説明

商品データ処理装置とそのプログラム

【課題】必要なアレルギー情報をレシートプリンタから印字する。
【解決手段】
商品を識別する識別子を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品がパッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品かを検知する検知手段と、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品のアレルギー情報をアレルギー情報記憶部から取得するアレルギー取得手段と、前記検知手段と前記アレルギー取得手段とを用いて得たアレルギー情報を出力する出力手段と、を有することを特徴とする商品データ処理装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態はPOS端末などの商品データ処理装置とそのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えばスーパーなどの小売店で販売されている食品に対して、顧客のアレルギー情報をレシートに印字する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−226305公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、適切なアレルギー情報を印字できないため、顧客の利便性を欠く。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明の実施形態における商品データ処理装置は、商品を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取ったデータに関連付けられた識別子に対応する商品がパッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品か否かを検知する検知手段と、前記検知手段が、パッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品であると検知した場合、前記識別子に対応する商品のアレルギー情報をアレルギー情報記憶部から取得するアレルギー取得手段と、前記アレルギー取得手段で得たアレルギー情報を出力する出力手段と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の一実施形態のPOS端末のブロック図
【図2】本発明の一実施形態のPLUファイルの構成を示す説明図
【図3】本発明の一実施形態の取引ファイルの構成を示す説明図
【図4】本発明の一実施形態のアレルギーファイルの構成を示す説明図
【図5】本発明の一実施形態の商品データ処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に実施の形態の一例を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では商品データ処理装置の一例としてPOS端末を例に説明する。
【実施例1】
【0008】
図1は本実施例で使用するPOS端末50のブロック図である。このPOS端末50には、演算装置・制御装置としてのCPU1を設ける。このCPU1には、アドレスバス、データバスなどのバスライン2を介して、ROM3(Read Only Memory)、RAM4(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)コントローラー5、キーボードコントローラー7、客用表示コントローラー9、店用表示コントローラー11、プリンタコントローラー13、I/O(Input/Output)ポート15、スキャナ16を接続する。前述した、これらの各コントローラーには、HDD6、キーボード8、客用表示器10、店用表示器12、プリンタ14を接続する。また、I/Oポート15には、図示しないモードスイッチとドロワを接続する。
【0009】
ROM3には、CPU1によって読み出されて当該CPU1を様々な機能として働かせるプログラムや当該プログラムによるデータ処理の対象となる固定的なデータを格納する。RAM4には、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアが動的に形成する。
【0010】
HDDコントローラー5は、CPU1などからの指令に応じてHDD6の所定領域に記憶されているデータやプログラムなどを読出し、この読出したデータやプログラムなどをバスライン2に送出したり、バスライン2から受取ったデータやプログラムなどをHDD6の所定領域に記憶したり、HDD6に対するデータなどの読み書きの制御を行う。
【0011】
キーボードコントローラー7は、キーボード8からの入力信号を処理し、操作されたキーに対応するキーコードなどをバスライン2に送出するものである。このキーボードコントローラー7に接続されているキーボード8は、テンキー、PLUキー、小計キー、預/現計キー、などを設ける。
【0012】
客用表示コントローラー9は、顧客に対して取引結果などを表示する客用表示器10を制御し、CPU1などからの指令に応じてバスライン2から受取ったデータなどに基づく情報を客用表示器10の画面に表示する。同様に、店用表示コントローラー11は、キャッシャに対して取引結果などを表示する店用表示器12の画面表示を制御する。
【0013】
プリンタコントローラー13は、用紙に所定の情報を印字する印字部や所定情報が印字された用紙を切断するカッターなどを備えたプリンタ14を制御する。このプリンタコントローラー13によって制御されるプリンタ14は、ロール状に巻かれた状態で納められている長尺紙の端を印字の際に順次引き出して印字用紙として使用し、その引き出された長尺紙の端から順に印字部で印字を行うものである。この印字部で印字される情報は、CPU1などからの指令に応じてバスライン2から受取ったデータなどに基づくものである。
【0014】
I/Oポート15は、接続されているモードスイッチから入力された信号に基づいて所定のデータをバスラインに出力したり、CPU1からの指令などに応じて接続されているドロワに起動信号を出力する。また、モードスイッチは、「登録」、「点検」、「精算」、などの電子キャッシュレジスタにおける各種業務モードの何れかのモードへと切り替えるための切替えスイッチで、鍵を用いて切替え操作をする。
【0015】
スキャナ16は、図示しない商品に付されたデータコードとしてのバーコードを光学的に読取り可能である。片手で操作可能なハンディタイプのものや、サッカー台に設置された縦型スキャナなどがある。
【0016】
また、HDD6にはPLUファイル20と取引ファイル30とアレルギーファイル40とを記憶する。
【0017】
PLUファイル20には図2に示すように、商品の識別子であるPLUコードに対応して、商品名、単価、分離保存フラグを記憶する。より具体的には、PLUコードエリア2001にPLUコードを記憶し、商品名エリア2002に商品名を記憶し、単価エリア2003に商品の単価を記憶、分離保存フラグエリア2004に分離保存フラグを記憶する。この分離保存フラグは、顧客が買上げた商品が食品であり、この食品が家庭でパッケージと中身とが分離して保存される可能性があり、人に対してアレルギーを発生させる可能
性のある成分を含んでいる場合に「1」を記憶する。また、それ以外の商品には「0」を記憶する。なお、食品が分離して保存される例としては、例えばスーパーの惣菜コーナーでコロッケを購入してプラスチック容器に入れた場合や、パッケージに入れられた漬物を購入した場合などが考えられる。これらの商品は一度に食べ切れなかった場合、各家庭で使用する容器に移しかえられて、冷蔵庫で保存される場合が多い。加えてコロッケなどは卵などのアレルギー物質が含まれる可能性があり、漬物には添加物が含まれる可能性がある。なお、本実施例でいうパッケージとは食品を梱包している物全般をいう。例えばハムや漬物を真空パックするビニールや、調味料が入っているビン。コロッケや餃子などの惣菜を入れるプラスチック容器や紙製の袋などである。
【0018】
取引ファイル30は一取引において顧客が買い上を希望する商品に関する情報を記憶するファイルである。具体的には図3に示すように、PLUコードに対応する、商品名、単価、買上点数、分離保存フラグ、アレルギー情報を、それぞれPLUコードエリア3001と、商品名エリア3002と、単価エリア3003と、買上点数エリア3004と、分離保存フラグエリア3005、アレルギーエリア3006とに記憶する。また、顧客が買上げる商品の小計金額を記憶する小計金額エリア3007も備える。
【0019】
アレルギーファイル40は図4に示すように、各PLUコードに対応して記憶され、各商品で使用されているアレルギーが発生する可能性のあるアレルギー情報を記憶する。具体的には、PLUコードを記憶するPLUコードエリア4001と、そのPLUコードに対応するアレルギー情報を記憶するアレルギーエリア4002とからなる。また、本実施例で記憶されるアレルギー情報とは添加物や、卵や鯖などの食品を作るにあたって使用した原料、調味料などである。
【0020】
しかして、以上のようなハードウェア構成、ファイル構成からなる前記POS端末50において、前記CPU1は、その動作モードとして「登録」業務が選択されているとき、予め設定されているプログラムに基づいて、図5に示すデータ処理を実行する。
【0021】
まず、S(ステップ)1として、スキャナ6を用いてバーコードを読取るか、PLUキーを入力することによりPLUコードが入力され、続いてテンキーにより買上商品の個数が入力される(S2)。
【0022】
そして、S1にて入力されたPLUコードをPLUファイル20のPLUコードエリア2001から検索する。そして該当するPLUコードを見つけると、対応する商品名、単価、分離保存フラグを、それぞれ、商品名エリア2002、単価エリア2003、分離保存フラグエリア2004から取得する。そして、取引ファイル30のPLUコードエリア3001に取得したPLUコードを、商品名エリア3002に取得した商品名を、単価エリア3003に取得した単価を、分離保存フラグエリア3005に取得したフラグを、それぞれ記憶する。また、S2にて入力された個数を買上点数エリア3004に記憶する(S3)。
【0023】
そして、S3にて商品の情報を記憶すると、続いて小計キーが押下されたか否かを判定する(S4)。そして小計キーが押下されないなら(S4のNo)、再びS1に戻りPLUコードの入力が行われる。一方、小計キーが押下されたなら(S4のYes)、取引ファイル30の単価エリア3003に記憶する単価と、対応する買上点数エリア3004に記憶する買上点数とから、小計金額を算出し、この小計金額を取引ファイル30の小計エリア3007に記憶する。そしてこの金額を客用表示器10と店用表示器12とに表示する(S5)。
【0024】
S5にて小計金額が算出されると、テンキーにて顧客が支払う金額が入力され、その後に預/現計キーが押下され、決済処理が行われる。このとき、顧客が支払った金額と釣銭の額をRAM4に記憶する(S6)。
【0025】
S6にて決済処理が行われると、前記取引ファイル30の分離保存フラグエリア3005に「1」が記憶されているかを確認する(S7)。そして、分離保存フラグエリア3005に「1」が記憶されていると検知すると(S7のYes)、分離保存フラグエリア3005に「1」を記憶するPLUコードをPLUコードエリア3001から読出す。そして、読み出したPLUコードをアレルギーファイル40のPLUコードエリア4001から検索する。続いて、該当するPLUコードに対応するアレルギー情報をアレルギーエリア4002から読みだす。そして、読み出したアレルギー情報を取引ファイル30の該当するPLUコードに対応するアレルギーエリア3006に記憶する。(S8)。
【0026】
続いて、取引ファイル30に記憶された商品名、単価、買上点数、アレルギー情報と、RAM4に顧客が支払った金額と釣銭の額、レシートデータを作成し、プリンタ14にてレシートを印刷し(S9)、処理を終了する。
【0027】
一方、S7にて取引ファイル30の分離保存フラグエリア3005にフラグ1が記憶されていること検知できないと(S7のNo)、取引ファイル30に記憶された商品名、単価、買上点数、小計金額などからレシートデータを作成し、プリンタ14にてレシートを印刷し(S9)、処理を終了する。
【0028】
以上により、本実施例では、パッケージと中身の食品が分離保存される可能性のある商品のアレルギー情報をレシートに印字することができる。この場合において、スーパーなどの小売店で購入した惣菜(例えばつけものやコロッケ、餃子など)は、家庭で使用する容器で保存され、アレルギー情報が印字されたパッケージを誤って破棄してしまうことが多かった。このため、パッケージを誤って破棄してしまうと、顧客はアレルギー情報を得る術を失ってしまう。このため、本実施例では、誤ってパッケージを破棄してもレシートを確認すれば、アレルギー情報を確認できるため、顧客の利便性は向上する。また、本レシートには分離保存される可能性の高い商品のアレルギー情報が記載されるため、顧客はレシートを見たときに必要な情報を発見しやすくなる。また、マヨネーズなどアレルギー情報を含む可能性はあるが、容器と中身が別々に保存される可能性の低い商品はレシートにアレルギー情報を印字しないので、店側にとっても紙の節約になる。また、容器と中身が別々に保存される可能性の低い商品のアレルギー情報を印字しないことは、顧客の利便性を損なうものではない。これは容器を見ればアレルギー情報が掲載されている場合が多いからである。
【0029】
また、分離保存される可能性のあるアレルギー物質を含んでいる商品を特定できればよいので、商品に付される識別子の形式を基準にしてもよい。例えばインストアマーキングを読み込んだとき、アレルギーファイル40からアレルギー情報を取得するようにしてもよい。インストアマーキングは社内用のコードであり、生鮮食品(特に惣菜など)に付されることが多いためである。このような場合、PLUファイル20の分離保存フラグエリア2004と取引ファイル30の分離フラグエリア3005は不要である。
【0030】
また、各商品に付与される商品部類をアレルギー情報を出力するかの基準にしてもよい。これにより、例えば小売店で調理を行う分類である「惣菜」のアレルギー情報を必ず出力するようにすれば、店舗は顧客に対して適切な情報を提供することができる。この場合、PLUファイル20に新たに分類コードを記憶する分類コードエリアを設ける。そして、入力されたPLUコードに対応する分類コードが特定の分類コードであるなら、アレルギー情報を出力するようにしてもよい。また、PLUファイルと取引ファイルの分離保存フラグエリアは不要である。
【0031】
また、本実施例では、商品ごとに分離保存フラグを設け、アレルギーファイル30にてアレルギー情報を記憶したが、PLUファイルのPLUコードに対応させてアレルギー情報を記憶してもよい。この場合、PLUファイルにアレルギー情報を記憶するアレルギーエリアを新たに設け、このアレルギーエリアにアレルギー情報が記憶されているかの検知を行うことで、レシートへのアレルギー情報の印字の基準としてもよい。
【0032】
また、本実施例では、PLUファイル20、アレルギーファイル40をPOS端末50にて記憶したが、外部装置に記憶させてもよい。この場合、必要に応じて外部装置から取得する。
【0033】
また、本実施例では、レシートにアレルギー情報を出力したが、他の装置に出力してもよい。例えば携帯端末などである。
【0034】
また、本実施例では、アレルギー情報はレシートと一体で出力されるが、出力するアレルギー情報は一体でも別体でもよい。
【0035】
また、パッケージと中身が分離して保存される可能性のある食品の中でも、さらに一部の食品のアレルギー情報を出力するようにしてもよい。例えば、各小売店で調理される惣菜のアレルギー情報を出力するが、パッケージと中身が分離して保存される可能性は高いが小売店で調理しない食品(例えば漬物など)は、アレルギー情報を出力しないようにしてもよい。これを実現するためには、例えばPLUファイルに新たに管理フラグエリアを設ける。これは例えば「1」のときが店舗で作った惣菜であり、「0」のときが店舗で作った惣菜でない。この管理フラグエリアと分離保存フラグエリアのフラグが所定の条件(例えば両方のフラグが1である)ときに、アレルギー情報を出力してもよい。さらにこのようなフラグを設けなくとも、前述したように、インストアマーキングのPLUコードが入力されたときや、各商品に付与される商品部類を基準にアレルギー情報を出力してもよい。これによって、小売店側が責任を負わなくてはならない食品のアレルギー情報を出力し顧客へ提供できる。
【0036】
また、パッケージと中身が分離して保存される可能性のある食品であり、かつ閾値以上の数を購入したときに当該食品のアレルギー情報を出力するようにしてもよい。このとき閾値を各商品ごともしくは全商品共通で設けてもよい。これにより、例えばコロッケを1個購入したときはアレルギー情報が出力されず、10個購入したときのように、顧客が購入した惣菜が余る可能性のあるときにアレルギー情報を出力できるようになり、顧客の利便性が向上する。惣菜が余る場合、パッケージと中身が別々に保存される可能性が高くなるからである。
【0037】
また、PLUコードが入力されると対応するアレルギー情報を取得し、その後にアレルギー情報を出力するかの検知を行ってもよい。また、このときアレルギー情報「なし」を取得し、このアレルギー情報の有無を検知することにより、アレルギー情報を出力する基準としてもよい。
【0038】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0039】
20 PLUファイル
30 取引ファイル
50 POS端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品を読み取る読取手段と、
前記読取手段が読み取ったデータに関連付けられた識別子に対応する商品がパッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品か否かを検知する検知手段と、
前記検知手段が、パッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品であると検知した場合、前記識別子に対応する商品のアレルギー情報をアレルギー情報記憶部から取得するアレルギー取得手段と、
前記アレルギー取得手段で得たアレルギー情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする商品データ処理装置。
【請求項2】
前記検知手段は、パッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品かを管理する管理情報を識別子に対応して記憶する記憶部から、前記入力手段により入力された識別子に対応する管理情報を取得し、この管理情報に基づいてパッケージと中身が分離して保存される食品かを検知することを特徴とする請求項1に記載の商品データ処理装置。
【請求項3】
前記検知手段は、商品識別子に対応して商品分類を記憶する記憶部から、前記入力手段により入力された識別子に対応する商品部類が特定の商品部類であるかを検知することを特徴とする請求項1に記載の商品データ処理装置。
【請求項4】
前記出力手段は、プリンタであり、前記アレルギー取得手段で得たアレルギー情報を印刷することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の商品データ処理装置。
【請求項5】
前記出力手段は、前記アレルギー取得手段で得たアレルギー情報を外部端末に出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の商品データ処理装置。
【請求項6】
コンピュータに、
商品を読み取る読取機能と、
前記読取機能が読み取ったデータに関連付けられた識別子に対応する商品がパッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品か否かを検知する検知機能と、
前記検知手段が、パッケージと中身とを分離して保存する可能性のある食品であると検知した場合、前記識別子に対応する商品のアレルギー情報をアレルギー情報記憶部から取得するアレルギー取得機能と、
前記アレルギー取得機能で得たアレルギー情報を出力する出力機能と、
を実現させるための商品データ処理装置のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−65357(P2013−65357A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−3406(P2013−3406)
【出願日】平成25年1月11日(2013.1.11)
【分割の表示】特願2010−201818(P2010−201818)の分割
【原出願日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】