説明

収穫物管理システム

【課題】収穫機で収穫した後、収穫物を適切な搬送先に速やかに搬送する。
【解決手段】収穫機2で収穫した収穫物を移載して搬送する搬送車3と、該収穫物の乾燥などの調製を行う複数の調製施設4・4・・・と、これらの複数の調製施設4・4・・・を管理する管理センター5とにそれぞれ情報端末11・16・19を備えて、通信網6を介して相互に情報を伝達可能とする収穫物管理システム1を構成し、該収穫物管理システム1において、前記調製施設4は、調製を行っている収穫物の種類や処理能力や受け入れ可能量などの調製施設情報を前記管理センター5へ送信し、前記搬送車3は、前記管理センター5の情報を受信して、搬送先とする調製施設4を選択可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、収穫機で収穫した収穫物を管理するための収穫物管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、収穫物を圃場から収穫するコンバインなどの収穫機と、収穫機で収穫した収穫物を搬送する搬送車とに各種情報を管理センターに送信する送信手段を備えるとともに、管理センターに各種情報を搬送車に送信する送信手段を備えて、情報を伝達可能とする穀物貯蔵施設への穀物運搬システムが公知となっている。
【特許文献1】特開2002−186348号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来のようなシステムにおいては、穀物の搬送先を一つの穀物貯蔵施設として搬送車で搬送を行う構成とされるため、また、収穫時期は同一時期に集中するため、搬送車が収穫物を搬送してきたときに、収穫物が集中して、穀物貯蔵施設の処理能力が限界となったり、受け入れ可能量が限界に達したりして、搬入ができないことがあった。そして、収穫物の搬入が不可能な場合でも、穀物貯蔵施設まで一旦搬送したあと、別の搬送先を探して、そこに向かうことになるので、収穫物の搬送に時間がかかった。また、調製施設は収穫物の種類毎に調製作業を行い、別の種類の収穫物が混じらないようにしているため、少量のまま調製作業をしたり、少ない量の種類の収穫物の調製作業は後回しにしたりして効率が悪くなることがあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
即ち、請求項1においては、収穫機で収穫した収穫物を移載して搬送する搬送車と、該収穫物の乾燥などの調製を行う複数の調製施設と、これらの複数の調製施設を管理する管理センターとにそれぞれ情報端末を備えて、通信網を介して相互に情報を伝達可能とする収穫物管理システムであって、前記調製施設は、調製を行っている収穫物の種類や処理能力や受け入れ可能量などの調製施設情報を前記管理センターへ送信し、前記搬送車は、前記管理センターの情報を受信して、搬送先とする調製施設を選択可能とするものである。
【0006】
請求項2においては、前記搬送車は、搬送する収穫物に関する収穫物の種類や量などの収穫物情報と、生産者情報とを前記調製施設へ送信するものである。
【0007】
請求項3においては、前記調製施設は、前記搬送車から収穫物を受け入れると、前記管理センターに収穫物情報と生産者情報とを送信するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0009】
請求項1においては、搬送先として処理能力が限界となった調製施設や、受け入れ可能量の限界に達した調製施設を選択することなく、適切な調製施設を容易に選択することが可能となり、収穫後の収穫物を搬送先に速やかに搬送することができる。また、調製施設では収穫物が集中することを回避することが可能となり、収穫物の処理を効率よく行うことができる。また、少量品種の場合、一つの調製施設に集めて調製することが可能となり、調製作業や出荷等を効率良く行うことが可能となる。
【0010】
請求項2においては、調製施設で受け入れた収穫物を収穫物情報に基づいて迅速かつ適切に処理することができる。さらに、収穫物の受け入れ情報をオンライン化することができ、外部に容易に提供することが可能となる。
【0011】
請求項3においては、各調製施設で処理される収穫物について収穫物情報と生産者情報とを管理センターで集中管理することが可能となり、収穫物のトレーサビリティを向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施例に係る収穫物管理システムの全体構成を示す模式図、図2は搬送車と調製施設と管理施設との相互の通信関係を示すブロック図、図3は収穫物の処理の手順を示すフローチャート図、図4は別実施例における収穫物の処理の手順を示すフローチャート図である。
【0014】
図1に示すように、本発明の一実施例に係る収穫物管理システム1は、コンバインなどの収穫機2で収穫した収穫物を移載して搬送する搬送車3と、該搬送車3で搬入される収穫物の乾燥や籾摺りや選別などの調製を行う複数の調製施設4・4・・・と、これらの複数の調製施設4・4・・・を管理する管理センター5との間で、インターネットや電話回線や無線通信などの通信網6を用いて構成される。
【0015】
図2に示すように、搬送車3と、複数の調製施設4・4・・・と、管理センター5とにはそれぞれ通信手段10・14・17と、制御手段や記憶手段や入力手段や表示手段などを備える情報端末11・16・19とが設けられる。これらのうち搬送車3は複数の調製施設4・4・・・や管理センター5などと通信するための通信手段10と、該通信手段10を介して通信先との情報交換を可能とする情報端末11と、搬送する収穫物の量を測定する収穫物量測定手段12と、たとえば更にGPS等により当該搬送車3の現在位置を測定する位置情報測定手段13とを備えて構成される。
【0016】
搬送車3に収穫物を移載する収穫機2は、収穫作業を行うための収穫機本体に加えて、圃場から収穫した収穫物の量を測定する手段と、収穫物の水分量(乾燥程度)を測定する測定する手段と、これらの測定手段で得られる測定結果や収穫物の種類や収穫場所(圃場位置)やそこでの作柄などの収穫物に関する収穫物情報および収穫物の生産者に関する生産者情報を記憶する手段と、収穫物情報や生産者情報を搬送車3や管理センター5などの外部へ送信する手段とを備えて構成される。
【0017】
収穫機2で圃場から収穫された収穫物が搬送車3に移載される際には、該収穫機2に記憶された前記収穫物の量や乾燥程度や種類などの収穫物情報および生産者情報が、搬送車3の情報端末11に無線や有線を介して送信される。なお、これらの情報は搬送車3の情報端末11に手動で入力することも可能である。また、情報端末11は携帯電話などの携帯型情報端末、もしくは据付型情報端末として搬送車3に設けられる。
【0018】
搬送車3では、収穫機2から収穫物情報や生産者情報が受信されると、収穫物量測定手段12で実際に搬送する収穫物量が測定され、その測定結果が情報端末11に記憶される。このとき、収穫機2からの収穫物情報のうちの収穫物量は更新され、測定結果を実際量として記憶される。そしてこの情報端末11により通信手段10を介して収穫物情報や生産者情報を調製施設4へ送信し、管理センター5から後述の調製施設情報を受信するように、調製施設4と管理センター5との間で各種情報の伝達が可能とされる。
【0019】
各調製施設4は搬送車3の搬送先となるものであり、ライスセンターやカントリーエレベーター等として点在して設置される。この調製施設4は、搬送車3で搬入された収穫物の処理を行う調製システム15を備え、該調製システム15でたとえば搬送車3で搬送されて来た収穫物を受け入れて、該収穫物の乾燥、籾摺り、選別などの調製を行い、調製後の収穫物を貯蔵し、出荷する構成とされる。
【0020】
また、調製施設4は搬送車3や管理センター5などと通信するための通信手段14と、該通信手段14を介して通信先との情報交換を可能とする情報端末16とを備え、該情報端末16を前記調製システム15と通信可能に接続して構成される。そして、この情報端末16により通信手段14を介して調製システム15から調製を行っている収穫物の種類や、処理能力や、現在の受け入れ可能量や、受け入れまでの待ち時間や、所在地情報などの当該調製施設4に関する調製施設情報を管理センター5へ送信し、搬送車3から収穫物情報や生産者情報を受信するように、搬送車3と管理センター5との間で各種情報の伝達が可能とされる。
【0021】
管理センター5は、所定地域に設置された複数の調製施設4・4・・・を管理するものであり、たとえばこれらの調製施設4・4・・・から独立して、もしくは一つの調製施設4と一体に設置される。管理センター5は、搬送車3や複数の調製施設4・4・・・から得た情報を処理する管理システム18を備え、該管理システム18でたとえば搬送車3からの情報に応答したり、複数の調製施設4・4・・・からの情報を集中管理する構成とされる。
【0022】
また、管理センター5は前述のように搬送車3や複数の調製施設4・4・・・などと通信するための通信手段17と、該通信手段17を介して通信先との情報交換を可能とする情報端末19とを備え、該情報端末19を前記管理システム18と通信可能に接続して構成される。そして、この情報端末19により通信手段17を介して複数の調製施設4・4・・・から調製施設情報を受信して記憶し、この情報を搬送車3に一括して送信するように、搬送車3と各調製施設4との間で各種情報の伝達が可能とされる。
【0023】
このように搬送車3と、複数の調製施設4・4・・・と、管理センター5とを相互に通信可能に構成した収穫物管理システム1において、次のような手順で収穫物の管理が行われる。
【0024】
図3に示すように、各調製施設4では、調製システム15により受け入れた収穫物の種類や、処理能力や、受け入れ可能量などの調製施設情報が適宜に更新され、情報端末16で最新の調製施設情報が管理センター5の情報端末19に送信される(ステップS1)。
【0025】
管理センター5では、複数の調製施設4・4・・・からの調製施設情報が管理システム18に蓄積される。これらの調製施設情報は、調製施設4から送信されるたびに更新され、最新情報となるように管理システム18で集中して管理される。(ステップS2)
【0026】
また、収穫機2により圃場から収穫物が収穫されて、搬送車3に移載されて搬送されるとき、収穫機2から搬送車3に収穫物情報や生産者情報が送信されて、該搬送車3の情報端末11に記憶される。同時に、搬送車3では実際に搬送する収穫物量が測定される。
【0027】
なお、ここでは収穫機2での収穫作業中に、該収穫機2から搬送車3に直接もしくは管理センター5を介して間接的に圃場位置や収穫済みの収穫物の量(または満量予測時間)が送信されて、当該収穫機2に対して搬送車3が効率的に配車される。
【0028】
そして、搬送車3から管理センター5に対して調製施設情報の照会が行われる(ステップS3)と、管理センター5の情報端末19から搬送車3の情報端末11に収穫物を搬送可能な(受け入れ可能な)複数の調製施設4・4・・・に関する調製施設情報が送信される(ステップS4)。
【0029】
搬送車3では、情報端末11に管理センター5からの複数の調製施設4・4・・・に関する調製施設情報が表示されて確認可能とされる。そして、これらの中から適切な調製施設4が任意に選択可能とされ、搬送先とした調製施設4に向かって収穫物の搬送が行われる。
【0030】
搬送車3により収穫物が調製施設4まで搬送されると、当該調製施設4への受け入れが行われる際に、搬送車3の情報端末11から調製施設4の情報端末16に搬入された収穫物の収穫物情報および生産者情報が送信される(ステップS5)。
【0031】
調製施設4では、情報端末16により受け入れた収穫物の収穫物情報および生産者情報が管理センター5の情報端末19に送信される。また、調製システム15により搬送車3からの収穫物情報に基づいて調製が行われるとともに、収穫物の受け入れにより変化した調製施設情報が更新される。
【0032】
そして、再び情報端末16で最新の調製施設情報が管理センター5の情報端末19に送信される(ステップS1)。以降、前記ステップが繰り返されて、搬送車3と、調製施設4と、管理センター5との間で相互に情報が伝達され、収穫物の管理が行われる。
【0033】
また、収穫物の管理においては、前述のように搬送先とする調製施設4の選択を配送車側で人為的に行う代わりに管理センター5側で自動的に行うように構成することもできる。
【0034】
この場合では、搬送車3はGPS等により当該搬送車3の現在位置を測定する前記位置情報測定手段13で測定した位置情報を情報端末11に記憶し、該情報端末11により位置情報を収穫物情報の一部とともに管理センター5へ送信可能に構成される。
【0035】
そして、図4に示すように、各調製施設4では、調製システム15により受け入れた収穫物の種類や、処理能力や、現在の受け入れ可能量、受け入れまでの待ち時間などの調製施設情報が適宜に更新され、情報端末16で最新の調製施設情報が管理センター5の情報端末19に送信される(ステップS11)。
【0036】
管理センター5では、複数の調製施設4・4・・・からの調製施設情報が管理システム18に蓄積される。これらの調製施設情報は、調製施設4から送信されるたびに更新され、最新情報となるように管理システム18で集中して管理される。(ステップS12)
【0037】
また、収穫機2により圃場から収穫物が収穫されて、搬送車3に移載されて搬送されるとき、収穫機2から搬送車3に収穫物情報や生産者情報が送信されて、該搬送車3の情報端末11に記憶される。同時に、搬送車3では実際に搬送する収穫物量と、当該搬送車3の位置情報とが測定される。
【0038】
そして、搬送車3から管理センター5に対して調製施設情報の照会が行われる(ステップS13)と、収穫物情報のうちの少なくとも種類および収穫物量と、当該搬送車3の位置情報とが管理センター5の情報端末19に送信される(ステップS14)。
【0039】
管理センター5では、管理システム18により蓄積した調製施設情報と、搬送車3からの収穫物情報および位置情報とに基づいて当該搬送車3に対して複数の調製施設の中から最適な調製施設4が搬送先として選択される(ステップS15)。
【0040】
その結果、搬送先の調製施設情報が管理センター5の情報端末19から搬送車3の情報端末11に送信される(ステップS16)。このとき、管理センター5から調整施設4に対して搬送車3による搬入の予約が行われ、該調整施設4では受け入れ態勢が整えられる。
【0041】
搬送車3では、情報端末11で管理センター5からの最適な調製施設4に関する調製施設情報が表示されて確認可能とされる。そしてこの管理センター5で選択された搬送先に向かって収穫物の搬送が行われる。なお、搬送時には搬送先までのルートを情報端末11に表示させることも可能である。
【0042】
搬送車3により収穫物が調製施設4まで搬送されると、当該調製施設4への受け入れが行われる際に、搬送車3の情報端末11から調製施設4の情報端末16に搬入された収穫物の収穫物情報および生産者情報が送信される(ステップS17)。
【0043】
調製施設4では、情報端末16により受け入れた収穫物の収穫物情報および生産者情報が管理センター5の情報端末19に送信される(ステップS18)。また、調製システム15により搬送車3からの収穫物情報に基づいて調製が行われるとともに、収穫物の受け入れにより変化した調製施設情報が更新される。
【0044】
そして、再び情報端末16で最新の調製施設情報が管理センター5の情報端末19に送信される(ステップS1)。以降、前記ステップが繰り返されて、搬送車3と、調製施設4と、管理センター5との間で相互に情報が伝達され、収穫物の管理が行われる。
【0045】
なお、管理センター5におけるステップS15においては、先の搬送車3が管理センター5への照会後かつ調製施設4への搬入前で、別の搬送車3からの照会があった場合、管理システム18により先の搬送車3に対して選択した調製施設4に関する調製施設情報の変化が予測されたうえで、次の搬送車3に最適な調製施設4が選択される。
【0046】
以上のように、収穫機2で収穫した収穫物を移載して搬送する搬送車3と、該収穫物の乾燥などの調製を行う複数の調製施設4・4・・・と、これらの複数の調製施設4・4・・・を管理する管理センター5とにそれぞれ情報端末11・16・19を備えて、通信網6を介して相互に情報を伝達可能とする収穫物管理システム1を構成し、該収穫物管理システム1において、前記調製施設4は、調製を行っている収穫物の種類や処理能力や受け入れ可能量などの調製施設情報を前記管理センター5へ送信し、前記搬送車3は、前記管理センター5の情報を受信して、搬送先とする調製施設4を選択可能とすることにより、搬送先として処理能力が限界となった調製施設4や、受け入れ可能量の限界に達した調製施設4を選択することなく、適切な調製施設4を容易に選択することが可能となり、収穫後の収穫物を搬送先に速やかに搬送することができる。また、調製施設4では収穫物が集中することを回避することが可能となり、収穫物の処理を効率よく行うことができる。また、少量品種の場合、一つの調製施設に集めて調製することが可能となり、調製作業や出荷等を効率良く行うことが可能となる。
【0047】
また、前記収穫物管理システム1において、前記搬送車3は、搬送する収穫物に関する収穫物の種類や量などの収穫物情報と、生産者情報とを前記調製施設4へ送信することにより、調製施設4で受け入れた収穫物を収穫物情報に基づいて迅速かつ適切に処理することができる。さらに、収穫物の受け入れ情報をオンライン化することができ、外部に容易に提供することが可能となる。
【0048】
また、前記収穫物管理システム1において、前記調製施設4は、前記搬送車3から収穫物を受け入れると、管理センター5に収穫物情報と生産者情報とを送信することにより、各調製施設4で処理される収穫物について収穫物情報と生産者情報とを管理センター5で集中管理することが可能となり、収穫物のトレーサビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の一実施例に係る収穫物管理システムの全体構成を示す模式図。
【図2】搬送車と調製施設と管理施設との相互の通信関係を示すブロック図。
【図3】収穫物の処理の手順を示すフローチャート図。
【図4】別実施例における収穫物の処理の手順を示すフローチャート図。
【符号の説明】
【0050】
1 収穫物管理システム
2 収穫機
3 搬送車
4 調製施設
5 管理センター
6 通信網
11 情報端末
16 情報端末
19 情報端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
収穫機で収穫した収穫物を移載して搬送する搬送車と、該収穫物の乾燥などの調製を行う複数の調製施設と、これらの複数の調製施設を管理する管理センターとにそれぞれ情報端末を備えて、通信網を介して相互に情報を伝達可能とする収穫物管理システムであって、前記調製施設は、調製を行っている収穫物の種類や処理能力や受け入れ可能量などの調製施設情報を前記管理センターへ送信し、前記搬送車は、前記管理センターの情報を受信して、搬送先とする調製施設を選択可能とすることを特徴とする収穫物管理システム。
【請求項2】
前記搬送車は、搬送する収穫物に関する収穫物の種類や量などの収穫物情報と、生産者情報とを前記調製施設へ送信することを特徴とする請求項1に記載の収穫物管理システム。
【請求項3】
前記調製施設は、前記搬送車から収穫物を受け入れると、前記管理センターに収穫物情報と生産者情報とを送信することを特徴とする請求項2に記載の収穫物管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−228630(P2008−228630A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−71265(P2007−71265)
【出願日】平成19年3月19日(2007.3.19)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)
【Fターム(参考)】