光照射美容器具
【課題】皺部分への光照射を十分に行うことができる光照射美容器具を提供する。
【解決手段】肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部２と、光源部からの光が照射される皮膚に押し当てられて皮膚を伸展させる皮膚伸展部３とを備える。皮膚伸展部で皮膚を伸展させた状態で光照射を行うことができる。
【解決手段】肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部２と、光源部からの光が照射される皮膚に押し当てられて皮膚を伸展させる皮膚伸展部３とを備える。皮膚伸展部で皮膚を伸展させた状態で光照射を行うことができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、肌の美容のために肌に対して光を照射する光照射美容器具に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
光を照射することで肌の美容を図る光照射美容器具には、照射する光としてレーザー光を用いるもの、低出力の非コヒーレント光を用いるもの等、各種存在しているが、皺取りに有効であるとされたものが特許文献１に示されている。
【０００３】
しかし、皺に対して光を照射する際に、発光面積が大きい光源を用いたところで、皺部分は影になって十分な光を照射することができない。
【特許文献１】特開２００６−０２５８０８号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、皺部分への光照射を十分に行うことができる光照射美容器具を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するために本発明に係る光照射美容器具は、肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部と、光源部からの光が照射される皮膚に押し当てられて皮膚を伸展させる皮膚伸展部とを備えていることに特徴を有している。皮膚伸展部で皮膚を伸展させた状態で光照射を行うことができる。
【０００６】
上記皮膚伸展部における皮膚と接触する部分は皮膚に物理的刺激を与えることができる形状となっていてもよい。物理的刺激によるマッサージも付与することができる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明は、皮膚伸展部で皮膚を伸展させた状態で光照射を行うことができるものであり、皺も引き伸ばされてしまうために、皺の深い部分の奥に光が届きにくくなるというようなことがなくなるために、光照射による皺取りをより有効に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図１は手持ち式の光照射美容器具を示しており、手で持つことができるサイズに形成されているハウジング１の一端には光源部２が配設されているとともに、皮膚伸展用ローラ３，３が配設されており、ハウジング１内には上記光源部２の点灯制御のための制御部５が配設されている。
【０００９】
上記光源部２は、光源２０と、その光照射用開口部に配した光透過性材からなるカバー２１とからなるもので、このカバー２１には、集光や光拡散といったレンズの機能や波長カットの機能をもたせたものを用いることができる。上記光源２０としてはどのようなものを用いるものであってもよいが、ここでは低出力の非コヒーレント光を出力するものを用いている。
【００１０】
上記ローラ３，３は、ハウジング１の側面に連結されたアーム４，４の一端に設けられたもので、該アーム４は、その他端がガイドピン４１によってハウジング１の長手方向にスライド自在且つ回動自在に支持されるとともに、中程に設けたガイドピン４２がハウジング１に対してその長手方向と交叉する方向にスライド自在に支持されたものであり、また上記ガイドピン４２は引っ張りコイルばね４３によってハウジング１の一端側に引っ張り付勢されている。
【００１１】
この光照射美容器具においては、上記ローラ３，３がハウジング１の一端よりも突出した状態にあるために、ハウジング１の一端の光源部２の光照射用開口部を肌に押し付ける時、まずローラ３，３が肌に接触する。この状態から更に肌側に押し付けると、図２に示すようにガイドピン４２が引っ張りコイルばね４３に抗して斜め側方に移動するとともに、ガイドピン４１も他端側へと移動するものであり、この時、ローラ３はその位置を側方へと変化させる。
【００１２】
一対のローラ３，３は互いに逆方向に移動するために、ローラ３，３が接触している肌はローラ３，３の移動に伴って引き伸ばされ、この状態で光源部２からの光の照射が行われる。このために光照射の対象となる部分に皺があっても、皺は引き伸ばされてしまうことから、光源部２からの光照射が皺の深い部分の奥まで届かないというようなことがないものである。
【００１３】
光照射の終了時は、ハウジング１を肌から離せば、引っ張りコイルばね４３による付勢でローラ３，３は初期位置に復帰する。
【００１４】
アーム４，４が広がって光源部２の光照射用開口部２を肌に押し付けることができる状態になった時に光源部２が自動点灯し、肌から離せば自動消灯するように、アーム４位置に連動するスイッチで光源部２の点灯制御を行うようにしてもよい。
【００１５】
図３に示すように肌に接触するローラ３として、その表面に突起を備えて肌に物理的刺激を与えることができるものを用いてもよい。肌に物理的刺激によるマッサージを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)は概略断面図、(b)は側面図である。
【図２】同上の動作を示す側面図である。
【図３】同上のローラの他例を示す正面図である。
【符号の説明】
【００１７】
１ ハウジング
２ 光源部
３ ローラ
４ アーム
【技術分野】
【０００１】
本発明は、肌の美容のために肌に対して光を照射する光照射美容器具に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
光を照射することで肌の美容を図る光照射美容器具には、照射する光としてレーザー光を用いるもの、低出力の非コヒーレント光を用いるもの等、各種存在しているが、皺取りに有効であるとされたものが特許文献１に示されている。
【０００３】
しかし、皺に対して光を照射する際に、発光面積が大きい光源を用いたところで、皺部分は影になって十分な光を照射することができない。
【特許文献１】特開２００６−０２５８０８号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、皺部分への光照射を十分に行うことができる光照射美容器具を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するために本発明に係る光照射美容器具は、肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部と、光源部からの光が照射される皮膚に押し当てられて皮膚を伸展させる皮膚伸展部とを備えていることに特徴を有している。皮膚伸展部で皮膚を伸展させた状態で光照射を行うことができる。
【０００６】
上記皮膚伸展部における皮膚と接触する部分は皮膚に物理的刺激を与えることができる形状となっていてもよい。物理的刺激によるマッサージも付与することができる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明は、皮膚伸展部で皮膚を伸展させた状態で光照射を行うことができるものであり、皺も引き伸ばされてしまうために、皺の深い部分の奥に光が届きにくくなるというようなことがなくなるために、光照射による皺取りをより有効に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図１は手持ち式の光照射美容器具を示しており、手で持つことができるサイズに形成されているハウジング１の一端には光源部２が配設されているとともに、皮膚伸展用ローラ３，３が配設されており、ハウジング１内には上記光源部２の点灯制御のための制御部５が配設されている。
【０００９】
上記光源部２は、光源２０と、その光照射用開口部に配した光透過性材からなるカバー２１とからなるもので、このカバー２１には、集光や光拡散といったレンズの機能や波長カットの機能をもたせたものを用いることができる。上記光源２０としてはどのようなものを用いるものであってもよいが、ここでは低出力の非コヒーレント光を出力するものを用いている。
【００１０】
上記ローラ３，３は、ハウジング１の側面に連結されたアーム４，４の一端に設けられたもので、該アーム４は、その他端がガイドピン４１によってハウジング１の長手方向にスライド自在且つ回動自在に支持されるとともに、中程に設けたガイドピン４２がハウジング１に対してその長手方向と交叉する方向にスライド自在に支持されたものであり、また上記ガイドピン４２は引っ張りコイルばね４３によってハウジング１の一端側に引っ張り付勢されている。
【００１１】
この光照射美容器具においては、上記ローラ３，３がハウジング１の一端よりも突出した状態にあるために、ハウジング１の一端の光源部２の光照射用開口部を肌に押し付ける時、まずローラ３，３が肌に接触する。この状態から更に肌側に押し付けると、図２に示すようにガイドピン４２が引っ張りコイルばね４３に抗して斜め側方に移動するとともに、ガイドピン４１も他端側へと移動するものであり、この時、ローラ３はその位置を側方へと変化させる。
【００１２】
一対のローラ３，３は互いに逆方向に移動するために、ローラ３，３が接触している肌はローラ３，３の移動に伴って引き伸ばされ、この状態で光源部２からの光の照射が行われる。このために光照射の対象となる部分に皺があっても、皺は引き伸ばされてしまうことから、光源部２からの光照射が皺の深い部分の奥まで届かないというようなことがないものである。
【００１３】
光照射の終了時は、ハウジング１を肌から離せば、引っ張りコイルばね４３による付勢でローラ３，３は初期位置に復帰する。
【００１４】
アーム４，４が広がって光源部２の光照射用開口部２を肌に押し付けることができる状態になった時に光源部２が自動点灯し、肌から離せば自動消灯するように、アーム４位置に連動するスイッチで光源部２の点灯制御を行うようにしてもよい。
【００１５】
図３に示すように肌に接触するローラ３として、その表面に突起を備えて肌に物理的刺激を与えることができるものを用いてもよい。肌に物理的刺激によるマッサージを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)は概略断面図、(b)は側面図である。
【図２】同上の動作を示す側面図である。
【図３】同上のローラの他例を示す正面図である。
【符号の説明】
【００１７】
１ ハウジング
２ 光源部
３ ローラ
４ アーム
【特許請求の範囲】
【請求項１】
肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部と、光源部からの光が照射される皮膚に押し当てられて皮膚を伸展させる皮膚伸展部とを備えていることを特徴とする光照射美容器具。
【請求項２】
皮膚伸展部における皮膚と接触する部分は皮膚に物理的刺激を与えることができる形状となっていることを特徴とする請求項１記載の光照射美容器具。
【請求項１】
肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部と、光源部からの光が照射される皮膚に押し当てられて皮膚を伸展させる皮膚伸展部とを備えていることを特徴とする光照射美容器具。
【請求項２】
皮膚伸展部における皮膚と接触する部分は皮膚に物理的刺激を与えることができる形状となっていることを特徴とする請求項１記載の光照射美容器具。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００９−２８２７１（Ｐ２００９−２８２７１Ａ）
【公開日】平成２１年２月１２日（２００９．２．１２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−１９５１３６（Ｐ２００７−１９５１３６）
【出願日】平成１９年７月２６日（２００７．７．２６）
【出願人】（０００００５８３２）パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年２月１２日（２００９．２．１２）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年７月２６日（２００７．７．２６）
【出願人】（０００００５８３２）パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Ｆターム（参考）】
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