説明

光記録媒体

【課題】本発明は、安い反射材料を使って光記録媒体の製造コストを低下させることができる光記録媒体を提供する。
【解決手段】本発明では、ベース102と、前記ベース102の上に形成される記録層104と、前記記録層104の上に形成される反射層106と、前記反射層106の上に形成される保護層108と、を含む光記録媒体100を提供する。前記反射層106は重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光記録媒体とその光記録媒体に適用する光ディスクドライブに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の光記録媒体には、高反射率の材料で製造する反射層が形成されている。前記反射材料として、金と銀が広く使われている。光記録媒体は、高反射率を維持しなければならないだけでなく,湿度と温度の影響にも堪えなければならない。
【0003】
金と銀の値段が高いので、金と銀を反射材料として使うと光記録媒体の製造コストが高くなる。メーカでは、金と銀を代えることができる反射材料を探したが、みんなが光記録媒体の高反射率、耐湿度性、耐温度性を満たすことができなかった。
【0004】
上述した問題を解決するためには、高反射率、耐湿度性及び耐温度性を満たすだけでなく、製造コストを下げることができる光記録媒体を提供する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主な目的は、安い反射材料を使って光記録媒体の製造コストを低下させることができる光記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明では、ベースと、前記ベースの上に形成される記録層と、前記記録層の上に形成される反射層と、前記反射層の上に形成される保護層と、を含む光記録媒体を提供する。前記光記録媒体は、コンパクトディスク(Compact Disc、CD)或いはデジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Disc、DVD)であることができる。
【0007】
上記課題を解決するために本発明では、ベースと、前記ベースの上に形成される反射層と、前記反射層の上に形成される記録層と、前記記録層の上に形成される保護層と、を含む光記録媒体を提供する。前記光記録媒体は、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc、BD)であることができる。
【0008】
上述した光記録媒体で、前記反射層は重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0009】
上述した光記録媒体で、前記反射層はニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0010】
上述した光記録媒体で、前記反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。前記反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むこともできる。
【発明の効果】
【0011】
上述したように、本発明の光記録媒体の反射層は、値段が安い反射材料を使うので、光記録媒体の製造コストを低下させることができる。即ち、従来に光記録媒体より製造コストが低くなることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の第一実施形態に係る光記録媒体の各層を示す図である。
【図2】本発明の第二実施形態に係る光記録媒体の各層を示す図である。
【図3】本発明の第三実施形態に係る光記録媒体の各層を示す図である。
【図4】本発明の第一実施形態に係る光記録媒体を製造するシステムを示す図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係る光記録媒体を製造するシステムを示す図である。
【図6】本発明の第一実施形態に係る光記録媒体製造方法を示すフロー‐チャートである。
【図7】本発明の第二実施形態に係る光記録媒体製造方法を示すフロー‐チャートである。
【図8】光記録媒体に情報を読み書きすることができる第一実施形態に係る光ディスクドライブを示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
用語の解釈:
光記録媒体:情報を記録するとかコピすることができる光学メディアを言う。前記光記録媒体の具体例として、コンパクトディスク(Compact Discs、CDs)、デジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Discs、DVDs)、ハイディフィニションデジタルバーサタイルディスク(High-Definition DVDs、HD―DVDs)、ブルーレイディスク(Blu-ray Discs、BDs)、ミニディスク(MiniDiscs、MDs)などがある。
【0014】
ベース:前記光記録媒体の各層を保持するものを言う。
【0015】
記録層:情報を記録する層を言う。
【0016】
反射層:前記光記録媒体に照射される光線を反射させる層を言う。前記反射層に反射される光線は、光学センサーにより検出される。
【0017】
保護層:上層に形成されて自身の下に形成される各層を保護する層を言う。前記保護層は、外部の原因によって汚くなるとか傷を付けることを防止することができる。
【0018】
緩衝層:前記光記録媒体の各層の間の熱伝導を制御する層を言う。
【0019】
ベース形成ユニット:所定の形状とサイズを有するベースを形成するユニットを言う。
【0020】
記録層形成ユニット:記録層を形成するユニットを言う。
【0021】
反射層形成ユニット:反射層を形成するユニットを言う。前記反射層は、反射材料をスパッタリング蒸着(Sputtering deposition)させる方式で形成することができる。
【0022】
保護層形成ユニット:保護層を形成するユニットを言う。
【0023】
光ディスクドライブ:前記光記録媒体に情報を読み書きすることができる装置を言う。
【0024】
ディスク載置部:前記光記録媒体を載置させるものを言う。
【0025】
光源:所定の波長を有する光線を発光する装置を言う。
【0026】
光学レンズ:光線を前記光記録媒体に集光させる光学素子を言う。
【0027】
光線センサー:前記光記録媒体に反射されて出る光線を検出するセンサーを言う。
【0028】
回転装置:光線が前記光記録媒体にガイドされるように光記録媒体を回転させる装置を言う。
【0029】
本発明の一実施形態に係る光記録媒体は、ベースと、前記ベースに形成される記録層と、前記記録層の上に形成される反射層と、前記反射層の上に形成される保護層と、を含む。前記光記録媒体は、コンパクトディスク(Compact Disc、以下CDと略称)或いはデジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Disc、以下DVDと略称)であることができる。
【0030】
本発明の他の実施形態に係る光記録媒体は、ベースと、前記ベースに形成される反射層と、前記反射層の上に形成される記録層と、前記記録層の上に形成される保護層と、を含むことができる。前記光記録媒体は、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc、以下BDと略称)であることができる。
【0031】
本発明の反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む。本発明の一実施形態の反射層は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0032】
前記反射層は、銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本発明の一実施形態の反射層は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0033】
本発明の一実施形態の反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。本発明の他の一実施形態の反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含む。
【0034】
本発明の反射層は、反射材料をスパッタリング蒸着させる方式により形成することができる。即ち、最適な重量比に混ざった銅と亜鉛を含む反射材料をターゲットにスパッタリングさせて前記反射層を形成する。
【0035】
本発明の実施形態に係る光記録媒体は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0036】
図1は、本発明の第一実施形態に係る光記録媒体100の各層を示す図である。図1の光記録媒体100は、ベース102と、前記ベース102の上に形成される記録層104と、前記記録層104の上に形成される反射層106と、前記反射層106の上に形成される保護層108と、を含む。
【0037】
前記ベース102は、ポリカーボネート或いはプラスチックで製造することができる。
【0038】
前記記録層104は、情報を記録する作用を起こす。前記記録層104の感光材料として有機色素を使うことができる。例えば、シアニン(Cyanine)、フタロシアニン(Phthalocyanine)、アゾ化合物(Azo Compounds)、ホルマザン(Formazan)及びジピロメテン化合物(Dipyrromethene Compounds)の中の一種或いは多種を使うことができる。
【0039】
本発明の反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む。本実施形態の反射層106は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0040】
本発明の反射層は、銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本実施形態の反射層106は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0041】
例えば、本実施形態の反射層106は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。他の実施形態に係る反射層106は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことができる。
【0042】
図1の矢印110は、光記録媒体100に照らされる光線の方向を示す。前記反射層106に反射される光線が光線センサーに検出されるので、前記光記録媒体100の上の光線を追跡することができる。
【0043】
前記保護層108は、前記記録層104と前記反射層106が破損されないように保護する。前記保護層108は、アクリルラッカー(Acrylic Lacquer)から形成することができる。本発明の保護層108は、接着層とダミーサブストレート(Dummy Substrate)を含むことができる。
【0044】
本発明の実施形態に係る光記録媒体100は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0045】
前記光記録媒体100は、任意のタイプ、形状或いはサイズに形成することができる。前記光記録媒体100の具体例として、コンパクトディスク(Compact Discs、CDs)、デジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Discs、DVDs)、ハイディフィニションデジタルバーサタイルディスク(High-Definition DVDs、HD―DVDs)、ブルーレイディスク(Blu-ray Discs、BDs)、ミニディスク(MiniDiscs、MDs)などがある。前記光記録媒体100は、記録型光記録媒体、コピ型光記録媒体、リードオンリ型光記録媒体、ランダム記録型光記録媒体であることができる。
【0046】
図1の光記録媒体100は本発明の一実施形態に過ぎないので、本発明が保護しようとする範囲が図1の実施形態に制限されているのはない。前記光記録媒体100に対する具体的記述は、光記録媒体100に対する理解を容易にするだけ、光記録媒体100の数量、形状、サイズ、タイプ、各層の配列順を上述した内容に制限することはない。本技術領域の技術者は、本発明の実施形態を適当に修訂して実施してもよい。
【0047】
図2は、本発明の第二実施形態に係る光記録媒体200の各層を示す図である。図2の光記録媒体200は、ベース202と、前記ベース202の上に形成される反射層204と、前記反射層204の上に形成される記録層206と、前記記録層206の上に形成される保護層208と、を含む。
【0048】
前記ベース202は、ポリカーボネート或いはプラスチックで製造することができる。
【0049】
本発明の反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む。本実施形態の反射層204は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0050】
本発明の反射層は、銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本実施形態の反射層204は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0051】
例えば、本実施形態の反射層204は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。他の実施形態に係る反射層204は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことができる。
【0052】
図2の矢印210は、光記録媒体200に照らされる光線の方向を示す。前記反射層204に反射される光線が光線センサーに検出されるので、前記光記録媒体200の上の光線を追跡することができる。
【0053】
前記記録層206は、情報を記録する作用を起こす。前記記録層206の感光材料として有機色素或いは相変化無機材料(Phase-changing Inorganic Material)を使うことができる。前記有機色素として、シアニン、フタロシアニン、アゾ化合物、ホルマザン及びジピロメテン化合物の中の一種或いは多種を使うことができる。
【0054】
前記保護層208は、前記記録層206が破損されないように保護する。前記保護層208は、アクリルベースドポリマー(Acrylic-based Polymer)から製造することができる。
【0055】
本発明の実施形態に係る光記録媒体200は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0056】
前記光記録媒体200は、任意のタイプ、形状或いはサイズに形成することができる。前記光記録媒体200は、ブルーレイディスク(Blu-ray Discs、BDs)であることができる。前記光記録媒体200は、記録型光記録媒体、コピ型光記録媒体、リードオンリ型光記録媒体、ランダム記録型光記録媒体であることができる。
【0057】
図2の光記録媒体200は本発明の一実施形態に過ぎないので、本発明が保護しようとする範囲が図2の実施形態に制限されているのはない。前記光記録媒体200に対する具体的記述は、光記録媒体200に対する理解を容易にするだけ、光記録媒体200の数量、形状、サイズ、タイプ、各層の配列順を上述した内容に制限することはない。本技術領域の技術者は、本発明の実施形態を適当に修訂して実施してもよい。
【0058】
図3は、本発明の第三実施形態に係る光記録媒体300の各層を示す図である。図3の光記録媒体300は、ベース302と、前記ベース302の上に形成される反射層304と、前記反射層304の上に形成される第一緩衝層306と、前記第一緩衝層306の上に形成される記録層308と、前記記録層308の上に形成される第二緩衝層310と、前記第二緩衝層310の上に形成される保護層312と、を含む。
【0059】
前記ベース302は、ポリカーボネート或いはプラスチックで製造することができる。
【0060】
本発明の反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む。本実施形態の反射層304は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0061】
本発明の反射層は、銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本実施形態の反射層304は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0062】
例えば、本実施形態の反射層304は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。他の実施形態に係る反射層304は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことができる。
【0063】
図3の矢印314は、光記録媒体300に照らされる光線の方向を示す。前記反射層304に反射される光線が光線センサーに検出されるので、前記光記録媒体300の上の光線を追跡することができる。
【0064】
前記第一緩衝層306は、前記反射層304と前記記録層308との間の熱伝導を制御する。前記第一緩衝層306は、絶縁材料で形成する。
【0065】
前記記録層308は、情報を記録する作用を起こす。前記記録層206の感光材料として有機色素或いは相変化無機材料を使うことができる。前記有機色素として、シアニン、フタロシアニン、アゾ化合物、ホルマザン及びジピロメテン化合物の中の一種或いは多種を使うことができる。
【0066】
前記第二緩衝層310は、前記記録層308と前記保護層312との間の熱伝導を制御する。前記第二緩衝層310は、絶縁材料で形成する。
【0067】
前記保護層312は、前記記録層308が破損されることを防ぐ。前記保護層208は、アクリルベースドポリマーから製造することができる。
【0068】
本発明の実施形態に係る光記録媒体300は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0069】
前記光記録媒体300は、任意のタイプ、形状或いはサイズに形成することができる。前記光記録媒体300は、ブルーレイディスクであることができる。前記光記録媒体300は、記録型光記録媒体、コピ型光記録媒体、リードオンリ型光記録媒体、ランダム記録型光記録媒体であることができる。
【0070】
図3の光記録媒体300は本発明の一実施形態に過ぎないので、本発明が保護しようとする範囲が図3の実施形態に制限されているのはない。前記光記録媒体300に対する具体的記述は、光記録媒体300に対する理解を容易にするだけ、光記録媒体300の数量、形状、サイズ、タイプ、各層の配列順を上述した内容に制限することはない。本技術領域の技術者は、本発明の実施形態を適当に修訂して実施してもよい。
【0071】
図4は、本発明の第一実施形態に係る光記録媒体を製造するシステム400を示す図である。図4のシステム400は、ベース形成ユニット402と、記録層形成ユニット404と、反射層形成ユニット406と、保護層形成ユニット408と、を含む。
【0072】
前記ベース形成ユニット402は、ベースを形成するためのユニットである。前記ベース形成ユニット402は、成型用ポリマー材料を使って所定の形状とサイズをベースを形成する。前記成型用ポリマー材料として、ポリカーボネート或いはプラスチックを使うことができる。
【0073】
前記ベース形成ユニット402として、成型用ポリマー材料を金型の内部に射入して所定のベースを形成する注射射出成型ユニットを使うことができる。
【0074】
前記記録層形成ユニット404は、記録層を形成するためのユニットである。前記記録層は、有機色素で形成することができる。前記有機色素として、シアニン、フタロシアニン、アゾ化合物、ホルマザン及びジピロメテン化合物の中の一種或いは多種を使うことができる。
【0075】
前記記録層形成ユニット404は、有機色素と対応する溶剤が混ぜられた溶液を回転塗布(spin coating)した後、塗布した溶液を乾固させて記録層を形成する。
【0076】
前記記録層形成ユニット404は、一層或いは多層に構成される記録層を形成することができる。前記記録層の層数は、光記録媒体の種類により決めることができる。
【0077】
前記反射層形成ユニット406は、前記記録層の上に反射層を形成するためのユニットである。前記反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む反射材料で形成する。即ち、前記反射層は所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む。本実施形態の反射層は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0078】
前記反射層形成ユニット406は、反射材料を記録層の上にスパッタリング蒸着するスパッタリング蒸着ユニットであることができる。即ち、最適な重量比に混ざっている反射材料をターゲットにスパッタリングして反射層を形成する。
【0079】
上述したように、前記反射層は銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本実施形態の反射層は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0080】
例えば、本実施形態の反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。他の実施形態に係る反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことができる。
【0081】
前記保護層形成ユニット408は、前記反射層の上に保護層を形成するユニットである。前記保護層は、アクリルラッカーから形成することができる。アクリルラッカーを使う場合、前記保護層形成ユニット408は、回転塗布方式でアクリルラッカーを塗布した後、紫外線でアクリルラッカーを乾固させて保護層を形成することができる。他の実施形態の保護層は、接着層とダミーサブストレートを含むことができる。この場合、前記保護層形成ユニット408は、接着層を形成した後、ダミーサブストレートを前記接着層に接着させる。
【0082】
本発明の実施形態により形成される光記録媒体は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0083】
図4の光記録媒体形成ユニットは、本発明の一実施形態に過ぎないので、本発明が保護しようとする範囲が図4の実施形態に制限されているのはない。本技術領域の技術者は、本実施形態を適当に修訂して実施してもよい。
【0084】
図5は、本発明の第二実施形態に係る光記録媒体を製造するシステム500を示す図である。図5のシステム500は、ベース形成ユニット502と、反射層形成ユニット504と、記録層形成ユニット506と、保護層形成ユニット508と、を含む。
【0085】
前記ベース形成ユニット502は、ベースを形成するユニットである。前記ベース形成ユニット502は、成型用ポリマー材料を使って所定の形状とサイズをベースを形成する。前記成型用ポリマー材料として、ポリカーボネート或いはプラスチックを使うことができる。
【0086】
前記ベース形成ユニット502として、成型用ポリマー材料を金型の内部に射入して所定のベースを形成する注射射出成型ユニットを使うことができる。
【0087】
前記反射層形成ユニット504は、反射層を形成するユニットである。前記反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む反射材料で形成する。即ち、前記反射層には、所定の比率に混ざった銅と亜鉛が含まれている。本実施形態の反射層は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0088】
前記反射層形成ユニット504は、反射材料をスパッタリング蒸着するスパッタリング蒸着ユニットであることができる。即ち、最適な重量比に混ざっている反射材料をターゲットにスパッタリングして反射層を形成する。
【0089】
上述したように、前記反射層は銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本実施形態の反射層は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0090】
例えば、本実施形態の反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。他の実施形態に係る反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことができる。
【0091】
前記記録層形成ユニット506は、形成された前記反射層の上に記録層を形成するユニットである。前記記録層は、有機色素で形成することができる。前記有機色素として、シアニン、フタロシアニン、アゾ化合物、ホルマザン及びジピロメテン化合物の中の一種或いは多種を使うことができる。
【0092】
前記記録層形成ユニット506は、有機色素と対応する溶剤が混ぜられた溶液を回転塗布した後、塗布した溶液を乾固させて記録層を形成する。他の実施形態の記録層形成ユニット506は、相変化無機材料をスパッタリング蒸着して記録層を形成することができる。
【0093】
前記記録層形成ユニット506は、一層或いは多層に構成される記録層を形成することができる。前記記録層の層数は、光記録媒体の種類により決めることができる。
【0094】
前記保護層形成ユニット508は、前記記録層の上に保護層を形成するユニットである。前記保護層は、アクリルベースドポリマーから形成することができる。
【0095】
本発明の実施形態の光記録媒体形成ユニット500は、前記反射層と前記記録層との間に第一緩衝層を形成する第一緩衝層形成ユニットと、前記記録層と前記保護層との間に第二緩衝層を形成する第二緩衝層形成ユニットと、をさらに含むことができる。
【0096】
本発明の実施形態により形成される光記録媒体は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0097】
図5の光記録媒体形成ユニットは、本発明の一実施形態に過ぎないので、本発明が保護しようとする範囲が図5の実施形態に制限されているのはない。本技術領域の技術者は、本実施形態を適当に修訂して実施してもよい。
【0098】
図6は、本発明の第一実施形態に係る光記録媒体製造方法を示すフロー‐チャートである。以下、フローチャートの内容を参照しながら光記録媒体製造方法を説明する。前記フローチャートの各ステップは、適用するソフトウェア、ハードウェア或いは両者の組合で実施することができる。
【0099】
ステップ602で、ベースを形成する。即ち、成型用ポリマー材料を使って所定の形状とサイズをベースを形成する。前記成型用ポリマー材料として、ポリカーボネート或いはプラスチックを使うことができる。
【0100】
前記ステップ602で、成型用ポリマー材料を金型の内部に射入して所定のベースを形成することができる。
【0101】
ステップ604で、ベースの上に記録層を形成する。前記記録層は、有機色素で形成することができる。前記有機色素として、シアニン、フタロシアニン、アゾ化合物、ホルマザン及びジピロメテン化合物の中の一種或いは多種を使うことができる。
【0102】
前記ステップ604で、有機色素と対応する溶剤が混ぜられた溶液を回転塗布した後、塗布した溶液を乾固させて記録層を形成することができる。
【0103】
前記ステップ604で、一層或いは多層に構成される記録層を形成することができる。前記記録層の層数は、光記録媒体の種類により決めることができる。
【0104】
ステップ606で、前記記録層の上に反射層を形成する。前記反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む反射材料で形成する。即ち、前記反射層には、所定の比率に混ざった銅と亜鉛が含まれている。本実施形態の反射層は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0105】
前記ステップ606で、反射材料を前記記録層の上にスパッタリング蒸着して反射層を形成する。即ち、最適な重量比に混ざっている反射材料を所定のターゲットにスパッタリングして反射層を形成する。
【0106】
上述したように、前記反射層は銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本実施形態の反射層は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0107】
例えば、本実施形態の反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。他の実施形態に係る反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことができる。
【0108】
スッテプ608で、前記反射層の上に保護層を形成する。前記保護層は、アクリルラッカーで形成することができる。アクリルラッカーを使う場合、回転塗布方式でアクリルラッカーを塗布した後、紫外線でアクリルラッカーを乾固させて保護層を形成することができる。他の実施形態の保護層は、接着層とダミーサブストレートを含むことができる。この場合、接着層を形成した後、ダミーサブストレートを前記接着層に接着させる。
【0109】
本実施形態により形成される光記録媒体は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0110】
図6のステップ602〜608は、本発明の一実施形態に過ぎないので、該実施形態を適当に修訂して実施することができる。例えば、1つ或いは多数のステップを加減して実施するとか、各ステップの順序を変えて実施することができる。
【0111】
図7は、本発明の第二実施形態に係る光記録媒体製造方法を示すフロー‐チャートである。以下、フローチャートの内容を参照しながら光記録媒体製造方法を説明する。前記フローチャートの各ステップは、適用するソフトウェア、ハードウェア或いは両者の組合で実施することができる。
【0112】
ステップ702で、ベースを形成する。即ち、成型用ポリマー材料を使って所定の形状とサイズをベースを形成する。前記成型用ポリマー材料として、ポリカーボネート或いはプラスチックを使うことができる。
【0113】
前記ステップ702で、成型用ポリマー材料を金型の内部に射入して所定のベースを形成することができる。
【0114】
ステップ704で、前記ベースの上に反射層を形成する。前記反射層は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む反射材料で形成する。即ち、前記反射層には、所定の比率に混ざった銅と亜鉛が含まれている。本実施形態の反射層は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含む。
【0115】
前記ステップ704で、反射材料を前記ベースの上にスパッタリング蒸着させて反射層を形成する。即ち、最適な重量比に混ざっている反射材料を所定のターゲットにスパッタリングして反射層を形成する。
【0116】
上述したように、前記反射層は銅と亜鉛だけでなく、他の金属をさらに含むことができる。本実施形態の反射層は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含む。
【0117】
例えば、本実施形態の反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含む。他の実施形態に係る反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことができる。
【0118】
ステップ706で、反射層の上に記録層を形成する。前記記録層は、有機色素或いは相変化無機材料で形成することができる。前記有機色素として、シアニン、フタロシアニン、アゾ化合物、ホルマザン及びジピロメテン化合物の中の一種或いは多種を使うことができる。
【0119】
前記ステップ706で、有機色素と対応する溶剤が混ぜられた溶液を回転塗布した後、塗布した溶液を乾固させて記録層を形成することができる。前記ステップ706で、前記変化無機材料をスパッタリング蒸着させて記録層を形成することもできる。
【0120】
前記ステップ706で、一層或いは多層に構成される記録層を形成することができる。前記記録層の層数は、光記録媒体の種類により決まる。
【0121】
スッテプ708で、前記反射層の上に保護層を形成する。前記保護層は、アクリルベースドポリマーで形成することができる。
【0122】
本発明の実施形態の光記録媒体製造方法は、前記反射層と前記記録層との間に第一緩衝層を形成する第一緩衝層形成ステップと/或いは前記記録層と前記保護層との間に第二緩衝層を形成する第二緩衝層形成ステップをさらに含むことができる。
【0123】
本実施形態により形成される光記録媒体は、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験パラメータを満たすことができる。
【0124】
図7のステップ702〜708は、本発明の一実施形態に過ぎないので、該実施形態を適当に修訂して実施することができる。例えば、1つ或いは多数のステップを加減して実施するとか、各ステップの順序を変えて実施することができる。
【0125】
図8は、光記録媒体に情報を読み書きすることができる第一実施形態に係る光ディスクドライブ800を示す図である。図8の光ディスクドライブ800は、ディスク載置部802と、光源804と、光学レンズ806と、光線センサー808と、を含む。
【0126】
前記ディスク載置部802は、前記光記録媒体を載置させる。前記ディスク載置部802は、載置位置と作動位置との間で伸びるとか縮まることができる。
【0127】
前記光源804は、所定の波長を有する光線を発光する。前記光学レンズ806は、光線を光記録媒体に集光させる。
【0128】
本実施形態で、前記光線の波長は、光記録媒体により決まる。以下、光記録媒体がデジタルバーサタイルディスク(DVD)とブルーレイディスク(BD)である場合を例にして説明する。前記光記録媒体がDVDである場合、所定の波長を有する第一光線を使い、前記光記録媒体がBDである場合、所定の波長を有する第二光線を使う。前記第二光線の波長は、前記第一光線の波長より長い。
【0129】
前記光源804は、駆動する光記録媒体の種類により光線量を制御する制御装置をさらに含むことができる。例えば、違う光線量を選択して、前記光記録媒体に情報を書き込むとか光記録媒体の情報を読み出すようにすることができる。
【0130】
前記光線センサー808は、前記光記録媒体により反射される光線を検出する。前記光記録媒体に記録される情報は、光記録媒体に反射される光線の変化により読み出すことができる。
【0131】
前記光記録媒体が円形の光記録媒体である場合、前記光ディスクドライブ800は、前記光記録媒体を回転させる回転手段をさらに含むことができる。前記光記録媒体が回転する場合、光線が光記録媒体の所定の位置にガイドされる。
【0132】
本発明の光ディスクドライブ800は、デスクトップパソコン或いはノートパソコンに装着することができる。通常のパソコンは、各種のソフトを実行する処理装置と、一人或いは多人に情報を示す表示装置と、パソコンに各種の指令を入力する入力装置と、を含む。前記パソコンは、光記録媒体に情報を読み書きすることができるドライブをさらに含むことができる。
【0133】
図8の光ディスクドライブ800は、本発明の一実施形態に過ぎないので、本発明が保護しようとする範囲が図8の実施形態に制限されているのはない。本技術領域の技術者は、本実施形態を適当に修訂して実施することができる。
【0134】
本発明の実施形態に係る光記録媒体は、説明のIEC 68−2−2Baに記録されている各種の実験パラメータを満たすことができる。前記実験パラメータは、温度が55摂氏度であり、湿度が50%である環境で96時間以上実験を行って得たものである。
【0135】
前記光記録媒体がDVDである場合、以下の実験パラメータを使うことができる。
【0136】
反射率:光記録媒体に入る光線と光記録媒体の所定の区域に反射されて出る光線の比率を言う。反射率は、通常%で標示する。前記反射率が低すぎると、光記録媒体の情報を読み出すものがにくくなる。
【0137】
モジュレーション(Modulation):凹部の形成に関する情報を表示するパラメータである。前記モジュレーションにより、光記録媒体の記録の質量に関する情報を体現することができる。
【0138】
アシンメトリー(Asymmetry):偏差(deviation)、ジッター(Jitter)及びデジタルエラーに関する信号数値を検出するパラメータである。
【0139】
修正不可能なエラー数(Parity Outer Fail):光記録媒体の修正できないエラー数量を示すパラメータである。
【0140】
PIsum8:光記録媒体の連続する8モジュール毎の中で修正不可能なエラー数の合計値を表示するパラメータである。
【0141】
データクロックジッタ(Data to Clock Jitter、DC Jitter):理想的な時間周期に相対して生じる偏差を表示するパラメータである。
【0142】
本発明の実施形態で、光記録媒体、その光記録媒体の製造方法及び製造システムを提供した。前記光記録媒体は、所定の比率に混ざっている銅と亜鉛を含む。
【0143】
前記反射層は、高い反射率を有しているのでいろいろな光記録媒体に適用することができる。
【0144】
且つ、本発明の反射層は、コストが低い反射材料を使うので、光記録媒体の製造コストを低下させることができる。
【0145】
本発明の光記録媒体は、標準に指定される実験環境で正常に作動することができる。即ち、本発明の光記録媒体の安定性が高い。
【符号の説明】
【0146】
100 光記録媒体
102 ベース
104 記録層
106 反射層
108 保護層
110 矢印
200 光記録媒体
202 ベース
204 反射層
206 記録層
208 保護層
210 矢印
300 光記録媒体
302 ベース
304 反射層
306 第一緩衝層
308 記録層
310 第二緩衝層
312 保護層
314 矢印
400 光記録媒体製造システム
402 ベース形成ユニット
404 記録層形成ユニット
406 反射層形成ユニット
408 保護層形成ユニット
500 光記録媒体製造システム
502 ベース形成ユニット
504 反射層形成ユニット
506 記録層形成ユニット
508 保護層形成ユニット
800 光ディスクドライブ
802 ディスク載置部
804 光源
806 光学レンズ
808 光線センサー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースと、前記ベースの上に形成される記録層と、前記記録層の上に形成される反射層と、前記反射層の上に形成される保護層と、を含む情報を記録する光記録媒体において、
前記反射層は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含むことを特徴とする光記録媒体。
【請求項2】
前記反射層は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
【請求項3】
前記反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
【請求項4】
前記反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
【請求項5】
ベースと、前記ベースの上に形成される反射層と、前記反射層の上に形成される記録層と、前記記録層の上に形成される保護層と、を含む情報を記録する光記録媒体において、
前記反射層は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含むことを特徴とする光記録媒体。
【請求項6】
前記反射層は、ニッケルとビスマスの中の少なくとも一種をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の光記録媒体。
【請求項7】
前記反射層は、重量比が60〜70%である銅と、重量比が15〜30%である亜鉛と、重量比が5〜20%であるニッケルと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の光記録媒体。
【請求項8】
前記反射層は、重量比が50〜65%である銅と、重量比が30〜45%である亜鉛と、重量比が1〜10%であるビスマスと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の光記録媒体。
【請求項9】
光記録媒体に情報を読み書きする光ディスクドライブにおいて、
前記光記録媒体は、重量比が50〜75%である銅と、重量比が15〜45%である亜鉛を含有する反射層を含み、
前記光ディスクドライブは、前記光記録媒体を載置させるディスク載置部と、所定の波長を有する光線を発光する光源と、光線を前記光記録媒体に集光させる光学レンズと、前記光記録媒体に反射されて出る光線を検出する光線センサーと、を含むことを特徴とする光記録媒体光ディスクドライブ。
【請求項10】
光線が記録媒体にガイドされるように光記録媒体を回転させる光記録媒体回転手段をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の光記録媒体光ディスクドライブ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2011−54264(P2011−54264A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−184569(P2010−184569)
【出願日】平成22年8月20日(2010.8.20)
【出願人】(510108652)
【Fターム(参考)】