説明

動画像視聴システム、動画像視聴装置、その制御方法、及びプログラム

【課題】 再生側の装置の機能に配慮するなどした動画像視聴システムを提供する。
【解決手段】 動画像視聴装置2が所定のタイミングごとの複数のブロックに分割された動画像データを受信して、注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とを検出する。システムにおいて、これらの再生速度に係る所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了したと判断して、その旨の情報を所定の処理に供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画像データを再生して利用者に視聴させる動画像視聴システム、及び動画像視聴装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、教育用の動画像データを配信して、遠隔から研修会などを行ったり、あるいは映画などの動画像データを配信して視聴させることが広く行われている。また、これらの用途にあって、例えば教育用の動画像データであれば、研修者が動画像データ全体を参照したか(途中を飛ばして再生するなど、意図しない状態で再生が行われていないか)を確認したいという要望がある。
【0003】
そこで例えば動画像データに時間的な目盛りに相当する情報を付して配信し、利用者が再生等の操作を開始した時点の時刻情報と、終了した時点の時刻情報とを取得して、当該開始時点の時刻情報と終了時点の時刻情報とで規定される区間について再生が完了したものと判断する技術が、特許文献1に開示されている。この特許文献1の技術ではまた、ユーザの操作が特殊再生(早送りなど)であった場合は、その操作の開始時点や終了時点の情報を送信しないようにしている。
【特許文献1】特開2004−282731号公報(特殊再生について0231段落を参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の特許文献1に開示の技術では、例えば再生速度が可変となっている場合に、視聴者が再生操作を行った後、再生速度を速めた場合など、再生側の装置の機能に配慮した処理が行われていない。
【0005】
また、仮に再生速度が早まった場合に早送り操作として認識したとすると、例えば利用者が早聞き再生(通常より1.5倍程度速めた速度で視聴すること)して、研修を行った場合などに、視聴されなかったと判断されてしまうこととなり、視聴に係る判断を目的に合わせて行うことができない。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、再生側の装置の機能に配慮し、また、視聴の目的に合わせて視聴が行われたか否かを判断することのできる動画像視聴システム、動画像視聴装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、動画像データを配信する配信サーバと、前記配信サーバから配信される動画像データを再生するクライアント装置とを含む動画像視聴システムであって、前記配信サーバから配信される動画像データは、所定のタイミングごとの複数のブロックに分割され、前記クライアント装置は、注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とを検出し、配信サーバまたは前記クライアント装置が、前記検出した各再生速度が、所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を生成し、当該生成された情報が、前記クライアント装置利用者の視聴管理の所定処理に供されることを特徴としている。ここで前記視聴管理の所定処理は、視聴率の演算に係る処理であってもよい。
【0008】
また、本発明の一態様は、所定のタイミングごとの複数のブロックに分割された動画像データを受信して、再生する動画像視聴装置であって、注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とに係る所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を送出し、当該送出された情報が利用者の視聴管理の所定処理に供されることを特徴としている。
【0009】
この場合に、前記所定条件は、前記注目ブロックに係る各再生速度がいずれも、所定速度を下回るとの条件であってもよい。
【0010】
さらに、本発明の別の態様は、所定のタイミングごとの複数のブロックに分割された動画像データを受信して、再生する動画像視聴装置の制御方法であって、注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とに係る所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を送出させ、当該送出された情報が利用者の視聴管理の所定処理に供されることを特徴としている。
【0011】
さらに本発明のまた別の態様に係るプログラムは、所定のタイミングごとの複数のブロックに分割された動画像データを受信して、再生する動画像視聴装置に、注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とを検出する手順と、前記検出した各再生情報が、所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を送出する手順と、を実行させることを特徴としている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る動画像視聴システムは、図1に示すように配信サーバ1と、クライアント装置としての動画像視聴装置2とを含んで構成されている。これら配信サーバ1と動画像視聴装置2とは互いにネットワークを介して接続されている。また、ここでは動画像視聴装置2は1つだけ図示しているが、実際には、動画像視聴装置2は複数あってもよい。その場合、配信サーバ1は、各動画像視聴装置2に対して動画像データを配信する。
【0013】
配信サーバ1は、図1に示すように、制御部11と、記憶部12と、動画像データストレージ部13と、視聴情報ストレージ部14と、通信部15とを含んで構成されている。また、動画像視聴装置2は、制御部21と、記憶部22と、操作部23と、表示部24と、通信部25とを含んで構成されている。
【0014】
配信サーバ1の制御部11は、CPUであり、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作する。この制御部11は、動画像データストレージ部13に格納されている動画像データを配信する処理を実行する。また、この制御部11は、動画像視聴装置2から視聴状態に関する視聴情報を受信して、視聴情報ストレージ部14に格納する処理を実行する。この制御部11の視聴情報に関する処理の内容については後に詳しく述べる。
【0015】
記憶部12は、RAMやROM等の記憶素子を含んで構成される。この記憶部12は、制御部11によって実行されるプログラムを保持している。また、この記憶部12は制御部11のワークメモリとしても動作する。
【0016】
動画像データストレージ部13は、例えばハードディスク等のストレージデバイスである。この動画像データストレージ部13は、配信の対象となる動画像データを少なくとも一つ保持している。この動画像データは、図2に示すように、所定のタイミングごとの複数のブロックに分割されている。図2では、Δt秒ごとにブロックに分割した例を示している。このΔtは、例えば数秒程度の長さとしてもよい。なお、このΔtのように一定の時間で分割する必要は必ずしもなく、ランダムな長さごとに分割してもよい。
【0017】
ブロック分割の一例を挙げると、動画像データが例えばMPEG(Motion Picture Experts Group)のデータである場合、各ブロックをパケッタイズド・エレメンタリー・ストリームPES(Packetized Elementarty Stream)として分割することができる。この場合、各ブロックを識別する情報として、ストリーム識別子(Stream_id)を用いることができる。
【0018】
また例えばMPEGのパックを各ブロックとしてもよい。この場合は、各ブロックを識別する情報としてパックの識別子を用いることができる。
【0019】
視聴情報ストレージ部14は、例えばハードディスク等のストレージデバイスであり、動画像視聴装置2から受信した視聴情報を、動画像視聴装置2の利用者を特定する情報に関連づけて格納して保持している。
【0020】
通信部15は、ネットワークインタフェース等であり、制御部11から入力される指示に従って、動画像データを送信する。また、通信部15は、ネットワークを介して動画像視聴装置2から受信される視聴情報を制御部11に出力する。
【0021】
動画像視聴装置2の制御部21は、CPUであり、記憶部22に格納されているプログラムに従って動作する。この制御部21は、配信サーバ1から受信される動画像データを記憶部22に蓄積し、記憶部22に蓄積した動画像データを、利用者からの指示操作に従って復号し、表示部24に表示出力する。また本実施の形態では制御部21が動画像データの再生状態に関する情報を取得して、視聴情報として配信サーバ1に送信出力している。これらの制御部21の処理の内容については後に詳しく述べる。
【0022】
記憶部22は、RAMやROM等の記憶素子を含んで構成される。この記憶部22は、制御部21によって実行されるプログラムを保持している。また、この記憶部22は制御部21のワークメモリとしても動作し、再生の対象となる動画像データを蓄積して保持する。
【0023】
操作部23は、マウスやキーボードなどであり、利用者の指示操作の内容を制御部21に出力する。表示部24は、ディスプレイ等であり、制御部21から入力される指示に従って画像を表示出力する。
【0024】
通信部25は、ネットワークインタフェース等であり、制御部21から入力される指示に従って、視聴情報などのデータを送信する。また、通信部25は、ネットワークを介して配信サーバ1から受信される動画像データを制御部21に出力する。
【0025】
ここでまず、動画像視聴装置2の制御部21の処理について説明する。制御部21は、動画像データの再生を制御するためのインタフェース画面を表示部24に表示する。このインタフェース画面では、例えば図3に示すように、巻き戻し(逆方向再生)、再生、早送り、一時停止などの指示を行なうためのボタン群(B)と、動画像データの再生位置を表すプログレスバー(P)とを含む。このプログレスバー上には、カーソル(C)が表示され、再生位置に応じてカーソルの表示位置が制御される。
【0026】
例えば、制御部21は、再生の対象となる動画像データを受信すると、記憶部22に当該動画像データとを蓄積して格納する。そして、当該蓄積した動画像データについて先頭から復号処理を行ないつつ、復号後の画像を表示部24に表示する。配信される動画像データが例えばMPEGである場合、巻き戻し、再生、早送り、一時停止等の指示に応じた再生速度でMPEGデータに含まれる各フレームデータの復号を行なって得た画像を表示出力する。また、制御部21は、動画像データ上の再生位置にプログレスバーのカーソルを移動する。
【0027】
また、制御部21は、カーソルを移動させる操作を利用者が行なうと、当該操作によるカーソルの移動速度及び、移動位置に応じて、動画像データの表示位置を制御する。例えば利用者がカーソルを順方向(動画像データの先頭から終了方向)へ通常の再生速度以上の速度で移動させると、早送りと同様の効果で再生が行なわれることになる。
【0028】
こうした再生速度を可変とした動画像データの再生制御の処理については、種々のものが知られているので、ここでの詳細な説明を省略する。
【0029】
制御部21は、動画像データのうち再生の対象となったブロック(注目ブロックとする)に含まれるデータ(ブロックがMPEGのPESである場合、内包するストリームに含まれる先頭フレームのデータ)の復号を行ったタイミングと、注目ブロック終了時点に対応するデータ部分(ブロックがMPEGのPESである場合、例えば内包するストリームに含まれる最後のIフレームのデータ)とを表示するそれぞれのタイミングで、再生速度(以下、それぞれを開始時速度、終了時速度と呼ぶ)を検出する。再生速度は、制御部21における再生制御の処理のパラメータとして取得できる。
【0030】
本実施の形態において特徴的なことの一つは、制御部21が注目ブロックの開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度(以下、中間速度と呼ぶ)を検出し、これら開始時速度、中間時速度、終了時速度のそれぞれにより判断される所定条件を満足する場合に、注目ブロックの視聴が完了したと判断して、その旨の視聴情報を生成し、配信サーバ1へ送信することである。ここで視聴情報には、利用者を特定する情報と、再生中の動画像データを特定する情報と、注目ブロックを識別する情報(ブロック識別子と呼ぶ)とを含む。なお、利用者を特定する情報は、予め利用者をパスワード等を用いて認証して取得しておけばよい。
【0031】
ここで所定条件は、開始時速度、中間時速度、終了時速度のそれぞれが通常の再生速度であることとしてもよいし、開始時速度、中間時速度、終了時速度のそれぞれが、予め定めた速度範囲にあることを条件としてもよい。後者の条件は、すなわち、開始時速度、中間時速度、終了時速度の各再生速度が、いずれも、下限値を超え、上限値(本発明における所定速度に相当する)を下回ることを条件とする。ここで上限値は、例えば通常の再生速度の1.5倍などとして設定しておく。この下限値や上限値などの条件に係るパラメータは、動画像データごとに定められてもよい。その場合は、配信サーバ1側で、動画像データごとにパラメータを関連づけて保持しておき、動画像データの配信時に、配信する動画像データに関連づけられているパラメータを併せて配信することとすればよい。制御部21は、当該配信されたパラメータを受信して利用することとなる。
【0032】
また次に、配信サーバ1の制御部11の視聴情報に係る処理について説明する。配信サーバ1は、動画像視聴装置2から視聴情報を受信すると、視聴情報に含まれる、利用者を特定する情報と、動画像データを特定する情報とに関連づけて、視聴情報に含まれるブロック識別子を、視聴情報ストレージ部14に蓄積して格納する(図4)。
【0033】
配信サーバ11では、この蓄積した情報により、クライアント装置としての動画像視聴装置2の利用者の視聴管理に係る処理を実行する。例えば、動画像データを特定する情報をキーとして、すべてのブロック識別子が関連づけられている利用者を検索し、当該利用者について、動画像データ全体を視聴した利用者としてリストアップする。
【0034】
また、ブロックごと(又は複数の連続するブロックからなるマクロブロックごと)に視聴を完了した利用者数を累積し、各ブロック(又は各マクロブロック)の視聴者数を表示し、グラフ化してもよい。これにより、動画像データ全体のどの部分に注目があつまっているかを分析する処理を行うこともできる。また、配信サーバ1に対して配信要求を行なった全利用者数や、動画像データごとの配信要求を行なった全利用者数で、ブロックごと(又は複数の連続するブロックからなるマクロブロックごと)に累積した利用者数を除して、当該ブロックごと(又は複数の連続するブロックからなるマクロブロックごと)の視聴率を演算し、当該演算した視聴率の情報を表示してもよい。
【0035】
なお、ここまでに説明した例では、動画像視聴装置2がブロックの開始時点、中間時点、終了時点での再生速度を元に当該ブロックの視聴が完了したか否かを判断していたが、これに代えて、動画像視聴装置2がブロックの開始時点、中間時点、終了時点での再生速度の情報を配信サーバ1に送出し、配信サーバ1が当該受信した開始時点、中間時点、終了時点での再生速度の情報を元に当該ブロックの視聴が完了したか否かを判断しても構わない。
【0036】
さらに配信サーバ1は、単一のコンピュータによって実現されなくてもよく、複数のコンピュータを含んだコンピュータシステムであってもよい。この場合、動画像データを配信するコンピュータと、視聴情報を受信するなど、視聴管理に係る処理を行うコンピュータとは別体であってもよい。
【0037】
本実施の形態の動画像視聴システムによれば、視聴者が再生操作を行った後、再生速度を速めた場合でも、予め妥当と定められた速度範囲で再生されていなければ視聴が行われなかったと判断するなど、再生側の装置の機能に配慮でき、また、例えばレクチャーであれば1.5倍速までは許容し、ビデオ編集の目的であれば等倍のみ許容するなど、速度範囲を視聴の目的に合わせて設定でき、視聴の目的に合った判断をさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施の形態に係る動画像視聴システムの構成例を表すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る動画像視聴システムにおける動画像データの例を表す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る動画像視聴システムにおける動画像データの表示インタフェースの例を表す概要図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る動画像視聴システムにおける視聴情報の保持例を表す説明図である。
【符号の説明】
【0039】
1 配信サーバ、2 動画像視聴装置、11,21 制御部、12,22 記憶部、13 動画像データストレージ部、14 視聴情報ストレージ部、15,25 通信部、23 操作部、24 表示部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画像データを配信する配信サーバと、前記配信サーバから配信される動画像データを再生するクライアント装置とを含む動画像視聴システムであって、
前記配信サーバから配信される動画像データは、所定のタイミングごとの複数のブロックに分割され、
前記クライアント装置は、注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とを検出し、
配信サーバまたは前記クライアント装置が、前記検出した各再生速度が、所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を生成し、当該生成された情報が、前記クライアント装置利用者の視聴管理の所定処理に供されることを特徴とする動画像視聴システム。
【請求項2】
請求項1に記載の動画像視聴システムにおいて、
前記視聴管理の所定処理は、視聴率の演算に係る処理であることを特徴とする動画像視聴システム。
【請求項3】
所定のタイミングごとの複数のブロックに分割された動画像データを受信して、再生する動画像視聴装置であって、
注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とに係る所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を送出し、
当該送出された情報が利用者の視聴管理の所定処理に供されることを特徴とする動画像視聴装置。
【請求項4】
請求項3に記載の動画像視聴装置であって、
前記所定条件は、前記注目ブロックに係る各再生速度がいずれも、所定速度を下回るとの条件であることを特徴とする動画像視聴装置。
【請求項5】
所定のタイミングごとの複数のブロックに分割された動画像データを受信して、再生する動画像視聴装置の制御方法であって、
注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とに係る所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を送出させ、
当該送出された情報が利用者の視聴管理の所定処理に供されることを特徴とする動画像視聴装置の制御方法。
【請求項6】
所定のタイミングごとの複数のブロックに分割された動画像データを受信して、再生する動画像視聴装置に、
注目ブロックの開始時点での再生速度と、注目ブロックの終了時点での再生速度と、注目ブロックの前記開始時点と終了時点との間における少なくとも一つの中間点での再生速度とを検出する手順と、
前記検出した各再生情報が、所定条件を満足する場合に、当該ブロックについての視聴が完了した旨の情報を送出する手順と、
を実行させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−88632(P2007−88632A)
【公開日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−272638(P2005−272638)
【出願日】平成17年9月20日(2005.9.20)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】