説明

保護パット入れポケットつきウェア

【課題】 本発明は、けがや事故から身を守るために装着する保護パットが、使用と共に消耗してしまうことを解消するため、保護パットを挿入するポケットをつけ、保護パットの交換を可能にした衣服を提供しようとする。
【解決手段】 上着袖1、ズボンの後身ごろ2、そしてズボンの前身ごろ3にポケット7をとりつけることにより、保護パットの交換が可能となるため、常に、各部位を保護するのに十分な保護パットを使用できるようにする。着用中に保護パットが飛び出さないようにフラップをつける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、けがや事故から身を守るために、肩・肘・すねなどを守るための保護パットを入れるポケットを衣類に取り付け、保護パットを交換できるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、保護パットが縫いこまれている衣類はあったが、保護パットの交換ができるようなポケットがついたものがなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
事故やけがから身を守るために、保護パットを衣類の内部に縫いこむ形で、装着されているものはあるが、保護パットが消耗した場合に、容易に交換ができないため、保護パットの消耗と共に、本来保護すべき部分が保護できなくなるという難点があった。本発明は、この課題を解消するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上着の袖(肘)・ズボンの後身ごろ(尻)・ズボンの前身ごろ(膝)にポケットを装着することによって、ポケットの中の保護パットの着脱及び交換をできるようにしたことで、いつでも保護力を十分に確保した保護パットを使用できるようにした。
【発明の効果】
【0005】
保護パットが入れられるため、膝をついて作業をする場合や、重たい荷物を担ぐ場合、及び、スポーツ時に転倒した場合に、けがから身を守ることができる。保護パットの交換が可能なため、保護パットが消耗してしまった場合にも、いつでも新しい保護パットが使用できる。また、保護パットの着脱が可能なため、不要な時は、通常の衣類としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ).上着の袖1、ズボンの後身ごろ2、ズボンの前身ごろ3のポケットとりつけ線8 を目安としてポケット7をとりつける。保護パット入れ口6は、ポケット7の端部 開口となっている。
(ロ).ポケット7をとりつけ後、フラップとりつけ線4を目安としてフラップ5をとり つける。
【符号の説明】
【0008】
1 上着の袖
2 ズボンの後身ごろ
3 ズボンの前身ごろ
4 フラップとりつけ線
5 フラップ
6 保護パット入れ口
7 ポケット
8 ポケットとりつけ線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上着やズボン、つなぎや下着に対し、出し入れの可能な保護パットを入れるためのポケットを装着した衣服。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2012−136812(P2012−136812A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−294844(P2010−294844)
【出願日】平成22年12月27日(2010.12.27)
【出願人】(505208329)GERMAN HOUSE有限会社 (2)
【Fターム(参考)】