説明

内装材への留め具の取り付け構造

【課題】留め具14が好みの位置に簡単でかつ確実に固定されうる内装材12への留め具14の取り付け構造の提供。
【解決手段】この取り付け構造は、内装材12と、留め具14と、固定板16とから構成される。固定板16は、内装材12にあてがわれる。留め具14は、固定板16を介して内装材12に通され固定されうる。好ましくは、この取り付け構造では、内装材12は、せっこうボード又は発泡シートからなる。この取り付け構造が用いられることにより、留め具14がせっこうボードのような内装材12に簡単にかつ確実に固定されうる。留め具14が固定されている状態が、安定に保持されうる。この取り付け構造では、留め具14の脱落が防止されうる。この取り付け構造では、留め具14を固定する位置が制限されないので、留め具14は好みの位置に取り付けられうる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内装材への留め具の取り付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
室内の壁及び天井に、時計、タオル掛け等が取り付けられる場合、ねじ及び釘のような留め具が用いられる。
【0003】
家屋の内装材には、主としてせっこうボードが使用されている。このため、上記留め具はせっこうボードに取り付けられることが多い。なお、せっこうボードは、例えば、壁の間柱に釘等を用いて貼り付けられる。
【0004】
図5は、従来の留め具2が壁4に取り付けられている状況が示された側面図である。この留め具2は、ねじ部6とフック部8とを備えている。この留め具2は、ねじ付きフックである。図示されているように、この留め具2のねじ部6が、内装材としてのせっこうボード10にねじ込まれ固定されている。図示されていないが、このフック部8に、ハンガー等の物品が掛けられる。
【0005】
上記フック部8に物品が掛けられると、この物品の自重が留め具2を介してせっこうボード10に作用する。せっこうボード10は、半水せっこう等に適量の水を加えて練り混ぜたものをしんとし、その両面がせっこうボード用原紙で被覆されて成形される。このようなせっこうボード10は、脆いので、上記作用によりせっこうボード10のこのねじ部6に接触する部分が簡単に砕けてしまう。この粉砕により、ねじ部6とせっこうボード10との間に隙間が形成される。この隙間の形成は、この留め具2のせっこうボード10からの脱落を促す。せっこうボード10に留め具2を固定した状態で安定に保持することは、容易ではない。せっこうボード10に固定されうる留め具2について、種々な検討がなされている。この検討例が、特開平11−206547号公報及び特開2006−34599公報に開示されている。
【0006】
脱落防止の観点から、留め具2は通常、せっこうボード10を介して上記間柱にねじ込まれ固定される。ところで、間柱は、せっこうボード10の外側に位置している。このため、この間柱を直接視認することはできない。したがって、この固定に際しては、間柱の位置が予め確認される。この確認方法としては、細い針がせっこうボード10に突き通された際に受ける手の感覚で判断する方法、超音波探傷による方法、せっこうボード10の打診による方法等が例示される。
【特許文献1】特開平11−206547号公報
【特許文献2】特開2006−34599公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記確認方法により上記間柱の位置を確認するためには、例えば針、超音波探傷機等の道具が必要とされる。このような道具をそろえるには、費用の発生が伴う。せっこうボード10の打診により間柱の位置を確認するためには、作業者の経験が必要とされる。この間柱の位置確認は、容易ではない。
【0008】
間柱は、所定の間隔を空けて配置されている。この間柱を利用した固定方法では、留め具2の固定位置が制限される。この固定方法では、留め具2を好みの位置に固定することはできない。
【0009】
留め具2を好みの位置で固定するためには、例えば、留め具2の固定を予定する位置に配置されるせっこうボード10が合板等に取り替えられる。この取り替え作業を素人が実施するのは、容易ではない。この取り替え作業には、多大な費用が発生してしまう。
【0010】
本発明の目的は、留め具が好みの位置に簡単でかつ確実に固定されうる内装材への留め具の取り付け構造の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る内装材への留め具の取り付け構造は、固定板と、留め具と、内装材とから構成されている。この固定板はこの内装材にあてがわれる。この留め具は、この固定板を介してこの内装材に通され固定されうる。
【0012】
好ましくは、この取り付け構造では、上記内装材は、せっこうボード又は発泡シートからなる。
【0013】
本発明に係る固定板は、接触面と、誘導部とを備えている。留め具が内装材に取り付けられるとき、この接触面は、この内装材にあてがわれる。この留め具はこの誘導部を通じてこの内装材に通され、この内装材に固定されうる。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る内装材への留め具の取り付け構造が用いられることにより、留め具はせっこうボードのような内装材に簡単にかつ確実に固定されうる。この留め具が固定されている状態が、安定に保持されうる。この取り付け構造では、留め具の脱落が防止されうる。この取り付け構造では、留め具を固定する位置が制限されないので、留め具は好みの位置に取り付けられうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る内装材12への留め具14の取り付け構造が示された側面図である。この図1には、固定板16を用いて留め具14が内装材12に取り付けられている状況が示されている。この取り付け構造は、内装材12、留め具14及び固定板16から構成される。
【0017】
内装材12は、家屋の壁及び天井を構成する建築用資材である。本明細書では、脆弱な素材からなる建築用資材が内装材12として示される。このような内装材12として、せっこうボード及び発泡シートが例示される。せっこうボードは、半水せっこう等に適量の水を加えて練り混ぜたものをしんとし、その両面がせっこうボード用原紙で被覆されて成形されるボードである。発泡シートは、多数の気泡を含む合成高分子からなるシートである。
【0018】
留め具14は、ねじ部18とフック部20とを備えている。この留め具14は、ねじ付きフックである。この取り付け構造では、この留め具14として、このねじ付きフック以外に、釘、ねじ等も使用できる。
【0019】
図2は、図1の取り付け構造を構成する固定板16が示された斜視図である。この固定板16は、略矩形のプレートである。この固定板16が、円盤状のプレートとされてもよい。この固定板16は、接触面22と、誘導部24とを備えている。接触面22は、固定板16の裏面である。この接触面22は、平滑である。誘導部24は、この固定板16の表側から裏側に向かって貫通する孔である。この誘導部24が、固定板16の表側から裏側に向かって窪んだ凹みとされてもよい。なお、図2に示されているように、この固定板16は1の誘導部24を備えている。
【0020】
この取り付け構造では、固定板16の接触面22が内装材12にあてがわれる。留め具14のねじ部18が、誘導部24に通される。このねじ部18は、この誘導部24においてこの固定板16にねじ込まれる。このねじ部18は、固定板16を貫通すると、この固定板16の外側に位置する内装材12にさらにねじ込まれる。留め具14は、この誘導部24を通じてこの内装材12に通される。この取り付け構造では、このようにして留め具14はこの固定板16を介して内装材12に固定される。
【0021】
この取り付け構造では、接触面22が内装材12に接触されている。この接触は、留め具14のぐらつきを抑制しうる。このため、留め具14のフック部20に物品が掛けられた場合において、物品の自重に起因して発生しこの留め具14を介して内装材12に作用する力が抑えられる。この力の抑制は、内装材12の粉砕を抑えうる。この取り付け構造によれば、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持されうる。
【0022】
この取り付け構造では、固定板16は荷重が掛けられると変形し、この荷重が除去されると復元しうるように構成されているのが好ましい。変形復元性を有する固定板16は、誘導部24に挿通された留め具14の締め付けに寄与しうる。このような固定板16は、留め具14の固定板16に対するぐらつきを効果的に抑制しうる。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持されうる。この観点から、この固定板16は、弾性材料からなるのが好ましい。この弾性材料としては、木材及び合成高分子が例示される。形状復元性の観点から、合成高分子が好ましい。加工性の観点から、この合成高分子としては、熱可塑性高分子が好ましい。この熱可塑性高分子としては、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン及びナイロンが例示される。汎用性の観点から、これら熱可塑性樹脂のうちポリ塩化ビニルが特に好ましい。
【0023】
この取り付け構造では、誘導部24の外径(図2中のDA)は、この誘導部24を通される留め具14のねじ部18の外径よりも小さい。この誘導部24にねじ部18が通されたとき、このねじ部18と誘導部24とが密着されるので、留め具14は固定板16にしっかり固定される。この取り付け構造では、留め具14の、固定板16に対するぐらつきが抑制されている。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持されうる。
【0024】
この取り付け構造では、留め具14は内装材12に簡単にかつ確実に固定されうる。この取り付け構造では、留め具14の固定のために間柱を利用する必要はない。この取り付け構造が用いられることにより、利用者は、例えば、この内装材12で構成される壁の、好みの位置に留め具14を簡単に固定できる。
【0025】
この取り付け構造では、固定板16の接触面22に接着剤が塗布されていてもよい。このような固定板16が用いられることにより、固定板16の、内装材12への付着が促される。この付着により固定板16の位置が保持されるので、留め具14が容易に取り付けられうる。この接着剤の使用は、作業効率の向上に寄与しうる。
【0026】
図2において、両矢印線TAは固定板16の厚みを表している。両矢印線WAは、固定板16の縦の長さを表している。両矢印線WBは、固定板16の横の長さを表している。
【0027】
この取り付け構造では、厚みTAは0.2mm以上5mm以下であるのが好ましい。この厚みTAが0.2mm以上に設定されることにより、留め具14の、固定板16に対するぐらつきが抑制される。留め具14の、内装材12に対するぐらつきが効果的に抑制されるので、留め具14による内装材12の粉砕が抑えられる。この取り付け構造では、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。この観点から、この厚みTAは0.5mm以上がより好ましい。この厚みTAが5mm以下に設定されることにより、留め具14が効率よく取り付けられうる。この観点から、この厚みTAは、3mm以下がより好ましく、1mm以下が特に好ましい。
【0028】
この取り付け構造では、縦の長さWAは1cm以上であるのが好ましい。この長さWAが1cm以上に設定されることにより、留め具14の、内装材12に対するぐらつきが効果的に抑制される。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。なお、この長さWAの上限は、この取り付け構造により固定される部材の仕様等が考慮されて決められる。
【0029】
この取り付け構造では、横の長さWBは1cm以上であるのが好ましい。この長さWBが1cm以上に設定されることにより、留め具14の、内装材12に対するぐらつきが効果的に抑制される。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。なお、この長さWBの上限は、この取り付け構造により固定される部材の仕様等が考慮されて決められる。
【0030】
図3(a)は本発明の他の実施形態に係る内装材12への留め具14の取り付け構造が示された正面図であり、図3(b)はその側面図である。この取り付け構造は、内装材12、複数の留め具14及び固定板26から構成される。図示されているように、この取り付け構造では、これら留め具14として、1のねじ付きフック14aと、4のねじ14bが設けられている。内装材12は、せっこうボードである。
【0031】
固定板26は、略矩形のプレートである。この固定板26は、弾性材料からなる。この固定板26の材質は、ポリ塩化ビニルである。この固定板26は、接触面28と、複数の誘導部30とを備えている。前述したように、この取り付け構造には5の留め具14が設けられているので、この固定板26にも5の誘導部30が設けられている。誘導部30は、この固定板26の表側から裏側に向かって貫通する孔である。
【0032】
この取り付け構造では、固定板26の接触面28が内装材12にあてがわれる。5の留め具14のそれぞれは、各誘導部30に通され、この固定板26にねじ込まれる。この留め具14は、固定板26を貫通すると、この固定板26の外側に位置する内装材12にさらにねじ込まれる。留め具14は、この誘導部30を通じてこの内装材12に通される。この取り付け構造では、このようにして留め具14はこの固定板26を介して内装材12に固定されうる。
【0033】
この取り付け構造では、接触面28が内装材12に接触されている。この接触は、留め具14のぐらつきを抑制しうる。このため、留め具14aのフック部20に物品が掛けられても、この留め具14による内装材12の粉砕が抑制される。この取り付け構造によれば、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。
【0034】
この取り付け構造では、固定板26は変形復元性を有しているので、誘導部30に挿通された留め具14の締め付けに寄与しうる。このような固定板26は、留め具14の固定板26に対するぐらつきを効果的に抑制しうる。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。
【0035】
図示されていないが、この取り付け構造では、誘導部30の外径は、この誘導部30を通される留め具14の外径よりも小さい。この誘導部30に留め具14が通されたとき、この留め具14と誘導部30とが密着されるので、留め具14は固定板26にしっかり固定される。この取り付け構造では、留め具14の、固定板26に対するぐらつきが抑制されている。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。
【0036】
この取り付け構造では、留め具14は内装材12に簡単にかつ確実に固定されうる。この取り付け構造では、留め具14の固定のために間柱を利用する必要はない。この取り付け構造が用いられることにより、利用者は、例えば、この内装材12で構成される壁の、好みの位置に留め具14を簡単に固定できる。
【0037】
図4(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る内装材12への留め具14の取り付け構造が示された正面図であり、図4(b)はその側面図である。この取り付け構造は、内装材12、複数の留め具14及び固定板32から構成される。この図4には、この取り付け構造により、内装材12に取り付けられているタオル掛け34の一部も示されている。図示されているように、この留め具14は、ねじである。内装材12は、せっこうボードである。
【0038】
固定板32は、略矩形のプレートである。この固定板32は、弾性材料からなる。この固定板32の材質は、ポリ塩化ビニルである。図示されているように、この固定板32の一部は、後述するタオル掛け34のブラケット36からはみ出している。見た目が考慮されて、この固定板32の全体がこのブラケット36により覆われるように、この固定板32の大きさが調整されてもよい。
【0039】
固定板32は、接触面38と、2の誘導部40とを備えている。これら誘導部40のそれぞれは、この固定板32の表側から裏側に向かって貫通する孔である。
【0040】
タオル掛け34は、市販品である。このタオル掛け34は、一対の、前述したブラケット36と、タオルが掛けられる支柱42とを備えている。これらブラケット36は、支柱42を支持しうる。これらブラケット36のそれぞれには、留め具14が挿通される2の挿通孔44が設けられている。
【0041】
この取り付け構造では、固定板32の接触面38が内装材12にあてがわれる。この固定板32の表面に、ブラケット36の裏面がさらにあてがわれる。2の留め具14のそれぞれが、このブラケット36の挿通孔44から誘導部40に通され、固定板32にねじ込まれる。この留め具14は、固定板32を貫通すると、この固定板32の外側に位置する内装材12にさらにねじ込まれる。この取り付け構造では、留め具14はブラケット36及び固定板32を介して内装材12に固定されうる。このようにして、この取り付け構造を用いて、タオル掛け34が内装材12に固定されうる。なお、この取り付け構造では、留め具14がブラケット36を介せず固定板32を介して内装材12に固定されてもよい。この場合、ブラケット36の裏面に接着剤が付けられ、このブラケット36の裏面と固定板32の表面とが接着されて、このブラケット36がこの固定板32に固定される。
【0042】
この取り付け構造では、接触面38が内装材12に接触されている。この接触が留め具14のぐらつきを抑制しうるので、この留め具14による内装材12の粉砕が抑制される。この取り付け構造によれば、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。したがって、タオル掛け34が取り付けられた状態が安定に保持されうる。
【0043】
この取り付け構造では、固定板32は変形復元性を有しているので、誘導部40に挿通された留め具14の締め付けに寄与しうる。このような固定板32は、留め具14の固定板32に対するぐらつきを効果的に抑制しうる。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。したがって、タオル掛け34が取り付けられた状態が安定に保持されうる。
【0044】
図示されていないが、この取り付け構造では、誘導部40の外径は、この誘導部40を通される留め具14の外径よりも小さい。この誘導部40に留め具14が通されたとき、この留め具14と誘導部40とが密着されるので、留め具14は固定板32にしっかり固定される。この取り付け構造では、留め具14の、固定板32に対するぐらつきが抑制されている。留め具14による内装材12の粉砕が抑制されるので、留め具14は内装材12に確実に固定され、この固定された状態が安定に保持される。したがって、タオル掛け34が取り付けられた状態が安定に保持されうる。
【0045】
この取り付け構造では、留め具14は内装材12に簡単にかつ確実に固定されうる。この取り付け構造では、留め具14の固定のために間柱を利用する必要はない。この取り付け構造が用いられることにより、利用者は、例えば、この内装材12で構成される壁の、好みの位置にタオル掛け34を留め具14を用いて簡単に固定できる。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は、留め具を用いて壁に取り付けられる様々な物品に適用されうる。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る内装材への留め具の取り付け構造が示された側面図である。
【図2】図2は、図1の取り付け構造を構成する固定板が示された斜視図である。
【図3】図3(a)は本発明の他の実施形態に係る内装材への留め具の取り付け構造が示された正面図であり、図3(b)はその側面図である。
【図4】図4(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る内装材への留め具の取り付け構造が示された正面図であり、図4(b)はその側面図である。
【図5】図5は、従来の留め具が壁に取り付けられている状況が示された側面図である。
【符号の説明】
【0048】
2、14・・・留め具
4・・・壁
6、18・・・ねじ部
8、20・・・フック部
10・・・せっこうボード
12・・・内装材
16、26、32・・・固定板
22、28、38・・・接触面
24、30、40・・・誘導部
34・・・タオル掛け
36・・・ブラケット
42・・・支柱
44・・・挿通孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定板と、留め具と、内装材とから構成されており、
この固定板が、この内装材にあてがわれ、
この留め具が、この固定板を介してこの内装材に通され固定されうる内装材への留め具の取り付け構造。
【請求項2】
上記内装材が、せっこうボード又は発泡シートからなる請求項1に記載の取り付け構造。
【請求項3】
接触面と、誘導部とを備えており、
留め具が内装材に取り付けられるとき、
この接触面が、この内装材にあてがわれ、
この留め具が、この誘導部を通じてこの内装材に通されこの内装材に固定されうる固定板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−254677(P2009−254677A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−108989(P2008−108989)
【出願日】平成20年4月18日(2008.4.18)
【出願人】(503379977)
【Fターム(参考)】