説明

多軸組付装置

【課題】1つのワークに対して複数の組付け箇所を有し、その組付け間隔が狭い場合であっても一度に部品の組付けを可能とする多軸組付装置の提供を目的とする。
【解決手段】複数の所望部品の一例であるねじ2を複数供給可能な部品供給装置と、供給される前記ねじ2を複数支持可能な受取板7と、この受取板7を水平方向に往復移動可能な移動手段8と、前記ねじ2の駆動部と係合可能な組付工具の一例であるビット3およびねじ2を頭部から吸着可能な吸着パイプ4を備える組付手段の一例であるねじ締めツール20と、このねじ締めツール20を複数具備して往復移動可能な往復移動手段と、前記受取板7の移動先に前記吸着パイプ4の先端部を配し、受取板7に支持されるねじ2を吸着パイプ4の内部に吸着可能に構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、1つのワークに対して複数の組付け箇所を有し、その組付け間隔が狭い場合であっても一度に部品の組付けを可能とする多軸組付装置に関する。
【背景技術】
【0002】
昨今、ワークの小型化が進み、所望部品の一例であるねじによって組付け作業を要するワークにおいて、ねじの組付け箇所の間隔(以下、組付けピッチという)が非常に狭くなっている。また、このようなワークへの組付け作業には、組付け作業時間短縮の観点から一般的に複数のねじを一度に組付け可能な多軸組付装置50の一例である多軸組付装置が広く用いられる。この多軸組付装置は、特許文献1および図4に示すものが知られており、以下に説明する。
【0003】
従来の多軸組付装置は、前記ねじを1本ずつ分離圧送可能な部品供給装置の一例であるパーツフィーダ(図示せず)と、前記ねじ2の搬送経路をなすホース57と、前記ねじ2を保持可能なチャックユニット51と、前記ねじ2の駆動部と係合可能な組付工具の一例であるビット3と、このビット3を具備した組付手段の一例であるねじ締めツール20と、このねじ締めツール20を往復移動可能にし複数のねじ締めツール20を具備した往復移動手段(図示せず)と、ねじ2の圧送および締結動作等を指令する制御装置(図示せず)とから構成される。
【0004】
前記チャックユニット51は、前記ねじ2の通過可能なホース金具52と、このホース金具52に接続され前記ねじ2と前記ビット3との通過を可能とする通過経路を設けた工具ガイド53と、この工具ガイド53に連結した中空軸状のガイドパイプ54とから構成される。前記工具ガイド53は、鉛直に延びる前記ビット3の通過経路とこのビット3の通過経路に対して所定の傾斜角から成るねじ2の通過経路とが連通した略Y字状の内部経路を有し、所定の傾斜角から成るねじ2の通過経路の入口には前記ホース金具52が配され、前記ホース57に接続される。一方、前記ガイドパイプ54は、その先端に複数の穴を有し、この穴には断面”く”字状の板ばね56の一端が突出するようにそれぞれ配される一方、前記板ばね56の他端は前記ガイドパイプ54の外径とリング状の板ばね固定部材55とに挟み込まれている。また、前記ホース57の一端は、前記パーツフィーダのねじ排出部(図示せず)に接続される一方、他端は、前記ホース金具52が接続されている。なお、前記チャックユニット51は、前記往復移動手段の可動部材61に固定されており、その設置数は前記ねじ締めツール20と同数であり、このチャックユニット51に接続される前記ホース57も同様の数が具備される。
【0005】
次に、従来の多軸組付装置の作用について説明する。まず、前記パーツフィーダから分離排出されたねじ2は、前記ねじ排出部を経由して前記ホース57の内部にそれぞれ1つずつ排出され、前記ホース57の内部に留まる。その後、前記制御装置の指令を受けて前記ねじ排出部から圧縮空気が排出され、この圧縮空気によって前記ねじ2は、前記ホース内を通過して前記チャックユニット51の内部に圧送される。このため、このねじ2の頭部座面2aと前記板ばね56の突出部とが当接して、ねじ2は吊り下げる形で支持されて前記ガイドパイプ54の先端に静止する。次に、前記制御装置の指令を受けて前記往復移動手段が作動し、前記ビット3と前記可動部材61とを一体に下降させ、前記ガイドパイプ54がワーク(図示せず)の上面に当接した後あるいはこれらの当接直前以後は、前記ビット3のみを下降させるとともに回転させる。これにより、ビット3の先端は、前記ガイドパイプ54に支持されたねじ2の駆動部と係合し、ねじ2が前記ワークに締結される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開平6-5829号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の多軸組付装置は、工具ガイドの内部経路が略Y字状であるため、工具ガイドの外形寸法が大きく、複数のガイドパイプを間近に並べることができず、狭い組付けピッチへの同時組付けに対応できない問題があった。このような狭い組付けピッチへの部品の組付け作業に対応するため、例えば同時組付けを行わず1つの組付手段を昇降可能な単軸組付装置を複数回数動作させる方法が挙げられるが、この方法であれば1つのワークに要する組付け作業時間が増大する問題がある。また、所望部品の圧送を廃止して所望部品を作業者によりあらかじめ全ての組付け箇所へ供給すれば、前記チャックユニットが不要となるため、前記組付手段の配置間隔を狭くして、一度に複数の組付け作業を行える。しかし、全ての組付け箇所に所望部品を供給するために時間を要するため、結果的に組付け作業時間の短縮が行えない問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、狭い組付けピッチに所望部品を一度に組付け可能な多軸組付装置の提供を目的とする。この目的を達成するために、本発明は、複数の所望部品を供給可能な部品供給装置と、供給される前記所望部品を複数支持可能な受取板と、この受取板を往復移動可能な移動手段と、前記所望部品の組付工具および所望部品を吸着可能な吸着パイプを備える組付手段と、この組付手段を複数具備して往復移動可能な往復移動手段と、前記受取板の移動先に前記吸着パイプの先端部を配し、受取板に支持される所望部品を吸着パイプ内に吸着することを特徴とする。
【0009】
なお、前記所望部品の支持可能な保持穴の形成可能な開閉式チャックを前記受取板の上方に配することが好ましい。また、組付工具を所望部品の駆動部に係合可能なビットあるいは、所望部品の上面に当接可能なシャフトとしてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の多軸組付装置によると、従来のチャックユニットを不要にすることができるため、複数の組付手段を狭い間隔に配置でき、狭い組付けピッチを有するワークへの部品の組付け作業が一度で行える利点がある。また、所望部品を一旦保持する前記開閉式チャックを備えることにより、前記受取板の動作中であっても開閉式チャックに部品圧送が行え、サイクルタイムの短縮が可能となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係わる一実施例の多軸組付装置の概略説明図である。
【図2】図1の開閉式チャックの動作説明図である。
【図3】本発明に係わる別の実施例の多軸組付装置の要部概略説明図である。
【図4】従来の多軸組付装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
まず、本願発明の多軸組付装置1の一例である多軸組付装置について図1および図2に基づき以下に説明する。本願発明の多軸組付装置は、前記ねじ2を分離圧送可能なねじ排出部を複数有する部品供給装置の一例であるパーツフィーダ(図示せず)と、前記ねじ排出部にそれぞれ個別に接続され前記ねじ2の通過を可能とする複数のホース(図示せず)と、これらホースにそれぞれ個別に接続され前記ねじ2の通過を可能にする複数のホース金具5と、これらホース金具5から前記ねじ2を受け取って前記ねじ2を複数支持可能な開閉式チャック6と、この開閉式チャック6の下方に位置し開閉式チャック6から排出された前記ねじ2を全て支持可能な受取板7と、この受取板7を昇降方向および水平方向へ移動可能な移動手段8と、前記ねじ2の駆動部と係合可能な組付工具の一例であるビット3と、前記ねじ2を吸着して保持可能な吸着パイプ4と、この吸着パイプ4と前記ビット3とを具備した組付手段の一例であるねじ締めツール20と、このねじ締めツール20を昇降方向に移動可能にし複数のねじ締めツール20を具備した往復移動手段(図示せず)と、前記パーツフィーダのねじ送りや前記ねじ締めツール20の動作等の指令を行う制御装置(図示せず)とから構成される。
【0013】
前記ホース金具5は、前記ねじ2の頭部外径よりも若干大きい穴を有しており、その一端に前記ホースが接続され、前記パーツフィーダから圧送されたねじ2の通過を可能とし、ねじ2を下流へ排出可能に構成される。このホース金具5は、前記ねじ締めツール20の隣接する位置に複数配置されており、その配置間隔はワーク30の組付けピッチと一致している。
【0014】
前記開閉式チャック6は、圧縮空気を動力源とするシリンダ10と、前記ねじ2の一時的保持を可能なチャック部17とから構成される。前記チャック部17は、板状の側面に複数の切欠部16a,16b,16c,16dが形成されたチャックA12と、このチャックA12のそれぞれの前記切欠部16a,16b,16c,16dに対して対称に形成された切欠部16e,16fを有するチャックB13および同様の切欠部16g,16hを有するチャックC14と、このチャックC14と前記チャックB13とを連結する連結板15とから構成される。また、前記シリンダ10の上面には、シリンダ10の延びる方向でかつ同一線上に配された2つのスライド板11a,11bを備え、シリンダ10の作動によりこれらのスライド板11a,11bが図2の(a)および(b)に示すようにシリンダ10の延びる方向にそれぞれ対向に可動可能である。このスライド板11aは、前記チャックA12が連結される一方、前記スライド板11bは、前記チャックC14が固定されている。前記シリンダ10の作動により、前記スライド板11a,11bが共に接近する方向に移動すれば、図2(b)に示すように前記チャックA12の側面と前記チャックB13および前記チャックC14との側面とが当接するため、前記チャック部17にはそれぞれの切欠部16a,16b,16c,16dによって保持穴18が形取られる。これらの保持穴18は、上面から下面に向かって前記ねじ2のねじ部外径よりも若干大きい穴が形成されると共に、その上面には逆円錐状の案内部が形成されている。このため、保持穴18は、前記ホース金具5から排出された前記ねじ2を保持穴18に形成された逆円錐状の案内部から案内可能にし、前記ねじ2の頭部座面2aの一部を前記案内部で支持すると共に、前記ねじ2のねじ部外径をガイドしてねじ2の先端が下方に突出するように保持する。一方、前記シリンダ10の作動により、前記スライド板11a,11bが共に遠ざかる方向へ移動すると、図2(a)に示すように前記保持穴18が拡開され、保持穴18に保持されていた前記ねじ2は下方に落下する。なお、前記シリンダ10には、前記チャック部17の開状態(図2(a)の状態)および閉状態(図2(b)の状態)とを認識できるシリンダスイッチ(図示せず)を複数備えており、これらのシリンダスイッチは、前記制御装置に接続されている。
【0015】
また、この開閉式チャック6の下方には前記受取板7が配され、この受取板7には前記保持穴18の軸線と一致する受取穴7aが複数形成されており、この受取穴7aは、上部が逆円錐状の案内部と前記ねじ2のねじ部外径よりも若干大きい穴とから構成される。この受取板7が開閉式チャック6の直下に位置していれば、保持穴18に支持されているねじ2の先端部は前記受取穴7aによってガイドされている。
【0016】
一方、前記移動手段8は、ベース面に設置され昇降方向に作動可能なシリンダ8aと、このシリンダ8aの可動部に固定され水平方向に作動可能なシリンダ8bとから構成される。前記シリンダ8bの可動部には、前記受取板7が固定されており、この受取板7は移動手段8の作動によって図1に示すように前記開閉式チャック6の直下に位置するねじ受取位置(以下、位置Aという)およびこの位置Aの下方(以下、位置Bという)、ワーク30の上方(以下、位置Cという)および前記ねじ締めツール20の直下つまり前記吸着パイプ4と前記受取板7の上面とが当接する位置(以下、位置Dという)にそれぞれ移動できる。
【0017】
前記ねじ締めツール20は、前記ビット3に回転伝達可能な回転駆動源の一例であるモータ(図示せず)と、前記ビット3を内包しビット3の挿通穴9を有する吸着パイプ4と、この吸着パイプ4を下方に常時付勢する圧縮ばねと、前記挿通穴9に連通するように配管接続された真空発生器(図示せず)とから構成される。
【0018】
前記往復移動手段の可動部には、ワーク30の組付けピッチに合わせて前記ねじ締めツール20が複数配置されており、往復移動手段の作動によって前記ねじ締めツール20の昇降が開始する。
【0019】
前記制御装置は、前記部品供給装置および前記往復移動手段、前記移動手段8、前記ねじ締めツール20のモータ、前記真空発生器にそれぞれ接続されており、ねじ2を前記吸着パイプ4へ供給して前記ワーク30に螺入可能に構成される。
【0020】
次に、本発明に係る多軸組付装置の作用について説明する。前記チャック部17が閉状態であれば、前記制御装置は、前記パーツフィーダのねじ排出部から圧縮空気を排出させ、この圧縮空気によって前記ねじ2を前記開閉式チャック6の前記保持穴18に圧送する。このねじ2が所定の数だけ前記保持穴18に供給され、しかも、前記受取板7が前記位置Aに位置していれば、前記制御装置の指令により前記チャック部17は開状態となる。これにより、前記保持穴18で保持されていたねじ2は、下方に落下して前記受取板7の受取穴7aによってそれぞれ保持される。また、前記開閉式チャック6に保持されているねじ2は、その先端部を前記受取板7の受取穴7aにガイドされているため、前記保持穴18を拡開してもそれぞれの切欠部の移動方向に沿って移動することなく、受取穴7aへ確実に供給される。次に、前記チャック部17は、開状態開始から所定時間経過すれば閉状態となり、前記パーツフィーダは前記保持穴18へねじ送りを開始すると共に、前記前記シリンダ8aも作動して前記受取板7が前記位置Bまで下降する。この受取板7が位置Bに位置し、かつ、前記ねじ締めツール20が図1に示すように原点復帰していれば、前記シリンダ8bの作動により受取板7は、位置Cに突き出され、その後前記シリンダ8aの作動により位置Dまで上昇し、前記受取板7の上面と前記吸着パイプ4の先端とが当接する。
【0021】
このように、前記受取板7の上面と前記吸着パイプ4の先端とが当接してから所定時間経過すると、前記真空発生器の作動により全ての吸着パイプ4の先端から空気の吸引が行われ、この吸引によって前記受取板7に供給された全てのねじ2がそれぞれの吸着パイプ4の内部に供給される。次に、前述の真空発生器の吸引開始から所定時間経過すると、前記受取板7に保持されていた全てのねじ2がそれぞれの吸着パイプ4の内部に吸引されたと判断し、前記移動手段8の作動により受取板7は、前記位置Dから前記位置Cまで下降し、その後位置Bまで引き込まれ、前記位置Aへと順に移動する。また、前記受取板7が位置Bあるいは位置Aに位置していれば、前記往復移動手段が作動して複数の前記ねじ締めツール20を同時に下降させるとともに、前記ビット3の回転も開始され前記ねじ締めツール20の内部に供給されたねじ2は、ワーク30に一斉に螺入される。
【0022】
以上説明したように、本発明の多軸組付装置によれば、パーツフィーダから圧送された複数の前記ねじ2は、一旦前記受取穴7aで保持され、その後複数のねじ締めツール20の内部へと供給される。このため、パーツフィーダから圧送されたねじ2を一旦保持していた従来のチャックユニットが不要となるため、隣接するねじ締めツール20を狭く配置でき、狭い組付けピッチの同時組付け作業が可能となる利点がある。また、開閉式チャックを備えているため、前記受取板7の動作中に前記ねじ2を前記開閉式チャック6の保持穴18へ事前に供給でき、ねじ2の供給時間を短縮できる利点もある。
【0023】
なお、実施例では所望部品をねじ2とし、組付工具を前記ねじ2の駆動部と係合可能なビット3とし、組付手段を前記ビット3およびこのビット3に回転伝達可能なモータを具備したねじ締めツール20としたが、例えば図3に示すように所望部品が無頭棒材であるピン42や有頭棒材であるリベット(図示せず)等であれば、ビット3を前記ピン42の上面、あるいは前記リベットの頭部上面と当接可能なシャフト41とし、ねじ締めツール20を前記シャフト41をシャフト41の延びる方向に摺動動作可能な摺動駆動源(図示せず)としてもよい。これにより、前記吸着パイプ4の内部に吸引された前記ピン42あるいはリベットは、前述のシャフト41の摺動動作によってワーク30へ組付けることができる。このように、本願発明から逸脱しない範囲であれば、所望部品の形状およびワーク30への組付方法に合わせて、受取穴7aと保持穴18と組付工具それぞれの形状および組付手段の構造を変更してもよいことは言うまでもない。
【符号の説明】
【0024】
1 多軸組付装置(本発明)
2 ねじ
2a 頭部座面
3 ビット
4 吸着パイプ
5 ホース金具
6 開閉式チャック
7 受取板
7a 受取穴
8 移動手段
8a シリンダ
8b シリンダ
9 挿通穴
10 シリンダ
11a スライド板
11b スライド板
12 チャックA
13 チャックB
14 チャックC
15 連結板
16a 切欠部
16b 切欠部
16c 切欠部
16d 切欠部
16e 切欠部
16f 切欠部
16g 切欠部
16h 切欠部
17 チャック部
18 保持穴
20 ねじ締めツール
30 ワーク
41 シャフト
42 ピン
50 多軸組付装置(従来)
51 チャックユニット
52 ホース金具
53 工具ガイド
54 ガイドパイプ
55 板ばね固定部材
56 板ばね
57 ホース
61 可動部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の所望部品を供給可能な部品供給装置と、供給される前記所望部品を複数支持可能な受取板と、この受取板を往復移動可能な移動手段と、前記所望部品の組付工具および所望部品を吸着可能な吸着パイプを備える組付手段と、この組付手段を複数具備して往復移動可能な往復移動手段と、前記受取板の移動先に前記吸着パイプの先端部を配し、受取板に支持される所望部品を吸着パイプ内に吸着することを特徴とする多軸組付装置。
【請求項2】
前記所望部品の支持可能な保持穴の形成可能な開閉式チャックを前記受取板の上方に配したことを特徴とする請求項1に記載の多軸組付装置。
【請求項3】
組付工具を所望部品の駆動部に係合可能なビットとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多軸組付装置。
【請求項4】
組付工具を所望部品の上面に当接可能なシャフトとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多軸組付装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−240122(P2012−240122A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−108691(P2011−108691)
【出願日】平成23年5月13日(2011.5.13)
【出願人】(000227467)日東精工株式会社 (263)