説明

女性用水治療マッサージデバイス

女性の使用者が入った水の本体、すなわち浴槽に沈めるポータブル水マッサージデバイスは、陰唇領域を局所的にマッサージし、女性の使用者のクリトリスを集中的に刺激することによって、全身に強い興奮をもたらし、全体として、陶酔状態及び心を落ち着かせる効果を引き起す。本装置は、臀部を載せるサドル状ハウジング、及び刺激を制御するためのサドルホーンを使用する。サドルホーンの中間区分にはハイドロジェットが配置されており、ジェットは、水の本体から吸引する循環水ポンプからの駆動流れを有する。ハイドロジェットの圧力は調節可能である。リズミカルなパルス効果を得るため、排出される水を通気する方法を提供する。サドルホーンを保持し、ハイドロジェットから骨盤領域の所望の箇所へ排出される流れを集中する必要に応じて身体下部を位置決めする。

【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
イリノイ州ゲネセオに居住する米国市民である私デビッド・ヘイルマンは、本件特許出願において、私の発明である「女性用水治療マッサージデバイス」を使用する装置及び方法を開示し、特許請求する。さらに、私は、本願が、2004年12月18日に出願した「女性用水治療マッサージデバイス」という表題の非仮特許出願第11,016,046号の優先権を主張するものであるということをここに申し立てる。当該非仮特許出願は、参照として、この特許出願に含まれる。
【合衆国が出資者となっている調査または開発に関する陳述】
【0002】
本特許出願に開示され、説明される発明の開発または創作には、合衆国の資金は全く使用されていない。
〔配列記載書、表、またはコンピュータプログラムリストのコンパクトディスクの付録に対する参照(適用なし)〕
【技術分野】
【0003】
本発明は、女性の使用者の陰唇領域に対してマッサージ治療を行うためのポータブルな水治療用刺激デバイスの分野に関し、該装置では、温泉、浅いプール、または浴槽等の小さな水含有物体内で水を循環する方法を使用し、所望の効果を発生する。
【背景技術】
【0004】
人間の身体をマッサージしてストレスの軽減及びリラックスを図るためのさまざまな機械的刺激デバイス及び限られた数の水治療デバイスが従来技術で周知である。典型的な女性のクリトリスを直接刺激すると、全身に絶頂感をもたらすということは、当業者に周知の事実である。この目的のため、多くのデバイスが開発されてきた。機械振動刺激デバイスにはさまざまなものがあり、局所的筋肉組織を気持ちよくリラックスするために人間の身体のすべての部分をマッサージするのに使用でき、女性の使用者のクリトリス刺激点に効果を集中するのに使用してもよい。水の循環、加熱、及び通気を可能にする水で満たされた浴槽セット内の使用者の周囲に、複数のハイドロジェットが配置された温泉や渦流浴を使用することによって、ほぼ全身の治療が行われる。外部の水源または循環水源と流体連通したハイドロパルセーティングデバイスを、シャワー、浴槽、渦流浴、及び個人用温泉で使用し、振動デバイスと同様であるが、さらに深いマッサージ効果を得る。これらの個人用温泉には、手持ち式局所的マッサージ方法をオプションとして使用するものは僅かである。
【0005】
さらに最近の個人用温泉及び渦流浴は、人間の体型に合わせた(contoured)快適な着座装置を提供するように形状及び設計が進化し、背中、首、脚部、足、及び骨盤領域等の人間の所定の解剖学的構造に刺激を提供するようにハイドロジェットが戦略的に配置されている。
【0006】
ジレットに付与された米国特許第5,920,923号には、固定の渦流浴温泉環境と組み合わせたクリトリス水刺激が教示されている。ジレットによって教示されたように、及び本発明と同様に、水に混入された空気によって女性性器を刺激できる。しかしながら、ジレットが教示したユニットはポータブルでなく、購入、設置、及び維持に非常に費用がかかる。さらに、ジレットは、固定的に配置できるとともに刺激中に空気−水流れ(air-water stream)の微調整を可能にする方法または装置を教示していない。
【0007】
菅井に付与された米国特許第5,077,841号は、浴槽内の水を循環するように設計されたポータブルな自給式ポンプユニットを使用する。ポンプユニットの排出は、ハイドロジェットを使用し、使用者がデバイスの排出近くに移動したときに局所的マッサージを行うため、空気混入混合物が目標点に差し向けられる。ポンプユニットに電力を提供するため、充電池を使用する。多数の排出経路を使用し、デバイスを出る水流の種類を使用者が選択できるようにする。ハウジングは、浴槽の壁に一時的に取り付けられる。
【0008】
ヤマサキに付与された米国特許第4,924,535号は、上記の菅井の特許と同じ原理に基づき、外部電源を使用する。ヤマサキは、浴槽内に位置決めするのが容易ではない固定取り付けを必要とし、使用者は限度内でしか調節できない。ヤマサキは、使用者が求めるさまざまな局所的刺激を行う上で実際的でない。さらに、ヤマサキは、直接的または間接的制御方法についての教示を提供しない。さらに、ヤマサキは、使用者の脚の間に配置できる係合面を教示しない。
【0009】
ガレラに付与された米国特許第4,123,808号は、通気を行っていない水を使用する、一般的な領域の洗浄システムを教示する。システムを使用するため、使用者は、椅子を浴槽に最も永久的に取り付ける。さらに、洗浄中、使用者は、ノズル、すなわち水を洗浄領域に差し向ける構造と接触せず、かくして使用者に当たる空気−水流れに対する使用者の制御が限定される。
【0010】
プラットに付与された米国特許第3,902,200号もまた、一般的な領域の洗浄システムを教示する。このシステムは、「シッズ(Sitz)」浴と呼ばれ、これも、通気を行っていない水を使用する。システムをプラットが教示しているように使用するため、使用者は、浴槽内に配置された湾曲した椅子に動かないように座らなければならない。プラットには、洗浄に使用される水の方向を調節するための方法または装置は教示されていない。プラットには、使用者の脚の間に係合できる、または使用者の前側領域に快適にアクセスできる方法または装置は教示されていない。
【0011】
タルゲ等(「タルゲ」)に付与された米国特許第4,100,917号は、空気−水混合物を浴槽の底部の全体的領域に供給するため、浴槽の側部に取り付けられるポータブル水循環デバイスを開示する。より特定的なターゲット領域に届くことができるユニットにホースによって連結された随意の手持ち式デバイスも教示されている。タルゲには、随意の手持ち式デバイスを浴槽の壁に取り外し可能に固定するための手段は教示されていない。
【0012】
米国特許第5,807,289号は、水に沈めて使用するためのポータブルな手持ち式水マッサージデバイスであり、使用者の身体の部分に集中した刺激を提供する。ここに開示されているように、この特許は、デバイスのベースに固定的に枢着できる装置または方法を教示しない。
【0013】
上記しかつ論じた従来技術は、女性性器及びその周囲領域に水治療刺激を施すのに必要な教示に弱点がある。従来技術には、刺激流の限定的制御が教示されていない。従来技術には、使用者を快適にできかつ使用者を刺激できるデバイスまたは方法が教示されていない。従来技術には、デバイスと使用者の身体下部との間の係合により、刺激流を制御できるデバイスまたは方法も教示されていない。従来技術には、使用者が個々の制御や制御の選択を行うことができないというという共通の欠点がある。かくして、この教示が今日までなされなかったことは、水を使用者の刺激に使用することの有効性を限定する。
【特許文献1】米国特許第5,920,923号
【特許文献2】米国特許第5,077,841号
【特許文献3】米国特許第4,924,535号
【特許文献4】米国特許第4,123,808号
【特許文献5】米国特許第3,902,200号
【特許文献6】米国特許第4,100,917号
【特許文献7】米国特許第5,807,289号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
従って、本発明の目的は、水治療及び刺激方法、及び必要物がすべて完備した入浴領域内に固定的に取り付けることができるデバイスを提供することである。
【0015】
本発明の別の目的は、使用者の膣領域と装置が直接係合することなく、使用者の足の間に快適にアクセスすることである。
【0016】
本発明の別の目的は、社会的に受け入れられ、所望の効果を得るために膣開口部に挿入することを必要としない、女性の使用者の陰唇領域の局所的な集中した刺激のための実用品を提供することである。
【0017】
本発明の別の目的は、排出ノズルを陰唇領域と近接させることと、使用者を刺激するための排出流軌跡が調節可能であることと、「ハンズフリー」調節とを組み合わせることである。本発明者は、排出ノズルを重要な時期に微調節する必要があり、手が排出流を遮ったときや、調節を行うためにデバイスを身体から離さなければならないときに精神的に集中が途切れるということを理解している。
【0018】
本発明の別の目的は、排出ノズルが取り付けられたハウジングを動かすことによって、排出流の強さを最小に変化させることによって排出流の軌跡を間接的に調節できることである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本明細書中に説明した本件技術は、従来技術の欠点を解決する。本明細書中に開示しかつ説明した装置は、従来技術の弱点を扱い、温泉、プール、または浴槽等のどのような浅い入浴領域内でも配置できる小型の可搬式デバイスを提供することによって、水治療刺激デバイスを改良する。デバイスは可搬式であるけれども、水の容器の壁に固定できる。取り外すことができかつ固定することができるため、使用者は、デバイスと、使用者と、入浴領域内での使用者の位置との間に快適な空間関係を見つけて、次いでその位置を維持することができる。その関係を確立し、固定した後、使用者はデバイスの側方係合面を使用し、装置を使用者の脚の間に、使用者が決定したように、高い快適レベルで位置決めする。使用者は、そのときに、水流したがって治療領域を、刺激中に微細なレベルで直接制御してもよい。治療及び刺激が動的プロセスであるため、直接的または間接的制御表面により、使用者は、特定の使用者についての最良の刺激面積及び速度を特定の時期に見つけることができる。
【0020】
ハウジング内に設けられたポータブルポンプユニットは、女性の骨盤領域を受け入れ、かつ骨盤領域に、空気を含む水のパルスを集中して差し向けるように設計されている。前記ポータブル水マッサージデバイスは、女性の使用者が入った水の包囲体すなわち浴槽に沈めたとき、陰唇領域に局所的マッサージを提供し、女性の使用者のクリトリスを集中的に刺激することにより、全身に強い興奮をもたらし、全体として、陶酔状態及び心を落ち着かせる効果を引き起す。
【0021】
本装置は、臀部を載せるサドル状ハウジング、及びサドルホーンを使用して刺激の集中を制御する。サドルホーンの中間区分には、水の本体から吸引する循環水ポンプからの被駆動流を有するハイドロジェットが配置されている。ハイドロジェットの圧力は調節可能である。リズミカルな脈動効果を考慮して、排出される水の通気方法を提供する。サドルホーンを保持し、ハイドロジェットから排出された水を骨盤領域の所望の箇所へ集中する必要に応じて身体下部を位置決めする。
【0022】
クライマックスの効果が、既述の代表的な機械振動デバイス及び従来の水治療デバイスよりも優れている。作動時に、女性の使用者がユニットを制御し、流れの角度及び強さを変化させ、かわるがわりに座り、または休んだ姿勢でもたれて脚を延ばしたりまたは脚を身体に近付けたりする。デバイスはポータブルであり、さまざまな位置に移動できる。浴槽の底部に固定した、取り外し可能なしっかりしたベースが、ユニットに接触する使用者の骨盤からの適度な量の圧力を考慮して必要である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
図1を参照すると、水マッサージデバイスは、例えば標準的な浴槽14に含まれる水13の水の本体に沈めた場合に機能する。水マッサージデバイスは、サドル1からなる。サドル1は、内部部品用の溢れ可能なハウジングとして機能し、さまざまに配置される細長い突出部用の支持体を、以下においてサドルホーン2と呼ぶサドルの最前部から提供する部分的な座である。前記ホーン2はハンドルであり、デバイスの方向を制御するため、使用者がこのハンドルを掴んでもよい。ハンドルは、使用者が快適に握ることができるさまざまな形状で形成されてもよい。前記サドル1は、前記サドルの後部から、前記ホーン2のベースのところの前記サドルの前部まで徐々に傾斜した、凹状にテーパした輪郭を持つように形成されており、使用者の骨盤領域を前記ホーン2の近くに置きやすくし、使用者の体重を使用してデバイスを浴槽14の底部に固定するためのベースとして作用する。前記サドル1は、使用者が前記デバイスに載ったときにデバイスが前方にずれないようにするスリップ抵抗性脚部3を使用する。前記サドル1は、循環水ポンプユニット4と、低電圧の直流電力を従来の外部AC-DC変換電源15から前記ポンプユニット4に供給するための電気導線5とを含む。電力供給導線5に接続された切り換え可能な制御装置16により、使用者は前記ポンプユニット4を入れたり切ったりできる。別の実施例では、使用者がデバイスを入れたり切ったりできる防水電気スイッチをデバイス内で使用してもよく、ポンプユニット4を作動するのに必要な電気を提供する再充電可能な電池をサドルハウジング内で使用してもよい。
【0024】
図1と図5を参照すると、前記ポンプユニット4は、水中に沈めた状態で作動できる当業者に周知の遠心ポンプに連結された直流電気モータを含む。前記ポンプユニット4は、吸引入口6を有し、この入口は水を引き込み、ハウジング内に溢れさせ、水を高い圧力及び流れで、前記ポンプユニット4の排出部7から排出する。前記サドルホーン2内には、当業者に一般的な空気−水構造手段であるハイドロジェット8が配置されており、排出ノズルすなわちオリフィス12を通して女性の使用者にホーン2の中間区分から外部に排出する。前記ハイドロジェット8の水入口ポート9は、前記ポンプユニット4の排出部7まで延びる流体導管18を通して流体連通している。前記ハイドロジェット8は、ベンチュリ効果で水の速度を上昇させ、ハイドロジェット空気入口11に連結された空気吸引導管10によって供給された空気を引き込む。空気吸引導管10は、さらに、ハイドロジェット8の排出ノズル12に通気を行うため、前記ホーン2の頂部のところで水面の上まで延びている。当業者に周知の空気制御調整バルブ20を前記空気吸引導管10と連通した状態で使用する。これにより、ハイドロジェット内へ可変の空気流を入れることができ、最終的には、前記ハイドロジェット8のノズル12を通して排出される水の強さを調整できる。空気吸引導管10は、かわるがわる、ハウジングの任意の他の所望の箇所に出てもよい。前記ハイドロジェット8は、女性の使用者がサドル1に座ったときに女性の使用者の陰唇領域に排出ノズル12が差し向けられるように向きが定まっている。
【0025】
図4及び図5を参照すると、前記サドルシート1に対する前記ハイドロジェット8の垂直方向配置及び方位は、さまざまな女性の使用者を収容するように設計されている。サドルシート1上に載った状態で、骨盤領域をずらすことにより、及び/または座ったり凭れたりすることにより、使用者は、前記ホーン2を片手でまたは両手で動かすことによって、前記ハイドロジェット8のマッサージ排出を陰唇領域の所望の点に差し向けることができる。軌跡A、B、及びCが示すハイドロジェット8の排出軌跡のまとを調節可能にする前記ホーン2の機能を利用するために、枢動スライド機構21が枢動点22を使用する。前記サドル1を前記ホーン2から分離するため、重なり継ぎ目25を使用する。前記ホーン2の内部下側は、前記枢動点22のところに枢着されており、次に前記スライド機構21に連結されている。前記枢動点22及び前記スライド機構21は、重なり継ぎ目25と協力して、前記ホーン2を垂直方向に移動できるようにし、及びまたはサドル1に関して前後に枢動できるようにする。前記サドルハウジング1の内部では、凹所をなした雌ソケットが使用されるのに対し、スライド機構21の雄部分は移動可能に受け入れられており、枢結した前記ホーン2の垂直移動を可能にする。参照線Aは、ホーン2が第1位置にある場合の前記ハイドロジェット8の排出の軌跡を示す。参照線Bは、前記ホーン2を前方に第2位置23まで枢動させた場合の前記ハイドロジェット8の排出の軌跡を示す。参照線Cは、前記ホーン2を第2位置23から第3位置まで垂直方向に延ばした場合の前記ハイドロジェット8の排出の軌跡を示す。そのとき、ハイドロジェット8の排出軌跡を使用者が自由に変えることができる。前記ホーン2を、第1位置、第2位置23、及び第3位置24の範囲内の任意の位置に動かすことができる。前記第3位置24への前記ホーン2の垂直方向移動は、スライド機構21で使用した解放可能なストップタブによって制限される。
【0026】
図6及び図7を参照すると、雌スライド区分30の穴29と係合する解放可能なストップタブ28を、前記スライド機構21の雄スライド区分26で任意に使用し、垂直方向移動を制限する。これにより、スライド機構21が通常の使用中に係合解除されないようにする。しかし、デバイスを分解するためにスライド機構21を分離できるように解放可能である。二つの雄枢動部品27(図6には一つは示していない)が前記サドルホーン2のベースに取り付けられており、前記雄スライド区分26の雌枢動部品の両側端部と係合し、取り付けられたホーン2の枢動を可能にする。雌スライド区分30は、前記サドルハウジングのベースに成形されている。二つの雄枢動部品27は、前記ホーン2のベースに成形することができる。スライド機構21は、上文中に説明したのと同じ機能を果たす他、回転可能に旋回する枢着点を提供し、ハイドロジェットの排出部からの軌跡経路の範囲を大きくするため、ボール−ソケット枢着点を使用してもよい。
【0027】
図8、図9、及び図10を参照すると、女性の使用者がデバイスを脚の間で浴槽の底部に直接取り付けるのに使用できる、前記ホーン2を所望の通りに調節移動できる、サドルシートを必要としない好ましい実施例が示してある。この好ましい実施例は、機能的には、第1実施例と同じであり、作動に同じ機械部品及び電子部品を使用する。しかしながら、前記ホーン2をサドルハウジングとは別個に使用できるようにするため、スライド機構が変更してある。このこの好ましい実施例は、ホーン2のベースのところでボール−ソケット枢着点を使用する。これは、回転可能に旋回し伸びる枢着点を備える。吸引カップ32が雄スライド区分33のボール端部を受け入れ、浴槽の底部に取り外し可能に固定取り付けできる。雌スライド区分37は、前記雄スライド区分33を受け入れるため、サドルホーン2のベース内に成形されている。これにより、前記ホーン2をボール−ソケット枢着点31の物理的範囲内で枢動できる。ストップタブ35が雄スライド区分33に成形されており、これがストップカラー34に当たり、物理的移動範囲まで延ばしたときにスライドアッセンブリが係合状態から外れないようにする。
【0028】
図2を参照すると、溢れ可能なハウジングが平面図で示してある。ハウジングに設けられたスロット19が周囲の水をデバイス内部と連通する。ポンプユニットにゴミが入らないように、スロット19にはフィルタアッセンブリが設けられているのが望ましい。水を引き入れることができるように、及びハウジングの底部から内部キャビティを溢れさせることができるように、前記スロット19と機能的に同じ孔をハウジングの下で使用してもよい。
【0029】
図3、図12、及び図13を参照すると、使用者の骨盤領域を前記ホーン2に所望の通りに快適に押し付けることができるバンパー17がハイドロジェット8の出口の外側を取り囲んでいる。前記バンパー17は、ホーン2に取り付けられているがサドルには取り付けられておらず、これによって、前記継ぎ目25を越えて延びる。前記ホーン2をさまざまな位置に移動するとき、前記継ぎ目25を使用者の陰唇領域に触れされない。バンパー17は、使用者の体験を向上し、排出流を遮断しないように使用者とハイドロジェット8の排出の外縁部との間に小さな距離を維持して機能するように設計される。バンパー17は、同様の機能を果たすため、すべての実施例で使用される。
【0030】
図12及び図13を参照すると、これらの図には、前記バンパー17の二つの異なる実施例が夫々示してある。両実施例において、図12B及び図13Bに示すように、前記バンパー17は前記バンパー17の頂部に逃がし切欠き部分40が設けられており、使用者が陰唇領域をバンパー17に強く押し付ける場合にハイドロジェット8からの排出流用の経路を維持する厚さを有する。膣開口部を刺激するため、瘤状突出部41を使用する。この瘤状突出部41はさまざまな形状及び長さを備えていてもよい。図13A及び図13Bに示すバンパー17の実施例は、ハイドロジェット8からの一つの排出流を二つのチャンネル流に分け、一方のチャンネル流を上方に差し向け、第2のチャンネル流を下方に差し向け、水が2つの別個の箇所と接触することによってさらに強い刺激を提供するように構成されている。ここには図示していないけれども、本発明者は、前記ハイドロジェットデバイスから複数のチャンネル流が出る切欠き部分40の他の態様を備えるようにバンパー17を変更することを考えていることを当業者は理解するであろう。
【0031】
図11及び図8を参照すると、前記バンパー17は前記ホーン2の後面で、ハイドロジェット排出ノズル12のすぐ下に、蝶ネクタイ形状の穴38によって取り外し可能に取り付けられる。この穴38は、バンパー17のベース36に固定された対応する雄部品39を受け入れる。雄部品39は、挿入した後、90°捻ってバンパーベースを所定位置に係止することによって、穴38に係止される。この特徴により、さまざまな形状のバンパーを使用者の所望の通りに相互交換でき、またクリーニングや交換を行うために取り外すことができる。
【0032】
図14Aから図14Eを参照すると、ボールソケット継手によりバンパーをホーン2に取り付ける好ましい方法を使用する。ゴム製の雌ボールソケット42をハイドロジェット排出ノズル12の上および/または下に配置する。これにより、図14Cにおけるように枢着でき、または図14D及び図14Eに示すバンパー17を動かないように取り付けることができる。したがって、使用者は、相互交換を行うために取り付け及び取り外しを容易に行うことができ、また容易にアタッチメントを利用可能な任意のソケットに接続できる。ボール継手のプラスチック製の雄部分44は、固定されたバンパー17に、またはさまざまに配置された勃起陰茎延長部43に成形される。この取り付け方法により、前記勃起陰茎延長部43は、取り付け端部のところで枢動し、使用者が前記ホーン2の位置をずらすことにより角度を変化させることができる。定置及び枢動可能な両方のさまざまなバンパー形状を設計でき、この方法で取り付けることができる。
【0033】
図15A、図15B、及び図15Cは、電動ポンプでなく、ホース48を介して外部から供給された水源を使用する、本発明の代替実施例を示す。ハイドロジェット入口18に連結された供給ホース48は、浴槽の水噴出口、または温水浴槽のジェットノズル、または任意の他の水圧源と流体連通している。空気吸引導管10の経路をハウジング内に定めてもよく、ハウジングの任意の貫通点で出て、水位よりも上の空気空間まで延びていてもよい。加圧された水がホース48を通して供給され、空気が空気吸引導管10を通して通気される場合、ハイドロジェット8は、空間及び水の混合物を排出ノズル12のところで排出する。この手段により、機能を損なうことなく、電源及びポンプに対する必要をなくす。
【0034】
図15Bでは、ユニットのベースの参照番号49を付したところで下ハウジングの後ベースまで面取りが施してある。面取りは、ユニットを図15Cに示すように後方に傾けることができるような程度に施してある。後方に傾けると、固定されたスライド延長部21が延び、随意の吸引カップ46が第2固定接触点を形成する。この特徴により、デバイスは定置位置に取り外し可能に固定され、刺激中に手を使う必要のない動作を可能にする。
【0035】
図15Cでは、使用者に対して滑らない快適なグリップを提供するため、ホーン2の上延長部は、コーティングされ、またはテクスチャード加工され、またはゴムコンパウンド45製のはめ込みである。グリップ面を提供するため、前記ホーン2のネックの後側または前側で、一連のリッジ52(図15B参照)を使用してもよい。前記ホーン2は細長いものであり、平均的な女性の使用者の手に快適にフィットする多くの形状で設計されていてもよい。
【0036】
図15Bでは、ハウジング1が底部からの水で溢れて、空気と入れ代わるときに内容積から空気を連続的に除去するためにベント穴51を使用する。前記ベント穴51は、デバイスの揚力を最小にするため、前記ホーン2の頂部に配置されている。
【0037】
代表的なセッションでは、女性の使用者は、当該入浴者に適した所望の温度にされた水の浴槽に前記サドル1を置く。前記スイッチで切り換え可能なユニット16を浴槽の外側の縁に置き、電源15を、スイッチで切り換え可能なユニット16に差し込む。女性の使用者は、次いで浴槽に入り、サドル1を前記浴槽14の背部から所望の距離のところに位置決めし、前記サドル1上で着座位置をとる。使用者は、次いで、前記スイッチで切り換え可能なユニット16のところでデバイスに電力を入れ、サドル1での着座位置を調節し、または浴槽14の後壁に胴の上部をもたれ掛からせる。使用者の脚を妨害無しに延ばすことができ、または足を拡げた姿勢で足を引き寄せることができる。次いで、女性の使用者は、手を前記ホーン2にてこ装置のように置き、彼女の骨盤領域を前記バンパー17から所定距離のところに位置決めしてもよいし、前記バンパー17に当ててもよい。使用者は、前記空気制御バルブ20を所望の刺激強さに調節することによって、ハイドロジェット8から排出される空気−水混合物の速度を調節してもよい。排出流の軌跡を微調整して排出を所望の刺激点に当てるため、前記ホーン2を複数の位置に移動してもよい。
【0038】
ユニットを形成するのに必要な材料は、射出成形またはブロー成形したプラスチックである。バンパー17は、シリコーン、軟質プラスチック、またはゴムコンパウンドで形成できる。ポンプユニット、並びにハイドロジェット、及びデバイスの形成に必要とされるすべてのチューブ及び電気部品は、当業者に周知である。
【0039】
特定の要素及びサブコンビネーションを使用し、これらを他の要素及びサブコンビネーションに関係なく使用してもよいということは理解されよう。これは特許請求の範囲により意図されており、特許請求の範囲内にある。本発明の範囲から逸脱することなく、多くの可能な実施例を本発明から形成できるため、本明細書中に説明しかつ添付図面に示したすべての事項は、例示であって、限定を意味するものではないということは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】図1は、本発明の代表的な用途での側面図である。この第1実施例は、代表的な浴槽の側断面図で示してある。制御ユニットは、浴槽の外側の壁に取り付けた状態で示してある。
【図2】図2は、第1実施例の平面図である。
【図3】図3は、第1実施例の後側の正面図である。
【図4】図4は、デバイスの移動範囲を示す、第1実施例の右側面図である。
【図5】図5は、内部部品の内部形体を示すためにハウジングを部分的に切断した第1実施例の右側側面図である。
【図6】図6は、枢動スライドアッセンブリの斜視図である。
【図7】図7は、枢動スライドアッセンブリの横断面図である。
【図8】図8は、サドルを使用しない好ましい実施例の後側の正面図である。
【図9】図9は、サドルを使用しない好ましい実施例の側面図である。
【図10】図10は、延長する回転可能の枢着点を備えた、好ましい実施例のスライド区分の部分横断面図を示す。
【図11】図11は、代表的なバンパー及び取付け方法を示す。
【図12】図12A及び12Bは、ハイドロジェットの排出に関して使用者からの隙間を維持する随意のバンパーを示す。
【図13】図13A及び13Bは、ハイドロジェットの排出に関して使用者からの隙間を維持し、排出流を二つの別々の流れに分ける随意のバンパーを示す。
【図14A】図14Aは、サドルホーンの部分正面図を示す。
【図14B】図14Bは、サドルホーンの部分側断面図を示す。
【図14C】図14Cは、延長枢動バンパー及び取付け方法の側面図を示す。
【図14D】図14Dは、定置バンパー及び取付け方法の側面図を示す。
【図14E】図14Eは、定置バンパー及び取付け方法の上面図を示す。
【図15A】図15Aは、好ましい実施例の正面図を示す。
【図15B】図15Bは、電気を使用しない好ましい実施例の側断面図を示す。
【図15C】図15Cは、交互に現れる位置での好ましい実施例の側面図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空気−水流れ源から空気−水流れを差し向けるための入浴装置において、
a)支持体と、
b)前記支持体に連結されたハンドルであって、前記支持体に関して前記支持体と隣接した第1位置と前記支持体から延ばした第2位置との間で移動可能なハンドルと、
c)前記ハンドルに連結された空気−水流れ構造手段であって、前記ハンドルを貫通して前記ハンドルに形成された排出ノズルを含み、前記排出ノズルから空気−水流れ混合物を組み合わせかつ放出する、空気−水流れ構造手段と、
d)水流源に連結された流体導管手段であって、さらに、前記空気−水流れ構造手段に連結されており、前記排出ノズルのところで流体放出を可能にする、流体導管手段と、
e)前記空気−水流れ構造に連結された空気吸引導管手段であって、さらに、水面の上方に延ばされており、前記排出ノズルから空気−水流れ混合物を放出するため、空気を前記水流源に混入させることができる空気吸引導管とを含む、入浴装置。
【請求項2】
請求項1に記載の装置において、さらに前記ハンドルは、前記支持体に関して枢着されており、前記第2位置と、前記第2位置に関する第3位置との間の複数の位置での移動を可能にする、装置。
【請求項3】
請求項1に記載の装置において、さらに前記支持体はサドルを含み、前記サドルは、前記装置の使用者に対して部分的な座を形成する、装置。
【請求項4】
請求項2に記載の装置において、さらに前記支持体はサドルを含み、前記サドルは、前記装置の使用者に対して部分的な座を形成する、装置。
【請求項5】
空気−水流れ源から空気−水流れを差し向けるための入浴装置において、
a)分割された溢れ可能な内部キャビティを内部に形成する中空薄壁ハウジングとして形成されたサドルを含む支持体であって、前記サドルは、前記装置の使用者に対して部分的な座を形成する、支持体と、
b)連続した分割されていない内部キャビティが内部に形成された中空薄壁ハウジングとして形成されたハンドルであって、前記キャビティは下部の開放貫通部を使用し、上部の通気貫通部は、水中に沈めたときに外部の流体が内部キャビティと連通できるようにし、前記ハンドルは前記支持体に連結されており、前記ハンドルは、前記支持体に関し、前記支持体と隣接した第1位置と、前記支持体から延ばした第2位置との間で移動でき、前記ハンドルは、さらに、前記支持体に関して枢着されており、前記第2位置と、前記第2位置に関する第3位置との間の複数の位置における移動を可能にする、ハンドルと、
c)前記ハンドルに連結された空気−水流れ構造手段であって、前記ハンドルを貫通して前記ハンドルに形成された排出ノズルを含み、前記排出ノズルから空気−水流れ混合物を組み合わせかつ放出する、空気−水流れ構造手段と、
d)水流源に連結された流体導管手段であって、さらに、前記空気−水流れ構造手段に連結されており、前記排出ノズルのところで流体放出を可能にする流体導管手段と、
e)前記空気−水流れ構造に連結された空気吸引導管手段であって、さらに、水面の上方に延びており、前記排出ノズルから空気−水流れ混合物を放出するため、空気を前記水流源に混入させることができる空気吸引導管とを含む、装置。
【請求項6】
請求項5に記載の装置において、さらに前記サドルは、中空薄壁ハウジングとして形成されており、前記水流源は前記サドル内に配置されており、前記水流源は、低電圧直流ポンプ手段を使用し、前記ポンプ手段は、前記流体導管への前記サドル内の水流の圧力及び速度を上昇する、装置。
【請求項7】
請求項6に記載の装置において、さらに少なくとも一つのバンパーが前記ハンドルに取り付けられている、装置。
【請求項8】
請求項7に記載の装置において、さらに前記バンパーは、前記排出ノズルと隣接して配置されている、装置。
【請求項9】
請求項7に記載の装置において、さらに前記バンパーは、前記排出ノズル上に位置決めした分割器を含み、前記空気−水流れは、複数の流れに分割される、装置。
【請求項10】
空気−水流れ源から空気−水流れを差し向けるための入浴装置において、
a)水を入れるために、内壁に一時的に固定できる、取り外し可能に固定された支持体と、
b)連続した分割されていない内部キャビティが内部に形成された中空薄壁ハウジングとして形成されたハンドルであって、前記キャビティは下部に複数の貫通部を使用し、上部の通気貫通部は、水の含有体に沈めたときに外部の流体が前記内部キャビティと連通できるようにし、前記ハンドルは前記支持体に連結されており、前記ハンドルは、前記支持体に関し、前記支持体と隣接した第1位置と、前記支持体から延ばした第2位置との間で移動でき、前記ハンドルは、さらに、前記支持体に関して枢着されており、前記支持体と隣接した第1位置に関して複数の位置にジョイスティック移動を可能にし、さらに、前記支持体から延ばした第2位置に限定される、ハンドルと、
c)前記ハンドルを貫通して前記ハンドルに形成された排出ノズルを含み、前記排出ノズルから空気−水流れ混合物を組み合わせかつ放出する、前記ハンドルに連結された、空気−水流れ構造手段と、
d)水流源に連結された流体導管手段であって、さらに、前記空気−水流れ構造手段に連結されており、前記排出ノズルのところで流体放出を可能にする流体導管手段と、
e)前記空気−水流れ構造に連結された空気吸引導管手段であって、さらに、水面の上方に延びており、前記排出ノズルから空気−水流れ混合物を放出するため、空気を前記水流源に混入させることができる空気吸引導管手段とを含む、装置。
【請求項11】
請求項10に記載の装置において、さらに前記ハンドルは、中空薄壁ハウジングとして形成されており、前記水流源は前記ハンドル内に配置されており、前記水流源は、低電圧直流ポンプ手段を使用し、前記ポンプ手段は、前記流体導管への前記ハンドル内の水の圧力及び流れを増加させる、装置。
【請求項12】
請求項10に記載の装置において、さらに少なくとも一つのバンパーが前記ハンドルに取り付けられている、装置。
【請求項13】
請求項11に記載の装置において、さらに少なくとも一つのバンパーが前記ハンドルに取り付けられている、装置。
【請求項14】
請求項12に記載の装置において、さらに前記バンパーは、前記排出ノズルと隣接して配置されている、装置。
【請求項15】
請求項13に記載の装置において、さらに前記バンパーは、前記排出ノズルと隣接して配置されている、装置。
【請求項16】
請求項14に記載の装置において、さらに前記ハンドルには、前記バンパーを選択的に位置決めするための間隔が隔てられた一つまたはそれ以上のソケットが形成されており、前記ソケットは、ボール−ソケット継手の雌部分として形成されている、装置。
【請求項17】
請求項15に記載の装置において、さらに前記ホーンには、前記バンパーを選択的に位置決めするための間隔が隔てられた一つまたはそれ以上のソケットが形成されており、前記ソケットは、ボール−ソケット継手の雌部分として形成されている、装置。
【請求項18】
請求項16に記載の装置において、さらに前記バンパーは、ボール−ソケット継手の雄部分をベースのところで使用する勃起陰茎延長部として形成されている、装置。
【請求項19】
請求項17に記載の装置において、さらに前記バンパーは、ボール−ソケット継手の雄部分をベースのところで使用する勃起陰茎延長部として形成されている、装置。
【請求項20】
女性のクリトリス領域を、水を満たした容器内で、ハイドロジェットデバイスを使用して水治療刺激する方法において、
a)前記水を満たした容器内に使用者の位置を快適に定める工程と、
b)前記ハイドロジェットデバイスを前記使用者の脚の間に前記使用者の膣と近接して配置する工程と、
c)前記ハイドロジェットデバイスを前記使用者の身体の下で、前記水を満たした容器の表面に取り外し可能に固定する工程と、
d)前記ハイドロジェットデバイスの外側を前記使用者の身体と係合する工程と、
e)前記ハイドロジェットデバイスで水及び空気を加速しかつ組み合わせ、加圧された空気−水流れを発生する工程と、
f)前記クリトリスを刺激するため、前記使用者のクリトリスに向かって前記空気−水流れを排出する工程と、
g)前記使用者のクリトリスと係合して刺激しているとき、前記使用者に前記空気−水流れの排出軌跡及び強さを制御させておく工程と、
h)前記空気−水混合物による前記クリトリス領域の刺激中、前記使用者のクリトリス領域と前記ハイドロジェットデバイスの外側との間に非係合空間を維持する工程とを含む、方法。
【請求項21】
女性のクリトリス領域を水治療刺激する請求項20に記載の方法において、さらに、前記使用者の身体の非クリトリス領域を刺激できる前記ハイドロジェットデバイスの外側に取り付けられた表面を含む、方法。
【請求項22】
空気−水流れを空気−水源から女性の使用者のクリトリス領域に差し向けるための刺激装置において、
a)内部キャビティを持つ剛性外構造であって、前記剛性構造を通した流体流れのためのものであり、前記女性の使用者の身体下部と接触するための外係合面を持つ、剛性外構造と、
b)前記剛性構造に連結された固定可能な支持体であって、表面に取り外し可能に前記支持体を固定する支持体と、
c)前記剛性構造は、水入口オリフィス及び空気入口オリフィスを有し、
d)前記水入口オリフィス及び前記空気入口オリフィスに連結された、空気−水流れ発生器と、
e)前記剛性構造に取り付けられており、前記剛性構造から流体を連通できるハンドルと、
f)前記空気−水流れを前記女性の使用者のクリトリスに伝達するため、前記ハンドル内に配置されておりかつ前記空気−水流れ発生器に連結された、空気−水流れ出口ノズルとを含み、
g)前記ハンドルにより、前記使用者は、前記出口ノズル及び前記女性の使用者のクリトリスに及ぼされる前記空気−水流れ刺激を制御できる、装置。
【請求項23】
請求項22に記載の装置において、さらに、少なくとも一つのバンパーが、前記出口ノズル上に、前記使用者のクリトリスへのアクセスのために、しかし接触しないように取り付けられている、装置。
【請求項24】
請求項22に記載の装置において、さらに、前記空気−水流れ発生器は、前記ハンドル内に配置されており、低電圧直流ポンプ手段によって動力が提供され、前記ポンプ手段が前記出口ノズルへの前記ハンドル内の水の圧力及び流れを増加させる、装置。
【請求項25】
請求項23に記載の装置において、さらに、前記少なくとも一つのバンパーは、前記排出ノズルと隣接して配置されている、装置。
【請求項26】
請求項23に記載の装置において、さらに、前記ハンドルには、前記バンパーを選択的に位置決めするため、間隔が隔てられた一つまたはそれ以上のソケットが形成されている、装置。
【請求項27】
請求項26に記載の装置において、さらに、前記ソケットは、ボール−ソケット継手の雌部分として形成されている、装置。
【請求項28】
請求項23に記載の装置において、さらに、前記ハンドルには、前記バンパーを選択的に位置決めするため、間隔が隔てられた一つまたはそれ以上のソケットが形成されており、前記ソケットは、ボール−ソケット継手の雌部分として形成されている、装置。
【請求項29】
請求項23に記載の装置において、さらに、前記バンパーは、勃起陰茎延長部として形成されている、装置。
【請求項30】
請求項23に記載の装置において、さらに、前記バンパーは、ボール−ソケット継手の雄部分をベースのところで使用する勃起陰茎延長部として形成されている、装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図14E】
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【図15A】
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【図15B】
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【図15C】
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【公表番号】特表2008−523904(P2008−523904A)
【公表日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−546836(P2007−546836)
【出願日】平成17年12月13日(2005.12.13)
【国際出願番号】PCT/US2005/045107
【国際公開番号】WO2006/065832
【国際公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【出願人】(507196871)
【Fターム(参考)】