説明

再構成可能な輸送体監視装置、モジュール式輸送体監視システムおよびデータ供給源の監視方法

【課題】交換や大規模な再設計を必要とせずに、異なる形式のデータを収集したり、付加的なデータを収集したり、もしくはデータの要求の変更に応答できる監視システムを提供する。
【解決手段】再構成可能な監視システム50が、航空機12に対して固定可能なハウジング58と、該ハウジング58内に少なくとも一部が配置された通信ベース62と、該通信ベース62を第1のモジュール74、第2のモジュール78および第3のモジュール90に選択的かつ機能的に接続するように構成された汎用コネクタアッセンブ86と、を備えている。バスコネクタ部82a,82b,82cが、通信ベース62の汎用コネクタアッセンブ86に対して同一の形式とされているので、監視システム50は、第1のモジュール74、第2のモジュール78および第3のモジュール90の異なる配列を含むように再構成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、輸送体(vehicle)の監視システムに関し、特に、再構成可能な監視システムに関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、輸送体の監視システムは、様々なデータ供給源からデータを受信する。例示のデータ供給源は、振動、温度、圧力、流体レベル、破片用モニタ、スイッチを閉じることなどを含む。ある例では、輸送体の全体にわたって配置されたセンサは、データ供給源からデータを収集する。そして、収集されたデータは、センサから監視システムへと送信される。技術者は、各センサと個別に通信せずに、監視システムと相互作用し、データを取得する。技術者は、例えば、動作条件が輸送体内の構成要素の状態にどのように影響しているかを評価するために、収集されたデータを用いる。航空機は、監視システムを利用する1つの形式の輸送体である。多くの航空機が、航空機のガスタービンエンジンおよび周囲領域からデータを収集する予測状態監視システムを備える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
通常の監視システムは、特定の形式のデータを収集するように設計されている。異なる形式のデータを収集したり、付加的なデータを収集したり、もしくはデータの要求の変更に応答することは、監視システムの交換や大規模な再設計が必要となり、コストが高くなるとともに時間の浪費となり得る。例えば、航空機においては、温度センサと監視システムとの間の通信は、振動センサと監視システムとの間の通信と比べて、より高速の接続が要求されることが多い。したがって、初期段階では、監視システムは、特定の数の温度センサに対応した特定の高速接続と、特定の数の振動センサに対応した特定の低速接続と、を備えるように形成されている。後に、技術者が、監視システムによって、異なる形式または異なる量のデータを収集したい場合には、監視システム全体を交換するか、もしくは監視システム全体を航空機から取り外して再設計する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
例示の再構成可能な輸送体監視装置は、輸送体に対して固定可能なハウジングと、ハウジング内に少なくとも一部が配置された通信ベースと、該通信ベースを複数の異なるモジュールに選択的かつ機能的に接続するように構成された汎用コネクタアッセンブリと、を備える。少なくとも1つのモジュールは、複数の輸送体データ供給源から収集されたデータを通信ベースに送信するように構成されている。
【0005】
例示のモジュール式輸送体監視システムは、ハウジング、通信ベース、第1のモジュール、第2のモジュールおよび汎用コネクタを備える。通信ベースは、汎用コネクタを用いて、第1のモジュールあるいは第2のモジュールと、もしくは第1のモジュールおよび第2のモジュールの両方と選択的に接続するように構成されている。第1のモジュールおよび第2のモジュールの少なくとも1つは、複数の輸送体データ供給源から収集されたデータを通信ベースに送信するように構成されている。
【0006】
例示のデータ供給源の監視方法は、少なくとも1つの汎用コネクタを用いて、輸送体監視システムの通信ベースに第1のモジュール配列を接続するステップを含む。第1のモジュール配列は、少なくとも1つの輸送体データ供給源と接続するように構成されている。また、この方法は、少なくとも1つの汎用コネクタを用いて、輸送体監視システムの通信ベースに第2のモジュール配列を接続することによって、第2のモジュール配列を含むように輸送体監視システムを再構成するステップも含む。第2のモジュール配列は、少なくとも1つの他の輸送体データ供給源と接続するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】監視システムを備えた例示のガスタービンエンジンの概略図である。
【図2】図1のガスタービンエンジンおよび監視システムの概略図である。
【図3】図1のエンジン内で使用するのに適した他の例示の監視システムの概略図である。
【図4】図3の監視システムの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1には、航空機12の例示のガスタービンエンジン10が概略的に示されている。ガスタービンエンジン10は、(流れが直列に流れるような形で)、ファンセクション14、低圧圧縮機18、高圧圧縮機22、燃焼器26、高圧タービン30および低圧タービン34を備える。ガスタービンエンジン10は、エンジン中心線Xを中心として周方向に配置されている。運転中に、空気が、ファンセクション14によってガスタービンエンジン10内に引き込まれ、圧縮機18,22によって加圧され、燃焼器26で燃料と混合されるとともに燃焼される。タービン30,34は、燃焼器26から流出する高温燃焼ガスからエネルギを取り出す。
【0009】
2−スプール設計では、高圧タービン30は、高温燃焼ガスから取り出されたエネルギを利用し、高速シャフト38を介して高圧圧縮機22へ動力を与える。低圧タービン34は、高温燃焼ガスから取り出されたエネルギを利用し、低速シャフト42を介して低圧圧縮機18およびファンセクション14へ動力を与える。
【0010】
次に、図2を参照すると、この例では、監視システム50が、エンジン10に固定されている。監視システム50は、複数のデータ供給源と通信する。航空機12内に配置されたセンサ54によって、航空機12の監視システム50とデータ供給源との間の通信が容易となる。この例では、数個のセンサ54は、エンジン10の外部にあり、エンジン10以外の航空機12の構成要素の付近に配置されている。
【0011】
ガスタービンエンジン10についての本発明の例は、上記2−スプール構造に限定されるものではなく、1−スプール軸流設計、3−スプール軸流設計もしくは他の構成のような別の構造であってもよい。また、本発明の例は、エンジン10のような監視構成要素や航空機12のような輸送体のみに限定されるものではない。他の例では、監視システム50は、他の構成要素を監視しており、水上用輸送体や陸上用輸送体のような他の形式の輸送体に使用されている。つまり、様々な形式の構成要素および輸送体が、本明細書に開示されている例によって恩恵を受けることができる。
【0012】
例示の監視システム50は、ハウジング58および通信ベース62を備える。技術者66は、周知の方法で監視システム50からデータを取り込むために、通信ベース62と選択的に通信する。この例では、技術者66と通信ベース62との間の通信は、スイッチ70によって選択的に行われる。1つの例では、技術者66は、航空機12が地上にあるときにのみ、通信ベース62と通信する。他の例では、技術者66は、航空機12のデータが収集されたときにデータを得るために、飛行中に、通信ベース62とワイヤレスで通信する。
【0013】
また、例示の監視システム50は、第1のモジュール74および第2のモジュール78を備える。第1のモジュール74および第2のモジュール78は、センサ54からの情報を収集するように通信ベース62に接続されている。
【0014】
第1のモジュール74は、通信ベース62のバスサブシステム86に選択的に接続するバスコネクタ部82aを備える。バスサブシステム86をバスコネクタ部82aに選択的に接続することにより、第1のモジュール74と通信ベース62との間でデータを移すための通信経路が形成される。この例では、第1のモジュール74は、接続位置にある。
【0015】
第2のモジュール78は、通信ベース62のバスサブシステム86に選択的に接続するバスコネクタ部82bを備える。バスサブシステム86をバスコネクタ部82bに選択的に接続することにより、第2のモジュール78と通信ベース62との間でデータを移すための通信経路が形成される。この例では、第2のモジュール78は、接続位置にある。
【0016】
第3のモジュール90は、通信ベース62のバスサブシステム86に選択的に接続するバスコネクタ部82cを備える。通信ベース62は、バスコネクタ部82cがバスサブシステム86に接続されたときに第3のモジュール90を受ける領域94を形成している。この例では、第3のモジュール90は、非接続位置にあり、また、領域94は、監視システム50のハウジング58の完全に内部にある。他の例では、領域94の一部は、ハウジング58の外部に延びている。つまり、第3のモジュール90の一部は、バスコネクタ部82cがバスサブシステム86に接続されたときに、ハウジング58の外部に延びている。
【0017】
バスコネクタ部82a,82b,82cは、通信ベース62のバスサブシステム86に対して同一の形式とされている。したがって、監視システム50は、第1のモジュール74、第2のモジュール78および第3のモジュール90の異なる配列を含むように再構成することができる。例えば、第3のモジュール90を矢印1のように領域94へと移動することで、第3のモジュール90が接続位置にあるように監視システム50を再構成することができる。また、他の構成をとるように、第3のモジュール90を、矢印2のように移動して第2のモジュール78と入れ替えることもできる。別の構成では、第2のモジュール78を矢印3のように移動して第1のモジュール74と入れ替えることもできる。第1のモジュール74、第2のモジュール78および第3のモジュール90を再構成することによって通信ベース62の通信が妨害されることはない。当業者および本発明の恩恵を受ける者であれば、多くの他の構成が可能であることを理解するであろう。
【0018】
この例では、第1のモジュール74は、第1のセンサ群102に機能的に接続されており、第2のモジュール78は、第2のセンサ群110に機能的に接続されている。例えば、第1のセンサ群102のセンサ54は、エンジン10の温度を監視するように構成されており、第2のセンサ群110のセンサ54は、エンジン10の振動を監視するように構成されている。
【0019】
第1のモジュール74、第2のモジュール78および第3のモジュール90の各々は、例えば、各モジュールに接続されたセンサと通信ベース62との間の通信のために特定のハードウェアおよびソフトウェアを備える。したがって、通信ベース62を、異なる群のセンサ54によって収集されたデータを受信するために大幅に変更する必要はない。
【0020】
第3のモジュール90は、第3のセンサ群114に機能的に接続されており、該第3のセンサ群114は、この例では、第3のモジュール90が矢印1で示すように監視システム50に付加される際に、航空機12に付加される。他の例では、第3のセンサ群114のセンサ54は、既に航空機12に取り付けられており、第3のモジュール90が監視システム50との接続位置に配置されたときに、第3のモジュール90に機能的に接続される。
【0021】
この例では、第3のセンサ群114のセンサ54は、温度を監視するように構成されている。したがって、監視システム50に第3のモジュール90を付加することにより通信ベース62に追加の温度データが提供され、これにより、技術者66は、この温度データに選択的にアクセスすることができる。他の例では、第3のモジュール90は、監視システム50の故障の点検を容易にするための専用の診断モジュールである。別の例では、第3のモジュール90は、監視システム50と技術者66との間で通信するためのワイヤレス通信カードを備える。このように、監視システム50の大幅な再設計を必要とすることなく、第3のモジュール90を通信ベース62に接続することができる。
【0022】
次に、図3を参照すると、第1のモジュール74は、コネクタ98、信号調整器124、ローカルプロセッサ128およびローカル電源132を備える。信号調整器124およびローカルプロセッサ128によって、センサ54からコネクタ98を介して、バスコネクタ部82aを通して移すのに適したフォーマットへと送信されるデータを、通信ベース62と適応させることが容易となる。
【0023】
第2のモジュール78は、この例の第1のモジュール74と同様のエレメントを備える。これらのエレメントは同様ではあるが、第1のモジュール74および第2のモジュール78の構成のいくつかは、監視されるデータ供給源によって異なる。例えば、第1のモジュール74は、温度監視用モジュールであり、低速通信に適した回路を備えている。第2のモジュール78は、振動監視用モジュールであり、高速通信に適した回路を備えている。第1のモジュール74の回路と第2のモジュール78の回路とは異なるが、サブシステムとの接続インターフェースは同じである。
【0024】
例示の通信ベース62は、主電源136を有したマザーボードを備えており、該主電源136は、電力分配エレメント140を介して第1のモジュール74および第2のモジュール78に電力を供給する。主コンバータ144および入力フィルタ148によって、使用する電力の調整が容易となる。
【0025】
マザーボードは、さらに、主プロセッサ152を有しており、該主プロセッサ152は、中央演算処理装置(CPU)156、内部ランダムアクセスメモリ(RAM)160、リヤルタイムクロック(RTC)164および内部フラッシュメモリ168を備える。また、主プロセッサ152は、バスサブシステム86を備えており、該バスサブシステム86は、第1のモジュール74の中央バスインタフェース82および第2のモジュール78の中央バスインタフェース82と選択的に通信するように構成されている。この例では、主プロセッサ152は、商業規格のバス172を備えており、これにより、技術者66と監視システム50との間で選択的に通信することが容易となる。
【0026】
特に、主プロセッサ152に完全に依存するのではなく、第1のモジュール74、第2のモジュール78および第3のモジュール90の各々にローカルプロセッサ128を備えることにより、主プロセッサ152の負荷が軽減される。
【0027】
例示の監視システム50は、さらに、フラッシュディスクメモリ部180および中央バスインタフェース82dを有した大容量メモリ部176を備えており、該大容量メモリ部176は、第4のモジュール(図示せず)を受けるように構成されており、第4のモジュールは、通信ベース62との接続位置にあるときに、一部がハウジング58の外部に延びている。この例では、内部レール184が、主電源136から主プロセッサ152および大容量メモリ176へ電力を供給している。
【0028】
図4を参照すると、ある例では、ハンドル(図示せず)が、監視システム50の保持に寄与するようにハウジング58から延びている。商業規格のバス172は、ハウジング58を通して延びており、これにより、ハウジング58内の主プロセッサ152との通信が容易となる。
【0029】
開示された実施例の特徴は、監視システムを交換せずに、もしくは取付アッセンブリの実質的な再設計を必要とせずに、監視されたデータ供給源を変更または付加するように調整することができる再構成可能な監視システムを備えていることである。取付アッセンブリは、例えば、ガスタービンエンジンの予測状態監視を行うように使用される。開示された実施例の他の特徴は、モジュール内で信号が処理される、つまり、モジュールが特定のデータ供給源に対応した専用の処理を実行するので、マザーボードが、センサからの信号を処理することを必要としないことである。開示された実施例の別の特徴は、監視システムのマザーボードや他の部分を大幅に変更することなく、モジュールを入れ替えることができることである。
【0030】
好ましい実施例を説明してきたが、当業者であれば、多少の修正が本発明の範囲に含まれることを理解するであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
輸送体に対して固定可能なハウジングと、
前記ハウジング内に少なくとも一部が配置された通信ベースと、
前記通信ベースを、少なくとも1つのモジュールが複数の輸送体データ供給源から収集されたデータを通信ベースに送信するように構成された複数の異なるモジュールに選択的かつ機能的に接続するように構成される、少なくとも1つの汎用コネクタアッセンブリと、
を備えた再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項2】
前記少なくとも1つの汎用コネクタアッセンブリは、前記通信ベースのバスコネクタ部を備え、前記通信ベースのバスコネクタ部は、前記複数の異なるモジュールの対応したバスコネクタ部に選択的かつ機能的に接続するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項3】
少なくとも1つの前記モジュールは、少なくとも1つの前記複数の輸送体データ供給源からデータを収集する少なくとも1つのセンサに接続されることを特徴とする請求項1に記載の再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項4】
前記輸送体は、航空機であることを特徴とする請求項1に記載の再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項5】
少なくとも1つの前記モジュールは、前記通信ベースに機能的に接続したときに前記ハウジングの外部に延びる部分を備えることを特徴とする請求項1に記載の再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項6】
前記通信ベースは、前記異なるモジュールが前記通信ベースに機能的に接続されたときに、前記異なるモジュールに電力を供給するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項7】
前記モジュールの1つが、振動監視モジュールであり、前記モジュールの他の1つが、温度監視モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項8】
前記振動監視モジュールは、振動センサと接続するように構成され、前記温度監視モジュールは、温度センサと接続するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の再構成可能な輸送体監視装置。
【請求項9】
ハウジングと、
通信ベースと、
第1のモジュールと、
第2のモジュールと、
汎用コネクタと、
を備え、
前記通信ベースは、前記汎用コネクタを用いて、前記第1のモジュールあるいは前記第2のモジュール、もしくは前記第1のモジュールおよび前記第2のモジュールの両方と選択的に接続するように構成され、前記第1のモジュールおよび前記第2のモジュールの少なくとも1つは、複数の輸送体データ供給源から収集されたデータを前記通信ベースに送信するように構成されていることを特徴とするモジュール式輸送体監視システム。
【請求項10】
前記汎用コネクタは、バスコネクタであることを特徴とする請求項9に記載のモジュール式輸送体監視システム。
【請求項11】
前記通信ベースは、前記汎用コネクタの第1の部分を備え、前記第1のモジュールおよび前記第2のモジュールの各々は、前記汎用コネクタに対応した第2の部分を備えることを特徴とする請求項9に記載のモジュール式輸送体監視システム。
【請求項12】
前記第1のモジュールは、少なくとも1つの第1の形式の輸送体データ供給源からデータを収集するように構成され、前記第2のモジュールは、前記第1の形式の輸送体データ供給源とは異なる少なくとも1つの第2の形式の輸送体データ供給源からデータを収集するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載のモジュール式輸送体監視システム。
【請求項13】
前記データは、前記第1のモジュールから前記汎用コネクタを介して前記通信ベースに送信されることを特徴とする請求項9に記載のモジュール式輸送体監視システム。
【請求項14】
前記第1のモジュールは、少なくとも1つの第1のセンサに機能的に接続され、前記第2のモジュールは、少なくとも1つの第2のセンサに機能的に接続され、前記少なくとも1つの第1のセンサは、前記第2のセンサによって収集されたデータとは異なるデータを輸送体から収集するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載のモジュール式輸送体監視システム。
【請求項15】
少なくとも1つの汎用コネクタを用いて、輸送体監視システムの通信ベースに、少なくとも1つの輸送体データ供給源と接続するように構成された第1のモジュール配列を接続するステップと、
前記少なくとも1つの汎用コネクタを用いて、前記輸送体監視システムの通信ベースに、少なくとも1つの他の輸送体データ供給源と接続するように構成された第2のモジュール配列を接続することによって、前記第2のモジュール配列を含むように輸送体監視システムを再構成するステップと、
を含むデータ供給源の監視方法。
【請求項16】
前記第1のモジュール配列および前記第2のモジュール配列は、前記通信ベースに同時に接続されることを特徴とする請求項15に記載のデータ供給源の監視方法。
【請求項17】
前記汎用コネクタは、バスコネクタであることを特徴とする請求項15に記載のデータ供給源の監視方法。
【請求項18】
前記通信ベースは、前記汎用コネクタの部分を備え、前記第1のモジュール配列および前記第2のモジュール配列は、前記汎用コネクタの対応した部分を備えることを特徴とする請求項15に記載のデータ供給源の監視方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−255630(P2010−255630A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−95583(P2010−95583)
【出願日】平成22年4月19日(2010.4.19)
【出願人】(500107762)ハミルトン・サンドストランド・コーポレイション (165)
【氏名又は名称原語表記】HAMILTON SUNDSTRAND CORPORATION
【住所又は居所原語表記】One Hamilton Road, Windsor Locks, CT 06096−1010, U.S.A.