説明

入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法

【課題】USB装置とブルートゥース通信する様々な外部機器に対して、別途の入力手段無しに入力インターフェースを提供できるようにした入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法を提供する。
【解決手段】所定端末のUSBポートと連結するUSB装置を通じて前記所定端末の入力手段を外部機器と共有する。所定端末と連結されるUSB制御部と、外部機器と通信するブルートゥース通信部とを分離構成して、所定端末、または外部機器の種類に関係なく入力手段を共有する。USBHID標準規格を遵守して所定端末がUSB装置をHID遵守装置と認識するようにする。所定端末で動作する実行プログラムを備えて、実行プログラムが所定端末の入力データをUSB装置に伝送する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法に関する。特に、USB装置を所定端末のUSBポートと連結して前記所定端末の入力手段を外部機器と共有するようにして、前記USB装置とブルートゥース通信する様々な外部機器に対して、別途の入力手段無しに入力インターフェースを提供するようにしたUSB装置およびそのインターフェース提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信技術の発展によって、様々な無線通信技術を用いた携帯用機器等の使用が活性化している。
【0003】
ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)は、このような無線通信規格の一例として、2.45GHz周波数を用いて近距離(半径約10〜100m)内で各種の電子、情報通信機器を無線で連結、制御する近距離無線ネットワーキング技術規格である。
【0004】
ブルートゥースを用いると、家庭や事務室内のコンピューター、プリンター、携帯電話、PDAなどの情報通信機器はもちろんのこと、各種のデジタル家電製品の間の通信に物理的なケーブル無しで無線周波数を利用し、高速でデータを交換することができる。
【0005】
また、機器間のデータ通信が無線通信になり、ブルートゥース機能を備えたデジタルカメラ、プリンターなどの各種機器にもケーブルを連結する必要がなく、家庭内のほとんど全ての家電機器の有線ネットワークを無線に替えることができる。
【0006】
一方、スマートフォンやタブレットのような最近の様々な携帯用機器等は、たいていこのようなブルートゥース機能を内蔵して、近距離での情報の送・受信を円滑に行う。
【0007】
例えば、スマートフォンにブルートゥースヘッドホンを連結して音楽を聴いたり、ブルートゥースハンズフリーを連結して通話したりする用途で多く利用されている。
【0008】
また、最近は一般的ユーザコンピューターより、このようなスマートフォンやタブレットの使用が次第に頻繁になって、ユーザの所持した様々な機器間に情報共有が多くなり、ユーザ達がスマートフォンに直接情報を入力したり、保存したりする場合が多くなった。
【0009】
スマートフォンやタブレットは、文書作成ソフトウェアやメモ帳などをアプリケーションで内蔵して作成機能を提供することによって、このようなユーザの要求を満たしている。
【0010】
ユーザ達は、前記文書作成ソフトウェアやメモ帳などを用いて、重要な予定や簡単なメモ内容を作成したりして、知人に直ちに伝送することもできる。
【0011】
このような文書作成のためのスマートフォンやタブレットの入力手段としては、内蔵されたクワーティキーボードを用いるか、タッチ式画面を通じた直接的な入力手段が一般的である。
【0012】
しかし、携帯用機器の特性上、その大きさに限界があるため、このようなクワーティキーボード、またはタッチ式画面を通じた入力は、ユーザの便宜性および入力速度が落ちるため、簡単な短文やメールに制限的に使用されてきた。
【0013】
最近には、このような不便を解消するために、ブルートゥース通信を用いたスマートフォン用無線キーボードが販売され、ユーザが便利に文書作成をするに役に立つようになった。
【0014】
しかし、これもまたスマートフォンのような携帯用機器を所持して、同時にスマートフォン用無線キーボードを所持してこそ使用可能なため、携帯性の面で非常に悪いという短所がある。
【0015】
したがって、スマートフォンやタブレットを携帯する時、簡便に携帯して入力手段として活用できる装置が要求される。
【0016】
また、USB装置としては、例えば特許文献1に、USBを介してUSBホストと接続されるUSB装置であり、USBのデータラインを介して信号を受信する受信器と、制御信号に応答してデータラインにプルアップ抵抗を接続し、USBホストがUSB装置をリセットする時、信号の電圧レベルがスレッショルド電圧より低くなるようにプルアップ抵抗の抵抗値を調節するプルアップ抵抗回路を含むことを特徴とするものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0017】
【特許文献1】特開2007−193796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
前述の問題点を改善するための本発明の実施例の目的は、所定端末のUSBポートと連結するUSB装置を通じて、前記所定端末の入力手段を外部機器と共有することによって、前記USB装置とブルートゥース通信する様々な外部機器に対して、別途の入力手段無しに入力インターフェースを提供できるようにした入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法を提供することにある。
【0019】
前述の問題点を改善するための本発明の実施例の他の目的は、所定端末と連結されるUSB制御部と、外部機器と通信するブルートゥース通信部とを分離構成することによって、所定端末、または外部機器の種類に関係なく入力手段を共有するようにした入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法を提供することにある。
【0020】
前述の問題点を改善するための本発明の実施例のまた他の目的は、USBHID標準規格を遵守して、所定端末のUSBポートと連結して、前記所定端末がUSB装置をHID遵守装置と認識することによって、様々なオペレーティングシステムに対して汎用的にUSB装置を使用できるようにした入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法を提供することにある。
【0021】
前述の問題点を改善するための本発明の実施例のまた他の目的は、所定端末で動作する実行プログラムを備えて、前記実行プログラムが前記所定端末の入力データをUSB装置に伝送するようにすることによって、別途のドライバー無しに、簡便に入力インターフェースとして使用できるようにした入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法を提供することにある。
【0022】
前述の問題点を改善するための本発明の実施例のまた他の目的は、ブルートゥースHID標準規格を遵守して、外部機器とブルートゥース通信して、前記外部機器が前記USB装置を標準ブルートゥース入力手段と認識することによって、前記外部機器に別途のアプリケーションを設置しなくても、直ちに連動するようにした入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法を提供することにある。
【0023】
前述の問題点を改善するための本発明の実施例のまた他の目的は、前記のような分離構成を通じて、入力手段の種類の設定変更、またはブルートゥース通信プロファイルの設定を変更するだけで、入力インターフェースの種類を変更できるようにすることによって、キーボード、マウスのような基本入力手段のみならず、ペンや、デジタイザのような様々な入力手段をインターフェースできるようにした入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0024】
前記の目的を達成するための本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置は、USBポートと入力装置とを備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部と;HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;ブルートゥース装置を支援する所定外部機器に既設定された標準ブルートゥース入力装置と認識されるようにし、前記標準ブルートゥース入力装置としてブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;前記所定端末で実行され、前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置データを入力され、これを前記HID標準規格に合わせて前記装置認識部に伝送する実行プログラムを備えたメモリ部と;前記装置認識部から入力装置データを伝送されて、これを前記入力装置の種類によって、既設定された形式で解析して、前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含めて構成される。
【0025】
前記装置認識部は、前記HID標準規格を遵守し、前記標準ブルートゥース入力装置の種類によって、既設定されたデータ構造で前記実行プログラムからデータを伝送されることが好ましい。
【0026】
前記ブルートゥース通信部は、ブルートゥースHID装置を支援する所定外部機器で標準ブルートゥースHID入力装置と認識されてブルートゥース通信する。
【0027】
前記装置認識部は、前記実行プログラムから前記所定端末でのマウスポインタデータを伝送されることをさらに含むことができる。
【0028】
前記装置認識部は、前記所定端末でポインタ位置が既設定された臨界値を超えるか、既設定された位置に移動する場合、前記実行プログラムから複写した入力データを伝送されることもできる。
【0029】
前記メモリ部は、読みおよび書きが可能なメモリから構成され、前記実行プログラムのアップデートができることが好ましい。
【0030】
また、前記メモリ部は、前記所定端末のオペレーティングシステムの種類による各々の実行プログラムを備えることがさらに好ましい。
【0031】
前記所定外部機器は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンの中のいずれか一つであって、前記所定外部機器のオペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)OS、iOS、ウィンドウズ(登録商標)OS、シンビアン(登録商標)OS、ブラックベリー(登録商標)OS、バダOSの中のいずれか一つであることがある。
【0032】
また、前記装置認識部は、前記所定端末で前記メモリ部および前記HID遵守装置の同時認識のためのUSBハブをさらに含むこともできる。
【0033】
前記の目的を達成するための本発明の他の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置は、所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置であって、ブルートゥース装置を支援する所定外部機器に既設定された標準ブルートゥース入力装置と認識されるようにし、前記標準ブルートゥース入力装置としてブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識され、前記所定端末で実行されて前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを入力され、前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを伝送する実行プログラムを通じて前記入力データを伝送され、これを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析して、前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成し、これを前記ブルートゥース通信部に伝送するUSB制御部とを含めてなる。
【0034】
前記の目的を達成するための本発明のまた他の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置は、所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置であって、HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;所定外部機器に標準ブルートゥースキーボードと認識されて前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;前記所定端末で実行されて、前記所定端末のキーボードデータを入力されて、これを前記HID標準規格で提供するプロトコルの形態に変換して前記装置認識部に伝送する実行プログラムを保存したプログラム保存部と;前記装置認識部から前記キーボードデータを伝送されて、既設定された形式で解析するデータ解析部と;前記データ解析部で解析されたデータを前記標準ブルートゥースキーボードのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含めてなる。
【0035】
前記の目的を達成するための本発明のまた他の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置は、USBポートおよび入力装置を備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部と;HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;前記所定端末で実行されて、前記所定端末の入力装置の種類を入力され、前記入力装置の対応される入力データを入力されて、これを前記HID標準規格で提供する標準プロトコルの形態に変換して、前記装置認識部に伝送する実行プログラムを備えたメモリ部と;ブルートゥース装置を支援する一つ以上の外部機器に対し、所定外部機器が支援する一つ以上の標準ブルートゥース入力装置に対するブルートゥースプロファイル等を保存したプロファイル保存部と;前記ブルートゥースプロファイルの中で、前記入力装置の種類と対応されるブルートゥースプロファイルを選択して、前記所定外部機器が前記選択されたブルートゥース入力装置と認識するようにしながら、前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;前記装置認識部から前記入力データを伝送されて、これを前記設定された入力装置の種類によって、既設定された形式で解析するデータ解析部と;前記データ解析部で解析されたデータを前記選択したブルートゥースプロファイルのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含めてなる。
【0036】
前記プロファイル保存部は、前記ブルートゥースプロファイル等の追加、削除、更新が可能であり、前記メモリ部は、前記実行プログラムの追加、削除、更新が可能である。
【0037】
前記の目的を達成するための本発明のまた他の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置は、USBポートおよび入力装置を備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部と;HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;ブルートゥース装置を支援する一つ以上の外部機器に対し、所定外部機器が支援する一つ以上のブルートゥース入力装置に対するブルートゥースプロファイル等を保存したプロファイル保存部と;前記ブルートゥースプロファイルの中の一つを選択して前記所定外部機器が前記選択されたブルートゥース入力装置と認識するようにした後、前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;前記ブルートゥース入力装置の種類を設定されて、前記ブルートゥース通信部が選択するブルートゥースプロファイルを指定する入力インターフェース設定部と;前記所定端末で実行され、前記入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置の入力データを入力され、これを前記HID標準規格で提供する標準プロトコルの形態に変換して前記装置認識部に伝送するプログラムを備えたメモリ部と;前記装置認識部から前記入力データを伝送され、これを前記設定された入力装置の種類によって、既設定された形式で解析するデータ解析部と;前記データ解析部で解析されたデータを前記選択したブルートゥースプロファイルのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含めてなる。
【0038】
前記の目的を達成するための本発明のまた他の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置のインターフェース提供方法は、所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置のインターフェース提供方法であって、USB装置がHID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする段階と;前記USB装置が前記所定端末で実行される実行プログラムを駆動する段階と;前記USB装置がブルートゥース装置を支援する所定外部機器に標準ブルートゥース入力装置と認識されてブルートゥース通信する段階と;前記USB装置が前記実行プログラムから前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを伝送される段階と;前記USB装置が前記入力データを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析する段階と;前記USB装置が前記解析されたデータを前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成する段階と;前記USB装置が前記生成したデータを前記所定外部機器に伝送する段階と;を含めてなる。
【0039】
前記の目的を達成するための本発明のまた他の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置のインターフェース提供方法は、所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置のインターフェース提供方法であって、USB装置がHID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする段階と;前記USB装置が前記所定端末で実行される実行プログラムを駆動して前記実行プログラムから前記所定端末の入力装置の種類を入力される段階と;前記USB装置が既保存されたブルートゥース入力装置等に対するブルートゥースプロファイルの中の前記入力された入力装置の種類と対応されるブルートゥースプロファイルを選択して所定外部機器が前記USB装置を選択されたブルートゥース入力装置と認識するようにしながら、前記所定外部機器とブルートゥース通信する段階と;前記USB装置が前記実行プログラムから前記入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを前記HID標準規格で伝送される段階と;前記USB装置が前記伝送された入力装置のデータを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析する段階と;前記USB装置が前記解析されたデータを前記選択されたブルートゥース入力装置のプロトコルに対応するデータに変換する段階と;前記USB装置が前記変換したデータを前記所定外部機器に伝送する段階と;を含めてなる。
【発明の効果】
【0040】
本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法は、所定端末のUSBポートと連結するUSB装置を通じて前記所定端末の入力手段を外部機器と共有することによって、前記USB装置とブルートゥース通信する様々な外部機器に対して、別途の入力手段無しに入力インターフェースを提供することができて、ユーザ便宜性に優れた効果がある。
【0041】
本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法は、所定端末と連結されるUSB制御部と、外部機器と通信するブルートゥース通信部とを分離構成することによって、所定端末、または外部機器の種類に関係なく、入力手段を共有するようにして、装置の互換性に優れた効果がある。
【0042】
本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法は、USBHID標準規格を遵守して所定端末のUSBポートと連結して前記所定端末がUSB装置をHID遵守装置と認識することによって、様々なオペレーティングシステムに対し、汎用的にUSB装置を使用することができ、装置の互換性を増大させる効果がある。
【0043】
本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法は、所定端末で動作する実行プログラムを備えて前記実行プログラムが前記所定端末の入力データをUSB装置に伝送するようにすることによって、別途のドライバー無しに、簡便に入力インターフェースとして使用することができ、装置の互換性をさらに増大させる効果がある。
【0044】
本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法は、ブルートゥースHID標準規格を遵守して外部機器とブルートゥース通信して、前記外部機器が前記USB装置を標準ブルートゥース入力手段と認識することによって、前記外部機器に別途のアプリケーションを設置しなくても直ちに連動するようにして、ユーザ便宜性をさらに増大させる効果がある。
【0045】
本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置およびそのインターフェース提供方法は、前記のような分離構成を通じて、入力手段の種類の設定変更、またはブルートゥース通信プロファイルの設定を変更するだけで、入力インターフェースの種類を変更できるようにすることによって、キーボード、マウスのような基本入力手段のみならず、ペンや、デジタイザのような様々な入力手段をインターフェースすることができて、装置の拡張性に非常に優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の第1例示図である。
【図2】本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の第2例示図である。
【図3】本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の外観を図示した例示図である。
【図4】本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の全体構成図である。
【図5】本発明の第1実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の細部構成図である。
【図6】本発明の第2実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の細部構成図である。
【図7】本発明の実施例による入力インターフェース提供方法のフローチャートである。
【図8】本発明の実施例による入力手段動作段階のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0047】
前記のような本発明を添付の図面と実施例を通じて詳しく説明する。
【0048】
図1は、本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置(100)の第1例示図である。
【0049】
前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)をコンピューター(200)のUSBポート(PORT)に装着して、前記USB装置(100)に内蔵された実行プログラム(101)を実行すると、前記コンピューター(200)のキーボード(400)、またはマウスを用いてスマートフォン(10)に入力(11)ができる。
【0050】
さらに詳しく説明すると、前記USB装置(100)に内蔵された実行プログラム(101)を 実行させると、モニター(300)画面にノートパッドのような文書作成プログラム(101、または、前記USB装置専用の文書作成プログラム)が開かれ、その中に入力した内容が前記スマートフォン(10)に同一に入力(11)される。
【0051】
また、コピー&ペースト(Copy&Paste)機能支援でコンピューター(200)の他の文書の内容を複写して、前記文書作成プログラム(101)に貼付すると、前記スマートフォン(10)に複写したデータが同一に伝送(11)される。
【0052】
例えば、マウスを動かしてスマートフォン(10)の方へ移動させると、モニター(300)臨界値(例えば、左側の端)を超えると、前記スマートフォン(10)にマウスが位置し、コンピューター(200)に連結されたキーボード(400)入力がスマートフォン(10)の方へ直ちに入力されるように構成することができる。これに関しては、図2で詳しく説明する。
【0053】
前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)は、ブルートゥース通信部とUSB制御部とを含めて構成され、前記USB制御部がメモリを内蔵していて、前記メモリに実行ファイル(前記実行プログラム)が保存される。
【0054】
この時、前記メモリは、前記実行プログラムのアップデートが前記コンピューター(200)でできるように、フラッシュメモリのような読み書きが可能なメモリを使うことが好ましいが、費用の面でROM(Read Only Memory)を使って前記実行プログラムを内蔵することもできる。
【0055】
即ち、前記USB装置(100)は、ブルートゥース通信部とUSBメモリとに分離構成されて、前記USBメモリに前記コンピューター(200)に必要な実行プログラム(101)が位置する。
【0056】
この時、前記実行プログラム(101)は、別途の設置が要らないように実行ファイル一つからなることが好ましい。
【0057】
前記コンピューター(200)は、前記USB装置(100)のブルートゥース通信部と直接的な通信がないため、前記USB装置(100)を一般的なUSBデバイスと認識するようになり、前記USBメモリ(USB制御部)が前記実行プログラム(101)から前記コンピューター(200)の入力データを受け取ってブルートゥース形式に変換して前記ブルートゥース通信部に伝送する。
【0058】
前記USB装置(100)は、USBインターフェースを利用し、ウィンドウズ(登録商標)、マッキントッシュ(登録商標)、リナックス(登録商標)などのオペレーティングシステム(OS)が基本的に支援するUSBHIDを用いるため、別途の装置ドライバーを設置する必要がなく、内蔵された実行プログラムを実行させることだけで、前記コンピューター(200)のキーボード(400)とマウスを用いてスマートフォン(10)に入力(11)することが可能になる。
【0059】
このように、前記USB装置(100)は、実行プログラム(101)をのみ実行させれば良い構成であるため、ウィンドウズ(登録商標)のみならず、マック(MAC)(登録商標)、リナックス(Linux)(登録商標)など、全てのオペレーティングシステム(OS)と別途のプログラムの設置無しに通信が可能である。
【0060】
この時、前記USB装置(100)は、各々のオペレーティングシステムで実行できるようにウィンドウズ(登録商標)用の実行ファイルと、マック(登録商標)用の実行ファイル、リナックス(登録商標)用の実行ファイルなど、様々なオペレーティングシステムに対する実行ファイルを全て内蔵することが好ましい。
【0061】
一方、前記USB装置(100)は、スマートフォン(10)とブルートゥースを用いて通信するため、前記スマートフォン(10)に前記USB装置(100)と通信するために別途のプログラムを設置する必要がない。
【0062】
即ち、スマートフォン(10)との通信は、ほとんどのスマートフォン(10)が支援する基本ブルートゥースキーボード、マウス機能を利用するため、別途のアプリケーションは要らない。
【0063】
この時、円滑に連動するために前記USB装置(100)は、ブルートゥースHIDプロファイルを通じて前記スマートフォン(10)と通信することがさらに好ましい。
【0064】
好ましい実施例として、前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)の動作を実行順序によって説明すると次のようである。
【0065】
前記USB装置(100)のユーザは、オペレーティングシステムの種類と関係なく、USBポートを備えたコンピューター(200)に前記USB装置(100)を挿入する。
【0066】
前記USB装置(100)は、前記コンピューター(200)とUSBHID規格で通信するように構成されていて、メモリを内蔵して前記コンピューター(200)はUSBメモリとして認識するようになる。
【0067】
このため、前記USB装置(100)にUSBハブのような構成を含み、前記コンピューター(200)が前記USB装置(100)を前記メモリ装置と前記USBHID規格のHID遵守装置との二種類のデバイスとして認識するようにすることが好ましい。
【0068】
以後、ユーザは、前記実行ファイルの位置した前記メモリ装置を前記コンピューター(200)で使用できるため、オペレーティングシステムに適合した実行ファイルを実行し、実行された実行プログラム(101)を通じて前記コンピューター(200)のキーボード(400)やマウスを前記スマートフォン(10)の入力手段として利用することができる。
【0069】
この時、前記実行プログラム(101)を通じて、前記キーボード(400)やマウスの入力データを入力され、入力されたデータを、前記USBHID規格を通じて、前記USBHID遵守装置に伝送することになる。
【0070】
また、前記USB装置(100)に伝送された入力データは、変換過程を経て前記USB装置(100)に内蔵されたブルートゥース通信部を通じて前記スマートフォン(10)に伝送される。
【0071】
前記スマートフォン(10)は、前記USB装置(100)を基本ブルートゥースキーボード、またはマウスと認識しているため、前記ブルートゥース通信部の通信規約をこれに合わせて構成し、前記スマートフォン(10)と前記USB装置(100)との通信は、一般的なブルートゥースキーボード、またはマウスの方式と同一になる。
【0072】
したがって、前記コンピューター(200)では前記USB装置(100)のための別途のデバイスドライバーが要らなくなり、前記スマートフォン(10)でも基本ブルートゥース方式を用いるため、別途のアプリケーションを搭載しなくて良い。
【0073】
例えば、iPhone(登録商標)のようなiOSを用いるスマートフォンでは、ブルートゥースキーボードを基本的に支援し、サムスンの"GALAXY S"(登録商標)のようなアンドロイドオペレーティングシステムを用いるスマートフォンの場合、ブルートゥースHIDプロファイルを支援するため、使用に無理がない。
【0074】
したがって、前記USB装置(100)は、前記スマートフォン(10)とブルートゥースペアリングをすることによって前記コンピューター(200)のキーボード(400)、マウスを使用することができる。
【0075】
このような構成によって、前記USB装置(100)は、前記コンピューター(200)に連結されたキーボード(400)、またはマウスをスマートフォン(10)のほかにも、基本ブルートゥースキーボードを支援する様々な外部機器と連動して使用することができる。
【0076】
即ち、スマートフォンのみならず、ブルートゥース通信を支援するタブレット、またはノートパソコンとも自在に連動して使用することができるという長所がある。
【0077】
このように、前記USB装置(100)は、所定端末(200;コンピューター)のUSBポートと連結して前記所定端末(200)の入力手段(400)を外部機器(10)と共有してブルートゥース通信する様々な外部機器に対して、別途の入力手段無しに入力インターフェースを提供することができるため、ユーザの便宜性に非常に優れた長所がある。
【0078】
また、ブルートゥースHID標準規格を遵守して外部機器(10)とブルートゥース通信することが好ましく、これを通じて前記外部機器(10)が前記USB装置(100)を標準ブルートゥース入力手段と認識して、前記外部機器(10)に別途のアプリケーションを設置しなくても、直ちに連動できるため、ユーザの便宜性をさらに増大することができる。
【0079】
図2は、本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置(100)の第2例示図である。
【0080】
実行プログラムを実行すると、文書作成プログラム(101)が開かれ、前記USB装置(100)は、該文書作成プログラム(101)に入力する内容(102)を前記実行プログラムから伝達されて、スマートフォン(10)に伝送(11)する。
【0081】
この時、前記文書作成プログラム(101)は、前記実行プログラムであるか、前記実行プログラムによって呼び出される該オペレーティングシステム内の既設定されたプログラムであることがある。
【0082】
前記USB装置(100)は、前記文書作成プログラム(101)が活性化された状態で動くマウスポインタの位置(103、104)を、前記実行プログラムを用いて実時間にスマートフォン(10)に伝送(11)することもできる。
【0083】
また、メールや他の文書を開いてテキストを複写した後、前記文書作成プログラム(101)に貼付をすると、これを前記実行プログラムを通じて前記USB装置(100)が前記スマートフォン(10)に伝送(11)することができる。
【0084】
好ましい実施例として、前記実行プログラムを実行すると、シンプルな窓が開き、この窓ではスマートフォン(10)の位置を選択することができるようにする。
【0085】
ユーザは、左、右の二種類の選択ボタンの中の一つをクリックすれば良いが、例えば左側をクリックした場合、前記スマートフォン(10)に所定内容(12)を入力したいなら、ユーザはマウス(103)をモニター(300)の左側に移動(104)させる。
【0086】
前記マウスのポインタ(104)がモニター(300)上に位置した所定臨界値を越える瞬間、マウスポインタ(104)はスマートフォン(10)の方で表示(未図示)されて、ユーザはモニター(300)の左側に置かれたスマートフォン(10)を見ながら前記マウスを操作して前記キーボード(400)を通じて入力(12)することができる。
【0087】
また、右側を選択した場合は、逆にマウスがモニターの右側臨界値を超える瞬間、マウスポインタがスマートフォンに移動されて、以下の動作は同一に行われる。
【0088】
前記USB装置(100)は、前記スマートフォン(10)の基本ブルートゥースキーボード、またはマウスと認識されて動作するため、前記方式は、前記スマートフォン(10)に別途のアプリケーションを設置しなくても良いことに留意する。
【0089】
このように、前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)は、所定端末(200)で動作する実行プログラムを備えて前記実行プログラムが前記所定端末(200)の入力データ(102)をUSB装置(100)に伝送するようにして、別途のドライバー無しに簡便に入力インターフェースとして使用できるため、装置の互換性を非常に高めることができる。
【0090】
図3は、本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置(100)の外観を図示した例示図であって、前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)は、一般的なUSB記録媒体、あるいはUSBドングルと外観を類似にすることが、使用上好ましい。
【0091】
図4は、本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置(100)の全体構成図であって、前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)は、USBコネクタ(105)を用いて所定端末のUSBポートを通じて連結されるUSB装置であって、ブルートゥース装置を支援する所定外部機器(10)で標準ブルートゥース入力装置と認識されてブルートゥース通信(14)するブルートゥース通信部(120)およびHID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識され、前記所定端末で実行されて前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを入力されて前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを伝送する実行プログラムを通じて前記入力データを伝送されて、これを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析して前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成し、これを前記ブルートゥース通信部(120)に伝送するUSB制御部(110)を含む。
【0092】
この時、前記実行プログラムは、前記USB制御部(110)を通じて制御されるメモリ部(130)に備えられていることが好ましい。
【0093】
また、前記所定外部機器(10)は、ブルートゥース通信(14)のためのブルートゥースモジュール(13)を内蔵することが当然であって、前記USB装置(100)を基本ブルートゥース入力装置と認識するプロファイルを内蔵することがさらに好ましい。
【0094】
前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)は、USB制御部(110)とブルートゥース通信部(120)とが分離構成されて、所定端末と前記外部機器(10)との間の通信が分離されて動作する。
【0095】
即ち、コンピューター(所定端末)ではUSBHID装置として動作し、スマートフォン(10:外部機器)では基本ブルートゥースに連結されて通信(14)し、通信のためのドライバーやスマートフォン専用アプリケーション無しに簡便にキーボード、またはマウスでの使用が可能である。
【0096】
その反面、従来の一般的なブルートゥースドングルを通じてブルートゥース機器(例えば、スマートフォン)と通信することは、オペレーティングシステム、または連結しようとするデバイスごとに支援する機能および互換性を考えなければならないため、別途のドライバーや専用アプリケーションが必要となり、ユーザの便宜性が非常に落ちる。
【0097】
しかし、本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置(100)は、連結された両側の機器からもっとも互換性のあるインターフェースを通じてコンピューターの内容を伝送するため、互換性が非常に高い。
【0098】
即ち、前記入力インターフェースを提供するUSB装置(100)は、USBHIDを用いてオペレーティングシステムおよびデバイスの互換性に全然問題がなく汎用的に使えるため、USB端子を有する様々なオペレーティングシステム(例えば、ウィンドウズ(登録商標)、リナックス(登録商標)、マッキントッシュ(登録商標))のコンピューターで使用可能であって、iPhone(登録商標)、または"GALAXY S"(登録商標)のような相違するオペレーティングシステムのスマートフォンでも同一に動作するため、USBポートを備えたコンピューターさえあれば、コンピューターおよび外部機器のオペレーティングシステムに関係なく、前記USB装置を入力インターフェース装置として使用することができる。
【0099】
このように、前記USB装置(100)は、所定端末と連結されるUSB制御部(110)と、外部機器(10)と通信するブルートゥース通信部(120)とを分離構成して所定端末、または外部機器の種類に関係なく入力手段を共有することができるため、装置の互換性に非常に優れた長所がある。
【0100】
図5は、本発明の第1実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の細部構成図であって、前記入力インターフェースを提供するUSB装置は、USBポートを備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部(105)と、HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部(112)と、ブルートゥース装置を支援する所定外部機器で標準ブルートゥース入力装置と認識されてブルートゥース通信するブルートゥース通信部(120)と、前記所定端末で実行されて前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを入力されて、これを前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを前記装置認識部に伝送する実行プログラムを備えたメモリ部(130)と、前記装置認識部から前記入力データを伝送されて、これを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析するデータ解析部(113)と、前記データ解析部(113)で解析されたデータを前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部(115)と、前記データ生成部(115)で生成したデータを前記ブルートゥース通信部(120)に伝送する制御部(114)とを含む。
【0101】
また、給電に必要な電源部(111)をさらに含むことができる。
【0102】
前記本発明の実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置は、USBHID標準規格を遵守して所定端末のUSBポートと連結して、前記所定端末がUSB装置をHID遵守装置と認識するようにして様々なオペレーティングシステムに対し、汎用的にUSB装置を使用することができるため、装置の互換性を増大させることができる。
【0103】
一方、前記装置認識部(112)は、前記HID標準規格を遵守し、前記標準ブルートゥース入力装置の種類によって、既設定されたデータ構造で前記実行プログラムからデータを伝送されることが好ましい。
【0104】
即ち、前記USB装置は、USBHIDのインターフェース(Interface)規格をのみ遵守するものであって、交換するデータは特定化されてなく、前記データの構造を前記実行プログラム上で任意に定義して使用する。
【0105】
例えば、前記実行プログラムがウィンドウズオペレーティングシステムを基盤とするコンピューターで駆動されるプログラムであれば、USBHID規格下で前記ウィンドウズ(登録商標)のWinDDKから提供するAPIを用いて具現することができる。
【0106】
表1ないし表2は、このようなデータ構造の例を図示したものである。
【0107】
【表1】

【0108】
【表2】

【0109】
前記装置認識部(112)は、前記実行プログラムから前記所定端末でのマウスポインタデータを伝送されることをさらに含むことができる。
【0110】
また、前記装置認識部(112)は、前記所定端末でポインタ位置が既設定された臨界値を超えるか、既設定された位置に移動する場合、前記実行プログラムから複写した入力データを伝送されるようにすることもできる。
【0111】
また、前記ブルートゥース通信部(120)は、ブルートゥースHID装置を支援する所定外部機器で標準ブルートゥースHID入力装置と認識されてブルートゥース通信することが好ましい。
【0112】
前記メモリ部(130)は、読みおよび書きが可能なメモリで構成されて、前記実行プログラムのアップデートが可能である
【0113】
また、前記メモリ部(130)は、前記所定端末のオペレーティングシステムの種類による各々の実行プログラムを備えることが好ましい。
【0114】
または、図示していないが、前記実行プログラムを前記メモリ部(130)のほかにプログラム保存部に保存して実行されるように構成することもできる。
【0115】
前記所定外部機器は、ブルートゥース通信を支援する如何なる機器であっても差し支えないが、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンの中の一つであることが好ましく、この時、前記所定外部機器のオペレーティングシステムは、例えば、アンドロイド(登録商標)OS、iOS、ウィンドウズ(登録商標)OS、シンビアン(登録商標)OS、ブラックベリー(登録商標)OS、バダOSの中の一つであることがある。
【0116】
好ましい実施例として、前記装置認識部(112)は、前記所定端末で前記メモリ部(130)および前記HID遵守装置の同時認識のためのUSBハブをさらに含むこともできる。
【0117】
一方、前記入力インターフェースを提供するUSB装置のほかの好ましい実施例として、前記USB装置は、HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部(112)と、所定外部機器で支援する標準ブルートゥースキーボードと設定され、前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部(120)と、前記所定端末で実行されて前記所定端末のキーボードデータを入力され、これを前記HID標準規格で提供するプロトコルの形態に変換して前記装置認識部(112)に伝送する実行プログラムを保存したプログラム保存部(未図示)と、前記装置認識部(112)から前記キーボードデータを伝送されて既設定された形式で解析するデータ解析部(113)と、前記データ解析部(113)で解析されたデータを前記標準ブルートゥースキーボードのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部(115)と、前記データ生成部(115)で生成したデータを前記ブルートゥース通信部(120)に伝送する制御部(114)とを含めて構成して、無線ブルートゥースキーボード専用と構成することもできる。
【0118】
図6は、本発明の第2実施例による入力インターフェースを提供するUSB装置の細部構成図であって、前記入力インターフェースを提供するUSB装置は、USBポートを備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部(105)と、HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部(112)と、前記所定端末で実行されて前記所定端末の入力装置の種類を入力され、前記入力装置の対応される入力データを入力され、これを前記HID標準規格で提供する標準プロトコルの形態に変換して前記装置認識部(112)に伝送する実行プログラムを備えたメモリ部(130)と、ブルートゥース装置を支援する一つ以上の外部機器に対し、所定外部機器の一つ以上のブルートゥース入力装置に対するブルートゥースプロファイル等を保存したプロファイル保存部(116)と、前記所定外部機器に該当する前記ブルートゥースプロファイルの中で前記入力装置の種類と対応されるブルートゥースプロファイルを選択して前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部(120)と、前記装置認識部(112)から前記入力データを伝送され、これを前記設定された入力装置の種類によって既設定された形式で解析するデータ解析部(113)と、前記データ解析部(113)で解析されたデータを前記選択したブルートゥースプロファイルのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部(115)と、前記データ生成部(115)で生成したデータを前記ブルートゥース通信部(120)に伝送する制御部(114)とを含む。
【0119】
一方、前記入力インターフェースを提供するUSB装置は、HIDドライバーを用いるため、前記所定端末で如何なる装置であるか特定されなく、実質的にブルートゥースとペアリングする前記外部機器で認識する対象となる。
【0120】
したがって、前記USB装置は、前記実行プログラムで設定するように前記所定端末と連結された入力装置の中の一つを前記外部機器に対して支援する装置(例えば、ブルートゥースキーボード、マウス、ファイル伝送器、その他のデバイス)と変更することができる。
【0121】
このような構成は、使用中の時はもちろんのこと、製造過程であっても変更可能な構造であるため、使用用途によって前記ブルートゥースプロファイルおよび実行プログラムを 変更して製造することで、目的に相応しい様々な応用が可能となる。
【0122】
このように、前記USB装置は、前記のような分離構成を通じて、入力手段の種類の設定を変更、またはブルートゥース通信プロファイルの設定を変更するだけで、入力インターフェースの種類を変更することができるようにして、キーボード、マウスのような基本入力手段のみならず、ペンや、デジタイザのような様々な入力手段をインターフェースすることができるため、装置の拡張性に非常に優れた長所がある。
【0123】
また、前記プロファイル保存部(116)は、前記ブルートゥースプロファイル等の追加、削除、更新が可能で、前記メモリ部(130)は、前記実行プログラムの追加、削除、更新ができるように構成することができる。
【0124】
一方、このような拡張性を有した前記USB装置の他の好ましい実施例として、USBポートを備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部(105)と、HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部(112)と、ブルートゥース装置を支援する一つ以上の外部機器に対して、所定外部機器の一つ以上のブルートゥース入力装置に対するブルートゥースプロファイル等を保存したプロファイル保存部(116)と、前記所定外部機器に該当する前記ブルートゥースプロファイルの中の一つを選択して、前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部(120)と、前記選択したブルートゥースプロファイルに該当する入力装置の種類を設定する入力インターフェース設定部(117)と、前記所定端末で実行されて前記入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置の入力データを入力され、これを前記HID標準規格で提供する標準プロトコルの形態に変換して前記装置認識部(112)に伝送するプログラムを備えたメモリ部(130)と、前記装置認識部(112)から前記入力データを伝送され、これを前記設定された入力装置の種類によって既設定された形式で解析するデータ解析部(113)と、前記データ解析部(113)で解析されたデータを前記選択したブルートゥースプロファイルのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部(115)と、前記データ生成部(115)で生成したデータを前記ブルートゥース通信部(120)に伝送する制御部(114)とを含めて構成することができる。
【0125】
前記USB装置は、支援可能なブルートゥースプロファイルを内蔵し、ユーザがこの中の一つを選択して該入力装置用の入力インターフェース装置として使用することができる。
【0126】
この時、前記入力インターフェース設定部(117)は、ハードウェア的に具現することが好ましいが、ソフトウェア的に具現しても差し支えはない。
【0127】
図6で図示して説明した二つの実施例は、入力装置の種類を設定する手段の違いであって、その重要な構成要素は同一であるという点に留意する。
【0128】
図7は、本発明の実施例による入力インターフェース提供方法のフローチャートであって、図8は、本発明の実施例による入力手段動作段階のフローチャートである。
【0129】
図7ないし図8を参照すると、本発明の実施例による所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置のインターフェース提供方法は、前記USB装置がHID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする段階(S710)と、前記USB装置が前記所定端末で実行される実行プログラムを駆動する段階(S720)と、前記USB装置がブルートゥース装置を支援する所定外部機器と、標準ブルートゥース入力装置として認識(S730)されてブルートゥース通信する段階(S740)と、前記USB装置が前記実行プログラムから前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを伝送される段階(S751、S752)と、前記USB装置が前記入力データを前記入力装置の種類によって、既設定された形式で解析する段階(S753)と、前記USB装置が前記解析されたデータを前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成する段階(S753)と、前記USB装置が前記生成したデータを前記所定外部機器に伝送する段階(S754)とを含む。
【0130】
前記インターフェース提供方法は、前記USB装置が前記外部機器と連結を解除する段階(S760)と、前記USB装置が前記実行プログラムを終了する段階(S770)とをさらに含むこともできる。
【0131】
一方、前記インターフェース提供方法の他の好ましい実施例として、USB装置がHID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする段階(S710)と、前記USB装置が前記所定端末で実行される実行プログラムを駆動して、前記実行プログラムから前記所定端末の入力装置の種類を入力される段階(S720)と、前記USB装置が既保存されたブルートゥースプロファイルの中で前記入力装置の種類と対応されるブルートゥースプロファイルを選択して所定外部機器とブルートゥース通信する段階(S730、S740)と、前記USB装置が前記実行プログラムから前記入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを伝送される段階(S751、S752)と、前記USB装置が前記入力データを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析する段階(S753)と、前記USB装置が前記解析されたデータを前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成する段階(S753)と、前記USB装置が前記生成したデータを前記所定外部機器に伝送する段階(S754)とを含むことができる。
【0132】
以上、本発明による好ましい実施例について図示し、説明した。しかし、本発明は、前述の実施例に限定されなく、特許請求の範囲に添付する本発明の要旨を外れずに該発明に属する技術分野で通常の知識を有した者であれば、誰でも様々な変形実施ができる。
【符号の説明】
【0133】
10 スマートフォン
12 所定内容
13 ブルートゥースモジュール
14 ブルートゥース通信
100 USB装置
101 実行プログラム
102 入力データ
103 マウスポインタの位置
104 マウスポインタの位置
105 USBコネクタ
110 USB制御部
111 電源部
112 装置認識部
113 データ解析部
114 制御部
115 データ生成部
116 プロファイル保存部
117 入力インターフェース設定部
120 ブルートゥース通信部
130 メモリ部
200 コンピューター
300 モニター
400 キーボード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
USBポートと入力装置を備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部と;
HID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;
ブルートゥース装置を支援する所定外部機器に既設定された標準ブルートゥース入力装置と認識されるようにし、前記標準ブルートゥース入力装置として前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;
前記所定端末で実行され、前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置データを入力されて、これを前記HID標準規格で提供する標準プロトコルの形態に変換して前記装置認識部に伝送する実行プログラムを備えたメモリ部と;
前記装置認識部から入力装置データをHID標準プロトコル形態で伝送され、これを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析して、前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;
前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含むが、
前記ブルートゥース通信部が所定外部機器に既設定された標準ブルートゥース入力装置と認識されるように、前記所定外部機器のブルートゥース入力装置に対するブルートゥースプロファイルを保存したプロファイル保存部をさらに含む
ことを特徴とする入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項2】
前記装置認識部は、
前記HID標準規格を遵守し、前記標準ブルートゥース入力装置の種類によって既設定されたデータ構造で前記実行プログラムからデータを伝送される
ことを特徴とする請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項3】
前記ブルートゥース通信部は、
ブルートゥースHID装置を支援する所定外部機器で標準ブルートゥースHID入力装置と認識され、ブルートゥース通信する
ことを特徴とする請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項4】
前記装置認識部は、
前記実行プログラムから前記所定端末でのマウスポインタデータを伝送されることをさらに含む
請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項5】
前記装置認識部は、
前記所定端末でポインタ位置が既設定された臨界値を超えるか、既設定された位置に移動する場合、前記実行プログラムから複写した入力データを伝送される
ことを特徴とする請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項6】
前記メモリ部は、
読みおよび書きが可能なメモリから構成され、前記実行プログラムのアップデートができる
ことを特徴とする請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項7】
前記メモリ部は、
前記所定端末のオペレーティングシステムの種類による各々の実行プログラムを備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項8】
前記所定外部機器は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンの中の一つであって、
前記所定外部機器のオペレーティングシステムは、アンドロイドOS、iOS、ウィンドウズOS、シンビアンOS、ブラックベリーOS、バダOSの中の一つである
ことを特徴とする請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項9】
前記装置認識部は、
前記所定端末で前記メモリ部および前記HID遵守装置の同時認識のためのUSBハブをさらに含む
請求項1に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項10】
所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置において、
ブルートゥース装置を支援する所定外部機器に既設定された標準ブルートゥース入力装置と認識されるようにし、前記標準ブルートゥース入力装置として前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;
HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識され、前記所定端末で実行されて前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを入力され、前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを伝送する実行プログラムを通じて前記入力データを伝送され、これを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析して前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成し、これを前記ブルートゥース通信部に伝送するUSB制御部とを含む
ことを特徴とする入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項11】
所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置において、
HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;
所定外部機器に標準ブルートゥースキーボードと認識され、前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;
前記所定端末で実行され、前記所定端末のキーボードデータを入力され、これを前記HID標準規格で提供するプロトコルの形態に変換して前記装置認識部に伝送する実行プログラムを保存したプログラム保存部と;
前記装置認識部から前記キーボードデータを伝送されて既設定された形式で解析するデータ解析部と;
前記データ解析部で解析されたデータを前記標準ブルートゥースキーボードのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;
前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含む
ことを特徴とする入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項12】
USBポートおよび入力装置を備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部と;
HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;
前記所定端末で実行され、前記所定端末の入力装置の種類を入力され、前記入力装置の対応される入力データを入力され、これを前記HID標準規格で提供する標準プロトコルの形態に変換して前記装置認識部に伝送する実行プログラムを備えたメモリ部と;
ブルートゥース装置を支援する一つ以上の外部機器に対し、所定外部機器が支援する一つ以上のブルートゥース入力装置に対するブルートゥースプロファイル等を保存したプロファイル保存部と;
前記ブルートゥースプロファイルの中の前記入力装置の種類と対応されるブルートゥースプロファイルを選択して前記所定外部機器が前記選択されたブルートゥース入力装置と認識するようにしながら、前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;
前記装置認識部から前記入力データを伝送され、これを前記設定された入力装置の種類によって既設定された形式で解析するデータ解析部と;
前記データ解析部で解析されたデータを前記選択したブルートゥースプロファイルのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;
前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含む
ことを特徴とする入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項13】
前記プロファイル保存部は、前記ブルートゥースプロファイル等の追加、削除、更新が可能であって、
前記メモリ部は、前記実行プログラムの追加、削除、更新ができる
ことを特徴とする請求項12に記載の入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項14】
USBポートおよび入力装置を備えた所定端末と連結されるUSBコネクタ部と;
HID標準規格を遵守するように既設定されて前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする装置認識部と;
ブルートゥース装置を支援する一つ以上の外部機器に対し、所定外部機器が支援する一つ以上の標準ブルートゥース入力装置に対するブルートゥースプロファイル等を保存したプロファイル保存部と;
前記ブルートゥースプロファイルの中の一つを選択して前記所定外部機器が前記選択されたブルートゥース入力装置と認識するようにした後、前記所定外部機器とブルートゥース通信するブルートゥース通信部と;
前記ブルートゥース入力装置の種類を設定され、前記ブルートゥース通信部が選択するブルートゥースプロファイルを指定する入力インターフェース設定部と;
前記所定端末で実行され、前記入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置の入力データを入力され、これを前記HID標準規格で提供する標準プロトコルの形態に変換して前記装置認識部に伝送するプログラムを備えたメモリ部と;
前記装置認識部から前記入力データを伝送され、これを前記設定された入力装置の種類によって既設定された形式で解析するデータ解析部と;
前記データ解析部で解析されたデータを前記選択したブルートゥースプロファイルのプロトコルに対応されるようにデータを生成するデータ生成部と;
前記データ生成部で生成したデータを前記ブルートゥース通信部に伝送する制御部とを含む
ことを特徴とする入力インターフェースを提供するUSB装置。
【請求項15】
所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置のインターフェース提供方法において、
a)USB装置がHID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする段階と;
b)前記USB装置が前記所定端末で実行される実行プログラムを駆動する段階と;
c)前記USB装置がブルートゥース装置を支援する所定外部機器に標準ブルートゥース入力装置と認識されてブルートゥース通信する段階と;
d)前記USB装置が前記実行プログラムから前記標準ブルートゥース入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを前記HID標準規格によるプロトコル形式に変換した入力データを伝送される段階と;
e)前記USB装置が前記入力データを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析する段階と;
f)前記USB装置が前記解析されたデータを前記標準ブルートゥース入力装置のプロトコルに対応されるようにデータを生成する段階と;
g)前記USB装置が前記生成したデータを前記所定外部機器に伝送する段階と;を含む
ことを特徴とする入力インターフェースを提供するUSB装置のインターフェース提供方法。
【請求項16】
所定端末とUSBポートを通じて連結されるUSB装置のインターフェース提供方法において、
a)USB装置がHID標準規格を遵守するように既設定されて、前記USBポートと連結する時、前記所定端末でHID遵守装置と認識されるようにする段階と;
b)前記USB装置が前記所定端末で実行される実行プログラムを駆動し、前記実行プログラムから前記所定端末の入力装置の種類を入力される段階と;
c)前記USB装置が既保存されたブルートゥース入力装置等に対するブルートゥースプロファイルの中の前記入力された入力装置の種類と対応されるブルートゥースプロファイルを選択して、所定外部機器が前記USB装置を選択されたブルートゥース入力装置と認識するようにしながら、前記所定外部機器とブルートゥース通信する段階と;
d)前記USB装置が前記実行プログラムから前記入力装置の種類と対応される前記所定端末の入力装置のデータを前記HID標準規格で伝送される段階と;
e)前記USB装置が前記伝送された入力装置のデータを前記入力装置の種類によって既設定された形式で解析する段階と;
f)前記USB装置が前記解析されたデータを前記選択されたブルートゥース入力装置のプロトコルに対応するデータに変換する段階と;
g)前記USB装置が前記変換したデータを前記所定外部機器に伝送する段階と;を含む
ことを特徴とする入力インターフェースを提供するUSB装置のインターフェース提供方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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