説明

他目的まな板

【課題】軽量で取り扱いが容易な、まな板であり食材をまな板の上で切り食材をのせたままトレーにし、そのまま食卓に出せるので食器の使用する量を減らすことにより、家事を軽減し又折りたため場所を取らずに収納できる多目的まな板を提供する。
【解決手段】本物品は平坦なシート状ポリプロピレン等の樹脂に内側に底部と側壁部を形成する谷型の折り目を設け、谷型の折り目に沿って内側に折り曲げることにより略角皿トレーを形成する。又側壁部先端から対面側壁部先端まで一本以上、直線の谷型折り目を設けることにより折りたため収納できる他目的まな板。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は平坦なシート状ポリプロピレン等の樹脂や紙素材又は樹脂と紙の複合体素材を使用し平坦なシートの状態では、まな板として使用し調理した食材をのせたまま、谷型の折り目に沿って曲げることにより、そのまま食器代わりの略角皿トレーとして使用でき、収納時には折りたため、場所をとらずに収納できる、まな板とトレーの機能を持つ他目的まな板。
【背景技術】
【0002】
従来、調理で食材を切る際まな板が使用されています。しかし重量が重く嵩が大きく使用後の洗い又収納が不便である。
【0003】
そこで、まな板の上にのせて使用する薄くて軽いポリプロピレン等樹脂素材のまな板シートや軽量されたまな板が市販又発明されています。しかし嵩が大きく収納が不便である。
【特許文献1】特許公開2005−13294号公報
【特許文献2】実用新案第3111611号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は軽量で取り扱いが容易な、まな板であり食材をまな板の上で切り食材をのせたままトレーにし、そのまま食卓に出せるので食器の使用する量を減らすことにより、家事を軽減し又折りたため場所を取らずに収納できる多目的まな板を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
図2の様に平坦な状態で食材をのせ、調理しその後に図3の様に谷型の折れ目に沿って内側に折り曲げることにより、略角皿状トレーを形成し図4のように折りたたみ収納できる多目的まな板。
【発明の効果】
【0006】
本発明により軽量である為誰でもが容易に扱えてその上、略角皿トレーになるので家庭で使用する食器を減らすことにより食器の洗う頻度を減らすことが出来、家事の手間も軽減する。又折りたためる為、従来のまな板やまな板シートより収納に場所をとらない他目的まな板を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明を図1、図2、図3、図4で説明する。図1で示すように本物品は平坦なシート状ポリプロピレン等の樹脂や紙素材又は樹脂と紙の複合体の素材で、略角皿トレーにする為の底部を画する矩形谷型の折り目1を側壁部の形成する1A、2A部を残し設ける。底部を画した矩形四隅先端から平坦シートの側壁部を形成する為の四方先端まで斜線谷型の折り目2を設け図3に示す様に谷型の折り目に沿って内側に折り曲げると、側壁部1A、2A部が立ち上がり略角皿トレーを形成する。尚本物品の素材は上記記入の素材が好ましが、金属や金属と樹脂の複合素材にても製造可能である。
【0008】
図2で示すように側壁部先端から対面側壁部先端まで直線の谷型の折り目3を1本以上設けることにより折りたためる。又側部に4の固定用切り込みを設けることにより図4で示す様に折りたたんだ先端3A部を挟み固定することができる。
【0009】
図2で示すように側部に4Aの吊り下げ用穴1箇所以上設けることにより吊り下げて収納できる。
【実施例】
【0010】
図2に示す様にシートの状態で、まな板として使用し図3のの様に谷型の折り目に沿て内側に折り曲げることによりそのまま略角皿トレーとして使用でき、図4に示す様に折りたたみ収納できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施形態に係る本用具の正面図
【図2】実施形態に係る本用具の正面図
【図3】実施形態に係る本用具のトレーにした図
【図4】実施形態に係る本用具の折りたたみの図
【符号の説明】
【0012】
1 底部と側壁部を形成する谷型の折り目
2 底部と側壁部を形成する谷型の折り目
1A 側壁部
2A 側壁部
3 折りたたみ用谷型の折り目
3A 折りたたみ先端部
4 折りたたみの際固定用切り込み
4A 吊り下げ用穴


【特許請求の範囲】
【請求項1】
本物品は平坦なシート状ポリプロピレン等の樹脂や紙素材又は樹脂と紙の複合体素材に平坦なシート内側に底部と側壁部を形成する為、側壁部の長さを控え、シート内側に底部を画する矩形の谷型の折れ目を設け、底部を画した矩形四隅先端から平坦シートの側壁部を形成する為の四方先端まで斜線谷型の折り目を設け谷型の折り目に沿うように内側に折り曲げることにより、略角皿状トレーを形成する多目的まな板。
【請求項2】
請求項1の平坦なシートを折りたたみ収納を容易にする為、側壁部先端から対面側壁部先端まで直線の谷型の折れ目1本以上設ける事により折たため、折りたたんだ先端部分を保持する為の切り込みを側壁部に設けることにより折りたたんだまま収納できる多目的まな板。
【請求項3】
請求項1の中に請求項2が設けられていることにより平坦なシートが底部と側壁部を形成する為に設けられた谷型の折り目に沿って内側に折り曲げることにより略角皿状トレーを形成し、収納の際にコンパクトに折りたためる多目的まな板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−101049(P2009−101049A)
【公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−277465(P2007−277465)
【出願日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【出願人】(596125343)
【Fターム(参考)】