説明

入域人員数管理システム

【課題】原子力発電所を制御する中央制御室にいる人員が、管理区域内の現在の入域人員数を把握することができる入域人員数管理システムを提供すること。
【解決手段】線量管理端末21は、APDリーダ12から社員IDを受信したことに応じて線量管理端末21に記憶された入域中の人員数データを加減算し、加減算された入域中の人員数データを中央制御室内端末22に送信する。中央制御室内端末22は、受信した人員数データに基づいて管理区域に入域中の人員数を表示装置221に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原子力発電所の管理区域に入域中の人員数を表示する入域人員数管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、原子力発電所では、発電所の放射線管理区域(以下、「管理区域」という。)内に入域可能な人員が、放射線の被曝線量(以下、「線量」という)を計測する警報付ポケット線量計(以下、「APD」という)を所持し、管理区域内で作業を行った際の線量を記録している。
【0003】
このような原子力発電所では、APDからデータを受信することで管理区域内に入域中の人員の線量や入域時間等を入域人員ごとに管理する線量管理端末が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−310681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、線量管理端末は、管理区域の近傍(例えば、出入り口付近)に設けられることが一般的であり、特許文献1では、入域人員を把握するためには、管理区域の出入り口付近まで出向く必要があり、原子力発電所を制御する中央制御室からでは入域人員を把握することができなかった。
また、照明を消し忘れることにより管理区域内の照明が点灯している場合、管理区域内に入域人員が存在しないことを確認した上で手動により消灯させなければならなかった。特に、照明の電源スイッチが管理区域内に設けられていた場合には、多大な手間がかかることとなっていた。
【0006】
そこで、本発明は、中央制御室にいる人員が、管理区域内の現在の入域人員数を把握することができる入域人員数管理システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、管理区域内の照明を手間をかけることなく管理することができる入域人員数管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 原子力発電所の管理区域に入域している人員数を管理する入域人員数管理システムであって、前記管理区域内に入域する人員に携帯され、前記管理区域内における放射線被爆線量を計測する携帯端末と、前記管理区域の出入り口に設けられ、前記携帯端末の所有人員を識別する識別データを前記携帯端末から読み取る識別データ読取装置と、前記識別データ読取装置から前記識別データを受信することで前記管理区域に入域中の人員数データ及び入域可能な人員の線量データを更新して記憶する線量管理端末と、前記原子力発電所を制御する中央制御室に備えられ、前記線量管理端末と通信可能に接続された表示装置を備える端末と、を備え、前記線量管理端末は、前記識別データ読取装置から前記識別データを受信したことに応じて入域中の人員数データを加減算する入域人員数加減算部と、前記入域人員数加減算部により加減算された入域中の人員数データを、前記表示装置を備える端末に送信する入域人員数データ送信部と、を備え、前記表示装置を備える端末は、前記入域人員数データ送信部から受信した前記人員数データに基づいて前記管理区域に入域中の人員数を前記表示装置に表示することを特徴とする入域人員数管理システム。
【0008】
このような入域人員数管理システムによれば、中央制御室の表示装置は、線量管理端末から入域中の人員数データを受信して、入域中の人員数を表示するので、中央制御室にいる人員は、管理区域内の現在の入域人員数を把握することができる。
これにより、例えば、管理区域内で事故等が起きた場合に避難する旨を周知する必要の有無を把握することができる。また、管理区域内の照明灯を消灯してよいかを把握することができる。
【0009】
(2) 前記管理区域内全域の電源スイッチを制御する電源制御装置をさらに備え、前記入域人員数データ送信部は、前記入域人員数加減算部により加減算された入域中の人員数データを前記電源制御装置に送信し、前記電源制御装置は、受信した人員数データに基づいて前記管理区域内全域の電源スイッチを制御することを特徴とする(1)に記載の入域人員数管理システム。
【0010】
このような入域人員数管理システムによれば、電源制御装置は、受信した人員数データに基づいて管理区域内全域の電源スイッチを制御するので、入域人員がいなくなった場合に、管理区域内の全ての電源を自動でオフすることができ、管理区域内の照明の管理を手間をかけることなく行うことができる。
また、入域人員がいない状態で電源をオンにしたままでいることを防止できるので、二酸化炭素の排出削減や電気代の節約に資することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、中央制御室にいる人員が、管理区域内の現在の入域人員数を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態による入域人員数管理システムの機能ブロック図である。
【図2】前記実施形態の入域可能人員管理テーブルを示す図である。
【図3】前記実施形態の線量管理端末等の主なハードウェア構成を示す概略図である。
【図4】前記実施形態の線量管理端末で行われる処理のフローチャートである。
【図5】前記実施形態の表示装置で行われる処理のフローチャートである。
【図6】前記実施形態の電源制御装置で行われる処理のフローチャートである。
【図7】前記実施形態の表示部の表示例である。
【図8】本発明の変形例による表示部の表示例である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下本発明の実施の形態による入域人員数管理システム1について説明する。図1は入域人員数管理システム1の機能ブロック図である。入域人員数管理システム1は、携帯端末としてのAPD11、識別データ読取装置としてのAPDリーダ12、線量管理端末21、中央制御室内端末22及び電源制御装置23を備える。
【0014】
ここで、APDリーダ12は、管理区域の出入り口の近傍にAPD11と接触可能に設けられている。また、線量管理端末21はAPDリーダ12の近傍に設けられた部屋に設置されている。また、中央制御室内端末22は、管理区域外の中央制御室に設けられ、所定の情報を表示する表示装置221を備える。また、電源制御装置23は、管理区域内に設けられている。
【0015】
APD11は、管理区域内で作業する人員が携帯する放射線測定器であり、管理区域内で作業をする人員の社員ID、線量等を記憶している。
APDリーダ12は、管理区域の入り口近傍及び出口近傍に設けられ、入域時及び退域時に、管理区域への入域者及び管理区域からの退域者が携帯するAPD11の社員ID等を読み込み、線量管理端末21へ送信する。
【0016】
線量管理端末21は、APDリーダ12から送信された情報に基づいて、管理区域内に滞在する人員の社員ID、滞在時間、線量等を管理する端末であり、入域可能人員管理テーブル更新部211、入域可能人員管理テーブル212、及び入域人員数データ送信部213を備える。
【0017】
入域可能人員管理テーブル更新部211は、APDリーダ12から送信された社員IDに基づいて、入域可能人員管理テーブル212を更新する。
【0018】
ここで、入域可能人員管理テーブル212は、図2に示すように、原子力発電所の管理区域内に入域可能な人員の社員ID等を記憶している。本実施の形態では、入域可能人員管理テーブル212に記憶されている社員ID以外の社員IDに対応する人員は、管理区域2に入域できないように管理されている。
入域可能人員管理テーブル212は、社員ID、氏名、線量、入域時刻、退域時刻及び入域フラグの項目を備える。社員IDは、人員を識別する識別コードであり、APDリーダ12を介してAPD11から読み取った社員IDが、このテーブルに記憶されている社員IDに一致するか否かを判定する際などに利用される。氏名は、社員IDに対応する人員の氏名である。線量は、社員IDに対応する人員が携帯するAPD11から読み取った線量である。この線量は、入域時及び退域時に更新される。入域時刻及び退域時刻は、それぞれ管理区域に入域した時刻及び退域した時刻である。入域フラグは、社員IDに対応する人員が入域中であるか否かを識別するフラグであり、「1」のとき「入域中」を表し、「0」のとき「退域中」を表す。
【0019】
図1に戻り、入域可能人員管理テーブル更新部211は、管理区域の入り口近傍に設けられたAPDリーダ12から社員IDを受信した場合には、受信した社員IDが入域可能人員管理テーブル212に登録されている社員IDのいずれか一つと一致するか判定し、一致することを条件に、当該社員IDに関連する入域フラグを「1」に更新する。
一方、退域時において、入域可能人員管理テーブル更新部211は、管理区域の出口近傍に設けられたAPDリーダ12から社員IDを受信した場合には、当該社員IDに関連する入域フラグを「0」に更新する。
【0020】
このように、本実施の形態では、入域可能人員管理テーブル212の入域フラグの情報により管理区域内の入域人員数を管理するとともに、この入域フラグを入域可能人員管理テーブル更新部211が更新することで管理区域内の入域人員数を加減算することとしている。すなわち、入域可能人員管理テーブル更新部211は、入域人員数加減算部としての機能を有している。
【0021】
入域人員数データ送信部213は、管理区域内の入域人員数を示す入域人員数データを管理区域から離れた中央制御室に設けられた中央制御室内端末22に送信するとともに、電源制御装置23にも送信する。
【0022】
中央制御室内端末22は、入域人員数データを受信すると、表示装置221に管理区域内の入域人員数を表示する。
電源制御装置23は、管理区域内の照明を点灯/消灯させるための電源スイッチを制御する制御装置であり、入域人員数データ送信部213から受信した入域人員数データに基づいて当該電源スイッチを制御する。例えば、受信した入域人員数データが「1」以上である場合には、電源スイッチを点灯(オン)にし、受信した入域人員数データが「0」である場合には、電源スイッチを消灯(オフ)にする。
【0023】
続いて、図3を参照して、線量管理端末21の主なハードウェア構成について説明する。なお、線量管理端末21は、例えば、デスクトップコンピュータであり、バス2105を有している。バス2105には、入域可能人員管理テーブル更新部211及び入域人員数データ送信部213としてのCPU(Central Processing Unit)2101、RAM(Random Access Memory)2102、ROM(Read Only Memory)2103、入力装置2104、入域人員数データ送信部213としての通信装置2106、表示装置2107、及び入域可能人員管理テーブル212を記憶するHDD(Hard Disk Drive)2108が接続されている。
【0024】
CPU2101は、ROM2103に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働し、各種機能を実現している。RAM2102は、プログラムの実行に使用するローカルメモリである。入力装置2104は、ユーザによる入力の受付を行うものであり、キーボード、ポインティング・デバイス等を含んでよい。通信装置2106は、入域人員数データ等を中央制御室内端末22等へ送信等する。表示装置2107は、入域中の人員に関連するデータを表示するものであって、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。HDD2108は、入域可能人員管理テーブル212を記憶する。
【0025】
なお、HDD2108は、外部記憶装置の一例であり、外部記憶装置としては、HDD2108のほかに、大容量のバルクメモリ、及び当該バルクメモリの検索を効率的に行うために使用するキャッシュメモリや、光ディスク等が含まれる。
【0026】
また、APD11、APDリーダ12、中央制御室内端末22及び電源制御装置23も線量管理端末21と同様のハードウェア構成を備えている。
【0027】
図4は、線量管理端末21で行われる処理のフローチャートである。
【0028】
ステップS1において、CPU2101は、社員IDを受信する。具体的には、APDリーダ12を介してAPD11から社員IDを受信する。
【0029】
ステップS2において、CPU2101は、入域可能か否かを判定する。具体的には、ステップS1で受信した社員IDが、HDD2108に記憶された入域可能人員管理テーブル212に記憶された複数の社員IDのいずれか一つと一致するか否かを判定し、一致すると判定された場合、ステップS3へ処理を移し、一致しないと判定された場合、線量管理端末21で行われる処理を終了する。
【0030】
ステップS3において、CPU2101は、入域可能人員管理テーブル更新を行う。具体的には、更新前の入域フラグが「0」(退域中)である場合、入域フラグを「1」で更新し、入域時刻を現在の時刻で更新し、退域時刻をスペースで更新し、線量をAPD11からAPDリーダ12を介して受信した線量で更新する。更新前の入域フラグが「1」(入域中)である場合、入域フラグを「0」で更新し、退域時刻を現在の時刻で更新し、線量をAPD11からAPDリーダ12を介して受信した線量で更新する。
【0031】
ステップS4において、CPU2101は、入域人員数特定を行う。具体的には、ステップS3において更新された入域フラグが「1」の総数を計数して入域人員数データを特定する。
【0032】
ステップS5において、CPU2101は、入域人員数データ送信を行う。具体的には、ステップS4において特定された入域人員数データを中央制御室内端末22及び電源制御装置23に送信する。この処理が終了したら、CPU2101は、線量管理端末21で行われる処理を終了する。
【0033】
図5は、中央制御室内端末22で行われる処理のフローチャートである。
【0034】
ステップS11において、中央制御室内端末22が備えるCPUは、入域人員数データを受信する。具体的には、図4のステップS5において送信された入域人員数データを受信する。
【0035】
ステップS12において、中央制御室内端末22が備えるCPUは、入域人員数表示を行う。具体的には、中央制御室内端末22の表示装置221に現在の入域人員数を表示する。
【0036】
ここで、表示の具体例を、図7に示す。図7に示すように、中央制御室に設けられた中央制御室内端末22の表示装置221には、管理区域内の現在の入域人員数が表示される。図7では、例えば、現在、46人の人員が管理区域内に滞在していることが表示されている。これにより、中央制御室にいる管理者が、管理区域内の現在の入域人員数を把握することができ、例えば、事故等が起きた場合に避難指示を周知しなければならない人員数を一目で把握でき、原子力発電所の適切な管理運営を行うことができる。
【0037】
図6は、電源制御装置23で行われる処理のフローチャートである。
【0038】
ステップS21において、電源制御装置23が備えるCPUは、入域人員数データを受信する。具体的には、図4のステップS5において送信された入域人員数データを受信する。
【0039】
ステップS22において、電源制御装置23が備えるCPUは、入域人員数は0人か否かを判定する。具体的には、ステップS21において受信した入域人員数データの値が0であるか否かを判定する。0と判定された場合、処理をステップS23に移し、0より大きいと判定された場合は、処理をステップS24に移す。
【0040】
ステップS23において、電源制御装置23が備えるCPUは、電源をオフする。ここでいう電源とは、管理区域内の全ての照明灯のオン・オフを制御するものである。
これによって、管理区域内の入域人員がいなくなった場合に、管理区域内の照明灯を自動で消灯することができる。
さらに、管理区域内の個別の建物に備えられた照明灯を消灯し忘れた場合であっても、自動で消灯することができる。
【0041】
ステップS24において、電源制御装置23が備えるCPUは、電源をオンする。
これにより、管理区域内に少なくとも一人の入域人員が存在する場合には、電源がオンされるので、入域人員がいる状態で電源をオフすることがなくなり、作業の安全を確保することができる。
【0042】
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)中央制御室内端末22が備える表示装置221は、線量管理端末21から入域中の人員数データを受信して、入域中の人員数を表示するので、中央制御室にいる人員は、管理区域内の現在の入域人員数を把握することができる。
これにより、例えば、管理区域内で事故等が起きた場合に避難する旨を周知する必要の有無を把握することができる。また、管理区域内の照明灯を消灯してよいかを把握することができる。
【0043】
(2)電源制御装置23は、受信した人員数データに基づいて管理区域内全域の電源スイッチを制御するので、入域人員がいなくなった場合に、管理区域内の全ての電源を自動でオフすることができる。
よって、入域人員がいる状態で電源をオフすることがなくなり、作業の安全を確保することができる。また、入域人員がいない状態で電源をオンにしたままでいることを防止できるので、二酸化炭素の排出削減や電気代の節約に資することができる。
【0044】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0045】
本実施形態では、図7に示したように中央制御室内端末22が備える表示装置221に現在の入域人員数のみを表示したがこれに限られるものではない。例えば、入域人員数が所定人員数以下(例えば、8人以下)になった場合、図8に示すように入域人員数とともに入域人員の氏名を表示するようにしてもよい。
【0046】
この場合、図4のステップS5において、入域人員人数データを中央制御室内端末22に送信する際に、入域人員人数が8人以下である場合、氏名データを入域人員人数データとともに送信し、中央制御室内端末22が、入域人員人数データ及び氏名データを受信し、表示装置221に入域人員人数とともに氏名を表示するようにしてもよい。これにより、中央制御室にいる管理者は、管理区域内に入域中の人員を特定することができ、周知連絡が必要な際に適確に対応することができる。
【符号の説明】
【0047】
1 入域人員数管理システム
11 APD
12 APDリーダ
21 線量管理端末
22 中央制御室内端末
23 電源制御装置
211 入域可能人員管理テーブル更新部
212 入域可能人員管理テーブル
213 入域人員数データ送信部
221 表示装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原子力発電所の管理区域に入域している人員数を管理する入域人員数管理システムであって、
前記管理区域内に入域する人員に携帯され、前記管理区域内における放射線被爆線量を計測する携帯端末と、
前記管理区域の出入り口に設けられ、前記携帯端末の所有人員を識別する識別データを前記携帯端末から読み取る識別データ読取装置と、
前記識別データ読取装置から前記識別データを受信することで前記管理区域に入域中の人員数データ及び入域可能な人員の線量データを更新して記憶する線量管理端末と、
前記原子力発電所を制御する中央制御室に備えられ、前記線量管理端末と通信可能に接続された表示装置を備える端末と、を備え、
前記線量管理端末は、
前記識別データ読取装置から前記識別データを受信したことに応じて入域中の人員数データを加減算する入域人員数加減算部と、
前記入域人員数加減算部により加減算された入域中の人員数データを、前記表示装置を備える端末に送信する入域人員数データ送信部と、を備え、
前記表示装置を備える端末は、
前記入域人員数データ送信部から受信した前記人員数データに基づいて前記管理区域に入域中の人員数を前記表示装置に表示することを特徴とする入域人員数管理システム。
【請求項2】
前記管理区域内全域の電源スイッチを制御する電源制御装置をさらに備え、
前記入域人員数データ送信部は、前記入域人員数加減算部により加減算された入域中の人員数データを前記電源制御装置に送信し、
前記電源制御装置は、受信した人員数データに基づいて前記管理区域内全域の電源スイッチを制御することを特徴とする請求項1に記載の入域人員数管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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