説明

多数のパターンをもつテレビのための装置およびシステム

本発明は、TV OSDソフトウェアの実行中にキャラクタのキャラクタ型情報を直接的かつリアルタイムで生成するための方法を採用する。TV OSDソフトウェア実行中にキャラクタを転送して使用する必要がある場合、TV OSDソフトウェアは、テレビチップの特定の領域に保存されているキャラクタ記憶から読み出すことなくキャラクタ型情報を生成し、その生成されたキャラクタ型情報がテレビチップのRAMに書き込まれる。TV OSDソフトウェアの実行中、該TV OSDソフトウェアはテレビチップの特定の領域に保存されているキャラクタ記憶への依存を少なくすることができ、テレビチップの前記特定の領域に保存されているキャラクタ記憶にあるキャラクタを読む必要さえない。よって、この方法は、キャラクタ記憶を保存するのに使われるテレビチップのROM領域のスペースが相対的に十分ではないという問題を解決し、TV OSDソフトウェア開発の柔軟性を高める。このように、この方法はより豊富な記憶スペースでのTV OSDソフトウェアを開発するテレビメーカーに恩恵となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はテレビ(TV)に、具体的にはTVオンスクリーンディスプレイ(TV OSD)のパターンをもつテレビに関するものである。
【背景技術】
【0002】
TV OSDはテレビの画面上にテレビ番組以外のあらゆるコンテンツを表示するもので、重要なユーザー指向機能となっている。既存のTV OSDソフトウェアおよびそのキャラクタ記憶は開発されたあとではテレビチップのROMの異なる場所に保存されている。TV OSDが実行されるたびに、ソフトウェアはキャラクタのキャラクタマトリクス情報をROM内のキャラクタ記憶から読み、その情報をテレビチップのRAMに書き込む。これらのキャラクタおよび該キャラクタから構成されるパターンはテレビ画面上に表示される。これがTV OSDと称される。
【0003】
今日、TV OSDソフトウェアに対するテレビメーカーの要求はますます高まっており、TV OSDパターンは複雑になる一方である。そのためますます大きなTV OSDキャラクタ記憶が必要とされるが、テレビチップによってTV OSDキャラクタ記憶のために提供される記憶スペースは限られている。よって、より高度なTV OSDソフトウェアをもつテレビの開発が阻害される。
【0004】
したがって、テレビ画面上にキャラクタやパターンを表示するための改良された方法が必要とされている。それはメーカーがより高度なTV OSDソフトウェアをもつテレビを開発するのを助けることになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、テレビ画面上にキャラクタおよびパターンを表示するための新しい方法を提供する。TV OSDソフトウェアの実行中、テレビチップの特定の領域に保存されているキャラクタ記憶への依存を少なくし、テレビチップの前記特定の領域に保存されているキャラクタ記憶にあるキャラクタのキャラクタマトリクス情報を読まずに動作することさえできる。よって、テレビメーカーはTV OSDソフトウェア開発のためにより豊富な記憶スペースを使うことができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、TV OSDソフトウェアの実行中に該TV OSDソフトウェアによって直接的にキャラクタのキャラクタマトリクス情報をリアルタイムで生成するための方法を導入する。TV OSDソフトウェア実行中に何らかのキャラクタを呼び出す必要がある場合、TV OSDソフトウェアは、テレビチップの特定の領域に保存されているキャラクタ記憶から読み出すのではなく、直接的かつリアルタイムでキャラクタマトリクス情報を生成し、その生成されたキャラクタマトリクス情報をテレビチップのRAMに書き込む。キャラクタマトリクス格子の間のある種の関連性のため、TV OSDソフトウェアは所定のアルゴリズムを通じて一群のキャラクタを生成することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、キャラクタ記憶を保存するためのテレビチップのROM領域に比べ、TV OSDソフトウェアを保存するためのテレビチップのROM領域はずっと大きく、よってキャラクタ記憶を保存するためのテレビチップのROM領域が限られているという問題が解決される。そしてテレビチップの特定の領域に保存されているキャラクタ記憶からキャラクタのキャラクタマトリクス情報を読む必要がないため、実行時間が短縮される。さらに、キャラクタのキャラクタマトリクス情報を特定のアルゴリズムを使って生成すれば、TV OSDソフトウェアを保存するためのテレビチップのROM内の記憶スペースを削減することができる。
【0008】
付属の図面および請求項を組み込む本発明の記載を通じて、本発明の目的および効果がより明らかとなり総合的となるであろう。
【0009】
本発明について、好ましい実施形態を組み込む付属の図面を参照しつつ詳細に説明する。図面のすべてにおいて、同一の参照番号は同じまたは類似の特徴または機能を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1のA〜Cは、本発明のある実施形態に基づく、テレビのスイッチを入れたときにテレビ画面に表示されるTV OSDソフトウェアの実行結果を示す図である。テレビ画面100上に示されている木の画像がテレビコンテンツ画像信号105であり、図1Aのパターン110、図1Bのパターン120、図1Cのパターン130がTV OSDパターンである。これらのパターンはテレビコンテンツ画像信号105にかぶさっている。
【0011】
テレビのスイッチが入れられると、TV OSDソフトウェアが実行を開始する。TV OSDパターンはパターン110からパターン120へと変化し、次いでパターン120からパターン130へと変化する。この効果によりテレビコンテンツ画像の現れ方がなめらかになり、ちょうどブラインドを開くように見える。この方法では、ユーザーの目に対してテレビ画像が突然現れる光刺激を低減させることができ、よって人間の目を保護することができる。同じ理由で、テレビのスイッチを切ったとき、TV OSDパターンはパターン130からパターン120へ、次いでパターン120からパターン110へと変化し、この効果はテレビコンテンツ画像をなめらかに閉じていくことになり、ちょうどブラインドを閉じるように見える。このようにして、ユーザーの目に対してテレビ画像が突然消える光刺激を低減させることができ、これもまた目の保護の目的を達成する。
【0012】
図1のDおよびEは本発明のある実施形態に基づくキャラクタおよびキャラクタマトリクス情報の一部を示す図である。パターン110、パターン120、パターン130は図1Dではそれぞれキャラクタ140、キャラクタ144、キャラクタ148から形成されている。TV OSDパターンの変化がなめらかに見えるようにするため、図1Dのキャラクタ142、キャラクタ146のようなより多くのキャラクタを追加してTV OSDパターンの変化の種類を増やすこともできる。理論的には、キャラクタの変化の種類はキャラクタマトリクスの格子形式が16×18や10×12などのいずれであるかに依存する。16×18の格子については、キャラクタが1行ずつ水平なまま変化するなら16種類の変化モードがある。図1Eはそれぞれのキャラクタに対応するキャラクタマトリクスの3つの格子の形を示す図である。図1のDおよびEの枠線は実際には存在せず、キャラクタの透明な領域がわかるようにするためだけのものである。
【0013】
キャラクタのキャラクタマトリクス情報としては、中国標準GB2312「信息技術信息交換用漢字編碼字符集」(Character Set of Chinese Character Encoding for Information Technology and Information Exchange)(1981)またはその他の業界標準、国家標準、国際標準を基準とすることができる。もちろん、上述の標準に従って新しいキャラクタを生成することもできる。
【0014】
図2は、本発明のある実施形態に基づく、テレビのスイッチを入れたときのTV OSDソフトウェアの実行プロセスを示すフローチャートである。まず、テレビのスイッチが入れられると、テレビはRGBを消去する(ステップ210)。これは標準的な起動手順の一部である。次いでテレビは遅延状態にはいる(ステップ212)。次いで、テレビコンテンツ画像信号が安定しているかどうかの判定がなされる(ステップ214)。安定していなければ遅延状態(ステップ212)に戻ってテレビコンテンツ画像が安定状態にあると判定されるまでその状態に留まる。
【0015】
テレビコンテンツ画像信号が安定になるのを待つ間、TV OSDソフトウェアにおける起動OSDパターンのセクションが実行を開始する。第一に、テレビメインボード上のNVM(Non-Volatile Memory[不揮発性メモリ])に保存されているパターン属性の設定値を読む(ステップ220)。パターン属性の設定値には、パターンの種類、パターンの色、パターンの変化属性が含まれる。パターンの種類にはブラインド、カーテン上/下、ボックス・インなどが含まれる。パターンの色には赤、緑、青、黒、混合色、透明、半透明などが含まれる。パターンの変化属性には変化の速さ、変化の方向(垂直、水平、対角線など)などが含まれる。
【0016】
第二に、読み込み情報に従ってテレビチップのRAMにパターン属性を書き込む(ステップ230)。書き込まれるパターン属性はステップS220のパターン属性をさらに類別することによって取得される。それにはパターンの形、パターンの色、パターンの大きさ、パターンの画面上での位置などが含まれる。パターンの形にはブラインド、カーテン、長方形、ロゴなどが含まれる。パターンの大きさには全画面、画面半分、画面の4分の1などが含まれる。パターンの画面上での位置には中央、左上、右下などが含まれる。このステップで要求されるパターン属性のすべてがTV OSDソフトウェアにプログラム済みであれば、ステップS220は必要ではない。
【0017】
次に、テレビチップのRAMにキャラクタ属性を書き込む(ステップ240)。これらのキャラクタ属性はステップS230のパターン属性をさらに類別することによって得られ、それにはキャラクタの色、キャラクタの画面上での位置、キャラクタの格子形式、テレビチップに書き込まれるときのキャラクタのキャラクタマトリクス情報のRAM内での位置などが含まれる。キャラクタの色には赤、緑、青、黒、混合色、透明、半透明などが含まれる。キャラクタの格子形式には16×18、10×12などが含まれる。
【0018】
次いで、リアルタイムでキャラクタのキャラクタマトリクス情報を形成する(ステップ245)。このステップの詳細な説明は下記の通りであり、次いで形成されたキャラクタマトリクス情報をテレビチップのRAMに書き込む(ステップ250)。
【0019】
検出されるテレビコンテンツ信号が安定状態になっていたら、RGB走査信号を開き(ステップ216)、リアルタイムで新しいキャラクタマトリクス情報のグループを形成し(ステップ251)、形成されたキャラクタマトリクス情報をテレビチップのRAMに書き込み(ステップ252)、次いで遅延状態にはいる(ステップ255)。上述したパターンの変化の速さはステップS255における遅延時間を調整することによって実現することができる。
【0020】
最後に、OSDパターン変化過程が完了したかどうかが判定される(ステップ260)。まだであれば、新たなキャラクタマトリクス情報のグループ形成に戻り(ステップ251)、上記のステップをOSDパターン変化過程が完了するまで繰り返す。その完了は、TV OSDソフトウェアにおける起動OSDパターンセクションが終わったことを意味する。
【0021】
画面色を設定する機能のあるテレビチップについては、画面色はRGBを開く(ステップ216)際に設定できる。その場合、ステップ220、ステップ230、ステップ240、ステップ245およびステップ250はRGBが開かれた(ステップ216)あとで実行することができる。ユーザーのOSDパターン設定に従って、ステップ220、ステップ230およびステップ240はステップ251、ステップ252、ステップ255、ステップ260からなる実行ループに追加されることができる。
【0022】
形成ステップ245/251は図1に示した実施形態では、所定のシーケンスでキャラクタを形成できる。そのキャラクタとは、上下端から中央領域に向かって所定のシーケンスで徐々に透明になる一連のキャラクタ140、142、144、146、148である。テレビ画面上のパターンを形成するこれらのキャラクタが所定のシーケンスで変化し(キャラクタ140→キャラクタ142→キャラクタ144→キャラクタ146→キャラクタ148)、その変化の効果がブラインドのように見える。キャラクタ140、キャラクタ142、キャラクタ144、キャラクタ146、キャラクタ148はTV OSDソフトウェアにおけるループアルゴリズムを使うことによってリアルタイムで生成することができる。このアルゴリズムでは、ある行全体のすべての格子点が上下端から中央領域に向かって徐々に0にセットされる。もちろん、これらのステップにおいては、それぞれのパターン属性に従って異なるアルゴリズムによって異なる形のキャラクタを形成することができる。このキャラクタのグループのキャラクタマトリクス情報は、テレビチップのROMに保存されたキャラクタ記憶から読むこともできる。
【0023】
図3は、テレビのスイッチを切るときにTV OSDソフトウェアの実行プロセスを示すフローチャートである。シャットダウン信号が受信されると、TV OSDソフトウェアのシャットダウンOSDパターンのセクションが実行を開始する。このセクションの実行プロセスは前記の起動OSDパターンのセクションと同様であり、簡潔のため同じステップの説明は省略する。ユーザーは起動にはシャットダウンとは異なるパターンを選択しうるため、その相違がパターン属性、キャラクタ属性などに対応する変化をもたらす。さらに、ユーザーが起動にシャットダウンと同じパターンを選んだとしても、シャットダウン用のテレビコンテンツ画像信号の表示は起動とは逆順になり、テレビ画面上でパターンを形成するキャラクタ140、142、144、146、148はキャラクタ148→キャラクタ146→キャラクタ144→キャラクタ142→キャラクタ140のシーケンスで変化する。これは、テレビのスイッチを入れたときの起動の変化シーケンスではOSDパターンが徐々に消えてテレビコンテンツ画像信号が徐々に現れるのとは逆になっている。シャットダウンOSDパターンのプロセスが完了すると、テレビはRGBを消去し(ステップ270)、テレビチップの電源が遮断される(ステップ280)。
【0024】
図4は、ユーザーがテレビの起動およびシャットダウンのためのTV OSDパターン属性を設定する過程を示すフローチャートである。テレビのスイッチを入れたとき、ユーザーは、テレビ画面上のメニューの指示に従ってリモコンまたはテレビ本体のボタンを使って所望の起動/シャットダウンパターンを設定することができる。
【0025】
まず、TV OSDソフトウェアは画面上にOSDパターン属性のプロンプトを示し、ユーザーはそこから所望のものを選ぶことができる(ステップ310)。上記と同様に、パターン属性には、パターンの使用場面、パターンの種類、パターンの色、パターンの大きさ、パターンの画面上での位置およびパターンの変化属性が含まれる。パターンの使用場面には、起動パターン、シャットダウンパターンなどが含まれる。パターンの種類にはブラインド、カーテン上/下、ボックス・イン/ボックス・アウトなどが含まれる。パターンの大きさにはパターン変化がちょうど始まるときの最初の大きさおよび変化が終わったときの最終的な大きさが含まれる。パターンの色には赤、緑、青、黒、混合色、透明、半透明などが含まれる。パターンの変化属性には、変化の速さ、変化の方向(水平、垂直、対角線など)などが含まれる。
【0026】
OSDパターン属性の選択に関するユーザーの確認が受信されたら(ステップ320)、テレビメインボード上の不揮発性メモリ(NVM)にユーザーの確認情報が書き込まれる(ステップ330)。不揮発性メモリの主たる機能は、データ情報を繰り返し書き込むことができ、電源を切っても情報が失われず、再び電源を入れたときにその情報を読み出すことができるというものである。同様の機能をもつ装置を使うこともできる。
【0027】
本発明は、特定の実施形態を参照しつつ詳細に説明してきた。当業者にとっては、上記の記述に基づいて代替、修正、変更を行うことは明らかであろう。たとえば、パターン属性、キャラクタ属性およびキャラクタマトリクス情報はテレビチップ上にはない指定されたRAMに書き込まれることもできる。そのRAMはテレビチップ上のマイクロプロセッサとデータ交換ができればよい。したがって、こうした代替、修正、変更のすべては付属の特許請求の精神および範囲にはいるときには本発明に含まれるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】A〜Cは、本発明のある実施形態に基づく、テレビのスイッチを入れたときにテレビ画面に表示されるTV OSDソフトウェアの実行結果を示す概略図である。DおよびEは、本発明の実施形態に基づく、キャラクタおよびキャラクタマトリクス情報の一部を示す概略図である。
【図2】本発明の実施形態に基づく、テレビのスイッチを入れたときのTV OSDソフトウェアの実行プロセスを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に基づく、テレビのスイッチを切ったときのTV OSDソフトウェアの実行プロセスを示すフローチャートである。
【図4】テレビの起動とシャットダウンのためのTV OSDパターン属性のユーザーによる設定を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0029】
S210 RGB消去
S212 遅延
S214 テレビコンテンツ画像信号が安定
S216 RGBを開く
S220 パターン属性の設定値を読む
S230 パターン属性をテレビチップのRAMに書き込む
S240 キャラクタ属性をテレビチップのRAMに書き込む
S245 キャラクタマトリクス情報を形成
S250 キャラクタマトリクス情報をテレビチップのRAMに書き込む
S251 キャラクタマトリクス情報を形成
S252 キャラクタマトリクス情報をテレビチップのRAMに書き込む
S255 遅延
S260 OSDパターン変化プロセスが終了したか
S270 RGB消去
S280 テレビチップの電源遮断
S310 画面上にTV OSDパターン属性の選択のプロンプト
S320 TV OSDパターン属性についてのユーザーの確認を受信
S330 テレビの不揮発性メモリに確認された情報を書き込み
【図1A】

【図1B】

【図1C】

【図1D】

【図1E】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
リアルタイムでキャラクタマトリクス情報を生成し、
前記キャラクタマトリクス情報をテレビ画面上に当該キャラクタの対応する形において表示する、
ステップを有することを特徴とする、テレビ画面上でキャラクタを表示するための方法。
【請求項2】
前記生成ステップが所定のアルゴリズムを使って前記マトリクス情報を生成することを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記生成ステップがTV OSDソフトウェアを使って前記マトリクス情報をリアルタイムで生成することを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項4】
リアルタイムでキャラクタマトリクス情報を生成する手段と、
前記生成されたキャラクタマトリクス情報をテレビ画面上に当該キャラクタの対応する形において表示する手段、
とを有することを特徴とする、テレビ画面上でキャラクタを表示するための装置。
【請求項5】
テレビの特定のRAMに所定のパターン属性を書き込み、
テレビの特定のRAMに所定のキャラクタ属性を書き込み、
前記パターン属性およびキャラクタ属性に基づいて所定のパターン変化シーケンスでキャラクタマトリクス情報をリアルタイムで生成し、
前記生成されたキャラクタマトリクス情報をテレビの特定のRAMに書き込み、前記対応するキャラクタからなるTV OSDパターンがテレビ画面上で徐々に変化するようにする、
ステップを有することを特徴とする、テレビ画面上でTV OSDパターンを表示するための方法。
【請求項6】
当該テレビの特定のデバイスから前記所定のパターン属性およびキャラクタ属性を読む、
ステップをさらに有することを特徴とする、請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記パターン属性が該パターンの変化属性を含むことを特徴とする、請求項5記載の方法。
【請求項8】
前記パターン属性が該パターンの形、該パターンの大きさおよび該パターンの画面上での位置を含むことを特徴とする、請求項5記載の方法。
【請求項9】
前記キャラクタ属性が該キャラクタの色および該キャラクタのテレビ画面上での位置を含むことを特徴とする、請求項5記載の方法。
【請求項10】
生成されたキャラクタマトリクス情報を書き込む前記ステップがパターンの変化の速さを制御する遅延ステップを有することを特徴とする、請求項5記載の方法。
【請求項11】
生成されたキャラクタマトリクス情報を書き込む前記ステップの諸キャラクタが上下端から中央領域に向かって所定のシーケンスで徐々に透明になる一連のキャラクタであり、前記キャラクタはテレビ画面上の該キャラクタからなるパターンが所定のシーケンスで変化するときブラインドの開閉のように見えることを特徴とする、請求項5記載の方法。
【請求項12】
所定のシーケンスで中央領域に向かって徐々に透明になる前記一連のキャラクタのキャラクタマトリクス情報がTV OSDソフトウェアのループアルゴリズムによってリアルタイムで生成され、該ループアルゴリズムが行全体の格子を前記キャラクタの上下端から前記中央領域に向かって徐々に0にセットすることを特徴とする、請求項11記載の方法。
【請求項13】
テレビの特定のRAMに所定のパターン属性を書き込む手段と、
テレビの特定のRAMに所定のキャラクタ属性を書き込む手段と、
前記パターン属性およびキャラクタ属性に基づいて所定のパターン変化シーケンスでキャラクタマトリクス情報をリアルタイムで生成する手段と、
前記生成されたキャラクタマトリクス情報をテレビの特定のRAMに書き込み、前記対応するキャラクタからなるTV OSDパターンがテレビ画面上で徐々に変化するようにする手段、
とを有することを特徴とする、テレビ画面上でTV OSDパターンを表示するための装置。
【請求項14】
当該テレビの特定のデバイスから前記所定のパターン属性およびキャラクタ属性を読む手段をさらに有することを特徴とする、請求項13記載の装置。
【請求項15】
前記キャラクタが上下端から中央領域に向かって所定のシーケンスで徐々に透明になる一連のキャラクタであり、前記キャラクタはテレビ画面上の該キャラクタからなるパターンが所定のシーケンスで変化するときブラインドの開閉のように見えることを特徴とする、請求項13記載の装置。
【請求項16】
画面と、
画面キャラクタ表示装置とを有するテレビであって、該画面キャラクタ表示装置がさらに:
リアルタイムでキャラクタマトリクス情報を生成する手段と、
前記生成されたキャラクタマトリクス情報を当該テレビ画面上に対応するキャラクタ形で表示する手段、
とを有することを特徴とするテレビ。
【請求項17】
画面と、
画面パターン表示デバイスとを有するテレビであって、該画面パターン表示装置がさらに:
テレビの特定のRAMに所定のパターン属性を書き込む手段と、
テレビの特定のRAMに所定のキャラクタ属性を書き込む手段と、
前記パターン属性およびキャラクタ属性に基づいて所定のパターン変化シーケンスでキャラクタマトリクス情報をリアルタイムで生成する手段と、
前記生成されたキャラクタマトリクス情報をテレビの特定のRAMに書き込み、前記対応するキャラクタからなるTV OSDパターンが徐々に変化するようにする手段、
とを有することを特徴とするテレビ。
【請求項18】
テレビの特定のRAMに所定のパターン属性を書き込み、
テレビの特定のRAMに所定のキャラクタ属性を書き込み、
テレビの特定の場所に保存されているキャラクタ記憶から、前記パターン属性およびキャラクタ属性に基づく所定のパターン変化シーケンスに含まれるキャラクタマトリクス情報を読み込み、
前記読み込みキャラクタマトリクス情報をテレビの特定のRAMに書き込み、前記対応するキャラクタからなるTV OSDパターンがテレビ画面上で徐々に変化するときにブラインドの開閉のように見えるようにする、
ステップを有することを特徴とする、テレビ画面上でTV OSDパターンを表示するための方法。
【請求項19】
テレビ画面上でTV OSDパターン属性の任意的な項目を促し、
前記TV OSDパターン属性についてユーザーの選択および確認を受け入れ、
テレビの不揮発性記憶装置に前記受信した確認情報を書き込む、
ステップを有することを特徴とする、テレビのスイッチを入れたり切ったりするときのテレビ画面上のTV OSDパターンを設定するための方法。
【請求項20】
前記パターン属性が、該パターンの使用場面、該パターンの種類、該パターンの色、該パターンの形、該パターンの大きさ、該パターンの画面上での位置および該パターンの変化属性を有することを特徴とする、請求項19記載の方法。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−501559(P2007−501559A)
【公表日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−522458(P2006−522458)
【出願日】平成16年7月28日(2004.7.28)
【国際出願番号】PCT/IB2004/051313
【国際公開番号】WO2005/013609
【国際公開日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【氏名又は名称原語表記】Koninklijke Philips Electronics N.V.
【住所又は居所原語表記】Groenewoudseweg 1,5621 BA Eindhoven, The Netherlands
【Fターム(参考)】