説明

印刷物及び本

【課題】所定のインキにより、直接、描き入れ可能とされた印刷物及び本に関し、描き入れ内容を変えながら繰り返し、集中して遊ぶことができる印刷物及び本を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、所定のインキにより描き入れ可能とされた印刷物であって、インキが剥離可能に加工されており、描き入れを行わせたい部分である描入部分が白色とされ、少なくとも描入部の周囲の描き入れを行わせたくない部分である非描入部が黒色とされた少なくとも一葉の頁から構成され、インキの色は描入部でコントラストが高くなり、非描入部でコントラストが低くなる色が用いられることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は印刷物及び本に係り、特に、所定のインキにより、直接、描き入れ可能とされた印刷物及び本に関する。
【背景技術】
【0002】
幼児期から子供へと成長してく過程では、親と一緒に遊びながら過ごすことにより、親とのコミュニケーションをはかり、知能の発達や集中力が増長され成長していく。このようなことを目的として幼児期から子供向けの本も出版されている。しかし、これらの本は、通常紙媒体を用いたものであり、に直接、文字、線分、模様などを書き込むものではなかった。
【0003】
また、本に直接、文字、線分、模様などを直接に書き込むようにされた本も出版されているが、このような本は、同じゲーム、クイズ、問題などを繰り返し使うようにはされていなかった。また、内容を変更することはできなかった。さらに、これらの本は、一般に、白色の用紙に黒色の線分で文字や枠などが印刷されたものであった。
【0004】
一方、幼児用玩具として文字や絵などを繰り返し描き入れ、消去が行えるホワイトボードを用いた玩具がある(例えば、特許文献1参照)。しかし、ホワイトボードは繰り返し記入消去ができる白紙の自由ノート的なものであり、通常、描き入れを行わせる描入部と描き入れを行わせたくない非描き入れ部とが分割されたものではなかった。
【特許文献1】実開平7−24394号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このため、幼児期から子供へと成長する重要な時期に、親子で楽しく遊べ、かつ、繰り返し、使えて、無駄のない本が望まれ得ている。さらに、幼児期から子供へと成長する時期は、集中力が散漫であり、本には集中して遊べる工夫が必要とされている。
【0006】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、描き入れ内容を変えながら繰り返し、集中して遊ぶことができる印刷物及び本を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、所定のインキにより描き入れが可能とされた印刷物であって、インキが剥離可能に加工されており、描き入れを行わせたい部分である描入部分がインキの色に対してコントラストが高くなる色とされ、少なくとも描入部の周囲の描き入れを行わせたくない部分である非描入部がインキの色に対してコントラストが低くなる色とされたことを特徴とする。
【0008】
また、描入部は、白色であり、非描入部は、黒色であることを特徴とする。さらに、インキの色が黒色であることを特徴とする。さらに、描入部に書き込む内容によって、その遊びあるいは学習の内容を変えることができることを特徴とする。
【0009】
さらに、頁を複数枚束ねて綴じたことを特徴とする。また、頁を重ねて綴じて製本することにより本を構成していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所定のインキにより描き入れ可能とされた印刷物であって、インキが剥離可能に加工されており、描き入れを行わせたい部分が白色とされ、その周囲の描き入れを行わせたくない部分が黒色とされた少なくとも一葉の頁から構成され、インクの色として描入部でコントラストが高くなり、描き入れを行わせたくない部分でコントラストが低くなる色を用いることにより、描き入れを行わせたい部分ではインキを確実に認識でき、周囲の描き入れを行わせたくない部分ではインキが認識しにくいため、描き入れを行わせたい部分に注意力を集中できるため、集中力を向上させることができる。
【0011】
また、描き入れを行わせる頁は、インキが剥離可能に加工されているため、書き込んだ内容を消すことができるため、繰り返し使用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1は本発明の一実施例の構成図を示す。
【0013】
本実施例の本10は、印刷物であり、所定のインキが剥離可能に加工されており、描き入れを行わせたい部分である描入部21が白色とされ、描入部21の周囲の描き入れを行わせたくない部分である非描入部22が黒色とされた一葉の印刷物である頁30を複数枚、例えば、50枚程度重ねて綴じ、製本したものである。本実施例の本10は、描入部21の背景となる非描入部22を黒とすることにより、非描入部22が単なる背景ではなく、描入部21のガイドとして作用する。これによって、集中力を高めることが可能となる。
【0014】
頁30は、ホワイトボードなどとは異なり、通常の紙媒体の本と同様に可撓性を有し、かつ、両面で使用可能とされている。このため、本10は通常の本と同様に多数のゲーム、学習内容をコンパクトに収容できる。
【0015】
また、本10に使用されるインキは、描入部でコントラストが高くなり、描き入れを行わせたくない部分でコントラストが低くなる色、例えば、黒色とされている。インキは、筆記具40に注入されて用いられる。
【0016】
インキが注入される筆記具40は、例えば、ペン先が硬質フェルトから構成され、内部に注入されたインキをペン先の硬質フェルトから染み出させて、描き入れを行う、いわゆる、マーカーペンから構成されている。
【0017】
また、筆記具40により記入された記載をイレーザー50などにより消去可能に加工が施されている。これによって、頁30には、筆記具40を用いて、直接、描き入れできるとともに、イレーザー50により筆記具40により記入された文字などを消すが可能となる。
【0018】
描入部21への描き入れ内容によって、その遊びあるいは学習の内容を変えることができるように描入部21及び非描入部22の形状及び配置が設定されている。
【0019】
また、描入部21の色は筆記具40のインキ色が視認しやすい色とされており、非描入部22の色は筆記具40のインキ色が視認しにくい色に設定されている。例えば、筆記具40のインキ色が黒色とすると、描入部21の色は白色、非描入部22の色は黒色、あるいは黒色系の色に設定されている。非描入部22を黒色あるいは黒色系の色とすることによりプレーヤあるいは学習者の集中力が向上する。
【0020】
図2は本1の頁30に使用される用紙の分解斜視図を示す。
学習用本1の各頁30に使用される用紙は、描入部21及び非描入部22が印刷された用紙31の両面に樹脂フィルム32を接着剤33により貼り合わせた構造とされており、可撓性を有し、通常の本の用紙と同様に取り扱うことが可能である。
【0021】
用紙31は、例えば、「北越製紙」社製の「ベルネージュ」(用紙名)であり、米坪量230.0g/m2、厚さ250μmの白色紙であり、黒色インキにより非描入部22を印刷されている。また、樹脂フィルム32及び接着剤33は、例えば、「ジョイフィルム」社製の「ラミタック」から構成されており、厚さ15μm程度の透明樹脂材に厚さ15μm程度の接着剤33が塗布された構成とされている。
【0022】
なお、イレーザー50は、筆記具40の筆先41に取り付けられて、筆記具40のキャップとなるように用いられる。
【0023】
図3は頁30に筆記具40を用いて描き入れを行った表示例を示す図である。
【0024】
図3に示すように筆記具40により描入部21に直線L11が描き入れられた場合には、描入部21の白色と筆記具40のインキ色である黒色とのコントラストが非常に大きいので、直線L11を明確に認識することが可能である。一方、図3に破線で示すように、筆記具40により非描入部22に直線L12が描き入れられた場合には、非描入部22が黒色であり、筆記具40のインキ色も黒色であり、同一色であるので直線L12をほとんど認識することができない。
【0025】
このように、本実施例の本1は、描入部21が白色、非描入部22が印刷された頁30に、直接、筆記具40により描き入れ、また、書き込んだ内容をイレーザー50により消去することができるため、繰り返し、遊ぶ、あるいは、学習することができる。また、描入部21が白色、描入部21の周囲の非描入部22が黒色とされており、描入部21に集中することができるため、遊び、学習に対する集中力を向上させることが可能となる。このような構成とすることにより、特に、子供などに対して有効な教育を行うことが可能となる。
【0026】
次に描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容について具体的に説明する。
【0027】
図4は描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第1実施例を説明するための図を示す。
【0028】
本実施例の描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容は、5×5マスの空白の描入部21を有するものである。なお、描入部21の周囲は、非描入部22とされている。
【0029】
まず、進行者が、図4(A)に示すように、筆記具40を使って、5×5マスの空白の描入部21に「1」〜「25」の数字を描き入れる。
【0030】
次に、図4(B)に示すように、プレーヤがイレーザー50を使って「1」から順に「25」までの数字を消去していく。
【0031】
これを例えば、一定の制限時間を設定し、制限時間内に行わせるようにしたり、あるいは、「1」〜「25」までの数字をすべて消去し終わるまでの時間を計測したりする。
【0032】
なお、本実施例では、数字を描き入れるようにしたが、ひらがな、カタカナなどをあいうえお順に描き入れて同様に、あいうえお順に消去して遊ぶようにしてもよい。
【0033】
図5は描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第2実施例を説明するための図を示す。
【0034】
本実施例の描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容は、描入部21がライン状に形成されている。描入部21の中心にはガイド用破線23が印刷されている。
【0035】
プレーヤは、筆記具40を用いてガイド用破線23に沿ってラインを引く。このとき、筆記具40により引かれたラインが非描入部22にずれた場合、筆記具40により引かれたラインは見えないので、描入部21のラインが途切れた位置に注意を戻して、引き続き、ラインを引くことができ、集中して描入部21の破線23に沿ってラインを引くことが可能となる。よって、集中力を身に付けることができる。
【0036】
図6は描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第3実施例を説明するための図を示す。
【0037】
本実施例の描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容は、描入部21が上部描入部21aと下部描入部21bに分割されており、上部描入部21a、下部描入部21bの内部には、基準となる複数の基準点pが格子状に形成されている。なお、上部描入部21aと下部描入部21bとは、同じ大きさであり、また、基準点pも同じ配置で形成されている。
【0038】
ゲーム、あるいは、学習は、まず、進行者が図6(A)に示すように筆記具40を用いて上部描入部21aに基準点pを通るようにして絵を描く。次に、プレーヤが図6(B)に示すように筆記具40を用いて下部描入部21bに上部描入部21aと同じ絵を描く。このとき、上部描入部21aに描かれた基準点pと同じ基準点を通過するように絵を描くようにする。
【0039】
このとき、本実施例の本10は、上部描入部21a及び下部描入部21bに描く絵を容易に消去することができるため、繰り返し、遊ぶことができる。また、異なる絵を用いて遊ぶことができる。
【0040】
本実施例の描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容により図形の形状及びその配置などを理解できるようになる。
【0041】
図7は描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第4実施例を説明するための図を示す。
【0042】
本実施例のテ描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容は、上部描入部21c及び下部描入部21dは同じ配置のマスから構成されている。なお、マスは、例えば、3文字用、4文字用、5文字用が3種類、設けられている。
【0043】
ゲーム、あるいは、学習は、まず、図7(A)に示すように、進行者、あるいは、指導者が上部描入部21cの3文字用のマスに「ぶどう」という単語の文字を並べかえて、筆記具40を用いて「ど」、「う」、「ぶ」という順に文字を描き入れる。
【0044】
次に、プレーヤ、あるいは、学習者は、上部描入部21cに描き入れられた「ど」、「う」、「ぶ」という文字を並べ替えて意味のある単語「ぶどう」という文字を下部描入部21dの3文字用のマスに筆記具40を用いて描き入れる。なお、進行者、あるいは、指導者とプレーヤ、あるいは、学習者とを入れ替えるようにしてもよい。
【0045】
本実施例の描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容を行うことにより語彙力などを養うことができる。
【0046】
このとき、本実施例の本10は、上部描入部21c及び下部描入部21dのマスに記載する文字をイレーザー50により消去して、再び筆記具40により描き入れることができるため、繰り返し、異なる単語で出題、回答を行うことができる。よって、繰り返し、遊ぶことが可能となる。
【0047】
また、下部描入部21dに描き入れられた単語が間違っていた場合でも、イレーザー50によって消去し、再び筆記具40を用いて書き直すことができる。
【0048】
図8は描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第5実施例を説明するための図を示す。
【0049】
本実施例の描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容は、主に、設定部21e、迷路部21fから構成されている。迷路部21fには、略格子状に迷路が描かれており、迷路にはオブジェクト、例えば、リンゴが配置されている。また、配置されるオブジェクトは、位置によって数が異なるように設定されている。
【0050】
ゲーム、あるいは、学習は、まず、図8(A)に示すように、進行者、あるいは、指導者が筆記具40を用いて設定部21eに数字を描き入れる。数字は、迷路部21fのスタート位置21gからゴール位置21hまでに取得すべきオブジェクト、すなわち、リンゴの数を示している。
【0051】
プレーヤ、あるいは、学習者は、図8(B)に示すように、迷路部21fのスタート位置21gからゴール位置21hまで設定された数字の数のオブジェクトを取得できるように経路を選択し、筆記具40を用いてラインを描く。
【0052】
このとき、進行者、あるいは、指導者が設定部21eに設定する数字を変えることにより、迷路部21fの経路が異なる。
【0053】
本実施例の本10を用いることにより設定部21eに設定する数字を書き換えることができ、また、迷路部21fの経路も消去し、書き換えることができるので、異なる経路の迷路で遊ぶことが可能となる。よって、繰り返し、遊ぶことが可能となる。
【0054】
図9は描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第6実施例を説明するための図を示す。
【0055】
本実施例の描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容は、描入部21にマーク21iが格子状に形成された構成とされている。各マーク21iは、略十文字状に形成されている。
【0056】
ゲーム、あるいは、学習は、まず、図9(A)に示すように、進行者、あるいは、指導者が筆記具40を用いて描入部21のマーク21iの間に壁21jを描き入れる。
【0057】
プレーヤ、あるいは、学習者は、図9(B)に示すように、経路を選択し、すべての部屋を通るように、筆記具40を用いてラインを描く。
【0058】
このとき、進行者、あるいは、指導者が描く壁21jの位置に応じて部屋を通る経路が異なる。
【0059】
本実施例の本10を用いることにより壁21jを自由に設定することができ、これによって、多数の経路を設定できる。また、描き入れられた経路は、消去して、再び異なる経路の迷路で遊ぶことが可能となる。よって、繰り返し、遊ぶことが可能となる。
【0060】
なお、上記描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の実施例は、あくまでも例であり、上記構成に限定されるものではなく、種々のゲームあるいは学習内容が考えられることは言うまでもない。
【0061】
また、上記実施例の本10では、筆記具40のインキ色を黒色とした場合を例に説明を行ったが、筆記具40のインキ色は透過性を有するインキであれば、黒色以外であってもよい。筆記具40のインキ色は透過性を有するインキとすることにより非描入部22の黒色がインキを透過して、黒色に見えるため、非描入部22への描き入れられた内容はほとんど認識することはできない。
【0062】
また、本実施例では、複数枚の頁30を綴じた構成としたが、バインディングノートのように頁30を差し替え可能な構成としてもよい。
【0063】
図10は、本発明の他の実施例の斜視図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0064】
本実施例の本60は、バインダ61と頁62から構成されている。頁62は、頁30と略同じ構成であり、バインダ61のリング63に対応する部分にリング貫通孔62aが形成されている。
【0065】
リング63は、レバー64の操作によって、矢印A1、A2方向に開き、頁30を挿入、あるいは、取り外しすることが可能である。
【0066】
本実施例によれば、一葉の頁30で販売を行い、必要に応じてバインダ61にビンディングすることが可能である。また、一葉の頁30だけを単品で販売することにより、ユーザが気に入った頁30を購入して、遊ぶあるいは学習することも可能となる。また、バインダ構造とすることにより図10に示すようにバインダ61から必要な頁62を取り外して遊ぶ、あるいは、学習することも可能である。
【0067】
なお、本60はバインダ61により差し替え可能としたが、頁30をファイルに重ねて綴じておき、必要な頁30をファイルから抜き出して、遊ぶ、あるいは、学習するようにしてもよい。
【0068】
また、本実施例では、描入部21の色をインキの色に対してコントラストが高くなる色として白色とし、非描入部22の色をインキの色に対してコントラストが低くなる色として黒色としたが、描入部21、非描入部22の色はこれらに限定されるものではなく、例えば、筆記具40のインキ色を赤系統の色とした場合には、非描入部22の色をインキ色と同系統の赤系統の色とすれば、非描入部22とインキとのコントラストが低くなるので、同等の効果を得ることができる。
すなわち、描入部21の色を明色系統、非描入部22の色を暗色系統とし、かつ、筆記具40のインキの色を非描入部22と同系統の色とすることにより、描入部21でインキに対してコントラストを高くでき、かつ、非描入部22でインキに対してコントラストを低くできる。
さらに、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0069】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】学習用本1の頁30に使用される用紙の分解斜視図である。
【図3】頁30に筆記具40を用いて描き入れられた表示例を示す図である。
【図4】描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第1実施例を説明するための図である。
【図5】描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第2実施例を説明するための図である。
【図6】描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第3実施例を説明するための図である。
【図7】描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第4実施例を説明するための図である。
【図8】描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第5実施例を説明するための図である。
【図9】描入部21及び非描入部22により構成されるゲーム、あるいは、学習内容の第6実施例を説明するための図である。
【図10】本発明の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
【0070】
10、60 本
21 描入部、22 非描入部、23 ガイド用破線
21a、21c 上部描入部、21b、21d 下部描入部、21e 設定部
21f 迷路部、21g スタート位置、21h ゴール位置、21i マーク
21j 壁
30、62 頁
40 筆記具、41 筆先
50 イレーザー
61 バインダ、62a リング貫通孔、63 リング、64 レバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定のインキにより描き入れが可能とされた印刷物であって、
前記インキが剥離可能に加工されており、描き入れを行わせたい部分である描入部分が前記インキの色に対してコントラストが高くなる色とされ、少なくとも前記描入部の周囲の描き入れを行わせたくない部分である非描入部が前記インキの色に対してコントラストが低くなる色とされた印刷物。
【請求項2】
前記描入部は、白色であり、
前記非描入部は、黒色である請求項1記載の印刷物。
【請求項3】
前記インキの色は、黒色である請求項2記載の印刷物。
【請求項4】
前記描入部に書き込む内容によって、その遊びあるいは学習の内容を変えることができる請求項1乃至3のいずれか一項記載の印刷物。
【請求項5】
前記頁を複数枚、重ねて綴じた請求項1乃至4のいずれか一項記載の印刷物。
【請求項6】
請求項1乃至4のいずれか一項記載の印刷物を重ねて綴じて製本した本。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−228816(P2008−228816A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−69202(P2007−69202)
【出願日】平成19年3月16日(2007.3.16)
【出願人】(506408209)株式会社アライアント (1)
【Fターム(参考)】