説明

回転ロッドの操作障害防止具

【課題】 垂直軸周りに回転する回転ロッドの所定の回転を阻害する置石等の異物を排除し得る回転ロッドの操作障害防止具を提供する。
【解決手段】 操作機構を収納する操作箱の上面を貫通して前記操作機構により垂直軸周りに回転可能に形成されるとともに前記上面に置かれた異物との干渉により回転動作が阻害される操作ロッドにおける前記上面の上方で操作ロッドの外周面に固定されるバンド状部材21と、基端部がバンド状部材21に固定されて先端部が斜め下方に向かうとともにバンド状部材21の周方向に分散して配設され、前記周方向で隣接するもの同士の間隔が前記異物の径よりも小さくなるように形成されたスポーク部材22とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は回転ロッドの操作障害防止具に関し、特に垂直軸周りに操作ロッドを回転させて入切動作を行わせる断路器の操作箱の上面への置石の防止に適用して有用なものである。
【背景技術】
【0002】
断路器(LS)は発・変電所において基本的に屋外に設置されている。そこで、飛来する鳥(特にカラス)が前記断路器の操作機構を収納する操作箱の上面に置石をする場合がある。このときの置石の位置によっては断路器本体と前記操作機構とを連結している垂直軸である操作ロッドの回転が阻害される場合が生起される。操作ロッドがその回転に伴い置石と干渉する場合があるからである。この場合には断路器の操作不具合を引き起こすという問題が発生する。
【0003】
このため、かかる不具合が発生する都度、現場に出向きカラスによって置かれた異物を取り除く作業を強いられる。一方、置石等の異物が操作ロッドの回転と干渉するような状態で操作箱の上面に置かれている場合には事故発生時における断路器の遠隔操作ができず、復旧操作に支障を生じることとなる。
【0004】
この種の鳥害を防ぐための解決策を提案する先行技術の一例として特許文献1がある。特許文献1はホルダーに放射状の針金を複数配設した防止具を提供することにより、これを被害防止箇所に設置し、鳥が止まろうとしても止まる場所がなく、このことにより鳥害を防止するというものである。
【0005】
かかる特許文献1は、鳥が止まろうとしても止まる場所をなくすための先願技術であり、全ての針金は水平よりも上方を向くように設置されており、断路器の操作箱と操作ロッドとの部分で形成される特殊形状の場合には水平方向から鳥が進入することができるので、効果がない。また、回転ロッドは回転するものであるため、この回転動作は保証されなければならないが、特許文献1の構造ではその保証がなく、回転機構を有する複雑な形状の機器には設置することができないという問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2000−253281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1以外にも、鳥害を防止するため、音、光等を発生させて威嚇する装置や針金・保護マット等を用いた防止金具等が提案されているが、何れも断路器の操作箱に対する置石等、操作ロッドの回転を阻害するような異物との干渉を考慮してその対策を講じたものではない。
【0008】
本発明は、上記従来技術に鑑み、垂直軸周りに回転する回転ロッドの所定の回転を阻害する置石等の異物を排除し得る回転ロッドの操作障害防止具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の態様は、
操作機構を収納する操作箱の上面を貫通して前記操作機構により垂直軸周りに回転可能に形成されるとともに前記上面に置かれた異物との干渉により回転動作が阻害される回転ロッドにおける前記上面の上方で前記回転ロッドの外周面に固定されるバンド状部材と、
基端部が前記バンド状部材に固定されて先端部が斜め下方に向かうとともにバンド状部材の周方向に分散して配設され、前記周方向で隣接するもの同士の間隔が前記異物の径よりも小さくなるように形成されたスポーク部材とを有することを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具にある。
【0010】
本態様によれば、操作箱の上方に操作障害防止具が装着され、かかる状態でそのスポーク部分に置石等の異物がおかれてもスポークの傾斜に沿って斜め下方に落下する。ここで、隣接するスポーク間は異物の径よりも小さくしてあるので、異物は操作箱の上面には落下することなく、必ず操作箱の外縁よりも外側に落下するようにすることができる。
【0011】
この結果、操作箱の上面に鳥等により異物が置かれることはなく、回転ロッドが前記異物に接触することにより、その回転動作が阻害されるという不都合を未然に防止することができる。
【0012】
また、バンド状部材に基端部が固着されている部材はスポーク部材であるので、隣接するスポーク部材間を風が通り抜けることができ、風圧により余計な圧力が当該操作障害防止具に作用するのを防止することができる。また、スポーク部材はある程度の可撓性を有するので、装着位置に合わせて、形状を適宜変化させることが簡単に可能になる。
【0013】
さらに、本態様に係る操作障害防止具は回転ロッドと一体となって回転するので、当該操作障害防止具を装着したことで回転ロッドの所期の回転動作が阻害されることはない。
【0014】
本発明の第2の態様は、
第1の態様に記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
前記バンド状部材の内周面に永久磁石を固着し、磁性体である前記回転ロッドに前記永久磁石の磁力により前記バンド状部材を前記回転ロッドに固定するように構成したことを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具にある。
【0015】
本態様によれば、バンド状部材を磁力により回転ロッドに固定することができるので、このバンド状部材の回転ロッドに対する着脱が容易になり、ひいては当該操作障害防止具の付け替え等の作業がきわめて簡単になる。
【0016】
本発明の第3の態様は、
第1または第2の態様に記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
前記バンド状部材は、前記周方向の少なくとも一箇所においてヒンジ部を介して連結された複数の部材からなることを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具にある。
【0017】
本態様によれば、ヒンジ部分を中心に折り曲げることができるので、回転ロッドの径が異なる場合でも簡単にバンド状部材を回転ロッドに装着することができる。
【0018】
本発明の第4の態様は、
第1〜第3の態様の何れか一つに記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
基端部が前記バンド状部材に固定されて先端部が斜め上方に向かうとともにバンド状部材の周方向に分散して配設された他のスポーク部材を有することを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具にある。
【0019】
本態様によれば、他のスポーク部材が斜め上方に向かって配設されているので、鳥がスポーク部材に止まること自体を阻止することができ、より確実に置石等の有害な異物の除去に寄与し得る。
【0020】
本発明の第5の態様は、
第1〜第4の態様の何れか一つに記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
前記回転ロッドは断路器の操作ロッドであり、
前記上面は前記操作ロッドを回転させる操作機構を収納する操作箱の上面であることを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具にある。
【0021】
本態様は操作障害防止具を断路器に適用した場合であるが、この場合には操作箱の上面に異物が置かれることによる断路器の入切動作への障害を完全に除去することができるので、遠隔操作であっても安定した断路器の所定の操作が保証される。したがって、事故発生時の対応も適確かつ迅速に行うことができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
1)既設備を改造することなく、取り付け可能である。
2)カラス等の置石による断路器等の機器動作不具合の被害発生を未然に防止し得る。
3)前記機器動作不具合の発生が低減でき、現場機器巡視業務の削減を図ることができる。すなわち巡回作業の負荷を低減することができる。
4)系統事故発生時の機器操作に支障を生じさせないため、事故を迅速に復旧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態に係る操作障害防止具を適用する電気機器である断路器を示す斜視図である。
【図2】図1の操作ロッドに本発明の第1の実施の形態に係る操作障害防止具を装着した状態で、操作箱およびその近傍部分を抽出・拡大して示す拡大図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る操作障害防止具を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る操作障害防止具を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る操作障害防止具を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明の実施の形態に係る操作障害防止具を適用する電気機器である断路器を示す斜視図である。同図に示すように、断路器1は、架台である支柱2上に三相分のベース3(3a,3b,3c)が平行に設置され、それぞれのベース3の上面中央部に、スラストベアリング4を介して回転碍子5が垂直かつ回転自在に取り付けられている。また、ベース3の両端部には、その上面に固定碍子6が垂直に固定され、これら回転碍子5や固定碍子6によって碍子装置7が構成されている。
【0026】
回転碍子5の上端には、ブレード8が支持部9を介して水平に固定され、ブレード8は、回転碍子5の回転に伴い一体に回転するようになっている。また、固定碍子6の上端には、架線10が接続される端子台11aや、この端子台11aに電気的に接続されたフィンガコンタクト11b等を有する接触端子11が設けられている。前記ブレード8は、導電性部材によって形成され、両端部にフィンガコンタクト11bと接触可能な接点を構成するブレードコンタクトが設けてある。
【0027】
支柱2には、手動又は自動によって操作ロッド12を回転駆動させる操作機構を収納する操作箱13が取り付けられている。ここで、操作ロッド12の先端は、ベース3に取り付けられたスラストベアリング4に駆動機構14を介して接続されている。この駆動機構14を介して操作ロッド12と接続されたスラストベアリング4は、操作丸棒15を介して他の相のスラストベアリング4に接続されている。
【0028】
かかる断路器1において操作機構で発生する回転力は、操作ロッド12、駆動機構14を介してスラストベアリング4に伝達されるとともに、操作丸棒15を介して他の相のスラストベアリング4にも伝達され、それぞれのスラストベアリング4を介して回転碍子5に伝達されるので、それぞれの相の回転碍子5が同期して回転する。この結果、各相の接触端子11,11に対して各ブレード8の両端が離反乃至接触することにより架線10,10間を開閉する。すなわち、各相のブレード8が同一の開閉動作を行う。
【0029】
本発明の実施の形態に係る操作障害防止具は、例えば上述の如き断路器1の操作ロッド12に装着される。すなわち、操作ロッド12は、操作機構を収納する操作箱13の上面13Aを貫通して前記操作機構により垂直軸周りに回転可能に形成されている回転ロッドである。
【0030】
図2は図1の操作ロッドに本発明の第1の実施の形態に係る操作障害防止具を装着した状態で、操作箱およびその近傍部分を抽出・拡大して示す拡大図である。同図に示すように、操作箱13の上面13Aにおける操作ロッド12の突出部分にはボス部12Aが一体的に形成してあり、このボス部12Aの外周面に突設されたストッパ部材16が、上面13Aに突設・固定されたストッパ部材17に、操作ロッド12の回転に伴い当接して操作ロッド12の回転が規制されるように構成してある。したがって、ストッパ部材16,17が図2に示すように離れている場合において、その間で上面13Aに異物18が置かれると、この状態で操作ロッド12が回転されてストッパ部材16が図中左方向に移動した場合には、ストッパ部材16とストッパ部材17との間に異物18が挟まってしまい、これ以上の回転ができなくなる。すなわち、断路器としての所定の入切動作ができなくなる。
【0031】
ちなみに、本形態に係る操作障害防止具Iが操作ロッド12に装着されていない従来においては、鳥19が異物18である石を咥えてストッパ部材16とストッパ部材17との間で上面13Aに置く可能性があった。
【0032】
これに対し本形態に係る操作障害防止具Iを装着した場合には、上述の如き置石の可能性を完全に除去することができる。この点を操作障害防止具Iの具体的な構成とともにさらに詳細に説明する。
【0033】
図3は本発明の第1の実施の形態に係る操作障害防止具を示す斜視図である。同図に示すように、本形態に係る操作障害防止具Iは、上面13A(図2参照。以下同じ。)の上方で操作ロッド12の外周面に固定されるバンド状部材21と、基端部がバンド状部材21に固定されて先端部が斜め下方に向かうとともにバンド状部材21の周方向に分散して多数配設されているスポーク部材22とを有する。ここで、スポーク部材22は操作ロッド12の周方向で隣接するもの同士の間隔が異物18(図2参照。以下同じ。)の径よりも小さくなるように形成されている。したがって、スポーク部材22間に異物18が置かれても下方の上面13Aに落下することはなく、スポーク部材22に沿って斜め下方に向けて落下される。この結果、操作箱13(図2参照。以下同じ。)の外縁よりも外側に落下される。
【0034】
本形態におけるバンド状部材21の内周面には複数(図では4個)の永久磁石23が固着されており、本形態では磁性体である操作ロッド12に永久磁石23の磁力によりバンド状部材21を固定するようになっている。
【0035】
このように、バンド状部材21を永久磁石23で操作ロッド12の外周面に固着する構造とすることは必須ではないが、本形態の如く、バンド状部材21を磁力により操作ロッド12に固定するように構成することで、バンド状部材21の操作ロッド12に対する着脱がきわめて容易になる。
【0036】
さらに、本形態におけるバンド状部材21は複数個(図では3個)のヒンジ部24で複数の部分(図では4部分)が連結されている。このことにより、操作ロッド12の径が変化しても柔軟に対応し得る。
【0037】
また、本形態においては、基端部がバンド状部材21に固定されて先端部が斜め上方に向かうとともにバンド状部材21の周方向に分散して配設された他のスポーク部材25を有する。かかるスポーク部材25は必ずしも設ける必要はないが、これを設けることにより、鳥19がスポーク部材25に止まること自体を阻止することができ、より確実に置石等の有害な異物18の除去に寄与し得る。
【0038】
かかる本形態の操作障害防止具Iは取手26を掴んで左右に開くことにより、バンド状部材21の各部分がヒンジ部24を回動中心として回動することにより開かれるので、この状態でバンド状部材21を操作ロッド12の外周面に巻き付けるようにして永久磁石23の磁力により固定する。
【0039】
この結果、操作箱13の上面13Aの上方でスポーク部材22が操作ロッド12の周面に沿い放射状に並んだ状態となる。この結果、鳥19等による上面13Aへの置石等の異物18を置く行為を完全に防止することができる。
【0040】
図4は本発明の第2の実施の形態に係る操作障害防止具を示す斜視図である。同図に示すように、本形態に係る操作障害防止具IIは、バンド状部材31の内周面が矩形になるように各部材をヒンジ部34で連結したものである。かかるバンド状部材31には、先端部が斜め下方に向かうとともにバンド状部材31の周方向に分散して多数配設されているスポーク部材32の基端部がそれぞれ固定してある。本形態でもバンド状部材31の内周面には永久磁石33が固着してあり、これら永久磁石33を介して操作ロッド12の外周面に固着するようになっている。また、本形態においても取手36を掴んでバンド状部材31を左右に開くことにより、バンド状部材31の各部分がヒンジ部34を回動中心として回動することにより開かれるので、この状態でバンド状部材31を操作ロッド12の外周面に巻き付けるようにして永久磁石33の磁力により固定する。
【0041】
図5は本発明の第3の実施の形態に係る操作障害防止具を示す斜視図である。同図に示すように本形態に係る操作障害防止具IIIは、スポーク部材22間にメッシュ状の網27を張ったものである。このように構成することでスポーク部材22と一体となった部分の強度を向上させることができる。このように網27を張った点を除き、他の構成は図3に示す第1の実施の形態と全く同様である。そこで、図3と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
【0042】
なお、上記実施の形態においては、回転ロッドを断路器の操作ロッド12とし、操作機構を収納する操作箱を断路器の操作箱13としてこれらを例に採り説明したが、勿論これに限るものではない。操作箱13と同様の上面13Aを有し、この上面13Aに異物18が置かれた場合、垂直軸周りに回転する操作ロッド12等の回転ロッドの回転と干渉する場合には同様に適用し得る。例えば、本発明に係る操作障害防止具を適用可能な他の装置としてラインアース(LE)装置を挙げることができる。
【0043】
また、上記実施の形態では永久磁石23等を固定部材として用いたが、これに限る必要もない。ただ、永久磁石23等を用いた取付け方法とすることで機器点検作業時には工具なしで取り外しが可能となり作業効率を向上させることができる等の利点がある。なお、取付け部であるバンド状部材21等は柔軟性をもった可撓素材とすることで操作ロッド12の各サイズに対応可能となる。このときの材質は、耐候性に優れ、弾力性があり、折れにくいものが好適であるが、特に限定はされない。すなわち、特殊金属を使用する必要はない。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は垂直軸周りに回転する操作ロッドを有する断路器等の電力機器を設置する設備を有する電力業界等の産業分野において有効に利用することができる。
【符号の説明】
【0045】
1 断路器
12 操作ロッド
13 操作箱
13A 上面
18 異物
21,31 バンド状部材
22,32 スポーク部材
23,33 永久磁石
24,34 ヒンジ部
25 他のスポーク部材


【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作機構を収納する操作箱の上面を貫通して前記操作機構により垂直軸周りに回転可能に形成されるとともに前記上面に置かれた異物との干渉により回転動作が阻害される回転ロッドにおける前記上面の上方で前記回転ロッドの外周面に固定されるバンド状部材と、
基端部が前記バンド状部材に固定されて先端部が斜め下方に向かうとともにバンド状部材の周方向に分散して配設され、前記周方向で隣接するもの同士の間隔が前記異物の径よりも小さくなるように形成されたスポーク部材とを有することを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具。
【請求項2】
請求項1に記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
前記バンド状部材の内周面に永久磁石を固着し、磁性体である前記回転ロッドに前記永久磁石の磁力により前記バンド状部材を前記回転ロッドに固定するように構成したことを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
前記バンド状部材は、前記周方向の少なくとも一箇所においてヒンジ部を介して連結された複数の部材からなることを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具。
【請求項4】
請求項1〜請求項3の何れか一つに記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
基端部が前記バンド状部材に固定されて先端部が斜め上方に向かうとともにバンド状部材の周方向に分散して配設された他のスポーク部材を有することを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具。
【請求項5】
請求項1〜請求項4の何れか一つに記載する回転ロッドの操作障害防止具において、
前記回転ロッドは断路器の操作ロッドであり、
前記上面は前記操作ロッドを回転させる操作機構を収納する操作箱の上面であることを特徴とする回転ロッドの操作障害防止具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−81400(P2013−81400A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−222292(P2011−222292)
【出願日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】