説明

保護カバーを備えた破断開口容易な容器

【課題】破断開口容易な容器について、キャップのための螺合手段や係合手段を容器本体に設けることなく、弱化部をできるだけ弱化させて開封し易くしても、開封前に誤って弱化部が破断されることがなく、しかも、開封時には、弱化部を破断するためのツイストオフ操作を正確に行うことができるようにする。
【解決手段】容器本体と封鎖体とが弱化部を介して一体的に形成された破断開口容易な容器1に対して、容器本体2の口頸部24に摺接する摺接部となる面61と、封鎖体3の摘み部32に当接する当接部となる面62とを一体的に形成した保護カバー6を、その当接部となる面62を封鎖体3の摘み部32に当接させた状態で、その摺接部となる面61に容器本体2の口頸部24を嵌合させて、口頸部24の外周面の周方向に沿って回動可能なように取り付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開口部を有する容器本体と、容器本体の開口部を封鎖する封鎖体とが、両者の境界に形成される破断容易な弱化部を介して一体的に形成された、所謂ツイストオフ容器と呼ばれる破断開口容易な容器に関し、特に、弱化部をできるだけ弱化させて開封し易くしても、開封前に誤って弱化部が破断されることがなく、しかも、開封時には、弱化部を破断するためのツイストオフ操作を正確に行えるような、保護カバーを備えた破断開口容易な樹脂製の容器に関する。
【背景技術】
【0002】
開口部を有する容器本体と、容器本体の開口部を封鎖する封鎖体とが、両者の境界に形成される破断容易な弱化部を介して一体的に形成されていて、封鎖体に形成された摘み部を摘んで捻ること(ツイストオフ操作)により容器本体の開口部を開口させる、所謂ツイストオフ容器と言われる樹脂製の容器が従来から知られている。
【0003】
そのようなツイストオフ容器では、容器本体から封鎖体を分離し易く(弱化部が破断され易く)するため、一般的に、容器全体がオレフィン樹脂で形成されているが、これに対して、近年、オレフィン樹脂よりも耐内容物性に優れて、内容物に対して不活性で樹脂臭のない(内容物に樹脂の臭いが移らない)ポリエステル樹脂からなる破断開口容易な容器の出現が望まれている。
【0004】
しかしながら、ポリエステル樹脂では、オレフィン樹脂よりも耐内容物性に優れているものの、オレフィン樹脂よりも粘りがあって、上記のような破断開口容易な容器に使用した場合には、封鎖体を捻って容器本体から封鎖体を分離する際に、弱化部が破断され難く、弱化部の破断部分で糸を引くような現象を引き起こすことがある。
【0005】
そこで、そのようなポリエステル樹脂からなる破断開口容易な容器の欠点を克服するために、弱化部を適宜手段で一層薄くしたり、弱化部付近の材質を脆く変性させたりしているが、そのように弱化部を破断させ易くし過ぎると、容器の展示中や搬送中に封鎖体が不用意に動かされた場合に、容器本体と封鎖体とが折り曲げられること(封鎖体を押し倒して弱化部を破断するスナップオフ操作と同様の作用)で、簡単に弱化部が破断されて、容器が誤って開封されてしまう虞がある。
【0006】
これに対して、容器本体と封鎖体とが破断容易な弱化部を介して一体的に形成されたポリエステル樹脂製の容器において、弱化部をできるだけ弱化させて開封し易くしても、開封前に誤って弱化部が破断されることがないようにするために、封鎖体や弱化部を非接触状態で覆うようなキャップを容器本体に着脱自在に冠着する、ということが本出願人の出願による下記の特許文献によって従来公知となっている。
【特許文献1】特開2008−137705号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上記のような従来公知のキャップを備えた破断開口容易な容器では、弱化部をできるだけ弱化させて開封し易くしても、開封前に誤って弱化部が破断されることがないという点では効果的であるが、その一方、キャップを装着するための螺合手段や係合手段を容器本体に設けることが必要となり、また、容器を開封しようとする際には、先ずキャップを取り外すという操作が必要となる。
【0008】
また、弱化部の破断により開口される開口部は、一般的に上方から見て円形に開口されるものであるが、キャップを取り外してから容器を開封しようとする際に、封鎖体を押し倒して弱化部を破断するスナップオフ操作によって開封すると、円形(環状)に破断される弱化部での円周方向での破断状態に不均一が出ることで、開口部の縁となる部分がきれいな状態に破断されない虞がある。
【0009】
そこで、封鎖体を捻って弱化部を破断するツイストオフ操作によって開封しようとする場合に、ツイストオフ操作により封鎖体に与えられる回動力が、容器の中心軸から回転軸がずれた状態で不正確に与えられた場合には、やはり円形(環状)に破断される弱化部での円周方向での破断状態に不均一が出ることとなって、開口部の縁となる部分がきれいな状態に破断されない虞がある。
【0010】
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、容器本体と封鎖体とが弱化部を介して一体的に形成された破断開口容易な容器について、キャップのための螺合手段や係合手段を容器本体に設けることなく、弱化部をできるだけ弱化させて開封し易くしても、開封前に誤って弱化部が破断されることがなく、しかも、開封時には、弱化部を破断するためのツイストオフ操作を正確に行うことができて、開口部をきれいに開口させられるようにすることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、上記のような課題を解決するために、口頸部の先端に開口部が形成された容器本体と、手で摘むための摘み部を備えて容器本体の開口部を封鎖する封鎖体とが、両者の境界に形成される破断容易な弱化部を介して一体的に形成された破断開口容易な容器に対して、容器本体の口頸部に摺接する摺接部と封鎖体の摘み部に当接する当接部とを一体的に形成した保護カバーが、その当接部を封鎖体の摘み部に当接させた状態で、その摺接部に容器本体の口頸部を嵌合させて、口頸部の外周面の周方向に沿って回動可能なように取り付けられているものであって、
保護カバーには、口頸部の外周面の対向部分にそれぞれ接触する一対の面と、その上方で封鎖体の摘み部の下縁部分に接触する一対の面と、その側方で封鎖体の摘み部の一方の面に接触する面とが、一つのブロックとして一体的に形成されており、口頸部の外周面の対向部分と接触する一対の面の間に容器本体の口頸部を嵌合させることで、この一対の面が、容器本体の口頸部に摺接する摺接部となり、その他の面が、封鎖体の摘み部分に当接する当接部となっていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
上記のような本発明の保護カバーを備えた破断開口容易な容器によれば、容器に保護カバーが取り付けられた状態で、一体的に形成された保護カバーの摺接部に容器本体の口頸部が嵌合され、且つ、当接部が封鎖体の摘み部に当接していることから、保護カバーの剛性によって容器本体と封鎖体とが折り曲げられることはない。そのため、容器の弱化部をできるだけ弱化させて、容器を開封し易くしても、容器を開封する前には、不用意に容器本体と封鎖体とが折り曲げられて弱化部が破断されるようなことはなく、容器が誤って開封されるのを保護カバーによって確実に防止することができる。
【0013】
また、容器の開封時には、容器に保護カバーを取り付けたままでも、ツイストオフ操作として封鎖体の摘み部を捻ると、保護カバーの摺接部を容器本体の口頸部の外周面に摺接させた状態で、保護カバーと共に封鎖体の摘み部を容器本体に対して回動させることができ、ツイストオフ操作によって弱化部を破断することができる。
【0014】
しかも、そのようなツイストオフ操作によれば、保護カバーが口頸部の外周面の周方向に沿って回動するのと連動することで、封鎖体の捻りが正確に容器の中心軸を回転軸とする回動となるため、弱化部を円周方向での均一な力によりむらなく破断することができて、開口部の縁となる部分をきれいな状態に破断することができる。なお、容器に保護カバーを取り付けたままでは、封鎖体を押し倒すようなスナップオフ操作によって弱化部を破断(円周方向での不均一な力による破断)することはできない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
容器本体と封鎖体とが弱化部を介して一体的に形成された破断開口容易な容器について、キャップのための螺合手段や係合手段を容器本体に設けることなく、弱化部をできるだけ弱化させて開封し易くしても、開封前に誤って弱化部が破断されることがなく、しかも、開封時には、弱化部を破断するためのツイストオフ操作を正確に行うことができて、開口部をきれいに開口させられるようにするという目的を、最良の形態として以下の各実施例に具体的に示すように、口頸部の先端に開口部が形成された容器本体と、手で摘むための摘み部を備えて容器本体の開口部を封鎖する封鎖体とが、両者の境界に形成される破断容易な弱化部を介して一体的に形成された破断開口容易な容器に対して、容器本体の口頸部に摺接する摺接部と封鎖体の摘み部に当接する当接部とを一体的に形成した保護カバーを、その当接部を封鎖体の摘み部に当接させた状態で、その摺接部に容器本体の口頸部を嵌合させて、口頸部の外周面の周方向に沿って回動可能なように取り付けるものであって、保護カバーには、口頸部の外周面の対向部分にそれぞれ接触する一対の面と、その上方で封鎖体の摘み部の下縁部分に接触する一対の面と、その側方で封鎖体の摘み部の一方の面に接触する面とを、一つのブロックとして一体的に形成しており、口頸部の外周面の対向部分と接触する一対の面の間に容器本体の口頸部を嵌合させることで、この一対の面を、容器本体の口頸部に摺接する摺接部とし、その他の面を、封鎖体の摘み部分に当接する当接部とする、ということで実現した。
【実施例】
【0016】
本発明の実施例である保護カバーを備えた破断開口容易な容器において、保護カバーを除いた容器(容器本体と封鎖体と弱化部とが一体成形された容器)の部分は、ポリエステル樹脂(ポリエステル樹脂の単独、又は、ポリエステル樹脂を主体とする積層体)を素材として、ブロー成形法、シート成形法、圧空(真空)成形法、射出成形法等のような従来から知られた適宜の成形方法により一体成形されるものであり、一方、保護カバーの部分は、オレフィン樹脂等の適宜の樹脂を素材として、射出成形法のような従来から知られた適宜の成形方法により一体成形されるものである。
【0017】
容器本体と封鎖体と弱化部とが一体成形された容器については、図1および図2に示すように、容器本体2では、横断面形状が略長方形で上部の厚み(長方形の短径方向の長さ)が大きくなった胴部22に対して、その上端から上方に肩部23を介して円錐台形の口頸部24が形成されており、口頸部24の先端では、口頸部24を閉鎖する天板部25の中央に開口部(弱化部4で囲まれた部分)が形成されている。
【0018】
また、胴部22の下端(底部)から一体的に連続するように、胴部22を掴むことなく容器を保持できるような平板状の容器保持部21が形成されており、この容器保持部21を掴むことによって、容器の開封後に、胴部22を掴んで容器内に外圧をかけることで開口部から不用意に内容物が排出されるのを防止することができる。
【0019】
封鎖体3では、細長いコーン状で中空の蓋部31と、容器の開封操作をする際に手で摘む部分となる平板状の摘み部32とが、平板状の摘み部32がコーン状の蓋部31を上から跨ぐように一体的に形成されている。そして、蓋部31によって口頸部24の先端(天板部25)に開口される開口部を塞ぐように、封鎖体3の蓋部31の下端と、容器本体2の口頸部24の先端(天板部25の内縁)とは、容器本体2と封鎖体3との境界として、破断容易な弱化部4を介して一体的に形成されている。
【0020】
容器本体2と封鎖体3との境界に形成された弱化部4は、上方から見て円形(環状)に形成されているもので、この弱化部4は、口頸部24の天板部25が中央部分で円形(環状)に僅かに窪まされることで部分的に薄肉化されてから、炭酸ガスレーザー等によるレーザーが照射されることで、更に薄肉化されると共に、脆くなって破断され易いように材質が変性されているものである。
【0021】
上記のような構造を備えた破断開口容易な容器は、ポリエステル樹脂(ポリエステル樹脂の単独、又は、ポリエステル樹脂を主体とする積層体)のシートを素材として、シート成形法により、一対のシートをガラス転移点以上に予備加熱してから、この一対のシートを一対の金型にそれぞれ吸い付けて、この一対の金型を合掌させることにより成形されるものである。
【0022】
具体的には、先ず、容器保持部21と中間成形の胴部(胴部22を含む)を成形して、その胴部(のうちで胴部22となる部分)の内部に内容液を充填してから、中間成形の胴部の上部を肩部23と口頸部24と封鎖体3を成形しているが、その際に、封鎖体3を挟んだ金型を口頸部24の先端(天板部25)に僅かに食い込ませることで、弱化部4となる部分に僅かな窪みを形成してその部分の板厚を僅かに薄くさせている。
【0023】
そして、上記のように成形された容器に対して、口頸部24の先端として形成された天板部25で、封鎖体3の蓋部31の付け根の部分(金型を食い込ませることで板厚を僅かに薄くされた部分)に向けて炭酸ガスレーザー等によるレーザー照射を施すことにより、更に薄肉化されると共に材質が脆く変性された弱化部4を形成している。
【0024】
なお、弱化部4を部分的に薄肉化するための成形方法については、上記のような成形加工中に金型の先端を食い込ませるような方法に限らず、全てをレーザー照射によって薄肉にする方法や、刃物による切削加工を施すことで薄肉にする方法などの適宜の方法が適用できる。
【0025】
さて、本実施例の保護カバーを備えた破断開口容易な容器では、上記のような破断開口容易な容器1に対して、図5および図6に示すように、口頸部24の外周面に摺接する摺接部と封鎖体3の摘み部32に当接する当接部とを一体的に形成した保護カバー6が、その当接部を封鎖体3の摘み部32に当接させた状態で、その摺接部に容器本体2の口頸部24が嵌合されて、口頸部24の外周面の周方向に沿って回動可能なように取り付けられている。
【0026】
本実施例では、図3に示すように、保護カバー6には、容器本体2の口頸部24の外周面の対向部分にそれぞれ摺接する一対の面61,61と、封鎖体3の摘み部32の下縁部分に当接する一対の面62,62と、封鎖体3の摘み部32の一方の面(平板の一面側)に当接する面63とが、面61,61の上方に面62,62が位置し、面62,62の側方に面63が位置するように、一つのブロックとして一体的に形成されている。
【0027】
この保護カバー6は、図4(A)、(B)に示すように、面63を容器1に向けた状態で後方(又は前方)から容器1に取り付けられるものであって、一対の面61,61の間に容器本体2の口頸部24を押し入れることにより、図5および図6(A)、(B)に示すように、一対の面61,61の間に容器本体2の口頸部24が嵌合されて、この一対の面61,61が容器本体2の口頸部24に摺接する摺接部となり、その他の面62,62、63が、封鎖体3の摘み部32に当接する当接部となっている。
【0028】
上記のような本実施例の保護カバー6によれば、容器1に保護カバー6が取り付けられた状態で、保護カバー6の面61,61に容器本体2の口頸部24が嵌合され、且つ、面62,62、63が、封鎖体3の摘み部32に当接していることから、保護カバー6の剛性によって容器本体2と封鎖体3とが折り曲げられることはなく、そのため、容器1の弱化部4をできるだけ弱化させて開封し易くしても、開封前に不用意に容器本体2と封鎖体3とが折り曲げられて弱化部4が破断されるようなことはなく、容器が誤って開封されるのを保護カバー6によって確実に防止することができる。
【0029】
また、容器の開封時には、容器1に保護カバー6を取り付けたままでも、ツイストオフ操作として封鎖体3の摘み部32を捻ると、保護カバー6の面61,61を容器本体2の口頸部24の外周面に摺接させた状態で、保護カバー6と共に封鎖体3の摘み部32を容器本体2に対して回動させることができて、ツイストオフ操作により弱化部4を破断することができる。
【0030】
しかも、そのようなツイストオフ操作によれば、保護カバー6が口頸部24の外周面の周方向に沿って回動するのと連動することで、封鎖体3の捻りが正確に容器1の中心軸を回転軸とする回動となるため、弱化部4を円周方向での均一な力によりむらなく破断することができて、開口部の縁となる部分をきれいな状態に破断することができる。なお、容器1に保護カバー6を取り付けたままでは、封鎖体3を押し倒すようなスナップオフ操作によって弱化部4を破断(円周方向での不均一な力による破断)することはできない。
【0031】
以上、本発明の保護カバーを備えた破断開口容易な容器の各実施例について説明したが、本発明は、上記の各実施例に示した具体的な構造にのみ限定されるものではなく、例えば、容器本体や封鎖体の具体的な構造については、必ずしも上記の各実施例に示した構造に限定されるものではない等、適宜に設計変更可能なものであることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の実施例について、保護カバーを取り付ける前の破断開口容易な容器を示す正面図。
【図2】図1に示した容器の側面図。
【図3】図1に示した容器に取り付ける保護カバーを示す斜視図。
【図4】図3に示した保護カバーを図1に示した容器に取り付ける際の、(A)取り付け前の状態と、(B)取り付け後の状態とをそれぞれ示す上面図。
【図5】図3に示した保護カバーを図1に示した容器に取り付けた状態を示す正面図。
【図6】図5に示した保護カバー付き容器の(A)背面図と、(B)左側面図。
【符号の説明】
【0033】
1 破断開口容易な容器
2 容器本体
3 封鎖体
4 弱化部
6 保護カバー
61 (保護カバーの摺接部となる)面
62 (保護カバーの当接部となる)面
63 (保護カバーの当接部となる)面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
口頸部の先端に開口部が形成された容器本体と、手で摘むための摘み部を備えて容器本体の開口部を封鎖する封鎖体とが、両者の境界に形成される破断容易な弱化部を介して一体的に形成された破断開口容易な容器に対して、容器本体の口頸部に摺接する摺接部と封鎖体の摘み部に当接する当接部とを一体的に形成した保護カバーが、その当接部を封鎖体の摘み部に当接させた状態で、その摺接部に容器本体の口頸部を嵌合させて、口頸部の外周面の周方向に沿って回動可能なように取り付けられているものであって、
保護カバーには、口頸部の外周面の対向部分にそれぞれ接触する一対の面と、その上方で封鎖体の摘み部の下縁部分に接触する一対の面と、その側方で封鎖体の摘み部の一方の面に接触する面とが、一つのブロックとして一体的に形成されており、口頸部の外周面の対向部分と接触する一対の面の間に容器本体の口頸部を嵌合させることで、この一対の面が、容器本体の口頸部に摺接する摺接部となり、その他の面が、封鎖体の摘み部分に当接する当接部となっていることを特徴とする保護カバーを備えた破断開口容易な容器。
【請求項2】
容器本体の胴部の下端から一体的に連続するように、容器本体の胴部を掴むことなく容器を保持できるような保持部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保護カバーを備えた破断開口容易な容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−63805(P2013−63805A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−5153(P2013−5153)
【出願日】平成25年1月16日(2013.1.16)
【分割の表示】特願2008−186772(P2008−186772)の分割
【原出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【出願人】(000208455)大和製罐株式会社 (309)
【Fターム(参考)】