説明

和風ミニ茶箱

【課題】従来の茶箱はサイズも大きく、木製で中はトタン張りの為、使用の目的は工場や商店でお茶の在庫を入れておく箱として使われている。
外観は古くからの日本茶の味を想像させるしゃれた箱だがお土産や贈答品を入れて持ち運ぶようには使用されていなかった。
【解決手段】ダンボールで作ることにより、外観は木製茶箱の縮小版が出来、軽量で低価格のお土産や贈答品が出来、持ち運ぶこと可能である。キットなので保存に場所を取らず、ボンド・糊粘着テープ・ビニール・金具等使用しない為、環境にもやさしい小さな箱で有る。中の商品を使用した後、小物入れとしても使用可能で有る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は小売の為の包装用ミニ茶箱に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、日本茶を保存する為に使用されていた物で、内側にトタンが貼られていてサイズは大きいものが多く木製のものが有る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の茶箱では、木製で作られたものはコストも高く大きめでお土産や贈答品としては価格面でもお客様の負担が多くなりなかなかお土産用として商品化が難しかった。
【0004】
中にトタンを張ることで、重量も重くなる。
サイズの大きい物が多い為、持ち運びや送料に負担がかかる。
【0005】
形状と重量の点で保存に場所をとるなど不便である。
【0006】
本発明は、従来の木製の茶箱では難しかった、小売に便利なミニ茶箱を実現したものである。
【課題を解決する為の手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成する為に、ダンボールで作られていて、中のトタンは付いていないものである。
【0008】
第2に、茶箱の形状にこだわり、蓋受けが付き見た目は従来の茶箱の縮小版である。
【0009】
第3にダンボールで出来ている為、1箱1箱がキットになっており、保存が小スペースで済み、軽量で有る。
【0010】
第4に、ダンボールで出来ているが、組み立て時、ボンド・糊・ホッチキス粘着テープ・金具・ビニール等は使用していない。
【0011】
第5に個人が持ち運び、運送に負担が掛からないように、軽量になっている。
【発明の効果】
【0012】
上述したように、見た目にも従来の茶箱の形状を損なわず、昔ながらの日本茶のイメージを出し、軽量・価格・保存共に個人への提供が簡単にできる。
【発明の実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0014】
図1においては、1は本体全体を示し、各2〜10までは折り目をあらかじめ付けてあるので、順番に折り曲げて組み立てる。本体上部より2cmと2.5cmの場所12箇所に切れ目があらかじめ入れてあるので簡単に11〜16まで順番に蓋受け部分をはめる事が出来る。
【0015】
図2は28蓋受け部分を示し、17・18を折り、1本体の11〜16の部分に1週順番に取り付けていく
【0016】
図3は蓋部分で、27は蓋天上部分である。あらかじめ折り目が付けてある19〜26までを順番に折り組み立てていく
【0017】
図4は全体の形状図である
【0018】
図5は断面図である
【産業上の利用可能性】
【0019】
ミニ茶箱の中に希望の価格のお茶を入れ販売する為、個人客の希望に副った商品を作る事が出来る。
外観も古くからの日本茶のイメージを損なわず、和風に出来上がっている。
外観を気にする日本人の希望にそえる商品となり得る。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本体部分のキットの状態図
【図2】蓋受け部分のキットの状態図
【図3】蓋部分のキットの状態図
【図4】組み立て後の商品となる状態図
【図5】組み立て後の商品の横部断面図
【符号の説明】
【0021】
図内1・18については本体そのものを表す。
図内3〜11・14〜16・19〜22までは折り目を番号の順に折る事により完成する事が出来る。
図内12・13は番号の順に折り、本体1の11の部分から1週はめこんでいく

【特許請求の範囲】
【請求項1】
小さな茶箱で形状にこだわり、外観は木製に近づけてあるがダンボールで出来ている。
【請求項2】
軽量・蓋受けが付いている。
【請求項3】
1つ1つがキットになっている
【請求項4】
軽量で、キットになっている為、小スペースで保存が可能である。
【請求項5】
ボンド・糊・粘着テープ・ホッチキス等使用することなく組み立てることが出来る、ビニール等使用していないので環境にも良い。
【請求項6】
軽量で小さい箱なので持ち運びに便利である。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−273618(P2008−273618A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−144132(P2007−144132)
【出願日】平成19年5月1日(2007.5.1)
【出願人】(507176932)
【Fターム(参考)】