説明

即席カップ麺の食材を食べやすくするための蓋の構造

【課題】本発明は、即席カップ麺、例えばキツネうどんやそばの蓋裏を改良し、即席カップ麺の食材を食べやすくするための蓋の構造を提供する。
【解決手段】カップ麺蓋の裏面中央に、熱いスープを含んだキツネを置いても汁が流れ出さないよう、土手となる円形のワクを設置し、小皿の役目をすることが特徴の、即席カップ麺の食材を食べやすくするための蓋の構造。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、即席カップ麺、例えばキツネ(油揚げ)うどんやそばの蓋裏を改良し、即席カップ麺の食材を食べやすくするための蓋の構造に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
従来、即席カップ麺、例えばキツネうどんやそばを食べる時、熱いスープの染み込んだキツネをやけどしないように気を付けながら、端から少しずつかじって食べていた。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−64786号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
熱湯を注いで5分おいた即席カップ麺のスープを含んだキツネは、麺と一緒に食べたいが、かじると中から熱いスープがジュワッと出てきて、口唇がやけどしそうになり食べにくかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
カップ麺蓋の裏面中央に、スープを含んだキツネを置いても汁が流れ出さないよう、土手となる円形のワクを設置し、小皿の役目をすることが特徴の、即席カップ麺の食材を食べやすくするための蓋の構造。
【発明の効果】
【0006】
熱いキツネをスープから取り出して、そのワクの中に置くことにより、冷めるスピードが早くなるので、やけどすることもなく、安心して麺と一緒に食べることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の上面図
【図2】本発明の側面図
【図3】本発明の斜視図
【図4】本発明の全体図
【発明を実施するための形態】
【0008】
カップ麺蓋(2)の裏面中央に、スープを含んだキツネを置いても汁が流れ出さないように土手となる円形のワク(3)を設置する。
本発明は以上のような構造である。
熱湯をかけて5分おいたカップ麺のスープを含んだキツネは非常に熱く、麺と一緒に少しずつ食べたいが、端からかじると中から熱い汁がジュワっと出てきて、口唇がやけどしそうになる。食べたいのになかなか思うように食べれない。注意しながら端から少しずつかじるか、冷めるまで麺を食べながら待つか、あるいは小皿を持ってきて冷まして食べるなど工夫しなければならない。
特に猫舌の人、子供や老人には食べにくいものである。
また不便な状況下の中で(非常食として)小皿がなかったり、またあっても単身者など皿を汚したくないなど横着な人にも便利である。
本発明は熱いキツネをスープから取り出して、別に置くことで冷めやすくし、安全で食べやすくするものである。又小皿を使わずに済むので一石二鳥である。
【符号の説明】
【0009】
1 カップ麺容器
2 カップ麺蓋
3 スープ流れ出し防止のワク
4 麺
5 キツネ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カップ麺蓋の裏面中央に、熱いスープを含んだキツネを置いても汁が流れ出さないよう、土手となる円形のワクを設置し、小皿の役目をすることが特徴の、即席カップ麺の食材を食べやすくするための蓋の構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−95510(P2013−95510A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−255521(P2011−255521)
【出願日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【出願人】(511226775)
【Fターム(参考)】