説明

天然抽出物を用いた植物栽培等における培地基材等の製造方法

【課題】本発明は、天然抽出水を植物栽培・茸の菌床栽培における培地仕込み工程等において、水溶性成分含有物質組成の有効成分の抽出による殺菌性・消毒性・衛生環境活用方法及び製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、水溶性被抽出原料を浸透性のある袋状に入れ、それを天然抽出水に入れる事の効果で、殺菌作用が働き、さらにアルカリ性で中和反応されることで、抽出物成分組成抽出が効率良く製造され、することを特徴とする植物栽培・茸の菌床栽培における培地基材等の処理方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物栽培・茸の菌床栽培等における培地仕込み等の工程において、pH調整を用いた殺菌効果手法と被抽出物質から得られる含有物質の成分組成の製造に関するものである。
【0002】
本発明は、木質・植物を加熱分解することによって得られる天然抽出物によるpH調整化合物の成分組成を大量生産が可能なことから、産業開発において期待できる。
【0003】
被抽出物質の成分組成の利便性に関するものである。
【背景技術】
【0004】
天然抽出物の強酸性による殺菌性・消毒性成分物質については,公知とされている。しかし、植物栽培・茸の培地基材等において、ボイラ−による加熱殺菌方法が採用され、培地内在の茸菌糸の揮発性成分が放散され培地環境を弱め、菌糸に不均一が生じ、有効のないままが実態である。ボイラ−設備、伴う燃料の導入コストの高額・環境問題に問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来を鑑みて、植物栽培・茸の菌床栽培の培地基材仕込み工程等において、天然抽出水を浸漬することにより殺菌性・消毒性効果が容易に確実に効果が得られる。
【0006】
本発明は、このような実状に鑑みなされたものであり、成分物質は水溶性成分を含有していることからボイラ−による加熱方法から、天然抽出水を用いたpH調整を可能とする植物栽培・被抽出物質等の菌糸に必要な水分補給を与える茸菌の成分を促進とする。含有成分組成を発揮させる茸の菌床栽培における培地基材等の処理方法とその提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
課題を解決するため、被抽出物質を天然抽出水でpH調整可能とした本発明技術は、浸透性の装置に被抽出物を封入することで有効成分の組成構造の植物栽培・茸の菌床栽培における培地基材等を図ったことによる、好ましい選択の合理的構成が得られ、この発明に到達した。
【発明の効果】
【0008】
以上のように、本発明技術は、有効成分を無駄なく発揮され、融合性に優れ、汎用され、産業への期待は大きい。
【0009】
この発明は、原料となるものを浸透性のある袋状にいれ、それを水中に入れ成分を抽出物として、効率が良く製造されることを特徴とする。
【0010】
天然素材の有用な物質は、各地域の地域資源の利用技術となり、しかも、天然資源の活用から安定供給ができ、規模の自在設定ができることからも地域産業に貢献することを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明は、有効成分組成を請求項1から請求項5から得たことを特徴とする。例えば、前述の被抽出物質を透水性の良い袋状に入れ、天然抽出水の酸性・アルカリ性のpH調整液体物質に浸漬ことで成果を得た。植物栽培・培地基材等による成分組成加工を図ることの選択による好ましい効果が得られる。
【0012】
上記技術でもって、有効物質の含有する成分を効率よく抽出できる。成分を多く含む効果を得ることができる。前述の好ましくは天然抽出水を用いるのが良いが、酸性を保持し、水道水・天然水・ミネラル水・酸化還元水・活性水・製氷水・超微粒子水等の用いることに限るものではない。
【産業上の利用可能性】
【0013】
本発明の、成分組成の抽出する方法及び製造方法は、天然素材加工技術によることを特徴としている。
【0014】
上記、地域の天然資源を活用することで産業上の利用可能性を有する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物栽培・茸の菌床栽培における培地仕込み工程等において、培地基材を木質・植物を加熱分解して得られる天然抽出物の酸性水pH3±1を透水性のある袋素材に入れ培地基材内部を浸漬することにより殺菌性・消毒性効果が得られることを特徴とする茸の菌床栽培における培地基材等の処理方法。
【請求項2】
請求項1の培地基材にアルカリ水に浸漬することにより中和反応の被抽出物成分組成抽出を得たことを特徴とする植物栽培・茸の菌床栽培における培地基材等の処理方法。
【請求項3】
請求項2に請求項1の単独で用いても良く、また請求項1に請求項2の被抽出物素材混合によって成分組成を得ることを特徴とする植物栽培・茸の菌床栽培における培地基材等の処理方法。
【請求項4】
請求項3において好ましくは電気分解水を用いると良いが、中和水に安価な水道水、天然水、ミネラル水、酸化還元水、活性水、製氷水、超微粒子水を用いることの想定内、同等の成果を得ることを特徴とする植物栽培・茸の菌床栽培における培地素材等の処理方法。
【請求項5】
前記、請求項1から4において本発明趣旨を逸脱しない範囲の変更は、本発明に含まれる。

【公開番号】特開2012−85622(P2012−85622A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−246783(P2010−246783)
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】