説明

地図の判読困難者向けの視認地図帳

【課題】地図の判読が不得手な方に、風景・景色写真に直接矢印などの記号や説明文を明記した地図帳の順番どおりに、実際の景色が合致しているかを確かめながら歩を進めると、確実に目的地へ到着できることを提供する。
【解決手段】本地図帳は携帯できるサイズで外出時に便利であり、地図の判読が不得手な方に風景・景色写真(1)に直接説明文(2)やランドマークや目印などを矢印や記号(3)を明記した地図帳の順番どおりに、実際の景色が合致しているかを確かめながら歩を進めると、確実に目的地へ到着できる。また、ルート別ごとの写真(4)を本体(5)へ取り入れや取り去りが自由に行え、自分専用のオリジナルが作れることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、地図の判読が困難であると思われる高齢者、障がい者、女性や子供などにも対応する地図帳に関するものである。
【0002】
本地図帳へ示される順番に従い、表示されている風景・景色写真に従って、歩を進めていくと目的地に確実に到着するものである。
【0003】
本地図帳に示される写真中に直接、矢印などの記号や説明文が記されており、機械操作が不得手の人間も、視覚的・直感的に目的地に到着できる。
【0004】
外出先の天候に左右されないように、防水タイプの仕様となっている。
【0005】
本地図帳は写真の取り入れや取り去りにより、自由に自分専用のオリジナルが作れる。
【0007】
本地図帳は機械操作が可能な人間にはストリートビューなどに対応した電子版を機械操作が不得手な人間にはアナログ版を用意する。
【0008】
本地図帳は外国語にも対応しており、現地で日本語が話せないあるいは理解できない人間への支援を行うツールである。
【0009】
本地図帳は掲載している風景・景色写真を昼夜など明るさ別に用意している。
【背景技術】
【0010】
従来、歩行移動の際に目的地までの乗り継ぎなどを個人で調査しなくてはならない頻度が高かった。またインターネットなどに詳細なデータは見受けられず、現地で戸惑っている人間を多く見かけた。
【0011】
健常であれば寄り道や取りあえず行ってみることは可能だが、歩行困難者にとって現地では確実に到着できるという確信が最大要求項である。
【0012】
自動車向けにはカーナビゲーションが使用されているが、これを歩行者ベースに利用できないかと考えた。
【0013】
乗り換えなどは、現地の案内表示版に記されている。視力の弱い人間向けに、手元に情報源を置いておきたい。
【0014】
乗り換えの道順を現地係員に尋ねることは可能であるが、個人が所有する情報で係員の労働を軽減する。
【0015】
人間の目には昼夜など明るさの別で同一景色や風景が異なって見えるので、掲載している風景・景色写真には昼夜などの明るさ別に対応させたい。インターネット上では、現在時刻と、つまり周囲の景色とにリンクしているサイトが見受けられる。
【0016】
山岳マップには撥水タイプの地図帳が使用されているのを見受ける。これが一般向けにも利用できないかと考えた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
本地図帳は地図の判読が困難であると思われる高齢者、障がい者、女性や子供などにも対応する。
【0018】
本地図帳は必ずしも最短距離を示すものではないが、歩行移動の際に目的地までの乗り継ぎなど現地で惑うことなく、確実に目的地へ到着できる。
【0019】
本地図帳は歩行困難者にとって現地で確実に到着できるという安心感や確信感を与える。
【0020】
本地図帳に示される写真中には直接、矢印などの記号や説明文が記されており、機械操作が不得手の人間でも、視覚的・直感的に目的地へ到着でき、より多くの人間を目的地へ誘導する。
【0021】
本地図帳は写真の取り入れや取り去りにより、自由に自分専用のオリジナルが作れ、常時目的別に使用できるものである。
【0022】
本地図帳は、機械操作が可能の方にはストリートビューなどに対応した電子版を機械操作が不得手の方にはアナログ版を用意することにより、利用者に選択を可能にした。
【0023】
本地図帳は外国語にも対応しており、現地で日本語が話せないあるいは理解できない人間への支援のツールである。
【0024】
本地図帳は掲載している風景・景色写真を昼夜など明るさ別に用意することにより、昼夜など明るさの別で同一景色や風景が異なって見えるのを抑止する。
【0025】
本地図帳は現地の天候に左右されず利用できる。
【課題を解決するための手段】
【0026】
これまで歩行移動の際、目的地までの乗り継ぎなど個人で調べなくてはならない頻度が非常に高かった。またインターネットなど詳細なデータは見受けられず、現地で戸惑っている人間を多く見かけた。世間にこれを解決するものが見あたらず、新規に作成し人々に貢献する。
【0027】
健常であれば寄り道や取りあえず行ってみることは可能であるが、あらかじめ歩行困難者にも現地の確認などが確実に実施できる。
【0028】
自動車向けにはカーナビゲーションが使用されているが、これを歩行者ベースに利用し視覚的・直感的に簡易認識を可能にする。
【0029】
乗り換えなどは現地の案内表示版に記されているが視力の弱い人間向けに、手元に情報源を置き安心感を与える。また移動前や移動中でも前もって確認ができ、ルート検索や道中での確認がスムーズに行え、また、乗り換えの道順を現地係員に尋ねることは可能であるが、個人が所有する情報により係員の労働を軽減させることが可能である。
【0030】
本地図帳は写真の取り入れや取り去りにより、自由に自分専用のオリジナルが作れ、常時目的別の使用が可能である。
【0031】
本地図帳は、機械操作が可能の方にはストリートビューなどに対応した電子版を機械操作が不得手の方にはアナログ版を用意することにより、操作する個人の技量別に本地図帳を準備し、より多くの利用者獲得を可能にする。
【0032】
本地図帳は外国語にも対応しており、現地で日本語が話せないあるいは理解できない人間にも利用でき、より多くの利用者獲得を可能にする。
【0033】
人間の目には昼夜など明るさの別で同一景色や風景が異なって見えるので、掲載している風景・景色写真には昼夜などの明るさ別に準備して対応する。
【0034】
本地図帳を全天候型とするために、防水タイプを用意する。
【発明の効果】
【0035】
本地図帳は地図の判読が困難であると思われる高齢者、障がい者、女性や子供などにも対応し、より多くの人間を目的地へ誘導する。
【0036】
本地図帳は必ずしも最短距離を示すものではないが、歩行移動の際に目的地までの乗り継ぎなど現地で惑うことなく、確実に目的地へ到着できる。
【0037】
本地図帳は歩行困難者にとって目的地に確実に到着できるという安心感や確信感を与える。
【0038】
本地図帳に示される写真中に直接、矢印などの記号や説明文が記されており、機械操作が不得手の人間でも、視覚的・直感的に目的地へ到着できる。
【0039】
本地図帳は写真の取り入れや取り去りにより、自由に自分専用のオリジナルが作れ、常時目的別に使用できるものである。
【0040】
本地図帳は、機械操作が可能の方にはストリートビューなどに対応した電子版を機械操作が不得手の方にはアナログ版を用意することにより、利用者の各個人の能力別に配慮し、選択権を与えた。
【0041】
本地図帳は外国語にも対応しており、現地で日本語が話せないあるいは理解できない人間への支援を行う。
【0042】
本地図帳は掲載している風景写真を昼夜など明るさ別に用意することにより、昼夜など明るさの別で同一景色や風景が異なって見えるのを防止する。
【0043】
本地図帳は防水タイプとなっており、全天候型で利用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0044】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本地図帳は携帯できるサイズであるのと雨などの天候にも対応した防水タイプで外出時に便利であり、地図の判読が不得手な方に風景・景色写真(1)に直接に説明文(2)やランドマークや目印などを矢印などの記号(3)を明記した地図帳の順番どおりに、実際の景色が合致しているかを確かめながら歩を進めると、確実に目的地へ到着できることを特徴とする。
本発明は以上のような構造である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】現物との縮尺とは異なるが、本地図帳に含まれる1ページの概略図である。
【図2】現物との縮尺とは異なるが、本地図帳の概略図である。
【符号の説明】
【0046】
1 風景・景色写真
2 説明文
3 記号
4 ルート別ごとの写真
5 本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本地図帳は掲載している風景写真の順番とおりに、実際の景色が合致しているかを確かめながら歩を進めると確実に目的地へ到着でき、地図判読が不得手な人間や高齢者にも対応する写真地図帳。
【請求項2】
本地図帳は外出先の天候に左右されない防水タイプになっている。
【請求項3】
本地図帳では掲載している風景・景色写真へ直接、ランドマークや目印などを矢印などの記号や説明文で誘導する。
【請求項4】
本地図帳は写真の取り入れや取り去りにより、自由に自分専用のオリジナルが作れる。
【請求項5】
本地図帳では人間の目には昼夜など明るさの別で同一景色や風景が異なって見えるので、掲載している風景写真は昼夜など明るさ別に対応している。
【請求項6】
本地図帳は機械操作が可能の人間にはストリートビューなどに対応した電子版を機械操作が不得手な人間にはアナログ版がある。
【請求項7】
本地図帳は日本語が話せないあるいは理解ができない人間向けに、説明文や記号などを表記し外国人にも対応させている。
【請求項8】
本地図帳は携帯できるサイズであり、且つ雨天にも対応の防水タイプとなっており、外出時に便利である。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−173734(P2012−173734A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−52172(P2011−52172)
【出願日】平成23年2月21日(2011.2.21)
【出願人】(511062438)
【Fターム(参考)】