説明

人体体液の定量及び定性分析装置

本発明は各種事故または手術によって失血で循環血液量不足を静脈水液供給を通じて補う過程で体液(尿)量及び体液(尿と血液)成分を測定して患者の循環器状態、腎臓機能などを評価するために使われる導尿管とこれに連結された尿排液バッグの取替え装置であって、前記体液量(尿量)及び体液(尿及び血液)中の特定成分と含量をリアルタイムで自動測定して容易に出力することができる効率的医療管理手段だけでなく、獲得したデータを根拠に患者の健康状態の迅速な診断を医療陣に伝達することで適期に適切な臨床措置が患者に行うことができる体液の定量及び定性分析装置に関する。
排尿が可能な患者において、排尿される体液(尿)を集める体液収集部は本体で連結される導管と本体と結合されるアダプタで構成され、前記体液収集部で集められた体液(尿)を保存する保存部と、前記体液収集部で使われる洗滌水を保存する洗滌水保存部と、前記体液(尿)収集部に集められた体液(尿)を尿保存部に移動させ、前記洗滌水保存部の洗滌水を前記体液(尿)収集部に移動させる駆動部と、前記駆動部の動作を制御する制御部から構成された体液(尿)収集及びビデ装置において、前記体液(尿)収集部で集められる前記体液(尿)収集部で集められる体液(尿)の定量及び体液(尿と血液)の成分を測定する計測部と、前記計測部で測定された値を示する出力部及び前記計測部及び出力部がハウジング内に含まれるように構成し、排尿能力がなくて導尿管を使わなければならない場合には、導尿管に連結された尿排液バッグに集まった尿の質量を計測することができるロードセル(loadcell)を尿収集部上部または下部に埋め込み装着して測定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は人体体液の定量及び定性分析装置に係り、より詳細には人の体液量、特に排尿量を計測して、また尿(ゆばり)や血液など体液中の特定の成分例えば尿素(Urea)、ナトリウム陽イオン(Na+)、pH、尿糖(glucose)、BUN、クレアチン(Cr)、尿蛋白(protein)を分析及び計測することができる新規な分析装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明で体液とは、動物及び人の身に存在する液状成分物質を全て含むものである。一般的に体液とは人や動物の血液、リンパ液、尿、唾液、汗などのすべてを言うが、代表的な事例で人の血液と尿の場合について説明する。
患者の尿量の測定は循環血流量評価の主要因子である。各種事故や手術による失血、やけどなどの直接的循環血液量の減少または敗血症(血液感染)、心不全(心筋こうそく、不整脈など)による間接的循環血流量不足で人体はショック(循環虚脱)状態に陷るから自律(校監、副交感)神経によって意識にかかわらず小動脈収縮がなされ身体各臟器に供給される血液の量に影響を及ぼす。
この過程で一番深刻な動脈収縮を示す臓器は腎臓であり、その理由は腎臓で血液が供給されれば血液が濾過されて自然に尿が形成されて排出されるので循環血液量がもっとも減るのに寄与するからである。
自律神経の調節によって腎臓小動脈の収縮は失血初期腎臓に行く血液量を遮断して尿生成を抑制する方式で循環血流量保存に役に立つが長期間(6時間以上)そういう状態が維持されれば腎臓細胞の損傷をもたらして急性腎不全(Acuterenalfailure)の一種であるATN(Acutetubularnecrosis)などを起こして場合によっては永久的な腎臓機能消失をもたらしたりする。
臨床現場では各種内科的疾患または事故や手術による失血の時に、このような副作用を予防するために水溶液(リンゲル;生理食塩水)を患者に供給して循環血液量を正常化させて腎臓に供給される小動脈の緩み出しを誘導して細胞壊死を防止する。
このような水溶液補充後循環血液量が適切か、腎臓に適切な血液が供給されているかどうかの可否を評価する指標の中で一番重要なのが排尿量を測定することである。したがって医療陣が循環血液不足分を水溶液(リンゲル)によって供給した後一番先にチェックするのが排尿量である。すなわち身体内に入って行った量と出る量をお互いに比べることで腎臟の円滑な機能を評価することだけではなく循環血液量の適切性の可否を見積ることができる基準になるからである。
【0003】
また血液と尿に存在する成分の中で特定成分は腎臟機能評価において非常に主な指標(criteria)で使われる。
下表の内容は実際医療臨床で使われることで患者状態評価に主な数式である。
【0004】
【表1】

【0005】
前記表1で分かるように排尿量(Volume)と尿と血液のクレアチン(Cr)成分が分かればCrclearanceが分かって、その値はGFR(glomerularfiltrationratio)すなわち腎臟濾過機能を反映するので腎臟機能を評価することができる。
【0006】
【表2】

【0007】
前記表2で分かるように血液と尿の各種成分すなわち、Cr、BUN、Na+、Osmolarity(容量オスモル濃度)、specific gravity(比重)などの値が分かればARF(acute renal failure;急性腎不全)の発生原因を推正することができる。すなわち表2に表記したPre-renal ARF(腎前性急性腎不全)は腎臓の前にその原因があることを示唆することで各種疾病及び原因によって血液量自体が足りないことを意味して、Intrinsic renal ARF(内因性急性腎不全)は腎臓そのものに問題があるということで各種原因によって腎臓細胞自体の損傷があることを示唆することである。これら指標中*で表示されたFE Na+数式値とRenal Failure Index(腎機能不全指数)数式値は一番正確な指標であるので臨床において一番主な指標として使われる。
すなわち、FENa+の場合、血液と尿のNa+とCrの濃度を前記数式に代入して出た結果が1より大きければ患者の腎臓細胞損傷による腎臓機能障害を意味し、一方で1より小さければ腎臓の機能は正常であること及び患者の循環血液量が不足な状態であることが分かる。同じ方式でRenal Failure Indexの数式に代入して得た結果を活用することができる。
このように排尿量と血液及び尿中の特定成分を計測することは各種事故、手術、やけどなどによる直接的失血患者やまたは各種内科疾患患者において重要な意味を持つ。
このような急性腎臓疾患評価以外にも尿糖濃度及び尿蛋白量などを正確に測定することができれば慢性腎臓疾患の早期診断及び予後すなわち、病気の進行度を正確に評価ができる。その代表的事例で糖尿病性慢性腎臓疾患である腎不全等が挙げられる。
一方、大部分の重症患者、絶対的安静が要求される患者(Absolute bed rest;ABR患者)などは臨床現場で各種多様な内外科疾患で病院入院治療を受けている。このような患者の医療的管理のために既存の場合には導尿管(Foleycatheter)を使っている。この導尿管は尿道を通じて膀胱まで挿入して膀胱に固定する。導尿管を通じて膀胱に集まった尿は体内の圧によって尿排液パックに集まり、このパックに表記した度盛りによって蓄積された尿量を測定する。前記手術は尿道入口から膀胱まで導尿管(Foleycatheter)を挿入することで、手術の時患者の苦痛がひどくて泌尿器系感染などの2次感染をもたらすだけでなく病院内抗生剤耐性菌株の感染を起すことが実情であり、導尿管を通じる泌尿器系感染が血行性感染につながる場合生命を失うこともできる。血行性感染に進行する場合死亡率は30%にのぼることと知られている(内科学Cecil参照)。実際に病院で尿量のリアルタイム測定等のために導尿管(Foleycatheter)挿入手術後に寒気、発熱など感染の兆しがある時一番先に施行する処置がまさにこの導尿管をとり除いて、適切な抗生剤を投与した後その後を観察して後処理をしている実情で既存重度疾患(underlyingdisease)を持っている場合腎臓機能の永久損失や生命を失うなどの副作用をもたらす短所があった。特に従来の導尿管に連結した尿排液パックの度盛りによって排尿量を測定する方法は次のように大きく3種の問題点がある。
第一、不正確である。パックの病床位置に固定された方法と状態によってパック状態が変わってそれによって尿排液パックに集る尿量の状態が変わるのでこのような度盛りを読む方式は誤差が非常に大きい。
二番目は不便で非効率的である。患者の状態によって違うが排尿量を測定するという医師の指示があれば現在は看護婦や保護者の人力によって毎時間いちいち尿排液パックに集まった尿をチェックする方式を取っている。もし病棟に急病患者が生ずるようになればすべての医療陣はその患者に集中するようになって急病患者以外の一般患者に対する管理は疎かになるしかない。
三番目は導尿管を通じる2次感染である。この問題が一番深刻なことで導尿管手術を受けた患者の場合1週間後約30%で泌尿器系感染が発生する(一般外科Sabiston参照)。そしてこのような泌尿器系感染は毎日3−5%ずつ増加して、2週以上放置しておけばほとんどすべての患者で泌尿器系感染がおきる(内科Ceil参照)。
【0008】
本発明者は前記したところのような問題点を解決するために排尿が可能な患者と排尿能力がない患者の尿を容易に収集するためのさまざまな収集装置を先に提案した。
【特許文献1】韓国特許出願2000年第47602号、
【特許文献2】同出願2000年第58206号、
【特許文献3】同出願2001年第86938号、
【特許文献4】同出願2002年第44362号 これらは患者の意識がないとしても排尿の時、尿を自動で認識して吸入処理して温水ビデによって洗浄するという発明であった。
【0009】
本発明者たちの前記先の出願発明は尿の量を尿保存筒に収集された量の度盛りを通じて計測する方式で既存尿排液バッグの場合よりは正確だが人力によってはいちいち度盛りを読んで計測する不便なもので、既存方式からの改善がなく、尿の成分に対する計測に対しても全然考慮していなかった。また前記先の出願発明の場合には集尿装置が図9のような構造に提案され、この場合集尿装置の後段部に尿筒を保存することができる尿保存部26を構成していたから尿通路27が図面のように長く形成されると同時に折れ曲がった通路が重力の逆方向で構成されていて長期間使用の時尿石が通路に容易に形成されて衛生的に製品を管理することができない場合しばしば悪臭が惹起される問題点があった。それだけでなく尿保存部と洗滌水保存部が同じ空間に備えられている構造であったので衛生性が保障されなければならない洗滌水保存部の汚染が憂慮される問題点も内在していた。その上に、既存の体液成分測定は病院の臨床病理室にある装備によって計測されており、この装備の場合は特定化学物添加後分光スペクトラムを利用して成分を計測する方式であって、その値を計測して医療陣に伝達するのに必要となる時間が24時間以上かかっている実情がある。このように時間をかかって測定される理由は特定患者の試料のみを計測する方式ではなくて病院に入院したすべての患者の体液試料にラベル作業をして一括計測してまた計測された値に各患者の名を代入される一連の事務作業を経るからである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
したがって、本発明の目的は排尿の時、その時刻と1回排尿量を把握して、これらの累積した1日すべての排尿量を把握して1回平均排尿量を求めて排尿回数と排尿を主にする時間帯を認知して排尿の様態(例;夜尿症、頻尿、屎失禁など)を把握することだけではなく尿と血液の体液の中で特定成分を直ちに測定(1分内)して前記表2に*FENa+とRenal Failure Index数式が入力された制御部で演算して患者の状態を直ちに診断して医療陣が患者の状態を迅速に校正可能にできるように寄与することができる体液の定性及び定量分析装置を提供することにある。
【0011】
前記本発明の目的は排尿可能可否に関係なくすべての患者の人体に一斉に挿入手術した導尿管(Foleycatheter)によって泌尿器系2次感染などの副作用が頻繁に惹起されることを防止して、排尿が可能な患者には導尿管を挿入しないで排尿能力がない患者には導尿管を挿入するが効果的に本発明を適用するようにして特に排尿が可能な患者には泌尿器系感染発生をはじめから予防するようにした。
また既存の排尿量把握のためにいちいち医療陣や世話役などの人力を通じて毎時間尿排液バッグに集まった尿量をチェックして記録する非効率的な既存方法を大きく改善して全自動で排尿量を測定して出力することができるように設計構成されて医療陣の人力を効率的に管理するようにしたし排尿能力がない患者の場合にも尿量測定が可能にさせた。
本発明の他の目的は前記本発明者たちの先の出願患者用集尿及びビデ装置の内部構造をもっと衛生的に改善して多くの人が幅広く貸与して使っても汚染の問題がない体液の定性及び定量分析装置を提供するのにあり、患者個人が使いながらその体液試料を直接測定することもできるので採集後1分以内に計測が可能である。
本発明は従来の尿排液バッグ(UrineBag)に表示された度盛りを読んで得た不正確なデータと非効率性を改善して排尿が可能な患者の場合には人体に直接挿入しないで排尿量と体液(尿、血液など)の成分をリアルタイムで測定してそのデータをデータを医療陣に迅速に伝達することができるようにすることで適切な措置を直ちに可能にするだけでなく従来挿入型導尿管(foleycatheter)の泌尿器系感染率などの副作用を大きく低めるのに寄与してもっと衛生的で効率的な医療管理ができるようにした。
一方、排尿能力がない患者の場合には図19と一緒に挿入型導尿管に連結した排尿液バッグを本発明装置本体に連結して使うとか尿収集部下部(図17b)または本体上部筒下部掛けがねに連結したロードセル(loadcell)を埋め込み装着した(図18)本発明装置本体を使って質量で尿量を測定するようにした。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の前記目的は排出される体液(尿)を集める体液収集部と、体液を集める体液保存部と、体液収集部で使われる洗滌水を保存する洗滌水保存部と、前記体液収集部に集まった体液(尿)を保存部に移動させて前記洗滌水保存部の洗滌水を前記体液収集部に移動させる駆動部と、前記駆動部の動作を制御する制御部で構成された体液収集及びビデ装置において、前記体液収集部に集められる体液(尿)の定量及び成分を測定する計測部と、前記計測部で測定された値を現わす出力部が追加で構成されて、前記計測部及び出力部は本体内に含まれるように構成させることで果たすことができる。
本発明の計測部では体液(尿)量と体液(血液、尿など)成分の中で特定成分を計測する2種装置が挙げられる。
体液(尿)の定量を計測する技術的課題は2種が挙げられる。一つは本発明者たちが先に出願した流体検出装置韓国実用新案登録第320686号と光センサーを使う流量測定装置韓国特許出願2005年第97584号を応用して本発明に連係させたことで本発明の機能具現のために一番好ましい構成である。残り一つは超音波のドップラー効果が挙げられる。
体液(血液、尿)の成分を測定するための技術的課題では本発明者たちが先に出願したバイオセンサー(韓国特許出願2005年第51645号)を本発明に適用させたことで本発明の実施のために一番好ましい構成である。
本発明の制御部は前記計測部で計測された値を入力保存して特定出力部を通じて出力することができるように制御するだけでなく前記計測部で測定したデータを特定数式(FENa+数式とRenal Failure Index数式など)に代入、演算してその結果を得た値を根拠にして患者の臨床的状態を診断することができる機能を具備するようにした。
本発明の出力部は計測部で測定したデータ値を制御部によって調節されて必要な場合その記録値及び結果値をディスプレー、内臓プリンター、外装プリンター、USBフォト、RF装置、ブルルトス(Bluetooth)などのような手段を通じて出力するとができる。このような出力部によって医療現場の効率的管理及び在宅患者の遠隔診療が可能な根拠を用意することができる。
本発明は多くの人々に恩恵を与えるためにレンタル(貸し下げ)使用が可能ではなければならないしこのために必ず衛生的構造を具備しなければならないので本発明者たちの前に記載した先の出願発明の不合理な集尿装置の構造を改善して体液が流れる導管に残留物がたまらないようにして汚染源を隔離させて1回用パックを使うようにして衛生的で管理が便利にさせた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下本発明の実施例を添付された図面によって詳しく説明する。
図1は本発明の体液の定量及び定性分析装置の好ましい実施例の斜視図を示している。本発明の分析装置本体100は連結溝15を通じて図示しない体液収集部(本発明者たちの先の出願発明特許第44362号参照)の終端であるアダプタ(図5)と挟んで合わせられて固定されて、この体液収集部を通じて供給される体液を通過させて分析装置本体100でその体液の量に対する計測と成分を計測するようになる。
【0014】
本発明の分析装置を形成している本体100は図2のaとbに図示したところのように大きく上部筒10と下部筒20で構成される。図2のaは上部筒10と下部筒20が上下結合分離型で、図2のbは上部筒10と下部筒20が前後挿入分離型である。
【0015】
前記上部筒10及び下部筒20は側面中央の外部にスプリングが弾設されたボタン30によって上下に結合されあるいは分離することができるように構成されている(図3)。
【0016】
本発明の分析装置はこのように上部筒10と下部筒20が分離する構造を取っているから汚染になることができる保存部を本発明の他の構成要素と別個で隔離させてより衛生的に取り扱い使うことができる長所がある(図2のa及びb)。
【0017】
本発明のまた他の実施例として排尿能力がない患者に適用することができる分析装置を提供する(図16)。このような形態の本体100はベッド横に固定して使うことができるし上部筒10が下部筒20とロードセル190が埋め込み装着された掛けがね110によって結合分離されるとか(図17のa)、側面挿入分離型(図17のb)または前面挿入分離型(図17のc)のどの形態の構造でも良い。この方式の分析装置本体(図16−図19)は図1ないし図3の基本形が持つことができない特性を持つ。これは本体上部筒10下端に掛けがね110に連結されたロードセル190による質量測定方式を遂行することによって排尿能力がない患者に尿量及び尿成分測定が可能にさせた。前記ロードセル190の埋め込み装着方法は図18と違い下部筒20下端部に設置する方式を取ることができる(図17b)。
【0018】
本発明による図1の基本形分析装置本体100の上部筒10上端には取っ手11が形成されて、その取っ手11の先方にはディスプレー及び制御部12が設置され、その前方に体液収集部のアダプタ(図5の40)が挿入される連結溝15が形成されている。
【0019】
このような基本形の具体的な構成は排尿能力がない患者用本発明分析装置の他の実施例図16でも等しく適用される。
【0020】
前記ディスプレー及び制御部12の下部(図1)または後面部(図18)には出力部を設置して小型プリンター(図3の19)を内蔵して計測された結果を出力することができるように構成される。
【0021】
上部筒10の上部に現わしている栓14は洗滌水保存部の栓を現わしている。
下部筒20は保存部25が挿入されていて、保存筒取っ手21及びパッキング部22が現われている。
【0022】
前記下部筒20及び保存部25は下部のねじ23を通じて分離及び組み立てされるように構成することができる。
符号32Aは前記アダプタ上部胴の体液(尿)通路、33Aはそのアダプタ上部胴の洗滌水通路であり、32Bはアダプタ下部胴の体液(尿)通路、33Bはアダプダ下部胴の洗滌水通路を現わしている。
【0023】
前記体液(尿)収集部は下記3種類の構成要素でなされている。すなわち、体液を吸いこむことが容易な収集具と本体で延長された導管、そして導管縦端に位置して本体と連結されるアダプタで構成される(これらの具体的な構成は本発明者たちの先の出願発明特許第44362号参照)。
【0024】
前記収集部の導管も3種構成でなされている。すなわち、尿または血液などの体液を吸いこむ導管と洗浄液を噴射するための排出導管及び収集部のセンサーと本体の制御部の間に電気的信号を取り交わすことができる電源線がそれぞれ別個に形成された構造でなされている。
【0025】
図5は本発明を実施するための一番好ましい構成として体液(尿)収集部の連結導管縦端に位置して本体100に連結される構造であるアダプタを現わしている。先にアダプタについて説明する。
【0026】
前記アダプタ(図5の40)は体液(尿)収集部を本体に固定させる役目と下記2種主な機能を持つ。第一は体液量(特に尿量)を測定するセンサー49を内蔵し、二番目は本体100に流入される体液中の異物をかけて出すことができる異物除去用フィルター54を内蔵している。
前記アダプタ下部胴の透明材質は2種側面で有用である。すなわち前記説明した尿量測定の光センサー組合せのための透明構造が必要なだけでなく前記説明したアダプタ内部のフィルターに異物蓄積の可否を容易に外部で判別するようにするためである。
【0027】
前記アダプタ40の上部胴41に図示された2個の連結管(32A、33A)は体液収集部の導管33と連結される通路である。ここで内部直径の大きい導管が体液(尿)通路32Aで、他の一つがビデ用洗滌水数通路33Aである。
【0028】
前記アダプタ40は上部胴41と下部胴42で構成されて前記上部胴41及び下部胴42は弾性力がある固定片48によって係止突起43に固定される。
【0029】
図6は前記下部胴42に形成された弾性力ある固定片48と上部胴41を図示し、前記上部胴41には前記固定片48の対向面に係止突起43が形成されていて減らず口挟み構造を形成して容易に組み立て及び分解が可能な構造をもつ。
【0030】
前記記述したようにアダプタ40の容易な分離及び入れ替え可能な構造が要求される理由は図7と一緒にアダプタ下部胴42の内部にはフィルター54が存在するからである。このフィルター54は陰毛や紙切れなどの異物が本体駆動部に流入されることを防止して本体案内の駆動部の故障を予防する役目をする。したがってフィルターによって確保された異物を除去するために使用者が容易にアダプタ40を分離してフィルターを洗滌した後また組み立てが可能にするためである。
【0031】
そして前記アダプタ40内部のフィルターは必ずアダプタ内部に位置する必要はないし駆動部の前方部ならどこでもよく、その効果には差がない。したがって収集部構成要素であるアダプタ内部ではない本体の連結溝のような部位や収集部の体液を集める収集具部位に設置しても良い。
【0032】
また、前記アダプタ40の上部胴41は上述したように体液(尿)通路32-A及びビデ洗滌水の供給通路33-Aだけでなくセンサー信号伝達部の電極(図6及び図7の49)を追加で具備している。これは体液(尿)収集部に液体が入って来れば収集部に装着されたセンサーの信号が駆動部の動作可否を本体の制御部で伝達するための信号伝達通路の体液収集部終端で説明することができる。
【0033】
そして、前記アダプタ40が本体の連結溝15に結合の時アダプタ上部胴41に構成された信号伝達部の電極(図6及び図7の49)はその位置に対向された図1及び図2の連結溝15内部の電極(図4の49B)と接触交合を成すようになる。すなわち、収集部に装着されたセンサーの信号が本体の制御部に伝達する電気信号伝達路の通路の役目をする。
【0034】
また図5及び図6のアダプタ40上部の胴左右両側面に位した弾性支持片55は図4に図示した本体の連結溝15に固定の時挿入部55Bと無理やりに挟んで合わせる方法で支持及び固定されて前記アダプタ40と本体100の間の脱着が容易になされるように構成されている。
【0035】
一方、体液収集部を別に図示していない理由は上述したところのように体液はゆばり、血液、リンパ液、唾液及び汗を含んでいるからそれぞれの体液によって体液収集部の形象が変更されることができるからである。また前記で説明したところのように本発明者たちによって先に出願された発明の尿収集部をそのまま使うこともできるからである。
【0036】
しかしアダプタ40の場合は各種体液の種類とかかわらずその構造が似たり寄ったりとか等しいだけでなく本体と結合されて計測部としての機能を遂行するから製品構成上収集部の構成要素であるが、本体の主な構成要素として本明細書と一緒に説明した。
【0037】
図3は本発明分析装置本体100の上部筒10を詳しく示した背面斜視図である。
前記上部筒10の一側には洗滌水保存部16が一体に形成されていて、他側には上述したところのように図1の連結溝15を通じて排出部35が一体で構成されている。前記連結溝15は排出部35と内部導管を通じて上下垂直で連結されるように形成されていて前記連結溝15と排出部35の間に駆動部(図3のM1)が位置する。すなわち、上下垂直で貫いて設置されたアダプタ内部通路(32A-B)は連結溝15に結合されて駆動部で連結されてこれはまた排出部35を通じて保存部25に体液(尿)を送るように構成されている。このすべての経路は上下垂直に最大限短く構成されている(図10の青色矢印B参照)。
【0038】
このような構造は本発明者たちの先の出願発明(図9参照)の体液流れの通路の不合理な構造を改善したものである。すなわち、図9の場合は本発明者たちの先の出願発明を図示したもので体液(尿)の経つ導管が長くて重力に逆方向で構成されていて(赤色矢印A参照)体液(尿)が導管に容易に残留されるので汚染源による腐食及び悪臭などが容易に発生し、衛生的管理は極めて難しいという短所がある。
【0039】
本発明は前記短所を改善するために前記図10に図示したところのように上下重力方向で短い体液(尿)導管(青色矢印B参照)形態で構造的改善を果たした。したがって導管内の体液(尿)の残留が生じないだけでなく掃除などの管理が簡単で便利になって非常に衛生的である。
【0040】
したがって、本発明の保存部として尿保存筒25の代りに必要の時図11に図示したところのような1回用パック47も使うように構成した。すなわち1回用パック装着の方法ではフィルター固定具37形象と1回用パック固定具46の形象が回転してお互いに挟んで合わせられて固定される構造をなされているが結合が容易な構造ならどんな構造でも使うことができる。
【0041】
図8は本発明分析装置の保存部と結合されるパッキング部の内部を詳しく示した図面である。図面でパッキング部22は図2のa及びbと等しいパッキング部を示しており、前記パッキング部22を通じて下部の保存部25と結合されることによって、このパッキング部22によって保存部に集まった体液(尿)が外部に漏出されることを防止することができる。
【0042】
このパッキング部22の内部は上述したように上から垂直方向でアダプタ内部体液(尿)通路(32A、32B)で連結溝15、駆動部M1、排出部35が形成されて、一番下にある排出部35の周りにドーナツ形態のフィルター36が固定されていることを示している。体液(尿)を吸いこんで保存部に体液を排出すれば保存部内部に集まっていた悪臭が内包された空気が保存部外で押されて出るようになる(図8の黄色い矢印参照)。このような悪臭は使用者に嫌悪感を与えるので空気浄化用フィルター36を通じて吸着され悪臭が除去された後外部へ排出されるように構成した(図8の青色矢印参照)。
【0043】
前記フィルターは一定時間経過後入れ替え及び洗滌することができるし空気浄化特性がある活性炭粉末が添加された素材やゼオライト成分が好ましいが空気浄化特性がある素材なら何でも良い。
【0044】
また図3の符号19は図1のディスプレー及び制御部12下端に設置されたプリンターを示しており、前記プリンター後方左右に形成されたバッテリー(図3の18)は充電用電源を示している。ここで電源を供給するそれぞれの線の図示は略した。
【0045】
本発明は一般的な家庭用供給電源(110−220Volt)を使っているが、別に充電用バッテリー(図3の18)を内蔵していて供給電源がない場所でも使うことができる特徴がある。このような特徴は本発明者たちが先に出願した自動集尿及びビデ装置の場合の別途の外装型バッテリーを必要としたことを改善するもので、本発明をさらに便利に移動しながら使うようにする長所を付与する。先の出願の場合は外装型別途バッテリーを使って移動の時や使用上に多くの制約があった。
【0046】
また、この洗滌水供給路(図3の33)の周りには図示されていないが、電気で発熱の可能なコイルが絡められている構造をしているのでビデ使用の時供給される水の温度を一時的に上昇させることができる。本発明者たちの先の出願の場合は洗浄水保存部を待機時いつもヒーティングするようになっていて電力がたくさん消耗するだけでなく安全装置が追加で必要だった。
【0047】
本発明では前記排出部35下端に光センサー(図3及び図4の31)を使って保存部に体液(尿)が排出部35の水位まで上がれば満水位を認識して警告音を鳴らして使用者によって保存部を空にするように知らせるように構成されている。このような保存部満水位認識センサー(図3及び図4の31)は本発明者たちが先に出願した流体検出装置韓国実用新案登録第320686号の認識センサーを応用しており、一番好ましい構成やその他の電極センサーや空気圧センサーまたは浮標を利用した簡単な構造などをを使ってもよい。
【0048】
前記保存部満水位認識センでは洗浄水保存部に等しく応用されて洗浄水不足認識センサーに活用されることができるしその技術的手段としても前記流体検出装置が一番相応しいと言える。しかしこのような水位センサーとしては浮標に内蔵した磁石センサーなどを使っても良い。
【0049】
以上説明した本発明分析装置本体の主要構造改善した点を整理すれば次のように要約される。
第一、アダプタ内部のフィルターが良く見えるように透明材質で構成し、フィルター入れ替え可否を外部で容易に判別されるようにし、同時にアダプタが容易に分離及び組み立て可能にして、フィルター入れ替え及び洗滌が便利になった。
第二、保存部だけ別に下部の内側で隔離閉鎖させて他の構成部品の汚染を阻むようにした。
第三、本体内の体液(尿)が通過する導管を上下垂直方向に最大限短く設置して残留がたまらないようにして掃除及び管理が容易にした。
第四、1回用パックを容易に脱装着することができる特性を付け加えた。
五番目、空気浄化フィルター装着で使用の時悪臭をとり除いた。
六番目、充電用バッテリーを内蔵して使用中移動などの電源供給問題にかかわらないようにした。
七番目、ビデ洗浄水のヒーティングのために消耗する電力を低めて安全性を加えた。
八番目、各保存部満水位及び不足状態を確実に効率的に把握することができる認識センサーを装着した。
このような本体構造改善を通じて容易な管理と衛生的管理の長所を極大化させることで病院や在宅で本発明の恩恵を受ける多くの患者たちがレンタルで使っても衛生に万全を期せるようにした。
【0050】
以下本発明の計測部、制御部及び出力部についてさらに詳しく説明する。
本発明の駆動部は体液の吸入機能とビデ洗浄機能を持ち、同時に本発明者たちの先の出願発明韓国特許第494365号とその基本機能が等しい。吸入機能は体液(尿)収集部に装着されたセンサーが液体を認識した後制御部に信号を送れば制御部が吸入モーター(図3のM1)を直ちに駆動させて保存部25で体液(尿)を迅速に吸入及び保存される。ビデ洗浄機能の場合体液(尿)の吸入が完了、またはビデ使用が必要であれば、制御部によって洗滌水を供給して自動でビデ動作を遂行する。このような機能を遂行するために図5のアダプタ40内部通路である洗滌水通路33Aは前記洗滌水保存部(図3の16)と連結されて非酸化金属材質(例;ステンレス、チタンなど)に加工された洗浄水供給路(図3の33)と内部導管を連結されるように形成されているし、前記アダプタ内部洗滌水通路33A及び33Bと洗浄水供給路(図3の33)間に駆動部のビデ用排出モーターM2が具備されている。
【0051】
以下は計測部を区分して説明する。
定量計測センサー
定量測定センサーは本体の連結溝15内部に位置した光センサーと前記体液(尿)収集部構成の中でアダプタ40の透明構造が組合されてその機能が具現される。このような特性の詳細な構成を個々に説明するが、その原理は本発明者たちが先に出願した韓国実用新案登録第320686号の流体検出装置及び光センサーを使う流量測定装置(2005年特許出願第97584号)にその基礎を置いている。
【0052】
前記アダプタ40の下部胴42も別個の体液(尿)通路32Bと洗滌水通路33Bで構成されており、透明材質によって形成されている点が特徴である。透明な下部胴体液(尿)通路(図5及び図6の32B)の一側または両側にプリズム構造が形成され、透明な材質のプリズム構造は本体の連結溝15内部に位置した光センサーと組合される(後述する図12ないし図14参照)。
すなわち、アダプタ40が本体の連結溝15に結合の時前記連結溝15の内部に装着された光センサー31にアダプタ下部胴42の体液(尿)通路(図5及び図6の32B)が形成され、透明なプリズム構造のセンサー管44が組合される。一方、連結溝15に挿入されて、前記連結溝15内部に装着された光センサー31が前記センサー管44と組合されて体液(尿)通路内部で流れる体液(尿)の量を測定するようになることである。
【0053】
ここで、定量測定センサーは体液(尿)収集部の終端であるアダプタ40と本体の連結溝15にそれぞれ内蔵しているしお互いに結合される時初めてその機能を発揮するように構成されている。図12はこのような光学的原理を応用するように構成されている。
【0054】
プリズムと光センサー組合の構造は複数個設置が可能でこれら複数個センサーから得た結果の平均値を得ればより精密な測定が可能になる。
【0055】
本発明の計測手段はこのように定量測定センサーでなされている。
前記定量測定センサーは駆動部前段部例えば、好ましくは連結溝15に位置することで説明しているが、駆動部後段部例えば、排出部35に装着することもでき、体液収集部及び尿保存部に位置させることもできる。
【0056】
図12は本発明で体液(尿)感知を示するセンサーの一実施例の断面図である。
発光部104はアダプタ40下部胴42の体液(尿)通路32B、すなわちセンサー管(図5の44)と触れ合わない連結溝15内部外側の一面に設置されて、発光部104の正面がプリズム120の一面を向けていて前記プリズム120の内部に向けて光を発散するようにする。このプリズム120の内部に向けた光は前記プリズム120の接触面118まで伝達するようになる。
【0057】
受光部106もアダプタ40下部胴42の体液(尿)通路32B、すなわちセンサー管(図5の44)と触れ合わない連結溝15内部外側の他面に設置されて、受光部106の正面がプリズム120の他面を向いていてプリズム120内部から光を受ける。
【0058】
図13は本発明の分析装置のプリズム120と接触されたアダプタ40下部胴42の体液(尿)通路32B、すなわちセンサー管(図5の44)を含む流体検出装置に流体(尿)がない場合の光の進行経路を示した図面である。
【0059】
発光部104からプリズム120に出力した光はプリズム120一面に垂直で入射して内部を直進する。プリズム120内部で直進した光は入射角(i)の角度で入射しながら接触面118に接し、接触面118で全反射になり、全反射された光は直進して受光部106に入力される。
【0060】
図14は本発明の分析装置のプリズム120と接触されたアダプタ40の下部胴42体液(尿)通路32B、すなわちセンサー管(図5の44)を含む流体検出装置に流体(尿)がある場合の光の進行経路を示した図面である。
【0061】
流体がある場合、光は全反射されないで屈折されて流体がある体液(尿)通路32B、すなわちセンサー管(図5の44)の内部で入射する。この時光が全反射されないで屈折されて入射するためにはプリズム120から流体への入射角(i)が臨界角以下ではなければならない。図5のように、第1センサー管44内に流体がある場合、臨界角はθ=sin-1(N流体/Nプリズム)の値を持つようになる(N流体は流体の屈折率、Nプリズムはプリズムの屈折率)。したがって体液(尿)がある時全反射にならないで入射されるためには入射角が(流体とプリズムの間の臨界角)以下でその臨界角はプリズム120の材質種類によって決まる。
【0062】
前記の場合光センサーで構成された定量測定センサーが単数個使っていることについて説明しているが、定量測定センサーをセンサー管(図5の44)に付随して上下で複数個設置することができるし、その場合複数個センサーで計測されたそれぞれの値を平均して演算することができるので計測の精密度を大きく高めることができる。また前記光センサーである定量測定センサーは超音波信号を発生する超音波発生部と、前記超音波発生部から出力された音波が導管内の流体を感知する超音波受信部で構成されて、ドップラー効果を利用して演算によって体液(尿)量を計測するようにすることもできる。
【0063】
このような光センサーを利用して液体の流量を計測する利点は透明なプリズム形態のセンサー管44の外部に光センサーが装着されて体液(尿)通路32Aと32B導管内で通る体液(尿、血液)に計測部センサーが全く汚染されることがなく、永久的寿命が保障されて速やかな計測及び管理が非常に衛生的なことなどの多くの利点が挙げられる。
【0064】
このような特性は他の種類の流量測定センサーの場合と比べるとその優秀性がもっと目立つ。例えば導管内のインペラの回転数を反映して流体量を計測する一方的方式の場合、主な2種の問題点がある。第一は誤差が大きい。すなわち、流体(体液、特に尿)が導管内部を通り過ぎる時液体と気泡が一緒にインペラの回転に寄与するので測定値の誤差が大きくなる。二番目は非衛生的で故障が頻繁である。体液(特に尿、血液など)の流体には各種塩と有機物質などが多量存在するので容易に異物が形成されてインペラの回転がなだらかではなくなってこのような異物質の蓄積は悪臭及び汚染の根源になる。その他に熱センサーを利用した場合は費用がかさむだけでなく体液に直接露出しなければならないので容易に腐食されて故障が頻繁になる。
【0065】
体液成分測定センサー
以下、体液成分測定の説明は便宜上体液量測定の場合について、前記体液を尿(ゆばり)に限定して記述するが体液成分測定の場合は尿に限定されるのではなくてこれは上述した多くの種類の体液(特に、尿と血液)に内包された特定成分に対する計測にも応用可能と理解される。
【0066】
体液成分測定センサーは体液(血液、リンパ液、尿、唾液、汗など)の特定成分に応じるセンサーとして体液(特に血液、尿)が触れる箇所であればどんな位置に固定しても等しい効果を得ることができる。
【0067】
本発明は1回用センサーであるバイオセンサーに体液をつけた後図1のディスプレー及び制御部12に挿入させて成分を分析することを説明しているが、前記制御部と電気的信号伝達が可能な構造なら体液と接触する部位ならどこに装着させても特定成分の計測、メモリーに保存及び出力などの機能を遂行することができる。したがって定量測定センサーと一緒に体液(尿)収集部の前方部である収集口、体液(尿)収集部の後段部であるアダプタ、本体内の駆動部前方部例えば、収集部のアダプタが装着される連結溝15または駆動部後方部例えば、排出部35または保存部などが可能である。
【0068】
前記で説明した体液成分測定センサーは酵素で構成されたバイオセンサー(BS)である。
前記バイオセンサーでは本発明者たちの先に出願された発明韓国特許出願2005年第51645号で提案したセンサーを使うのが好ましい。
このバイオセンサーは固定化膜用磁気組み立て単一層の構造を持っており、3-モメルカプトプロピオン酸(3-mercaptopropionicacid)によって製造し単一層の固定膜が形成されるように構成されている。
このセンサーは、多孔質シリコーンを基質として使って製造し、その感度は平面電極より3倍位増加され、より効果的な体液中の特定成分を計測することができる。
【0069】
本発明の目的を果たすことができる範囲内でこのような酵素センサー外にも適切に製造された免疫センサー、DNAセンサー、細胞センサーを使うことができ、その他にも実験室チップの使用も可能である。
【0070】
以下は制御部に対して説明する。
本発明のディスプレー及び制御部12は、本発明者の先の出願された発明韓国特許第494365号に開示された駆動部及び各保存部のセンサーを制御する機能に加えて、計測部と出力部を制御する主要な機能が追加された。
【0071】
計測部で測定した体液の量と特定成分のデータ値をメモリーに記憶保存させて特定数式(前記表2に*FENa+とRenal Failure Index数式)にそのデータ値を入力してその結果を根拠として患者の状態を診断評価することができる機能も有している。
例えば[表2]に説明された*FENa+ = Urine(Na+/Cr)/Plasma(Na+/Cr)
数式に計測部で測定した尿中のNa+濃度、尿中のCr濃度、血液中のNa+濃度、血中Cr濃度などを代入して演算した結果が1より大きければ腎臓に問題があることと診断し、1より小さければ循環系に問題があると診断することができる。
前記のような方式で
*Renal Failure Index = U(Na+)/GFR = Urine Na+/(Urine Cr/Plasma Cr)の数式に対する値も演算して診断に活用することができる。
【0072】
以下は出力部に対する説明である。
本発明の出力部は前記計測部で測定した値を出力する手段として測定された値を出力するディスプレー部及び制御部(図1の12)を含んでいる。
出力部とは、内臓プリンター、液晶画面、USBフォト及び有無線出力装置などを包含する。このような出力装置の中でプリンターの場合は別途の外装形態で構成させることもできる。
前記出力部にはUSBフォトをさらに具備し、外部メモリー記憶素子を通じて計測されたデータを伝達保存されるように構成することができるし、前記出力部に無線通信のためのRF装置またはブルルトスチップなどをさらに含ませることができるし、このような構成を通じて、本発明の恩恵を受ける各病室の個々の患者の体液から得ることができる各種データを、病棟の中央コンピューターに、その計測値をリアルタイムで送ることができるので効率的な医療管理が可能になる可能性がある。
それだけでなく、USBフォトによる個人コンピューターとの連携は図15に示されるようにインターネットによって病院の主コンピューター(maincomputer)に連結されることができ、在宅患者の体液から得ることができる各種データを病院の主治医に直接送ることができるので遠隔診療の可能性を広げる。
さらに、本発明は質量測定概念を取り入れてロードセル(LoadCell)によって体液(尿)量の計測が可能で前記ロードセルの埋め込み装着位置は可変的に着脱型にするとか、前面または側面挿脱型で製作することができるので排尿能力がない患者に好ましく使うことができる特徴がある。
【産業上の利用可能性】
【0073】
本発明は各種緊急内外科的循環血液不足患者の排尿が可能な患者及び排尿能力がない患者の体液(尿)収集部に排出された体液(尿)をセンサーで認識して自動で吸引処理して排尿時刻及び尿量を正確に測定してメモリーに保存記録すること、記録されたデータの単純出力だけでなく前記表2に紹介された*FENa+とRenal Failure Index数式等を制御部で演算されるようにして、その数式値を根拠として患者の状態を臨床現場で迅速に診断することが可能であり、医療陣が患者の状態によって迅速に適切な医療サービスを提供可能にする効果がある。
また、本発明は排尿が可能な患者の人体に挿入する既存の導尿管を使わないので既存導尿管の副作用である泌尿器系感染を大きく減らすことができる。また、このような導尿管による泌尿器系2次感染で病院内抗生剤耐性菌株が非常に増加している実情から、既存疾患(underlyingdisease)が重篤である、免疫が弱い患者の場合は泌尿器系を超えた血行性感染につながって生命を失うというような状態の患者に対して非常に重要な機能が発揮できる。
従来、腎臓機能評価のために体液(尿及び血液)の定性分析をする時、採取した体液試料を臨床病理室にもって行き、24時間以上が経った後にその結果が分かっていたが、本発明は必要な患者ひとりひとりに備えられることで、体液(尿及び血液)の特定成分値を約1分以内に測定して診断ができるので医療陣が迅速に患者の状態を修復治療することができる効果がある。
現代医療技術では各種血管性疾患(脳梗塞、心筋梗塞など)に対して血管造影術が多く施行されているが、この時使う造影剤はその副作用によって腎臓機能が急速に悪くなることがある。現状の医療陣は24時間以上が経た後に初めてその結果を把握して臨床的措置を取っておいる。実際の臨床の場では、腎臓毒性物質は血管造影剤に限らず、治療のための多様な薬物が腎臓毒性を持っており、これらは腎臓細胞を急激に破壊して急性腎臓疾患が重篤になることがあるが、従来技術ではこのような患者状態を早期に判別することができる手段がなかった。医師ひとりひとりの経験に寄り掛かっている実情で、遅れた対応(24時間放置された後)によって腎臓細胞損傷(renalscar)が招来されているにもかかわらず、何らの対策がないの実情である。特に、腎臓細胞は一度損傷されれば、また細胞分裂をしないから損傷された腎臓機能は永遠に修復することができない。このような点で、本発明はその大切さと優秀性を強調しなければならない効果がある。すなわち、本発明によれば、急性腎臓疾患評価以外に慢性腎臓疾患の診断評価及び予後評価が可能であり、すなわち尿糖、尿蛋白、血中尿素urea、血中Cr、尿のpH等の特定指標を測定した後、慢性腎不全に対するさらに精緻な治療処置及び予後を予測することが可能であり、代表的には糖尿病性腎臓疾患管理に大きい寄与ができるという効果がある。
また本発明によれば、前記主な臨床的効果以外にも医療陣の労働力の効率性向上効果を持つことができる。従来は患者の排尿量をリアルタイム把握するためにいちいち人力によって尿排液バッグに集まった尿量を毎時間毎にチェックして記録して来たが、本発明によれば、排尿時刻、1回排尿量、1日総排尿量、1回平均排尿量及び排尿様態などを自動的に記録維持することが可能であり、医療陣が所望すれば直ちにデータを提供することができる効果がある。
本発明の前記効果によれば、尿失禁、前立腺肥大症、頻尿、夜尿症、尿崩症など多様な排尿関連疾患の診断及び予後評価管理が可能で、在宅管理される慢性疾患者たちの場合患者の体液成分及び排尿量などの計測値をUSBフォトを通じて各患者個人コンピューターと連携して主治医に周期的に送ることができるので遠隔診療が可能であり、したがって病院では数多い在宅患者を同時に効率的に管理することができ、患者の立場としては家でも手軽く医療サービスを受けることができる効果がある。
本発明によれば、排尿能力がない患者のために、従来の導尿管に連結された排尿液バッグ(UrineBag)を使うとか、ロードセル(LoadCell)が埋め込み装着された、箱型の着脱式本体構造であるので、質量計測方式による体液(尿)量と尿成分分析がいつも可能であるので、排尿能力と関係なく、すべての患者に体液の定量及び定性分析医療サービスを提供することができるすぐれた効果があり、保健医療産業上非常に有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】図1は本発明の好ましい実施例を示す体液の定量及び定性分析装置を示した斜視図、
【図2】図2はそれぞれ他の実施例の本発明分析装置の斜視図で、aは上部筒と下部筒の分解された状態を示し、上下結合分離型の分解斜視図、bは前後挿入分離型の分解斜視図、
【図3】図3は本発明分析装置で上部筒の背面詳細斜視図、
【図4】図4は本発明の分析装置の連結溝を詳しく示した部分斜視図、
【図5】図5は本発明分析装置の体液収集部に連結されるアダプタを示した斜視図、
【図6】図6は本発明分析装置の体液収集部に連結されるアダプタの分離状態を示した斜視図、
【図7】図7は本発明分析装置の体液収集部に連結されるアダプタに挿入されたフィルターを示した斜視図、
【図8】図8は本発明分析装置の尿保存部と結合されるパッキング部の内部を詳しく示した図面、
【図9】図9は本発明者の先の出願発明の集尿装置で尿が流れる通路を示した断面図、
【図10】図10は本発明分析装置の内部で体液(尿)が流れる通路を示した断面図、
【図11】図11は本発明分析装置の保存部を取り替える1回用パックとその結合状態を示した斜視図、
【図12】図12は本発明分析装置において体液(尿)の有無を感知するセンサーの好ましい実施例を示した断面図、
【図13】図13は本発明分析装置において体液(尿)の有無を感知するセンサーで体液(尿)がない場合の光の進行経路を示した図面、
【図14】図14は本発明分析装置において体液(尿)の有無を感知するセンサーで体液(尿)がある場合の光の進行経路を示した図面、
【図15】図15は本発明分析装置がコンピューターとデータ通信する実施例を示した斜視図、
【図16】図16は本発明のまた他の実施例として排尿能力がない患者用に適したロードセル(loadcell)を内蔵した分析装置斜視図、
【図17】図17は本発明の排尿能力がない患者用に適した分析装置の多様な結合状態を示した斜視図、
【図18】図18は本発明分析装置の他の実施例の本体上部筒構造の詳細ブロック図面、
【図19】図19は本発明分析装置の他の使用例として導尿管に連結された尿排液懐(UrineBag)に表示された度盛りを読む方式の使用状態図である。
【符号の説明】
【0075】
10:上部筒 11、21:取っ手
15:連結溝 20:下部筒
12:ディスプレー及び制御部 18:バッテリー
19:プリンター 30:ボタン
22:パッキング部 26:尿保存部
31:水位感知センサー 32A、32B:尿通路
33A、33B:洗滌水供給路 35:排出部
16:洗滌水保存部 M1、M2:モーター
36:空気浄化用フィルター 37:フィルター固定具
40:アダプタ 41:アダプタ上部胴
42:アダプタ下部胴 44:計測部センサー管
54:異物除去用フィルター 55:弾性支持片
100:分析装置 104:発光部
106:受光部 110:ロードセルが連結された掛けがね
120:プリズム 190:ロードセル
200:排尿液懐 300:導尿管

【特許請求の範囲】
【請求項1】
排泄される体液を集める体液収集部と、ビデ洗浄のための洗滌水を保存する保存部と、前記体液(尿)収集部に集められた体液を尿保存部に移動させて前記洗滌水保存部の洗滌水を前記体液収集部に移動させる駆動部と、前記駆動部の動作を制御する制御部で構成された本体において、
前記体液収集部に集められる体液の定量及び成分を測定する計測部と、前記計測部で測定された値を示す出力部がさらに付加的に構成され、前記計測部及び出力部を本体内に含まれるように構成させたことが特徴である体液の定量及び定性分析装置。
【請求項2】
前記制御部にCcr(mL/min) = (Urine Cr x Volume)/Plasma Crの数式が入力されていてその数式によって演算が可能で患者の疾患状態を評価することができることを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項3】
前記制御部にFE Na+ = Urine(Na+/Cr)/Plasma(Na+/Cr)の数式が入力されていてその数式によって演算が可能で患者の疾患状態を評価することができることを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項4】
前記制御部にRenal Failure Index = U(Na+)/GFR = Urine Na+/Urine Cr/Plasma Cr)の数式が入力されていてその数式によって演算が可能で患者の疾患状態を評価することができることを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項5】
前記駆動部と保存部の連結通路は上下垂直方向で構成されたことが特徴である請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項6】
前記本体の上部に計測部、出力部、駆動部及び制御部が含まれて、本体下部に尿保存部が構成されたことが特徴である請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項7】
前記本体の上部には保存部が含まれて、前記本体下部には計測部、出力部、駆動部及び制御部が構成されていることが特徴である請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項8】
前記計測部内に定量測定センサーが装着されたことが特徴である請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項9】
前記計測部内に定性測定センサーが装着されたことが特徴である請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項10】
前記計測部内に定量測定センサーと定性測定センサーが同時に装着されたことが特徴である請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項11】
前記計測部の定量測定センサーは光センサーを使うことが特徴である請求の範囲第8項または第10項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項12】
前記計測部の定量測定センサーはドップラー効果を利用するための超音波発生素子で構成したことが特徴である請求の範囲第8項または第10項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項13】
前記光センサーは複数個設置してその測定値を平均して計測精密度を高めることを特徴とする請求の範囲第11項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項14】
前記尿成分を測定する計測部の定性センサーは3-モメルカプトプロピオン酸(3-mercaptopropionicacid)で製造して磁気組み立て単一層の固定膜が形成されるようにバイオセンサーで構成したのが特徴である請求の範囲第9項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項15】
前記計測部の定量測定センサーが本体の駆動部前に設置されることが特徴とする請求の範囲第8項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項16】
前記計測部の定量測定センサーが本体の駆動部後に設置されることを特徴とする請求の範囲第8項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項17】
前記計測部の定量測定センサーが本体の駆動部前と後に設置されることを特徴とする請求の範囲第8項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項18】
前記計測部の定量測定センサーが体液収集部に設置されることを特徴とする請求の範囲第9項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項19】
前記計測部の定性測定センサーが体液の駆動部前に設置されることを特徴とする請求の範囲第9項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項20】
前記駆動部前段にフィルターを内蔵されそのフィルターを容易に入れ替るように分離及び組み立てされるように構成したことを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項21】
前記体液収集部と連結されるアダプタ内に異物除去用フィルターが内蔵され、アダプタの上下胴が容易に分離及び組み立てされるように構成したことを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項22】
前記アダプタの下部胴を透明体で構成したことを特徴とする請求の範囲第21項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項23】
前記体液(尿)保存部内には液体を保存するように空間が形成された1回用パックと、前記1回用パックが着脱される構造を持つことを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項24】
前記出力部は計測部で測定された値を出力するディスプレー部及びUSBフォトを具備していることを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項25】
前記出力部にプリンターを内蔵したことを特徴とする請求の範囲第24項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項26】
前記出力部にコードレス通信のためのRF装置をさらに含ませたことを特徴とする請求の範囲第24項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項27】
前記体液(尿)保存部には空気浄化特性がある素材でなされた空気浄化用フィルターが組合されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項28】
前記本体内に別途の内部バッテリーが含まれていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項29】
前記洗滌水保存部に連結されている洗滌水供給路にはヒーター用コイルが巻取されていること特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項30】
前記駆動部の下部には体液保存部が満水位であることを感知する尿水位感知センサーが附着していることを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項31】
前記洗滌水保存部または体液保存部の水位感知センサーでは流体認識光学構造センサーで構成されたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項32】
前記洗滌水保存部または体液保存部の水位感知センサーでは電極センサーで構成されたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項33】
前記洗滌水保存部または体液保存部の水位感知センサーでは浮標で構成されたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項34】
前記洗滌水保存部または体液保存部の水位感知センサーでは磁石センサーで構成されたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項35】
前記本体の上部筒と下部筒はロードセル190が埋め込み装着されて連結された掛けがね110によって体液(尿)の質量を測定するように構成された請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項36】
前記ロードセル190は本体の上部筒下端または下部筒底部に可変的に埋め込み装着されたことが特徴である請求の範囲第1項または第35項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項37】
前記本体の上部筒と下部筒は上下結合型、前面挿脱型または側面挿脱型のひとつであることが特徴であるロードセル190は本体の上部筒下端または下部筒底部に可変的に埋め込み装着したことが特徴である請求の範囲第1項または第35項記載の体液の定量及び定性分析装置。
【請求項38】
前記洗滌水保存部の覆い内部に簡易覆いが構成されて覆いの外で洗浄水があふれないように構成されたことが特徴である請求の範囲第1項記載の体液の定量及び定性分析装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate


【公表番号】特表2009−515642(P2009−515642A)
【公表日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−541072(P2008−541072)
【出願日】平成18年11月15日(2006.11.15)
【国際出願番号】PCT/KR2006/004797
【国際公開番号】WO2007/058461
【国際公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(508144288)ハンメディックスシーオー.,エルティーディー. (1)
【出願人】(508080517)
【Fターム(参考)】