説明

分子の集合体の運動を制御する方法

【課題】有機液晶化合物を目標までより確実に運搬する方法の提供、また有機液晶化合物を用いたドラッグデリバリーシステムの提供。
【解決手段】下記式1で示されるドキシル基(2,5-ジメチルピロリジルオキシ基)を持つ分子の集合体3を液体上若しくは液体中に液晶性を示す状態で分散させ、これを外部から磁力1で誘導することにより運動を制御する方法。


(式中、mは4〜15の整数、nは4〜15の整数を示す。また、2つのキラル中心の立体配置はトランス。)

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドキシル基を有する有機液晶分子の集合体の運動を制御する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、液晶分子が磁性体(磁石)によって配向を制御する方法は知られていたが、液晶粒子を動かし制御することは全く知られていなかった。有機常磁性液晶分子は、側鎖にラジカルを有するものが主として知られていたが、発明者らはコア中心に固定されたスピンソースを有する有機ラジカル液晶(ニトロキシルラジカル液晶)を合成した(非特許文献1〜3)。
【非特許文献1】Angew. Chem. Int. Ed. 43, 3677-3682 (2004).
【非特許文献2】Ferroelectrics, 343, 119-125 (2006).
【非特許文献3】Adv. Mater., 18, 477-480 (2006).
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これまで知られていた棒状の液晶分子は、ネマティック(N)およびスメクティック(Sm)液晶として表示用途が、コレステリック(ChまたはN)液晶が温度変化応答能を利用した温度計用途などが知られている以外ほとんどなかった。それゆえ、液晶分子の表示用途以外の利用方法を開拓することは、社会への貢献である。
【0004】
本発明の課題は、有機液晶化合物を目標までより確実に運搬する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、特定の有機液晶分子をある条件下で水などの不溶性液体中に分散させて粒子などの集合体とすることにより、弱い磁場の永久磁石に引き連れられて動くことを見出した。このような磁気誘引性の磁気的特性は、この液晶物質が固体状態では観測されず、液晶状態でのみ発現することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は下記式1で示されるドキシル基(2,5-ジメチルピロリジルオキシ基)を中心に持つ分子の集合体を、前記分子を溶解しない液体上若しくは液体中に液晶性を示す状態で分散させ、これを外部から磁力で誘導することにより運動を制御する方法である。
【0007】
【化1】

【0008】
(式中mは4〜15の整数を示し、nは4〜15の整数を示す。また、2つのキラル中心の立体配置はトランスである。)
【0009】
前記式1で示される分子において2つのキラル中心の立体がトランス(±)体であり、mが4〜11、nが4〜11であることが好ましい。
【0010】
前記式1で示される分子において2つのキラル中心の立体がトランス(S,S)体であり、mが4〜13、nが4〜13であることが好ましい。
【0011】
前記磁力は0.1テスラ以上であることが好ましい。
【0012】
前記式1で示される分子を揮発性溶媒に溶解し、その溶液を液体上または液体中に注出し、揮発性溶媒を揮発除去することにより分子の集合体を形成させ、液状媒体上若しくは液状媒体中に分散させることが好ましい。
【0013】
液体上若しくは液体中に分散させた分散体を、別の媒体に移注した後、外部から磁力で誘導することが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明で用いる有機液晶分子(キラルニトロキシルラジカル液晶)は、弱い永久磁石に対して引き寄せられる性質を持つことから、血管など液体の流れるパイプ中で、磁石によって移動が制御可能である。すなわち、液晶中に目的の成分を持たせ、これを患部により確実に移動させることが可能となる。また、この液晶物質は、形状が固定されたいわゆる極小ロボットと異なり、形状可変であることから、パイプ中で細くなった部分でも、その形状を変化させて通過可能であり、通液可能状態なあらゆる状況でも移動が可能である。以上のように、本発明の方法は、例えばドラッグデリバリーシステムのキャリアーとして有効な手段である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明においては下記式1で示されるドキシル基(2,5-ジメチルピロリジルオキシ基)を中心に持つ分子(以下有機液晶分子、あるいはキラルニトロキシル液晶と称する場合がある)を用いる。
【0016】
【化2】

【0017】
(式中、mは4〜15の整数を示し、nは4〜15の整数を示す。また、2つのキラル中心の立体配置はトランスである。)
【0018】
立体配置としては、ドキシル基の2つの不斉中心に結合したフェニル基(またはメチル基)がトランスの配置であれば、特に制限はなく、トランス(±)体でもよいし、トランス(S,S)体、トランス(R,R)体でもよく、さらにこれらの任意割合の混合体でもよい。
【0019】
上記ドキシル基を中心に持つ分子は、基本的には下記反応式2により得られ、具体的には例えばAngew. Chem. Int. Ed., 43, 3677-3682(2004).、Ferroelectrics, 343, 119-125 (2006)、Adv. Mater., 18, 477-480 (2006)などに記載された方法によって製造することが可能である。
【0020】
【化3】

【0021】
本発明で用いる有機液晶分子は、次の(1)〜(7)のいずれかの性質を示す。
(1)固体状態で加熱すると、ある温度からネマティック(N)液晶性を示し、その後冷却すると加熱時にネマティック(N)液晶性を示し始めた温度よりも低い温度においてもネマティック(N)液晶性を示す。
(2)固体状態で加熱すると、ある温度からスメクティックC(SmC)液晶性を示し、さらに加熱をすると、ネマティック(N)液晶性を示し、その後冷却すると加熱時にネマティック(N)液晶性を示し始めた温度よりも低い温度においてもネマティック(N)液晶性を示し、さらに冷却すると加熱時にスメクティックC(SmC)液晶性を示し始めた温度より低い温度においてもスメクティックC(SmC)液晶性を示す。
(3)固体状態で加熱すると、ある温度からスメクティックC(SmC)液晶性を示し、その後冷却すると加熱時にスメクティックC(SmC)液晶性を示し始めた温度より低い温度においてもスメクティックC(SmC)液晶性を示す。
(4)固体状態で加熱すると、ある温度からコレステリック(N*)液晶性を示し、その後冷却すると加熱時にコレステリック(N*)液晶性を示し始めた温度よりも低い温度においてもコレステリック(N*)液晶性を示す。
(5)固体状態で加熱すると、ある温度からコレステリック(N*)液晶性を示し、その後冷却すると加熱時にコレステリック(N*)液晶性を示し始めた温度よりも低い温度においてコレステリック(N*)液晶性を示し、さらに冷却するとスメクティックC*(SmC*)液晶性を示す。
(6)固体状態で加熱すると、ある温度からスメクティックC*(SmC*)液晶性を示し、さらに加熱するとコレステリック(N*)液晶性を示し、その後冷却すると加熱時にコレステリック(N*)液晶性を示し始めた温度よりも低い温度においてもコレステリック(N*)液晶性を示し、さらに冷却するとスメクティックC*(SmC*)液晶性を示す。
(7)固体状態で加熱すると、ある温度からスメクティックC*(SmC*)液晶性を示し、その後冷却すると加熱時にスメクティックC*(SmC*)液晶性を示し始めた温度よりも低い温度においてもスメクティックC*(SmC*)液晶性を示す。
【0022】
本発明で用いる有機液晶分子について、式1におけるm、nを種々変更し、加熱、冷却を行い、液晶相の温度変化を評価した結果を図1、図2に示す。
【0023】
図1は、本発明で用いる有機液晶分子のトランス(±)体の液晶相の温度変化を評価した結果を示す図であり、図2は、本発明で用いる有機液晶分子のトランス(S,S)体の液晶相の温度変化を評価した結果を示す図である。
【0024】
例えば図1に示したトランス(±)体、m=n=7の場合、結晶を30℃から加熱すると71℃でネマティック(N)相を示し始め、そのまま加熱して105℃付近でもネマティック(N)相を示す。ここで冷却すると、30℃までN相を示し続ける。その他の化合物でも同様である。但し、m=n=11の化合物の場合、30℃から加熱を続けると、68℃で一旦スメクティックC相(SmC)を示し、さらに加熱すると73℃からN相に変わり、90℃を超えるまでN相を示す。これを冷却すると、69℃までN相を示すが、さらに冷却するとSmC相を示し、38℃付近で結晶になる。
【0025】
本発明では、ネマティック相やスメクティックC相、コレステリック相、スメクティックC*相などの液晶性を示す状態であるときに磁力で誘導することができる。したがって、約36℃付近で液晶性を示す場合、人間の体温(約36℃)において液晶性を示すことを意味し、これにより血管等人間の体液管中に移注した場合に外部から磁石により目標まで誘導することが可能となる。また、人体以外のあらゆる用途においても、液体輸送管中に移注することにより、外部から磁石により目標まで誘導することが可能となる。
【0026】
したがって、上記有機液晶分子は、誘導を行う温度条件で液晶性を示す有機液晶分子を選択することにより好ましく使用することができる。使用目的に応じた分子は、図1および図2あるいは、これらの図と同様の相図を作成することにより適宜選択することができる。
【0027】
たとえば、トランス(±)体を使用する場合、図1によれば、m=n=4〜10の範囲まで、体温(36℃)においてネマティック相を示す液晶化合物が適用でき、トランス(S,S)体を使用する場合には、図2によれば、m=n=4から13の範囲まで、人間の体温(36℃)でネマティック相またはスメクティックC*相を示す液晶化合物が適用できる。
【0028】
本発明においては、上記有機液晶分子を用いて磁力の誘導による運動制御を行うが、実際に使用する場合は、上記のような加熱・冷却操作をする必要はなく、エーテルなどの揮発性溶媒に溶解し、水などの不溶性液体上または液体中に注出して溶媒を揮発除去すると有機液晶分子は、集合体を形成し、液体上若しくは液体中に分散し、分散体が容易に得られる。
【0029】
本発明で用いる有機液晶分子を溶解するための揮発性溶媒は、有機液晶分子を溶解し、かつ該有機液晶分子と反応しないものであれば、特に制限はなく、例えばエーテルや低級アルコール類などを好ましく挙げることができる。
【0030】
上記のとおり有機液晶分子を溶解した揮発性溶媒は水などの不溶性液体上または液体中に注出することにより、集合体を形成する。
【0031】
上記において不溶性液体は、有機液晶分子を溶解しないものであれば、使用目的に応じて適宜選択することができ、例えば水、生理食塩水、輸液、血液などを好ましく挙げることができる。
【0032】
注出により有機液晶分子は、集合体を形成し、液上もしくは液中で分散し、分散体を形成する。
【0033】
上記集合体は、粒子状若しくは膜状を形成し得る。粒子状の場合、その粒径には制限はない。但し、粒子径を揃えることにより、均一な膜を形成することもできる。
【0034】
上記により得られた有機液晶分子の集合体の分散体は、外部から磁石を動かすことにより、磁石の動きに応じて運動する(以下磁石による誘導運動と称する場合もある)。磁石により誘導運動させる場合において、磁石の磁力は0.1テスラ以上であれば特に制限はなく、その使用環境に影響を及ぼさない範囲であればよい。より実用的には0.1から0.5テスラ(1テスラ=10000ガウス=10000エルステッド)がよい。
【0035】
用いる磁石としては、目的にあった形状であればその形状に制限はないが、棒状永久磁石などを好ましく挙げることができる。
【0036】
また、上記分散体は、別の液体に移注したのち、外部から磁石による誘導運動を行うこともできる。具体的には人間あるいはその他の生体の体液管、例えば血管等に移注し、外部から磁石によって誘導することにより、より確実に目標まで有機液晶分子を誘導することができる。
【0037】
従来のドラッグデリバリーシステム(DDS)においては、直接法DDSと全身的DDSの2つの方法に分類されるが、後者ではそのターゲティングの方法としてリポソームやリピトマイクロスフェアなどを薬物に含ませて注射する方法、モノクロナール抗体に薬物を結合させた一種のプロドラッグを利用する方法など種々提案されているが、いずれも直接患部へより確実に到達する方法ではない。マイクロロボットなどを使用する試みも提案されているが、血管の中を自由に動けない場合や、毛細血管には適用出来ないなどの問題があった。本発明においては、管の外から磁石により、従来よりも確実に目標へ運搬することが可能となる。
【0038】
その他、液体輸送管等を含む機械において、点検その他の目的のため、該液体輸送管中に有機液晶分子の集合体の分散液を移注して目標まで誘導し、必要な点検等を行うことが可能となる。
【実施例】
【0039】
[参考例]有機液晶分子の合成
有機液晶分子A(前記式1で示される分子(トランス(S,S)体、m=n=8、)):Angew. Chem. Int. Ed., 43, 3677-3682(2004)に記載された方法により製造した。
【0040】
有機液晶分子B(前記式1で示される分子(トランス(S,S)体、m=n=13)):Ferroelectrics, 343, 119-125 (2006)に記載の方法により合成した。
【0041】
実施例1、2
上記参考例で合成した有機液晶分子A(実施例1)、有機液晶分子B(実施例2)をそれぞれ0.4gをエーテル2mLに溶解した。得られた溶解液を温水を満たした容器(50℃)に滴下し、液晶溶液を浮かべる。有機液晶分子を保温下で放置してエーテルを蒸発除去したところ、水面の複数箇所で有機液晶分子が粒子状の集合体を形成した。この有機液晶分子の集合体は液晶性を示していた。水面に分散した有機液晶分子の集合体の一つに最大磁場0.5テスラの永久磁石を接近させ、永久磁石を動かした。図3は、容器に満たした温水上に形成した有機液晶分子の集合体に永久磁石を近づけ、動かし、それに伴い、集合体が動く様子を模式的に示した図である。有機液晶分子A(実施例1)、有機液晶分子B(実施例2)のいずれの集合体も磁石の動きに引き寄せながら移動した。
【0042】
図4は実施例2で有機液晶分子Bの集合体を永久磁石により動かしたときの集合体の位置の経時変化を示す光学顕微鏡写真である(平均粒子径50マイクロメートル)。図4左側下に置いた永久磁石に向かって、液晶分子の集合体は右上から左下に向かって運動した。
【0043】
比較例1
反磁性有機液晶物質(E.メルク社製ZLI−1132)0.4gをエーテル2mLに溶解した。得られた溶解液を温水(50℃)に滴下した。滴下した反磁性有機液晶物質の溶液を保温下放置して溶媒を蒸発除去したところ、水面の複数箇所で有機液晶分子が粒子状の集合体を形成した。水面上に形成された反磁性有機液晶物質の集合体は、液晶性を示していた。実施例1と同様に水面に分散した反磁性有機液晶物質に、最大磁場0.5テスラの永久磁石を接近させたところ、反磁性有機液晶物質の集合体は、磁石の動きに反発して移動した。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明で用いる有機液晶分子のトランス(±)体の液晶相の温度変化を評価した結果を示す図である。
【図2】図2は、本発明で用いる有機液晶分子のトランス(S,S)体の液晶相の温度変化を評価した結果を示す図である。
【図3】図3は、実施例において、シャーレに満たした温水上に形成した有機液晶分子の集合体に永久磁石を近づけ、動かし、それに伴い、集合体が動く様子を模式的に示した図である。
【図4】図4は実施例2で有機液晶分子2の集合体を永久磁石により動かしたときの集合体の位置の経時変化を示す光学偏光顕微鏡写真である。
【符号の説明】
【0045】
1 磁石
2 容器
3 有機液晶分子の集合体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式1で示されるドキシル基(2,5-ジメチルピロリジルオキシ基)を中心に持つ分子の集合体を、前記分子を溶解しない液体上若しくは液体中に液晶性を示す状態で分散させ、これを外部から磁力で誘導することにより運動を制御する方法。
【化1】

(式中、mは4〜15の整数を示し、nは4〜15の整数を示す。また、2つのキラル中心の立体配置はトランスである。)
【請求項2】
前記式1で示される分子において2つのキラル中心の立体がトランス(±)体であり、mが4〜11、nが4〜11である請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記式1で示される分子において2つのキラル中心の立体がトランス(S,S)体であり、mが4〜13、nが4〜13である請求項1記載の方法。
【請求項4】
磁力が0.1テスラ以上である請求項1〜3のいずれか記載の方法。
【請求項5】
前記式1で示される分子を揮発性溶媒に溶解し、その溶液を液体上または液体中に注出し、揮発性溶媒を揮発除去することにより分子の集合体を形成させ、液状媒体上若しくは液状媒体中に分散させる請求項1〜3のいずれか記載の方法。
【請求項6】
液体上若しくは液体中に分散させた分散体を、別の媒体に移注した後、外部から磁力で誘導する請求項1〜5のいずれか記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−79020(P2009−79020A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−251261(P2007−251261)
【出願日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り (1)学会発表1:日本化学会第87春季年会、日本化学会主催、平成19年3月28日 講演予稿集II(講演番号4E3−11)「キラルニトロシルラジカル液晶中の分子間強磁性的相互作用」 (2)学会発表2:シンポジウム モレキュラー・キラリティー 2007、モレキュラーキラリティーリサーチオーガニゼーション主催、日本薬物動態学会、日本分析化学会、日本化学会、日本トキシコロジー学会、日本薬学会、日本農芸化学界、高分子学会共催、平成19年5月16日(講演番号OP−15)「キラル有機ラジカル液晶のメゾスコピックな強磁性的相互作用」 (3)学会発表3:日本プロセス学会2007年サマーシンポジウム、日本プロセス学会主催、平成19年8月3日、講演要旨集(招待講演I−9)「相転移による対称性の破れに起因する2つの複雑系化学現象−「優先富化現象」と「有機ラジカル液晶の強磁性的挙動」−」 (4)学会発表4、5 第11回強誘電性液晶国際会議、日本液晶学会主催、講演1:平成19年9月4日(講演番号I−01(招待講演))「Ferroelectric and magnetic properties of all−organic radical liquid crystals(和訳:純有機ラジカル液晶の強誘電性と磁性的性質)」 講演2:平成19年9月5日、(講演番号P2−56(ポスター発表))「Nonlinear mesoscopical−ferromagnetic interactions observed in all−organic radical liquid crystals(和訳:純有機ラジカル液晶に見られた非線形なメソスコピック−強磁性的相互作用)」 (5)学会発表6 2007年日本液晶学会討論会、液晶学会主催、平成19年9月12日、講演予稿集、講演番号IaC04「有機ラジカル液晶の分子間強磁性的相互作用」 (6)学会発表7 第1回分子科学討論会、分子科学会主催、平成19年9月20日、講演番号4a04「キラルニトロシルラジカル液晶の分子間強磁性的相互作用」
【出願人】(000187046)東レ・ファインケミカル株式会社 (153)
【Fターム(参考)】