北極・南極の磁場体験が可能な浴槽または浴場
【目的】 本考案は浴槽または浴室に、南または北極と同様の磁場雰囲気になるよう、フェライト永久磁石板を内面に張り付けて、その雰囲気を構築する。
【構成】 本考案は非磁性の浴槽または浴室に、任意の大きさのフェライト永久磁石板の表面を、ＳまたはＮ極のいずれかの一方に規定して、耐熱水性の接着剤を使用して各面に貼り付け、その内側が、南または北極地点と同様になるような磁場雰囲気を構築することにより、この磁場雰囲気内で、入浴した場合、従来からの温浴等による治癒効果を更に高揚させることに役立つ。
【構成】 本考案は非磁性の浴槽または浴室に、任意の大きさのフェライト永久磁石板の表面を、ＳまたはＮ極のいずれかの一方に規定して、耐熱水性の接着剤を使用して各面に貼り付け、その内側が、南または北極地点と同様になるような磁場雰囲気を構築することにより、この磁場雰囲気内で、入浴した場合、従来からの温浴等による治癒効果を更に高揚させることに役立つ。
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、フェライト永久磁石板の表面の極性をＮ、Ｓいずれか、一方に規定して貼り付けた浴槽又は浴場に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
北極・南極への旅行のレポート等はテレビ、ビデオ等で多数人が視聴覚することは出来る。しかし万人がその旅行を希望しても、実際に極地までの旅行を実現出来る人は少数であり、その場所での磁場体験者は当然更に少なくなる。
【０００３】
【考案か解決しようとする課題】
本考案はその部位の磁場を極地と同様になるように強制し、そこに形成されたＮ又はＳ磁場は、遠路地球の両端迄旅行しなくても、全く同様の磁場に位置している。という臨場感により、従来の磁力応用機器より、更に強力に精神高揚が発揮出来て、一般人やリハビリ療養者にも、従来の温泉、鉱泉等による療養治癒効果が更に向上されるように、考案したものである。
【０００４】
【課題を解決するために手段】
本考案は、フェライト永久磁石板（１５０〜１５００ガウス）の表面をＮ・Ｓ極のいずれかに規定して、従来の浴槽又は浴場に無機質（セメント）又は有機質（エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等）の接着剤を使用して貼り付け、その内側がすべて、北極又は南極の磁場に形成されるように構築する。この中に入れば、各極地に位置したと同様の磁場雰囲気の状態になって、一般のサウナとか温浴等と異なる優越感を楽しむことが出来て、療養治癒効果の向上が期待出来る。
しかしながら、磁場は人間の五感では直接感知できないから、磁気検知機等を設置して、この機器の表示等による視覚、聴覚等で臨場感を強めることにする。
【０００５】
【作用】
永久磁石は既に、人体に直接貼付したり、又は接触させたりして、その治癒効果が実証されているが、この効果は磁力線に他ならない。血行等新陳代謝が普通状態より、活発な入浴時に、この磁力線を全身から浴びれば、その治癒効果は、これらより更に増強されることになる。
尚、両極地には、探検隊等が長期間滞在しても、全く、健康状態であり、ここと同じ程度の磁場では、動植物への為害作用は全く無視してよい。
フェライト永久磁石板は種々の大きさのものが生産されているが、本考案に使用する場合、その大きさは随意であり、浴槽又は浴室の大小で最も貼り付け易い大きさのものを使用し、人体が磁場圏内に包み込まれるように接着すればよい。
【０００６】
【実施例】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図１は縦横１００ｍｍ厚み４ｍｍのフェライト永久磁石板を使用した磁場浴槽の展開図である。底面には、排水口を取りつけ、清掃し易くする。
図２はその立体図で、この外側は非磁性のセメント、タイル等で覆われる。
入浴者はこの中に位置することによって、北・南極と全く同様のＮ・Ｓのいずれかの磁場の臨場体験が出来る訳である。
【０００７】
極性の異なる磁場浴槽を同一浴室内に併設して、これらに交互に入浴すれば、南極から北極迄の超高速飛行も夢想でき、更なる超常気分を味わう事も出来る。
【０００８】
着磁させたフェライト永久磁石板は、長期間減衰することは無い。従って、此れを接着した浴槽または浴室は、その効果を長期間維持することが出来る。
【０００９】
【考案の効果】
上述の様に、本考案の南極または北極磁場浴槽または浴場は、在来の浴槽または浴場に、フェライト永久磁石板を接着、装着することにより、遠路はるばる極点まで、旅行することなく、全く安全、安易に北・南極磁場が体験できて、その臨場感による、精神高揚による身体機能の向上を期待する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の南極または北極磁場体験浴槽の一実施例を示す展開図である。本例の場合のフェライト永久磁石は縦横１００ｍｍ厚み４ｍｍの板を使用し、底面には１４０ケ、側面には３３６ケ、全量４７６ケを接着すればよい。
【図２】実施例の、フェライト永久磁石板部分のみの透視立体図である。
【符号の説明】
１ フェライト永久磁石板（１ケ１００ｍｍ角）
２ 清掃のための排水口
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、フェライト永久磁石板の表面の極性をＮ、Ｓいずれか、一方に規定して貼り付けた浴槽又は浴場に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
北極・南極への旅行のレポート等はテレビ、ビデオ等で多数人が視聴覚することは出来る。しかし万人がその旅行を希望しても、実際に極地までの旅行を実現出来る人は少数であり、その場所での磁場体験者は当然更に少なくなる。
【０００３】
【考案か解決しようとする課題】
本考案はその部位の磁場を極地と同様になるように強制し、そこに形成されたＮ又はＳ磁場は、遠路地球の両端迄旅行しなくても、全く同様の磁場に位置している。という臨場感により、従来の磁力応用機器より、更に強力に精神高揚が発揮出来て、一般人やリハビリ療養者にも、従来の温泉、鉱泉等による療養治癒効果が更に向上されるように、考案したものである。
【０００４】
【課題を解決するために手段】
本考案は、フェライト永久磁石板（１５０〜１５００ガウス）の表面をＮ・Ｓ極のいずれかに規定して、従来の浴槽又は浴場に無機質（セメント）又は有機質（エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等）の接着剤を使用して貼り付け、その内側がすべて、北極又は南極の磁場に形成されるように構築する。この中に入れば、各極地に位置したと同様の磁場雰囲気の状態になって、一般のサウナとか温浴等と異なる優越感を楽しむことが出来て、療養治癒効果の向上が期待出来る。
しかしながら、磁場は人間の五感では直接感知できないから、磁気検知機等を設置して、この機器の表示等による視覚、聴覚等で臨場感を強めることにする。
【０００５】
【作用】
永久磁石は既に、人体に直接貼付したり、又は接触させたりして、その治癒効果が実証されているが、この効果は磁力線に他ならない。血行等新陳代謝が普通状態より、活発な入浴時に、この磁力線を全身から浴びれば、その治癒効果は、これらより更に増強されることになる。
尚、両極地には、探検隊等が長期間滞在しても、全く、健康状態であり、ここと同じ程度の磁場では、動植物への為害作用は全く無視してよい。
フェライト永久磁石板は種々の大きさのものが生産されているが、本考案に使用する場合、その大きさは随意であり、浴槽又は浴室の大小で最も貼り付け易い大きさのものを使用し、人体が磁場圏内に包み込まれるように接着すればよい。
【０００６】
【実施例】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図１は縦横１００ｍｍ厚み４ｍｍのフェライト永久磁石板を使用した磁場浴槽の展開図である。底面には、排水口を取りつけ、清掃し易くする。
図２はその立体図で、この外側は非磁性のセメント、タイル等で覆われる。
入浴者はこの中に位置することによって、北・南極と全く同様のＮ・Ｓのいずれかの磁場の臨場体験が出来る訳である。
【０００７】
極性の異なる磁場浴槽を同一浴室内に併設して、これらに交互に入浴すれば、南極から北極迄の超高速飛行も夢想でき、更なる超常気分を味わう事も出来る。
【０００８】
着磁させたフェライト永久磁石板は、長期間減衰することは無い。従って、此れを接着した浴槽または浴室は、その効果を長期間維持することが出来る。
【０００９】
【考案の効果】
上述の様に、本考案の南極または北極磁場浴槽または浴場は、在来の浴槽または浴場に、フェライト永久磁石板を接着、装着することにより、遠路はるばる極点まで、旅行することなく、全く安全、安易に北・南極磁場が体験できて、その臨場感による、精神高揚による身体機能の向上を期待する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の南極または北極磁場体験浴槽の一実施例を示す展開図である。本例の場合のフェライト永久磁石は縦横１００ｍｍ厚み４ｍｍの板を使用し、底面には１４０ケ、側面には３３６ケ、全量４７６ケを接着すればよい。
【図２】実施例の、フェライト永久磁石板部分のみの透視立体図である。
【符号の説明】
１ フェライト永久磁石板（１ケ１００ｍｍ角）
２ 清掃のための排水口
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】 フェライト永久磁石板（１５０〜１５００ガウス）の表面をＮ又はＳ極のいずれか一方の極に規定して、無機質（セメント）又は有機質（エポキシ・ウレタン樹脂等）接着剤を使用して、非磁性体の浴槽又は浴室に張り付け。その中側を、地球上の北極又は南極と同様の磁場に形成させた浴槽又は浴場
【請求項１】 フェライト永久磁石板（１５０〜１５００ガウス）の表面をＮ又はＳ極のいずれか一方の極に規定して、無機質（セメント）又は有機質（エポキシ・ウレタン樹脂等）接着剤を使用して、非磁性体の浴槽又は浴室に張り付け。その中側を、地球上の北極又は南極と同様の磁場に形成させた浴槽又は浴場
【図１】
【図２】
【図２】
【登録番号】第３００８０５０号
【登録日】平成６年（１９９４）１２月１４日
【発行日】平成７年（１９９５）３月７日
【考案の名称】北極・南極の磁場体験が可能な浴槽または浴場
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平６−７０６４
【出願日】平成６年（１９９４）５月１３日
【出願人】（５９４１０１６４０）
【登録日】平成６年（１９９４）１２月１４日
【発行日】平成７年（１９９５）３月７日
【考案の名称】北極・南極の磁場体験が可能な浴槽または浴場
【国際特許分類】
【出願番号】実願平６−７０６４
【出願日】平成６年（１９９４）５月１３日
【出願人】（５９４１０１６４０）
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