説明

害虫捕獲器及び害虫捕獲器の使用方法

【課題】安全かつ容易に取り扱える害虫捕獲器を提供する。
【解決手段】害虫捕獲器101の基部103は、左右対称な形状である。粘着シート102は、基部103の一方の面に、その面の縁部からマージン110を設けてその面の中央に配置される。突部105は、マージン110に設けられて突出する。突部105とは対称な箇所には、係合受部106が設けられる。害虫捕獲器101は、単体で床面FLに設置することができる。二つの害虫捕獲器101の突部105と係合受部106とを係合させて害虫捕獲器ユニットとし、この害虫捕獲器ユニットを床面FLに設置することもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、寝室や居間等の居住空間に設置され、そこに発生するトコジラミ(床虱)等の害虫を捕獲する害虫捕獲器、及び、この害虫捕獲器の使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、トコジラミ(床虱)等の害虫がオーストラリアやアメリカ等の国々で大量発生しているという報告がある。このような害虫に刺咬されると、激しい痒みや痛みが生じることがある。また、害虫には、吸血するものもいる。害虫には、病原体を運ぶものもいる。そして、近年の交通手段の発達により、このような害虫が貨物や旅行者の荷物等を介して世界各国に渡り、それぞれの国で発生することも危惧されている。ここで、害虫への対策として、近年、害虫を捕獲する捕獲器が注目されている。
【0003】
害虫捕獲器の発明の一例は、特許文献1に記載の、3節類カメムシ等の昆虫を捕らえるための昆虫捕獲器である。この昆虫捕獲器は、全体として直方体をなし、内室を形成する外壁を備え、充分な大きさの少なくとも1つの昆虫入口を有する。内室は、互に隣接する三角形状の中空体(三角形状の中空体は3節陸性カメムシの好むものである)に区分される。特許文献1には、昆虫捕獲器の内壁を構成するボール紙の素材10の表面を殺虫剤で処理すること、及び、ボール紙の素材10を折り畳んで組み立て昆虫捕獲器とすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特公平7―89813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、製造者と購入者とのいずれが昆虫捕獲器を組み立てるのかについての記載がないが、この昆虫捕獲器を組み立てる作業者が製造者と購入者とのいずれであっても、作業者にとって昆虫捕獲器の組み立てが安全かつ容易なものであることが望ましい。詳細に述べると、特許文献1に記載の昆虫捕獲器はボール紙の素材10で構成されている。作業者は、素材10を強く押さえて組み立てなければならない。これは、作業者にとって負担になる。また、この昆虫捕獲器を組み立てるとき、作業者は、殺虫剤に触れてしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、安全かつ容易に取り扱える害虫捕獲器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の害虫捕獲器は、対称軸について対称な形状の板状の基部と、前記基部の第1の面の縁部からマージンを設けて前記第1の面の中央に配置される粘着部と、前記マージンに設けられ前記第1の面から突出する突部と、前記対称軸について前記突部とは対称な箇所に設けられ前記突部が係合する係合受部と、を備える。
【0008】
本発明の害虫捕獲器の使用方法は、上記の害虫捕獲器と同じ構成の第1の害虫捕獲器及び第2の害虫捕獲器を用いて、前記第1の害虫捕獲器の突部と、前記第2の害虫捕獲器の係合受部とを係合させ、前記第1の害虫捕獲器の係合受部と、前記第2の害虫捕獲器の突部とを係合させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、マージンの部分を持って害虫捕獲器を安全に取り扱うことができる。そして、害虫捕獲器は、単体でも設置である。さらに、二つの害虫捕獲器のそれぞれのマージンの部分を持って粘着部同士を対面させ、二つの害虫捕獲器を組み付けて害虫捕獲器ユニットとし、害虫が入り込み粘着部まで至る空間を確保しつつ粘着部を覆い隠した状態で設置することもできる。このように、安全かつ容易に取り扱える害虫捕獲器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】害虫捕獲器の斜視図である。
【図2】第1の面から見た基部の斜視図である。
【図3】第2の面から見た基部の斜視図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】害虫捕獲器ユニットの斜視図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】熱源を載置した害虫捕獲器ユニットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
実施の一形態を、図1ないし図7に基づいて説明する。図1は、害虫捕獲器101の斜視図である。
【0012】
害虫捕獲器101は、長方形の板状をなしている。害虫捕獲器101は、粘着部としての粘着シート102を中央に有する。害虫捕獲器101は、トコジラミ(床虱)等の害虫(図示せず)が潜在的に隠れていそうな寝室や居間等の居住空間で、載置面としての床面FLに設置される。このとき、害虫捕獲器101は、粘着シート102を露出させた状態で単体で床面FLに設置されてもよい(図1参照)。また、粘着シート102を隠すように二つの害虫捕獲器101、101a(図5も参照)を組みつけて害虫捕獲器ユニット201(図5参照)とし、この害虫捕獲器ユニット201を床面FLに設置してもよい。
【0013】
害虫捕獲器101の構造について説明する。害虫捕獲器101は、粘着シート102と、基部103とを備える。粘着シート102は、矩形状のシートである。粘着シート102の表面には、粘着剤が塗布されている。一例として、粘着シート102は、ボール紙の表面をコーティング加工して形成されたコートボール紙を用い、このコートボール紙の表面に粘着剤を塗布して形成される。また、粘着シート102の表面に、害虫を誘引する誘引物質(図示せず)を配置してもよい。誘引物質の一例は、害虫が好むエサである。さらに、粘着シート102の表面に、害虫(図示せず)を殺すための殺虫剤(図示せず)を塗布してもよい。
【0014】
図2は、第1の面104aから見た基部103の斜視図である。図3は、第2の面104bから見た基部103の斜視図である。図4は、図2のA−A線断面図である。基部103は、平面視で長方形に見える板状である。基部103の形状は、対称軸AXについて対称である。基部103の主となるのは、長方形形状の板状部104である。一例として、板状部104は、縦幅が75mm、横幅が115mm、1.5mm厚のポリプロピレン(PP)素材で、射出成形によって形作られる。板状部104の一方の面は、第1の面104aである。第1の面104aには、突部105、係合受部106、柱部107、粘着シート保持部108及び粘着シート配置部109(いずれも詳細は後述)が設けられる。第1の面104aとは反対側に位置する板状部104の他方の面は、第2の面104bである。第2の面104bは、床面FLに載置できるよう平坦になっている。
【0015】
第1の面104aの中央には、粘着シート102を配置するための粘着シート配置部109が設けられる。粘着シート配置部109は、第1の面104aに形成される。粘着シート配置部109は、粘着シート102(図1参照)と同じ大きさの矩形形状で粘着シート102の厚さだけ没した窪みである。一例として、粘着シート配置部109の縦幅は41mmであり、粘着シート配置部109の横幅は81mmである。粘着シート配置部109と第1の面104aの外周の縁部との間には、マージン110が設けられる。
【0016】
粘着シート保持部108は、第1の面104aから突出し、マージン110から粘着シート配置部109に向けて迫り出している。図2に示すように、粘着シート保持部108は、粘着シート配置部109の外周の三辺に設けられる。つまり、粘着シート保持部108は、粘着シート配置部109の外周の残りの一辺には設けられていない。この一辺は、粘着シート102を粘着シート配置部109に導入するための粘着シート導入部111となる。
【0017】
粘着シート102は、粘着シート導入部111からスライドさせて粘着シート配置部109に導入され、粘着シート配置部109に嵌り込む。粘着シート保持部108は、粘着シート配置部109に嵌め込まれた粘着シート102を、上方から押さえ込む。
【0018】
突部105は、マージン110に設けられ、第1の面104aから突出する。より詳細には、突部105は、二つの爪部105aを有する。これらの爪部105aは、並んで配置され、互いに対面する方向に撓むことができる。
【0019】
係合受部106は、第1の面104aで、対称軸AXについて突部105とは対称な箇所に設けられる。係合受部106は、突部105が係合できる形状をなす。より詳細には、係合受部106は、爪部105aが入り込むことができる円筒である。一例として、この係合受部106の高さは、2mmである。係合受部106には、別の害虫捕獲器101(第2の害虫捕獲器101a)に設けられた突部105’が係合する(詳細は、図5に基づいて後述)。
【0020】
柱部107は、マージン110において突部105や係合受部106の外側に位置して、第1の面104aから複数突出する。これらの柱部107は、対称軸AXについて対称に並ぶ。一例として、柱部107は、直径3mmの円柱であって、第1の面104aから1mm突出する。換言すると、柱部107の先端は、第2の面104bから2.5mm離れている。そして、柱部107は、基部103の縁部に沿って3mmの間隔を設けて複数並ぶ。
【0021】
図4を参照する。第1の面104aのマージン110には、傾斜部112が形成される。傾斜部112は、第1の面104aの縁部に向かうにつれて第2の面104bに近づくよう傾斜する。そして、基部103は、その縁部に向かうにつれて薄くなっている。一例として、傾斜部112は、板状部104の縁部から11.5mmだけ内側の箇所から始まる。また、板状部104の縁部における厚さ(すなわち、板状部104の縁部での第1の面104aと第2の面104bとの離間距離)は、0.5mmである。前述した柱部107は、傾斜部112から突出してもよいし、マージン110のうち傾斜部112以外の領域から突出してもよい。
【0022】
再び、図1を参照する。上記のように構成される害虫捕獲器101は、基部103の第2の面104bを床面FLに接しさせて、寝室や居間等の居住空間に単体で設置することができる。この場合、害虫は、基部103のマージン110を経て粘着シート102の上を通過することがある。また、害虫は、上方から落下して粘着シート102に到達することがある。粘着シート102は、このようにして粘着シート102の上に辿り着いた害虫を捕獲する。ここで、粘着シート102に誘引物質が配置されていた場合、害虫が粘着シート102に捕獲されやすくなる。また、粘着シート102に殺虫剤を塗布した場合、粘着シート102に捕獲された害虫は、まもなく死ぬ。
【0023】
ここで重要なのは、害虫捕獲器101において、害虫捕獲器101を設置しようとする作業者は、粘着シート102に触れることなく、粘着シート102の周囲のマージン110の部分を持つことができる、ということである。つまり、作業者は、粘着シート102の粘着剤で手が汚れることも、粘着シート102に配置された誘引物質(エサ等)が手に付着することも、粘着シート102に塗布された殺虫剤が手に触れることもない。
【0024】
図5は、害虫捕獲器ユニット201の斜視図である。図6は、図5のB−B線断面図である。さらに、上記のように構成される害虫捕獲器101を二つ組み付けて害虫捕獲器ユニット201を構成し、この害虫捕獲器ユニット201を床面FLに設置することができる。以下、説明の便宜上、害虫捕獲器ユニット201を構成する一方の害虫捕獲器に対しては、符号「101」を用いて「第1の害虫捕獲器101」と呼ぶ。また、害虫捕獲器ユニット201を構成する他方の害虫捕獲器に対しては、符号「101a」を用いて「第2の害虫捕獲器101a」と呼ぶ。さらに、第2の害虫捕獲器101aを構成する各部を示す符号には、第1の害虫捕獲器101を構成する各部(例えば、「粘着シート102」)に対応させ、さらに「’」を付加する。例えば、第2の害虫捕獲器101aに備わる粘着シートには、符号「102’」を付す。
【0025】
害虫捕獲器ユニット201は、以下の手順で構成される。まず、二つの害虫捕獲器101、101aのそれぞれのマージン110、110’を持って、粘着シート102、102’同士を対面させる。続いて、第1の害虫捕獲器101に備わる突部105と、第2の害虫捕獲器101aに備わる係合受部106’とを係合させる。これとともに、第1の害虫捕獲器101に備わる係合受部106と、第2の害虫捕獲器101aに備わる突部105’とを係合させる。このとき、第1の害虫捕獲器101の係合受部106の先端は、第2の害虫捕獲器101aの第1の面104a’に接触する。また、第2の害虫捕獲器101aの係合受部106’の先端は、第1の害虫捕獲器101の第1の面104aに接触する。さらに、第1の害虫捕獲器101に備わる柱部107の先端と、第2の害虫捕獲器101aに備わる柱部107’の先端とが接触する。
【0026】
このようにして構成された害虫捕獲器ユニット201は、図5や図6に示すように、第1の害虫捕獲器101の第2の面104bを床面FLに接しさせて、寝室や居間等の居住空間に設置することができる。この場合、第2の害虫捕獲器101aでは、粘着シート保持部108が粘着シート102’の落下を防ぐ。また、係合受部106、106’や柱部107、107’によって、基部103、103’の間に空間Sが確保される。一般に、害虫が狭い隙間に入り込んで身を隠すということが知られている。このため、害虫は、空間Sを通って粘着シート102、102’まで至りうる。さらに、空間Sの端部は、傾斜部112によって広がっている。このため、害虫は、空間Sに入り込みやすい。
【0027】
害虫捕獲器ユニット201において、粘着シート102は、基部103、103’に覆い隠される。これにより、ホコリやゴミが粘着シート102、102’に付着しにくくなり、粘着シート102、102’の粘着性が低下しない。また、粘着シート102、102’に付着した害虫が露出せず、この害虫を視認して不快になるようなことがない。さらに、床面FLに設置された害虫捕獲器ユニット201を踏んでも、害虫捕獲器ユニット201は壊れにくく、足が粘着シート102に着くこともない。
【0028】
図7は、熱源203を載置した害虫捕獲器ユニット201の斜視図である。ところで、第1の害虫捕獲器101の第2の面104bにも、第2の害虫捕獲器101aの第2の面104b’にも、熱源設置領域202が設けられている。熱源設置領域202には、熱源203が載置される。熱源203の一例は、使い捨てカイロである。そして、第2の面104b’には、熱源203を覆うカバー体204が配置される。
【0029】
熱源203を熱源設置領域202に載置すると、熱源203が、基部103’を通して、第2の害虫捕獲器101aの粘着シート102’(図6参照)を温める。ここで、一般に、害虫は、暖かい場所や二酸化炭素濃度が高い場所に集まりやすいということが知られている。とりわけ、人体から吸血したり人体を刺咬したりする害虫は、そのような場所に一層集まりやすいということが知られている。このため、害虫は、空間Sを通って、暖まった粘着シート102’に集まりやすくなる。そして、カバー体204は、熱源203に直接近づこうとする害虫を防ぐ。
【0030】
なお、上記の説明では、害虫捕獲器101単体や害虫捕獲器ユニット201を床面FLに平置きする例について示した。ここで、害虫捕獲器101単体でも、害虫捕獲器ユニット201でも、壁(図示せず)に立てかけたり基部103、103’の縁部を床面FLに接しさせたりすることで、粘着シート102を上下方向に延びる方向に向けて設置することもできる。
【0031】
また、上記の説明では、粘着シート102’を温めるために、熱源設置領域202に熱源203を設置することを述べた。ここで、これ以外にも、例えば、ドライヤー(図示せず)を用いて熱源設置領域202に熱風を当てるようにしてもよい。
【0032】
なお、上記に述べた害虫捕獲器101は、トコジラミ(床虱)のみならず、ダニやノミにも有効である。そして、害虫捕獲器ユニット201に形成される空間Sの高さを捕獲しようとする害虫の大きさ程度に狭くすると、害虫は、空間Sに入り込むときに、血糞を排出して、害虫自身の大きさを小さくしようとする。このようにして害虫捕獲器ユニット201の周囲に残される血糞の有無によって、害虫捕獲器ユニット201内に害虫が捕獲されているかどうかを判別することができる。
【符号の説明】
【0033】
101 害虫捕獲器(第1の害虫捕獲器)
101a 第2の害虫捕獲器
102 粘着シート(粘着部)
103 基部
104a 第1の面
104b 第2の面
105 突部
106 係合受部
107 柱部
110 マージン
112 傾斜部
202 熱源設置領域
203 熱源
204 カバー体
AX 対称軸
FL 床面(載置面)



【特許請求の範囲】
【請求項1】
対称軸について対称な形状の板状の基部と、
前記基部の第1の面の縁部からマージンを設けて前記第1の面の中央に配置される粘着部と、
前記マージンに設けられ前記第1の面から突出する突部と、
前記対称軸について前記突部とは対称な箇所に設けられ前記突部が係合する係合受部と、
を備える害虫捕獲器。
【請求項2】
前記マージンに設けられ前記第1の面から前記対称軸について対称に突出する複数の柱部を更に備える、
請求項1記載の害虫捕獲器。
【請求項3】
前記基部における前記第1の面とは反対側の第2の面は、平坦であり、
前記マージンには、前記第1の面の縁部に向かうにつれて前記第2の面に近づくよう傾斜する傾斜部が形成される、
請求項1又は2記載の害虫捕獲器。
【請求項4】
前記第2の面には、熱源を設置するための熱源設置領域が設けられ、
前記第2の面に設置された熱源を覆うカバー体をさらに備える、
請求項1から3のいずれか一に記載の害虫捕獲器。
【請求項5】
対称軸について対称な形状の板状の基部と、前記基部の第1の面の縁部からマージンを設けて前記第1の面の中央に配置される粘着部と、前記マージンに設けられ前記第1の面から突出する突部と、前記対称軸について前記突部とは対称な箇所に設けられ前記突部が係合する係合受部と、を備える第1の害虫捕獲器及び第2の害虫捕獲器を用いて、
前記第1の害虫捕獲器の突部と、前記第2の害虫捕獲器の係合受部とを係合させ、
前記第1の害虫捕獲器の係合受部と、前記第2の害虫捕獲器の突部とを係合させる、
害虫捕獲器の使用方法。
【請求項6】
前記第1の害虫捕獲器の前記基部における前記第1の面とは反対側の第2の面を、所定の載置面に接しさせ、
前記第2の害虫捕獲器の前記基部における前記第1の面とは反対側の第2の面を温める、
請求項5記載の害虫捕獲器の使用方法。
【請求項7】
前記第2の害虫捕獲器の第2の面に熱源を載置し、
カバー体が前記熱源を覆う、
請求項6記載の害虫捕獲器の使用方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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