説明

光照射装置

【課題】光源部の寿命を確実に検知して使用者に報知することのできる光照射装置を提供する。
【解決手段】皮膚面Sに光を照射させる光源部1と、光源部1の寿命を検知する寿命検知手段20としての光検知器7と、寿命検知手段20の検知結果を報知する報知手段30とを具備した光照射装置とする。上記報知手段30により、光源部1の寿命を確実に検知して使用者に認識させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚面に光を照射する光照射装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、光源部から照射した光を皮膚面に当て、体毛の成長の抑制効果や促進効果を与えたり、また美肌等のトリートメント効果を与えることのできる光照射装置が知られている(特許文献1参照)。上記光源部としては、例えばキセノンランプ等のランプが用いられるが、このランプをその寿命を越えて使用し続けた場合には、期待される照射レベルが得られないために充分な効果を発揮することができなくなる。また、ランプが破損するといった事態も考えられる。
【特許文献1】特表2005−524499号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、光源部の寿命を確実に検知して使用者に報知することのできる光照射装置を提供することを、課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために本発明を、皮膚面Sに光を照射させる光源部1と、光源部1の寿命を検知する寿命検知手段20と、寿命検知手段20の検知結果を報知する報知手段30とを具備した光照射装置とする。このようにすることで、光源部1の寿命を確実に検知して使用者に認識させることができる。したがって、期待される照射レベルが得られないまま使用を続けるといった事態や、光源部1が破損するといった事態が防止される。
【0005】
上記寿命検知手段20は、光源部1が発する光量を検知する光検知器7であることが好適である。このようにすることで、光源部1の寿命をその光量を基にして確実に検知することができる。
【0006】
そして、上記光検知器7を、上記光源部1を支持するハウジング2の内周面2cに取り付けていることが好適である。このようにすることで、ハウジング2内の光源部1近傍において、光源部1の光量を確実に検知することができる。
【0007】
また、上記光検知器7と光源部1との間に、光源部1が発する光を集光するレンズ9と、該レンズ9により集光された光を光検知器7にまで導く導光路10とを配置していることも好適である。このようにすることで、光源部1の発光を拡散させることなく光検知器7にまで導くことができ、更に高い精度で寿命を検知することが可能となる。
【0008】
また、上記光検知器7を、上記光源部1に取り付けていることも好適である。このようにすることで、光検知器7は光源部1の発光を最も近い位置で受光することができ、更に高い精度で寿命を検知することが可能となる。
【0009】
更に、上記寿命検知手段20は、光源部1の各回の照射時間を積算して得られた総照射時間と所定の基準照射時間とを比較する演算手段11であることも好適である。このようにすることで、特別な部材を別途備えて装置全体を大型化及び高コスト化せずとも、照射時間を基に光源部1の寿命を検知することが可能となる。
【0010】
また、上記寿命検知手段20は、光源部1の照射回数をカウントして得られた総照射回数と所定の基準照射回数とを比較する演算手段11であることも好適である。このようにすることで、特別な部材を別途備えて装置全体を大型化及び高コスト化せずとも、照射回数を基に光源部1の寿命を検知することが可能となる。
【0011】
また、上記寿命検知手段20は、光源部1の照射時に該光源部1に流れる電流を検知して得られた電流値と所定の基準電流値とを比較する演算手段11であることも好適である。このようにすることで、特別な部材を別途備えて装置全体を大型化及び高コスト化せずとも、電流値を基に光源部1の寿命を検知することが可能となる。
【0012】
そして、上記寿命検知手段20は、光源部1が発する光量を検知するためにハウジング2に取り付けられる光検知器7と、光源部1が発する光量を検知するために該光源部1に取り付けられる光検知器7と、光源部1の各回の照射時間を積算して得られた総照射時間と所定の基準照射時間とを比較する演算手段11と、光源部1の照射回数をカウントして得られた総照射回数と所定の基準照射回数とを比較する演算手段11と、光源部1の照射時に該光源部1に流れる電流を検知して得られた電流値と所定の基準電流値とを比較する演算手段11のうち、複数の手段を組み合わせたものであることも更に好適である。このようにすることで、更に高精度で光源部1の寿命を検知することが可能となる。
【0013】
加えて、上記報知手段30は、表示手段、発音手段、振動手段、発光源強制停止手段のうち一つの手段、又は、上記各手段を複数組み合わせた手段であることが好適である。このようにすることで、視覚、聴覚、触覚、或いは使用できないことで気付かせるといった手段により、使用者に対して光源部1の寿命を確実に報知して、光照射装置の買い替えや光源部1の交換等を催促することができる。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に係る発明は、光源部の寿命を確実に検知して使用者に認識させることで、期待される照射レベルが得られないまま使用を続けるといった事態や、光源部が破損するといった事態を防止することができるという効果を奏する。
【0015】
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、光源部の寿命をその光量を基にして確実に検知することができるという効果を奏する。
【0016】
また請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加えて、ハウジング内の光源部近傍において、光源部の光量を確実に検知することができるという効果を奏する。
【0017】
また請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る発明の効果に加えて、光源部の発光を拡散させることなく光検知器にまで導き、更に高い精度で寿命を検知することができるという効果を奏する。
【0018】
また請求項5に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加えて、光検知器は光源部の発光を最も近い位置で受光し、更に高い精度で寿命を検知することができるという効果を奏する。
【0019】
また請求項6に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、特別な装置を別途備えずとも照射時間を基に光源部の寿命を検知することができるという効果を奏する。
【0020】
また請求項7に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、特別な装置を別途備えずとも照射回数を基に光源部の寿命を検知することができるという効果を奏する。
【0021】
また請求項8に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、特別な装置を別途備えずとも電流値を基に光源部の寿命を検知することができるという効果を奏する。
【0022】
また請求項9に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、多様な手段の組み合わせにより、更に高精度で光源部の寿命を検知することができるという効果を奏する。
【0023】
また請求項10に係る発明は、請求項1〜9のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、使用者に対して光源部の寿命を確実に報知して、光照射装置の買い替えや光源部の交換等を催促することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態における一例の光照射装置として、発毛を抑制するための光を発する光源部1を備えて成る光抑毛装置を概略的に示している。
【0025】
図示の光抑毛装置は、開口部2aを有する有底筒型のハウジング2の内底面2bに、キセノンランプから成るフラッシュライトを抑毛用の光源部1として取り付けたものである。ハウジング2の開口部2aは内底面2b及び光源部1と対向するように設けており、光源部1が発光して照射される抑毛用の光が、ハウジング2の開口部2aを通って図中上方である照射方向Aに向かって照射されるようになっている。
【0026】
上記ハウジング2と一体に備えてある把持部ハウジング3内には、発光体1と接続される制御回路部4と二次電池等の電源部5を収納しており、この制御回路部4によって、電源部5から供給される電圧を昇圧させて成る高電圧を光源部1に印加し、該光源部1を高エネルギで発光させる。把持部ハウジング3の外側面には、光照射のオンオフの指令入力をする照射スイッチ6を設けており、該照射スイッチ6を制御回路部4に接続させている。
【0027】
上記構成の光抑毛装置においては、把持部ハウジング3を把持したうえで、ハウジング2の開口部2aの周縁部全体を処理対象である皮膚面Sに押し当ててセットし、照射スイッチ6を操作して光照射をオンにすることで、光源部1からパルス状に発せられる光が開口部2aを介して処理対象の皮膚面Sに照射され、該皮膚面Sの体毛に対して抑毛作用を及ぼす。このとき開口部2aは押し当てられる皮膚面Sによって封止され、密閉されたハウジング2内で発光する光源部1の照射光は、外部に漏れることなく皮膚面Sに照射される。
【0028】
以上、光照射装置の基本的な構成について、図示例の光抑毛装置に基づいて述べた。以下においては、本発明特有の構成について更に詳述する。
【0029】
本例にあっては、キセノンランプである光源部1の寿命を検知する寿命検知手段20として、光源部1が発する光量をその受光面7aにて受光して検知することのできる光検知器7をハウジング2側に備えている。また、この光検知器7により検知された光源部1の寿命の検知結果を使用者に報知する報知手段30として、把持部ハウジング3側にLEDライトから成る寿命報知ライト8を備えている。なお、ここでの寿命検知とは、光源部1がその寿命において現在どのような状態にあるか(既に寿命に至った状態にある、寿命に近い状態にある等)を検知することを意味する。
【0030】
上記光検知器7は、上記ハウジング2の内周面2cに取り付けている。上記内周面2cは、内底面2bや該内底面2b上に支持される光源部1の光照射面1aに対して鉛直方向に形成されたものであり、この内周面2cに取り付けられる上記光検知器7は、その受光面7aを光源部1に真っ直ぐ対向させるように位置している。上記光検知器7は制御回路部4と接続させており、光検知器7がハウジング2内で検知した光源部1の光量が制御回路部4に入力されるようになっている。
【0031】
制御回路部4は、照射ごとに光検知器7から入力される光量を所定の基準光量と比較し、入力される光量が基準光量を下回った時点で、光源部1が寿命に至ったと判定する。この判定に至れば、上記制御回路部4は寿命報知ライト8を点灯又は点滅させ、使用者に対して光源部1の交換等を催促する。寿命報知ライト8の点灯又は点滅開始のタイミングは、光源部1が寿命(交換時期)に達したタイミングに限定されず、例えば光源部1が寿命に達する前段階で適宜の点灯又は点滅を開始するように基準光量を複数段階に設定していてもよい。このとき、寿命報知ライト8の点灯又は点滅の形態や発光色等を、寿命に達する前段階の予備通知と寿命に達した後の本通知とで相違させておくことも好適である。
【0032】
なお、本例では報知手段として、LEDを用いた寿命報知ライト8から成る表示手段を備えているが、ランプ等を用いた他の発光手段を上記表示手段に用いてもよい。また、報知手段として、ブザー等の発音素子から成る発音手段や、モータやバイブレータ等の振動素子から成る振動手段や、或いは、使用者が照射スイッチ6を操作して光源部1を発光させようとしてもこれを受け付けずに強制的に発光を停止させる制御回路部4から成る発光源強制停止手段を設けてもよい。更には、上記各手段を複数組み合わせることで報知手段を形成してもよい。
【0033】
なお、本例においては光照射装置を光抑毛装置として説明したが、光源部1として発毛を促進するための光を発するものを備えてもよい。この場合の光照射装置は、光育毛装置として用いることができる。また、光源部1として肌のトリートメント効果を発揮するものを備えた場合には、トリートメント装置として用いることができる。
【0034】
次に、本発明の実施形態における第2例の光照射装置について、図2に基づいて説明する。なお、本例の構成のうち上記した第1例の構成と同様のものについては詳しい説明を省略し、第1例とは相違する特徴的な構成について以下に詳述する。
【0035】
本例にあっては、ハウジング2内に設置される光検知器7と光源部1との間に、集光用のレンズ9と、一端部から他端部へと光を導く導光路10とを配置している。この配置は、光源部1から照射方向Aに沿ってレンズ9、導光路10、光検知器7の順に一直線状に並んだものであり、導光路10の光源部1側を向く一端部をレンズ9に近接して対向させ、他端部を光検知器7の受光面7aに近接して対向させている。
【0036】
したがって、光源部1が発する光はその大部分が開口部2aを通じて皮膚面Sに照射されるとともに、光源部1が発する光の一部はレンズ9により導光路10の一端部に集光され、導光路10を通じて光検知器7の受光面7aにまで導かれる。これにより、光拡散が格段に抑制されるので、より高精度で光量を検知して寿命を検知することができる。
【0037】
次に、本発明の実施形態における第3例の光照射装置について、図3に基づいて説明する。なお、本例の構成のうち上記した第1例の構成と同様のものについては詳しい説明を省略し、第1例とは相違する特徴的な構成について以下に詳述する。
【0038】
本例にあっては、ハウジング2内に設置される光検知器7を、キセノンライトから成る光源部1の光照射面1a上に取り付けている。この光照射面1aはハウジング2の開口部2aと対向するものであり、上記光検知器7は、上記光照射面1aからハウジング2の開口部2aへと向かう照射方向Aとは直交する方向にその受光面7aを向けて位置している。
【0039】
上記配置によれば、光源部1が発する光は、該光源部1と最も近い位置にある光検知器7の受光面7aに対して速やかに入光される。したがって、光検知器7で検知される前に光が拡散することが防止され、より高精度で光量を検知して寿命を検知することが可能となる。
【0040】
次に、本発明の実施形態における第4例の光照射装置について、図4に基づいて説明する。なお、本例の構成のうち上記した第1例の構成と同様のものについては詳しい説明を省略し、第1例とは相違する特徴的な構成について以下に詳述する。
【0041】
本例にあっては、キセノンランプである光源部1の寿命を検知する寿命検知手段20として、第1例のような光検知器7を備えるのではなく、制御回路部4に備えた演算手段11によって上記寿命検知手段20を形成している。この演算手段11は、制御回路部4により光源部1に通電して光を照射させた時間を積算してゆき、この積算により得られた総照射時間を予め設定してある所定の基準照射時間と比較して該基準照射時間を上回ったときに寿命と判定することによって、光源部1の寿命判定を行うものである。なお、照射1回ごとの光源部1への通電時間(照射時間)は約1msである。
【0042】
また、この演算手段11を、光源部1の照射回数をカウントして得られた総照射回数と予め設定してある所定の基準照射回数とを比較して該規準照射回数を上回ったときに寿命と判定することで寿命判定を行う方式のものとしてもよいし、或いは、光源部1の照射時に該光源部1に流れる電流を検知して得られた電流値と予め設定してある所定の基準電流値とを比較して該規準電流値を下回ったときに寿命と判断することで寿命判定を行う方式のものとしてもよい。
【0043】
前者の照射回数をカウントする方式の場合には、制御回路部4中に演算手段11を成すカウンタ回路を設け、照射スイッチ6を操作して照射となるたびに該カウンタ回路が照射回数を積算カウントしていくように設ける。また、後者の電流を検知する方式の場合には、制御回路部4中に演算手段11を成す電流検出回路を設け、光源部1に通電して発光させる度に通電量を検出するように設ける。
【0044】
なお、いずれの方式であっても、寿命を検知して寿命報知ライト8の点灯又は点滅を開始するタイミングは、やはり光源部1が寿命(交換時期)に達したタイミングには限定されない。したがって、例えば光源部1が寿命に達する前段階で点灯又は点滅を開始するように、基準となる基準照射時間や、基準照射回数や、基準電流値を複数段階に設定していてもよい。
【0045】
そして、上記した各例の多様な方式による寿命検知手段20を組み合わせることも好適である。つまり、寿命検知手段20を、第1例や第2例に示すような光源部1が発する光量を検知するためにハウジング2に取り付けられる光検知器7と、第3例に示すような光源部1が発する光量を検知するために該光源部1に取り付けられる光検知器7と、第4例に示すような光源部1の各回の照射時間を積算して得られた総照射時間と所定の基準照射時間とを比較する演算手段11と、光源部1の照射回数をカウントして得られた総照射回数と所定の基準照射回数とを比較する演算手段11と、光源部1の照射時に該光源部1に流れる電流を検知して得られた電流値と所定の基準電流値とを比較する演算手段11のうち、複数の手段を適宜組み合わせて用いることで、より高精度で寿命を検知することが可能となる。組み合わせ方としては、備えてある複数の手段の全てで寿命を検知した場合にのみ寿命と判断して報知を行う方法や、備えてある複数の手段のうち寿命を検知したものが一定数を超えた場合に寿命と判断して報知を行う方法等がある。
【0046】
例えば、図5には本発明の実施形態における第5例の光照射装置を示しているが、これは第1例に示した方式の寿命検知手段20と、第3例に示した方式の寿命検知手段20とを組み合わせたものである。つまり、本例のハウジング2内にあっては、ハウジング2の内周面2cに設置される光検知器7と、光源部1の光照射面1a上に設置される光検知器7とを共に設けている。そして、2つの光検知器7が検出した光量がいずれも各光検知器7専用に設定してある所定の基準光量を下回った段階で、両光検知器7に接続される制御回路部4が寿命と判定して寿命報知ライト8を適宜点灯又は点滅させるようになっている。
【0047】
また、例えば第1例に示した方式の寿命検知手段20と、第4例に示した照射回数をカウントする方式の寿命検知手段20とを組み合わせる場合には、光検知器7が検出する光量が所定の基準光量を下回ったとしても総照射回数が基準照射回数を上回るまでは寿命と判定せず、基準光量を下回り且つ基準照射回数を上回ったときに初めて寿命と判定するように設けることが考えられる。その他、適宜組み合わせが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施形態における第1例の光照射装置の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施形態における第2例の光照射装置の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態における第3例の光照射装置の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態における第4例の光照射装置の構成を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態における第5例の光照射装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
【0049】
1 光源部
2 ハウジング
7 光検知器
9 レンズ
10 導光路
11 演算手段
20 寿命検知手段
30 報知手段
S 皮膚面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膚面に光を照射させる光源部と、光源部の寿命を検知する寿命検知手段と、寿命検知手段の検知結果を報知する報知手段とを具備することを特徴とする光照射装置。
【請求項2】
上記寿命検知手段は、光源部が発する光量を検知する光検知器であることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
【請求項3】
上記光検知器を、上記光源部を支持するハウジングの内周面に取り付けていることを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
【請求項4】
上記光検知器と光源部との間に、光源部が発する光を集光するレンズと、該レンズにより集光された光を光検知器にまで導く導光路とを配置していることを特徴とする請求項2又は3に記載の光照射装置。
【請求項5】
上記光検知器を、上記光源部に取り付けていることを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
【請求項6】
上記寿命検知手段は、光源部の各回の照射時間を積算して得られた総照射時間と所定の基準照射時間とを比較する演算手段であることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
【請求項7】
上記寿命検知手段は、光源部の照射回数をカウントして得られた総照射回数と所定の基準照射回数とを比較する演算手段であることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
【請求項8】
上記寿命手段は、光源部の照射時に該光源部に流れる電流を検知して得られた電流値と所定の基準電流値とを比較する演算手段であることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
【請求項9】
上記寿命検知手段は、光源部が発する光量を検知するためにハウジングに取り付けられる光検知器と、光源部が発する光量を検知するために該光源部に取り付けられる光検知器と、光源部の各回の照射時間を積算して得られた総照射時間と所定の基準照射時間とを比較する演算手段と、光源部の照射回数をカウントして得られた総照射回数と所定の基準照射回数とを比較する演算手段と、光源部の照射時に該光源部に流れる電流を検知して得られた電流値と所定の基準電流値とを比較する演算手段のうち、複数の手段を組み合わせたものであることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
【請求項10】
上記報知手段は、表示手段、発音手段、振動手段、発光源強制停止手段のうち一つの手段、又は、上記各手段を複数組み合わせた手段であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の光照射装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−153614(P2009−153614A)
【公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−332902(P2007−332902)
【出願日】平成19年12月25日(2007.12.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】