説明

小さく薄くたためて、携帯しやすい、被れるアンブレラ

【課題】雨の日雨具を使用する時、あまり手を使わないで利用できるもので、使用を止めた時、持つのに邪魔にならず携帯に便利な、雨具をつくる。
【解決手段】弾力性の有る細長い板を、笠の縁より内側に、左右対称に貼り付けて、傘の骨として使用し、被った時傘のように開く形にして、上部はポンチョのフードの様な形で、下部は傘を開いた形の、被れるアンブレラとする。細長い板は、たたんでしまう時持ち運びやすい、小さく薄くたたんで収納できる配置にする。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、コンパクトにたためて携帯に便利で、そして、置き傘として机の隅に入れて置いても場所をとらず。被って着用するのも簡単で、傘の様に手で持たなくてよいので、両手が空くので軽作業もすることが出来、風が強くなければ濡れることも少なく、梅雨時の蒸す時も比較的快適に着用出来るものを作り。雨が吹き付ける時濡れるのを防ぐためものと、使わないときに、収納し携帯しやすいケースを、一つもので作る。
【背景技術】
【0002】
従来の傘をさす時には、必ず傘を片手で持って差します。風の強い雨の日には、両手で持って差さなければならなくなります。又、ポンチョ等のレインウェアは、電車通勤などでは、着るとき、脱ぐとき、たたんむときに手間がかかります。そして、梅雨時の湿気があって蒸し暑い時など、着用したとき不快感が伴うもので、それぞれに、欠点がありました。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の傘においては、雨の日に傘を差す場合、片手は差すのに必ず使い、必ず傘を持つためにとられてしまいます。そして、電車などに乗っている時、傘が邪魔になります。又、折りたたみ傘の場合、たたむ時手間がかかります。雨の日雨具を使用する時、あまり手を使わないで利用できるもので、使用を止めた時、持つのに邪魔にならず携帯に便利な、雨具をつくる。
【0004】
また、梅雨時の蒸した日などに、ポンチョ等のレインウェアを着用する場合、被って不快に感じます。このような時でも、快適に利用できる、雨具をつくる。
【0005】
さらに、置傘にするにも、携帯するにも嵩張らないようにコンパクトに収納できるような、雨具をつくる。
【0006】
そして、雨具を使用するとき、簡単に開いて被れる雨具を作る。
【0007】
また、 雨具をたたんでしまうとき、即座に簡単に折りたためる構造の雨具をつくる。
【0008】
さらに、吹き付けるような雨でも、腹から下がびしょ濡れにならないような雨具をつくる。
【0009】
また、携帯する時や、置き雨具として仕舞って置く時の為に、収納するためのケースを別につくる。
【0010】
そして、雨が吹き付ける時に、腹の部分から下が濡れるのを防ぐものと、収納するためのケースを使って兼用で使えるように作る。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本発明における、小さく薄くたたんで持ち運びやすい、被れるアンブレラは、上部はポンチョのフードの様な形で、下部は傘を開いた形になる。
【0012】
被れるアンブレラを、携帯しやすくする為に、材質は適度に柔らかくて薄いビニールでつくる。
【0013】
被れるアンブレラを、広げたり、たたんだりする時の作業を、簡単にできるようにする為、傘の骨の役目をする、弾力性の有る薄い板を、左右対称に入れて、下の方が開く形にする。
【0014】
そして、下の方を開く形にするものは、合成樹脂で出来た、弾力性の有る細長く加工した薄い板を使用する。
【0015】
また、弾力性の有る細長く加工した板は、雨の当たる部分の裏側に、数か所接着剤を使って貼り付ける。
【0016】
細長く加工した板は、開くと、前後の径よりも長い形の、楕円形になるように左右対称に取り付ける。
【0017】
収納するためのケースは、長方形の雨の浸透しない材質でつくり、前掛けを、首や肩から下げられるようにつくる。
【発明実施の形態】
【0018】
雨が降らないときは、左右対称に貼り付けた板を重ね合わせて、小さくたたみながら、傘及びフードで丸めこむ。
【0019】
そして、小さく丸めた雨具は、収納するための前掛けに包んで、置き雨具として、引き出しに入れておき、雨模様のときや、突然の雨に遭いやすい季節は,持ち歩くと良い。
【0020】
また、雨に出遭ったら、前掛けに包んである、雨具を取り出し、広げて被り、乗物に乗るときには、丸めて前掛けで包む。
【0021】
さらに、雨が激しく降ってきたときには、収納用の前掛けを、吹き付ける方へ下げて、手を胸の所へ上げて、手荷物などは抱え込むようにすると良い。
【発明の効果】
【0022】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果をそうする。
【0023】
傘の柄の代わりを、被る人がするので、雨具の中心に体がある形なので、雨具が小さくても、濡れることが少ない。
【0024】
柄が付いてないので、両手が空くので、簡単な手作業くらいできる。物も両手で運べて、合羽より物を濡らすことが少ない。
【0025】
梅雨時の蒸れる時期でも、歩くと雨具が上下動して、空気が下から上に抜けるので、レインウェアにない着用感がある。
【0026】
雨具を包む為の前掛けを、セットでつくるので、少々雨が吹き付けても、小さい割に濡れない、その上、傘のように骨が折れることがない。
【0027】
傘のように柄がないのと、骨の代わりに、薄い板を使うので、より軽量でコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の正面図である。
【図2】 本発明の側面図である。
【図3】 本発明右内側、弾力性のある薄い板の、貼りつけ位置図である。
【符号の説明】
1、雨具本体
2、つば
3、薄い板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弾力性の有る細長い板を、貼り付けて使用する、小さく薄くたためて、携帯しやすい、被れるアンブレラ。
【請求項2】
弾力性の有る細長い板を、傘の骨として使う、請求項1の、被れるアンブレラ。
【請求項2】
弾力性の有る細長い板を、複数貼り付けて傘になる部分の生地が垂れないようにする為に、傘の骨として使う、請求項1の、被れるアンブレラ。
【請求項3】
水を浸透させない材質の帽子に、下の方は傘のように開く形に作る、請求項1の、被れるアンブレラ。
【請求項4】
傘の柄を無くした、請求項1の、被れるアンブレラ。
【請求項5】
雨具の中心に体の位置が来る、請求項1の、被れるアンブレラ。
【請求項6】
複数の細長い板を、笠の縁より内側に、左右対称に貼り付けて、被った時傘のように開く形にする、請求項1の、被れるアンブレラ。
【請求項7】
細長い板は、たたんでしまう時、小さく収納できる配置にする、請求項1の、被れるアンブレラ。
【請求項8】
前掛けのようなものを、別に作る、請求項1の、被れるアンブレラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−255243(P2012−255243A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−142270(P2011−142270)
【出願日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(501385134)
【Fターム(参考)】