説明

医療用三角巾

【課題】従来の三角巾において肘の部分の処理ができていなかったため、安走性にかけていたこと。
【解決手段】二等辺三角形の布の頂部に切り込みをいれ、丸く縫い込み、袋状にとし、袋状に縫い込んだ部分に肘を入れるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手術・怪我・事故等の医療に使われる三角巾に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の三角巾には、上腕の部分を筒状にしたもの。また首で荷重されないようにエプロン型にしたギプス支持帯がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2007−90007号広報
【特許文献2】特許公開2005−360号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
今までの特開1と2において、また従来の三角巾において肘の部分の処理がなされていなかったため、安定性に欠けていた。そのため、肘の処理を行い、安定して使用できるようにした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る医療用三角巾は、特許性急の範囲である▲1▼、▲2▼と異なり、「肘の処理を行い、安定して使用できる」ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
肘の安定性が得られる。
【0007】
縫った袋の部分に肘を入れれば簡単に装着することができる。
【0008】
頂部は袋状になっているため折りたたみが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】縫製前の裁断面を示した平面図である
【図2】縫製前の肘の部分の処理を示した平面図である。
【図3】縫製後の使用状態を示した平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
二等辺三角形の頂部を切り、肘が入るように袋状に縫い込んだ。
【0011】
布の周囲の切り口をほつれないように密折にし、縫い込んだ。
【0012】
身長別にS・M・Lサイズを作成した。
【0013】
子供・男・女がそれぞれに好む色や模様を工夫した布地を使用した。
【実施例】
【0014】
二等辺三角形の頂点の袋状に縫製した部分に肘を固定させ、底辺を首に縛る。
【符号の説明】
【0015】
▲1▼二等辺三角形に切断した布の一辺
▲2▼二等辺三角形に切断した布の一辺
▲3▼二等辺三角形に切断した布の底辺
▲4▼底辺の中央を折りたたむ折り目
▲5▼折りたたんで切断する部分(肘を入れる部分)
▲6▼▲5▼の部分を切断・縫製後、丸く縫い込む部分(肘の形に丸くする)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
二等辺三角形の頂部に切り込みをいれ、丸く縫い込み、袋状とした全体が布製で出来ている医療用三角巾である。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2013−103123(P2013−103123A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−266262(P2011−266262)
【出願日】平成23年11月16日(2011.11.16)
【出願人】(511296387)
【Fターム(参考)】