説明

土砂積込装置

【課題】安価に製造することができ、利用可能な運搬船が限定されない土砂積込装置を提供する。
【解決手段】岸壁2に係留された運搬船4に土砂ホッパ3から土砂を輸送する土砂積込装置1であって、岸壁2に対して交差する向きに敷設された走行レール10と、走行レール10上を走行する台車20と、台車20に設置されたコンベヤ30と、台車20の基端部側に設置されたカウンターウェイト40と、を備え、コンベヤ30の基端部が土砂ホッパ3の直下に位置するとともにコンベヤ30の先端部が岸壁2から張り出しており、台車20を前進または後進させることでコンベヤ30の岸壁2からの張り出し長さが調整される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、運搬船に土砂等を積み込むための土砂積込装置に関する。
【背景技術】
【0002】
土砂等を運搬船に積み込む場合に、ベルトコンベヤを利用する場合がある。このようなベルトコンベヤは、一般的に岸壁から張り出した状態で固定されている。
【0003】
運搬船への土砂の積み込みは、運搬船が傾いて転覆するのを防止するため、運搬船の中心位置に行う必要がある。ところが、岸壁に固定されたベルトコンベヤを使用する場合、ベルトコンベヤの張り出し長さが固定されているため、使用可能な運搬船が限定されていた。
【0004】
そのため、特許文献1には、岸壁に配置された走行フレームを介してシャトルコンベヤが岸壁上を移動し、岸壁に係留された運搬船の中心位置に土砂を運搬することを可能としたシップローダが開示されている。
【0005】
このシップローダは、シャトルコンベヤの移動に連動してその移動方向と逆方向にカウンターウェイトが移動することで、装置の重心位置を適切に調整するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平8−259181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、特許文献1に記載のシップローダは、シャトルコンベヤ自体が走行可能の強度を備えている必要があることや、シャトルコンベヤとカウンターウェイトとをそれぞれ逆方向に移動させるなど、複雑な構造により製造コストが高価であった。
【0008】
本発明は、前記の問題点を解決することを目的とするものであり、安価に製造することができ、利用可能な運搬船が限定されない土砂積込装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明は、岸壁に係留された運搬船に土砂ホッパから土砂を輸送する土砂積込装置であって、前記岸壁に対して交差する向きに敷設された走行レールと、前記走行レール上を走行する台車と、前記台車に設置されたコンベヤと、前記台車の基端部側に設置されたカウンターウェイトと、を備え、前記コンベヤの基端部が前記土砂ホッパの直下に位置するとともに前記コンベヤの先端部が前記岸壁から張り出しており、前記台車を前進または後進させることで前記コンベヤの前記岸壁からの張り出し長さが調整されることを特徴としている。
【0010】
かかる土砂積込装置によれば、簡易な構成なため、安価に製造することができる。また、コンベヤの張り出し長さを運搬船の形状に応じて調整するため、利用可能な運搬船が限定されない。
【0011】
前記コンベヤの先端部に、伸縮自在な飛散防止シュートが吊下されていれば、潮位の変化や、土砂の重量により運搬船の甲板の高さが変化した場合であっても、引き続き土砂の飛散防止を行うことができる。
【0012】
土砂積込装置が前記岸壁を跨いで構築された構台を備えており、前記走行レールが前記構台を介して前記岸壁よりも前記運搬船側に張り出していれば、大型の運搬船にも対応することが可能となる。
【0013】
前記台車に支柱が立設されており、前記支柱を介して前記コンベヤの先端部が吊持されていれば、前記コンベヤの転倒を抑止することが可能となる。
【0014】
前記コンベヤの先端部に、前記運搬船との位置関係または前記運搬船に積み込まれた土砂の量を検知する検知手段を備えていれば、自動的にコンベヤの張り出し長さや飛散防止シュートの長さ等を制御することが可能となる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、運搬船に対応することを可能とした土砂積込装置を安価に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る土砂積込装置の設置状況を示す側面図である。
【図2】図1の土砂積込装置の詳細を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
本実施形態に係る土砂積込装置1は、図1に示すように、岸壁2の上部に設けられた土砂ホッパ3から岸壁2に係留された運搬船4に土砂を搬送するものである。本実施形態では、岸壁2を跨いだ状態で構築された構台5により、土砂積込装置1および土砂ホッパ3を支持している。
【0019】
土砂積込装置1は、走行レール10と、台車20と、コンベヤ30と、カウンターウェイト40と、を備えている。
【0020】
走行レール10は、図1に示すように、台車20の軌道として、岸壁2に対して交差する方向に敷設されている。
走行レール10は、構台5上に敷設されており、岸壁2から海側に張り出している。
【0021】
走行レール10の前後には、図2(a)に示すように、ストッパ11,11が形成されており、台車20が走行レール10から落下することを防止している。
【0022】
台車20は、図2に示すように、走行レール10上を走行可能に配置されているとともに、コンベヤ30を支持している。台車20は、走行レール10上を走行することで、岸壁2と交差する方向に移動する。
台車20は、台車本体21と、車輪22と、駆動モータ23と、支柱24と、を備えている。
【0023】
台車本体21は、コンベヤ30やカウンターウェイト40等を上載することが可能となるように構成されている。台車本体21の構成は限定されるものではないが、例えば型鋼を組み合わせることにより版状に形成すればよい。
【0024】
台車本体21は、走行レール10上を走行する車輪22を下部に軸支しており、走行レール10に沿って前進または後進することが可能に構成されている。
【0025】
車輪22は、図2(a)および(b)に示すように、台車本体21の先端部と後端部にそれぞれ2輪ずつ計4輪配置されている。なお、車輪22の数および配置は、台車本体21の支持をすることが可能であれば、限定されるものではない。
【0026】
図2(a)に示すように、基端部側に設けられた車輪(後輪)22は、無端状のベルト23aを介して駆動モータ23に接続されており、駆動モータ23の動力により回転するように構成されている。
台車20は、駆動モータ23の動力により車輪22が回転することで、レール10に沿って前進または後進する。
【0027】
駆動モータ23は、台車本体21の基端部側に固定されているが、先端側に駆動モータ23を配置してもよく、駆動モータ23の設置箇所は限定されるものではない。また、駆動モータ23は、海側の車輪22に連結されていてもよい。さらに、コンベヤ30の移動は必ずしも駆動モータ23の動力により行う必要はなく、駆動モータ23を省略してもよい。
【0028】
支柱24は、図2(a)に示すように、台車20(台車本体21)の先端部に立設されている。図2(b)に示すように、本実施形態では、コンベヤ30を挟んで左右に支柱24,24を配置する。なお、支柱24を構成する材料は限定されるものではないが、本実施形態では型鋼により構成する。
【0029】
支柱24の上端には、図2(a)に示すように、第一引張材25および第二引張材26が固定されている。
【0030】
第一引張材25は、一端がコンベヤ30の先端に固定されて、他端が支柱24の上端に固定されている。
これにより第一引張材25は、台車20の先端から張り出したコンベヤ30を吊持している。
【0031】
第二引張材26は、一端が支柱24の上端に固定されて、他端が台車20の基端部に固定されている。第二引張材26は、コンベヤ30およびコンベヤ30に上載された土砂により支柱24が海側に転倒することがないように、支柱24を支持している。
【0032】
第一引張材25および第二引張材26を構成する材料は限定されるものではないが、本実施形態ではワイヤーまたは鋼棒により構成する。
【0033】
コンベヤ30は、台車20に設置されて、土砂ホッパ3に貯蔵された土砂を運搬船4に搬送する。
【0034】
コンベヤ30は、図1に示すように、先端部が台車20から海側に張り出しているとともに、基端部が土砂ホッパ3の直下に位置する長さを有して構成されている。つまり、コンベヤ30は、基端部が土砂ホッパ3の直下に位置するとともに、先端が運搬船4の直上に位置するように構成されていることで、土砂ホッパ3に貯蔵された土砂を運搬船4に搬送するように構成されている。また、コンベヤ30は、台車20とともに移動することで、海側の張り出し長さが変化する。
【0035】
コンベヤ30は、図2(a)に示すように、フレーム31と、搬送ベルト32と、駆動装置33と、を備えている。
【0036】
フレーム31は、搬送ベルト32を支持する梁状の構造材であって、本実施形態では鋼材をトラス状に組み合わせることにより構成されている。
フレーム31の先端部は、搬送ベルト32の先端よりも海側に張り出している。
【0037】
フレーム31は、その基端部および中間部において、台車20(台車本体21)に固定されているとともに、先端部が第一引張材25を介して支柱24により吊持されている。
【0038】
フレーム31の基端部には、土砂ホッパ3から直接または他の搬送手段を介して落下した土砂を、搬送ベルト32上に誘導する荷受け部材34が固定されている。本実施形態では、荷受け部材34を、搬送ベルトの支柱24から後側(海と反対側)に対応する長さに形成するが、荷受け部材34の形状は限定されるものではない。
【0039】
荷受け部材34は、上下が開口している平面視矩形の筒状部材である。荷受け部材34は、図2(a)および(b)に示すように、搬送ベルト32の基端部上方の前後左右を囲うように配置された4枚の板材により形成されている。互いに対向する板材同士は、上から下に向かうに従って互いの間隔が小さくなるように配設されている。
【0040】
また、荷受け部材34は、台車20の移動距離と同等の長さを有しており、コンベヤ30が前後に移動してもホッパ3からの土砂を搬送ベルト上に誘導することが可能となるように形成されている。
なお、荷受け部材34の形状寸法は限定されるものではない。また、荷受け部材34は必要に応じて設置すればよく、必ずしも設置している必要はない。
【0041】
フレーム31の先端部(海側端部)には、投入口31aが形成されており、搬送ベルト32により搬送された土砂を運搬船4に投入することが可能に形成されている。なお、投入口31aは、必要に応じて形成すればよく、搬送ベルト32から直接運搬船4に投入する場合には省略してもよい。
【0042】
フレーム31の先端部には、飛散防止シュート35が吊下されている。
飛散防止シュート35は、投入口31aから落下する土砂を、飛散することなく運搬船4へ誘導する筒状部材である。本実施形態では、飛散防止シュート35が伸縮自在となるように構成し、海の潮位、土砂の重量による運搬船4の浮き沈み、運搬船4に積み込まれた土砂の高さ等に応じてその長さを調整する。
【0043】
本実施形態では、飛散防止シュート35を上下方向に連設された複数の筒体35a,35a,…により構成する。筒体35aは逆すい台状を呈していて、一つ下の筒体35aに入り込めるようになっている。なお、飛散防止シュート35の構成は限定されるものではない。
【0044】
本実施形態では、飛散防止シュート35の長さを調整するシュート長調整装置35bを備えるものとし、飛散防止シュート35の長さを機械的に調整するものとする。
【0045】
シュート長調整装置35bは、飛散防止シュート35の最下段の筒体35aに一端が固定されたワイヤと、ワイヤの他端が固定されたワイヤ巻取り手段とを備えて構成されている。飛散防止シュート35は、ワイヤを巻き取ることにより最下段の筒体35aが上昇し、上下の筒体35a同士が重なり合うことで収縮し、ワイヤを巻き出すことで最下段の筒体35aが下降し伸長する。なお、飛散防止シュート35の長さは人力により調整してもよい。また、飛散防止シュート35も必要に応じて配置すればよい。さらに、飛散防止シュート35は必ずしも伸縮可能に構成されている必要はない。
【0046】
搬送ベルト32は、土砂ホッパ3から排出された土砂を投入口31aへと搬送する。
搬送ベルト32は、図2(a)に示すように、フレーム31に両端部にそれぞれ軸支された回転軸32a,32aに無端状に巻きつけられている。
【0047】
搬送ベルト32は、駆動装置33の動力により回転軸32aが回転することで上載された土砂を投入口31aへと搬送する。
【0048】
搬送ベルト32の先端部上方(本実施形態では支柱24より海側)は、カバー部材37により覆われており、搬送中の土砂の飛散が防止されている。
一方、搬送ベルト32の基端部上方は解放されており、土砂ホッパ3から土砂を受けることが可能に構成されている。
【0049】
駆動装置33は、支持架台を介してフレーム31上に固定されており、搬送ベルト32に動力を付与する。本実施形態では、駆動装置33と回転軸32aとを無端状のベルト33aを介して接続することで、駆動装置33の動力を搬送ベルト32に付与する。なお、駆動装置33の設置箇所や搬送ベルト32との接続方法等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
【0050】
フレーム31の先端部の投入口31a近傍には、検知手段36が設置されている。検知手段36は、運搬船4とコンベヤ30との位置関係を測定する。
【0051】
本実施形態では、検知手段36として、運搬船4の中心位置と投入口35aとの離隔距離を検出する第一センサと、コンベヤ30と運搬船4(運搬船4に上載された土砂)の上面との離隔距離を検出する第二センサと、を使用する。なお、検知手段の構成は限定されるものではない。また、検知手段36は必要に応じて設置すればよく、省略することも可能である。
【0052】
本実施形態では、検知手段36を駆動モータ23およびシュート長調整装置35aに連動させるものとする。
これにより、検知手段36の測定結果に応じて、台車20を移動および飛散防止シュート35の長さの調整を自動的に制御することが可能である。
【0053】
つまり、検知手段36(第一センサ)により測定された運搬船4との位置関係に応じて、駆動モータ23を駆動させることが可能となる。第一センサを構成する装置は限定されるものではないが、例えば画像認識センサが使用できる。そのため、運搬船4の大きさに応じたコンベヤ30の張り出し長さの調整を自動的に行うことが可能となる。なお、落下位置の調整は、土砂の落下状況等に応じて作業員が行ってもよい。
【0054】
また、検知手段36(第二センサ)によるコンベヤ30と運搬船4(運搬船4に上載された土砂)との離隔距離の測定結果に応じて飛散防止シュート35の長さを自動的に調整することができる。第二センサを構成する装置は限定されるものではないが、例えば超音波距離計測センサが使用できる。なお、飛散防止シュート35の長さの調整は、作業員の目視により手動で行ってもよい。
【0055】
カウンターウェイト40は、図2(a)に示すように、台車20の基端部に固定されている。カウンターウェイト40は、コンベヤ30およびコンベヤ30により搬送される土砂の重量に応じた重量を有しており、コンベヤ32に作用するモーメントにより台車20が転倒することを防止する。
【0056】
岸壁2は、図1に示すように、港湾に形成された運搬船4の係留施設であって、本実施形態では逆T型擁壁により構成している。また、岸壁2は、杭2a,2aにより支持されている。なお、岸壁2の形式は限定されるものではない。
【0057】
土砂ホッパ3は、運搬船4により搬出される土砂を、一時的に貯留する施設である。
土砂ホッパ3は、下部に開閉扉3aを備えており、開閉扉3aを開口することにより、内部に貯蔵された土砂が直下のコンベヤ30上に直接または他のベルトコンベヤ等を介して落下するように構成されている。
【0058】
運搬船4は、土砂ホッパ3からコンベヤ30を介して搬送された土砂を運搬する船である。運搬船4の大きさや形式等は限定されるものではなく、適宜選定して使用することが可能である。
【0059】
構台5は、土砂積込装置1を支持している。
構台5は、図1に示すように、受け桁5aと脚部5bとを備えて構成されている。
【0060】
受け桁5aは、岸壁2の上部を跨ぐように配置されていて、海側に張り出しており、走行レール10を下から支持している。
受け桁5aは、図2(b)に示すように、H型鋼により構成されている。受け桁5aを構成する部材は限定されるものではない。
【0061】
受け桁5aは岸壁2よりも海側に張り出しているが、岸壁2よりも海側に設置された脚部5bにより支持されていることで、台車20の重みで転倒することが防止されている。
【0062】
脚部5bは、構台5の支持柱であって、図1に示すように、岸壁2の陸側と海側にそれぞれ配置されている。
なお、脚部5bの構成は限定されるものではない。
【0063】
土砂積込装置1は、台車40が前進または後進することにより、コンベヤ30の岸壁2からの張り出し長さが調整される。そのため、運搬船4の大きさに応じてコンベヤ30の張り出し長さを調整し、運搬船4の中央部に土砂を積み込むことができる。
【0064】
また、土砂積込装置1は、複雑な機構を備えておらず簡易なため、安価である。
【0065】
検知手段36を介して、コンベヤ30の張り出し長さや飛散防止シュート35の長さを自動的に調整するように構成されているため、作業性に優れている。
【0066】
土砂積込装置1は、飛散防止シュート35が伸縮するため、海の潮位、運搬船4の浮き沈み等に応じて長さを調整することで、土砂の飛散を防止することができる。
【0067】
以上、本発明について、好適な実施形態について説明した。しかし、本発明は、前述の各実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能であることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0068】
1 土砂積込装置
2 岸壁
3 土砂ホッパ
4 運搬船
5 構台
10 走行レール
20 台車
24 支柱
30 コンベヤ
35 飛散防止シュート
36 検知手段(検知手段)
40 カウンターウェイト


【特許請求の範囲】
【請求項1】
岸壁に係留された運搬船に土砂ホッパから土砂を輸送する土砂積込装置であって、
前記岸壁に対して交差する向きに敷設された走行レールと、
前記走行レール上を走行する台車と、
前記台車に設置されたコンベヤと、
前記台車の基端部側に設置されたカウンターウェイトと、を備え、
前記コンベヤの基端部が前記土砂ホッパの直下に位置するとともに前記コンベヤの先端部が前記岸壁から張り出しており、
前記台車を前進または後進させることで前記コンベヤの前記岸壁からの張り出し長さが調整されることを特徴とする、土砂積込装置。
【請求項2】
前記コンベヤの先端部に、伸縮自在な飛散防止シュートが吊下されていることを特徴とする、請求項1に記載の土砂積込装置。
【請求項3】
前記岸壁を跨いで構築された構台を備えており、
前記走行レールが、前記構台を介して前記岸壁よりも前記運搬船側に張り出していることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の土砂積込装置。
【請求項4】
前記台車に支柱が立設されており、
前記支柱を介して前記コンベアの先端部が吊持されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の土砂積込装置。
【請求項5】
前記コンベヤの先端部に、前記運搬船との位置関係または前記運搬船に積み込まれた土砂の量を検知する検知手段を備えることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の土砂積込装置。


【図1】
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【図2】
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