説明

光ケーブル測定方法

【課題】複数本の光ファイバーを敷設するときなどに、それらの導通状態、損失などを効率よく自動的に測定できる測定方法を実現する。
【解決手段】光ケーブル測定器を敷設したケーブルの両端に設置してそれらの光コネクタ1101〜110nに各光ファイバーを接続する。一端の測定器から光信号を送信して他端の測定器に受信させその応答が帰ってくるかで接続の正常/不正常を調べ、正常なら次に一端の測定器から光信号を送って他端の測定器に受信させ、その受信レベルと送り側の送信レベルからファイバーの損失を求めさせ、その損失を返信させて記録し、もしこの返信がないときは測定エラーを記録する、という処理を各ファイバーを処理装置101にスイッチ106で順次接続しながら実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光ケーブル測定方法に係り、とくに複数の光ファイバを収容した光ケーブルの敷設時に行う導通試験や損失測定のための光ケーブル測定方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
光ケーブルの敷設時等には、光ケーブルに収容された光ファイバの導通状態や損失、融着接続が行われたときの導通確認等が不可欠である。図2はこのための簡単な測定方法を概略的に示したもので、光ケーブル21に収容された光ファイバ211の検査を行う場合には、レーザダイオード発光器22から光ファイバ211の一端へコネクタ231経由で光信号を入力し、光ファイバ211の他端のコネクタ241に接続した受光器23でこの光信号を受信する。そして光ファイバ211へ入力された光信号レベルとその受光レベルとの差から光ファイバ211の伝送損失を求める。この伝送損失から、当該光ファイバが切断しているか否か、所定端子に接続されているか、損失の大きさは妥当か、融着接続が正常に行われているかなどをしらべることができる。
【0003】
また、特許文献1に開示された「光ファイバ融着部測定システム」では、図3に示したように、局側の光ファイバ接続部に光スイッチ311を設け、また作業現場と局側との情報交換を1つの光ファイバ321を用いて行うようにしている。試験を行うときには、まず作業現場にいる作業員が操作端末325から、これから試験しようとしている光ファイバの識別情報(以下光ファイバ322の識別情報とする)を入力する。局側の光スイッチ311は、通信装置313と通信用の光ファイバ321とを接続しており、操作端末325から入力された識別情報は通信装置324,光ファイバ321、光スイッチ311及び局側通信装置313を経由してシステム制御部312へ伝えられる。システム制御部312は受信した光ファイバの識別情報にもとづいてその情報で指定された光ファイバ322と光パルス試験器314とを接続するように光スイッチ311を制御し、次いで光パルス試験器314に対して測定を指示する。そうすると光パルス試験器314は、接続された光ファイバ322へ光パルス信号を送出し、融着接続部323からの後方散乱光を検出して融着接続部323の状態を判定する。この判定結果はシステム制御部312へ通知され、システム制御部312はこの結果を通信装置313、光スイッチ311、通信用光ファイバ321を経由して作業現場の通信装置324へ通知する。これによって作業員は融着接続が正常に行えたかを確認することができる。
【特許文献1】特開2000−2619
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図2に示した簡単な測定方法では、複数の光ファイバの1本づつに発光器22と受光器23を作業員が連絡をとりあって確認しながら接続する作業が必要で、作業が煩雑となり、また何らかの通話手段も必要になる。
【0005】
一方、図3に示した公知例の技術では、通信用の光ファイバを1つ確保しておけば、現場側の端末操作のみにより光パルス試験器は自動的に被測定光ファイバに接続され、その結果が作業現場へ通知されるので、作業員間の通話による確認や煩雑な接続作業を省くことができ、作業を効率的に行える。そしてこの公知例では、基本的には作業現場の作業員1人での測定が可能である。しかし、複数の光ファイバの試験を行うには、その作業員が1本の光ファイバごとに識別情報の入力を行っていく必要があり、光ケーブルに収容されている光ファイバの本数が多くなるとそれにつれて作業量が増大する。また本公知例は融着接続の可否検査が目的であって、光ファイバの伝送損失の計測などはできない。
【0006】
本発明の目的は、測定対象とする光ファイバの本数が多くなっても1人の作業員により自動的に全ての測定が可能で、かつ光ファイバの伝送損失も計測できるようにした光ケーブル測定器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、光コネクタ、この光コネクタに入力された光信号を電気信号に変換するフォトダイオード、及び入力された電気信号を光信号に変換し当該光コネクタから出力するレーザダイオードを備えた入出力ポートの複数個と、メモリと、処理手段と、この処理手段からのディジタル信号に応じて前記レーザダイオードのいずれか1つを駆動するためのドライバと、前記いずれか1つのフォトダイオードから出力された電気信号をディジタル信号に変換して前記処理手段へ送るための受信回路と、前記処理手段の制御により前記ドライバ及び前記受信回路を前記1つの入出力ポートのレーザダイオード及びフォトダイオードへ接続するためのスイッチとをそれぞれが有したところの第1及び第2測定器を設け、
測定対象である光ケーブルに収容された複数本の光ファイバーの各々の一端を第1測定器の一つの光コネクタに接続しかつ他端を第2測定器の1つの光コネクタに接続して各光ファイバーの番号とそれが接続された光コネクタを含む入出力ポートの番号とを第1及び第2測定器の各々のメモリに記録し、その後第1測定器において光ファイバーが接続されている入出力ポートの各々を前記スイッチを制御して選択しながらその各々の選択ポートについて、第1及び第2測定器の処理手段の制御によって、
第1測定器では当該選択ポートから第1光信号を送信し、第2測定器では前記第1光信号が受信されたときはその受信ポート番号を含む第1返信光信号を当該受信ポートから送信し、第1測定器では前記第1返信光信号を前記選択ポートで前記第1光信号送信後の第1所定時間内に受信できなかったときは当該選択ポートに接続された光ファイバーは未接続又は断線であることをメモリに記憶して当該選択ポートについての処理を終了し、また受信できたときは当該第1返信光信号で送信されてきた前記受信ポート番号を当該選択ポート番号と対応させて記録した後所定レベルの第2光信号を前記選択ポートから送信し、第2測定器では前記第2光信号を前記受信ポートで前記第1返信光信号送信後の第2所定時間内に受信できなかったときはエラー信号を含む第2返信光信号を、また受信できたときは当該第2光信号の受信レベルと前記第2光信号の送信レベルから当該選択されたポートに接続されている光ファイバーの損失を算出してこの損失を含む第2返信光信号を前記受信ポートから送信し、第1測定器では前記第2返信光信号を当該選択ポートで第3所定時間内に受信できなかったときはエラー情報を、また受信できたときは当該受信した第2返信光信号に含まれるエラー信号又は光ファイバーの損失を当該選択ポートに対応して記録するようにしたことを特徴とする光ケーブル測定方法を開示する。
【発明の効果】
【0008】
上記した本発明の測定方法によると、光ファイバーを測定器に接続したあとの測定をすべて自動的に行えるので、人為的ミスの混入を防止でき、きわめて効率的に複数本の光ファイバーの損失測定や接続確認などを行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の特徴とする光ケーブル測定器の構成例を示すブロック図で、処理装置101、メモリ102、レーザダイオードを駆動するドライバ103、フォトダイオードの出力信号を処理してディジタル信号をとり出す受信回路104、パソコン等の外部機器とのインタフェース105、スイッチ106、レーザダイオード1071〜107n、フォトダイオード1081〜108n、光分配器1091〜109n、及び光コネクタ1101〜110nを備えている。
【0010】
この構成において、n個の光コネクタ1101〜110nにはこの順にポート番号j=1〜nが付されてメモリ102に記憶されているものとする。そしてポート番号jが付されてた光コネクタ110jとこれに接続されたレーザダイオード107j、フォトダイオード108j、光分配器109jから成る回路をポートjと呼ぶことにすると、スイッチ106は光信号を送受するためのポートを処理装置101の制御によって選択する。例えばポート1を選択するときは処理装置101はドライバ103及び受信回路104がレーザダイオード1071及びフォトダイオード1081にそれぞれ接続されるようにスイッチ106を制御する。このとき処理装置101からのディジタル信号はレーザダイオードのドライバ103で駆動信号に変換され、この駆動信号によりレーザダイオード1071が光信号を出力し、この光信号が光分配器1091、光コネクタ1101を介して送出される。これがポート1からの送信動作である。また光コネクタ1101への入力光信号は光分配器1091を介してフォトダイオード1081へ入力され、ここで電気信号に変換され、受信回路104でディジタル信号に変換されて処理装置101へとり込まれる。これがポート1での受信動作である。ここで光分配器1091はレーザダイオード1071からの光信号を光コネクタ1101へ送り、光コネクタ1101へ入力された光信号をフォトダイオード1081へ送る回路で他の光分配器1092〜109nも同様の機能をもつ。
【0011】
上記の光ケーブル測定器を用いてn本の光ファイバを束ねた光ケーブルの測定を行うときには、まず図4のように光ケーブル40の両端にそれぞれ図1に示した構成の光ケーブル測定器H1、H2を用意し、これら測定器に備えられたn個づつの光コネクタ間を1本づつの光ファイバ41〜4nで接続する。この接続作業時には、各測定器においてどの光コネクタにどの光ファイバが接続されたかを当該測定器のメモリ102に記録しておくものとする。この記録は、例えばUSB等のI/Oインタフェース105を介してパソコンから行えるようにするためのユティリティを処理装置101に用意しておけばよい。なお図4の光ファイバ41〜4nは1本の光ファイバとして図示しているが、これらの各々は途中に接続部を設けて複数本の光ファイバを縦続接続したものであってもよい。
【0012】
図4のような光ファイバ接続が終わると図5に示したフローチャートに従って測定を行う。このフローチャートに示す処理は光ケーブル測定器の処理装置101で実行されるもので、そのためのプログラムはメモリ102に格納されているとする。尚n個の光コネクタにはポート番号j=1〜nが付けられ、これは図1の光コネクタ1101〜110nにこの順で対応しているものとする。
【0013】
測定が開始されると、測定器H1側でポート番号j=1とする(ステップ501)。そしてj>n(最大ポート番号)かをしらべ(ステップ502)、j>nなら終了するがj≦nであれば図1のスイッチ106を制御して、前述のようにドライバ103及び受信回路104をレーザダイオード1071及びフォトダイオード1081に接続し、ポートj=1を選択し(ステップ503)、ポートjから光信号を送信する(ステップ504)。この光信号は一定レベルの無変調の信号でよい。
【0014】
光コネクタ110j(今はj=1)から送出された光信号は、当該光コネクタに接続された光ファイバを経由して光ケーブル測定器H2側へ送信される。測定器H2側の処理装置はスイッチ106を順次切り換えることによって自装置のポートを順次サーチし、受信しているポートがあるかを受信回路104出力を監視してしらべている(ステップ551)。ここで受信しているポートが見つかると(ステップ551でYes)、その光コネクタのポート番号kを情報としてもつ光信号を当該受信していたポートkから送信する(ステップ552)。
【0015】
測定器H1側では、ステップ504でポートjから光信号を送信したのち、所定時間T1内にポートjで光信号を受信したかを監視し(ステップ505)、光信号が受信できなかったときは、ポートj=1からの光信号送信に応じて測定器H2側からそれを受信したポート番号kが返信されなかった、即ちそのとき測定器H1のポートj=1に接続されている光ファイバが測定器H2側に接続されていないか、断線していると判断する(ステップ505でNo)。このときはステップ506へ進んで、当該光信号に接続された光ファイバ(このケーブル番号をmとする)が未接続(断線も含む)であることを測定器H1側メモリ102へ記録し、ステップ512へ進む。
【0016】
一方、所定時間T1内に光信号がポートj=1で受信されたときは(ステップ505でYes)、光コネクタ110j(今はj=1)に接続された光ファイバは測定器H2側のポートkの光コネクタに接続されていると確認できるので、ポートjに接続された光ファイバのケーブル番号mと自装置のポート番号j及び相手側のポート番号kとを対応させて接続状態にあることをメモリ102へ記録し(ステップ507)、次に当該光ファイバの損失測定を行う。
【0017】
この損失測定のために、まずポートj(今の場合j=1)を選択して所定レベルの光信号を送信する(ステップ508)。測定器H2側ではこのときポートkに光信号を受信しているかを監視しており(ステップ553)、所定時間T2内に受信があたっときは(ステップ553でYes)、受光した光信号のパワーを一定時間計測し、その平均パワーと測定器H1側のの送信パワーとからケーブル番号mの光ファイバのロスLを算出し(ステップ554)、このロスLをのせた光信号をポートkから送信する(ステップ555)。またステップ553で所定時間T2内に受信が検出されなかったときは、当該ケーブルの測定エラー情報をのせた光信号をポートkから送信する(ステップ556)。
【0018】
なお、ステップ554に於るロス算出で用いる送信側出力パワーは、あらかじめ決められた値をセットしておくものとする。また、ステップ508で送信される光信号にその光信号のレベル情報をのせて送り、測定器H2側でこのレベル 情報を取り出してロス算出に用いるようにしてもよい。
【0019】
測定器H1側では、所定レベルの光信号をステップ508で送出したのち、所定時間T3内にポートjで光信号を受信したかを監視し(ステップ509)、受信していれば(ステップ507でYes)、その光信号に含まれている情報を取り出して記録する(ステップ510)。即ち送られてきた情報がロスLであればケーブル番号mの光ファイバの損失としてそれを記録し、測定エラーであれば当該光ファイバの測定エラーを記録する。また所定時間T3内に光信号が受信されなかったときは(ステップ509でNo)、やはり当該ケーブルの測定エラーを記録する(ステップ511)。
【0020】
以上のステップ510又はステップ511の記録処理が終わると、ステップ512で測定するポート番号jを+1してステップ502へもどり、以下の処理をくり返す。こうしてすべてのポートについての測定が終わると(ステップ502でYes)、処理を終了する。
【0021】
図6は、測定結果の記録例で、ステップ505でYesとなった場合、即ち接続が確認されたときはそのときの両側のポート番号とケーブル番号が記録されるが(図6のポートj=1、2、n)、ステップ505でNoとなったとき、即ち未接続又は断線と判断されたときはステップ506でそのことを示す記号「NC」が記録されている。また「ロスL/状態」のらんには、ロスが計算できたとき(図6のポート1でL1、ポートnでLn)、そのロスLの値が記録され、ステップ510又は511で測定エラーときは記号「E」が記録される(図6のポートj=2)。
【0022】
以上に説明したように、本発明の光ケーブル測定器によると、測定開始後は複数本の光ファイバの計測を自動的に行って図6に示したような記録を得ることができるから、作業の大幅な効率化と人為的なミスの混入を防ぐことができる。
【0023】
なお、測定対象の光ケーブルは、図4に示したように途中で分配や合成を行っていないシングルモードファイバの集まりとして説明した。しかし、図7のように、光ファイバが途中で分配/合成されているときでも図5の処理により自動測定が可能であることは明らかであり、シングルモードのときと同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の特徴とする光ケーブル測定器の構成例を示すブロック図である。
【図2】従来の簡単な光ケーブルの測定方法説明図である。
【図3】従来の光ファイバ融着接続部の試験を行うシステムの例である。
【図4】図1の測定器を用いた測定系のケーブル接続説明図である。
【図5】図1の測定器による測定処理のフローチャートである。
【図6】測定結果のログの例である。
【図7】光分配/合成を行う光ケーブルの説明図である。
【符号の説明】
【0025】
H1、H2 光ケーブル測定器
101 処理装置
102 メモリ
103 ドライバ
104 受信回路
106 光スイッチ
1071〜107n レーザダイオード
1081〜108n フォトダイオード
1091〜109n 光分配器
1101〜110n 光コネクタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光コネクタ、この光コネクタに入力された光信号を電気信号に変換するフォトダイオード、及び入力された電気信号を光信号に変換し当該光コネクタから出力するレーザダイオードを備えた入出力ポートの複数個と、メモリと、処理手段と、この処理手段からのディジタル信号に応じて前記レーザダイオードのいずれか1つを駆動するためのドライバと、前記いずれか1つのフォトダイオードから出力された電気信号をディジタル信号に変換して前記処理手段へ送るための受信回路と、前記処理手段の制御により前記ドライバ及び前記受信回路を前記1つの入出力ポートのレーザダイオード及びフォトダイオードへ接続するためのスイッチとをそれぞれが有したところの第1及び第2測定器を設け、
測定対象である光ケーブルに収容された複数本の光ファイバーの各々の一端を第1測定器の一つの光コネクタに接続しかつ他端を第2測定器の1つの光コネクタに接続して各光ファイバーの番号とそれが接続された光コネクタを含む入出力ポートの番号とを第1及び第2測定器の各々のメモリに記録し、その後第1測定器において光ファイバーが接続されている入出力ポートの各々を前記スイッチを制御して選択しながらその各々の選択ポートについて、第1及び第2測定器の処理手段の制御によって、
第1測定器では当該選択ポートから第1光信号を送信し、第2測定器では前記第1光信号が受信されたときはその受信ポート番号を含む第1返信光信号を当該受信ポートから送信し、第1測定器では前記第1返信光信号を前記選択ポートで前記第1光信号送信後の第1所定時間内に受信できなかったときは当該選択ポートに接続された光ファイバーは未接続又は断線であることをメモリに記憶して当該選択ポートについての処理を終了し、また受信できたときは当該第1返信光信号で送信されてきた前記受信ポート番号を当該選択ポート番号と対応させて記録した後所定レベルの第2光信号を前記選択ポートから送信し、第2測定器では前記第2光信号を前記受信ポートで前記第1返信光信号送信後の第2所定時間内に受信できなかったときはエラー信号を含む第2返信光信号を、また受信できたときは当該第2光信号の受信レベルと前記第2光信号の送信レベルから当該選択されたポートに接続されている光ファイバーの損失を算出してこの損失を含む第2返信光信号を前記受信ポートから送信し、第1測定器では前記第2返信光信号を当該選択ポートで第3所定時間内に受信できなかったときはエラー情報を、また受信できたときは当該受信した第2返信光信号に含まれるエラー信号又は光ファイバーの損失を当該選択ポートに対応して記録するようにしたことを特徴とする光ケーブル測定方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2007−309657(P2007−309657A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−136028(P2006−136028)
【出願日】平成18年5月16日(2006.5.16)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】