾燥剤収容体が前記蓋体の、前記天板内面と透湿防塵シートとが間隙を介して対面する位置に固定された防湿容器。
【請求項2】
開口部を有する筒状の容器本体と、前記容器本体の開口部を密栓可能な蓋体と、乾燥剤収容体とを備える防湿容器であって、
前記乾燥剤収容体は、開口部及びこれを取り囲むフランジを有するカップ状の乾燥剤容器と、前記乾燥剤容器内に収容された乾燥剤と、前記フランジにシールされて前記乾燥剤容器の開口を封止する透湿防塵シートとからなり、
前記容器本体は、前記容器本体の内壁に設けられた台座と、前記台座の開口部側端面よりも前記開口部側に位置する突起とを有し、
前記フランジを前記台座の開口部側端面と前記突起との間に係止することにより、前記乾燥剤収容体が前記容器本体に固定された防湿容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−46225(P2012−46225A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−191186(P2010−191186)
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】