説明

叩打遊戯具

【課題】
ひも部材の長さを調節してボール叩打遊戯を行うことができる叩打遊戯具を提供する。
【解決手段】
叩打遊戯具1は、叩打部材2と、ひも部材21と、ボール22とからなる。叩打部材2は、ボール叩打面6とボール非叩打面7を有し、ボール叩打面6とボール非叩打面7とを連通する挿通孔9が形成されている。叩打部材2は、ボール非叩打面7側にひも巻き取り部10が形成されている。ひも部材21は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔9に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部10に巻き付けられ、他方にボール22が取り付けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、叩打部材に伸縮性を備えたひも部材で取り付けたボールを叩打部材で連続的に叩打して遊ぶ叩打遊戯具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の叩打遊戯具は、叩打部材と、叩打部材に一端が取り付けられたひも部材と、ひも部材の他端に取り付けられたボールとからなる。叩打部材は、ボール叩打面とボール非叩打面を有し、ボール叩打面とボール非叩打面とを連通する挿通孔が形成されている。ひも部材は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、叩打部材の挿通孔に挿通され、一端に結び目が形成されて一端が挿通孔から抜け出ないようにし、他端にボールが取り付けられている。(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】実開昭63−166277号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の叩打遊戯具は、叩打部材のボール叩打面によりボールを叩打すると、ボールが叩打部材から離れる方向に移動するが、ボールがひも部材に連結されているため、ひも部材の弾性復元力により引き戻され、ボールが引き戻されたところを叩打部材のボール叩打面で再び叩打して遊ぶものである。従来の叩打遊戯具は、このようにボールを連続的に叩打して遊ぶものである。従来の叩打遊戯具は、ひも部材が長ければ戻ってきたボールを打ち返すのが難しく、ひも部材が短ければ戻ってきたボールを打ち返すのが容易となるが、ひも部材の長さを調整することができず一定であるため、難易度を調節することができないという問題点があった。また、叩打遊戯具は、叩打されたボールの勢いにより、ひも部材が切れてしまう場合があった。従来の叩打遊戯具は、ひも部材が切れてしまうと、新たにひも部材を探してこなければならず、見つからない場合には廃棄するしかなく、きわめて不経済であると言う問題点があった。
【0004】
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、ひも部材の長さを調節してボール叩打の難易度を変化させることができ、またひも部材が切れても、ひも巻き取り部に巻き付けたひも部材をひも巻き取り部から解放してひも部材を元の長さに戻し、ひも部材を探すことなくすぐにボール叩打遊戯を行うことができる叩打遊戯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願請求項1に係る叩打遊戯具は、上記目的を達成するため、下記の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)叩打部材と、叩打部材に一方が取り付けられたひも部材と、ひも部材の他方に取り付けられたボールとからなること。
(ロ)叩打部材は、ボール叩打面とボール非叩打面を有し、ボール叩打面とボール非叩打面とを連通する挿通孔が形成されていること。
(ハ)叩打部材は、ボール非叩打面側にひも巻き取り部が形成されていること。
(ニ)ひも部材は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部に巻き付けられ、他方にボールが取り付けられていること。
【0006】
本願請求項2に係る叩打遊戯具は、上記目的を達成するため、下記の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)叩打部材と、叩打部材に一方が取り付けられたひも部材と、ひも部材の他方に取り付けられたボールとからなること。
(ロ)叩打部材は、叩打本体と握り部とを有すること。
(ハ)叩打本体は、ボール叩打面とボール非叩打面を有し、ボール叩打面とボール非叩打面とを連通する挿通孔が形成されていること。
(ニ)叩打部材は、ボール非叩打面側にひも巻き取り部が形成されていること。
(ホ)ひも部材は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部に巻き付けられ、他方にボールが取り付けられていること。
【0007】
本願請求項3に係る叩打遊戯具は、上記目的を達成するため、前記ひも巻き取り部は、叩打本体と握り部との間に設けられていることを特徴とする。
【0008】
本願請求項4に係る叩打遊戯具は、上記目的を達成するため、前記ひも巻き取り部は、円板状に形成され、円周方向にひも部材を巻き付ける円周溝が形成されていることを特徴とする。
【0009】
本願請求項5に係る叩打遊戯具は、上記目的を達成するため、前記叩打部材の非叩打面側には、ひも巻き取り部に巻き付けたひも部材を引っ掛ける突起が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本願発明に係る叩打遊戯具は、叩打部材と、叩打部材に一方が取り付けられたひも部材と、ひも部材の他方に取り付けられたボールとからなる。叩打部材は、ボール叩打面とボール非叩打面を有し、ボール叩打面とボール非叩打面とを連通する挿通孔が形成されている。叩打部材は、ボール非叩打面側にひも巻き取り部が形成されている。ひも部材は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部に巻き付けられ、他方にボールが取り付けられている。
本願発明に係る叩打遊戯具は、ボール非叩打面側のひも部材をひも巻き取り部に巻き付けると、挿通孔から突出しているボール叩打面側のひも部材の長さを短くすることができ、ボール非叩打面側のひも部材をひも巻き取り部から解放すると、挿通孔から突出しているボール叩打面側のひも部材の長さが長くすることができる。このように、本願発明に係る叩打遊戯具は、叩打部材からボールまでのひも部材の長さを調節してボール叩打の難易度を変化させることができるという効果がある。叩打遊戯具は、使用中、叩打部材とボール間のひも部材が切れることがある。本願発明に係る叩打遊戯具は、ひも部材が切れたとしても、ボール非叩打面側のひも部材をひも巻き取り部から解放することにより、挿通孔から突出しているボール叩打面側のひも部材の長さを元に戻すことができ、新たにひも部材を探すことなくすぐにボール叩打遊戯を行うことができるという効果がある。
【0011】
本願発明に係る叩打遊戯具は、叩打部材と、叩打部材に一方が取り付けられたひも部材と、ひも部材の他方に取り付けられたボールとからなる。叩打部材は、叩打本体と握り部とを有する。叩打本体は、ボール叩打面とボール非叩打面を有し、ボール叩打面とボール非叩打面とを連通する挿通孔が形成されている。叩打部材は、ボール非叩打面側にひも巻き取り部が形成されている。ひも部材は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部に巻き付けられ、他方にボールが取り付けられている。
本願発明に係る叩打遊戯具は、上記効果を有し、さらに握り部を備えているので、この握り部を握持して、ボール叩打遊戯を簡単に行うことができるという効果がある。
【0012】
本願発明に係る叩打遊戯具は、上記効果を有し、前記ひも巻き取り部が、叩打本体と握り部との間に設けられているので、握り部を握る際の手の位置決め部となるという効果がある。
【0013】
本願発明に係る叩打遊戯具は、上記効果を有し、前記ひも巻き取り部が、円板状に形成され、円周方向にひも部材を巻き付ける円周溝が形成されているので、ひも部材の巻き付が容易となるという効果がある。
【0014】
本願発明に係る叩打遊戯具は、上記効果を有し、前記叩打部材の非叩打面側には、ひも巻き取り部に巻き付けたひも部材を引っ掛ける突起が形成されているので、叩打遊戯中にひも巻き取り部に巻き付けたひも部材が緩み難くなり、安定して遊戯を行うことができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本願発明に係る叩打遊戯具の一つの実施の形態を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る叩打遊戯具を上から視た全体斜視図である。図2は、図1の叩打遊戯具を下から視た全体斜視図である。図3は、図1の叩打遊戯具の上面図である。図4は、図1の叩打遊戯具の下面図である。図5は、図1の叩打遊戯具の側面図である。図6は、図1の叩打遊戯具の正面図である。
【0016】
叩打遊戯具1は、叩打部材2と、叩打部材2に一方が取り付けられたひも部材21と、ひも部材21の他方に取り付けられたボール22とからなる。叩打部材2は、ボール叩打面6とボール非叩打面7を有し、ボール叩打面6とボール非叩打面7とを連通する挿通孔9が形成されている。叩打部材2は、ボール非叩打面7側にひも巻き取り部10が形成されている。ひも部材21は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔9に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部10に巻き付けられ、他方にボール22が取り付けられている。
【0017】
叩打遊戯具1は、ボール非叩打面7側のひも部材21をひも巻き取り部10に巻き付けると、挿通孔9から突出しているボール叩打面6側のひも部材21の長さを短くすることができ、ボール非叩打面7側のひも部材21をひも巻き取り部10から解放すると、挿通孔9から突出しているボール叩打面6側のひも部材21の長さが長くすることができる。このように、叩打遊戯具1は、叩打部材2からボール22までのひも部材21の長さを調節してボール叩打の難易度を変化させることができる。叩打遊戯具1は、使用中、叩打部材2とボール22間のひも部材21が切れることがある。叩打遊戯具1は、ひも部材21が切れたとしても、ボール非叩打面7側のひも部材21をひも巻き取り部10から解放することにより、挿通孔9から突出しているボール叩打面6側のひも部材21の長さを元に戻すことができ、新たにひも部材を探すことなくすぐにボール叩打遊戯を行うことができる。
【0018】
叩打部材2は、叩打本体3と握り部5とを有する。叩打本体3には、ボール叩打面6とボール非叩打面7を有し、ボール叩打面6とボール非叩打面7とを連通する挿通孔9が形成されている。叩打遊戯具1は、さらに握り部5を備えているので、この握り部5を握持して、ボール叩打遊戯を簡単に行うことができる。
【0019】
叩打遊戯具1は、前記ひも巻き取り部10が、叩打本体3と握り部5との間に設けられているので、握り部5を握る際の手の位置決め部となる。叩打遊戯具1は、前記ひも巻き取り部10が、円板状に形成され、円周方向にひも部材21を巻き付ける円周溝11が形成されているので、ひも部材21の巻き付が容易となる。叩打遊戯具1は、前記叩打部材2のボール非叩打面7側に、ひも巻き取り部10に巻き付けたひも部材21を引っ掛ける突起12が形成されているので、叩打遊戯中にひも巻き取り部10に巻き付けたひも部材21が緩み難くなり、安定してボール叩打遊戯を行うことができる。
【0020】
さらに、叩打遊戯具1について詳細に説明する。叩打部材2は、合成樹脂素材によって、卓球のラケット状に形成され、ボール22を叩打する叩打本体3と握り部5とからなる。叩打本体3は、約1cm程度の厚みで平板状に形成され、一方の面がボール22を叩打するボール叩打面6となり、他方の面がボール22を叩打しないボール非叩打面7となる。また、叩打本体3の略中心には、ボール叩打面6とボール非叩打面7とを連通する挿通孔9が形成されている。
【0021】
叩打部材2のボール非叩打面7側であって、叩打本体3と握り部5の連結部には、ひも巻き取り部10が形成されている。前記ひも巻き取り部10は、円板状に形成され、円周方向にひも部材21を巻き付ける円周溝11が形成されている。ひも巻き取り部10は、叩打本体3と握り部5の間に形成したが、特にこの位置に限定するものではなく、叩打本体3のボール非叩打面7側又は握り部5のボール非叩打面7側に形成しても構わないのは勿論である。また、ひも巻き取り部10は、円板状に形成したが、特にこの形状に限定されるものではなく、設計技術上種々変更可能である。
【0022】
前記ひも巻き取り部10の円周溝11には、ひも部材21を引っ掛ける突起12が形成されている。円周溝11は、ひも部材21を巻き付ける周壁15と、ひも部材21が周壁15から外れないようにガイドする下壁13及び上壁16によって、断面が略コ字状に形成されている。前記突起12は、下壁13に突設されている。突起12の位置は、突起12と前記挿通孔9を結ぶ線が、叩打部材2の長手方向に向かう中心線と略一致するように設けられている。従って、突起12は、叩打部材2のボール非叩打面7側に位置することになる。
【0023】
ひも部材21は、伸縮性を備えた弾性素材、例えばゴム素材によって形成されている。このひも部材21は、叩打本体3の挿通孔9に挿通されている。ボール非叩打面7側から突出するひも部材21の一方は、前記ひも巻き取り部10の円周溝11に巻き付けて結ばれ取り付けられている。ボール叩打面6側から突出するひも部材21の他方には、ボール22が取り付けられている。ボール22は、弾性を有する素材、例えば、ゴム、スポンジ等の素材によって形成されている。
【0024】
叩打遊戯具1は、上記構成を有し、以下のように使用することができる。叩打本体3からボール22までのひも部材21の長さを調節する。ひも部材21の弾性を利用して、ボール22を連続的に叩打する場合には、約40cmぐらいが望ましい。叩打遊戯具1は、ボール非叩打面7側のひも部材21をひも巻き取り部10の円周溝11に巻き付けると、挿通孔9から突出しているボール叩打面6側のひも部材21の長さを短くすることができ、ボール非叩打面7側のひも部材21をひも巻き取り部10から解放すると、挿通孔9から突出しているボール叩打面6側のひも部材21の長さを長くすることができる。ひも部材21の長さを調節したら、ひも部材21を突起12に引っ掛かけ、ひも巻き取り部10に巻き付けられたひも部材21が緩まないようにする。
【0025】
叩打遊戯具1は、握り部5を握り、ボール叩打面6を下に向け、叩打本体3を上下することにより、ボール22をボール叩打面6が連続的に叩打して遊ぶことができる。ボール22を連続的に叩打することにより、ひも部材21が切れてしまう場合がある。ひも部材21が切れても、ボール非叩打面7側のひも部材21をひも巻き取り部10から解放することにより、挿通孔9から突出しているボール叩打面6側のひも部材21の長さを元に戻すことができる。
【0026】
叩打遊戯具1は、内部に電子回路を組み込むこともできる。図1に示すように、握り部5の端部にドラム状の収納部18を形成する。当該収納部18に、スピーカ等の発音部材を収納する。握り部5内に電池を収納する。前記ひも巻き取り部10内に、電子基板、振動センサ等の電子部品を組み込む。叩打遊戯具1は、このように電子部品を組み込むことにより、振る度に音、例えば「バン」という音を発生させ、楽しむことができる。なお、握り部5に上記した収納部18を形成することにより、握り部5を握った場合、手の位置が収納部18とひも巻き取り部10間で位置決めされ、叩打遊戯具1を安定して振ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明に係る叩打遊戯具は、ボールを連続して叩打する玩具に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本願発明に係る叩打遊戯具を上から視た全体斜視図である。
【図2】図1の叩打遊戯具を下から視た全体斜視図である。
【図3】図1の叩打遊戯具の上面図である。
【図4】図1の叩打遊戯具の下面図である。
【図5】図1の叩打遊戯具の側面図である。
【図6】図1の叩打遊戯具の正面図である。
【符号の説明】
【0029】
1 叩打遊戯具
2 叩打部材
3 叩打本体
5 握り部
6 ボール叩打面
7 ボール非叩打面
9 挿通孔
10 ひも巻き取り部
11 円周溝
12 突起
13 下壁
15 周壁
16 上壁
18 収納部
21 ひも部材
22 ボール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の要件を備えたことを特徴とする叩打遊戯具。
(イ)叩打部材と、叩打部材に一方が取り付けられたひも部材と、ひも部材の他方に取り付けられたボールとからなること。
(ロ)叩打部材は、ボール叩打面とボール非叩打面を有し、ボール叩打面とボール非叩打面とを連通する挿通孔が形成されていること。
(ハ)叩打部材は、ボール非叩打面側にひも巻き取り部が形成されていること。
(ニ)ひも部材は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部に巻き付けられ、他方にボールが取り付けられていること。
【請求項2】
下記の要件を備えたことを特徴とする叩打遊戯具。
(イ)叩打部材と、叩打部材に一方が取り付けられたひも部材と、ひも部材の他方に取り付けられたボールとからなること。
(ロ)叩打部材は、叩打本体と握り部とを有すること。
(ハ)叩打本体は、ボール叩打面とボール非叩打面を有し、ボール叩打面とボール非叩打面とを連通する挿通孔が形成されていること。
(ニ)叩打部材は、ボール非叩打面側にひも巻き取り部が形成されていること。
(ホ)ひも部材は、伸縮性を備えた弾性素材によって形成され、前記挿通孔に挿通されており、一方が前記ひも巻き取り部に巻き付けられ、他方にボールが取り付けられていること。
【請求項3】
前記ひも巻き取り部は、叩打本体と握り部との間に設けられていることを特徴とする請求項2記載の叩打遊戯具。
【請求項4】
前記ひも巻き取り部は、円板状に形成され、円周方向にひも部材を巻き付ける円周溝が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の叩打遊戯具。
【請求項5】
前記叩打部材の非叩打面側には、ひも巻き取り部に巻き付けたひも部材を引っ掛ける突起が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の叩打遊戯具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−142136(P2008−142136A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−329995(P2006−329995)
【出願日】平成18年12月6日(2006.12.6)
【出願人】(591274532)株式会社メガハウス (8)