寝具などの天日干し用シート
【課題】 単数もしくは複数の寝具などを天日干しする際に、寝具などを配置する場所の汚れが移ることを防ぎ、寝具などについたダニなどの害虫を殺傷するための、寝具などの天日干し用シートを提供する。
【解決手段】 黒色で方形のシート本体の向かい合う二辺に、ペットボトルなどの重りを入れる袋を取り付ける。
【解決手段】 黒色で方形のシート本体の向かい合う二辺に、ペットボトルなどの重りを入れる袋を取り付ける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、単数もしくは複数の寝具などを天日干しする際に、寝具などを配置する場所の汚れが移ることを防ぎ、寝具などについたダニなどの害虫を殺傷するための、寝具などの天日干し用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
寝具などを干す際、地面・ベランダの柵・竿などの汚れが移るのを防ぐため布などを敷くことは日常的に行われている。
またダニなどの害虫殺傷のため、寝具などを干す際に包み、日光を吸収し内部を高温にする黒い袋状の器具はすでに発明されている。(特許文献1)
また、枕などの小物を同時に干し、害虫を殺傷する器具は考案されていない。
【特許文献1】特許公開平7−332848
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)汚れを防ぐシートは、固定されていないため、シート自体をベランダの柵などに掛けてから、寝具を設置するまでに風などで移動してしまうことがある。
(ロ)袋状の器具で寝具全体を包むには手間がかかるという欠点があった。
(ハ)複数の寝具をひとつの袋状の器具で包むことは難しかった。
(ニ)寝具と同時に枕などの天日干しを行うことは出来なかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
黒色で方形のシートの向かい合う二辺に、ペットボトルなどの重りを入れるための袋を取り付けた寝具などの天日干し用シートである。
【0005】
シートを二つ折りにして重なる両端部位を掛止するための掛止具を備えた寝具などの天日干し用シートである。
【0006】
シートの片面に、網状の袋とその袋を被うためのシートを取り付けた寝具などの天日干し用シートである。
【発明の効果】
【0007】
単数もしくは複数の寝具を天日干しする際に、設置する面の汚れが移ることを簡単に防ぎ、同時にダニなどの害虫を殺傷することができる。
また、同時に枕などの小物を干すことができ、その害虫の殺傷もできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0008】
図1に示すように、複数の寝具を覆うのに十分な大きさの黒色のシート本体(1)の向かい合う二辺に、重りを入れる袋(2)を取り付ける。製造方法としては、シート本体(1)の端部分を折り返し、両端を縫い付け、さらにその間をいくつかの袋に分けるように縫うことで、簡易に本発明品の製造が可能である。
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図2に示すように、重りを入れる袋(2)のいくつかに水などの入ったペットボトルなどの重りを入れ、シート本体(1)をベランダの柵(10)などに固定する。その後、シート本体(1)の上に寝具(9)などをのせる。その後、図3に示すようにシート本体(1)を折ることで寝具(9)を覆う。
【実施例2】
図4・図5に示すようにシート本体(1)の一辺にシート掛止用のベルト(3)とオス面ファスナー(4)、メス面ファスナー(5)を取り付ける。
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図6に示すようにシート掛止用のベルト(3)についたオス面ファスナー(4)と、メス面ファスナー(5)を用いて、より強固にシート本体(1)を掛止する。
【実施例3】
図7に示すように、シート本体(1)に網状の袋(6)と黒色のシート(7)とオス面ファスナー(4A)とメス面ファスナー(5A)を設置する。
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図8に示すように、網状の袋(6)に枕などの小物(11)を入れて同時に干す。枕などの小物(11)についたダニなどの殺虫を行う場合は、図9に示すように、網状の袋(6)を黒色のシート(7)で覆い、オス面ファスナー(4A)とメス面ファスナー(5A)で掛止する。
【実施例4】
図10に示すように、シート本体(1)にオス面ファスナー(4B)をつけた重りを入れる袋(2)のフタ(8)を取り付け、重りを入れる袋(2)にメス面ファスナー(5B)を取り付ける
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図11に示すように、重りを入れる袋(2)に重りを入れた上で、重りを入れる袋(2)のフタ(8)をオス面ファスナー(4B)とメス面ファスナー(5B)で掛止することで、重りを入れる袋(2)から重りが外れることを防ぐ。
【実施例5】
図12・13に示すように、本発明品を2つ用い、ひとつは寝具の下に敷き、ひとつを寝具の上に重ねることで、より多くの寝具をカバーし、ダニを殺虫することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明([請求項1])に係わる寝具などの天日干し用シートの正面図である。
【図2】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(1)である。
【図3】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(2)である。
【図4】本発明([請求項2])に係わる寝具などの天日干し用シートの正面図である。
【図5】本発明([請求項2])に係わる寝具などの天日干し用シートの背面図である。
【図6】本発明([請求項2])に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(3)である
【図7】本発明([請求項3])に係わる寝具などの天日干し用シートの背面図である。
【図8】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(4)である。
【図9】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(5)である。
【図10】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの正面図である。
【図11】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(6)である。
【図12】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(7)である。
【図13】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(8)である。
【符号の説明】
【0010】
1…シート本体
2…重りを入れる袋
3…シート掛止用のベルト
4、4A、4B…オス面ファスナー
5、5A、5B…メス面ファスナー
6…網状の袋
7…黒色のシート
8…フタ
9…寝具
10…ベランダの柵
11…枕などの小物
【技術分野】
【0001】
本発明は、単数もしくは複数の寝具などを天日干しする際に、寝具などを配置する場所の汚れが移ることを防ぎ、寝具などについたダニなどの害虫を殺傷するための、寝具などの天日干し用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
寝具などを干す際、地面・ベランダの柵・竿などの汚れが移るのを防ぐため布などを敷くことは日常的に行われている。
またダニなどの害虫殺傷のため、寝具などを干す際に包み、日光を吸収し内部を高温にする黒い袋状の器具はすでに発明されている。(特許文献1)
また、枕などの小物を同時に干し、害虫を殺傷する器具は考案されていない。
【特許文献1】特許公開平7−332848
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)汚れを防ぐシートは、固定されていないため、シート自体をベランダの柵などに掛けてから、寝具を設置するまでに風などで移動してしまうことがある。
(ロ)袋状の器具で寝具全体を包むには手間がかかるという欠点があった。
(ハ)複数の寝具をひとつの袋状の器具で包むことは難しかった。
(ニ)寝具と同時に枕などの天日干しを行うことは出来なかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
黒色で方形のシートの向かい合う二辺に、ペットボトルなどの重りを入れるための袋を取り付けた寝具などの天日干し用シートである。
【0005】
シートを二つ折りにして重なる両端部位を掛止するための掛止具を備えた寝具などの天日干し用シートである。
【0006】
シートの片面に、網状の袋とその袋を被うためのシートを取り付けた寝具などの天日干し用シートである。
【発明の効果】
【0007】
単数もしくは複数の寝具を天日干しする際に、設置する面の汚れが移ることを簡単に防ぎ、同時にダニなどの害虫を殺傷することができる。
また、同時に枕などの小物を干すことができ、その害虫の殺傷もできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0008】
図1に示すように、複数の寝具を覆うのに十分な大きさの黒色のシート本体(1)の向かい合う二辺に、重りを入れる袋(2)を取り付ける。製造方法としては、シート本体(1)の端部分を折り返し、両端を縫い付け、さらにその間をいくつかの袋に分けるように縫うことで、簡易に本発明品の製造が可能である。
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図2に示すように、重りを入れる袋(2)のいくつかに水などの入ったペットボトルなどの重りを入れ、シート本体(1)をベランダの柵(10)などに固定する。その後、シート本体(1)の上に寝具(9)などをのせる。その後、図3に示すようにシート本体(1)を折ることで寝具(9)を覆う。
【実施例2】
図4・図5に示すようにシート本体(1)の一辺にシート掛止用のベルト(3)とオス面ファスナー(4)、メス面ファスナー(5)を取り付ける。
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図6に示すようにシート掛止用のベルト(3)についたオス面ファスナー(4)と、メス面ファスナー(5)を用いて、より強固にシート本体(1)を掛止する。
【実施例3】
図7に示すように、シート本体(1)に網状の袋(6)と黒色のシート(7)とオス面ファスナー(4A)とメス面ファスナー(5A)を設置する。
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図8に示すように、網状の袋(6)に枕などの小物(11)を入れて同時に干す。枕などの小物(11)についたダニなどの殺虫を行う場合は、図9に示すように、網状の袋(6)を黒色のシート(7)で覆い、オス面ファスナー(4A)とメス面ファスナー(5A)で掛止する。
【実施例4】
図10に示すように、シート本体(1)にオス面ファスナー(4B)をつけた重りを入れる袋(2)のフタ(8)を取り付け、重りを入れる袋(2)にメス面ファスナー(5B)を取り付ける
本発明は以上の構成となるので本発明を使用するときは、図11に示すように、重りを入れる袋(2)に重りを入れた上で、重りを入れる袋(2)のフタ(8)をオス面ファスナー(4B)とメス面ファスナー(5B)で掛止することで、重りを入れる袋(2)から重りが外れることを防ぐ。
【実施例5】
図12・13に示すように、本発明品を2つ用い、ひとつは寝具の下に敷き、ひとつを寝具の上に重ねることで、より多くの寝具をカバーし、ダニを殺虫することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明([請求項1])に係わる寝具などの天日干し用シートの正面図である。
【図2】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(1)である。
【図3】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(2)である。
【図4】本発明([請求項2])に係わる寝具などの天日干し用シートの正面図である。
【図5】本発明([請求項2])に係わる寝具などの天日干し用シートの背面図である。
【図6】本発明([請求項2])に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(3)である
【図7】本発明([請求項3])に係わる寝具などの天日干し用シートの背面図である。
【図8】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(4)である。
【図9】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(5)である。
【図10】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの正面図である。
【図11】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(6)である。
【図12】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(7)である。
【図13】本発明に係わる寝具などの天日干し用シートの使用法の説明図(8)である。
【符号の説明】
【0010】
1…シート本体
2…重りを入れる袋
3…シート掛止用のベルト
4、4A、4B…オス面ファスナー
5、5A、5B…メス面ファスナー
6…網状の袋
7…黒色のシート
8…フタ
9…寝具
10…ベランダの柵
11…枕などの小物
【特許請求の範囲】
【請求項1】
黒色で方形のシートの向かい合う二辺に、水を入れたペットボトルなどの重りを入れるための袋を取り付けた寝具などの天日干し用シート。
【請求項2】
シートを二つ折りにして重なる両端部位を掛止するための掛止具を備えた請求項1の寝具などの天日干し用シート。
【請求項3】
シートの片面に、網状の袋とその袋を被うためのシートを取り付けた請求項1の寝具などの天日干し用シート。
【請求項1】
黒色で方形のシートの向かい合う二辺に、水を入れたペットボトルなどの重りを入れるための袋を取り付けた寝具などの天日干し用シート。
【請求項2】
シートを二つ折りにして重なる両端部位を掛止するための掛止具を備えた請求項1の寝具などの天日干し用シート。
【請求項3】
シートの片面に、網状の袋とその袋を被うためのシートを取り付けた請求項1の寝具などの天日干し用シート。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2007−275517(P2007−275517A)
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−127921(P2006−127921)
【出願日】平成18年4月4日(2006.4.4)
【出願人】(506151361)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年4月4日(2006.4.4)
【出願人】(506151361)
【Fターム(参考)】
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