説明

合成ゴム製まな板及びその製造方法

【課題】 合成ゴム製のまな板の少なくとも表と裏面を異なる色にして用途面を明確に表示するとともに、製造工数が少なく、しかも、層間の剥離の問題がない合成ゴム製まな板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 未加硫の合成ゴム生地100質量部に対して顔料1〜10質量部を含有して板状に形成された合成ゴム生地板とし、前記顔料の色が互いに異なる前記合成ゴム生地板を積層してパーオキサイド架橋することにより一体に形成したことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭用及び業務用として使用される合成ゴム製まな板及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、まな板の使用の際に野菜用又は肉用で使用面を変えたいという要望があるため、表と裏面にシールや刻印で野菜用の面又は肉用の面等の使用目的を表示するようにしている。
このような表示は合成ゴム製のまな板にも行われていたが、表と裏で面全体を異なる色にして、上記表示の代わりにしようとした場合には、例えば、特許文献1に提案される通り、合成ゴム層の間に樹脂層や木層を水性接着剤やタッカーにより接着した複層構造とすることが一般的である。
しかしながら、層間で剥離が生じたり、長期使用の場合における接着面の耐久性に問題が生じたり、或いは、製造工数が多くなるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−204904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、合成ゴム製のまな板の少なくとも表と裏面を異なる色にして用途面を明確に表示するとともに、製造工数が少なく、しかも、層間の剥離の問題がない合成ゴム製まな板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明者等は鋭意検討の結果、以下の通り解決手段を見出した。
本発明の合成まな板は、請求項1に記載の通り、未加硫の合成ゴム生地100質量部に対して顔料1〜10質量部を含有して板状に形成された合成ゴム生地板とし、前記顔料の色が互いに異なる前記合成ゴム生地板を積層してパーオキサイド架橋することにより一体に形成したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム及びスチレン−ブタジエン共重合体の少なくとも何れかであることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の発明において、前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴムとスチレン−ブタジエン共重合体とを配合比1:0.2〜1:1で配合したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の発明において、前記合成ゴム生地板は、厚さ3〜15mmの範囲で、同じ厚さとなるように形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の発明において、前記顔料は、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、酸化鉄、群青、酸化コバルト、酸化クロム(III)、水酸化アルミニウム、ジスアゾエロー、イソインドリノンエロー、ベリリンレット及びフタロシアニンブルーの少なくとも何れかであることを特徴とする。
また、本発明の合成ゴム製まな板の製造方法は、請求項6に記載の通り、未加硫の合成ゴム生地100質量部に対して顔料1〜10質量部を含有して板状に形成された合成ゴム生地板とし、前記顔料の色が互いに異なる前記合成ゴム生地板を積層した後、積層方向において均一に加圧及びパーオキサイド架橋して、その後、加圧及び冷却することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6記載の発明において、前記加圧及び架橋の条件は、8〜22MPaで加圧し、140℃〜180℃の温度で5分〜200分の架橋とし、前記加圧及び冷却の条件は、面圧1〜3MPa/cmを加えながら、前記架橋温度よりも低い温度で5〜20分行うことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7に記載の発明において、前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム及びスチレン−ブタジエン共重合体の少なくとも何れかであることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴムとスチレン−ブタジエン共重合体とを配合比1:0.2〜1:1で配合したものであることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項6乃至9の何れか1項に記載の発明において、前記合成ゴム生地板は、厚さ3〜15mmの範囲で、同じ厚さとなるように形成されていることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項6乃至10の何れか1項に記載の発明において、前記顔料は、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、酸化鉄、群青、酸化コバルト、酸化クロム(III)、水酸化アルミニウム、ジスアゾエロー、イソインドリノンエロー、ベリリンレット及びフタロシアニンブルーの少なくとも何れかであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、異なる色の合成ゴム生地板を積層して架橋して一体成型することにより、用途面を面全体の色として明確にすることができ、しかも、層間剥離がなく、製造工数が少ない合成ゴム製まな板とすることができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の合成ゴム製まな板は、未加硫の合成ゴム生地100質量部に対して顔料1〜10質量部を含有して板状に形成された合成ゴム生地板とし、前記顔料の色が互いに異なる前記合成ゴム生地板を積層して架橋することにより一体に形成したものである。
本発明において、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム及びスチレン−ブタジエン共重合体の少なくとも何れかの未加硫のゴム生地を使用する。尚、未加硫とは、加硫前の状態のことをいい、A型硬度計による硬度は80〜85程度のものをいう。
顔料としては、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、酸化鉄、群青、酸化コバルト、酸化クロム(III)及び水酸化アルミニウム等の無機顔料、ジスアゾエロー、イソインドリノンエロー、ベリリンレット及びフタロシアニンブルー等の有機顔料、蛍光顔料、並びに、蓄光顔料の少なくとも何れかを使用することができる。尚、顔料の単独使用は、発色性・分散性の問題が発生する場合があることから、ゴム生地に顔料を練りこんで作られたマスターを利用することが望ましい。
本発明では、合成ゴム生地100質量部に対して顔料1〜10質量部を含有して板状に形成して合成ゴム生地板とする。顔料10質量部を超えると、製品色調が変化(濃くなる)してくるからである。
合成ゴム生地は、まな板として使用できる程度の面積と、積層後にまな板として使用できる程度の厚さに成型して合成ゴム生地板とする。そして、積層される合成ゴム生地板間で異なる色となるように顔料を選択して、互いに異なる色の合成ゴム生地板を積層した後、架橋することにより一体に形成する。
これにより、異なる色の合成ゴム板同士が架橋により接着されることになる。
上記ゴムの中でも、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴムとスチレン−ブタジエン共重合体の配合物を、その配合比を1:0.2〜1:1の範囲で用いることが好ましい。これは、この配合比よりスチレン−ブタジエンゴムの割合が大きくなると、まな板の強度が低下するからである。
【0008】
また、架橋剤としては、有機過酸化物を用い、この架橋剤の配合は、前記合成ゴム100重量部に対し、0.2〜5重量部の配合とすることが好ましい。架橋剤の割合が前記配合より少ないと、架橋密度が低下し、硬度、耐劣化性が低下するからである。また、架橋剤の配合が前記配合より多くなると、架橋密度が増すことで硬くなり、柔軟性が低下して、逆にもろくなってしまうからである。
また、まな板のD型硬度計による硬度は、50〜55とすることが好ましい。これは、硬度が50未満であると、耐摩耗性が低下し、55を超えると、柔軟性が低下するからである。上記硬度とすることにより、木のまな板と同じようにかんながけ等を行うことができる。
【0009】
また、合成ゴム層を構成するゴムには、シリカ、炭酸カルシウム、クレー、木粉等のフィラーや、ポリエチレングリコール、ステアリン酸系、亜鉛華等や、ベンゾトリアゾール系、ヒンダートアミン系等の老化防止剤等の薬品類、カーボンブラック、酸化チタン、オーカ等の顔料を配合することが好ましい。この場合、前記ゴム100重量部に対し、フィラー10〜50重量部、老化防止剤等の薬品類0.5〜10重量部、顔料10重量部以下とすることが好ましい。尚、顔料としては、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、酸化鉄、群青、酸化コバルト、酸化クロム(III)、水酸化アルミニウム等の無機顔料やジスアゾエロー、イソインドリノンエロー、ベリリンレット、フタロシアニンブルー等の有機顔料及び蛍光顔料・蓄光顔料等を使用することができる。また、顔料の単独使用は、発色性・分散性の問題が発生する場合があることから、ゴムに顔料を練りこんで作られたマスターの使用が望ましい。
前記フィラーとしては、シリカを用いることが好ましい。シリカの補強性により安定した強度が得られるからである。
本発明のまな板は、前述したように合成ゴム材料を用いて架橋成型するものであるが、まな板としての適度な硬さと木質感を備えたもので、カンナ等で表面を研磨する事ができ、長期にわたり使用することができる。また、合成ゴム材料を用いたまな板は、弾性があり、包丁などによる表面への傷を少なくすることができる。
【0010】
上記合成ゴム層を構成するゴムは、各層を構成するように異なる色の顔料を添加し、平板状に形成した後に積層して加硫することにより、接着剤等を使用せずに一体に形成される。各ゴム層の組成は顔料の色以外は、全て同じ組成にすることにより、各層の収縮率等の物性が同じとなり、成形時に反りが生じず、また、接合面において各層のゴムが混じり合うことなく境界面を明確に形成することができる。
【0011】
また、各ゴム層の厚さは、特に制限するものではないが、2等分の色違いにする場合は互いに同じ厚さとする必要があり、互いに3〜15mm程度にすることが好ましい。
【0012】
合成ゴム層を構成するゴムの成形に関しては、顔料を含む平板状の第1の合成ゴム生地上に、第1の合成ゴム生地とは異なる色の顔料を含む平板状の第2の合成ゴム生地を積層した後、加圧して加硫し、その後、加圧して冷却する。
この場合の加硫・加圧の条件は、製品厚みが6mmの場合は160℃(±20℃)×5〜20分×8〜22MPa、15mmの場合は160℃(±20℃)×20〜60分×8〜22MPa、30mmの場合は160℃(±20℃)×40〜200分×8〜22MPaの範囲である。
油圧は、金型のサイズにより調整する必要があり、金型が約900×800mm程度までのサイズであれば、10〜15MPaがより好ましいが、それ以上の大判サイズになると油圧も上げる必要がある。
また、その後の加圧冷却の条件は、3〜5MPa(面圧1〜3MPa/cm)×5〜20分の範囲とすることが好ましい。また、その温度は加硫・加圧時の温度よりも低いものであればよく、好ましくは、15〜25℃とする。
【実施例】
【0013】
以下に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
下記の条件により2層まな板(クリーム色/グリーン色)を作製した。
1)原材料名
<合成ゴム>
a)スチレンブタジエン共重合体:JSR製「0202」
b)シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン:JSR製「RB820」
<架橋剤>
c)ジアルキルパーオキサイド過酸化物:化薬アクゾ製「パーカードックス14/40C」
<顔料>
d)イソインドリノン:レジノカラー工業製「イエロー5GS−LB」
e)フタロシアニン:レジノカラー工業製「グリーンEPT8T−813D」
f)酸化チタン:「チタンKA10」
<充填剤>
g)湿式シリカ:製「チクソシール38A」
2)配合量(PHR)
<クリーム色の合成ゴム生地材料>
a)「0202」を47部、b)「RB820」を53部、c)「パーカードックス14/40C」を0.5部、d)「イエロー5GS−LB」を0.5部、f)「チタンKA10」を1部、g)「チクソシール38A」を15部の割合で配合した材料により構成し、A型硬度計の硬度が81〜85となるように調製した。
<グリーン色の合成ゴム生地材料>
a)「0202」を47部、b)「RB820」を53部、c)「パーカードックス14/40C」を0.5部、e)「グリーンEPT8T−813D」を0.1部、f)「チタンKA10」を1部、g)「チクソシール38A」を15部の割合で配合した材料により構成し、A型硬度計の硬度が83〜85となるように調製した。
3)作製方法
3−1)混練り
前記配合をバンバリーミキサーにて、120℃×6分混練りする。但し、架橋剤のみ後工程のロール練りでの添加とし、良く混合する。その後、生地は切上げず、カレンダーロールにて生地出しを連続して圧延する。その際の生地出し品は、厚さ3.8mm,幅780mmを維持する(カット長さ880mm)。
3−2)仕込み条件
加硫時の金型に仕込む合成ゴム生地板は、880×780×3.8mmサイズで、使用金型サイズ(890×805)よりも縦横それぞれ2cm短くカットしたものを使用した。
また、合成ゴム生地板の仕込み枚数は、クリーム色とグリーン色を積層したものを2組用意し、合成ゴム製まな板の仕込みを実施した。
3−3)加硫および冷却条件
合成ゴム生地板の加硫・加圧は、170℃×20分×10MPaで実施した。
原板の冷却は、25℃×3MPa×10分で実施した。
3−4)仕上げ条件
仕上げとして、バフ研磨を行い、実施例1の合成ゴム製まな板とした。
【0014】
(実施例2)
下記の条件により2層まな板(クリーム色/オレンジ色)を作製した。
1)原材料名
顔料である「グリーンEPT8T−813D」の代わりに、酸化鉄を使用した以外は、実施例1と同様のものを使用した。
2)配合量(PHR)
<クリーム>
実施例1と同様にした。尚、加硫前のA型硬度計の硬度は81〜85であった。
<オレンジ>
「グリーンEPT8T−813D」を0.1部の代わりに、酸化鉄を0.6部を使用した以外は、実施例1と同様にした。尚、加硫前のA型硬度計の硬度は83〜85であった。
3)作製方法
3−1)加硫および冷却条件
合成ゴム生地板の加硫は、160℃×35分×10MPaで実施した以外は、実施例1と同様にした。
【0015】
上記実施例1及び2のまな板において接合部分の境界線は上下幅1mm以内の範囲に収まり、波状になっていないことを確認した。また、両実施例のまな板のいずれの層においても、D型硬度計の硬度が52であった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
未加硫の合成ゴム生地100質量部に対して顔料1〜10質量部を含有して板状に形成された合成ゴム生地板とし、前記顔料の色が互いに異なる前記合成ゴム生地板を積層してパーオキサイド架橋することにより一体に形成したことを特徴とする合成ゴム製まな板。
【請求項2】
前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム及びスチレン−ブタジエン共重合体の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1に記載の合成ゴム製まな板。
【請求項3】
前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴムとスチレン−ブタジエン共重合体とを配合比1:0.2〜1:1で配合したことを特徴とする請求項2に記載の合成ゴム製まな板。
【請求項4】
それぞれの前記合成ゴム生地板は、厚さ3〜15mmの範囲で、同じ厚さとなるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の合成ゴム製まな板。
【請求項5】
前記顔料は、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、酸化鉄、群青、酸化コバルト、酸化クロム(III)、水酸化アルミニウム、ジスアゾエロー、イソインドリノンエロー、ベリリンレット及びフタロシアニンブルーの少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の合成ゴム製まな板。
【請求項6】
未加硫の合成ゴム生地100質量部に対して顔料1〜10質量部を含有して板状に形成された合成ゴム生地板とし、前記顔料の色が互いに異なる前記合成ゴム生地板を積層した後、積層方向において均一に加圧及びパーオキサイド架橋して、その後、加圧及び冷却することを特徴とする合成ゴム製まな板の製造方法。
【請求項7】
前記加圧及び架橋の条件は、8〜22MPaで加圧し、140℃〜180℃の温度で5分〜200分の架橋とし、前記加圧及び冷却の条件は、面圧1〜3MPa/cmを加えながら、前記架橋温度よりも低い温度で5〜20分行うことを特徴とする請求項6に記載の合成ゴム製まな板の製造方法。
【請求項8】
前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム及びスチレン−ブタジエン共重合体の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項6又は7に記載の合成ゴム製まな板の製造方法。
【請求項9】
前記合成ゴム生地は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンゴムとスチレン−ブタジエン共重合体とを配合比1:0.2〜1:1で配合したものであることを特徴とする請求項8に記載の合成ゴム製まな板の製造方法。
【請求項10】
前記合成ゴム生地板は、厚さ3〜15mmの範囲で、同じ厚さとなるように形成されていることを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の合成ゴム製まな板の製造方法。
【請求項11】
前記顔料は、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、酸化鉄、群青、酸化コバルト、酸化クロム(III)、水酸化アルミニウム、ジスアゾエロー、イソインドリノンエロー、ベリリンレット及びフタロシアニンブルーの少なくとも何れかであることを特徴とする請求項6乃至10の何れか1項に記載の合成ゴム製まな板の製造方法。

【公開番号】特開2012−55625(P2012−55625A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−204411(P2010−204411)
【出願日】平成22年9月13日(2010.9.13)
【出願人】(598109187)アサヒゴム株式会社 (27)
【Fターム(参考)】