説明

低コストのトリガー式噴霧器

【課題】 トリガー式噴霧器を低コストで製作することを可能とする。
【解決手段】 トリガー式噴霧器は、ピストンボア22が備えられるハウジング6と、前記ピストンボア内に往復運動するように装着されたピストン21とを含む。ハウジングは、通路入口から通路出口に液体を通過させる流動通路をさらに含む。アクチュエータ14は、ピストンをピストンボア内でピストンボア内に減圧を生成する真空ストロークとピストンボア内に増圧を生成する圧縮ストロークとの間で往復運動させるように作動可能である。流動通路内のバルブユニット19は、アクチュエータの作動時に流動通路を通過する液体の流動を制御する。バルブユニットは、チェックバルブ2及びプライミングバルブ1をさらに含む。噴霧器は、この噴霧器を容器に装着するための蓋9を有し、蓋は、ハウジングと別個に形成されてハウジングに固定され、チェックバルブのバルブシート8は蓋に形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、噴霧器に関するもので、より詳細には、低コストで製作することを可能としたトリガー式噴霧器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
揺動するトリガー(引金)の揺動運動をピストンの往復動に変換して、垂下した吸い込みチューブより液体容器内の液体を吸い込んで、ノズルより噴出させるトリガー式噴霧器が公知である(例えば、特許文献1)。
【0003】
この種の噴霧器においては、ピストンはピストンボア領域内に進入することによりその内圧を高めて液体を噴出し、ピストンボア領域内より退出することによりその内圧を低めて負圧により容器内の液体を吸い込む作用を果たす。そして、この場合、ピストンは指先により連結されたトリガーを手前に引くことによりピストンボア領域内に進入し、指先の力を弱めることにより予め設けられた圧縮コイルバネの附勢力によりシリンダー内より退出していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実公昭61−920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術においては金属部品を使用しており、液体等によって経年劣化する問題があり、また、噴霧器の全てを合成樹脂で構成することの妨げとなり、部品の合理化の上において問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明は、以上の問題点を解決したトリガー式噴霧器を提供することを目的として創作されたものである。すなわち、請求項1に記載の本願発明のトリガー式噴霧器は、
ピストンボアを備えたハウジングと、
前記ピストンボア内に往復運動するように装着されたピストンと、
通路入口から通路出口に液体を通過させるための前記ハウジング内の流動通路と、
前記ピストンを前記ピストンボア内で前記ピストンボア内に減圧を生成する真空ストロークと前記ピストンボア内に増圧を生成する圧縮ストロークとの間で往復運動させるように作動可能なアクチュエータと、
前記アクチュエータの作動時に前記流動通路を通過する液体の流動を制御するための前記流動通路内のバルブユニットと、
噴霧器を容器に装着するための蓋と、を含み、
前記バルブユニットは、チェックバルブ及びプライミングバルブをさらに含み、前記蓋は、前記ハウジングと別個に形成されて前記ハウジングに固定され、前記ピストンの前記圧縮ストローク中に前記チェックバルブと密封・結合するチェックバルブシートを有する、構成よりなる。
【0007】
また、請求項2記載のトリガー式噴霧器は、請求項1記載のトリガー式噴霧器において、バルブユニットを、一体型のプラスチックモールディングとした構成よりなる。
【0008】
また、請求項3記載のトリガー式噴霧器は、請求項1記載のトリガー式噴霧器において、バルブユニットをハウジング内でほぼ垂直に装着した構成よりなる。
【0009】
また、請求項4記載のトリガー式噴霧器は、請求項1記載のトリガー式噴霧器において、蓋をバイオネット式とした構成よりなる。
【0010】
また、請求項5記載のトリガー式噴霧器は、請求項1記載のトリガー式噴霧器において、蓋をねじ山が形成されたボルト固定式とした構成よりなる。
【0011】
また、請求項6記載のトリガー式噴霧器は、請求項1記載のトリガー式噴霧器において、 チェックバルブを、前記ピストンの前記圧縮ストローク中に前記蓋の前記チェックバルブシートの環状表面と整合して噛み合う環状表面を有するフレアスカートを含むようにした構成よりなる。
【0012】
また、請求項7記載のトリガー式噴霧器は、請求項6記載のトリガー式噴霧器において、チェックバルブのスカートを蓋からほぼ外側に向かう方向に広がるようにした構成よりなる。
【0013】
また、請求項8記載のトリガー式噴霧器は、請求項7記載のトリガー式噴霧器において、 組み立て時に、バルブユニットを、蓋をハウジングと組み立てる前にハウジングと組み立てるようにした構成よりなる。
【0014】
また、請求項9記載のトリガー式噴霧器は、請求項7記載のトリガー式噴霧器において、 組み立て時に、バルブユニットを、蓋をハウジングと組み立てる前に蓋と組み立てるようにした構成よりなる。
【0015】
また、請求項10記載のトリガー式噴霧器は、請求項7記載のトリガー式噴霧器において、プライミングバルブを、ピストンの真空ストローク中にハウジングのプライミングバルブシートの環状表面と整合して噛み合う環状表面を有するほぼ直線状のスカートを含むようにした構成よりなる。
【0016】
また、請求項11記載のトリガー式噴霧器は、
ピストンボアを備えたハウジングと、
前記ピストンボア内に往復運動するように装着されたピストンと、
通路入口から通路出口に液体を通過させるための前記ハウジング内の流動通路と、
前記ピストンを前記ピストンボア内で前記ピストンボア内に減圧を生成する真空ストロークと前記ピストンボア内に増圧を生成する圧縮ストロークとの間で往復運動させるように作動可能なアクチュエータと、
前記アクチュエータの作動時に前記流動通路を通過する液体の流動を制御するための前記流動通路内のバルブユニットと、
トリガー式噴霧器を容器に装着するための蓋と、を含み、前記バルブユニットはチェックバルブ及びプライミングバルブをさらに含み、前記チェックバルブは環状表面が備えられるフレアスカートを有し、前記蓋は前記ハウジングと別個に形成されて前記ハウジングに固定され、前記蓋は環状バルブシートを有し、前記チェックバルブの環状表面は前記ピストンの前記圧縮ストローク中に前記蓋の前記環状バルブシートと密封・結合され、前記チェックバルブの前記スカートは前記蓋からほぼ外側に向かう方向に広がることを特徴とする構成よりなる。
【0017】
また、請求項12記載のトリガー式噴霧器は、請求項11記載のトリガー式噴霧器において、プライミングバルブを、ピストンの前記真空ストローク中にハウジングの環状プライミングバルブシートと整合して噛み合う環状表面を有するほぼ直線状のスカートを含むようにした構成よりなる。
【0018】
また、請求項13記載のトリガー式噴霧器は、請求項12記載のトリガー式噴霧器において、バルブユニットを一体型のプラスチックモールディング構成とし、チェックバルブとプライミングバルブは軸方向整列状態で離隔させた構成よりなる。
【0019】
また、請求項14記載のトリガー式噴霧器は、請求項13記載のトリガー式噴霧器において、バルブユニットをハウジング内でほぼ垂直に装着した構成よりなる。
【発明の効果】
【0020】
全てがプラスチック製である本願発明のトリガー式噴霧器は、高品質を維持しながら、重量と製造コストを減少させるために最小限のプラスチックと構成要素を使用するように構成される。一方、チェックバルブシートを噴霧器ハウジングではなく蓋に形成することにより、噴霧器ハウジングとバルブユニットの組み立てが非常に容易になり、低コストで製作することが可能となる効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本願発明のトリガー式噴霧器の側断面図である。
【図2】本願発明のトリガー式噴霧器の正面図である。
【図3】本願発明のトリガー式噴霧器の分解図である。
【図4】本願発明のトリガー式噴霧器のバルブユニットの斜視図である。
【図5】バルブユニットを内蔵する図1の部分拡大断面図である。
【図6】図1の噴霧器におけるトリガーとスプリングとの結合領域を示す断面図である。
【図7】本願発明のトリガー式噴霧器の側断面を斜視図で示した図である。
【図8】本願発明のトリガー式噴霧器を底面方向から観察した斜視図である。
【図9】本願発明の一実施例に係る蓋と瓶の首部の構成を示す分解斜視図である。
【図10】同上、蓋と瓶の首部を他の方向から示す分解斜視図である。
【図11】同上、組み立てられた状態の蓋及び瓶の首部を示す斜視図である。
【図12】同上、底面方向から観察した蓋及び瓶の首部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図面に示したトリガー式噴霧器は、いずれもプラスチック材料で製造され、広範囲な出力量で分配を行うように製造される。この構成は、家庭用化学製品、芝及び庭園製品、自動車用製品などから得られる多くの液体製品を分配する際に使用される。
【0023】
該当の構成は、ピストンボア領域22内に吸引される液体を圧縮する一体型ピストン21を使用する開閉バルブシステム(open and closed opposing valve system)である。瓶からピストンチャンバ内に液体を引き込むために引水チューブ23が使用される。一旦、液体がチェックバルブ領域2を経てピストンチャンバ内に吸引されれば、アクチュエータによってピストンがボア内に押し戻されることによってチェックバルブを閉鎖し、液体をノズル24内に加圧するプライミングバルブ領域(priming valve area)1を開放し、液体を渦流チャンバ内で再び圧縮する。ここで、液体は、ノズルオリフィス25を介して放出されるとき、渦流チャンバの構成種類によって噴霧又は泡沫になる。
【0024】
図面に示したトリガー式噴霧器は、プラスチック復帰スプリング3を有し、このプラスチック復帰スプリングは、蓋構成要素20を内蔵するトリガー噴霧器の内面4の上部にモールディングされたり機械的に付着される。プラスチック復帰スプリング3がハウジング6内に組み立てられると、プラスチック復帰スプリングはアクチュエータ14に対して偏向(bias)を提供し、ストロークをそれぞれ圧縮した後でアクチュエータを休止位置に復帰させる。
【0025】
図面に示したトリガー式噴霧器は、プライミング及びチェック機能のための一体型バルブシステム19を含む。バルブシステム19の上部1(プライミング機能)は直線状の直径チューブとして形成され、バルブシステム19の下部2(チェック機能)は截頭円錐状に形成される。一体型バルブシステム19の最上部5はハウジング6の内面に対して停止部を提供し、一体型バルブシステム19をハウジング構成要素6のプライミングバルブ領域1と整合用バルブシート領域7のみならず、バイオネット(bayonet)構成要素9のチェックバルブ領域2と整合用バルブシート領域8に対して正確な関係で配置させる。プライミングバルブシート領域7をハウジング6内に設計し、チェックバルブシート領域8を別個のバイオネット領域9内に設計すると、モールディング、組み立て及び品質性能向上において大きな利点があり、且つ製造コストを節減できる。一体型バルブシステム19の下部上のリブ10は、バイオネット構成要素9の表面11と一体型バルブシステム19の表面12との間に製品の流れのための間隙を提供するだけでなく、一体型バルブシステム19の最上部5を正確な位置でハウジング構成要素6の表面13に対して維持する。
【0026】
図面に示したトリガー式噴霧器は、トリガー式噴霧器を瓶に固定できるようにバイオネット蓋システム9を含む。別個の構成要素であり、且つ多くの他の効率的でないバイオネット構成のように、ハウジングの一部又は任意の外側保護板構成要素でないバイオネットシステム9は、異なる瓶の首の大きさに合わせて蓋システムの直径を容易に変更できる。さらに、バイオネットシステム9は、子供保護要部15を(1個、2個又はそれ以上)有する。子供保護要部15は、瓶の細部16から分離するために圧着しなければならない。
【0027】
図面に示したトリガー式噴霧器は、噴霧又は発泡のために流体の機械的破壊を提供し、ハウジング構成要素6内への容易な組み立てを可能にするために管状の形態であって、容易に製造される単純な構成要素で構成される渦流構成要素17を含む。また、管状の形態は、ハウジング6の領域18の内側で過度な間隙を除去し、非常に優れた噴霧又は泡沫の移送を提供する。
【0028】
全てがプラスチック製である本願発明のトリガー式噴霧器は、高品質を維持しながら、重量と製造コストを減少させるために最小限のプラスチックと構成要素を使用するように構成される。
【0029】
トリガー式噴霧器の機能は、上述した説明から明らかである。圧縮ストロークでトリガーアクチュエータ14を引くとピストンボア22内の圧力が増加し、チェックバルブ2を閉鎖することによってピストンボアから引水チューブ23と容器に向かう液体の流動が防止され、プライミングバルブ1を開放することによってピストンボア内の液体を噴霧器ノズルに流動させる。真空ストロークでトリガーアクチュエータを解除すると、プライミングバルブ1を閉鎖することによってピストンボア内に減圧を生成し、チェックバルブ2を開放することによって、容器からの液体を引水チューブ23を介してピストンボアに流動させる。チェックバルブシート8を噴霧器ハウジング6ではなく蓋9に形成すれば、噴霧器ハウジングとバルブユニット19の組み立てが非常に容易になる。バルブユニット、蓋及びハウジングの組み立ては、まず、バルブユニット(プライミングバルブを先に)をハウジング内に挿入した後、蓋とハウジングを蓋内に配置されたチェックバルブと組み立てることで、又は、バルブユニットと蓋を蓋内のチェックバルブと予め組み立てた後、バルブユニット(プライミングバルブを先に)をハウジング内に挿入し、蓋をハウジングに組み立てることで、高速自動化装備によって達成される。両方の組み立て方法において、プライミングバルブをハウジング内に挿入するとき、プライミングバルブが動かないようにする干渉がプライミングバルブスカートとハウジングの壁との間に形成されない。
【0030】
以上では、蓋がバイオネット式である場合を示しているが、代案として、蓋9は当分野で広く知られているようにねじ山が形成されたボルト固定式のものでもあり得るという点に留意しなければならない。
【符号の説明】
【0031】
1 プライミングバルブ
2 チェックバルブ
3 プラスチック復帰スプリング
6 ハウジング構成要素
8 チェックバルブシート
9 バイオネット構成要素
19 バルブシステム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピストンボアを備えたハウジングと、
前記ピストンボア内に往復運動するように装着されたピストンと、
通路入口から通路出口に液体を通過させるための前記ハウジング内の流動通路と、
前記ピストンを前記ピストンボア内で前記ピストンボア内に減圧を生成する真空ストロークと前記ピストンボア内に増圧を生成する圧縮ストロークとの間で往復運動させるように作動可能なアクチュエータと、
前記アクチュエータの作動時に前記流動通路を通過する液体の流動を制御するための前記流動通路内のバルブユニットと、
噴霧器を容器に装着するための蓋と、を含み、
前記バルブユニットは、チェックバルブ及びプライミングバルブをさらに含み、前記蓋は、前記ハウジングと別個に形成されて前記ハウジングに固定され、前記ピストンの前記圧縮ストローク中に前記チェックバルブと密封・結合するチェックバルブシートを有することを特徴とするトリガー式噴霧器。
【請求項2】
前記バルブユニットは、一体型のプラスチックモールディング構成を有する、請求項1記載のトリガー式噴霧器。
【請求項3】
前記バルブユニットは前記ハウジング内でほぼ垂直に装着される、請求項1記載のトリガー式噴霧器。
【請求項4】
前記蓋はバイオネット式である、請求項1記載のトリガー式噴霧器。
【請求項5】
前記蓋はねじ山が形成されたボルト固定式である、請求項1記載のトリガー式噴霧器。
【請求項6】
前記チェックバルブは、前記ピストンの前記圧縮ストローク中に前記蓋の前記チェックバルブシートの環状表面と整合して噛み合う環状表面を有するフレアスカートを含む、請求項1記載のトリガー式噴霧器。
【請求項7】
前記チェックバルブの前記スカートは前記蓋からほぼ外側に向かう方向に広がる、請求項6記載のトリガー式噴霧器。
【請求項8】
組み立て時に、前記バルブユニットは、前記蓋を前記ハウジングと組み立てる前に前記ハウジングと組み立てられる、請求項7記載のトリガー式噴霧器。
【請求項9】
組み立て時に、前記バルブユニットは、前記蓋を前記ハウジングと組み立てる前に前記蓋と組み立てられる、請求項7記載のトリガー式噴霧器。
【請求項10】
前記プライミングバルブは、前記ピストンの前記真空ストローク中に前記ハウジングのプライミングバルブシートの環状表面と整合して噛み合う環状表面を有するほぼ直線状のスカートを含む、請求項7記載のトリガー式噴霧器。
【請求項11】
ピストンボアを備えたハウジングと、
前記ピストンボア内に往復運動するように装着されたピストンと、
通路入口から通路出口に液体を通過させるための前記ハウジング内の流動通路と、
前記ピストンを前記ピストンボア内で前記ピストンボア内に減圧を生成する真空ストロークと前記ピストンボア内に増圧を生成する圧縮ストロークとの間で往復運動させるように作動可能なアクチュエータと、
前記アクチュエータの作動時に前記流動通路を通過する液体の流動を制御するための前記流動通路内のバルブユニットと、
トリガー式噴霧器を容器に装着するための蓋と、を含み、前記バルブユニットはチェックバルブ及びプライミングバルブをさらに含み、前記チェックバルブは環状表面が備えられるフレアスカートを有し、前記蓋は前記ハウジングと別個に形成されて前記ハウジングに固定され、前記蓋は環状バルブシートを有し、前記チェックバルブの環状表面は前記ピストンの前記圧縮ストローク中に前記蓋の前記環状バルブシートと密封・結合され、前記チェックバルブの前記スカートは前記蓋からほぼ外側に向かう方向に広がるトリガー式噴霧器。
【請求項12】
前記プライミングバルブは、前記ピストンの前記真空ストローク中に前記ハウジングの環状プライミングバルブシートと整合して噛み合う環状表面を有するほぼ直線状のスカートを含む、請求項11記載のトリガー式噴霧器。
【請求項13】
前記バルブユニットは一体型のプラスチックモールディング構成を有し、前記チェックバルブとプライミングバルブは軸方向整列状態で離隔している、請求項12記載のトリガー式噴霧器。
【請求項14】
前記バルブユニットは前記ハウジング内でほぼ垂直に装着される、請求項13記載のトリガー式噴霧器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−101212(P2012−101212A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−278213(P2010−278213)
【出願日】平成22年12月14日(2010.12.14)
【出願人】(510329279)ダリン カンパニーリミテッド (1)
【Fターム(参考)】