説明

堆肥製造設備

【課題】発酵槽までの搬送中に発生する堆肥原料からの臭気による周囲環境の悪化を抑えることができる堆肥製造設備を提供する。
【解決手段】堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽1を備えた堆肥製造設備において、前記発酵槽1を覆い、前記発酵槽1から発生する臭気を捕集する機能を有する覆い体11と、前記覆い体11近傍の建屋内に配置した堆肥原料受入用のホッパと、このホッパの下部から取り込んだ堆肥原料を前記覆い体11までの間を密封状態を維持しながら搬送する搬送装置17,18とを備えたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、堆肥化処理前に堆肥原料から発生する臭気を捕集することができる堆肥製造設備に係わり、さらに詳しくは堆肥原料の発酵槽までの搬送中に発生する臭気を捕集することができる堆肥製造設備に関するものである。
【背景技術】
【0002】
畜産糞等の有機性廃棄物を堆肥化処理する方式として、例えば、有機性廃棄物である堆肥原料を堆肥化するための発酵槽と、その発酵槽に堆肥原料を供給するための堆肥原料供給手段と、発酵槽内の堆肥原料を攪拌するための攪拌装置と、発酵槽内の堆肥原料に酸素を供給して堆肥化させるための酸素供給手段と、発酵槽で発生した臭気を外部に漏らさないように発酵槽を覆うように形成される屋根カバーとで構成されるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開2001−48686号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術には、屋根カバーで覆われた発酵槽で発生する臭気を、屋根カバーを構成する屋根の上部に設けた排気ダクトで捕集する方策や、発酵槽の中心部に設けた中空柱を利用して捕集する方策が開示されている。このように、上記の従来技術は、堆肥原料を堆肥化する処理作業で発生する臭気を積極的に捕集しようとするものである。
【0005】
しかしながら、屋根カバーの近傍に堆積された堆肥原料を屋根カバー内に搬送する手段は、一般的にベルト状のコンベヤで行われているので、ベルトコンベヤ上に堆積搬送される堆肥原料は、屋根カバー内に入るまで、大気に解放された状態である。このため、特に大量の堆肥原料をベルトコンベヤによって長期間搬送する場合には、堆肥原料の臭気が発散し、周囲環境を悪化させるという問題がある。また、ベルトコンベヤに付着した堆肥原料からの臭気発生を抑えるために、ベルトコンベヤを定期的に清掃しなければならないとうい煩わしさがある。
【0006】
本発明は、上記の事柄に基づいてなされたもので、発酵槽までの搬送中に発生する堆肥原料からの臭気による周囲環境の悪化を抑えることができる堆肥製造設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の目的を達成するために、第1の発明は、堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記堆肥原料を前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置を備えたことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【0008】
また、第2の発明は、堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記堆肥原料を受け入れるホッパと、このホッパに受け入れられた堆肥原料を前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置とを備えたことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【0009】
更に、第3の発明は、堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記発酵槽を覆い、前記発酵槽から発生する臭気を捕集する機能を有する覆い体と、前記覆い体の近傍に配置した堆肥原料受入用のホッパと、このホッパの下部から取り込んだ堆肥原料を前記覆い体内の前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置とを備えたことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【0010】
また、第4の発明は、堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記発酵槽を覆い、前記発酵槽から発生する臭気を捕集する機能を有する覆い体と、前記覆い体近傍の建屋内に配置した堆肥原料受入用のホッパと、このホッパの下部から取り込んだ堆肥原料を前記覆い体内の前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置とを備えたことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【0011】
更に、第5の発明は、堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記発酵槽を覆い、前記発酵槽から発生する臭気を捕集する機能を有する覆い体と、前記覆い体近傍の建屋内に配置した堆肥原料受入用のホッパと、このホッパの下部から取り込んだ堆肥原料を前記覆い体までの間を密封状態を維持しながら搬送する搬送装置とを備えたことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【0012】
第6の発明は、第5の発明において、前記搬送装置の搬出端と前記コンベヤとの間に前記堆肥原料の解砕機を備えたことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【0013】
第7の発明は、第1乃至第6の発明のいずれかにおいて、前記搬送装置は、圧送配管とこれに連結する圧送装置とで構成したことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【0014】
第8の発明は、第1乃至第6の発明のいずれかにおいて、前記搬送装置は、スクリュコンベヤで構成したことを特徴とする堆肥製造設備にある。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、発酵槽までの搬送中における堆肥原料からの発生臭気の放散を抑えることができるので、その周囲環境を改善することができると共に、搬送コンベヤの清掃が不要になるので、設備のメンテナンス費用を削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の堆肥製造設備の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の堆肥製造設備の一実施の形態を一部断面にて示す正面図で、この図1において、1は地中に一部埋設した発酵槽で、この発酵槽1内で堆肥原料Aを発酵処理し堆肥化する。2は発酵槽1内の中心部に設けた支持柱、3は支持柱2を中心に回転するように支持柱2と発酵槽1の外周壁上面との間に掛け渡された保持枠、4は保持枠4に設けた攪拌部材、5は保持枠3を回転駆動する駆動装置で、この駆動装置5は例えばモータとこのモータに連結したピニオン歯車と保持枠に設けられピニオン歯車と噛み合う歯車とで構成されている。
【0017】
6は支持柱2の上部に回転可能に設けた分配投入コンベヤで、この分配投入コンベヤ6は送られてくる堆肥原料を発酵槽1内に分配投入する。7は分配投入コンベヤ6上の支持柱2上に設けた解砕機で、この解砕機7は圧送によってプラグ流状態で搬出されてくる圧密した堆肥原料の塊を解砕し、発酵槽1内での好気性発酵を促進させるためのものである。8は発酵槽1の下方に連結した通気管で、この通気管8は発酵槽1内の堆肥原料中に好気性処理のための酸素を供給する。9は通気管8に連結した酸素供給装置である。
【0018】
10は発酵槽1下の地中に設けた搬出コンベヤで、この搬出コンベヤ10は発酵槽1の底部中心の開口から排出される堆肥を受け入れて外部に搬出する。11は発酵槽1等を覆うように地上に設けた覆い体で、この覆い体11は、周囲壁12とこの周囲壁12上に設けた屋根13とで構成されている。14は発酵処理で発生する臭気を捕集する臭気捕集管で、この臭気捕集管14の一端は覆い体11内に臨むように屋根13の上部に設けられ、その他端は脱臭装置に連結されている。
【0019】
15は覆い体11の近傍に設置した堆肥原料堆積用の建屋、16は建屋15内に配置した掘削運搬機、17は建屋15内に配置した圧送装置で、この圧送装置17の詳細な構成は後述するが、この圧送装置17は建屋15内で流動化処理された堆肥原料を発酵槽1に供給する。18は密閉機能を発揮する圧送配管で、この圧送配管18の一端は圧送装置17に連結され、その他端は覆い体11の周囲壁12を通して解砕機7上に設置されている。
【0020】
図2は本発明の堆肥製造設備に用いられる圧送装置17の詳細な構成を示すもので、この図において、図1と同符号のものは同一部分である。19は圧送装置17のフレーム、20はフレーム19に設けたタンクで、このタンク20は流動化した堆肥原料を溜めるものである。21はタンク20の上部に設けたホッパ、22はタンク20の側壁に設けた案内孔で、この案内孔22には前述した圧送配管18の一端が連結されている。23はタンク20における案内孔22に対向する側壁に設けた案内孔である。24,25はそれぞれ案内孔22,23内に設けたシールである。
【0021】
26はタンク20の案内孔22とタンク20内とを連通遮断する筒状体で、この筒状体26の一方端は、作動初期時、タンク20の案内孔23に位置して、タンク20の案内孔22とタンク19内とを連通させ、後述する駆動装置により押し出されると、タンク20の案内孔23内に入り込み、タンク19の案内孔22とタンク19内とを遮断する。27はフレーム19に固定した筒状体駆動用のシリンダで、このピストンロッド28はリンク29を介して筒状体26の他端に連結している。30は筒状体26内に摺動可能に設けたピストンで、このピストン30は筒状体26内の堆肥原料を圧送させる。31はフレーム19に固定したピストン駆動用のシリンダで、このピストンロッド32はピストン30の他端に連結している。
【0022】
この圧送装置17の作動を説明すると、筒状体26をそのシリンダ27によって案内孔23から案内孔22に向けて突出させて、その先端を案内孔22に挿入する。これにより、筒状体26内には流動化した堆肥原料が閉じ込められる。次に、シリンダ31によって筒状体内26のピストン30を圧送配管18方向に移動させると、筒状体26に閉じ込められていた堆肥原料は、圧送配管18に圧送される。その後、シリンダ27,31によって筒状体26,ピストン30を引き戻し、上記の動作を繰り返すことにより、堆肥原料を順次圧送配管18に圧送することができる。
【0023】
図3及び図4は本発明の堆肥製造設備に用いられる解砕機7の詳細な構成を示すもので、これらの図において、33は解砕機7のケーシングで、このケーシング33の上部には流動化した堆肥原料を受け入れる開口部34が、また下部にはその排出用の開口部35が形成されている。36,36はケーシング33に軸受によって回転可能に支持した回転軸、37は各回転軸36の外周に間隔をもって設けた攪拌部材で、この攪拌部材37は堆肥原料を発酵槽1内で好気性発酵促進させるために、圧送によってプラグ流状態で搬出されてくる圧密した堆肥原料の塊を解砕する。38は歯車等の動力伝達機39を介して各回転軸36に連結したモータである。
【0024】
次に、上述した本発明の堆肥製造設備の一実施の形態の動作を説明する。
【0025】
図1に示すように、建屋15内に堆積された堆肥原料Aは、例えば圧送性を向上させるために、掘削運搬機16によって圧送装置17に投入された後、圧送装置17内に水を供給して、流動調整されるが、事前に流動調整された堆肥原料を、掘削運搬機16によって圧送装置17に投入することも可能である。
【0026】
この状態で、図2に示す圧送装置17を駆動して、流動化した堆肥原料を圧送配管18に圧送する。圧送配管18内に圧送された流動化状の堆肥原料は、図1に示すように圧送配管18によって覆い体11内の解砕機7に排出される。この搬送過程において、堆肥原料から放出される臭気は、圧送配管18内に閉じ込められるので、周囲環境の悪化を改善することができる。
【0027】
解砕機7は、発酵槽1内での好気性発酵を促進させるために、図3及び図4に示す攪拌部材37によって、圧送によってプラグ流状態で搬出されてくる圧密した堆肥原料の塊を解砕し、図1に示す分配投入コンベヤ6上に排出する。分配投入コンベヤ6は、回転しながら、受け入れた堆肥原料を発酵槽1内に分配投入する。
【0028】
発酵槽1内に投入された堆肥原料は、通気管からの酸素の供給と、支持柱2の回りを回転する攪拌部材4の攪拌動作とにより、発酵処理され、堆肥になる。この堆肥は、発酵槽1の下方に形成した開口から、その下方に位置する搬出コンベヤ10に排出される。搬出コンベヤ10は、この堆肥を例えば熟成場所に搬送する。
【0029】
上述の実施の形態においては、堆肥原料をその堆積場から覆い体11までの搬送を、密封形式としたので、その間での外部への臭気放出を抑えることができ、その周囲環境を改善することができる。また、搬送コンベヤに換えて密封形式の搬送手段としたので、その清掃が不要になり、設備のメンテナンス費用を削減することができる。更には、搬送手段を圧送形式にしたので、圧送角度の制限が無く、垂直圧送も可能となり、設備のレイアウトが容易となる。また、これに伴い、場合によっては設備の敷地面積を小さくすることができる。
【0030】
図5は本発明の堆肥製造設備の他の実施の形態を示すもので、この図において、図1と同符号のものは同一又は相当する部分である。この実施の形態は、建屋15と覆い体11との間の搬送手段として、ケーシングとこのケーシング内に設けた回転軸とこの回転軸の外周に設けたスクリュとからなるスクリュ形式のコンベヤで構成したもので、具体的には建屋15内に水平配置した第1のスクリュ形式のコンベヤ40と、この第1のスクリュ形式のコンベヤ40の排出側と覆い体11の周囲壁12との間に傾斜して設けた第2のスクリュ形式のコンベヤ41とで構成している。図5中の符号42,43は各スクリュ形式のコンベヤ40,41の駆動モータである。44は第2のスクリュ形式のコンベヤ41から排出される堆肥原料を解砕機7に搬送するコンベヤである。
【0031】
この実施の形態は、覆い体11における屋根13に設けた臭気捕集管14によって、覆い体11内の臭気を排出していることに鑑みて、配置構成したものである。
【0032】
この実施の形態によれば、前述した実施の形態と同様に、堆肥原料をその堆積場から覆い体11までの搬送を、密封形式としたので、その間での外部への臭気放出を抑えることができ、その周囲環境を改善することができる。また、搬送コンベヤに換えて密封形式の搬送手段としたので、その清掃が不要になり、設備のメンテナンス費用を削減することができる。更に、この実施の形態においては、堆肥原料をスクリュ形式のコンベヤ40,41により、解砕しながら搬送されるので、必要に応じて解砕機7を省略することができる。
【0033】
また、本発明の更に他の実施の形態として、図1に示す実施の形態における圧送配管18の排出端を、図5に示す実施の形態のように、覆い体11の周囲壁12内に臨ませ、この圧送配管18の排出端と解砕機7との間に、図5の実施の形態に示したコンベヤ44を配置して構成することも可能である。
【0034】
この実施の形態によっても、前述した実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0035】
なお、上述の実施の形態においては、覆い体11内の分配投入コンベヤ6上に、解砕機7を配置したが、投入される堆肥原料の性状によっては、解砕機7を省略することができる。また、堆肥原料の発酵を促進させるために、図5に示すコンベヤ44に解砕機を設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の堆肥製造設備の一実施の形態を一部断面にて示す正面図である。
【図2】本発明の堆肥製造設備に用いられる圧送装置の一例を拡大して示す縦断正面図である。
【図3】本発明の堆肥製造設備に用いられる解砕機の一例を拡大して示す縦断正面図である。
【図4】図3に示す本発明の堆肥製造設備に用いられる解砕機をIV―IV矢視から見た断面である。
【図5】本発明の堆肥製造設備の他の一実施の形態を一部断面にて示す正面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 発酵槽
2 支持柱
3 保持枠
4 攪拌部材
5 駆動装置
6 分配投入コンベヤ
7 解砕機
8 通気管
9 酸素供給装置
10 搬出コンベヤ
11 覆い体
14 臭気捕集管
17 圧送装置
18 圧送配管

【特許請求の範囲】
【請求項1】
堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記堆肥原料を前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置を備えたことを特徴とする堆肥製造設備。
【請求項2】
堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記堆肥原料を受け入れるホッパと、このホッパに受け入れられた堆肥原料を前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置とを備えたことを特徴とする堆肥製造設備。
【請求項3】
堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記発酵槽を覆い、前記発酵槽から発生する臭気を捕集する機能を有する覆い体と、前記覆い体の近傍に配置した堆肥原料受入用のホッパと、このホッパの下部から取り込んだ堆肥原料を前記覆い体内の前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置とを備えたことを特徴とする堆肥製造設備。
【請求項4】
堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記発酵槽を覆い、前記発酵槽から発生する臭気を捕集する機能を有する覆い体と、前記覆い体近傍の建屋内に配置した堆肥原料受入用のホッパと、このホッパの下部から取り込んだ堆肥原料を前記覆い体内の前記発酵槽に密封状態で搬送する搬送装置とを備えたことを特徴とする堆肥製造設備。
【請求項5】
堆肥原料を受け入れてこれを発酵処理する発酵槽を備えた堆肥製造設備において、前記発酵槽を覆い、前記発酵槽から発生する臭気を捕集する機能を有する覆い体と、前記覆い体近傍の建屋内に配置した堆肥原料受入用のホッパと、このホッパの下部から取り込んだ堆肥原料を前記覆い体までの間を密封状態を維持しながら搬送する搬送装置と、この搬送装置で搬送した堆肥原料をさらに前記発酵槽の外周へ搬出するコンベヤとを備えたことを特徴とする堆肥製造設備。
【請求項6】
前記搬送装置の搬出端と前記コンベヤとの間に前記堆肥原料の解砕機を備えたことを特徴とする請求項5に記載の堆肥製造設備。
【請求項7】
前記搬送装置は、圧送配管とこれに連結する圧送装置とで構成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の堆肥製造設備。
【請求項8】
前記搬送装置は、スクリュコンベヤで構成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の堆肥製造設備。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−1762(P2006−1762A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−177798(P2004−177798)
【出願日】平成16年6月16日(2004.6.16)
【出願人】(000005522)日立建機株式会社 (2,611)
【Fターム(参考)】