説明

合成繊維織物のヒートカット織物用架台兼セパレーター

【課題】ヒートカットの切断面硬化(ガラス状化)が最小限で押さえられる事により、切断面の部分は非常にスムーズに仕上がる。
【解決手段】ヒートカット織物4用架台兼セパレーター3を用いて切断することにより、切断時熱により切断面が硬化すると同時に、切断する熱源2より切断面を遠避ける事が出来る為切断面の硬化(ガラス状化)が均一・最小限で押さえられる。

【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
本発明は、合成繊維織物のヒートカットに関するものである。
【背景技術】
従来の、ヒートカットは 熱による切断面が不均一に硬化し「不快な肌触り」や「衣類などへの引っかかり」などの問題点を有する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
今までの ヒートカットは 織物の速度により 切断面は切断後もヒートカッターの熱の影響を切断面が受ける為 切断面の硬化(ガラス状化)状況が不均一で過剰硬化したり 硬化した部分が 破断すると その部分が鋭利(のこぎりの刃)になり 子供及びご婦人などの肌の弱い方が 触れる衣服やデリケートな繊維(シルク、綿、ストッキングetc)などと 一緒に使用することは 敬遠されていた。
【課題を解決するための手段】
そこで 本発明品は 切断時に 熱により切断面が硬化すると同時に 切断する熱源より切断面を 遠避ける事が出来る為 切断面の硬化(ガラス状化)が 均一で最小限に 押さえられる。
【発明の効果】
ヒートカットの切断面硬化(ガラス状化)が 均一で最小限に 押さえられる事により 切断面は非常にスムーズに仕上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す 側面図
【図2】本発明の一実施例を示す 平面図
【図3】本発明の一実施例を示す 平面図(拡大)
【発明を実施するための形態】
【実施例】
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に基ずいて説明する。
図1、図2に示すように、織物が ヒートカットされた直後に ▲3▼(織物用架台兼セパレーター)により ▲2▼(熱源)より遠避けることが出来る為 織物の速度にほとんど影響を受けることなく織物の切断面が 硬化(ガラス状化)すること事を 最小限・均一にすることが出来る。
▲3▼(織物用架台兼セパレーター)は 織物が 切断されるまでは 織物を通常の位置(高さ)より 持ち上げることと 切断後は ▲2▼(熱源)から切断面を 保護する役割を 果たしている。
【符号の説明】
▲1▼ 切断場所
▲2▼ 熱源(ニクロム線)
▲3▼ ヒートカット用織物用架台兼セパレーター
▲4▼ 織物
▲5▼ 織物の進行方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒートカット織物用架台兼セパレーターにより 織物が ヒートカット(切断)されるまで通常の位置より持ち上げられる(高さを変える)ことにで 織物にテンションがかかり、切断されると同時に 通常の位置(高さ)まで 戻ろうとするその結果 切断面は 製織速度の変化にかかわらず 均一に仕上がる。
【請求項2】
ヒートカット織物用架台兼セパレーターにより 織物が ヒートカット(切断)されると同時に 熱源より切断面を 遠避ける事が出来る為 切断面は 熱源からの影響を回避することが出来る
【請求項3】
ヒートカット織物用架台兼セパレーターは 形状及び材質を変えることによりあらゆる 熱源のヒートカットに 対応できる。(ニクロム線 熱カッター刃など)

【図1】
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【図2】
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【図3】
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